JP3179214U - 太陽光発電パネル下部空間への鳥類及び虫類の侵入防止構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】建築物の屋根上に設置された太陽光発電パネルの下部に生ずる空間への鳥類、虫類、ごみ等の侵入防止構造を提供する。
【解決手段】建築物の屋根上に太陽光発電パネルを設置するに際し、屋根表面、パネル裏面、パネル固定用架台(取付ステー)の三者により生ずるパネル下部の隙間の開口部に、ネットを張設する。ネットの下部を、屋根表面の凹凸により形成される開口部の形状に合わせて加工し、屋根表面に沿って隙間なく係着されている。
【選択図】図5

Description

この考案は、太陽光発電パネル(以下、単にパネルともいう)下部空間への鳥類及び虫類の侵入防止構造に関し、更に詳しくは、建築物、特に一般住宅の屋根上にパネルを設置するに際し、屋根表面、パネル裏面、及びパネル固定用架台(取付ステー)の三者により生ずる隙間の開口部に、ネットを張設して、パネル下部空間への鳥類、虫類、及びごみの侵入を防止するための構造に関するものである。
近年、再生可能エネルギー利用の観点から、建築物の屋根に太陽光発電パネルを設置することが盛んに行われている。
特開2002−180609
太陽光発電パネルは、例えば一般住宅用の屋根上に設置するときは、通常太陽光パネル固定用架台(取付ステー)を介して設置されるが、下記の問題点が生じている。
(イ)屋根表面とパネル裏面と取付ステーとの間に隙間(空間)が生ずるが、この隙間は、勾配のある屋根にパネルを設置するときほど大きくなり、10cm以上にも達する。
(ロ)この隙間には、鳥類(鳩等)や虫が侵入して巣を作ったり、木の葉やごみなどが溜まりやすいという構造上の欠点がある。
(ハ)これをそのまま放置すると、パネルの損傷、屋根材の腐食、バルコニーや敷地内への糞害等が起こりやすい。
(ニ)前記隙間に、異物が詰まる(存在する)と、雨に濡れた異物が容易に乾燥せず、そこに含まれる湿気でパネルの裏面に配した回路が損傷するなどの被害が生じやすい。
(ホ)鳥類(鳩等)は、一度巣を作ると何代にもわたりその場所に生息することとなり、また忌避剤などは短期的には効果はなく、反射板等も鳥類が危険がないことを察知すると全く効果がなくなる。
(ヘ)一度、鳥類が住み着き、ごみ等が溜まれば、駆除や清掃が不可欠であるが、多くの手間と費用が嵩み困っている。
本考案は、以上の問題点を解決するためになされたもので、パネル下部空間への鳥類、虫類、ごみ等の侵入を完全に防止するための構造に関するものである。
本願考案は、下記の請求項1〜請求項5により構成されている。
<請求項1>
建築物の屋根上に太陽光発電パネルを設置するに際し、屋根表面、太陽光発電パネル裏面、太陽光発電パネル固定用架台(取付ステー)により生ずる隙間の開口部に、ネットが張設してあることを特徴とする太陽光発電パネル下部空間への鳥類及び虫類の侵入防止構造。
<請求項2>
建築物が一般住宅である請求項1に記載する太陽光発電パネル下部空間への鳥類及び虫類の侵入防止構造。
<請求項3>
ネットの下部が、屋根表面の凹凸により形成される開口部の形状に合わせて加工され、屋根表面に沿って隙間なく係着されている請求項1、又は請求項2に記載する太陽光発電パネル下部空間への鳥類及び虫類の侵入防止構造。
<請求項4>
ネットがステンレス製の金網とアルミアングルで加工された金網である請求項1、又は請求項2に記載する太陽光発電パネル下部空間への鳥類及び虫類の侵入防止構造。
<請求項5>
ネットが、SUS金網0.8φ−平織6目のステンレス製の金網と、15×15mmのアルミアングルで加工された金網である請求項1、又は請求項2に記載する太陽光発電パネル下部空間への鳥類及び虫類の侵入防止構造。
本願考案を実施すれば下記の効果が生ずる。
(イ)屋根表面、パネル裏面、パネル固定用架台(取付ステー)により生ずる隙間の開口部に、ネットを張設することによって、パネル下部空間への鳥類、虫類、及び木の葉等のごみの侵入を完全に防止することができる。
(ロ)侵入防止構造の大部分に金網の形状を採用することで、パネルの下部(裏面)の通風が良好となり、湿気や熱がこもらないので、発電効率の低下や、屋根材の腐食等を防止することができる。
(ハ)ネットの素材にアルミ材とステンレス材を使用することで、屋外かつ屋根上という過酷な条件下で長期の使用が可能となる耐久性を得ることができる。
(ニ)アルミアングルにて金網の下部を補強することで金網の弱点である強度を補填し、屋根材との設置面積を増やすことで防止具(金網)の安定性を上げることができる。
