JP6527382B2 - クロージャ支持部材 - Google Patents
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Description
即ち、請求項1記載の発明は、相対する連結板と、当該連結板同士の間の所定位置に、前記連結板に沿う方向で、光ケーブル接続に用いるトレイが収納されてなる光ケーブル中継接続用のクロージャに対する作業時に、当該クロージャを、長棒が、所定の間隔をもって前後方向平行に2本配設されるように構成されたクロージャ載置部を有するクロージャ保持部材に保持固定させるために用いられるクロージャ支持部材であって、前記クロージャ支持部材は、第1の支持部材と、第2の支持部材を有し、前記第1の支持部材は、長手方向が、前記所定の間隔よりもやや長い板状で、側面視、一端が下方側に向けてコ字状に折れ曲がり、他端が下方側に折れ曲がってなる第1の基板部と、当該第1の基板部のうち、前記他端側近傍範囲の長手方向両側辺において、側面視、それぞれ上方側に折れ曲がった状態に形成された一対の対称な翼板からなる第1の翼板部を備え、前記第2の支持部材は、短手方向が、前記第1の翼板部の両翼板同士の間隔よりも幅広な板状の第2の基板部と、当該第2の基板部の一端側近傍範囲の長手方向両側辺において、側面視、それぞれ下方側に折れ曲がった状態に形成された一対の対称な翼板からなる第2の翼板部を備え、前記第1の基板部のうち、前記他端の下方側に折れ曲がった部分には、当該部分を前記クロージャ載置部の長棒に引っ掛けた際に、当該長棒よりも下側となる位置に、締め付け用ネジ孔が設けられ、前記第1の翼板部の翼板には、それぞれにおいて、相対する側と、対称となる位置に複数の係止用ネジ孔が設けられ、且つ、側面視、その長手方向において、一端側が、前記第1の基板部の他端側よりも所定の長さ外側に突出するよう形成されるとともに、上側側辺には、その長手方向の両端それぞれにおいて、上方に向かって、所定高さの保持用リブが設けられ、前記第2の翼板部の翼板は、それぞれ、前記第2の基板部よりも長手方向において長く、且つ、一端側が、前記第2の基板部の一端側よりも所定の長さ外側に突出するよう形成されるとともに、前記第2の翼板部の翼板の一端側が、側面視、下側が上側よりも長手方向に短いコ字状となる切り欠き端部が形成され、さらに、前記翼板のうち、前記第2の基板部の一端側に該当する位置よりも、やや前記翼板の一端側にずれた位置には、相対する側と、対称となるよう固定用ネジ孔が設けられており、まず、前記第1の基板部の一端のコ字状部分を前記クロージャ載置部の2本の長棒の一方側に引っ掛け、他端の折れ曲がり部分を他方側へ引っ掛けるとともに、前記締め付け用ネジ孔に一本の締め付け用ネジを挿入し締め付けることで、前記第1の支持部材を前記クロージャ載置部に固定させ、続いて、前記第2の翼板部の一端側の間隙に、前記第1の翼板部を挟み込みつつ、前記切り欠き端部の両側に前記他方側の長棒を嵌め通し、さらに、前記第2の基板部の一端側が、前記第1の翼板部の翼板の一端側の保持用リブの内側に当接するよう設置した後に、前記固定用ネジ孔と、前記複数の係止用ネジ孔のうちの何れかとに一本の係止固定用ピンを相挿通することで、前記第1の支持部材とともに、前記第2の支持部材を前記クロージャ載置部に固定させ、さらに、前記第2の支持部材のうち、前記第2の基板部の他端側及び/又は前記第2の翼板部の他端側の所定箇所に、前記光ケーブル接続用のクロージャの連結板のうち、作業者側からみて奥側の連結板を取り付けることで、当該光ケーブル接続用のクロージャを前記クロージャ保持部材に保持固定させることを特徴とするクロージャ支持部材である。
12 第1の支持部材
14 第1の基板部
16 コ字状部
18 折曲部
20 第1の翼板部
22 翼板A
24 締め付け用ネジ孔
26 係止用ネジ孔
28 保持用リブ
30 第2の支持部材
32 第2の基板部
34 第2の翼板部
36 翼板B
38 切り欠き端部
40 切り欠き端部上側
42 切り欠き端部下側
44 固定用ネジ孔
46 クロージャ
48 トレイ
50 連結板
52 ロージャ保持部材
54 クロージャ載置部
56 長棒
58 締め付け用ネジ
60 係止固定用ピン
62 傾斜保持用リブ
63 頭部
64 円筒部
66 ネジ部
68 当接用リブ
Claims (6)
- 相対する連結板と、当該連結板同士の間の所定位置に、前記連結板に沿う方向で、光ケーブル接続に用いるトレイが収納されてなる光ケーブル中継接続用のクロージャに対する作業時に、当該クロージャを、長棒が、所定の間隔をもって前後方向平行に2本配設されるように構成されたクロージャ載置部を有するクロージャ保持部材に保持固定させるために用いられるクロージャ支持部材であって、
前記クロージャ支持部材は、第1の支持部材と、第2の支持部材を有し、
前記第1の支持部材は、長手方向が、前記所定の間隔よりもやや長い板状で、側面視、一端が下方側に向けてコ字状に折れ曲がり、他端が下方側に折れ曲がってなる第1の基板部と、当該第1の基板部のうち、前記他端側近傍範囲の長手方向両側辺において、側面視、それぞれ上方側に折れ曲がった状態に形成された一対の対称な翼板からなる第1の翼板部を備え、
