JP6522121B2 - ペーパー加工プラントにおける親リールの取扱方法 - Google Patents

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Description

本発明は、ペーパー加工プラントにおける親リールの取扱方法に関する。
ペーパーログの製造は所定の通路に沿って連続的なペーパーウェブを供給することを含むことは知られている。ペーパーウェブは前記通路の所定位置において横方向に開穿せしめられ、その結果、引き裂きによって分離可能な所定の長さのシートに分断される。
さらに、形成されるログの最初のシートの糊付けを行うために所定量の糊がその表面に塗布される管状部材(通常、コアと呼ばれる)が使用される。さらに、ログ形成ステーションに設置されかつ作動する巻取ローラが使用され、この巻取ローラはペーパーが巻き付けられるコアの回転を引き起こす。所定量のペーパーがコアに巻き付けられると、ログの形成は終了する。次いで、別のログが形成される。
ログの形成が完了すると、ログの自動的な巻き戻し(アンワインディング)を防ぐために、ログの最後のシートの下側シートに糊付けを行う必要がある。各ログは次いで切断機によって複数のより短尺のロールに細分化される。
プロセスの適切な作動を行うために、ペーパー加工プラントは常に、そこからペーパーウェブが供給される親リールが設置される巻き戻し機(アンワインダ)を含んでいる。特に、巻き戻し機は各親リールを支持するためのベースを含んでおり、そして当該ベースはその長手方向軸の周りに回転可能とされている。何故ならば、そのベースは2本の支持ピンに取付けられており、それらの支持ピンのそれぞれが前記親リールの対応する側に着脱可能に挿入されているからである。
ペーパーが巻き戻されると、前記親リールは巻き戻し機のベース上に位置し、前記ピンは当該親リールの内側に位置する。一方、一般的に、親リールが殆ど消耗しかつ取り換える必要がある場合には、親リールをフリーにするために前記ピンは引き抜かれる。最後に、ペーパー加工プラントは通常はブリッジクレーンを有しており、このブリッジクレーンによって親リールは設置位置から前記巻き戻し機まで移動させられる。
EP1742860 EP1601600
本発明の主たる目的は、特に効率的かつ同時に安全で高い自動化レベルを特徴とする親リールの取扱方法を提供することである。
本発明によれば、請求項1に示された特徴を有する方法により、上記目的が達成される。本発明の他の特徴は、従属請求項の主題である。
本発明の方法は、親リール搬送工程を比較的簡単且つ経済的な態様でより安全かつ効率的にし、自動化可能かつ制御可能にすることができるという利点を提供する。
本発明のこれらの利点及び特徴並びに他の利点及び特徴は、以下の説明及び、限定的な意味で考慮されないが本発明の例示として与えられている添付図面の助けによって当業者に最良に理解されるであろう。
本発明方法を実施するのに適したプラントにおける親リールの支持装置の概略側面図であり、親リールが前記支持装置上にある例を示す。 図1に示された装置の概略側面図である。 図1及び図2に示された装置の概略底面図である。 一般的なペーパー加工プラントの巻き戻し機(S)に関する前記装置の位置を示す概略図であり、巻き戻される親リール(1)に関する4つの位置(A,B,C,D)及び2つの交換ユニット(SU)を示す。 図1〜4に示した装置に対する自動制御システムの可能な配置に関する簡略化したブロック図である。 本発明方法を実施するために使用できるピンの概略斜視図である。 内部をより良く見せるために2つのセクターを除いた状態の図6のピンを示す図面である。 図6に示したピンの断面図である。 図8のA−A線に沿う断面図である。 図9Aに示したユニットから離れた一群の部材を示す図面である。 図9Aと同様の図面であるが、伸長した配置の代わりに圧縮した配置におけるピンを示す。 ブリッジクレーンによるピンの処理に関する一連の工程を示す第1の概略図で、その動きをより明瞭に示すために図11のみに親リールが示されている。 ブリッジクレーンによるピンの処理に関する一連の工程を示す第2の概略図である。 ブリッジクレーンによるピンの処理に関する一連の工程を示す第3の概略図である。 ブリッジクレーンによるピンの処理に関する一連の工程を示す第4の概略図である。 ブリッジクレーンによるピンの処理に関する一連の工程を示す第5の概略図である。 ブリッジクレーンによるピンの処理に関する一連の工程を示す第6の概略図である。 親リールの概略側面図であり、それぞれのコアの反対側端部にピンが挿入された例を示す。 図11の詳細図である。 図11の別の詳細図である。 親リール(A)が上昇している場合の親リール(A)に働く力(RA)を示す図面である。 ブリッジクレーンの概略側面図であり、それぞれのアームの端部が支持部材上に位置する親リールの長手方向軸と適切に整列された例を示す。 図21の部材群を一つの配置で示す正面図である。 図21の部材群を他の配置で示す正面図である。 ブリッジクレーンの概略側面図であり、それぞれのアームの端部が親リールの長手方向軸の上方に位置する例を示す。 図23の部材群を示す正面図である。 ブリッジクレーンの概略側面図であり、それぞれのアームの端部が親リールの長手方向軸の下方に位置する例を示す。 図25の部材群を示す正面図である。 アクチュエータ(AP)及び対応する上部構造(SC)との接続を示す概略上面図である。 ブリッジクレーンのアームとその上部構造を示す斜視図である。 下降状態のプラットホーム(PB)を示す概略図である。 上昇状態のプラットホーム(PB)を示す概略図である。 図21〜29に示した装置に関して使用可能な自動制御システムの概略ブロック図である。 親リールに関するピンの誤位置を示す図面である。 本発明方法を実施するために使用される巻き戻し機の一連の配置を示す概略斜視図であり、親リールの直径が最大となっている作動開始時の状態を示す。 本発明方法を実施するために使用される巻き戻し機の一連の配置を示す概略斜視図であり、図31の次の状態を示す。 