JP6524433B2 - 木材用抗菌組成物 - Google Patents

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Description

木材および木材製品に対して、糸状菌だけでなく変色菌や担子菌を含む幅広い真菌から、少ない使用量で保護することが可能な木材用抗菌組成物に関するものであり、詳しくは5−クロロ−2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オンおよび/またはその金属錯塩と、3−ヨード−2−プロピニルブチルカーバメートと、一般式(I)で示される一種以上のイソチアゾロン化合物(ただし、5−クロロ−2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オンを除く)またはベンズイミダゾール系化合物から選ばれる一種以上の化合物を必須成分として含有することを特徴とする、木材用抗菌組成物に関する技術である。
一般式(I)
Figure 0006524433
(式中、Rは炭素数1以上8以下のアルキル基を示し、X、Yは同一または異なり、水素もしくはハロゲンを示し、または互いに結合して芳香族環を形成しても良い)
これまで木材用抗菌組成物としてはハロゲン化フェノール化合物や有機スズ化合物が使用されてきたが、これらの化合物は急性および慢性毒性の点や、比較的難分解性であるがゆえの環境汚染の懸念から使用されなくなって久しい。このためより安全性の高い化合物を使用した木材用抗菌組成物の開発が進み、3−ヨード−2−プロピニルブチルカーバメート、4,5−ジクロロ−2−n−オクチル−4−イソチアゾリン−3−オン、2,4,5,6−テトラクロロイソフタロニトリル、2−ベンズイミダゾールカルバミン酸メチル、2−(4−チオシアノメチルチオ)ベンゾチアゾール、N−n−ブチル−1,2−ベンズイソチアゾリン−3−オン、塩化ジデシルジメチルアンモニウムなどが幅広く使用されている。
これら化合物の単独使用では抗菌スペクトルの問題から効力が十分ではなく、使用量増加に伴うコスト増から化合物を複合させた組成物も幅広く使用されている。例えば、特願平2−298735号には、4,5−ジクロロ−2−n−オクチル−4−イソチアゾリン−3−オンと3−ヨード−2−プロピニルブチルカーバメートを含む殺微生物性組成物(特許文献1)が、特願2000−620797号には、3−ヨード−2−プロピニルブチルカーバメートと2−ベンズイミダゾールカルバミン酸メチルを含む抗微生物剤組成物(特許文献2)が、特願平5−303267号には、5−クロロ−2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オンと3−ヨード−2−プロピニルブチルカーバメートを含む工業用防腐防かび剤(特許文献3)が、特願平1−343290号には、5−クロロ−2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オンと4,5−ジクロロ−2−n−オクチル−4−イソチアゾリン−3−オンを含む工業用防菌・防藻組成物(特許文献4)が、特願平2−46672号には、2−ベンズイミダゾールカルバミン酸メチルと5−クロロ−2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オンあるいは4,5−ジクロロ−2−n−オクチル−4−イソチアゾリン−3−オンを含むイソチアゾリン化合物を含む工業用防カビ組成物(特許文献5)が提案されている。さらには特願2002−250096号には、3−ヨード−2−プロピニルブチルカーバメートと4,5−ジクロロ−2−n−オクチル−4−イソチアゾリン−3−オンと2−ベンズイミダゾールカルバミン酸メチルを含む工業用防カビ組成物(特許文献6)が、特願2002−84673号には4,5−ジクロロ−2−n−オクチル−4−イソチアゾリン−3−オンと2−ベンズイミダゾールカルバミン酸メチルとメチレンビスチオシアネートと3−ヨード−2−プロピニルブチルカーバメートを含む木材防カビ防変色菌組成物(特許文献7)のように3種類以上の化合物を複合させた組成物も提案されている。
しかしながら、従来の組成物では木材の表面汚染菌である糸状菌のみに有効である場合がほとんどであり、木材上に生育する微生物は糸状菌だけでなく、変色菌や担子菌のような真菌も認められるため、より幅広い抗菌スペクトルをもつ組成物が望まれている。
特願平2−298735号公報 特願2000−620797号公報 特願平5−303267号公報 特願平1−343290号公報 特願平2−46672号公報 特願2002−250096号公報 特願2002−84673号公報
