JP4917216B2 - 液体タンクに通気するシステム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、液体タンクに通気するシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
液体タンクが、この中に収容される液体と一緒に移動されるものであるとき、一般に液体タンクには、タンクが種々の影響、例えばあらゆる方向のかつ任意の大きさの移動、熱応力、低圧および高圧を受けるときに環境に対して安全を保証する通気システムが設けられている。
【0003】
この要件は、特に、燃料タンクが自動車に取り付けられる場合、および液体燃料の流出を防止することおよび充填時およびタンク内に貯蔵されている間のガスの圧力および体積の大きな変化を管理することが重要である場合に必要となる。
【0004】
これらの問題を扱った解決法、およびタンク内に浸漬される安全弁であってその上部がタンクの壁に通される安全弁が開発されている。一般にこれらの弁は、リザーバから運ばれるガス中の液体蒸気を捕捉できる物質を収容したケーシングすなわちキャニスタに通じるダクトに開口している。しかしながら、この形式のシステムは依然として困難性を有するとの欠点が聞かれない訳ではない。なぜならば、車両の急激な運動または過度の傾斜等の特定の使用環境では、安全弁バリヤが設けられているにも係わらず、タンクからの液体が安全弁バリヤを通過して、キャニスタに通じるダクトに流入するか、キャニスタに到達することもあり、また蒸気の自由通過を妨げるからである。
【0005】
このようにタンクからの液体の不意の帯同の問題を解決するため、キャニスタに通じるダクト内に、液体を収集しかつ蒸気が自由に通り得るようにした容器(capacity)として機能する死空所(dead volume)を設けることにより、ダクトを通って逃散する液体を保持する試みがなされている。
【0006】
また、これらを安全弁自体に組み込むことが不可能な場合には、タンクが過剰充填されることを防止しかつ反転(「ROV」すなわち反転弁(roll-over-valve))した場合に自動的にタンクを遮断する安全装置(OPD)を、タンクにまたはタンクの周囲に取り付けなくてはならない。従って、多数のパイプによって、弁、OPDおよびROV装置、およびキャニスタが一体に連結される。これらのパイプの必然的に生じる多数の連結部は、しばしば、EURO 2000排出物質激減プログラムおよび目標では許容されない小さい漏洩の原因となる。また、これらの多数のパイプは、少量の液体が生じる低い位置およびサイホンを有しかつガスの自由通過を妨げる同数の障害物を形成するとの欠点が聞かれない訳ではない。
【0007】
英国特許出願GB-A-2 269 375は、燃料タンク内に組み込まれる液体密封壁を備えておりかつ安全弁(図2参照)が収容された容器の使用を開示している。リザーバが急角度に傾けられたときまたは急激に移動されたときに、容器の頂部に設けられた較正開口14が液体の流入を可能にする。液体レベルが低下したとき、カモの嘴形の逆止弁12が、容器11からの排出を可能にする。
【0008】
しかしながら、このシステムには、弁が不意に閉じられることに付随する問題およびタンク内の圧力の増大によりエンジンの正しい運転が妨げられるという問題が残されている。また、液体の小滴がオリフィス14を通ってガスに帯同されるとき、小滴は、これらの重量が小さいために、容器11内に落下しないで、ガス流により直接通気パイプ7内に運ばれてしまう。従って、OPDおよびROVは、タンクの外部のパイプにより弁に連結すべきである。
【0009】
また、この既知のシステムは、過度の低圧による効果に対してもリザーバを保護しない(この場合には、リザーバは閉じられた状態に維持され、リザーバに通気することはできない)。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、タンクの外部のパイプに容器を配置することを回避し、タンク内の液体レベルが低下したときに容器内に保持された液体を排出でき、最も厳格な環境基準に適合でき、かつタンク内に過度の高圧および低圧を引き起こすことがないシステムを提供することにより、既知の通気システムの欠点を解消することを提案する。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明によれば、液体タンクに通気するシステムであって、一方では、ガスに帯同して運ばれるタンクからのあらゆる液体を収集しかつ保持するための容器として機能しかつ排出手段が設けられた、タンク内の閉空所を有し、他方では、前記容器の空所の外部に配置されかつ通気回路のダクトを介して前記容器に連結された、タンク内に配置されるフロート弁を有する通気システムにおいて、前記弁が、