本発明方法を実施するために使用される巻き戻し機の一連の配置を示す概略斜視図であり、図32の次の状態を示す。 本発明方法を実施するために使用される巻き戻し機の一連の配置を示す概略斜視図であり、図33の次の状態を示す。 本発明方法を実施するために使用される巻き戻し機の一連の配置を示す概略斜視図であり、図34の次の状態を示す。 本発明方法を実施するために使用される巻き戻し機の一連の配置を示す概略斜視図であり、親リールの直径が最小となっている作動終了時の状態を示す。 プーリ型従動部材を支持するキャリッジの運動に関する簡略化した概略ブロック図である。 図33の拡大詳細図である。 図36と同様の図面であるが、特にキャリッジ(240,250)を作動させるための機構を示す。 消耗したリールを受け入れるための装置の一つの状態を示す側面図である。 消耗したリールを受け入れるための装置の別の状態を示す図40と同様の側面図である。 図40及び41に示した装置の正面図である。
本発明方法は、例えば、プラントによって実施され得るもので、当該プラントは、
パーキングステーション(SA)において親リール(1)を支持しかつ方向付けするための装置;
親リール(1)のコア(10)の対応する端部にそれぞれが挿入され得る2本のピン(P);
2つの可動アーム(BC)を有するブリッジクレーン(CP);及び
巻き戻し機(S)を含んでいる。
例えば、親リール(1)を支持しかつ方向付けするための装置は、所定の巻き方向に巻かれたペーパーからなる親リール(1)を受け入れかつ支持するように設けられている支持部材(110)を含み、当該ペーパーは他側部材よりも滑らかな一側部を有しかつ親リールの内側方向または外側方向に折り返されている。
前記支持部材(110)はベース(11)を含み、当該ベース(11)上には親リール(1)に対する両方向支持部を形成する付加体(12)を備えた回転プラットホーム(10)が設置されている。
前記付加体(12)は逆L字型断面形状を有し、フォークリフト(図示せず)のフォークに接近可能な内部空間(13)の範囲を定めている。支持しかつ方向付けする装置を備えるペーパー加工プラントの他の地点から導かれ、または外部施設から導かれてくる親リール(1)は、前記フォークリフトによって回転プラットホーム(10)上に位置せしめられる。
前記プラットホーム(10)はリング(14)を介してベース(11)上に設置されており、それ故プラットホーム(10)はベース(11)上でリング(14)が中心に位置する垂直軸(y−y)の周囲を回転可能とされている。
前記プラットホーム(10)の回転はギヤ伝達を介してプラットホーム(10)に作用する電気モータギヤ(100)によって駆動せしめられる。このギヤ伝達はリング(14)の外部側とかみ合うピニオン(101)を有し、このリング(14)はその外部側上に対応する凹凸形状が形成されている。
前記モータギヤ(100)はベース(11)の下方に設置されており、そしてその出力軸(102)は対応する貫通孔を有する同一のベース(11)と直交している。該ベース(11)の他の側、即ち、その上方には、ピニオン(101)が前記出力軸(102)の自由端に設けられている。
実際上、支持部材(110)のために、親リール(1)は巻き戻し機(S)に関して適切に位置付けられるように、軸(y−y)の周りを回転せしめられる。図3において、矢印R及びLは軸(y−y)の周りへの親リール(1)の回転を示す。
例えば、図4に関して、親リール(1)のより滑らかな側部が外部側であり、同一の親リール(1)の“自由尾部”が巻き戻し機(S)方向に折り返された右側尾部(DB)である場合:親リール(1)が位置(C)又は位置(D)へ移送される場合は、親リール(1)はその当初の方向のままであり、親リール(1)が位置(A)または位置(B)へ移送される場合は、その方向は軸(y−y)の周りのプラットホーム(10)の180度の回転によって変更される。
親リール(1)に巻かれたペーパーのより滑らかな側部が外部側であると再び仮定し、親リール(1)の自由尾部が左側尾部(SB)である場合:親リール(1)が位置(A)又は位置(B)に移送される場合は、親リール(1)はその当初の方向のままであり、親リール(1)が位置(C)又は位置(D)に移送される場合は、その方向は軸(y−y)の周りのプラットホーム(10)の180度の回転によって変更される。
交換ユニット(US)は、それ自体公知であり、交換ユニットの反対側に設けられたもう一つの親リールの開始部分とほぼ消耗した親リールの終了部分とを結合するように働く。交換ユニットと関連した巻き戻し機の例は特許文献1及び2に開示されている。
上述した親リール(1)を方向付けするための装置は、ペーパーのより滑らかな側部が交換ユニット(S)から出てくる複数のプライを(公知の方法で)結合することによって得られる製品の外部側となることを確実にする。図4において、交換ユニット(S)から排出される2枚のプライ(V1,V2)の外部側は符号“L1”及び“L2”で示されている。矢印“E”は交換ユニット(S)から排出されかつ下流側に位置する結合ユニット(それ自体公知であるので詳細には記載しないが;例えば、当該ユニットは糊付けユニット又はプライ結合ユニットである)の方向に方向付けされたプライ(V1,V2)の方向を示す。
パーキングポジションにおける親リール(1)の方向付けは、キーボード(K)を使用し、モータギヤ(100)が接続されているプログラム可能なユニット(UE)にこの情報を入力するオペレータによって行われる。それから、プログラム可能なユニット(UE)は、オペレータによって入力されたような親リール(1)の方向付けに基づき、且つ前述した如く目的地(A,B,C,D)に基づいてプラットホーム(10)の回転か否かを行う。
親リール(1)の方向付けの検知工程は、親リール(1)に巻かれたペーパーのより滑らかな側部が外部側か又は内部側かを検知するために取付けられた自動検知手段によって制御可能とされている。
