JP6525120B1 - セルフレーム、セルスタック、およびレドックスフロー電池 - Google Patents

セルフレーム、セルスタック、およびレドックスフロー電池 Download PDF

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Abstract

双極板と枠体とを備えるセルフレームであって、入口スリットに繋がり、前記セルフレームの幅方向に延びる導入側整流溝と、出口スリットに繋がり、前記幅方向に延びる排出側整流溝と、前記導入側整流溝と前記排出側整流溝とを連通する拡散溝ユニットと、を備える。前記拡散溝ユニットは、前記導入側整流溝から分岐して前記排出側整流溝に向って伸び、前記排出側整流溝に直接連通していない導入側縦溝と、前記排出側整流溝から分岐して前記導入側整流溝に向って延び、前記導入側整流溝に直接連通していない排出側縦溝と、前記導入側縦溝と前記排出側縦溝とに連通する一つ以上の横溝と、を備える。

Description

本発明は、セルフレーム、セルスタック、およびレドックスフロー電池に関するものである。
特許文献1〜4には、セルフレーム、正極電極、隔膜、負極電極、およびセルフレームを複数積層し、その積層体を給排板で挟み込んだセルスタック、およびそのセルスタックを用いたレドックスフロー電池が記載されている。セルフレームは、正極電極と負極電極との間に挟まれる双極板と、この双極板を外周から支持する枠体とを備える。この構成では、隣接する各セルフレームの双極板の間に一つのセルが形成される。
特許文献1〜4には、セル内の正極電極と負極電極に十分に電解液を行き渡らせるために、双極板における正極電極に対向する面と、負極電極に対向する面とに、複数の溝を形成した構成が開示されている。
特開2015−122230号公報 特開2015−122231号公報 特開2015−138771号公報 特開2015−210849号公報
本開示は、レドックスフロー電池の電池性能を向上させることができるセルフレーム、およびセルスタックを提供することを目的の一つとする。また、本開示は、電池性能に優れたレドックスフロー電池を提供することを目的の一つとする。
本開示のセルフレームは、
レドックスフロー電池の正極電極と負極電極との間に配置される双極板と、前記双極板を外周側から支持する枠体と、を備え、
前記枠体は、前記双極板に電解液を導入する入口スリットと、前記双極板から前記電解液を排出する出口スリットと、を有するセルフレームであって、
前記入口スリットに繋がり、前記セルフレームの幅方向に延びる導入側整流溝と、
前記出口スリットに繋がり、前記幅方向に延びる排出側整流溝と、
前記導入側整流溝と前記排出側整流溝とを連通する拡散溝ユニットと、を備え、
前記拡散溝ユニットは、
前記導入側整流溝から分岐して前記排出側整流溝に向って伸び、前記排出側整流溝に直接連通していない導入側縦溝と、
前記排出側整流溝から分岐して前記導入側整流溝に向って延び、前記導入側整流溝に直接連通していない排出側縦溝と、
前記導入側縦溝と前記排出側縦溝とに連通する一つ以上の横溝と、を備える。
本開示のセルスタックは、
本開示のセルフレームを備える。
本開示のレドックスフロー電池は、
本開示のセルスタックを備える。
実施形態に係るレドックスフロー電池の動作原理の説明図である。 実施形態に係るレドックスフロー電池の概略構成図である。 実施形態に係るセルスタックの概略構成図である。 実施形態1に係るセルフレームを一面側から見た平面図である。 実施形態2に係るセルフレームを一面側から見た平面図である。
[発明が解決しようとする課題]
近年、自然環境に配慮したエネルギーシステムの構築が望まれており、その一環としてレドックスフロー電池の電池性能の向上が期待されている。発明者らは、レドックスフロー電池のセルフレームに備わる双極板の溝に着目し、レドックスフロー電池の電池性能を向上させることができる構成を検討した。
[本願発明の実施形態の説明]
最初に本願発明の実施形態の内容を列記して説明する。
