JP6526621B2 - ソーラーパネル設備屋根への防護用ネット設置方法 - Google Patents

ソーラーパネル設備屋根への防護用ネット設置方法 Download PDF

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本発明は、屋根とソーラーパネルの間に存する間隙部に、鳥や雪などの有害要因が入り込むことを防止する目的で防護用ネットを設置するソーラーパネル設備屋根への防護用ネット設置方法に関するものである。
ソーラーパネルが設備されている屋根は、ソーラーパネルが取付金具や支持架台を介して屋根上に設備される構造上、屋根上面とソーラーパネル下面との間に間隙部が生じている。
ところで、このソーラーパネル下の間隙部は、陽射しや雨露をしのげる環境であるために、鳥が侵入して巣を作ってしまうことがある。
鳥の巣があるソーラーパネル設備屋根は、獣臭がしたり糞で汚れたりして不衛生となり、場合によってはソーラーパネルの電気的設備状況にも不具合を生じることがある。
また、降雪地域では、ソーラーパネル下の間隙部に雪が吹き込んだり流れ込むことがあるが、この間隙部に雪が長期間停留して取付金具や支持架台に接触し続けると、取付金具や支持架台に腐食を生じるおそれがある。
本発明は、このようなソーラーパネル設備屋根の問題点に注目し、これを解決しようとするもので、屋根とこの屋根上に設備されているソーラーパネルとの間の間隙部に、鳥や雪などの有害要因が侵入することを防止するための防護用ネットを容易に設置可能となるソーラーパネル設備屋根への防護用ネット設置方法を提供するものである。
添付図面を参照して本発明の要旨を説明する。
屋根1とこの屋根1上に設備されているソーラーパネル2との間の間隙部3に、鳥や雪などの有害要因が侵入することを防止するための防護用ネット4を設置するソーラーパネル設備屋根への防護用ネット設置方法であって、折曲変形自在で折曲変形した際に復帰弾性が生じる天然樹脂製若しくは合成樹脂製の前記防護用ネット4を折曲変形して、この折曲変形状態の防護用ネット4を、その折曲湾曲側5を前記ソーラーパネル2の外側に向けて前記間隙部3に挿入し、この折曲変形状態の防護用ネット4を、復帰弾性により屋根1とソーラーパネル2外周部に圧接させて、この防護用ネット4を前記間隙部3に保持し、この間隙部3に保持した防護用ネット4を固定金具13を用いて固定することを特徴とするソーラーパネル設備屋根への防護用ネット設置方法に係るものである。
また、前記防護用ネット4をU字状に折曲変形させて、このU字状の防護用ネット4を屋根1とソーラーパネル2外周部との間の前記間隙部3に挿入し、このU字状の防護用ネット4の両端を、復帰弾性により屋根1とソーラーパネル2外周部に圧接させて、この防護用ネット4の両端の圧接摩擦によりこの防護用ネット4を前記間隙部3に保持することを特徴とする請求項1記載のソーラーパネル設備屋根への防護用ネット設置方法に係るものである。
また、U字状に折曲変形させた前記防護用ネット4を、その折り返し部5側を前記ソーラーパネル2の外方に向けて前記間隙部3に挿入し、この折り返し部5をソーラーパネル2外周部と面一状態若しくはソーラーパネル2外周部より外方へ突出する状態にして防護用ネット4を前記間隙部3に保持することを特徴とする請求項2記載のソーラーパネル設備屋根への防護用ネット設置方法に係るものである。
また、複数の前記防護用ネット4を、前記ソーラーパネル2外周部に沿って並べて前記間隙部3に挿入することにより、この複数の防護用ネット4を前記屋根1と前記ソーラーパネル2外周部全周との間の前記間隙部3に保持し、この複数の防護用ネット4の並設端部同士を、各々の網目6に通した結束バンド7で接合することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のソーラーパネル設備屋根への防護用ネット設置方法に係るものである。