a)タンクがその設計初期位置に対して傾斜されたときにタンクに通気する手段と、
b)タンクが傾斜されたときまたはタンク内に液体の波が生じたときにタンクから液体がほとばしり出ることを防止する手段と、
c)タンクが反転したときにタンクを自動的に閉じる手段(「ROV」すなわち「反転弁(roll-over-valve)」機能)と、
d)タンクの有効体積を調整しかつタンクが所定レベルを超えて充填されることを防止する手段(「OPD」すなわち「過充填保護装置(overfill protection device)」機能)と、
e)タンクの充填中にタンクからガスを排出する手段とを有することを特徴とする液体タンクに通気するシステムが提供される。
【0012】
弁に連通する通気ダクトは、通気回路の一端を構成するのが好ましい。通気回路は単一回路で形成するか、存在する多くの例のように構成することもできる。このダクトは、単一通気回路の端部を構成するのが一層好ましい。
【0013】
液体タンクは、一般に外部に対してシールされた種々の形状の閉鎖チャンバであり、種々の内部アクセサリまたはチャンバの壁を通るアクセサリを設けることができる。タンクは、任意の種類の有機液体または無機液体、またはこれらの混合物を収容できる。より詳しくは、タンクは自動車用燃料タンクである。この液体タンクには、特に、石油およびディーゼル油等の自動車に使用されるあらゆる種類の燃料を貯蔵できる。
【0014】
本発明の要旨である液体タンクに通気するシステムは幾つかの要素からなる装置であり、その全体的機能は、タンクが充填されているときにタンクからガスを排出できるようにすること、およびタンクが使用されているときおよびタンクに収容された液体が使用されているときに通気できるようにして、外部環境を好ましくないガスのあらゆる漏洩または放出から保護することにある。
【0015】
本発明によれば、通気システムはタンク内の閉空所を有している。表現「閉空所(closed volume)」とは、ガスシール壁および液体シール壁により形成された任意の形状の空所を意味すると理解すべきである。この空所はタンク内に配置され、かつ一端が弁に連結されている通気ダクトを介して弁に連通している。空所の機能は、弁バリヤを通ることがあるタンクからのあらゆる帯同液体の収集および保持が可能な容器を形成することにある。
【0016】
この容器の空所は、特定状況下、特にタンクが充満されているかその最大充填レベルの近くにあるときに、弁バリヤを通る可能性のある全ての帯同液体を収集するのに充分な大きさとなるように選択される。この体積はまた、弁の寸法および実際の設計に基いて、および連結ダクトの直径に基いて定められる。
【0017】
本発明によれば、通気システム内で容器として機能するタンク内の閉空所は、排出装置を有している。用語「排出装置(draining device)」とは、容器内に充分な重量の液体が収集されたときに開くことができかつタンクの内部空所と直接連通する、容器の低い位置に配置された逆止弁を意味するものと理解すべきである。この排出装置の機能は、リザーバを出るガスに帯同して運ばれた液体を再循環させ、容器が所定の最大レベル(最大レベルは、容器の形状および逆止弁の特性に基いて定められる)を超えて充填されることを防止することにある。
【0018】
本発明による通気システムはまた、フロート弁、すなわちタンク内に存在する液体のレベルにより支持されたフロートの移動により制御される逆止弁の補助によりリザーバが開くことを可能にする装置を有している。
【0019】
本発明によれば、フロート弁はタンク内に配置される。
或いは、フロート弁はタンク内に配置して、弁の上部がタンクの壁を通るように構成することもできる。弁の上部がタンクの壁を貫通する部分は、良く知られた任意の適当な技術でシールされる。使用できるシール技術の一例として、弁の上部をタンクのカット壁に溶接する方法、漏洩防止嵌着する方法、または収容される液体の性質に適したシールを使用する方法があるが、これらに限定されるものではないことに留意されたい。
【0020】
本発明の通気システムでは、リザーバの壁から出る弁の上部は、通気回路の一端を構成するダクトと連通している。換言すれば、タンクを出るガスまたはタンクに入るガスはこのダクトを通って流れる。このダクトは、その一端が、シールされた態様で、フロートにより作動される逆止弁上に開口している弁の上部に連結され、他端が、外部大気に通じる回路に連通している。