本発明が解決しようとする課題は、木材および木材製品に対して、糸状菌だけでなく変色菌や担子菌を含む幅広い真菌から、少ない使用量で保護することが可能な木材用抗菌組成物を提供することにある。
本発明者は、上記課題を解決するために鋭意種々の研究を行った結果、a)5−クロロ−2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オンおよび/またはその金属錯塩と、b)3−ヨード−2−プロピニルブチルカーバメートと、c)一般式(I)
一般式(I)
Figure 0006524433
(式中、Rは炭素数1以上8以下のアルキル基を示し、X、Yは同一または異なり、水素もしくはハロゲンを示し、または互いに結合して芳香族環を形成しても良い)
で示されるイソチアゾロン化合物またはベンズイミダゾール系化合物から選ばれる一種以上の化合物、を必須成分として含有する組成物によって、木材および木材製品を、糸状菌、変色菌及び担子菌のいずれにも有効であり、これらの幅広い真菌から保護することができることを見出し、本発明を完成させたものである。
すなわち本発明は、
(1)a)5−クロロ−2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オンおよび/またはその金属錯塩と、b)3−ヨード−2−プロピニルブチルカーバメートと、c)2−n−オクチル−4−イソチアゾリン−3−オン、N−n−ブチル−1,2−ベンズイソチアゾリン−3−オン、および2−(4−チアゾリル)ベンズイミダゾールから選ばれる一種以上の化合物を必須成分として含有することを特徴とする木材用抗糸状菌用、抗変色菌用、または抗担子菌用組成物に関する。
また本発明は、
(2)5−クロロ−2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オンおよび/またはその金属錯塩と3−ヨード−2−プロピニルブチルカーバメートの比率が、重量比で1:1〜1:9の範囲にあり、5−クロロ−2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オンおよび/またはその金属錯塩と3−ヨード−2−プロピニルブチルカーバメートの合計と、2−n−オクチル−4−イソチアゾリン−3−オン、N−n−ブチル−1,2−ベンズイソチアゾリン−3−オン、および2−(4−チアゾリル)ベンズイミダゾールから選ばれる一種以上の化合物の合計の比率が、重量比で5:1〜1:1の範囲にあることを特徴とする発明(1)に記載の木材用抗糸状菌用、抗変色菌用、または抗担子菌用組成物に関する。
上記組成物を用いることにより、糸状菌だけでなく変色菌や担子菌など幅広い真菌から木材および木材製品を保護することが可能となる。
本発明の木材用抗菌組成物は、a)5−クロロ−2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オンおよび/またはその金属錯塩と、b)3−ヨード−2−プロピニルブチルカーバメートと、c)一般式(I)
一般式(I)
Figure 0006524433
(式中、Rは炭素数1以上8以下のアルキル基を示し、X、Yは同一または異なり、水素もしくはハロゲンを示し、または互いに結合して芳香族環を形成しても良い)
で示されるイソチアゾロン化合物またはベンズイミダゾール系化合物から選ばれる一種以上の化合物を必須成分として含有するものであり、これらの必須成分を含有する製剤を行うために、溶媒や界面活性剤の他、pH調整剤、消泡剤、粘度調整剤、防錆剤、金属封鎖剤、他の抗菌組成物等を配合することが可能である。
本発明の抗菌組成物の対象微生物は、糸状菌、変色菌、担子菌など広範囲にわたり、本発明の木材用抗菌組成物はかかる広範囲の微生物に対して優れた効果を発揮する。
本発明で使用する5−クロロ−2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オンおよび/またはその金属錯塩(以下CMITと省略する)は公知の技術によって製造することができるが、例えば、「KATHON(登録商標) LX SF25」(CMITを18重量%と2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オンを7重量%含有)としてROHM AND HAAS社から市販されているものや、「ZONEN(登録商標) FP」(CMITを11重量%と2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オンを1重量%含有)としてケミクレア社から市販されているものが利用可能であり、CMITの金属錯塩としてはマグネシウム錯塩やナトリウム錯塩を利用することができ、例えば、「KATHON WT」(CMITのマグネシウム錯塩を含有)や「KATHON LX1400」(CMITのナトリウム錯塩を含有)としてROHM AND HAAS社から市販されているものが利用可能である。