本発明は上述のように構成したから、既製品の天然樹脂若しくは合成樹脂製の防護用ネットを採用でき、この防護用ネットを折曲変形して、屋根とソーラーパネル外周部との間の間隙部に挿入し、この折曲変形状態の防護用ネットを、復帰弾性により屋根とソーラーパネル外周部に圧接させることによりこの防護用ネットを前記間隙部に保持するから、既設・新設を問わずソーラーパネル設備屋根に対して非常に容易に防護用ネットを設置でき、しかも、間隙部に保持した防護用ネットを固定金具を用いて確固に固定できる極めて実用性に優れたソーラーパネル設備屋根への防護用ネット設置方法となる。
また、請求項2記載の発明においては、単に防護用ネットをU字状に折曲変形させるだけでこの防護用ネットを屋根とソーラーパネルとの間隙部に容易に挿入できると共に、復帰弾性により防護用ネットの両端を屋根とソーラーパネル外周部に圧接させて防護用ネットを確固に位置決め保持可能となる一層実用性に優れたソーラーパネル設備屋根への防護用ネット設置方法となる。
また、請求項3記載の発明においては、防護用ネットによりソーラーパネル下の間隙部に有害要因が侵入しようとすることを確実に防護できる一層実用性に優れたソーラーパネル設備屋根への防護用ネット設置方法となる。
また、請求項4記載の発明においては、ソーラーパネルの大きさや設置範囲にかかわらず、屋根とソーラーパネル外周部全周との間の間隙部に防護用ネットを保持することが容易且つ確実に可能となり、しかも並設する防護用ネット同士を結束バンドで接合するので、防護用ネット間に隙間が生じにくく、有害要因の間隙部への侵入を良好に防止できると共に、この結束バンドによる防護用ネット接合作業も容易に行われるなど、一層実用性に優れたソーラーパネル設備屋根への防護用ネット設置方法となる。
本実施例の完成状態(ソーラーパネル設備屋根に対する防護用ネットの設置状態)を示す説明斜視図である。 本実施例の防護用ネットをU字状に折曲変形させると共に、支持架台に接する部分を切り出し形成した状態を示す部分拡大説明斜視図である。 図2に続いて、切り出し片を除いてU字状に折曲変形させた防護用ネットを、屋根とソーラーパネルの屋根勾配下方側外周部との間隙部に横設状態に挿入して保持した状態を示す部分拡大説明斜視図である。 図3に続いて、切り出し片を折曲変形させて支持架台の縦フレーム下に挿入し保持した状態を示す部分拡大説明斜視図である。 図4に続いて、支持架台の縦フレームに結束バンド取付具を付設し、この結束バンド取付具と防護用ネットの網目に結束バンドを通した状態を示す部分拡大説明斜視図である。 図5に続いて、結束バンドで結束して防護用ネットを支持架台に固定した状態を示す部分拡大説明斜視図である。 ソーラーパネルの角隅部分において、並設する防護用ネット同士の網目に結束バンドを通した状態を示す部分拡大説明斜視図である。 図7に続いて、並設する防護用ネット同士を結束バンドで接合した状態を示す部分拡大説明斜視図である。 屋根段差に対応する切り込みを形成した防護用ネットを、屋根とソーラーパネル脇外周部との間の間隙部に挿入しようとする様子を示す部分拡大説明斜視図である。 図9に続いて、防護用ネットを、屋根とソーラーパネル脇外周部との間隙部に縦設状態に挿入して保持した状態を示す部分拡大説明斜視図である。 図10に続いて、屋根とソーラーパネル脇外周部との間隙部に保持した防護用ネットを、固定金具で屋根に固定した状態を示す部分拡大説明斜視図である。
好適と考える本発明の実施形態を、図面に基づいて本発明の作用を示して簡単に説明する。
本発明の防護用ネット4は、折曲変形自在で折曲変形した際に復帰弾性が生じる天然樹脂製若しくは合成樹脂製のものを採用している。この防護用ネット4は、例えば既製品を採用することができる。