【0021】
本発明によれば、フロート弁は容器の空所の外部に配置される。フロート弁は容器の近くに配置するのが好ましが、容器から離れたタンク領域に配置することもできる。しかしながら、いずれの場合でも、フロート弁は、上記通気ダクトを介して容器に連結される。好ましくは、弁は、容器に近接して配置される。
【0022】
本発明による弁の第1の重要な機能は、タンクが設計された所定位置にあるときまたはこの設計位置に対して傾けられた状態にあるときに、タンクに通気することである。
【0023】
用語「傾斜した」とは、タンクが、その使用およびタンクに収容された液体の使用により生じる小さい移動(この移動は、弁を介してのタンクからの液体の重力流出が存在しない場合に相当する)を受けるときの状態を意味するものと理解すべきである。
【0024】
この機能を満たすため、本発明による弁は、この通気を可能にする手段を設けることを必要とする。使用者の安全性にとって好ましい条件下でこの機能を満たすことができるあらゆる手段が適している。
【0025】
このような手段の一例として、フロートが、外部と連通している逆止弁に固定されており、通常の使用状態では逆止弁が開いた状態に留まっている構成のフロート弁がある。フロートの寸法および逆止弁を支持する固定要素の寸法は、通常の状態、すなわち、リザーバが傾斜されているか、傾斜されていないとき、傾斜前の液体レベルがリザーバ内の或る閾値を超えないとき、および任意の傾斜角が限界角を超えないときに通気できるように設計される。
【0026】
良い結果が得られる1つの手段は、フロート弁が逆止弁に固定されており、弁が垂直位置にあるか傾斜位置にあるときに逆止弁が開いた状態に留まる構成のものである。
【0027】
本発明による安全弁の第2の重要な機能は、タンクが上記のように傾けられたとき、またはタンク内に液体の波が生じたときに、液体がタンクからほとばしり出ることを防止することである。用語「防止する」とは、本発明による弁の場合、タンクからの液体の自由流出を部分的に防止しかつ制限することと理解すべきである。
【0028】
液体の波は、液体の表面に生じ、かつタンクの使用の結果としてタンクが種々の方向に所与の運動をするときにタンク内の物質を介して伝搬される流体力学的運動である。
【0029】
本発明による安全弁は、タンクが非常に急激に傾けられるか、タンク内に過大な液体波が生じた場合に、液体がほとばしり出ることを防止する手段を有している。
過度にかつ急激に傾斜された場合、またはタンク内に大きい波が発生した場合に、液体を外部に流出させるオリフィスを閉じることができるあらゆる有効手段が適している。
【0030】
このような手段の一例として、遮断逆止弁に固定されたフロート弁がある。フロートはバレル内で摺動し、バレルは一例として、弁の下に延びていて、バレルの頂部には液体が弁内に流入することを可能にする孔が設けられている。1つの特定実施形態によれば、フロートの基部を押圧するスプリングによって、フロートがバレルの内壁面に沿って摺動するときのフロートの摩擦力を補償することができる。
【0031】
フロートのサイズ特にその高さ、遮断逆止弁のサイズおよび任意のスプリングの強度の入念な選択により、最大レベルまで充填されたタンクが弁の閉鎖およびタンクの内容物の隔絶を引き起こす傾斜角を超える傾斜角を正確に設定することができる。同様に、弁の下方へのバレルの延長部の高さサイズを入念に選択することにより、タンク内の液体の所与の波のエネルギに関する弁閉鎖の感度に影響を与えることができる。
【0032】
良好な結果が得られる1つの手段は、ガス流ダクトを遮断する逆止弁に固定されておりかつバレル内容物で摺動するフロート弁である。また、フロートは、弁−タンク組立体が非傾斜位置にあるときに、逆截頭円錐状のウェル内に収容される稠密ボール(dense ball)上に載置される。傾斜角が或る角度(この角度は、ボールの質量、ウェルの側壁の角度、フロートの重量、およびバレル内でのフロートの摩擦力に基いて定められる)を超えると、ボールはウェルから逃げてフロートを持ち上げ、逆止弁を閉じさせる。
【0033】
