JP6528002B2 - 電源装置 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、例えば、冷凍サイクルを有する空気調和機や熱源機等に搭載される電源装置に関する。
冷凍サイクルを有する空気調和機や熱源機等に搭載される電源装置は、交流電源の電圧を整流する整流回路、およびこの整流回路の出力電圧を昇圧する昇圧回路を含み、この昇圧回路の出力電圧をインバータ等の負荷に供給する。インバータは、昇圧回路の出力電圧を所定周波数の交流電圧に変換する。このインバータの出力により、上記冷凍サイクルにおける圧縮機のモータが動作する。昇圧回路は、上記整流回路の出力端に接続されたリアクタおよびスイッチ(第1スイッチという)の直列回路、この第1スイッチと上記負荷との間の通電路に設けられた逆流防止用ダイオード、この逆流防止用ダイオードを介して上記第1スイッチに並列接続されたコンデンサを含み、上記第1スイッチのオン,オフにより上記整流回路の出力電圧を昇圧する。上記負荷は上記コンデンサに並列接続される。
第1スイッチがオフからオンに切換わったとき、リアクタから逆流防止用ダイオードを順方向に通る経路でコンデンサに電流が流れる。このとき、逆流防止用ダイオードに順方向電圧が生じる。この順方向電圧の発生は、昇圧回路の電力損失を招くもので、省エネルギー性の面で無視できない。
対策として、抵抗値が小さいスイッチ(第2スイッチという)を逆流防止用ダイオードに並列接続し、この第2スイッチを第1スイッチのオン時にオフして第1スイッチのオフ時にオンすることにより、すなわち両スイッチを相補的に動作させることにより、逆流防止用ダイオードに順方向の電流が流れなくなる。これにより、逆流防止用ダイオードに順方向電圧が生じなくなり、よって昇圧回路の電力損失を低減できる。この場合、両スイッチが同時にオン状態になるとコンデンサから両スイッチを通して短絡電流が流れてしまうので、第1スイッチがオフからオンに切換わるときには第2スイッチがオフ状態となって第2スイッチがオフからオンに切換わるとき第1スイッチがオフ状態となるいわゆるデッドタイムが確保される。
特開2009−38875号公報
上記電源装置では、例えば第1スイッチがオン(閉成)したままオフ(開放)しない故障いわゆる短絡故障が第1スイッチに生じた場合、整流回路からリアクタおよび第1スイッチを通して短絡電流が流れ続けてしまう(電源短絡の異常)。電源サグの復帰時など、整流回路からリアクタを通りさらに逆流防止用ダイオードおよび第2スイッチのいずれか一方を通る経路でコンデンサに過大な突入電流が流れることもある(過電流の異常)。これらの異常が生じると、交流電源から電源装置への入力電流が過大となる。この過電流を捕らえることにより、上記異常を検出できる。
一方、両スイッチに対するスイッチング制御に誤りが生じた場合、あるいは第2スイッチがオン(閉成)したままオフ(開放)しない短絡故障が第2スイッチに生じた場合、両スイッチが同時にオン状態となる事態の発生が考えられる。両スイッチが同時にオン状態になると、コンデンサから両スイッチを通して大きな短絡電流が流れてしまう。この異常については、交流電源から電源装置への入力電流からは検出できない。
本発明の実施形態の目的は、コンデンサから両スイッチを通して短絡電流が流れる異常を確実に検出できる電源装置を提供することである。
請求項1の電源装置は、整流回路、昇圧回路、第1電流検知器、第2電流検知器、およびコントローラを備える。前記整流回路は、交流電圧を整流する。前記昇圧回路は、前記整流回路の出力端に接続されたリアクタおよび第1スイッチの直列回路、この第1スイッチと負荷との間の通電路に設けられた逆流防止用ダイオード、この逆流防止用ダイオードを介して前記第1スイッチに並列接続されたコンデンサ、前記逆流防止用ダイオードに並列接続された第2スイッチを含み、前記第1スイッチのオン,オフおよびこの第1スイッチのオン,オフとは逆位相の前記第2スイッチのオン,オフにより前記整流回路の出力電圧を昇圧する。前記第1電流検知器は、前記昇圧回路への入力電流を検知する。前記第2電流検知器は、前記第2スイッチと前記コンデンサとの間の通電路において前記逆流防止用ダイオードの接続点よりも上流側に配置されている。前記コントローラは、前記コンデンサの一端から他端へ前記第1および第2スイッチを通して短絡電流が流れる上下短絡の異常を前記第2電流検知器の検知電流から検出するとともに、前記第2スイッチがオフしたままオンしないオープン故障の異常を前記第1電流検知器の検知電流と前記第2電流検知器の検知電流との関係により検出する