<1>実施形態に係るセルフレームは、
レドックスフロー電池の正極電極と負極電極との間に配置される双極板と、前記双極板を外周側から支持する枠体と、を備え、
前記枠体は、前記双極板に電解液を導入する入口スリットと、前記双極板から前記電解液を排出する出口スリットと、を有するセルフレームであって、
前記入口スリットに繋がり、前記セルフレームの幅方向に延びる導入側整流溝と、
前記出口スリットに繋がり、前記幅方向に延びる排出側整流溝と、
前記導入側整流溝と前記排出側整流溝とを連通する拡散溝ユニットと、を備え、
前記拡散溝ユニットは、
前記導入側整流溝から分岐して前記排出側整流溝に向って伸び、前記排出側整流溝に直接連通していない導入側縦溝と、
前記排出側整流溝から分岐して前記導入側整流溝に向って延び、前記導入側整流溝に直接連通していない排出側縦溝と、
前記導入側縦溝と前記排出側縦溝とに連通する一つ以上の横溝と、を備える。
セルフレームに拡散溝ユニットを設けることで、セルフレームの双極板の全面に電解液を速やかに行き渡らせることができ、双極板に重ねられる電極の全面に電解液をムラなく供給することができる。また、セルフレームに拡散溝ユニットを設けることで、電極に供給され、活物質の価数が変化した電解液を、電極の全面からムラなく速やかに回収することができる。
セルフレームに設けられる拡散溝ユニットは、導入側整流溝と排出側整流溝とを連通する役割を果たす。このように、導入側整流溝と排出側整流溝とを連通することで、電解液の電池反応に伴って発生するガスや、電解液にもともと混入しているガス、電解液の循環に伴って電解液タンクの気相などから電解液に混入するガスがレドックスフロー電池のセル内から抜け易くなる。その結果、セル内にガスが滞留することに伴う不具合、例えばセル内に滞留するガスによって電解液と電極との接触面積が減少する不具合を抑制でき、その不具合に起因するレドックスフロー電池のセル抵抗の上昇を抑制することができる。
<2>実施形態に係るセルフレームの一形態として、
前記複数の横溝は、
前記導入側縦溝の端部から前記排出側縦溝に向って伸びる第一横溝と、
前記排出側縦溝の端部から前記導入側縦溝に向って伸びる第二横溝と、を含む形態を挙げることができる。
第一横溝を設けることで、導入側縦溝の端部から排出側整流溝に向って真っ直ぐに抜ける電解液を減らし、導入側縦溝の端部からセルフレームの幅方向(第一横溝に沿った方向)に流れる電解液を増加させることができる。また、第二横溝を設けることで、導入側整流溝から導入側縦溝に向う電解液の流れに加え、導入側整流溝から第二横溝に向う電解液の流れが形成され易くなる。このように、第一横溝と第二横溝を設けることで、溝が無いために電解液が流れ難くなっている箇所に電解液を行き渡り易くできる。その結果、双極板の全面、即ち双極板に重ねられる電極の全面に電解液を行き渡り易くできる。
<3>実施形態に係るセルフレームの一形態として、
前記横溝の幅は、前記導入側縦溝の幅および前記排出側縦溝の幅よりも狭い形態を挙げることができる。
横溝の幅を縦溝よりも狭くすることで、横溝から電解液が溢れ易くなる。横溝から溢れた電解液は、双極板の平面方向に拡がり易くなるため、双極板の全面、即ち双極板に重ねられる電極の全面に電解液が行き渡り易くなる。
<4>前記横溝が前記縦溝よりも狭くなった実施形態に係るセルフレームの一形態として、
前記横溝の幅は、前記導入側縦溝の幅および前記排出側縦溝の幅の1/10以上1倍未満である形態を挙げることができる。
横溝の幅を縦溝の幅の1/10以上とすることで、双極板の平面方向への電解液の拡散を促進することができる。また、横溝の幅を縦溝の1倍未満とすることで、横溝を通過する液量が過大となって、電池反応に寄与せずに出口スリットに排出される電解液を減らすことができる。このように、横溝の幅と縦溝の幅の比を上記範囲とすることで、双極板に重ねられる電極の全面を効率的に利用することができる。
<5>実施形態に係るセルフレームの一形態として、
前記横溝の深さは、前記導入側縦溝および前記排出側縦溝の深さよりも浅い形態を挙げることができる。