本発明で使用する3−ヨード−2−プロピニルブチルカーバメート(以下IPBCと省略する)は公知の技術によって製造することができるが、例えば、「OMACIDE(登録商標) IPBC」としてARCH CHEMICALS社から市販されているものが利用可能である。
本発明で使用する一般式(I)
一般式(I)
Figure 0006524433
(式中、Rは炭素数1以上8以下のアルキル基を示し、X、Yは同一または異なり、水素もしくはハロゲンを示し、または互いに結合して芳香族環を形成しても良い)
で示されるイソチアゾロン化合物には、4,5−ジクロロ−2−n−オクチル−4−イソチアゾリン−3−オン(以下DCOITと省略する)、2−n−オクチル−4−イソチアゾリン−3−オン(以下OITと省略する)、N−n−ブチル−1,2−ベンズイソチアゾリン−3−オン(以下BBITと省略する)、1,2−ベンズイソチアゾリン−3−オン、N−メチル−1,2−ベンズイソチアゾリン−3−オン、N−エチル−1,2−ベンズイソチアゾリン−3−オン、2−エチル−4−イソチアゾリン−3−オン、2−n−ブチル−4−イソチアゾリン−3−オン、5−クロロ−2−n−オクチル−4−イソチアゾリン−3−オン等が挙げられる。これらは公知の技術によって製造することができるが、例えばDCOITであれば、「KATHON 287PXE」(DCOITを25重量%含有)としてROHM AND HAAS社から市販されているものが利用可能であり、OITであれば、「ZONEN O/100」としてケミクレア社から市販されているものが利用可能であり、BBITであれば、「DENSIL(登録商標) DN」としてARCH CHEMICALS社から市販されているものが利用可能である。また、2−ベンズイミダゾールカルバミン酸メチル(以下BCMと省略する)は、例えば、「PREVENTOL(登録商標)BCM」としてLANXESS社から市販されているものが利用可能であり、2−(4−チアゾリル)ベンズイミダゾール(以下TBZと省略する)は、例えば、「シントールM−100」として住化エンビロサイエンス社から市販されているものが利用可能である。
5−クロロ−2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オンおよび/またはその金属錯塩と3−ヨード−2−プロピニルブチルカーバメートの比率については、重量比で1:10〜10:1の範囲、好ましくは重量比で1:5〜5:1の範囲で使用することができる。5−クロロ−2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オンおよび/またはその金属錯塩と3−ヨード−2−プロピニルブチルカーバメートの合計と、一般式(I)
一般式(I)
Figure 0006524433
(式中、Rは炭素数1以上8以下のアルキル基を示し、X、Yは同一もしくは異なり、水素またはハロゲンを示し、または互いに結合して芳香族環を形成しても良い)
で示されるイソチアゾロン化合物(ただし、5−クロロ−2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オンを除く)またはベンズイミダゾール系化合物から選ばれる一種以上の化合物の合計の比率については、重量比で1:10〜10:1の範囲、好ましくは1:5〜5:1の範囲で使用することができる。
本発明の木材用抗菌組成物の製剤を行う上で配合可能な溶媒としては、水の他、エタノールやイソプロパノール等の一価アルコール類、エチレングリコール、ジエチレングリコール、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール等のグリコール系溶剤およびその誘導体、グリセリン、ジグリセリン等のグリセリン系溶剤およびその誘導体、N−メチルピロリドンやγ−ブチロラクトンなどの環状有機溶媒、フタル酸エステルやアジピン酸エステルやセバシン酸エステルなどのエステル系溶媒、メチルナフタレンやフェニルキシリルエタンやアルキルベンゼンなどの芳香族系溶媒、ノルマルパラフィンやイソパラフィンなどの脂肪族炭化水素溶媒、菜種油や綿実油や大豆油やヒマシ油やなどが使用することができる。これら溶媒は、単独で使用してもよく、2種類以上を併用することも可能である。