第1実施形態の構成を示すブロック図。 第1実施形態における各電流センサの検知電流と異常内容との関係およびその異常に対する安全処置を判り易く示す図。 第2実施形態の構成を示すブロック図。 第2実施形態における各電流センサの検知電流と異常内容との関係およびその異常に対する安全処置を判り易く示す図。
[1]第1実施形態
以下、第1実施形態として、冷凍サイクルを有する空気調和機に搭載される電源装置を例に説明する。
図1に示すように、3相交流電源1に整流回路たとえばダイオードブリッジの全波整流回路2が接続され、その全波整流回路2の出力端に昇圧回路10が接続されている。この昇圧回路10の出力端に、当該電源装置の負荷であるインバータ20が接続されている。昇圧回路10は、インバータ20に直流電力を供給する。
昇圧回路10は、全波整流回路2の出力端に接続されたリアクタ11およびスイッチ素子(第1スイッチ)SW1の直列回路、このリアクタ11およびスイッチ素子SW1の相互接続点とインバータ20との間の正側通電路に設けられた逆流防止用ダイオードD2、この逆流防止用ダイオードD2を介してスイッチ素子SW1に並列接続されたコンデンサ(電解コンデンサ)12、逆流防止用ダイオードD2に並列接続されたスイッチ素子(第2スイッチ)SW2を含み、スイッチ素子SW1のオン,オフ(断続オン)とこのスイッチ素子SW1のオン,オフとは逆位相のスイッチ素子SW2のオン,オフ(断続オン)により全波整流回路2の出力電圧(直流電圧)を昇圧する昇圧モードの機能、およびスイッチ素子SW1のオフ(オフの継続)とスイッチ素子SW2のオン(オンの継続)により全波整流回路2の出力電圧を昇圧せずに出力する非昇圧動作モードの機能を有する。スイッチ素子SW1を下相側スイッチ素子、スイッチ素子SW2を上相側スイッチ素子ともいう。
スイッチ素子SW1は、寄生ダイオードD1を含む半導体スイッチ素子たとえばMOSFETであり、コントローラ30から供給される駆動信号S1によりオン,オフ駆動される。スイッチ素子SW2は、寄生ダイオードD2を含み、オン時にソース・ドレイン間の双方向に電流が流れる双方向性を有し、かつオン時の電力損失(導通損失ともいう)が寄生ダイオードD2の順方向電圧による電力損失より小さい半導体スイッチ素子たとえばMOSFETであり、コントローラ30から供給される駆動信号S2によりスイッチ素子SW1のオン,オフとは逆位相でオン,オフ駆動される。このスイッチ素子SW2の寄生ダイオードD2が、そのまま上記逆流防止用ダイオードD2として用いられている。
インバータ20は、昇圧回路10の出力電圧をスイッチングにより交流電圧に変換し、その交流電圧をモータ21への駆動電力として出力する。モータ21は、圧縮機22の駆動用モータ(例えばブラシレスDCモータ)である。
圧縮機22は、冷媒を吸込んで圧縮し吐出する。この圧縮機22の冷媒吐出口に四方弁23を介して室外熱交換器24の一端が接続され、その室外熱交換器24の他端が膨張弁25を介して室内熱交換器26の一端に接続されている。室内熱交換器26の他端は、四方弁23を介して圧縮機22の冷媒吸込口に接続されている。これら圧縮機22、四方弁23、室外熱交換器24、膨張弁25、室内熱交換器26により、空気調和機のヒートポンプ式冷凍サイクルが構成されている。図1中の矢印は、冷房時の冷媒の流れを示し、圧縮機から吐出した高温冷媒は、室内熱交換器26で吸熱して室内を冷却し、室外熱交換器24で放熱する。すなわち、室内熱交換器26は吸熱器となり、室外熱交換器24は放熱器となる。四方弁23を反転すれば、冷媒の流れが反対となり暖房運転ができる。この場合、室内熱交換器26で放熱して室内を暖め、室外熱交換器24で吸熱することになる。