本発明による弁の他の重要な機能は、タンクが反転し始めるやいなや、自動的に閉じることができることである(この機能は、「反転弁(roll-over valve)」または短縮したROVとして知られている)。表現「反転(roll over)」は、タンク内の液体レベルが重力のみの作用によって弁に到達できる、充分に大きい移動を意味するものと理解すべきである。より詳しくは、この表現はまた、弁自体がタンクの液体中に浸漬されるようになるあらゆる状況をも意味する。更に詳しくは、タンクが、設計された初期位置に対して180°回転された状況を意味する。
【0034】
この閉鎖は自動的に、すなわち、人力、またはエネルギの供給により作動するモータその他の装置のような弁の外部からの何らの介入もなく行なわれる。
【0035】
本発明の弁により達成される他の機能は、タンクの有効体積を設定すること、および充填作業中にタンクが所定体積を超えて充填されることを防止することである(「過充填防止装置(overfill protection device)」または短縮したOPDとしても知られている)。
表現「有効体積」とは、溢流または外部を汚染する危険を生じさせないでタンク内に導入できる液体の最大許容体積を意味するものと理解すべきである。
【0036】
本発明による安全弁はまた、タンクの有効体積を調節してOPD機能を達成する手段を有している。
これらの機能を達成できる、単一弁を使用した信頼性のあるあらゆる手段が適している。
【0037】
タンク充填ノズルに連通するパイプを設ける必要がない弁を使用することが好ましい。このような弁は、タンク内の液体の有効レベルに到達したときに閉じる逆止弁を支持するフロートを有している。弁座は、液体およびガスに対してシールされ、かつ逆止弁が閉じたときにタンク内に発生する過大圧力に耐えることができる。この好ましい弁は、液体の入口を省略した自動装置により充填されるタンクに非常に適している。
【0038】
本発明による弁の他の重要な機能は、弁が取り付けられたタンクが充填されている間に、タンクからガスを排出できることである。
本発明による弁には、この機能を達成できる任意の手段を使用できる。
例えば、遮断要素を支持したフロート弁を使用できる。
【0039】
タンク内の液体レベルが、或るレベル以上にフロートを支持しないときには開いた状態に留まっている逆止弁に固定されるフロート弁は、優れた結果が得られる。
【0040】
また、特に好ましい一実施形態では、大量の液体がタンク内に導入されて大きい波がタンク内に発生される場合に弁が不意に閉じてしまうことを防止すべく、フロートの座より充分に下方に延びたバレルを弁に設けることも有効である。タンクが移動しているときにタンクから液体がほとばしり出ないようにする慣用的作用とは別に、このようなバレルはまた、充填作業の間中タンクに常時通気する機能も有している。
【0041】
本発明の特定形態によれば、安全弁は、可撓性シールが設けられた逆止弁を有している。
表現「逆止弁」とは、一チャンバとその外部環境との間での物質の交換を随意に防止できる遮断装置を意味するものと理解すべきである。
逆止弁に取り付けられる可撓性シールは、逆止弁に取り付けることができる任意の変形可能なシールで構成できる。
【0042】
本発明による弁のこの実施形態によれば、シールは弁ヘッドに取り付けられて、逆止弁の可動部分と協働する。この可動部分は、弁座と協働するニードルの形態をなすのが好ましい。
或いは、シールは、弁ヘッド上の平座を備えた逆止弁の可動部分に取り付けることもできる。
【0043】
タンクが反転する場合に弁を自動的に閉じる本発明による手段を設けることもできる。反転したときにタンクを閉じかつ隔絶することができるあらゆる手段が適している。
このような手段の一例として、遮断逆止弁を支持するフロートを備えた複雑な弁を用いて達成されるものがあり、この場合、中空フロートには、この壁内に収容されかつ例えば中空フロートに固定された稠密本体と、弁が垂直休止位置にあるときに稠密本体のほぼ全重量と釣合うスプリングとにより荷重が負荷される。タンクおよび弁が反転すると、稠密本体の重量がスプリングの推力と協働してフロートを押し、これによりフロートを弁座に向けて浸漬する。
【0044】
フロートが設けられた弁を備えた手段であって、フロートの下には孔穿きウェルが設けられたケージが配置されており、ウェル内には稠密ボールが載置され、該稠密ボールは、弁の反転時に重力の作用を受けて移動されるとフロートを弁座に向かって上方に押しやる構成の手段は、優れた結果が得られる。
【0045】
本発明による安全弁に導入される他の機能は、外部圧力と比較して過度の低圧または過度の高圧の状況下でタンクの安全通気を行うことである。
【0046】