(ホ)パネル本体との取付部は、アルミフラットバーを採用し、金網のみにビスを固定する場合に比べ固定強度が増す。またビス施工箇所を減らすことで本体への影響を少なくする。
(へ)ステンレスやアルミ材等の金属の素材を使用することで反射体の代用となり鳥類の飛来を軽減することができる。
鳥類及び虫類の侵入防止金網具の平面図である。 太陽光発電パネルをその固定用架台を介して屋根に設置した状態を示す図である。 太陽光発電パネルをその固定用架台を介して屋根に設置し、生ずる隙間の開口部に、ネットを張設した状態を示す図である。 太陽光発電パネルをその固定用架台を介して、表面に凹凸のある屋根に設置した状態を示す図である。 太陽光発電パネルをその固定用架台を介して、表面に凹凸のある屋根に設置し、生ずる隙間の開口部に、ネットを張設した状態を示す図である。
次に、本考案の実施例を図面により詳細に説明する。
図1は、本考案に係る鳥類及び虫類の侵入防止金網具(以下、単に金網具ともいう)の平面図であり、(1)は、ステンレス製の金網、(2)は下部補強材(アルミアングル)、(3)は上部固定材(アルミフラットバー)、(8)は取付用固定ビスである。
図2は、パネルをその固定用架台(以下、単に架台ともいう)を介して屋根に設置した状態を示す図であり、屋根(4)の表面、パネル(5)の裏面、架台(6)により隙間(スペース)が生じている。
本考案に係る鳥類及び虫類の侵入防止構造(以下、単に防止構造という)を施工するには、通常図1に示す金網具を、図2に示す隙間の開口部(9)に設置(張設)する(図3)。金網具は、パネル(5)本体にビス(8)により固定する。
隙間(スペース)は、パネル(5)の周囲全体に生ずるので、パネル(5)の周囲に沿って、全てのスペースの開口部(9)に、金網具を張設することが必要である。
なお、図1に示す金網具は、現場のサイズに合わせて、他の場所(工場等)で、予め作成しておくのが望ましい。
金網具の材質は、SUS金網0.8φ−平織6目のステンレス製の金網と、15×15mmのアルミアングルで加工された金網が最適である。
また、金網具は、アルミアングルにて下部を補強することで、金網の弱点である強度を補填し、屋根材との設置面積を増やすことができるので、屋外かつ屋根上という過酷な条件下においても、長期の使用ができる耐久性を付与することができる。
図4、及び図5は、実施例1の屋根(4)の表面に凹凸(瓦葺屋根)が存在する場合の例を示している。本実施例の場合には、金網具は、現場のサイズに合わせて予め作成しておくが、細部は現場で加工し、屋根(4)の表面に凹凸が存在しても、間隙が生じないように金網の形状を、屋根(4)の表面の凹凸に合わせて加工する。いずれにしても、全ての間隙を金網にてカバーすることが肝要である。
本願考案を実施すれば、非常に安価な費用、かつ簡単な施工作業により、パネル下部空間への鳥類、虫類、及びごみ等の侵入を確実に防止することができ、特に、一般住宅の屋根にパネルを設置する場合に好適であるので、太陽光発電パネルの普及に貢献するところが極めて大きい。
1.金網(ステンレス製)
2.下部補強材(アルミアングル)
3.上部固定材(アルミフラットバー)
4.屋根
5.太陽光発電パネル(本体)
6.固定用架台
7.瓦
8.取付用固定ビス
9.開口部










Claims (5)

  1. 建築物の屋根上に太陽光発電パネルを設置するに際し、屋根表面、太陽光発電パネル裏面、太陽光発電パネル固定用架台(取付ステー)により生ずる隙間の開口部に、ネットが張設してあることを特徴とする太陽光発電パネル下部空間への鳥類及び虫類の侵入防止構造。
  2. 建築物が一般住宅である請求項1に記載する太陽光発電パネル下部空間への鳥類及び虫類の侵入防止構造。
  3. ネットの下部が、屋根表面の凹凸により形成される開口部の形状に合わせて加工され、屋根表面に沿って隙間なく係着されている請求項1、又は請求項2に記載する太陽光発電パネル下部空間への鳥類及び虫類の侵入防止構造
  4. ネットがステンレス製の金網とアルミアングルで加工された金網である請求項1、又は請求項2に記載する太陽光発電パネル下部空間への鳥類及び虫類の侵入防止構造。
  5. ネットが、SUS金網0.8φ−平織6目のステンレス製の金網と、15×15mmのアルミアングルで加工された金網である請求項1、又は請求項2に記載する太陽光発電パネル下部空間への鳥類及び虫類の侵入防止構造。
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