全波整流回路2の正側出力端と昇圧回路10のリアクタ11との間の通電路に、リアクタ11に流れる電流(昇圧回路10への入力電流)Iaを検知する入力電流検知器たとえば電流センサ13が配置されている。スイッチ素子SW2とコンデンサ12との間の通電路に、コンデンサ12及びインバータ20に流れる電流Idcを検知する出力電流検知器たとえば電流センサ14が配置されている。インバータ20とモータ21との間の通電路に、モータ22に流れる電流(相巻線電流)を検知する電流センサ27が配置されている。これら電流センサ13,14,27の検知結果がコントローラ30に供給される。昇圧回路10の出力電圧(コンデンサ12の両端間電圧)Vdcが、コントローラ30で検出される。
コントローラ30は、昇圧制御部40、インバータ制御部50、目標値設定部51、および異常検出部60を含む。
昇圧制御部40は、昇圧回路10の出力電圧Vdcが目標値Vdcrefとなるように、かつ昇圧回路10への入力電流Iaが一定となるように、昇圧回路10のスイッチングをパルス幅変調(PWM)制御するもので、減算部41、PI制御器42、減算部43、PI制御器44、PWM信号生成部45、キャリア発生部46、スイッチ駆動制御部47,48を含む。
減算部41は、昇圧回路10の出力電圧Vdcと目標値Vdcrefとの偏差ΔVdcを求める。PI制御器42は、減算部41で得た偏差ΔVdcを入力とする比例・積分演算により、昇圧回路10への入力電流Iaに対する電流指令値Irefを得る。減算部43は、PI制御器42で得た電流指令値Irefと昇圧回路10への入力電流(電流センサ13の検知電流)Iaとの偏差ΔIaを求める。PI制御器44は、減算部43で得た偏差ΔIaを入力とする比例・積分演算により、パルス幅変調用の電圧指令値Vrefを得る。キャリア発生部46は、所定周波数の三角波状のキャリア信号電圧Vcを発する。PWM信号生成部45は、キャリア発生部46が発するキャリア信号電圧VcをPI制御器44で得た電圧指令値Vrefでパルス幅変調(電圧比較)することにより、昇圧回路10のスイッチング素子SW1,W2に対するスイッチング用のパルス状のPWM信号S0を生成する。
スイッチ駆動制御部47は、目標値設定部51で設定される目標値Vdcrefが所定値以上(高・中負荷時)の場合に、PWM信号生成部45で生成されたPWM信号S0と同じ位相の駆動信号S1をスイッチ素子SW1の駆動用として生成し出力する。スイッチ駆動制御部48は、目標値設定部51で設定される目標値Vdcrefが所定値以上(高・中負荷時)の場合に、PWM信号生成部45で生成されたPWM信号S0と逆位相の駆動信号S2をスイッチ素子SW2の駆動用として生成し出力する。これら駆動信号S1,SW2の出力により、昇圧回路10が昇圧動作モードで動作する。
また、スイッチ駆動制御部47は、目標値設定部51で設定される目標値Vdcrefが所定値未満(低負荷時)の場合、スイッチ素子SW1を継続的にオフさせるための駆動信号S1を生成し出力する。スイッチ駆動制御部48は、目標値設定部51で設定される目標値Vdcrefが所定値未満(低負荷時)の場合、スイッチ素子SW2を継続的にオンさせるための駆動信号S2を生成し出力する。これら駆動信号S1,SW2の出力により、スイッチ素子SW1が継続的にオフされるため、昇圧回路10が非昇圧動作モードとなる。
なお、目標値Vdcrefは、ヒートポンプ式冷凍サイクルの負荷(いわゆる冷凍負荷)に応じて設定されるもので、圧縮機22(モータ21)が低回転状態となる低冷凍負荷時は低い値に設定され、圧縮機22が高回転状態となる高冷凍負荷時は高い値に設定される。目標値Vdcrefが低くなる低冷凍負荷時は、昇圧回路10が非昇圧動作モードで動作する。
とくに、スイッチ駆動制御部47,48は、スイッチ素子SW1がオフからオンに切換わる前にスイッチ素子SW2がオンからオフに切換わるように、つまりスイッチ素子SW1がオフからオンに切換わるタイミングとスイッチ素子SW2がオンからオフに切換わるタイミングとの間に両スイッチ素子SW1,SW2が共にオフ状態となるデッドタイムが確保されるように、かつスイッチ素子SW1がオンからオフに切換わった後でスイッチ素子SW2がオフからオンに切換わるように、つまりスイッチ素子SW1がオンからオフに切換わるタイミングとスイッチ素子SW2がオンからオフに切換わるタイミングとの間に両スイッチ素子SW1,SW2が共にオフ状態となるデッドタイムが確保されるように、駆動信号S1,S2を生成する。