横溝の深さを縦溝よりも浅くすることで、横溝から電解液が溢れ易くなる。横溝から溢れた電解液は、双極板の平面方向に拡がり易くなるため、双極板の全面、即ち双極板に重ねられる電極の全面に電解液が行き渡り易くなる。
<6>実施形態に係るセルフレームの一形態として、
前記拡散溝ユニットが、前記セルフレームの幅方向に複数並び、
隣接する前記拡散溝ユニット間で前記導入側縦溝または前記排出側縦溝を共用する形態を挙げることができる。
上記構成によれば、セルフレームの幅方向に並ぶ複数の拡散溝ユニットの縦溝および横溝が格子状に配置される。その結果、より一層、双極板の全面に電解液が行き渡り易くなる。
<7>実施形態に係るセルフレームの一形態として、
前記導入側整流溝、前記排出側整流溝、および前記拡散溝ユニットが前記双極板に設けられている形態を挙げることができる。
全ての溝が双極板に設けられる上記構成によれば、枠体の構成を簡素化でき、セルフレームの作製を容易にできる。
<8>実施形態に係るセルフレームの一形態として、
前記導入側整流溝および前記排出側整流溝が、前記枠体に設けられ、
前記拡散溝ユニットが、前記双極板に設けられている形態を挙げることができる。
整流溝が枠体に設けられる上記構成によれば、電解液が双極板に導入される前に、電解液をセルフレームの幅方向に拡散することができる。
<9>実施形態に係るセルスタックは、
実施形態に係るセルフレームを備える。
上記セルスタックを用いてレドックスフロー電池を製造すれば、レドックスフロー電池の電池性能を向上させることができる。セルスタックを構成するセルフレームに備わる実施形態の双極板によって、電極の全面に電解液が行き渡り易く、また電極内にガスが滞留し難いからである。
<10>実施形態に係るレドックスフロー電池は、
実施形態に係るセルスタックを備える。
実施形態に係るレドックスフロー電池は、実施形態のセルスタックを利用しているため、電池性能に優れる。
[本願発明の実施形態の詳細]
以下、本開示のレドックスフロー電池(RF電池)の実施形態を説明する。なお、本願発明は実施形態に示される構成に限定されるわけではなく、請求の範囲によって示され、請求の範囲と均等の意味および範囲内の全ての変更が含まれることを意図する。
<実施形態1>
実施形態に係るレドックスフロー電池(以下、RF電池)を図1〜図4に基づいて説明する。
≪RF電池≫
RF電池は、電解液循環型の蓄電池の一つであって、太陽光発電や風力発電といった新エネルギーの蓄電などに利用されている。このRF電池1の動作原理を図1に示す。RF電池1は、正極用電解液に含まれる活物質イオンの酸化還元電位と、負極用電解液に含まれる活物質イオンの酸化還元電位との差を利用して充放電を行う電池である。RF電池1は、水素イオンを透過させる隔膜101で正極セル102と負極セル103とに分離されたセル100を備える。
正極セル102には正極電極104が内蔵され、かつ正極用電解液を貯留する正極電解液用タンク106が導管108,110を介して接続されている。導管108にはポンプ112が設けられており、これら部材106,108,110,112によって正極用電解液を循環させる正極用循環機構100Pが構成されている。同様に、負極セル103には負極電極105が内蔵され、かつ負極用電解液を貯留する負極電解液用タンク107が導管109,111を介して接続されている。導管109にはポンプ113が設けられており、これらの部材107,109,111,113によって負極用電解液を循環させる負極用循環機構100Nが構成されている。各タンク106,107に貯留される電解液は、充放電の際にポンプ112,113によりセル102,103内に循環される。充放電を行なわない場合、ポンプ112,113は停止され、電解液は循環されない。
≪セルスタック≫
上記セル100は通常、図2、図3に示すような、セルスタック200と呼ばれる構造体の内部に形成される。セルスタック200は、サブスタック200s(図3)と呼ばれる積層構造物をその両側から二枚のエンドプレート210,220で挟み込み、締付機構230で締め付けることで構成されている(図3に例示する構成では、複数のサブスタック200sを用いている)。