この防護用ネット4を折曲変形して、この折曲変形状態の防護用ネット4を屋根1とソーラーパネル2外周部との間の間隙部3に挿入し、この折曲変形状態の防護用ネット4を、復帰弾性により屋根1とソーラーパネル2外周部に圧接させて、この防護用ネット4を前記間隙部3に保持する。
尚、防護用ネット4の折曲変形は、例えば、[実施例]で図示したU字状に折曲したり、丸め(円筒状などに折曲)たり、ジグザグ状に折曲したりすると良く、この折曲変形時の形状復帰弾性により防護用ネット4の適所を屋根1とソーラーパネル2外周部に圧接させて防護用ネット4を前記間隙部3に位置決め保持する。
また、請求項1中の「ソーラーパネル外周部」なる記載は、一枚のソーラーパネル2の外周部という意味だけではなく、複数並べて設置されているソーラーパネル2群の外周部をも含む意味合いで用いている。
即ち、単に防護用ネット4を折曲変形して屋根1とソーラーパネル2の間の間隙部3で形状復帰させるだけの簡易手法で、この間隙部3に防護用ネット4を位置決め保持(設置)でき、この間隙部3に設置された防護用ネット4により鳥や雪などの有害要因の間隙部3への侵入が防護されることとなる。
この間隙部3に保持した防護用ネット4を固定金具13を用いて固定する。
本発明の具体的な実施例について図面に基づいて説明する。
本実施例は、屋根1とこの屋根1上に設備されているソーラーパネル2との間の間隙部3に、鳥や雪などの有害要因が侵入することを防止するための防護用ネット4を設置するソーラーパネル設備屋根への防護用ネット設置方法に係るものである。尚、図面は、横葺タイプの屋根1上に支持架台10を介して複数のソーラーパネル2が並設されているソーラーパネル設備屋根を示しているが、これに限らず、どのような種類の屋根1に対しても本発明は適用可能である。
本実施例の防護用ネット4は、常態が略平板状を呈し折曲変形自在で折曲変形した際に復帰弾性が生じる(折曲変形したままにならず適度な保形強度を有する)耐候性に優れた合成樹脂製のネットであって、鳥や雪の侵入に対して有効な防護性能を発揮する大きさ(ピッチ)の網目6を具備するものが採用されている。尚、天然樹脂製の防護用ネット4が採用されても良い。
この防護用ネット4としては、例えば、市販の「トリカルネット(登録商標)」が好適であり、これを設置対象のソーラーパネル2のサイズに応じた大きさや施工し易い大きさに切り分けて使用することが好ましい。
本実施例では、例えば、長方形状に切断形成したこの防護用ネット4を折曲変形して、この折曲変形状態の防護用ネット4を屋根1とソーラーパネル2外周部との間の前記間隙部3に挿入し、この折曲変形状態の防護用ネット4を、復帰弾性により屋根1とソーラーパネル2外周部に圧接させて、この防護用ネット4をソーラーパネル2外周部に沿って(ソーラーパネル2の外周部全周若しくは複数並設状態に設備されたソーラーパネル2群の外周部全周を囲うようにして)前記間隙部3に保持している(図1参照)。
具体的には、防護用ネット4を、その対向短方向縁がU字状となるように折曲変形させて横長のU字状体とし(図2参照)、このU字状防護用ネット4を屋根1とソーラーパネル2外周部との間の前記間隙部3に挿入する。
そして、このU字状防護用ネット4の変形状態を解除し、形状復帰弾性によりこの防護用ネット4の短手方向の両端を屋根1上面とソーラーパネル2外周部下面とに圧接させて、この圧接摩擦力により防護用ネット4をソーラーパネル2外周部に沿って前記間隙部3に位置決め保持している。