減算部41およびPI制御器42が電圧制御系として機能する。減算部43およびPI制御器44が電流制御系として機能する。この電圧制御系および電流制御系により、昇圧回路4の出力電圧Vdcが目標値Vdcrefとなるように、かつ昇圧回路4への入力電流Iが一定となるように、昇圧回路10のスイッチングがPWM制御される。
インバータ制御部50は、電流センサ27の検知電流(モータ電流)からブラシレスDCモータ21の速度(回転速度)を推定し、その推定速度が冷凍負荷の大きさに対応する目標速度となるようにインバータ20のスイッチングをPWM制御する。目標値設定部51は、インバータ20の出力電圧が上記目標速度を得るのに必要な最低限の昇圧回路10の出力電圧Vdcを目標値Vdcrefとして設定する。
異常検出部60は、全波整流回路2からスイッチ素子SW1を通る経路で短絡電流Aが流れ続ける異常(電源短絡の異常という)を電流センサ13の検知電流Iaに基づいて検出するとともに、全波整流回路2からリアクタ11を通りさらに逆流防止用ダイオードD2およびスイッチ素子SW2のいずれか一方を通る経路で過大な突入電流等の過電流がコンデンサ12に流れる異常(過電流の異常という)を電流センサ13の検知電流Iaに基づいて検出する。具体的には、異常検出部60は、電流センサ13の検知電流Iaが閾値Ias以上に上昇した場合に、“電源短絡の異常”および“過電流の異常”のいずれかが生じたと判定する。
また、異常検出部60は、コンデンサ12からスイッチ素子SW1,SW2を通る経路で大きな短絡電流B(=−Idc)が流れる異常(上下短絡の異常という)を電流センサ14の検知電流Idcに基づいて検出する。具体的には、異常検出部60は、電流センサ14の検知電流Idcが負の方向に増して閾値−Idcs以上に達した場合に、“上下短絡の異常”が生じたと判定する。
この異常検出部60の検出結果(判定結果)がスイッチ駆動制御部47,48およびインバータ制御部50に供給される。
スイッチ駆動制御部47,48は、“電源短絡の異常”および“過電流の異常”のいずれかが異常検出部60で検出された場合に、安全保護のため、スイッチ素子SW1,SW2を強制的にオフする。また、スイッチ駆動制御部47,48は、“上下短絡の異常”が異常検出部60で検出された場合に、安全保護のため、スイッチ素子SW1,SW2を強制的にオフする。
インバータ制御部50は、“電源短絡の異常”および“過電流の異常”のいずれかが異常検出部60で検出され、かつその異常の検出が一時的でなく所定時間にわたり継続した場合に、インバータ20のスイッチングを停止する(すなわち冷凍負荷を停止する)。また、インバータ制御部50は、“上下短絡の異常”が異常検出部60で検出された場合には、即時に、インバータ20のスイッチングを停止する(すなわち冷凍負荷を停止する)。
少なくとも上記全波整流回路2、上記昇圧回路10、上記電流センサ13,14、および上記コントローラ30により、本実施形態の電源装置が構成されている。
つぎに、コントローラ30が実行する制御について説明する。電流センサ13,14の検知電流Ia,Idcと異常内容との関係およびその異常に対する安全処置を図2に判り易く示している。
モータ21が高・中速度で回転する高・中負荷時、スイッチ素子SW1がオン,オフし、かつそのスイッチ素子SW1のオン,オフとは逆位相でスイッチ素子SW2がオン,オフする。これにより、全波整流回路2の出力電圧が昇圧回路10で昇圧されてインバータ20に供給される。モータ21が低速度で回転する低負荷時は、スイッチ素子SW1が継続的にオフしてスイッチ素子SW2が継続的にオンする。これにより、全波整流回路2の出力電圧は、リアクタ11およびスイッチ素子SW2を通り、昇圧されることなくコンデンサ12を介してインバータ20に供給される。