例えば、前記自動検知手段は、光学的読み取り機(OR)又はRFIDタグを読み取るために設けられた読み取り機(TR)を含んでいる。第1の場合は、親リール(1)の最後の部分の外部側に、光学的読み取り機(OR)によって読み取り可能でかつより滑らかな側部か又はより粗い側部かを特定する信号(例えば、立体的形状又はバーコード)が形成されている。第2の場合は、親リール(1)の最後の部分にRFIDタグが取付けられており、このタグは立体的形状及びバーコードについて記載した作用と同様の作用を有している。上記信号又はバーコード又はRFIDタグは、リールが製造されるペーパー製造工場又はペーパー加工プラントにおいてリールに設けることができる。
キーボード(K)、光学的読み取り機(OR)及びタグ読み取り機は、親リール(1)の方向付け手段の起動の許可手段の例示であり、そして当該方向付け手段はキーボード(K)、光学的読み取り機(OR)又はタグ読み取り機によって与えられた許可によって起動せしめられる。
また前記プラットホーム(10)は複数の親リール(1)を同時に収容できるように設計することも可能である。
図面に示した実施の形態によれば、各ピン(P)は外側部(PX)及び内側部(PN)を有し、前記内側部(PN)は前記リール(1)のコア(10)に挿入されるようになっており、そして前記内側部(PN)がコア(10)の内側に位置する場合には前記外側部は前記リール(1)の外側に位置する。図6及び図7においては、外側部(PX)は右側に位置し、一方内側部(PN)は左側に位置している。前記ピン(P)は中央部の長手方向軸(x−x)に関して実質的に対称である。
前記ピン(P)の外側部(PX)はシャンク(2)によって形成されており、そのシャンク(2)の長手方向軸はピン(P)の長手方向軸(x−x)と一致している。当該シャンク(2)にはハンドル(3)が取り付けられている。このハンドル(3)は、シャンク(2)から放射状に設けられかつ前記長手方向軸(x−x)に平行な部材(31)によって結合された2つの平行アーム(30)によって形成されている。前記ハンドル(3)はシャンク(2)の上面側、即ち作動中は上方に回転しているシャンク(2)の側に当接せしめられる。前記シャンク(2)は中空である。
図面に示した実施の形態によれば、前記ピン(P)の内側部(PN)は伸長可能である。前記内側部は、前記リール(1)のコア(10)に挿入される場合には当該コア(10)と係合するように伸長せしめられる(図6、図7、図8、図9A及び図9Bに示されるように)。一方、前記内側部(PN)は、コア(10)に挿入させるため又は前記リール(1)から取り外すために縮小せしめられる(図10に示されるように)。
前記内側部(PN)の外面は、複数の扇形部材(4)(図示の例では4つ)によって形成されている。この扇形部材の各々は自由前面部(40)と後面部(41)を備えた円筒面部材によって形成されている。
前記ピン(P)はボディ部材(5)を有し、当該ボディ部材は、ベアリング(51)を介在させた状態で中空のシャンク(2)内に長手方向に挿通された後部部分(50)と;扇形部材(4)の前面部(40)方向に向けられかつ後部部分(50)の長手方向の延長部分である前部部分(52)と;そして外部カップ型部分(53)を含み、当該外部カップ型部分(53)の内径(d53)は後部部分(50)と前部部分(52)の中間点においてシャンク(2)の外径よりも大である。
実際上、ボディ部材(5)の後部部分(50)はシャンク(2)に挿入され、中間部分(53)は部分的に(即ち、その最も前の部分において)当該カップ型中間部分(53)の内側に位置するシャンク(2)の外面部に位置し、そして前部部分(52)は、図示したように、扇形部材(4)の内面側に位置するボディ部材(5)の延伸部分を構成する。
各扇形部材(4)の後面部(41)は、前記カップ型部分(53)から外方に突出している放射状ウイング(54)内に挿入されたピン(42)によってボディ部材(5)のカップ型部分(53)に係止されている。この例においては、前記ウイング(54)は4個であり、そして互いに90度の角距離を置いて配設されている。各ピン(42)の軸は、表面が円筒形状のシャンク(2)の接線方向に方向付けされている。さらに各ピン(42)はシャンク(2)の外面から所定の距離だけ離れて設けられかつスペーサとして作用するウイング(54)に挿入されている。
図示した例によれば、前記扇形部材(4)は互いに同一形状でありかつ妨害されることなくそれらの動きが行えるように(以下に説明されるように)分離ライン又は切れ目部分(S4)によって分離されている。さらに、この例においては、上述したように、前記扇形部材(4)の各々は、その後面部(41)に対応してより大きなベース部を備えた台形形状を有している。
また、各扇形部材(4)は、それぞれの扇形部材(4)の内面のボディ部材(5)の前部部分(52)に長手方向に摺動可能に設けられたカラー部材(56)の一側部(下側部分)及び反対側(上側部分)にヒンジ留めされた結合ロッド(55)を介して前記ボディ部材(5)の前部部分(52)に係止されている。
カラー部材(56)に対する結合ロッド(55)の結合はピン(57)によって行われており、そのピン(57)の軸は、カップ型部分(53)のそれぞれのウイング(54)に対して扇形部材(4)の後面部(41)を結合するピン(42)に対して平行である。前記扇形部材(4)の内側部分に対する同一の結合ロッド(55)の結合は上記ピン(57)に平行な別のピン(58)によって行われる。
前記ボディ部材(5)の前部部分(52)の前端部の前には、前記軸(x−x)と直交する2枚の板(60,61)の間に位置する空気バネ(6)が配置されている。第1の板(60)は、スペーサとして働く後部延伸部(62)を有し、そして前記ボディ部材(5)の前部部分(52)の前端部に固着されている。第2の板(61)は空気バネ(6)に関して反対側に位置している。
複数個のロッド(63)が第2の板(61)と前記カラー部材(56)を結合している。各ロッド(63)は一側部で第2の板(61)に固着され、他側部で前記カラー部材(56)の後部付属部材(560)に固着されており、そして第1の板(60)に形成されたそれぞれの穴を自由に通過する。前記ロッド(63)の各々には螺旋状バネ(64)が取り付けられている。前記ロッド(63)と螺旋状バネ(64)は前記軸(x−x)に平行に方向付けられており、そして図示例においてその数は4つである。