また、U字状に変形させた防護用ネット4は、その折り返し部5側を前記ソーラーパネル2に対し外方に向けた状態にして前記間隙部3に挿入し、この折り返し部5がソーラーパネル2外周部より外方へやや突出する状態で防護用ネット4を前記間隙部3に保持している。尚、折り返し部5をソーラーパネル2外周部と面一状態にして防護用ネット4を前記間隙部3に保持することとしても良い。
また、U字状に変形させた防護用ネット4は、その折り返し部5側をソーラーパネル2に対し内方に向けて前記間隙部3に保持することも可能であるが、この場合屋根1とソーラーパネル2外周部との間に(U字状に変形させた防護用ネット4内に)に若干の隙間を生じてしまうので、本実施例のように折り返し部5側を外方に向けた状態で防護用ネット4を間隙部3に保持する方が、有害要因の侵入防護上好ましい。
この防護用ネット4のソーラーパネル設備屋根への設置方法について更に具体的に説明する。
例えば、先ず、屋根1と複数のソーラーパネル2群の屋根勾配下方側外周部との間の間隙部3に、U字状に折曲変形させた防護用ネット4を横設状態で挿入配設する。
この際、防護用ネット4には、前記支持架台10の縦フレーム10Aに対応する位置に、この縦フレーム10Aの横幅に合せた切り出し片8を形成し、この切り出し片8以外の部分をU字状に折曲変形させて前記間隙部3に挿入して、折曲変形状態を解除することにより防護用ネット4の両端を屋根1上面とソーラーパネル2の屋根勾配下方側外周部下面とに圧接して位置決め保持する(図2,図3参照)。
次いで、切り出し片8もU字状に折曲変形させ、支持架台10の下方に押し入れて縦フレーム10Aの下面に圧接させ(図4参照)た後、本実施例では支持架台10に結束バンド7を取付可能な結束バンド取付具11(例えば市販の「エッジクリップ(登録商標)」を前記縦フレーム10A先端の左右に取付け、防護用ネット4の位置ズレ防止と、防護用ネット4の縦フレーム10A近傍部位の変形防止を目的として、この左右の結束バンド取付具11と、これに近接する前記切り出し片8の近傍の防護用ネット4部位の網目6とに合成樹脂製の結束バンド7を通して結束した場合を示している(図5,図6参照)。
上記と同様の手法にて、屋根1と複数のソーラーパネル2群の屋根勾配上方側外周部との間の間隙部3にも、U字状に折曲変形させた防護用ネット4を横設状態に位置決め保持する。
続いて、屋根1と複数のソーラーパネル2群の両脇外周部との間の間隙部3に、U字状に折曲変形させた防護用ネット4を縦設状態で挿入配設する。
また、この際、横葺タイプの屋根1が採用されている本実施例にあっては、屋根1の段差12(屋根板の接続部)位置に合せて防護用ネット4に切り込み9を形成し、この切り込み9が段差12を吸収して屋根1上面に圧接可能となるように(段差12部位で防護用ネット4と屋根1上面との間に隙間ができないように)している(図9,図10参照)。
また、本実施例では、この縦設状態に配設する防護用ネット4の長手方向の両端部分を、ソーラーパネル2の角隅部分の下方で横設状態に設置保持された前記防護用ネット4の長手方向の両端部分と重合させ、この重合する縦・横双方の防護用ネット4の両端の網目6に結束バンド7を挿通して結束することにより、縦・横の防護用ネット4同士を接続した場合を示している(図7,図8参照)。
尚、図9は、横設状態に設置保持されている防護用ネット4の端部分に、縦設状態に設置しようとしている防護用ネット4の端部分を結束バンド7で結束し、この結束部位を支点に防護用ネット4を回転させて屋根1とソーラーパネル2群の両脇外周部との間の間隙部3に挿入しようとする様子を示しているが、これに限らず、間隙部3に防護用ネット4を縦設状態で挿入した後で端部分を結束バンド7で結束するようにしても良い。
また、本実施例では、この縦設状態に設置保持する防護用ネット4を、専用の固定金具13を用いて屋根1に固定した場合を示している。