或る状況下で例えばタンクが閉じられた状態に置かれ、タンク内に低圧が生じかつ温度がかなり低下する事態が生じると、閉鎖されたタンク内に存在する液体およびガスの大きな収縮を引き起こす。他の低圧状況は、タンクが閉じられた状態にありかつ液体の迅速かつ連続的な消費がなされるときに生じる。タンク内の過度の低圧は或る危険性をもたらすため、或る低圧閾値を超えるタンクに通気する手段を設けることにより回避しなければならない。
例えば、タンクが完全に充填され、弁が閉じられ、かつ温度が急激に大きく上昇するという他の状況では、危険な過大圧力がタンク内に発生する。
【0047】
本発明による弁には、このような過度の低圧または高圧に対してタンクを保護できるあらゆる手段を使用できる。
例えば、2次通過オリフィスを通して空気の導入を可能にするシステムを使用できる。
【0048】
この2次通過オリフィスの開度は、逆止弁をシールする手段とは別の付加シールにより制御できる。或いは、別の態様として、出口オリフィスから僅か下方の位置に設けられたウェル内に配置されかつタンク内に流入する空気の逆流防止装置として機能する軽量ボールを使用することもできる。この逆止弁は、タンクの安全使用が行える最大圧力に一致する内部設定圧力の影響を受けたときにのみ開く。
【0049】
逆止弁には、或る圧力閾値すなわち低圧閾値に到達すると変形して、タンクの外部への通路を開く少なくとも1つの可撓性シールを設けるのが好ましい。
可撓性シールは、環状の形状およびタンクを閉じられた状態にシールし、過度の低圧および高圧の場合にタンクを安全にする変形可能なリップを有するのが好ましい。これらのリップは、リップの両面に作用する所与の圧力差の影響を受けて変形できるように適合された厚さを有している。各シールについて、リップが弁座の通路を開くのに充分なだけ変形し、かくしてタンクの内部と外部とを連通させる過大圧力閾値または低圧閾値がある。
【0050】
本発明によれば、可撓性シールは、外部圧力に対して過度の低圧および高圧状況下で、変形しかつ開くことができる。別のシールによって、過度の高圧および低圧に対する安全性を得ることもできる。
【0051】
同じシールを用いて、低圧および高圧に対する安全性を得ることが好ましい。この場合、低圧の影響を受けて変形するリップであって、同じシールの一部を形成しかつ高圧の場合にも変形する他のリップとは別のリップで構成できる。
低圧および高圧に対する安全性を与える可撓性シールは、弁の逆止弁部分をシールする可撓性シールと同じであることが特に好ましい。
特に好ましい一実施形態は、可撓性シールが、高圧に対する安全性を与えるリップとは別の低圧に対する安全性を与えるリップを備えているものである。
【0052】
通気システムの実施形態の優れた形態によれば、容器から排出する装置は、容器の低い位置に配置されたオリフィスを閉じる可撓性ダイアフラムで形成される。
エラストマで作られた、反転した傘の形状をなすダイアフラムが優れた結果をもたらす。
【0053】
本発明の他の要旨は、自動車用燃料タンクに通気するのに上記通気システムを使用することにある。
本発明の通気システムの使用は、燃料がディーゼルエンジンに供給されるディーゼル油であるタンクに通気するのに特に適している。
【0054】
【発明の実施の形態】
図面は、車両に取り付けられるディーゼル燃料タンク6の通気システムの断面図であり、該通気システムは、弁1およびこの近くに配置された容器2を有している。ダクト4が、弁1の上部と容器2の上部とを連結している。キャニスタ(図示せず)には、ガス出口ダクト10が連結されている。容器2の下部12にはオリフィス13が設けられており、該オリフィス13は、逆止弁として機能する、反転した傘の形状をなす変形可能なダイアフラム14により閉じられている。
【0055】
弁1は、本質的に4つの別体部分からなり、タンク内に浸漬される円筒状のバレル5内では可動部分7が摺動する。バレル5上には、タンク6の壁16を越えて延びるヘッド9が配置されている。ヘッド9および壁11は、パイプ4の形態の閉空間を形成する。
【0056】
可動部分7は、上部にニードル17が固定されたフロート3を形成し、該フロート3は、ヘッド9の中央に位置するオリフィス15を閉じることができる。
【0057】
フロート3は、バレル5の壁に固定された底部20内の中央に位置するウェル19内で自由に移動できる稠密物質で作られたボール18上に載置されている。ウェル19の基部には、タンクからの液体が通り得るようにする開口21が設けられている。ウェル19および底部20の壁には、他の孔(図示せず)も設けられている。
【0058】