空気バネ(6)の空気が放出され、即ちバネが圧縮されると、前記螺旋状バネ(64)の動作は、前記ボディ部材(5)の前記部分(52)に戻す状態にカラー部材(56)を維持するように働く。この状態で、前記カラー部材(56)の後部部分は、中間部分(53)と前部部分(52)との間に前記ボディ部材(5)に形成された側壁面(59)に対向するバネ(64)によって押圧され、そして前記扇形部材(4)は開放し、前記結合ロッド(55)は軸(x−x)に関して放射方向に方向付けされ、即ちピン(P)に作用する負荷に対して平行に方向付けされている。
前記扇形部材(4)は前記バネ(64)によって通常は開放状態で維持されている。
空気バネ(6)に空気が注入され、即ち、膨張すると、前記バネ(64)の抵抗力が負けて、結合ロッド(55)の最下部とともに前記カラー部材(56)が前進し、それによって前記扇形部材(4)はそれぞれの前面部(40)が互いに近接することによって閉じられる。
前記ボディ部材(5)に形成された長手方向の貫通孔(5F)を介して、圧縮空気が前記空気バネ(6)に導入され、又は排出される。このような態様で、前記扇形部材(4)は、前記ピン(42)を中心に回転させることによって開閉可能となる。
従って、上記した例に示した拡張ピンは、拡張した配置から縮小した配置の間を切り替えるために外部エネルギー源を利用する。この例においては、外部から供給されるエネルギーは圧縮空気によって運ばれる。
前記扇形部材(4)の前面部(40)は実質的に円形形状を形成し、その外径(4a;4c)は最大値(4a)と最小値(4c)の間で同一の扇形部材(4)の形態(開放/閉鎖)に応じて変動する。有利には、前記最大値(4a)と前記最小値(4c)の間の差(△)は最大値(4a)の10%と30%の間であり、即ち、0.30×(4a)≧△=(4a−4c)≧0.10×(4a)である。
より好ましくは、上記差(△)は最大値(4a)の15%と20%の間であり、即ち、0.20×(4a)≧△=(4a−4c)≧0.15×(4a)である。
さらに好ましくは、上記差(△)は最大値(4a)の15%と18%の間であり、即ち、0.18×(4a)≧△=(4a−4c)≧0.15×(4a)である。
図11〜16は、アクチュエータ(AS)によって制御された可動セミカラー部材(SM)をその側部のそれぞれに設けた巻き戻し機(S)への親リール(1)の装着に関する可能な一連の動きを示しており、アクチュエータ(AS)は、それ自体公知である態様において、レバー(LS)によって、固定支持台(SF)の上方で可動セミカラー部材(SM)を時計回り方向(閉鎖方向)又は反時計回り方向(開放方向)に回転させる。前記ピン(P)が支持台(SF)の上方に存在している場合には、時計回り方向への可動セミカラー部材(SM)の回転は前記ピン(P)の外側部(PX)と前記巻き戻し機(S)のそれぞれの側部との係合を惹き起こす。反対に、可動セミカラー部材(SM)の反時計回り方向への回転は巻き戻し機(S)からのピン(P)の離脱を決定する。
図11において、そのコア(10)の両端部に挿入されたピン(P)を具備した親リール(1)はブリッジクレーン(CP)の可動アーム(BC)にフック留めされており、一方、前記巻き戻し機(S)の可動セミカラー部材(SM)は開放している。特に、前記ブリッジクレーン(CP)の各可動アーム(BC)にはその自由端部に可動フック(G)が取り付けられ、そしてこの可動フック(G)はフック型の自由端部を有し、ハンドル(3)の部材(31)の下側に可動フック(G)がより簡単に位置することができるようになっている。
前記フック(G)は、水平軸(PG)を備えたピンによって可動アーム(BM)の自由端部にヒンジ留めされ、かつ空気バネ(MP)に結合された後側部を有している。前記空気バネ(MP)によって前記フック(G)はピン(PG)の周りを時計回り又は反時計回りに回転可能となっている。前記可動アーム(BC)の運動はそれぞれのアクチュエータ(AS)によって制御されている。
図12において、前記ブリッジクレーン(CP)の可動アーム(BM)はアクチュエータ(AS)によって下降せしめられており、前記ピン(P)は巻き戻し機(S)の支持台(SF)上に位置し、前記フック(G)はハンドル(3)を保持しており、そして前記可動セミカラー部材(SM)は開放している。図13において、前記フック(G)はピン(P)のハンドル(3)をいまだ保持しているが、セミカラー部材(SM)は時計回りに回転し巻き戻し機(S)にピン(P)をロックしている。
図14において、ブリッジクレーン(CP)のフック(G)は、ピン(P)のハンドル(3)からそれを離脱させるために回転せしめられる。
前記ブリッジクレーン(CP)の複数のアーム(BC)はそれ等相互の接近及び離間を行うために動くので、図17にダブル矢印“FB”で概略的に示したように、前記アーム(BC)はリール(1)のコア(10)の両端部へのピンの挿入に適しており、そしてそれぞれそれらの離脱にも適している。
図15及び図16は、巻き戻し機(S)から離間するブリッジクレーンの可動アームを示す。
前記巻き戻し機(S)からピン(P)付きリール(1)を離脱させるための一連の手順は上記した手順と反対の手順となる。
前述したように、前記ピン(P)上のハンドル(3)は、当該ピン(P)がいまだ巻き戻し機(S)上に位置している間に、ブリッジクレーンのそれぞれのアームに対する巻き戻し機のフック留めを行わせる。
前記リール(1)は、前記ブリッジクレーン(CP)のアーム(BC)又は前記巻き戻し機(S)又はこれらの両方によって常時支持されている。
さらに、前述したようにフック(G)にフック留めされているハンドル(3)のために、ピン(P)の各々はそのフック(G)上で揺動し、そしてこのことは、前記リール(1)のコア(10)へのピン(P)の挿入の間における、前記リール(1)の軸とピン(P)との自己整列の助けとなる。