ところで、スイッチ素子SW1がオン(閉成)したままオフ(開放)しない短絡故障が生じると、全波整流回路2からスイッチ素子SW1を通る経路で短絡電流Aが流れ続ける“電源短絡の異常”が生じる可能性がある。また、全波整流回路2からスイッチ素子SW2を通る経路でコンデンサ12に突入電流等の過電流が流れる“過電流の異常”が生じる可能性もある。このような“電源短絡の異常”および“過電流の異常”のいずれかが生じた場合、電流センサ13の検知電流Iaが閾値Ias以上に上昇する。電流センサ13の検知電流Iaが閾値Ias以上に上昇した場合、異常検出部60は、“電源短絡の異常”または“過電流の異常”が生じたと判定する。この判定に際し、スイッチ駆動制御部47はスイッチ素子SW1を強制的にオフし、スイッチ駆動制御部48はスイッチ素子SW2を強制的にオフする。これにより、上記短絡電流Aや上記過電流による昇圧回路10や全波整流回路2の電気部品の破壊を防ぐことができる。
なお、“過電流の異常”が生じた場合、スイッチ素子SW2がオフ状態であれば、過電流が逆流防止用ダイオードD2を通って流れるが、逆流防止用ダイオードD2はその過電流に対して十分な容量を有するので、逆流防止用ダイオードD2が破壊に至ることはない。
また、スイッチ素子SW1,SW2に対するスイッチング制御の誤りやスイッチ素子SW2の短絡故障などにより、コンデンサ12の一端から他端へとスイッチ素子SW2,SW1を通る経路で大きな短絡電流Bが流れる“上下短絡の異常”が生じる可能性がある。この“上下短絡の異常”が生じた場合、電流センサ14の検知電流Idcが負の方向に増して閾値−Idcs以上となる。電流センサ14の検知電流Idcが負の方向に増して閾値−Idcs以上に達した場合、異常検出部60は、“上下短絡の異常”が生じたと判定する。この判定に際し、スイッチ駆動制御部47,48は、スイッチ素子SW1,SW2を強制的にオフする。これにより、上記短絡電流Bによる昇圧回路10や全波整流回路2の電気部品の破壊を防ぐことができる。
以上のように、昇圧回路10における“電源短絡の異常”“過電流の異常”“上下短絡の異常”を2つの電流センサ13,14によって確実に検出することができる。異常を検出した場合はスイッチ素子SW1,SW2を強制的にオフするので、昇圧回路10および全波整流回路2を保護することができる。電流センサ13は昇圧制御部40の電流制御用としてもともと用意されているものなので、異常の検出用として新たに電流センサを用意する必要がない。よって、コストの上昇を抑えることができる。
[2]第2実施形態
第2実施形態について説明する。
図3に示すように、昇圧回路10は、全波整流回路2の出力端に接続されたリアクタ11およびスイッチ素子(第1スイッチ)SW1の直列回路、このリアクタ11およびスイッチ素子SW1の相互接続点とインバータ20との間の正側通電路に設けられた逆流防止用ダイオード15、この逆流防止用ダイオード15を介してスイッチ素子SW1に並列接続されたコンデンサ12、逆流防止用ダイオード15に並列接続されたスイッチ素子SW2,SW3の直列回路(第2スイッチ)を含み、スイッチ素子SW1のオン,オフ(断続オン)とこのスイッチ素子SW1のオン,オフとは逆位相のスイッチ素子SW2,SW3のオン,オフ(断続オン)により全波整流回路2の出力電圧を昇圧する昇圧動作モードの機能、およびスイッチ素子SW1のオフ(オフの継続)とスイッチ素子SW2,SW3のオン(オンの継続)により全波整流回路2の出力電圧を昇圧せずに出力する非昇圧動作モードの機能を有する。すなわち、第1実施形態のスイッチ素子SW2に代えて、スイッチ素子(前段スイッチ)SW2とスイッチ素子(後段スイッチ)SW3の直列回路を採用している。
スイッチ素子SW2,SW3は、互いに同じ駆動信号S2を受けることにより、互いに同期して動作する。昇圧回路10が正常に動作している間は電流が逆流防止用ダイオード15にほぼ流れないため、逆流防止用ダイオード15として安価で小容量(定格)の部品を使用できる。別の言い方をすると、逆流防止用ダイオード15は、負荷が大きい場合にスイッチ素子SW2,SW3の直列回路に流れる電流(昇圧電流)と同じ大きさの電流が継続して流れることのできる容量を有しない。
スイッチ素子SW1は、第1実施形態と同じもので、コントローラ30から供給される駆動信号S1によってオン,オフ駆動される。スイッチ素子SW2は、寄生ダイオードD2を含み、オン時にソース・ドレイン間の双方向に電流が流れる双方向性を有する低耐圧のMOSFETであり、コントローラ30から供給される駆動信号S2によってスイッチ素子SW1のオン,オフとは逆位相でオン,オフ駆動される。低耐圧のMOSFETは、本来オン抵抗が小さため低損失であり、よって効率の低下を防止できる。スイッチ素子SW3は、半導体スイッチ素子たとえばスーパージャンクションMOSFETであり、コントローラ30から供給される駆動信号S2によってスイッチ素子SW1のオン,オフとは逆位相でオン,オフ駆動される。すなわち、スイッチ素子SW2,SW3は、互いに同期して駆動される。