バレル5は、スカート22により開口21の下まで延長されている。この目的は、通気中にタンクを通って移動する液体の波に対する弁の感度を制限することにある。
バレル5の上部には孔23が設けられており、該孔23は、タンクからガスを除去する機能を有している。
【0059】
オリフィス15の周囲に配置された変形可能なリップ25を備えた環状シール24が、フロート3により支持されたニードル17と協働して、弁の開閉を制御する逆止弁を形成する。
【0060】
図示の通気システムが作動する態様は次の通りである。
タンク内に存在する液体が使用されて、タンク内でのそのレベルが最大許容安全レベルを大きく下回ると、液体はフロート3の基部に到達しなくなる。リザーバが傾けられると、弁はこの運動に追随して、その初期位置に対してタンクと同じ角度だけ傾斜される。タンクの傾斜角が増大されたとき、一体となったフロート3−ニードル17の重量および摩擦力により増大された稠密ボール18の重量が、ウェル19の壁に対する接線方向分力を、その垂直方向分力より小さい傾斜と同じ側に位置する状態に維持する限り、ボール18はウェル19の底部内に収容された状態に留まり、かつフロート3により支持されたニードル17はその上部と、シール24により形成された弁座との間に通路を維持する。タンクの傾斜角の増大により、接線方向分力の値が垂直方向分力の値を僅かでも超えるやいなや、ボール18は傾斜と同じ側に位置するウェルの壁に沿って移動し始め、これによりフロート3が持ち上げられて、ニードル17がシール24に接近される。逆止弁が開いている間中、タンクは通気される。この状況は、傾斜角が、可動ニードル17をシール24に接触させるのに充分なほど大きくなるときに変化する。この瞬間に弁が閉じ、タンクの通気が停止されるため、傾斜したタンクから液体がほとばしり出ることが防止される。
【0061】
タンク内に波が発生された場合で、波のエネルギがフロート3を持ち上げるのに充分なほど大きい場合には、スカート22によりもたらされる減衰効果を考慮に入れても、弁は閉じられかつ液体がタンクからほとばしり出ることが防止される。
タンクが反転された場合には、稠密ボール18は、その全重量がフロート3に作用した状態で停止し、ニードル17とシール24との接触により液体の通路が迅速に閉じられる。
【0062】
タンクの充填作業中に液体の最大許容安全体積に到達すると、液体により支持されたフロート3が上昇し、ニードル17とシール24とが接触することにより逆止弁が閉じられる。最大許容体積は、フロート3およびニードル17の高さを選択することによりおよびフロート3の浮動ライン(flotation line)を調節することにより設定できる。
最大許容レベルを超えてタンクに液体を充填することを試みると、タンク内の圧力が増大して液体が充填ノズル内で上昇し始める。このことから、この同じ充填システムを自動的に閉じる装置に作用するのに時間はかからない。
【0063】
フロート3がその最低位置に留まっている充填期間の間中、およびフロートがバレル内で上昇し始めたけれども未だニードル17とシール24とが接触する充分なレベルには到達していない間は、タンクはガスを排出し続ける。
【0064】
燃料タンクが閉弁位置にあるとき、内部圧力が何らかの理由(例えば温度の大幅上昇)によって急激に増大し始めると、ニードル17と接触しているシール24のリップ25が開き、内部圧力を安全タンク作動が行える値以下に低下させることを意図した安全通気が可能になる。
同様に、逆の状況で、タンク内の圧力が過度に低下すると、シール24のリップ25が開いて外部空気が取り入れられ、タンクを安全に使用できるようになる。
【0065】
車両が移動しているか、車両は停止しているがタンクが充填されている場合には、ガスは、タンク6内からバレル5の上部に設けられたオリフィス23を通って弁1内に入り、ここから、ダクト4および容器2を通って、キャニスタに通じるダクト10の端部へと逃散する。もしも、例えば、充填中または最大許容レベルの近くの高レベルまでタンクが充填されている車両の移動中に、タンク内のディーゼル油が激しく移動する結果としてディーゼル油がガスと一緒にノズル4まで運ばれるようなことがあっても、ディーゼル油は容器2の底部に落下し、ガスが出口10およびキャニスタに向かってガス流路を流れ続ける間、容器2の底部内に保持される。車両が停止して、タンクから逃散するガスの流れにより誘起される圧力差が消失すると、容器2内に捕捉されたディーゼル油が、オリフィス13を通り、ダイアフラム14をその自重により開かせて、タンク6へと戻る。ダイアフラム14は、容器2内で利用できる空所の全高より低い、容器2内での石油の所与の高さの重量を受けて変形しかつ開くことができるように選択される。