界面活性剤としては、例えばポリオキシアルキレンアルキルエーテル、ポリオキシアルキレンアリルフェニルエーテル、グリセリン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシアルキレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシアルキレン硬化ヒマシ油等のノニオン界面活性剤や、アルキルサルフェート塩、アルキルエーテルサルフェート塩、アルキルスルホサクシネート塩、アルキルスルホネート塩、アルキルアリルスルホネート塩、脂肪酸アミドスルホネート塩、アルキルホスフェート塩、アルキルエーテルホスフェート塩、ナフタレンスルホン酸ホルムアルデヒド縮合物塩等のアニオン界面活性剤や、アルキルアミン塩、アルキルアンモニウム塩等のカチオン界面活性剤や、グリシン型、ベタイン型、イミダゾリン型等の両性界面活性剤を使用することができる。これら界面活性剤は単独で使用してもよく、2種類以上を組み合わせて使用することも可能である。
pH調整剤としては、コハク酸やクエン酸、酒石酸等の有機酸やそれらの塩、リン酸やポリリン酸、ホウ酸等の無機酸やそれらの塩等が使用可能であり、消泡剤としては、鉱油系、シリコーン系、ポリエーテル系等の消泡剤が使用可能であり、防錆剤としては、ベンゾトリアゾール、ジシクロヘキシルアンモニウム亜硝酸塩、リン酸水素ナトリウム、リン酸水素アンモニウム等が使用可能であり、粘度調整剤としてはキサンタンガム、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、アラビアガム等が使用可能であり、金属封鎖剤としては、エチレンジアミン四酢酸および/またはその塩、ニトリロ三酢酸および/またはその塩、ジエチレントリアミン五酢酸および/またはその塩、ヒドロキシエチルエチレンジアミン三酢酸および/またはその塩、トリエチレンテトラミン六酢酸および/またはその塩、1,3−プロパンジアミン四酢酸および/またはその塩、1,3−ジアミノ−2−ヒドロキシプロパン四酢酸および/またはその塩、1−ヒドロキシエチリデン−1,1−ジホスホン酸および/またはその塩、ヒドロキシエチルイミノ二酢酸および/またはその塩、ジヒドロキシエチルグリシンおよび/またはその塩、グリコールエーテルジアミン四酢酸および/またはその塩、ジカルボキシメチルグルタミン酸および/またはその塩、ニトリロトリスメチレンリン酸および/またはその塩等が使用可能であり、他の抗菌組成物としては、メチレンビスチオシアネート、2−(4−チオシアノメチルチオ)ベンゾチアゾール、2−ブロモーニトロプロパン−1,3−ジオール、2,2−ジブロモ−2−ニトロエタノール、2,3,3−トリヨードアリルアルコール、ジヨードメチル−p−トリルスルホン、2,3,5,6−テトラクロロ−4−(メチルスルホニル)ピリジン、2,4,5,6−テトラクロロイソフタロニトリル、亜鉛ピリチオン、o−フェニルフェノール、イソプロピルメチルフェノール、パラクロロメタキシレノール、p−オキシ安息香酸アルキルエステル等が使用可能である。
本発明の木材用抗菌組成物の剤型は、とくに限定されず、乳剤や可溶化剤、フロアブル製剤、サスポエマルション製剤、水和剤などにより提供することが可能であり、またフロアブル製剤とサスポエマルション製剤の組合せ、可溶化剤とフロアブル製剤の組合せのように、二種類以上の剤型を組み合わせることも可能である。製材業者などでの実使用場面を考慮すると、水に希釈可能な剤型とするのが好ましい。
以下、実施例および比較例により本発明を具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例によって限定されるものではない。なお特に断りがない限り、「%」は「重量%」を表す。
(木材用抗菌組成物実施例)
IPBC 2部、日石ハイゾールSAS296 18部、ニューカルゲンCP−120 2部、ジオクチルスルホコハク酸ナトリウム 0.2部を混合溶解したものにイオン交換水 18部を滴下混合して乳化させ、TBZ 2部、ニューカルゲンCP−120 1部、イオン交換水 7部を混合してビーズミルで20分間粉砕したものを混合し、キサンタンガムの1%水溶液 25部とKATHON LX SF25 11部とイオン交換水 13.8部を混合して実施例1とした(IPBC 2%、TBZ 2%、CMIT 2%)。
IPBC 2部、DENSIL DN 2.1部、ジエチレングリコールモノ−n−ブチルエーテル 69.9部とエマルゲンLS114 15部、KATHON LX SF25 11部を混合溶解して実施例2とした(IPBC 2%、BBIT 2%、CMIT 2%)。