図20は、前記リール(1)の上昇状態における当該リール(1)に作用する力(RA)を示す。力の分散は、明らかな追加的曲げの負荷をかけていない前記コア(10)の曲げを解消し又は少なくとも大幅に減らすためのものである。
図21−30に示した実施の形態について、前記ブリッジクレーン(CP)のアーム(BC)のそれぞれは、水平軸(C−C)を備えたヒンジによって、上部構造(SC)の下部付属部材(LC)に結合されている。上記上部構造(SC)は、前記プラットホーム(PB)の下部ベースに関して所定の高さに設置された直線状ガイド手段(GR)に沿って(図示しない電気モータによって従来の態様で)摺動自在に設けられたキャリッジ(CA)上に設けられている。
前記ガイド手段(GR)は図21及び図22にのみ示されている。そこでは、符号“RC”は、ガイド手段(GR)を形成するビーム上を摺動可能とされているキャリッジ(CA)のホイールを示すが、他の図面においては、簡略化のためにそのホイールは図示されていない。
2つの上部構造(SC)、及び関連した付属部材(LC)及び可動アーム(BC)は、互いに接近し又は離間する、即ち、前記ガイド手段(GR)に沿うブリッジクレーン(CP)の摺動方向(F)に対して直角方向に移動することが可能である。
図22、図24及び図26において、矢印(H)は、前記リール(1)のコア(10)のそれぞれの端部において、前記アーム(BC)に係合するピン(P)の挿入の間においてアーム(BC)の相互の接近を示す。
この目的のために、2つの上部構造(SC)の各々は、第1のキャリッジ(CA)の上面によって示されるガイド手段(2G)上を摺動するホイール(2R)を備えた第2のキャリッジ(2C)と一体化している。
前記キャリッジ(2C)はその各々が、第1のキャリッジ(CA)の上部側のガイド手段(2G)に沿うキャリッジの移動を制御する関連するジャッキ(2M)によって制御されている。当該第1のキャリッジ(CA)はビームの方向に直交する方向に沿って運動し、そして当該ビームは前記第1のキャリッジ(CA)が走行するガイド手段(GR)を規定する。
各ジャッキ(2M)は、第1のキャリッジ(CA)の中央部に固着されかつそれぞれの上部構造(SC)の内部側に結合されたステムに取り付けられたブラケットにそのマントルとともに固着されている。
このような態様で、前記上部構造(SC)の各々は、それぞれのアーム(BC)とともに、前記ガイド手段(GR)に沿って双方向的に及び前記ガイド手段(GR)に直交する方向に移動可能とされている。
ヒンジ(CC)の軸の周囲の各可動アーム(BC)の回転は、それぞれのアクチュエータ(AP)によって制御されており、当該アクチュエータは、前記上部構造(SC)に取り付けられたスカート(100)及び可動アーム(BC)に結合されたステム(101)を有している。さらに詳細には、前記スカート(100)は水平ピン(106)によってブラケット(102)にヒンジ留めされている。
1側部(図面の右側)上の水平ピン(106)は、前記上部構造(前記シートから突出している)に直交する水平軸を有するピン(103)によって前記上部構造(SC)上にヒンジ留めされている。前記ピン(103)の反対側において、前記ブラケット(102)の自由端部の下方の固定位置のロードセル(104)が上部構造(SC)に適用される。
言い換えれば、前記ロードセル(104)は、前記ピン(103)によって上部構造(SC)にヒンジ留めされている前記ブラケットの端部の反対側のブラケット(102)の端部(105)の下方の固定位置に位置している。図28の詳細図面から分かるように、前記上部構造(SC)は箱型形状であり、ブラケット(102)が上部構造(SC)の両側部の間に位置している。
前記ピン(103)は前記上部構造(SC)の側部に向かって横方向に延びており、一方、前記シャフト(103)に平行なピン(106)は前記ブラケット(102)の側部方向に横方向に延びている。
図28に示したように、前記アーム(BC)及び付属部材(LC)もまた前記上部構造(SC)と同様に箱型形状である。前記可動アーム(BC)と付属部材(LC)とを結合するピン(CC)はこれらの部材に対して横方向に延びている。前記アクチュエータ(AP)は前記アーム(BC)の側部と上部構造(SC)との間に位置している。
前記リール(1)のコア(10)にピン(P)を導入する段階に関して3つのケースが考えられ、それらは次の通りである。
ケース1:前記リール(1)の軸がピン(P)の軸(x−x)と直線状となり、そして前記リールのコアにおけるピン(P)の導入の間においてロードセル(104)上の荷重に大きな変化は生じない。このケースは図21及び図22A−22Bに図示されている。特に、図22Aにおいて、右側のアーム(BC)は、それぞれのピン(P)がリール(1)のコア(10)に既に挿入されており、一方、左側のアーム(BC)はいまだ“開放”状態で、即ちそれぞれのピン(P)はリール(1)の外にある。図22Bにおいては、両方のアーム(BC)は“閉鎖”状態で、即ち、両方のピン(P)はリール(1)に挿入されている。しかしながら、2つのアーム(BC)は矢印“H”で示されるように同時に移動可能であることは言うまでもない。
ケース2:リール(1)のコア(10)の軸はピン(P)の軸(x−x)より低い、即ち、下方であり、そしてピンの挿入の間にこれらはリール(1)の上昇を惹き起こし、その結果、ロードセル(104)は所定の制限を超える重量の増加を検知する。このケースにおいては、以下にさらに記載するように、ロードセルによって検知される荷重がピン(P)の重量のみの荷重になるまで、リール(1)が設置されるプラットホーム(PB)はリール(1)を上昇させることによってリール(1)の位置を修正する。
ケース3:リール(1)のコア(10)の軸はピン(P)の軸(x−x)より高い、即ち、上方であり、そしてピンの挿入の間にこれらは上昇させられ、その結果、ロードセル(104)は所定の制限を超える重量の減少を検知する。このケースにおいては、以下にさらに記載するように、ロードセルによって検知される荷重がピン(P)の重量のみの荷重になるまで、リール(1)が設置されるプラットホーム(PB)はリール(1)を下降させることによってリール(1)の位置を修正する。
