JP6525685B2 - 容器、現像装置、プロセスカートリッジ、画像形成装置および接合方法 - Google Patents
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Description
従来では、供給ローラを現像枠体に取り付ける場合において、現像枠体における所定の位置に供給ローラを位置決めした後で、供給ローラと現像枠体との隙間を封止部材によって塞いでいる。これにより、供給ローラと現像枠体との隙間から現像剤が漏れ出すことを抑制している。そして、封止部材と現像枠体との微小な隙間から現像剤が漏れ出すことを抑制するために、接着剤などによって封止部材を現像枠体に対して接合している。
また、特許文献2で開示されている発明では、現像枠体と封止部材とが接触する部分である接合部に特殊な溶剤を注入することで、封止部材と現像枠体とを接合させている。特許文献2に開示される発明では、封止部材に設けられた嵌合部と現像枠体に設けられた嵌合穴とを嵌合させることで、封止部材を現像枠体に位置決めしている。そして、封止部材が現像枠体に位置決めされた状態で封止部材と現像枠体との隙間に溶剤を注入することで、封止部材を現枠体に接合している。
しかしながら、封止部材と現像枠体との隙間に溶剤を流し込んだ場合、封止部材と現像枠体との隙間から、嵌合部と嵌合穴との隙間に溶剤が流れこんでしまうおそれがある。この場合、封止部材と現像枠体との隙間における溶剤の量が不足して、封止部材と現像枠体とが十分に接合されないおそれがある。
現像剤を収容し、開口を有する枠体と、
前記開口に挿入される挿入部を有し、前記開口を塞ぐ封止部材と、を有し、
前記挿入部が前記開口に挿入された状態で、前記枠体の外壁における前記開口の周囲において、前記封止部材と前記枠体との一部が溶剤によって溶けて接合し、
前記開口の内壁と前記挿入部との少なくともいずれか一方に、前記開口から入り込んだ溶剤の容器内部への侵入を遮る溝が設けられていることを特徴とする。
上記容器と、
現像剤を担持する現像剤担持体と、を有することを特徴とする。
上記容器、上記現像装置のうちの少なくとも1つと、
現像剤像が形成される像担持体と、を有し、
画像形成装置の装置本体に対して着脱可能に構成されることを特徴とする。
上記容器、上記現像装置、上記プロセスカートリッジのうちの少なくとも1つを有し、
現像剤によって記録媒体に画像を形成することを特徴とする。
現像剤が収容され、開口が設けられる枠体と、
前記開口に挿入される挿入部を有し、前記枠体内の現像剤が前記開口から出てしまうことを抑制するように前記開口を塞ぐ封止部材と、を接合する接合方法において、
前記開口の内壁と前記挿入部との少なくともいずれか一方に、前記開口から入り込んだ溶剤の侵入を遮る溝が設けられており、
前記挿入部が前記開口に挿入された状態で、前記枠体の外壁における前記開口の周囲において、前記封止部材と前記枠体との隙間に溶剤を流し込むことで、前記封止部材と前記枠体とを接合することを特徴とする。
態に限定する趣旨ではない。
まず、電子写真画像形成装置(以下、画像形成装置という。)100の全体構成について図1を用いて説明する。図1に示すように、着脱可能な4個のプロセスカートリッジ70(70a、70b、70c、70d)が、装着部材(不図示)によって、画像形成装置100の装置本体101に装着されている。ここで、プロセスカートリッジ70を装置本体101に装着する方向における上流側を前側面側とし、プロセスカートリッジ70を装置本体101に装着する方向における下流側を奥側面側とする。図1において、プロセスカートリッジ70は、装置本体101内に、水平方向に対して傾斜して併設されている。ここで、プロセスカートリッジ70a〜70dとプロセスカートリッジ70を構成する部品については収容される現像剤の色以外は同様の構成であるため、特に区別を必要としない場合は、a〜dの添え字を省略してまとめて説明する。
が行われる。これによって、感光ドラム1に静電潜像が形成される。感光ドラム1に形成された静電潜像は現像ユニット4(4a〜4d)によって現像され、これにより、各感光ドラム1に各色現像剤像が形成される。そして、感光ドラム1に現像剤像を形成する動作と同期して、レジストローラ対55が、記録媒体Sを、2次転写ローラ69と転写ベルト9とのニップ部である2次転写位置に搬送する。
次に、実施例に係るプロセスカートリッジについて図2を用いて説明する。図2は、実施例に係るプロセスカートリッジの概略断面図である。なお、イエローの現像剤を収納したプロセスカートリッジ70aと、マゼンタの現像剤を収納したプロセスカートリッジ70bと、シアンの現像剤を収納したプロセスカートリッジ70cは、本実施例では、同一の構成となっている。また、ブラックの現像剤を収納したプロセスカートリッジ70dは、本実施例では、プロセスカートリッジ70a〜70dと同一の構成となっている。もちろん、ブラック色のプロセスカートリッジを大きな形状にするなど、形状や形態は同一でることに限定されない。
次に、本実施例に係る現像装置の構成について説明する。図3は、実施例に係る現像装置の枠体の斜視図である。ここで、現像ローラ25が現像枠体31に取り付けられた状態において、現像ローラ25の回転中心軸線方向をE方向とする(図2を参照)。図3に示すように、現像枠体31には、E方向における一端側において、挿入口31f(開口)と枠体側接合部31eとが設けられている。