IPBC 2部、ZONEN O/100 2部、ジエチレングリコールモノ−n−ブチルエーテル 70部とエマルゲンLS114 15部、KATHON LX SF25 11部を混合溶解して実施例3とした(IPBC 2%、OIT 2%、CMIT 2%)。
IPBC 2部、KATHON 287PXE 8部、日石ハイゾールSAS296 10部、ニューカルゲンCP−120 2部、ジオクチルスルホコハク酸ナトリウム 0.2部を混合溶解したものにイオン交換水 18部を滴下混合して乳化させ、TBZ 2部、ニューカルゲンCP−120 1部、イオン交換水 7部を混合してビーズミルで20分間粉砕したものを混合し、キサンタンガムの1%水溶液 25部とKATHON LX SF25 11部とイオン交換水 13.8部を混合して実施例4とした(IPBC 2%、DCOIT 2%、TBZ 2%、CMIT 2%)。
IPBC 2部、ZONEN O/100 2部、日石ハイゾールSAS296 10部、ニューカルゲンCP−120 2部、ジオクチルスルホコハク酸ナトリウム 0.2部を混合溶解したものにイオン交換水 18部を滴下混合して乳化させ、TBZ 2部、ニューカルゲンCP−120 1部、イオン交換水 7部を混合してビーズミルで20分間粉砕したものを混合し、キサンタンガムの1%水溶液 25部とKATHON LX SF25 11部とイオン交換水 19.8部を混合して実施例5とした(IPBC 2%、OIT 2%、TBZ 2%、CMIT 2%)。
IPBC 2部、DENSIL DN 2.1部、日石ハイゾールSAS296 10部、ニューカルゲンCP−120 2部、ジオクチルスルホコハク酸ナトリウム 0.2部を混合溶解したものにイオン交換水 18部を滴下混合して乳化させ、BCM 2部、ニューカルゲンCP−120 1部、イオン交換水 7部を混合してビーズミルで20分間粉砕したものを混合し、キサンタンガムの1%水溶液 25部とKATHON LX SF25 11部とイオン交換水 19.7部を混合 して実施例6とした(IPBC 2%、BBIT 2%、BCM 2%、CMIT 2%)。
〔比較例1〕
IPBC 3部、KATHON 287PXE 12部、ジエチレングリコールモノ−n−ブチルエーテル 65部とエマルゲンLS114 20部を混合溶解して比較例1とした(IPBC 3%、DCOIT 3%)。
〔比較例2〕
IPBC 3部、ジエチレングリコールモノ−n−ブチルエーテル 65.5部とエマルゲンLS114 15部、KATHON LX SF25 16.5部を混合溶解して比較例2とした(IPBC 3%、CMIT 3%)。
〔比較例3〕
KATHON 287PXE 12部、ジエチレングリコールモノ−n−ブチルエーテル 56.5部とエマルゲンLS114 15部、KATHON LX SF25 16.5部を混合溶解して比較例3とした(DCOIT 3%、CMIT 3%)。
〔比較例4〕
IPBC 3部、日石ハイゾールSAS296 18部、ニューカルゲンCP−120 2部、ジオクチルスルホコハク酸ナトリウム 0.2部を混合溶解したものにイオン交換水 18部を滴下混合して乳化させ、BCM 3部、ニューカルゲンCP−120 1部、イオン交換水 7部を混合してビーズミルで20分間粉砕したものを混合し、キサンタンガムの1%水溶液 25部とイオン交換水 22.8部を混合して比較例4とした(IPBC 3%、BCM 3%)。
〔比較例5〕
KATHON 287PXE 12部、日石ハイゾールSAS296 10部、ニューカルゲンCP−120 2.5部、ジオクチルスルホコハク酸ナトリウム 0.3部を混合溶解したものにイオン交換水 18部を滴下混合して乳化させ、BCM 3部、ニューカルゲンCP−120 1部、イオン交換水 7部を混合してビーズミルで20分間粉砕したものを混合し、キサンタンガムの1%水溶液 25部とイオン交換水 21.2部を混合して比較例5とした(DCOIT 3%、BCM 3%)。
〔比較例6〕
BCM 3部、ニューカルゲンCP−120 1部、イオン交換水 7部を混合してビーズミルで20分間粉砕したものと、キサンタンガムの1%水溶液 30部とKATHON LX SF25 16.5部とイオン交換水 42.5部を混合して比較例6とした(BCM 3%、CMIT 3%)。
〔比較例7〕