例えば、前記プラットホーム(PB)は当該プラットホーム(PB)の下に配置されかつ作動するパンタグラフ機構によって上昇及び下降せしめられる。この態様では、プラットホームの高さを調節することが可能であり、従って、ブリッジクレーン(CP)のアーム(BC)に結合されたピン(P)に関してリール(1)のコア(10)の高さを調節することが可能である。
上記機構は、互いにヒンジ留めされかつ下側ベース(200)及び上側ベース(201)にヒンジ留めされたレバー部材(202)によって結合されかつアクチュエータ(203)によって接続された下側ベース(200)及び上側ベース(201)を含む。上記アクチュエータは、それ自体公知の態様において、作動時には、レバー部材(202)の回転、及びプラットホーム(PB)が配置される上側ベース(201)の上昇及び下降を決定する。
その結果、リール(1)の上昇又は下降を行うことができる。プラットホーム(PB)を上昇/下降させる機構はどのようなタイプのものでも使用可能である。簡略化のために、図21,23及び25においては、プラットホーム(PB)を上昇/下降させる機構は示されていない。
前記ブラケット(102)及びロードセル(104)は、上記した実施の形態によれば、ブリッジクレーン(CP)のアーム(BC)における負荷の変動を検知するための装置の具体例を構成する。上記装置は、図30の簡略化したダイアグラムに示したように、プログラム可能なユニット(CP)に接続されている。当該ユニット(CP)はアクチュエータ(203)に作用することによってプラットホーム(PB)の下降又は上昇を制御し、これらの変動を消去する。
図21−30は、それぞれが前記リール(1)の対応する側部に挿入可能なピン(P)と係合するのに適した複数個の可動アーム(BC)を備えたブリッジクレーン(CP)、および前記リール(1)を支持するため前記ベース(11)の下方に位置するプラットホーム(PB)を含む装置を図示している。そして、当該装置は、前記リール(1)にピン(P)を挿入する間のアーム(BC)における負荷変動を検知するために取り付けられた検知手段と、当該検知手段によって検知された負荷変動の絶対値が所定の制限を超える場合にリール(1)とアーム(BC)の間の相対的垂直移動を当該負荷変動の絶対値が所定の制限未満になるまで行うことのできる移動手段とを含む。
図21〜30に示された装置において、前記移動手段は前記アーム(BC)に関してリール(1)を垂直方向に移動するために取り付けられている。前記移動手段は前記プラットホーム(PB)を下降及び上昇させるための機構を含む。プラットホーム(PB)を下降及び上昇させるための機構はパンタグラフ機構である。アーム(BC)における負荷変動を検知するための検知手段は、各アーム(BC)に対して、アーム(BC)が結合されているブリッジクレーン(CP)の上部構造(SC)の固定位置に適用されるロードセル(104)と、前記ロードセル(104)に干渉するために取り付けられたボディ(102)とを含み、各ボディ(102)はそれぞれのアーム(BC)に結合されている。各ボディ(102)は、前記アーム(BC)と上部構造(SC)とを結合しているアクチュエータ(AS)によってそれぞれのアーム(BC)に結合されている。前記検知手段及び移動手段はプログラム可能なユニット(UP)に結合されている。当該プログラム可能なユニット(UP)は検知手段から出される電気信号を受信しそして移動手段を制御し、かつ検知手段によって出される信号に従って移動手段を作動させようにプログラムされている。
上記した修正は、ブリッジクレーン(CP)のアーム(BC)の下降又は上昇によりかつプラットホーム(PB)を固定位置のままにして置くことによって実行される。このケースでは、前述したように、ロードセル(104)−又は他の適切な検知手段−がアーム(BC)の負荷の変動を検知し、検知された負荷変動の絶対値が所定の制限を超える場合に、当該負荷変動の絶対値が所定の制限未満になるまで、前記アーム(BC)を下降又は上昇させるために、前記ユニット(UP)はアクチュエータ(AP)に結合される。
前記負荷変動を検知する手段はまたリールの重量を測定するのにも適している。この態様で、出発時点のリール(1)の重量と巻き戻し工程の終了時点におけるリール(1)の重量との差を計算することによって、処理材料の量の変動をたどることが可能である。
さらに、ブリッジクレーンのアームに関して適切に設置されたロードセルを使用することによって、リール(1)の軸に平行な方向における負荷の変動を検知することも可能となる。例えば、図31に図示したケースに関して、ピン(P)はコア(10)の右側でかつ下側に位置している。ピン(P)を搬送するアームの接近の間にリールの長手方向軸に平行な方向における負荷の変動は所定の制限よりも大である(事実、ピン(P)はコイル(1)のコアに挿入不能な位置に位置している)。そのような状態においては、制御ユニット(UP)はリール(1)の損傷を防ぐためにピン(P)を搬送するアームの停止命令を発するであろう。
本発明方法を実施するために使用される巻き戻し機(S)は、停止カラー部材(SM)を備えた親リール(1)が設置されているサポート部材(150)を含む。前記カラー部材(SM)の各々は、リール(1)のそれぞれの側部に挿入された対応するピン(P)に対する規制を行う。前記リール(1)がサポート部材(150)上に位置する場合、前記カラー部材(SM)は開放状態である。
巻き戻し工程の間、即ち、リール(1)がそれ自身の軸(x−x)の周り及びピン(P)の周りを回転している間に、前記カラー部材(SM)は閉鎖している(図31〜36に示したように)。前記リール(1)が消耗しそしてブリッジクレーン(CP)を用いて新しいリールと取り替えるために前記リール(1)をサポート部材(150)から取り外す必要がある場合には前記カラー部材(SM)は再び開放状態となる。前記サポート部材(150)及び前記カラー部材(SM)は当業者にとっては既知のタイプであり、従ってこれ以上詳細には説明しない。