スイッチ素子SW2,SW3の直列回路は、スイッチ素子SW2,SW3を互いに逆方向に直列接続(互いに逆向きの極性で直列接続)したもので、スイッチ素子SW3の寄生ダイオードD3の逆回復電流を抑制する高効率スイッチング回路を逆流防止用ダイオード15と共に形成している。これにより、第1実施形態よりもより高い効率を得ることができる。スイッチ素子SW2,SW3がオンしたときの上記直列回路の抵抗値(スイッチ素子SW2,SW3の抵抗値の合計)による電力損失(導通損失ともいう)は、逆流防止用ダイオード15の順方向電圧による電力損失より小さい。上記高効率スイッチング回路は、例えば特開2015-156795号公報に記載されている半導体スイッチ回路に相当するもので、スイッチ素子SW3の寄生ダイオード(還流ダイオードともいう)D3の逆回復電流を効果的に抑制することで、損失の低減およびスイッチング速度の高速化を実現する。この半導体スイッチ回路の詳細についての説明は省略する。
電流センサ14は、スイッチ素子SW2,SW3の直列回路とコンデンサ12との間の通電路において、逆流防止用ダイオード15の接続点よりも上流側の位置に配置されており、スイッチ素子SW2,SW3の直列回路を通してコンデンサ12およびインバータ(負荷)20に流れる電流Idcを検知する。
異常検出部60は、全波整流回路2の正側端子から負側端子へとスイッチ素子SW1を通る経路で短絡電流Aが流れ続ける“電源短絡の異常”、および全波整流回路2からリアクタ11を通りさらに逆流防止用ダイオード15またはオン状態のスイッチ素子SW2,SW3を通る経路で過大な突入電流等の過電流がコンデンサ12に流れる“過電流の異常”を、第1実施形態と同様に電流センサ13の検知電流Iaに応じて検出する。また、異常検出部60は、コンデンサ12の一端から他端へとスイッチ素子SW3,SW2,SW1を通る経路で大きな短絡電流B(=−Idc)が流れる“上下短絡の異常”を、第1実施形態と同様に電流センサ14の検知電流Idcに応じて検出する。
さらに、異常検出部60は、スイッチ素子SW2,SW3のいずれかがオフ(開放)したままオン(閉成)しない異常いわゆる“オープン故障の異常”を検出する。スイッチ素子SW2の“オープン故障の異常”は、寄生ダイオードD2が導通しない異常を含む。スイッチ素子SW3の“オープン故障の異常”は、寄生ダイオードD3が導通しない異常を含む。これら“オープン故障の異常”は、電流センサ13の検知電流Iaと電流センサ14の検知電流Idcとの差ΔI(=Ia−Idc)によって検出することができる。具体的には、スイッチ素子SW2,SW3のいずれかに“オープン故障の異常”が生じると、電流センサ14の検知電流Idcが零となるので、差ΔI(=Ia−Idc)が閾値αより大きくなる。差ΔIが閾値αより大きくなった場合、異常検出部60は、スイッチ素子SW2,SW3のいずれかに“オープン故障の異常”が生じたと判定する。なお、この場合、電流センサ13で検知される電流Iaは、逆流防止用ダイオード15を順方向に通ってコンデンサ12側に流れていることになる。
この異常検出部60の検出結果がスイッチ駆動制御部47,48およびインバータ制御部50に供給される。
スイッチ駆動制御部47は、“電源短絡の異常”および“過電流の異常”のいずれかが異常検出部60で検出された場合に、第1実施形態と同様に、スイッチ素子SW1を強制的にオフする。スイッチ駆動制御部48は、“電源短絡の異常”および“過電流の異常”のいずれかが異常検出部60で検出された場合に、スイッチ素子SW2,SW3を強制的にオンする。
スイッチ駆動制御部47は、“上下短絡の異常”が異常検出部60で検出された場合、第1実施形態と同様に、安全保護のためスイッチ素子SW1を強制的にオフする。スイッチ駆動制御部48は、“上下短絡の異常”が異常検出部60で検出された場合、安全保護のためスイッチ素子SW2,SW3を強制的にオフする。
