JP6522443B2 - 流体貯留装置 - Google Patents
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Description
燃料タンクと、
前記燃料タンクに挿通されたフィラーパイプと、
前記フィラーパイプにおける前記燃料タンク側の開口部を開閉するシャッタと、
前記シャッタを回転自在に支持する軸部材と、
前記燃料タンク内において液面に応じて上下方向に変位するフロート部材と、
前記シャッタ又は前記軸部材と前記フロート部材とを連結する連結部材と
を含むものであって、
前記軸部材は、前記フィラーパイプの前記開口部の下側において前記シャッタを回転自在に支持するように配置され、
前記連結部材は、前記フロート部材の下降に応じて前記シャッタの上端を前記フィラーパイプから離間させ、前記フロート部材の上昇に応じて前記シャッタの上端を前記フィラーパイプに接近させる
ことを特徴とする。
燃料タンクと、
前記燃料タンクに挿通されたフィラーパイプと、
前記フィラーパイプにおける前記燃料タンク側の開口部を開閉するシャッタと、
前記シャッタを回転自在に支持する軸部材と、
前記燃料タンク内において液面に応じて上下方向に変位するフロート部材と、
前記シャッタ又は前記軸部材と前記フロート部材とを連結する連結部材と
を含む流体貯留装置であって、
前記軸部材は、前記フィラーパイプの前記開口部の上側において前記シャッタを回転自在に支持するように配置され、
前記連結部材は、前記フロート部材の下降に応じて前記フィラーパイプに対する前記シャッタの下端の押圧力を弱め、前記フロート部材の上昇に応じて前記フィラーパイプに対する前記シャッタの下端の押圧力を強める
ことを特徴とする。
[A1.構成]
(A1−1.全体的な構成)
図1は、本発明の一実施形態に係る流体貯留装置12を備える車両10の簡略的な構成を示す図である。図2は、給油中における流体貯留装置12の概略的な構成を示す図である。流体貯留装置12は、車両10の燃料(例えば、ガソリン)である液体を貯留する。流体貯留装置12は、燃料タンク20(流体容器)と、燃料充填機構22と、燃料供給機構24と、気体排出機構26とを備える。
(A1−2−1.概要)
燃料充填機構22(以下「充填機構22」ともいう。)は、外部から燃料タンク20(以下「タンク20」ともいう。)に対して燃料300を充填するための機構である。充填機構22は、フィラーパイプ30(流体案内部)と、燃料充填用弁機構32(以下「弁機構32」ともいう。)と、ブリーザライン34と、燃料キャップ36とを有する。
フィラーパイプ30(以下「パイプ30」ともいう。)は、燃料タンク20に挿通されるパイプ(給油パイプ)である。パイプ30の一端(以下「外端40」又は「給油口40」という。)(図2)は、燃料キャップ36により閉塞される。図2に示すように、給油時には燃料キャップ36が外された状態で、パイプ30は、給油ノズル42(給油ガン)からの給油を受け付ける。パイプ30の他端(以下「内端44」という。)(図3)は、タンク20の側面46(側壁)を介してタンク20内に挿通されている。図2に示すように、外端40は、内端44よりも高い位置に配置される。
図3及び図4は、本実施形態における流体貯留装置12の燃料充填用弁機構32の第1・第2状態を示す図である。すなわち、図3は、燃料300を供給中の状態における弁機構32の状態を示す。図4は、燃料300が満充填の状態における弁機構32の状態を示す。
ブリーザライン34は、給油時にタンク20内部の空気をタンク20の外部に排出する。図1及び図2に示すように、ブリーザライン34は、ブリーザパイプ80と、ブリーザバルブ82とを有する。ブリーザパイプ80は、その一端がパイプ30の外端40に連通している。ブリーザバルブ82は、ロールオーバーバルブである。ブリーザバルブ82は、通常は開状態であり、車両10のロールオーバー(転倒)時に閉状態となる。ブリーザバルブ82のタンク20側の先端は、満充填時の液面302と一致するように配置される。換言すると、液面302が当該先端に到達すると、ブリーザライン34を介して空気を排出することができなくなるため、その後、タンク20内への燃料300の供給は規制される。
燃料供給機構24は、タンク20からエンジン90(図1)に対して燃料300を供給する機構である。燃料供給機構24は、ポンプ100と、配管102(フィードライン)とを有する。ポンプ100は、図示しない電子制御装置(ECU)の指令に基づいて配管102を介して燃料300をエンジン90に送出する。
気体排出機構26(ベントライン)は、タンク20の内部で気化(又は蒸発)した燃料300(気体燃料)をタンク20から排出してエンジン90に送り出す機構である。図1に示すように、気体排出機構26は、配管110と、ロールオーバーバルブ112と、2ウェイバルブ114と、キャニスタ116とを有する。
図3及び図4は、本実施形態における燃料充填用弁機構32の第1・第2状態を示す図である。すなわち、図3は、燃料300が満充填ではない状態(例えば、供給中の状態)における弁機構32の状態を示す。図4は、燃料300が満充填の状態における弁機構32の状態を示す。
F1<F2<F3