IPBC 3部、ZONEN O/100 3部、日石ハイゾールSAS296 15部、ニューカルゲンCP−120 3部、ジオクチルスルホコハク酸ナトリウム 0.3部を混合溶解したものにイオン交換水 27部を滴下混合して乳化させ、キサンタンガムの1%水溶液 25部とイオン交換水 23.7部を混合して比較例7とした(IPBC 3%、OIT 3%)。
〔比較例8〕
IPBC 6部、ジエチレングリコールモノ−n−ブチルエーテル 74部とエマルゲンLS114 20部を混合溶解して比較例7とした(IPBC 6%)。
〔比較例9〕
KATHON 287PXE 24部、ジエチレングリコールモノ−n−ブチルエーテル 56部とエマルゲンLS114 20部を混合溶解して比較例8とした(DCOIT 6%)。
〔比較例10〕
ジエチレングリコールモノ−n−ブチルエーテル 62部とエマルゲンLS114 5部、KATHON LX SF25 33部を混合溶解して比較例9とした(CMIT 6%)。
〔比較例11〕
BCM 6部、ニューカルゲンCP−120 2部、イオン交換水 14部を混合してビーズミルで20分間粉砕したものに、キサンタンガムの1%水溶液 25部とイオン交換水 53部を混合して比較例10とした(BCM 6%)。
〔比較例12〕
TBZ 6部、ニューカルゲンCP−120 2部、イオン交換水 14部を混合してビーズミルで20分間粉砕したものに、キサンタンガムの1%水溶液 25部とイオン交換水 53部を混合して比較例11とした(TBZ 6%)。
〔比較例13〕
ZONEN O/100 6部、ジエチレングリコールモノ−n−ブチルエーテル 74部とエマルゲンLS114 20部を混合溶解して比較例13とした(OIT 6%)。
〔参考例1〕
IPBC 2部、KATHON 287PXE 8部、ジエチレングリコールモノ−n−ブチルエーテル 64部とエマルゲンLS114(花王社、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテル) 15部、KATHON LX SF25 11部を混合溶解して参考例1とした(IPBC 2%、DCOIT 2%、CMIT 2%)。
〔参考例2〕
IPBC 2部、日石ハイゾール(登録商標)SAS296(JX日鉱日石エネルギー社) 18部、ニューカルゲンCP−120(竹本油脂社、ポリオキシアルキレンアリルフェニルエーテル) 2部、ジオクチルスルホコハク酸ナトリウム 0.2部を混合溶解したものにイオン交換水 18部を滴下混合して乳化させ、BCM 2部、ニューカルゲンCP−120 1部、イオン交換水 7部を混合してビーズミルで20分間粉砕したものを混合し、キサンタンガムの1%水溶液 25部とKATHON LX SF25 11部とイオン交換水 13.8部を混合して参考例2とした(IPBC 2%、BCM 2%、CMIT 2%)。
〔参考例3〕
IPBC 3部、日石ハイゾールSAS296 18部、ニューカルゲンCP−120 2部、ジオクチルスルホコハク酸ナトリウム 0.2部を混合溶解したものにイオン交換水 18部を滴下混合して乳化させ、BCM 2部、ニューカルゲンCP−120 1部、イオン交換水 7部を混合してビーズミルで20分間粉砕したものを混合し、キサンタンガムの1%水溶液 25部とKATHON LX SF25 5.5部とイオン交換水 18.3部を混合して参考例3とした(IPBC 3%、BCM 2%、CMIT 1%)。
〔参考例4〕
IPBC 3部、KATHON 287PXE 4部、ジエチレングリコールモノ−n−ブチルエーテル 57部とエマルゲンLS114 15部、KATHON WT 21部を混合溶解して参考例4とした(IPBC 3%、DCOIT 1%、CMIT 2%)。
〔参考例5〕
IPBC 3.6部、KATHON 287PXE 8部、ジエチレングリコールモノ−n−ブチルエーテル 71.2部とエマルゲンLS114 15部、KATHON LX SF25 2.2部を混合溶解して参考例5とした(IPBC 3.6%、DCOIT 2%、CMIT 0.4%)。
〔参考例6〕
IPBC 2部、KATHON 287PXE 8部、日石ハイゾールSAS296 10部、ニューカルゲンCP−120 2部、ジオクチルスルホコハク酸ナトリウム 0.2部を混合溶解したものにイオン交換水 18部を滴下混合して乳化させ、BCM 2部、ニューカルゲンCP−120 1部、イオン交換水 7部を混合してビーズミルで20分間粉砕したものを混合し、キサンタンガムの1%水溶液 25部とKATHON LX SF25 11部とイオン交換水 13.8部を混合して参考例6とした(IPBC 2%、DCOIT 2%、BCM 2%、CMIT 2%)。
(木材試験片を用いた糸状菌に対する試験)