また、スイッチ駆動制御部47は、スイッチ素子SW2,SW3のいずれかの“オープン故障の異常”が異常検出部60で検出された場合、スイッチ素子SW1を強制的にオフする。スイッチ駆動制御部48は、スイッチ素子SW2,SW3のいずれかの“オープン故障の異常”が異常検出部60で検出された場合、スイッチ素子SW2,SW3を強制的にオフする。但し、この“オープン故障の異常”に際しては、スイッチ素子SW2,SW3にオフ信号を入力しても、動作状態に変化はないので、容量の小さい逆流防止用ダイオード15に大きな電流が流れる事態を阻止できない。そこで、インバータ制御部50は、スイッチ素子SW2,SW3のいずれかの“オープン故障の異常”が異常検出部60で検出された場合、即時にインバータ20のスイッチングを停止して逆流防止用ダイオード15の破壊を防ぐ。
なお、インバータ制御部50は、“電源短絡の異常”“過電流の異常”“上下短絡の異常”のいずれかが異常検出部60で検出された場合に、第1実施形態と同様の制御を行う。
他の構成は第1実施形態と同じである。同じ部分の説明については省略する。
つぎに、コントローラ30が実行する制御のうち、“電源短絡の異常”および“過電流の異常”のいずれかが生じた場合の制御、および“オープン故障の異常”が生じた場合の制御について説明する。電流センサ13,14の検知電流Ia,Idcと異常内容との関係およびその異常に対する安全処置を図4に判り易く示している。
“電源短絡の異常”および“過電流の異常”のいずれかが異常検出部60で検出された場合、スイッチ駆動制御部47はスイッチ素子SW1を強制的にオフし、スイッチ駆動制御部48はスイッチ素子SW2,SW3を強制的にオンする。“過電流の異常”が生じた場合にスイッチ素子SW2,SW3がオフの状態のままでは、容量の小さい逆流防止用ダイオード15に過電流の全てが流れてしまい、逆流防止用ダイオード15が破壊される可能性がある。この破壊を防ぐため、スイッチ素子SW2,SW3を強制的にオンするようにしている。
スイッチ素子SW2,SW3のいずれか例えばスイッチ素子SW3がオフしたままオンしない“オープン故障の異常”が生じた場合、スイッチ素子SW2,SW3の直列回路からコンデンサ12へと流れる電流Idcが零または零に近い値に減少する。このとき、電流センサ13の検知電流Iaと電流センサ14の検知電流Idcとの差ΔI(=Ia−Idc)が閾値αより大きくなるので、異常検出部60は、スイッチ素子SW2,SW3のいずれかに“オープン故障の異常”が生じたと判定する。この判定に際し、スイッチ駆動制御部47はスイッチ素子SW1を強制的にオフし、スイッチ駆動制御部48はスイッチ素子SW2,SW3を強制的にオフし、インバータ制御部50は負荷であるインバータ20のスイッチングを即時に停止する。
以上のように、昇圧回路10における“電源短絡の異常”“過電流の異常”“上下短絡の異常”“オープン故障の異常”を電流センサ13,14によって確実に検出することができる。また、検出した異常の内容に応じてスイッチ素子SW1,SW2,SW3およびインバータ20の動作を安全側へ適切に制御するので、昇圧回路10および全波整流回路2を保護することができる。
なお、上記各実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、書き換え、変更を行うことができる。これら実施形態は、発明の範囲は要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
本発明の実施形態の電源装置は、冷凍サイクルを有する空気調和機や熱源機等への搭載が可能である。

Claims (7)

  1. 交流電圧を整流する整流回路と、
    前記整流回路の出力端に接続されたリアクタおよび第1スイッチの直列回路、この第1スイッチと負荷との間の通電路に設けられた逆流防止用ダイオード、この逆流防止用ダイオードを介して前記第1スイッチに並列接続されたコンデンサ、前記逆流防止用ダイオードに並列接続された第2スイッチを含み、前記第1スイッチのオン,オフおよびこの第1スイッチのオン,オフとは逆位相の前記第2スイッチのオン,オフにより前記整流回路の出力電圧を昇圧する昇圧回路と、