向に向かって現像枠体31に挿入される。
枠体側接合部31eとの隙間に留まるべき溶剤の量が減少してしまう。接合部61と枠体側接合部31eとの隙間に留まる溶剤の量が所定量よりも少ない場合、封止部材60と現像枠体31とが十分に接合されないおそれがある。そこで、本実施例では、嵌合部62に溝部63を形成することによって、接合部61と枠体側接合部31eとの隙間から嵌合部62と挿入口31fとの隙間への溶剤の流路を途切れさせている。
また、本実施例では、挿入部が開口に挿入された状態において、溝によって形成された空間は、毛細管現象が生じない大きさとなっている。これにより、上述したように、毛細管現象による溶剤の流路を途切れさせることができる。
また、本実施例では、溝は、挿入部に設けられているが、必ずしもこれに限られることはない。溝は、開口の内壁に設けられていてもよい。溝は、開口に入り込んだ溶剤が容器内部に侵入することを遮ることができればよい。
また、本実施例では、溝は挿入部に設けられているが必ずしもこれに限られない。溝は、挿入部と開口の内壁との両方に設けられていてもよい。溝は、開口に入り込んだ溶剤が容器内部に侵入することを遮ることができればよい。
Claims (14)
- 現像剤を収容し、開口を有する枠体と、
前記開口に挿入される挿入部を有し、前記開口を塞ぐ封止部材と、を有し、
前記挿入部が前記開口に挿入された状態で、前記枠体の外壁における前記開口の周囲において、前記封止部材と前記枠体との一部が溶剤によって溶けて接合し、
前記開口の内壁と前記挿入部との少なくともいずれか一方に、前記開口から入り込んだ溶剤の容器内部への侵入を遮る溝が設けられていることを特徴とする容器。 - 前記溝は、前記挿入部を前記開口に挿入する方向における前記挿入部の下流側端部に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の容器。
- 前記溝は、深さが1mm以上であって、幅が1mm以上であることを特徴とする請求項1または2に記載の容器。
- 前記枠体の材料にはスチレン系樹脂が用いられていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の容器。
- 前記溶剤は、テルペン系溶剤であることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の容器。
- 前記挿入部における先端の縁には面取りが施されており、
前記挿入部を前記開口に挿入する方向と直交する方向において、前記挿入部における面取りによって切り取られた部分の寸法は、前記溝の深さよりも大きいことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の容器。 - 前記溝は、前記挿入部における面取りが施されていない部分に設けられていることを特徴とする請求項6に記載の容器。
- 前記挿入部を前記開口に挿入した状態で、前記枠体と前記封止部材との隙間に前記溶剤が流し込まれ、毛細管現象によって前記開口の周囲全体に前記溶剤が行きわたることで、
前記封止部材と前記枠体とが接合されていることを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の容器。 - 前記挿入部が前記開口に挿入された状態で、前記溝によって形成される空間においては毛細管現象が生じないことを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の容器。
- 請求項1から9いずれか1項に記載の容器と、
現像剤を担持する現像剤担持体と、を有することを特徴とする現像装置。 - 前記枠体に収容された現像剤を前記現像剤担持体に供給する供給部材を有し、
前記供給部材の回転軸は、前記枠体内から前記枠体外に前記開口を通って突き出しており、
前記封止部材は、前記回転軸と前記開口との隙間を塞ぐことで、前記隙間から現像剤が漏れ出すことを抑制することを特徴とする請求項10に記載の現像装置。 - 請求項1から9のいずれか1項に記載の容器と、請求項10または11に記載の現像装置のうちの少なくとも1つと、
現像剤像が形成される像担持体と、を有し、
画像形成装置の装置本体に対して着脱可能に構成されることを特徴とするプロセスカートリッジ。 - 請求項1から9のいずれか1項に記載の容器と、請求項10または11に記載の現像装置と、請求項12に記載のプロセスカートリッジのうちの少なくとも1つを有し、
現像剤によって記録媒体に画像を形成することを特徴とする画像形成装置。 - 現像剤が収容され、開口が設けられる枠体と、
前記開口に挿入される挿入部を有し、前記枠体内の現像剤が前記開口から出てしまうことを抑制するように前記開口を塞ぐ封止部材と、を接合する接合方法において、
前記開口の内壁と前記挿入部との少なくともいずれか一方に、前記開口から入り込んだ溶剤の侵入を遮る溝が設けられており、
前記挿入部が前記開口に挿入された状態で、前記枠体の外壁における前記開口の周囲において、前記封止部材と前記枠体との隙間に前記溶剤を流し込むことで、前記封止部材と前記枠体とを接合することを特徴とする接合方法。
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