実施例および比較例の木材用抗菌組成物を水で所定濃度になるように希釈し、この溶液中にベイマツ辺材(2cm×5cm×0.3cm)を30秒間浸漬した後風乾した。この試験片をポテトデキストロース寒天培地上に載せ、供試菌の混合胞子懸濁液1mlを噴霧し、26℃、相対湿度95%環境下で28日間培養した。供試菌は、Aspergillus niger、Penicillium pinophilum、Aureobasidium pullulans、Cladosporium cladosporioidesを用いた。
(木材試験片を用いた変色菌に対する試験)
ポテトデキストロース寒天培地上にエチレンオキサイド滅菌処理したベイマツ辺材試験体を置き、これに供試菌の混合胞子懸濁液1mlを滴下し、26℃、相対湿度95%環境下14日間前培養した。実施例および比較例の木材用抗菌組成物を水で所定濃度になるように希釈し、この溶液中にベイマツ辺材(2cm×5cm×0.3cm)を30秒間浸漬した後風乾させた試験体を、前培養を終えた試験体の上に載せ、26℃・相対湿度95%環境下で28日間培養した。供試菌は、Ophiostoma piceae、Ophiostoma piliferumを用いた。
(木材試験片を用いた担子菌に対する試験)
ポテトデキストロース寒天培地上にエチレンオキサイド滅菌処理したベイマツ辺材試験体を置き、これに供試菌の混合胞子懸濁液1mlを滴下し、26℃、相対湿度95%環境下14日間前培養した。実施例および比較例の木材用抗菌組成物を水で所定濃度になるように希釈し、この溶液中にベイマツ辺材(2cm×5cm×0.3cm)を30秒間浸漬した後風乾させた試験体を、前培養を終えた試験体の上に載せ、26℃・相対湿度95%環境下で28日間培養した。供試菌は、Fomitopsis palustrisを用いた。
これらの試験結果を表1に示した。これらの結果から本発明の抗菌組成物は糸状菌、変色菌、担子菌いずれに対しても良好な抗菌性を示すことがわかる。
Figure 0006524433
0:試験片上に供試菌の発育を認めない。
1:試験片上の供試菌の発育面積は全面積の1/3未満である。
2:試験片上の供試菌の発育面積は全面積の1/3以上である。
本発明の木材用抗菌組成物は、5−クロロ−2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オンおよび/またはその金属錯塩と、3−ヨード−2−プロピニルブチルカーバメートと、特定のイソチアゾロン化合物またはベンズイミダゾール系化合物から選ばれる一種以上の化合物、を必須成分として含有することを特徴とする木材用抗菌組成物であり、糸状菌だけでなく変色菌や担子菌を含む幅広い真菌から、少ない使用量で木材および木材製品を保護することが可能であるため産業の発展に寄与するものである。

Claims (2)

  1. a)5−クロロ−2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オンおよび/またはその金属錯塩と、
    b)3−ヨード−2−プロピニルブチルカーバメートと、
    c)2−n−オクチル−4−イソチアゾリン−3−オン、N−n−ブチル−1,2−ベンズイソチアゾリン−3−オンおよび2−(4−チアゾリル)ベンズイミダゾールからなる群より選ばれる一種以上の化合物を必須成分として含有し、かつ前記a)5−クロロ−2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オンおよび/またはその金属錯塩の含有量が組成物全体量に対し少なくとも0.009重量%である木材用抗糸状菌用、抗変色菌用および抗担子菌用組成物。
  2. 5−クロロ−2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オンおよび/またはその金属錯塩と3−ヨード−2−プロピニルブチルカーバメートの比率が、重量比で1:1〜1:9の範囲にあり、5−クロロ−2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オンおよび/またはその金属錯塩と3−ヨード−2−プロピニルブチルカーバメートの合計と、2−n−オクチル−4−イソチアゾリン−3−オン、N−n−ブチル−1,2−ベンズイソチアゾリン−3−オンおよび2−(4−チアゾリル)ベンズイミダゾールからなる群より選ばれる一種以上の化合物の合計の比率が、重量比で5:1〜1:1の範囲にあることを特徴とする請求項1に記載の木材用抗糸状菌用、抗変色菌用、または抗担子菌用組成物。
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