さらに、前記巻き戻し機(S)は、対応する固定位置に設置された2個のプーリ(20、21)を具備した、複数のプーリ(20、21、22、23、24、25)によって駆動される複数のリング閉鎖ベルト(C2)と、固定位置に設置されかつ駆動プーリとして作動するように電気モータに結合された1個のプーリ(22)と、基礎的な固定ベース(400)の固定されたアクチュエータ(300)によって水平方向に移動可能とされているシャフトに適用されるテンションプーリ(23)と、前記リール(1)の長手方向軸からの距離が一定である2つの従動プーリ(24、25)と、を含む。
さらに詳細には、前記従動プーリ(24、25)は、それぞれが対応するキャリッジ(240,250)上に設置されている。当該キャリッジはリール(1)の軸に関して放射方向に向けられ、即ち、カラー部材(SM)に関して放射方向に向けられたガイド(241,251)に沿って摺動自由とされている。図31〜36において、前記ベルトはその配置をより良く示すために破線で示されている。
図31〜36に示されるように、前記ガイド(241,251)は前記カラー部材(SM)に関して反対側に位置しかつ反対の傾斜角をもって傾斜方向に向けられており、それらのそれぞれの上端部はサポート部材(150)に設けられたカラー部材(SM)の中心に向かって回転させられている。
言い換えれば、前記ガイド(241,251)は、前記リール(1)の長手方向軸が通る前記カラー部材(SM)の中心方向に向かって放射状に収斂するそれらの上端部によって方向付けされる。前記キャリッジ(240,250)は、図37及び図39のみに示される電気モータギヤ(260)によって作動せしめられる。前記モータギヤ(260)の出力軸は対応する駆動プーリ(271,281)によって駆動される2本のチェーン(270,280)を引っ張る。
前記チェーン(270,280)及びモータギヤ(260)は前記ガイド(241,251)の内側、即ち、前記ガイドによって範囲を定められた空間内に位置している。各キャリッジ(240,250)は、その下側において、対応するチェーン(270,280)に結合されている。前記キャリッジ(240,250)がチェーン(270,280)に結合される点は符号(272)及び(282)で示される。
図面に示すように、複数のプーリ(20、21、22、23、24、25)は前記ベルト(C2)がリール(1)の下方に位置するように配置されている。
キャリッジ(240)上には、光学的軸がリール(1)方向に向けられているフォトセル(F5)が設置されている。キャリッジ(240)上のフォトセル(F5)の位置は固定されている。簡略化のために、前記フォトセル(F5)は図31に及び図37のブロックダイアグラムにのみ示されている。
前記フォトセル(F5)によって発生した光ビームは、前記フォトセル(F5)とリール(1)との間の距離が所定の値と等しい限り前記リール(1)によって妨害される(第1操作条件)。
ペーパー材料の巻き戻しによって惹き起こされるリール(1)の直径の減少に起因して、前記フォトセル(F5)とリール(1)との間の距離が所定の値を超える場合は、前記光ビームはリール(1)によってもはや妨害されない。これは第2操作条件に相当する。
第1操作条件において、キャリッジ(240,250)及び関連したプーリ(24,25)は静止している。
第2操作条件においては、前記キャリッジ(240,250)は前記リール(1)に接近せしめられ、即ち、それらは、第1操作条件の状態に戻るまで、それぞれのガイド(241,251)に沿って同期的に上昇させられる。同時に、プーリ(23)の配置が変化する限り、アクチュエータ(300)はベルト(C2)の適切なテンションを維持するためにプーリ(23)を移動させる。
この目的のために、前記フォトセル(F5)はモータ(260)を制御する制御ユニット(UC)に結合され、そして所望の値に前記距離を設定するために、パネル(PS)が装着されている。
この態様においては、リール(1)の直径が減少する間に、ベルト(C2)のブランチ(200)が常に存在する。このブランチ(200)は上記リール(1)の下側をコピーしかつ実質的に一定の角度振幅(a)を有しており、この角度(a)はリール(1)又はそれぞれのピン(P)の軸(x)と、リール(1)とベルト(C2)の上側ブランチ(200)との接触点との間で見られる。
実際上、ペーパーウェブがリール(1)から巻き戻される間は、従動プーリ(24,25)とリール(1)との間の距離(d)は一定を維持する。さらに言い換えると、ベルト(C2)の上側ブランチ(200)はリール(1)の直径の変化に従う。何故ならば、上側ブランチ(200)は上昇しかつリール(1)の下側をコピーするからである。
従って、ペーパーの巻き戻し中のリール(1)の直径に関係なく、複数のベルト(C2)は常に最適の態様で上記リールに作用し、それらがドラグ動作を行う上記領域(200)においてリールの輪郭を完璧にコピーする。
実施の例においては、リール(1)の最初の直径は3000mmであり、そして最後の直径は500mmである。フォトセル(F5)は、リール(1)からのキャリッジ(240)及びフォトセル(F5)の距離を検知するに適した他の装置によって置換することも可能である。
従って、上述した巻き戻し機(S)は、
−接触によってリール(1)に作用し、かつ所定速度でそれぞれの長手方向軸の周りを上記リール(1)が回転するように取り付けられる変動可能な構成を備えたドラグ手段;
−リール(1)の瞬時の直径との関係において前記ドラグ手段の構成を変動させるために取り付けられた再構成手段;
−前記リール(1)の直径が変動する間に、前記リール(1)と前記ドラグ手段との接触が実質的に一定の角度振幅(a)の接触領域(200)に行われるように再構成手段を制御するために取り付けられた制御手段(F5;CU);
を含む。
上記した実施の例によれば、前記変動可能な構成を備えたドラグ手段は複数のベルト(C2)によって構成され;前記駆動手段の再構成手段は複数の関連するプーリ(24,25)を有する複数のキャリッジ(240,250)によって構成され;そして制御手段はフォトセル(F5)及びプログラム可能なユニット(UC)によって構成されている。さらに、上記した実施の例によれば、ドラグ手段は、リール(1)の下側に作用するようにサポート部材(150)の下方に配置されている。