以上説明したように、本実施形態によれば、フロート部材64の下降に応じてシャッタ60の上端68をフィラーパイプ30から離間させ、フロート部材64の上昇に応じてシャッタ60の上端68をフィラーパイプ30に接近させる(図3及び図4参照)。このため、シャッタ60を閉じる方向(図3中、右方向)は、給油方向(図3中、左方向)と反対になる。従って、供給燃料300からの圧力によりシャッタ60の全閉が早まることを防止し、シャッタ60の全閉時における燃料タンク20内の燃料300の量を一定にし易くなる。
なお、本発明は、上記実施形態に限らず、本明細書の記載内容に基づき、種々の構成を採り得ることはもちろんである。例えば、以下の構成を採用することができる。
上記実施形態では、流体貯留装置12を車両10に適用した構成について説明した(図1)。しかしながら、例えば、流体を貯留する装置(流体貯留装置)の観点からすれば、本発明の適用はこれに限らない。例えば、船舶、航空機等の移動物体に本発明を適用してもよい。或いは、製造装置、家電製品等に本発明を適用することも可能である。この場合、流体貯留装置12に貯留される流体は、燃料300以外の液体(例えば、水)又は気体であってもよい。なお、本発明を適用する用途によっては、ブリーザライン34、気体排出機構26等を省略することも可能である。
上記実施形態では、燃料タンク20は、直方体状を基調とすることを想定していた(図1〜図4)。しかしながら、例えば、燃料300を貯留する容器としての観点からすれば、これに限らない。例えば、タンク20の形状を有底円筒状とすることも可能である。
上記実施形態において、満充填状態(シャッタ60が全閉状態)では、シャッタ60が垂直となっていた(図4)。しかしながら、例えば、シャッタ60によりパイプ30の開口部50を開閉する観点からすれば、これに限らない。
上記実施形態では、燃料タンク20内で気化した燃料300を排出するために気体排出機構26を設けた(図1〜図4)。しかしながら、例えば、弁機構32の機能に着目すれば、気体排出機構26を省略することも可能である。
30…フィラーパイプ 50…開口部
60…シャッタ 62…軸部材
64…フロート部材 66、66a…連結部材
68…シャッタの上端 70…線状部材(第1線状部材)
70a…線状部材(第2線状部材) 72…位置決め部材(第1位置決め部材)
72a…位置決め部材(第2位置決め部材)
302…液面
Claims (3)
- 燃料タンクと、
前記燃料タンクに挿通されたフィラーパイプと、
前記フィラーパイプにおける前記燃料タンク側の開口部を開閉するシャッタと、
前記シャッタを回転自在に支持する軸部材と、
前記燃料タンク内において液面に応じて上下方向に変位するフロート部材と、
前記シャッタ又は前記軸部材と前記フロート部材とを連結する連結部材と
を含む流体貯留装置であって、
前記軸部材は、前記フィラーパイプの前記開口部の下側において前記シャッタを回転自在に支持するように配置され、
前記フロート部材は、前記フィラーパイプの真上に配置され、
前記連結部材は、前記フロート部材の下降に応じて前記シャッタの上端を前記フィラーパイプから離間させ、前記フロート部材の上昇に応じて前記シャッタの上端を前記フィラーパイプに接近させる
ことを特徴とする流体貯留装置。 - 請求項1に記載の流体貯留装置において、
前記連結部材は、
前記シャッタの上端と前記フロート部材とを連結する第1線状部材と、
前記フィラーパイプの上方に固定されて前記フロート部材の水平方向位置を規制する第1位置決め部材と
を有することを特徴とする流体貯留装置。 - 燃料タンクと、
前記燃料タンクに挿通されたフィラーパイプと、
前記フィラーパイプにおける前記燃料タンク側の開口部を開閉するシャッタと、
前記シャッタを回転自在に支持する軸部材と、
前記燃料タンク内において液面に応じて上下方向に変位するフロート部材と、
前記シャッタと前記フロート部材とを連結する連結部材と
を含む流体貯留装置であって、
前記軸部材は、前記フィラーパイプの前記開口部の上側において前記シャッタを回転自在に支持するように配置され、
前記連結部材は、
前記シャッタの下端と前記フロート部材とを連結する第2線状部材と、
前記軸部材よりも前記フィラーパイプ側に固定されて前記フロート部材の水平方向位置を規制する第2位置決め部材と
を有し、
前記連結部材は、前記フロート部材の下降に応じて前記フィラーパイプに対する前記シャッタの下端の押圧力を弱め、前記フロート部材の上昇に応じて前記フィラーパイプに対する前記シャッタの下端の押圧力を強める
ことを特徴とする流体貯留装置。
Priority Applications (1)
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JP2015130578A JP6522443B2 (ja) | 2015-06-30 | 2015-06-30 | 流体貯留装置 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2015130578A JP6522443B2 (ja) | 2015-06-30 | 2015-06-30 | 流体貯留装置 |
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