サブスタック200s(図3)は、セルフレーム2、正極電極104、隔膜101、および負極電極105を複数積層し、その積層体を給排板190,190(図3の下図参照、図2では省略)で挟み込んだ構成を備える。上記構成を備える本実施形態のRF電池1の特徴の一つとして、セルフレーム2の構成を挙げることができる。以下、セルフレーム2の構成を詳細に説明する。
≪セルフレーム≫
セルフレーム2は、貫通窓を有する枠体22と、貫通窓を塞ぐ双極板21と、を有している。つまり、枠体22は、双極板21をその外周側から支持している。このようなセルフレーム2は、例えば、双極板21の外周部に一体に枠体22を成形することで作製することができる。また、貫通孔の外周縁部を薄肉に形成した枠体22と、枠体22とは別に作製した双極板21とを用意し、枠体22の薄肉部に双極板21の外周部を嵌めこむことで、セルフレーム2を作製することもできる。このセルフレーム2の双極板21の一面側には正極電極104が接触するように配置され、双極板21の他面側には負極電極105が接触するように配置される。この構成では、隣接する各セルフレーム2に嵌め込まれた双極板21の間に一つのセル100が形成されることになる。
図3に示す給排板190,190を介したセル100への電解液の流通は、セルフレーム2に形成される給液用マニホールド123,124と、排液用マニホールド125,126により行われる(図4を合わせて参照)。正極用電解液は、給液用マニホールド123からセルフレーム2の一面側(紙面表側)に形成される入口スリット123s(図4)を介して正極電極104に供給され、セルフレーム2の上部に形成される出口スリット125s(図4)を介して排液用マニホールド125に排出される。同様に、負極用電解液は、給液用マニホールド124からセルフレーム2の他面側(紙面裏側)に形成される入口スリット124s(図4)を介して負極電極105に供給され、セルフレーム2の上部に形成される出口スリット126s(図4)を介して排液用マニホールド126に排出される。各セルフレーム2間には、Oリングや平パッキンなどの環状シール部材127が配置され、サブスタック200sからの電解液の漏れが抑制されている。
本例の双極板21の表面には、複数の溝(図3では図示せず)が形成されている。その溝の構成について、図4のセルフレーム2の平面図を用いて説明する。図4に示す面は、正極電極104(図3)が配置される側の面であって、双極板21のうち、溝2A,2B,4A,4B,51,52,53以外の部分はクロスハッチングで示されている。このセルフレーム2における全体的な電解液の流れる方向(流通方向)は、左側に太線矢印で示すように紙面上方向となる。
図4の平面図に示すように、双極板21の表面に複数の溝2A,2B,4A,4B,51,52,53を形成することで、入口スリット123sを介して双極板21の表面(紙面手前側の面)に供給された正極電解液を正極電極104(図3)の全面にムラなく行き渡らせることができる。また、これらの溝2A,2B,4A,4B,51,52,53には、正極電極104(図3)で価数が変化した正極活物質を含む正極電解液を正極電極104の全面から速やかに回収し、出口スリット125sに導く役割もある。各溝2A,2B,4A,4B,51,52,53の詳細については後述する。
ここで、双極板21の裏面にも図4と同様の溝が形成されており、当該裏面に配置される負極電極105(図3)にもムラなく負極電解液が行き渡り、かつ価数が変化した負極活物質を含む負極電解液が負極電極105の全面から速やかに回収されるようになっている。双極板21の裏面の溝の構成は、図4に示す溝2A,2B,4A,4B,51,52,53の構成と同じであるため、その説明を省略する。以降の説明では主に正極側の構成について説明する。
[整流溝]