前記第2の支持部材は、短手方向が、前記第1の翼板部の両翼板同士の間隔よりも幅広な板状の第2の基板部と、当該第2の基板部の一端側近傍範囲の長手方向両側辺において、側面視、それぞれ下方側に折れ曲がった状態に形成された一対の対称な翼板からなる第2の翼板部を備え、
前記第1の基板部のうち、前記他端の下方側に折れ曲がった部分には、当該部分を前記クロージャ載置部の長棒に引っ掛けた際に、当該長棒よりも下側となる位置に、締め付け用ネジ孔が設けられ、
前記第1の翼板部の翼板には、それぞれにおいて、相対する側と、対称となる位置に複数の係止用ネジ孔が設けられ、且つ、側面視、その長手方向において、一端側が、前記第1の基板部の他端側よりも所定の長さ外側に突出するよう形成されるとともに、上側側辺には、その長手方向の両端それぞれにおいて、上方に向かって、所定高さの保持用リブが設けられ、
前記第2の翼板部の翼板は、それぞれ、前記第2の基板部よりも長手方向において長く、且つ、一端側が、前記第2の基板部の一端側よりも所定の長さ外側に突出するよう形成されるとともに、前記第2の翼板部の翼板の一端側が、側面視、下側が上側よりも長手方向に短いコ字状となる切り欠き端部が形成され、さらに、前記翼板のうち、前記第2の基板部の一端側に該当する位置よりも、やや前記翼板の一端側にずれた位置には、相対する側と、対称となるよう固定用ネジ孔が設けられており、
まず、前記第1の基板部の一端のコ字状部分を前記クロージャ載置部の2本の長棒の一方側に引っ掛け、他端の折れ曲がり部分を他方側へ引っ掛けるとともに、前記締め付け用ネジ孔に一本の締め付け用ネジを挿入し締め付けることで、前記第1の支持部材を前記クロージャ載置部に固定させ、
続いて、前記第2の翼板部の一端側の間隙に、前記第1の翼板部を挟み込みつつ、前記切り欠き端部の両側に前記他方側の長棒を嵌め通し、さらに、前記第2の基板部の一端側が、前記第1の翼板部の翼板の一端側の保持用リブの内側に当接するよう設置した後に、前記固定用ネジ孔と、前記複数の係止用ネジ孔のうちの何れかとに一本の係止固定用ピンを相挿通することで、前記第1の支持部材とともに、前記第2の支持部材を前記クロージャ載置部に固定させ、
さらに、前記第2の支持部材のうち、前記第2の基板部の他端側及び/又は前記第2の翼板部の他端側の所定箇所に、前記光ケーブル接続用のクロージャの連結板のうち、作業者側からみて奥側の連結板を取り付けることで、当該光ケーブル接続用のクロージャを前記クロージャ保持部材に保持固定させることを特徴とするクロージャ支持部材。
- 前記第2の基板部は、前記他端側から一端側へと向けての所定範囲にかけて、平面視、中央部が切り欠かれており、且つ、前記第2の基板部と、第2の翼板部には、前記他端側から一端側へと向けての所定範囲にかけて、両者間に所定の間隙を一定に保つよう、それぞれ切り欠かれており、これら切り欠かれた部分のうちから選択する2箇所に、前記作業者側からみて奥側の連結板を掛け渡すように挿置することで、当該光ケーブル接続用のクロージャを前記クロージャ保持部材に保持固定させることを特徴とする請求項1記載のクロージャ支持部材。
- 前記第1の翼板部の翼板に設けられた複数の係止用ネジ孔は、前記第2の翼板部の翼板に設けられた固定用ネジ孔と一本の係止固定用ピンに相挿通されることで、前記第2の支持部材を水平方向に対する所定の角度毎にその位置を保持させることが可能となるようそれぞれ配置されていることを特徴とする請求項1又は2記載のクロージャ支持部材。
- 前記切り欠き端部の上側の長手方向端部には、相対する翼板方向に向けて所定長に折れ曲げられてなる傾斜保持用リブがそれぞれ形成されており、前記第2の支持部材が、水平方向に対して予め定められた角度に到達した際に、当該傾斜保持用リブが、前記第1の翼板部の翼板の下側側辺に当接することで、前記予め定められた角度においてその傾斜を維持するよう構成されていることを特徴とする請求項1〜3何れか1項記載のクロージャ支持部材。
- 前記係止固定用ピンには、頭部と、当該頭部から先端に向けての円筒部とからなり、当該円筒部の末端側の所定範囲にかけては、その周囲にネジ溝が形成されたネジ部となっており、前記固定用ネジ孔と、前記複数の係止用ネジ孔のうちの何れかとに相挿通する際に、前記ネジ部をもって、前記第1の支持部材と前記第2の支持部材を締め付け固定させることができるものを用いることを特徴とする請求項1〜4何れか1項記載のクロージャ支持部材。
- 前記第2の翼板部の翼板の一方の切り欠き部端部の上側には、その所定箇所に、側面視、下側に向けて当接用リブが形成され、前記他方側の長棒を前記切り欠き端部の両側に嵌め通した際に、前記当接用リブが前記他方側の長棒に当接し、当該他方側の長棒の位置ズレを防ぐように構成されていることを特徴とする請求項1〜5何れか1項記載のクロージャ支持部材。
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