【0066】
図示の通気システムは、有効な付加機能、すなわち、弁1が閉じられている間にタンクの内部圧力が低下する状況下でタンクに通気する機能を有している。この状況は、多量の燃料が同時に消費されかつ排出されると危険になり、或る場合にはタンクの壁の内破を引き起こすことがある。この状況は、タンクがその最大レベル近くのレベルまで充填されておりかつ車両が急な坂道を登っているときに、フロート3の移動によって弁1が閉じられることにより生じることがある。この状況では、ダイアフラム14は、タンク内に発生した低圧によりダイアフラムの壁の両側に生じた圧力差によって開き、これにより、キャニスタおよび外部大気に通じるダクト10に連結された容器2を通して空気が取り入れられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の通気システムを制限しない態様で示す図面である。
【符号の説明】
1 弁
2 容器
3 フロート
5 バレル
6 タンク
10 ガス出口ダクト
13 オリフィス
14 ダイアフラム
17 ニードル
18 ボール
19 ウェル

Claims (9)

  1. 液体タンクに通気するシステムであって、
    一方では、ガスに帯同して運ばれる前記タンクからのあらゆる液体を収集しかつ保持するための容器として機能しかつ排出手段が設けられた、前記タンク内の閉空所を有し、他方では、前記容器の空所の外部に配置されかつ前記タンク内に配置されフロート弁を有する通気システムにおいて、
    前記閉空所と前記フロート弁とは互いに隣接しているとともに、通気回路の、前記閉空所及び前記フロート弁の上部における共通のダクトによって互いに連通し、
    前記弁が、
    a)前記タンクがその設計初期位置に対して傾斜されたときに前記タンクに通気する手段と、
    b)前記タンクが傾斜されたときまたは前記タンク内に液体の波が生じたときに前記タンクから液体がほとばしり出ることを防止する手段と、
    c)前記タンクが反転したときに前記タンクを自動的に閉じる手段(「ROV」すなわち「反転弁(roll−over−valve)」機能)と、
    d)前記タンクの有効体積を調整しかつ前記タンクが所定レベルを超えて充填されることを防止する手段(「OPD」すなわち「過充填保護装置(overfill protection device)」機能)と、
    e)前記タンクの充填中に前記タンクからガスを排出する手段と、
    を有することを特徴とする液体タンクに通気するシステム。
  2. なくとも1つの可撓性シールが、前記フロート弁の弁座を形成しているオリフィスの周縁に配置され、前記可撓性シールは、前記フロート弁のフロートの先端とともに逆止弁を形成していることを特徴とする請求項1記載の通気システム。
  3. 前記ROV機能は、前記フロート弁の下に位置する孔穿きウェルを備えたケージにより達成され、前記ウェル内には稠密ボールが載置されており、重力の作用を受けて前記稠密ボールが移動すると、前記稠密ボールは前記フロート弁のフロートを押してニードル形弁を閉じ、ニードル形弁の可動部分は前記フロートに固定されておりかつ弁の出口導管を閉鎖できることを特徴とする請求項1又は2記載の通気システム。
  4. 前記シールは、環状シールとして形成され、該環状シールは、環状の形状と、タンク内の圧力が低圧になったときおよび高圧になったときにタンクを安全にするための変形可能なリップとを有していることを特徴とする請求項記載の通気システム。
  5. 前記環状シールでは、異なるリップが、低圧に対する安全性と高圧に対する安全性とを与えることを特徴とする請求項記載の通気システム。
  6. 前記容器の下部に設けられたオリフィスを閉じる可撓性ダイアフラムを備えた排出手段を有することを特徴とする請求項1〜のいずれか1項記載の通気システム。
  7. 前記ダイアフラムは反転した傘の形状をなすエラストマで作られていることを特徴とする請求項記載の通気システム。
  8. 請求項1〜のいずれか1項記載の通気システムを自動車の燃料タンクの通気に使用することを特徴とする方法。
  9. 前記燃料はディーゼルエンジンに供給されるディーゼル油であることを特徴とする請求項1〜のいずれか1項記載の通気システムを使用する方法。
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