双極板21の鉛直下方側に形成される導入側整流溝2Aは、セルフレーム2の幅方向であって流通方向に交差する方向(本例では直交する方向)に延びており、入口スリット123sの端部に繋がっている。導入側整流溝2Aは、入口スリット123sから導入された正極電解液を、セルフレーム2の幅方向(流通方向に直交する方向)に速やかに拡散させるための溝である。正極電解液をセルフレーム2の幅方向に拡散させることで、双極板21の全面、即ち双極板21に重ねられる正極電極104(図3)の全面に正極電解液を行き渡り易くする。
一方、双極板21の鉛直上方側に設けられる排出側整流溝2Bも、セルフレーム2の幅方向であって流通方向に交差する方向(本例では直交する方向)に延びており、出口スリット125sの端部に繋がっている。排出側整流溝2Bは、セルフレーム2の幅方向の全長から正極電解液を回収し易くするための溝である。
[拡散溝ユニット]
上記整流溝2A,2Bに加え、本例のセルフレーム2の双極板21は、セルフレーム2の幅方向に並ぶ複数の拡散溝ユニット3を備える。拡散溝ユニット3は、導入側縦溝4Aと、排出側縦溝4Bと、両縦溝4A,4Bに連通する少なくとも一つの横溝(本例では複数の横溝51,52,53)と、で構成されており、導入側整流溝2Aと排出側整流溝2Bとを連通し、双極板21の平面方向に正極電解液を拡散させる機能を持つ。
本例では、隣接する拡散溝ユニット3,3は、構成の一部を共用している。具体的には、紙面左端の拡散溝ユニット3の導入側縦溝4A(左から2番目の縦方向に延びる溝)は、紙面左から2番目の拡散溝ユニット3の導入側縦溝4Aを兼ねている。また、紙面左から2番目の拡散溝ユニット3の排出側縦溝4B(左から3番目の縦方向に延びる溝)は、紙面左から3番目の拡散溝ユニット3の排出側縦溝4Bを兼ねている。このように、複数の拡散溝ユニット3で一部を共用する構成とすることで、隣接する拡散溝ユニット3,3が横溝51,52,53を介して互いに連通し、双極板21に形成される溝4A,4B,51,52,53が格子状に配置された状態になる。ここで、本例とは異なり、隣接する拡散溝ユニット3,3が互いに独立しており、一方の拡散溝ユニット3が他方の拡散溝ユニット3に連通していなくても構わない。
[[縦溝]]
拡散溝ユニット3に備わる導入側縦溝4Aは、導入側整流溝2Aに連通し、排出側整流溝2Bに向って伸びている。本例では、導入側縦溝4Aは、正極電解液の流通方向に沿った方向に伸びているが、流通方向に対して傾斜していても構わない。また、本例の導入側縦溝4Aは直線状であるが、ジグザグ状であっても良いし、蛇行していても良い。この導入側縦溝4Aは、排出側整流溝2Bに向って伸びているが、排出側整流溝2Bには直接連通していない。
一方、排出側縦溝4Bは、排出側整流溝2Bに連通し、導入側整流溝2Aに向って伸びている。本例では、排出側縦溝4Bは、正極電解液の流通方向に沿った方向に伸びているが、流通方向に対して傾斜していても構わない。また、本例の排出側縦溝4Bは直線状であるが、ジグザグ状であっても良いし、蛇行していても良い。この排出側縦溝4Bは、導入側整流溝2Aに向って伸びているが、導入側整流溝2Aには直接連通していない。
上記縦溝4A,4Bの幅は、セルフレーム2の大きさに応じて適宜選択することができる。例えば、標準的な1kW級のRF電池1(図2)であれば、縦溝4A,4Bの幅は0.5mm以上7.0mm以下とすることが挙げられる。さらに、縦溝4A,4Bの幅は1.0mm以上2.0mm以下とすることができる。
また、縦溝4A,4Bの深さも、セルフレーム2の大きさに応じて適宜選択することができる。例えば、標準的な1kW級のRF電池1(図2)であれば、縦溝4A,4Bの深さは0.5mm以上7.0mm以下とすることが挙げられる。さらに、縦溝4A,4Bの深さは1.5mm以上2.0mm以下とすることができる。ここで、本明細書における縦溝4A,4Bの深さとは、双極板21の表面から縦溝4A,4Bの最も深い部分までの長さのことである。