    前記昇圧回路への入力電流を検知する第1電流検知器と、
    前記第2スイッチと前記コンデンサとの間の通電路において前記逆流防止用ダイオードの接続点よりも上流側に配置された第2電流検知器と、
    前記コンデンサの一端から他端へ前記第1スイッチおよび前記第2スイッチを通して短絡電流が流れる上下短絡の異常を前記第2電流検知器の検知電流に基づいて検出するとともに、前記第2スイッチがオフしたままオンしないオープン故障の異常を前記第1電流検知器の検知電流と前記第2電流検知器の検知電流と関係により検出するコントローラと、
    を備えることを特徴とする電源装置。
  2. 前記負荷は、前記昇圧回路の出力電圧をスイッチングにより交流電圧に変換し、その交流電圧をモータへの駆動電力として出力するインバータであり、
    前記コントローラは、前記上下短絡の異常を検出した場合および前記オープン故障の異常を検出した場合前記第1スイッチおよび前記第2スイッチを強制的にオフするとともに前記インバータのスイッチングを即時に停止する
    ことを特徴とする請求項1に記載の電源装置。
  3. 前記コントローラは
    前記整流回路の正側端子から負側端子へ前記リアクタおよび前記第1スイッチを通して短絡電流が流れ続ける電源短絡の異常を前記第2電流検知器の検知電流に応じて検出し、この電源短絡の異常を検出した際に前記第1スイッチおよび前記第2スイッチを強制的にオフし、かつ前記電源短絡の異常の検出が所定時間にわたり継続した場合に前記インバータのスイッチングを停止し、
    前記整流回路から前記リアクタを通りさらに前記逆流防止用ダイオードまたは前記第2スイッチを通る経路で過電流が前記コンデンサに流れる過電流の異常を前記第1電流検知器の検知電流に応じて検出し、この過電流の異常を検出した際に前記第1スイッチおよび前記第2スイッチを強制的にオフし、かつ前記過電流の異常の検出が所定時間にわたり継続した場合に前記インバータのスイッチングを停止する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の電源装置。
  4. 前記第2スイッチは、寄生ダイオードを含むとともに、オン時に双方向に電流が流れる双方向性を有し、かつオン時の電力損失が前記寄生ダイオードの順方向電流による電力損失より小さい半導体スイッチ素子である、
    前記逆流防止用ダイオードは、前記第2スイッチの前記寄生ダイオードである、
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の電源装置。
  5. 前記第2スイッチは、前段スイッチと後段スイッチとの直列回路であり
    前記コントローラは前記前段スイッチおよび前記後段スイッチのいずれかがオフしたままオンしない前記オープン故障の異常を前記第1電流検知器の検知電流と前記第2電流検知器の検知電流との差により検出する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の電源装置。
  6. 前記前段スイッチは、寄生ダイオードを含むとともに、オン時に双方向に電流が流れる双方向性を有する半導体スイッチ素子である、
    前記後段スイッチは、寄生ダイオードを含むとともに、オン時に双方向に電流が流れる双方向性を有する半導体スイッチ素子である、
    前記前段スイッチおよび前記後段スイッチの直列回路は、前記前段スイッチおよび前記後段スイッチを互いに逆方向に直列接続し、前記後段スイッチの寄生ダイオードの逆回復電流を抑制する高効率スイッチング回路を前記逆流防止用ダイオードと共に形成するもので、前記前段スイッチおよび前記後段スイッチがオンしたときの電力損失が前記逆流防止用ダイオードの順方向電流による電力損失より小さい、
    ことを特徴とする請求項に記載の電源装置。
  7. 前記逆流防止用ダイオードは、前記負荷が大きい場合に前記前段スイッチおよび前記後段スイッチの直列回路に流れる電流と同じ大きさの電流が継続して流れることのできる容量を有しない、
    ことを特徴とする請求項に記載の電源装置。
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