具体的には、固定金具13は、板状本体14の上部に、防護用ネット4の網目6に係止させる熊手(フォーク)形の網目係止部15が設けられ、板状本体14の下部に、前記屋根1の段差12に沿設させる段差係止片16が付設され、この段差係止片16に、固定ビス17を挿通するためのビス孔(図示省略)が貫通形成された構成とされている。
この固定金具13を用いた、縦設状態に配設する防護用ネット4の固定方法を説明すると、固定金具13の前記網目係止部15を防護用ネット4の網目6に掛止すると共に、前記段差係止片16を屋根1の段差12に沿設させ、この段差係止片16に設けられたビス孔を介して段差12に固定ビス17を止着することにより、この固定金具13を介して防護用ネット4を屋根1に固定している(図11参照)。
以上のように、本実施例のソーラーパネル設備屋根への防護用ネット設置方法を説明したが、ソーラーパネル2に対する防護用ネット4の設置順序は、上記に限らず順不同である。
また、本実施例で示した結束バンド7による防護用ネット4の支持架台10への結束構造や隣接する防護用ネット4同士の結束構造や、固定金具13を用いた防護用ネット4の屋根1への固定構造は、採用することによって確固な防護用ネット4の位置決め効果が得られるが、これらを採用せずとも防護用ネット4の復帰弾性だけで良好な位置決め効果が得られることが出願人の施工試験で確認されている。
尚、本発明は、本実施例に限られるものではなく、各構成要件の具体的構成は適宜設計し得るものである。
1 屋根
2 ソーラーパネル
3 間隙部
4 防護用ネット
折曲湾曲側・折り返し部
6 網目
7 結束バンド
13 固定金具

Claims (4)

  1. 屋根とこの屋根上に設備されているソーラーパネルとの間の間隙部に、鳥や雪などの有害要因が侵入することを防止するための防護用ネットを設置するソーラーパネル設備屋根への防護用ネット設置方法であって、折曲変形自在で折曲変形した際に復帰弾性が生じる天然樹脂製若しくは合成樹脂製の前記防護用ネットを折曲変形して、この折曲変形状態の防護用ネットを、その折曲湾曲側を前記ソーラーパネルの外側に向けて前記間隙部に挿入し、この折曲変形状態の防護用ネットを、復帰弾性により屋根とソーラーパネル外周部に圧接させて、この防護用ネットを前記間隙部に保持し、この間隙部に保持した防護用ネットを固定金具を用いて固定することを特徴とするソーラーパネル設備屋根への防護用ネット設置方法。
  2. 前記防護用ネットをU字状に折曲変形させて、このU字状の防護用ネットを屋根とソーラーパネル外周部との間の前記間隙部に挿入し、このU字状の防護用ネットの両端を、復帰弾性により屋根とソーラーパネル外周部に圧接させて、この防護用ネットの両端の圧接摩擦によりこの防護用ネットを前記間隙部に保持することを特徴とする請求項1記載のソーラーパネル設備屋根への防護用ネット設置方法。
  3. U字状に折曲変形させた前記防護用ネットを、その折り返し部側を前記ソーラーパネルの外方に向けて前記間隙部に挿入し、この折り返し部をソーラーパネル外周部と面一状態若しくはソーラーパネル外周部より外方へ突出する状態にして防護用ネットを前記間隙部に保持することを特徴とする請求項2記載のソーラーパネル設備屋根への防護用ネット設置方法。
  4. 複数の前記防護用ネットを、前記ソーラーパネル外周部に沿って並べて前記間隙部に挿入することにより、この複数の防護用ネットを前記屋根と前記ソーラーパネル外周部全周との間の前記間隙部に保持し、この複数の防護用ネットの並設端部同士を、各々の網目に通した結束バンドで接合することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のソーラーパネル設備屋根への防護用ネット設置方法。
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