導入側縦溝4A(排出側縦溝4B)の端部から排出側整流溝2B(導入側整流溝2A)までの距離、即ち溝同士が繋がっていない部分の長さは、セルフレーム2の大きさに応じて適宜選択することができる。例えば、標準的な1kW級のRF電池1(図2)であれば、当該距離は3mm以上30mm以下とすることが挙げられる。さらに、当該距離は3mm以上25mm以下とすることができる。
縦溝4A,4Bの延伸方向の断面形状は特に限定されない。例えば、その断面形状は、矩形状でも良いし、V字形状でも良いし、半円形状でも良い。ここで、両縦溝4A,4Bの幅、深さ、断面形状などは、本例では同じとしているが、異ならせることもできる。
[[横溝]]
拡散溝ユニット3はさらに、導入側縦溝4Aと排出側縦溝4Bとに交差する方向に伸びる第一横溝51,第二横溝52,および中間横溝53を備える。本例では三つの横溝51,52,53が形成されているが、二つでも良いし、四つ以上でも良い。複数の横溝51,52,53のうち、少なくとも一つは、両縦溝4A,4Bの両方に連通している必要がある。本例では、全ての横溝51,52,53が、両縦溝4A,4Bに連通している。
第一横溝51は、導入側縦溝4Aの端部から排出側縦溝4Bに向って伸びている。本例では、第一横溝51は、正極電解液の流通方向に直交する直交方向に伸びているが、上記直交方向に交差する方向に伸びていても構わない。また、本例の第一横溝51は直線状であるが、ジグザグ状であっても良いし、蛇行していても良い。
第一横溝51を設けることで、導入側縦溝4Aの端部から排出側整流溝2Bに向って真っ直ぐに抜ける正極電解液を減らし、導入側縦溝4Aの端部からセルフレーム2の幅方向に流れる正極電解液を増加させることができる。その結果、双極板21における第一横溝51の上方側の部分に正極電解液を行き渡らせ易くできる。
第二横溝52は、排出側縦溝4Bの端部から導入側縦溝4Aに向って伸びている。本例では、第二横溝52は、上記直交方向に交差する方向に伸びているが、上記直交方向に交差する方向に伸びていても構わない。また、本例の第二横溝52は直線状であるが、ジグザグ状であっても良いし、蛇行していても良い。
第二横溝52を設けることで、導入側整流溝2Aから導入側縦溝4Aに向う正極
電解液の流れに加え、導入側整流溝2Aから流通方向に沿って第二横溝52に向う正極電解液の流れが形成され易くなる。その結果、双極板21における導入側整流溝2Aと第二横溝52との間の部分に正極電解液を行き渡らせ易くできる。
中間横溝53は、第一横溝51と第二横溝52との間に形成されている。本例の中間横溝53は、両横溝51,52と平行に形成される。中間横溝53の数は適宜選択することができる。本例では中間横溝53は一つであるが、複数とすることもできる。
中間横溝53を設けることで、第一横溝51から流通方向に沿って中間横溝53に向う正極電解液の流れと、中間横溝53から流通方向に沿って第二横溝52に向う正極電解液の流れを形成することができる。
上記横溝51,52,53の幅は、縦溝4A,4Bよりも狭くすることが好ましい。横溝51,52,53の幅を縦溝4A,4Bよりも狭くすることで、正極電極104(図3)に殆ど接触することなく、入口スリット123sから出口スリット125sに抜ける正極電解液のリークパスを抑制することができる。横溝51,52,53の幅は、具体的には、縦溝4A,4Bの幅の1/10以上1倍未満とすることが好ましい。
横溝51,52,53の深さは、縦溝4A,4Bと同じでも良いし、縦溝4A,4Bよりも深くても浅くても構わない。本例の横溝51,52,53の深さは、縦溝4A,4Bよりも浅くなっている。横溝51,52,53の深さを、縦溝4A,4Bよりも浅くすることで、正極電解液のリークパスを抑制でき、かつ双極板21の全面に正極電解液を行き渡らせることができる。具体的な横溝51,52,53の深さは、縦溝4A,4Bの深さの1/10以上1倍未満とすることが好ましい。ここで、本明細書における横溝51,52,53の深さとは、双極板21の表面から横溝51,52,53の最も深い部分までの長さのことである。
上記横溝51,52,53の断面形状は、縦溝4A,4Bと同様、特に限定されず、例えば矩形状、V字形状、円形状とすることが挙げられる。ここで、各横溝51,52,53の幅、深さ、断面形状などは、本例では同じとしているが、異ならせることもできる。
[[その他]]
上記拡散溝ユニット3に加えて、導入側縦溝4Aと排出側縦溝4Bとの間に配置され、両縦溝4A,4Bに交差する方向に延びるが、両縦溝4A,4Bを連通させない補助溝を備えていても構わない。補助溝は、導入側縦溝4Aに連通するが、排出側縦溝4Bに非連通となっている溝でも良いし、導入側縦溝4Aに非連通であるが、排出側縦溝4Bに連通している溝でも良いし、両縦溝4A,4Bに非連通となっている溝でも良い。また、補助溝は、単数であっても複数であっても良い。補助溝を設けることで、正極電解液のリークパスを抑制しつつ、双極板21の全面に正極電解液を行き渡り易くできる。
≪効果≫
図4を参照して説明した整流溝2A,2Bと拡散溝ユニット3を備えるセルフレーム2を用いることで、RF電池1の電池性能を向上させることができる。特に、双極板21に複数の拡散溝ユニット3を設けることで、双極板21に格子状の溝が形成され、双極板21の全面に電解液が行き渡り易くなるからである。
また、図4のセルフレーム2を用いることで、電解液の電池反応に伴って発生するガスや、電解液にもともと混入しているガスがセル100(図1,2)内から抜け易くなる。これは、拡散溝ユニット3を介して導入側整流溝2Aと排出側整流溝2Bとが連通されているからである。セル100内にガスが滞留し難いことで、ガスによって電解液と電極との接触面積が減少するなどの不具合を抑制できる。
≪その他の構成≫
電極104,105(図3参照)の目付量を大きくすれば、電極104,105と電解液との接触面積が大きくなりRF電池1(図1,2参照)の電池性能が向上する。その反面、電極104,105の空隙が狭く複雑になり、セル100内にガスが滞留し易くなる。これに対して、本例のRF電池1では、図4に示す双極板21を採用することで、セル100内のガスが抜け易くなっているため、電極104,105の目付量を大きくすることができる。具体的には、例えば電極104,105の目付量を30g/m以上とすることができる。当該目付量は50g/m以上とすることもできる。当該目付量の上限値は、500g/mとすることが挙げられる。
<実施形態2>
実施形態2では、枠体22に整流溝2A,2Bを、双極板21に拡散溝ユニット3を設けたセルフレーム2を図5に基づいて説明する。
図5に示すように、本例のセルフレーム2では、枠体22の内周縁部(双極板21が嵌め込まれる貫通窓に近接する部分)のうち、給液用マニホールド123,124側の枠片に導入側整流溝2Aが設けられ、排液用マニホールド125,126側の枠片に排出側整流溝2Bが設けられている。導入側整流溝2Aは、給液用マニホールド123,124の並列方向に沿って延び、その上端側(排液用マニホールド125,126側)が貫通窓に繋がっている。また、排出側整流溝2Bは、排液用マニホールド125,126の並列方向に沿って延び、その下端側(給液用マニホールド123,124側)が貫通窓に繋がっている。
一方、双極板21には、セルフレーム2の幅方向に複数の拡散溝ユニット3が並んでいる。各拡散溝ユニット3の導入側縦溝4Aは、導入側整流溝2Aに直接繋がっているが、排出側整流溝2Bには直接繋がっていない。また、各拡散溝ユニット3の排出側縦溝4Bは、排出側整流溝2Bに直接繋がっているが導入側整流溝2Aには直接繋がっていない。さらに、各拡散溝ユニット3は、実施形態1の構成と同様に、両縦溝4A,4Bに連通する横溝51,52,53が備わっている。
≪効果≫
本例の構成によっても、双極板21の全面に電解液を行き渡らせることができ、また電解液中のガスがセル100(図1,2)内に滞留し難くなるため、その分だけRF電池1の電池性能を向上させることができる。
<用途>
実施形態のセルフレームは、RF電池などの流体流通型の蓄電池の構築に好適に利用可能である。また、実施形態のセルスタックを備えるRF電池は、太陽光発電、風力発電などの新エネルギーの発電に対して、発電出力の変動の安定化、発電電力の余剰時の蓄電、負荷平準化などを目的とした蓄電池として利用できる他、一般的な発電所に併設されて、瞬低・停電対策や負荷平準化を目的とした大容量の蓄電池としても利用することができる。
1 RF電池(レドックスフロー電池)
2 セルフレーム
21 双極板 22 枠体
123,124 給液用マニホールド 125,126 排液用マニホールド
123s,124s 入口スリット 125s,126s 出口スリット
127 環状シール部材
2A 導入側整流溝 2B 排出側整流溝
3 拡散溝ユニット
4A 導入側縦溝 4B 排出側縦溝
51 第一横溝(横溝) 52 第二横溝(横溝) 53 中間横溝(横溝)
100 セル 101 隔膜 102 正極セル 103 負極セル
100P 正極用循環機構 100N 負極用循環機構
104 正極電極 105 負極電極 106 正極電解液用タンク
107 負極電解液用タンク 108,109,110,111 導管
112,113 ポンプ
200 セルスタック
190 給排板 200s サブスタック
210,220 エンドプレート
230 締付機構

Claims (10)

  1. レドックスフロー電池の正極電極と負極電極との間に配置される双極板と、前記双極板を外周側から支持する枠体と、を備え、
    前記枠体は、前記双極板に電解液を導入する入口スリットと、前記双極板から前記電解液を排出する出口スリットと、を有するセルフレームであって、
    前記入口スリットに繋がり、前記セルフレームの幅方向に延びる導入側整流溝と、
    前記出口スリットに繋がり、前記幅方向に延びる排出側整流溝と、
    前記導入側整流溝と前記排出側整流溝とを連通する拡散溝ユニットと、を備え、
    前記拡散溝ユニットは、
    前記導入側整流溝から分岐して前記排出側整流溝に向って伸び、前記排出側整流溝に直接連通していない導入側縦溝と、
    前記排出側整流溝から分岐して前記導入側整流溝に向って延び、前記導入側整流溝に直接連通していない排出側縦溝と、
    前記導入側縦溝と前記排出側縦溝とに連通する一つ以上の横溝と、を備えるセルフレーム。
  2. 前記複数の横溝は、
    前記導入側縦溝の端部から前記排出側縦溝に向って伸びる第一横溝と、
    前記排出側縦溝の端部から前記導入側縦溝に向って伸びる第二横溝と、を含む請求項1に記載のセルフレーム。
  3. 前記横溝の幅は、前記導入側縦溝の幅および前記排出側縦溝の幅よりも狭い請求項1または請求項2に記載のセルフレーム。
  4. 前記横溝の幅は、前記導入側縦溝の幅および前記排出側縦溝の幅の1/10以上1倍未満である請求項3に記載のセルフレーム。
  5. 前記横溝の深さは、前記導入側縦溝および前記排出側縦溝の深さよりも浅い請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のセルフレーム。
  6. 前記拡散溝ユニットが、前記セルフレームの幅方向に複数並び、
    隣接する前記拡散溝ユニット間で前記導入側縦溝または前記排出側縦溝を共用する請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のセルフレーム。
  7. 前記導入側整流溝、前記排出側整流溝、および前記拡散溝ユニットが前記双極板に設けられている請求項1から請求項6のいずれか1項に記載のセルフレーム。
  8. 前記導入側整流溝および前記排出側整流溝が、前記枠体に設けられ、
    前記拡散溝ユニットが、前記双極板に設けられている請求項1から請求項6のいずれか1項に記載のセルフレーム。
  9. 請求項1から請求項8のいずれか1項に記載のセルフレームを備えるセルスタック。
  10. 請求項9に記載のセルスタックを備えるレドックスフロー電池。
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