ブリッジクレーン(CP)もまた消耗した複数のリール(EB)を巻き戻し機(S)から除去するため及びプラットホーム(PB)に隣接する荷下ろし地点(K)に向かってそれらを搬送するために使用される。
前記荷下ろし地点(K)には、キャリッジ(K1)が位置しており、当該キャリッジは傾斜面(K2)に沿って摺動するのに適しており、かつ上記傾斜面(K2)の下方の所定位置に設けられたプーリ(K4)によってガイドされたチェーン(K5)によってキャリッジと結合している対応する電気モータ(K3)によって駆動される。
前記面(K2)は、キャリッジ(K1)が消耗したリール(EB)を受けるために移動する上部側、及び下方の荷下ろし側を示すような態様で方向付けされている。前記ブリッジクレーンは、消耗したリール(EB)を第1位置、つまり、上部位置において待っているキャリッジ(K1)に搬送し、そして上述したように、プラットホーム(PB)上に供給されたリールをピックアップするために搬送され、かつそのリールを巻き戻し機(S)に取り付け、その結果、新しいリールが消耗したリールに取って代わる。
次いで、キャリッジ(K1)は面(K2)の下側に搬送される。さて、プラットホーム(PB)は、回転部(10)の付加体(12)によって、前記消耗したリールを取るために上昇せしめられ、当該回転部は、図42に矢印(K7)で示したように、前記消耗リール(EP)を上記面の下側に位置するキャリッジ(K1)のアーム(K6)に外面的に係合させる。
従って、前記巻き戻し機(S)に搬送されるリール(1)のために使用されるプラットホームは、フォークリフト装置によって消耗したリール(EB)を除去するためにもまた使用される。当該フォークリフト装置を用いて新しいリールが上記プラットホーム上に載せられる。
実際上は、採用された解決手段から逸脱することなくかつ本特許によって付与された保護の範囲内に留まる限り、実施の詳細は記載されかつ図面に示された構成要素に関して如何なる均等の態様で変更することが可能である。
1:親リール、2:シャンク、3:フック部,ハンドル、4:扇形部材、5:ボディ部材、6:空気バネ、10:コア,回転プラットホーム、11:ベース、12:付加体、13:内部空間、14:リング、20〜25:プーリ、30:平行アーム、31:部材、40:前面部、41:後面部、42,57,58,106:ピン、50:後部部分、51:ベアリング、52:前部部分、53:カップ型中間部分、54:ウイング、55:結合ロッド、56:カラー部材、59:側壁面、60:第1の板、61:第2の板、62:後部延伸部、63:ロッド、64:螺旋状バネ、100:電気モータギヤ、スカート、101:ピニオン、ステム、102:出力軸、ブラケット、ボディ、103:ピン、シャフト、104:ロードセル、105:ブラケットの端部、110:支持部材、150:サポート部材、200:ベース、ブランチ、201:ベース、202:レバー部材、203,300:アクチュエータ、240,250:キャリッジ、241,251:ガイド、260:電気モータギヤ、270,280:チェーン、271,281:駆動プーリ、272,282:キャリッジがチェーンに結合される点、400:固定ベース、560:後部付属部材、AP,AS:アクチュエータ、BC:可動アーム、C2:ベルト、CA,2C:キャリッジ、CC:ピン、CP:ブリッジクレーン、ユニット、DB:右側尾部、E:プライの方向、EB:消耗したリール、F:摺動方向、F5:フォトセル、FB:矢印、5F:貫通孔、G:可動フック、GR,2G:ガイド手段、H:アームの相互の接近、K:キーボード、荷下ろし地点、K1:キャリッジ、K2:傾斜面、K3:電気モータ、K4:プーリ、K5:チェーン、K6:アーム、K7:矢印、L1,L2:外部側、LC:付属部材、LS:レバー、MP:空気バネ、2M:ジャッキ、OR:光学的読み取り機、P:ピン、PB:プラットホーム、PG:水平軸、PN:内側部、PS:パネル、PX:外側部、RA:力、RC,2R:ホイール、S:巻き戻し機、S4:切れ目部分、SB:左側尾部、SC:上部構造、SF:固定支持台、SM:可動セミカラー部材、TR:RFIDタグを読み取るために設けられた読み取り機、UC:制御ユニット、UE,UP:プログラム可能なユニット、US:交換ユニット、V1,V2:プライ、4a:外径の最大値、4c:外径の最小値、a:角度振幅、d:距離、d53:外部カップ部分の内径、x:軸。

Claims (15)

  1. a)待機ステーションにおいて親リールを支持するために取り付けられたベース及び前記親リールが巻き戻される巻き戻しステーションにおいて前記親リールを受けるために取り付けられた少なくとも1台の巻き戻し機(S)を備えた少なくとも1つのプラットホームを設ける工程、
    b)前記待機ステーションの前記プラットホームに親リール(1)を配置する工程、
    c)可動アーム(BC)を備えたブリッジクレーン(CP)によって前記プラットホームから前記巻き戻し機(S)へ予め決められた進路に沿って前記親リール(1)を搬送する工程、
    を含むペーパー加工プラントにおける親リールの取扱方法であって、
    前記工程(c)の前に、前記ブリッジクレーン(CP)の前記アーム(BC)への2本のピン(P)の一時的な結合を行う第1工程、及び前記アーム(BC)を使用して前記親リール(1)の2つの相対するベースに前記2本のピン(P)を挿入する第2工程を実施し;
    前記工程(c)が、前記親リール(1)に上記のように挿入された前記ピン(P)とともに少なくとも1つの上昇又は下降部分を含む進路に沿って前記親リール(1)の搬送を行う工程を含むことを特徴とする方法。
  2. 前記プラットホーム上の前記親リール(1)の方向が所望の方向と異なる場合には、前記親リール(1)の搬送を行う工程の前に、垂直軸の周りに前記親リール(1)の180°の回転を行う工程を実施することを特徴とする請求項1記載の方法。
  3. 前記親リール(1)の回転を行う工程が前記待機ステーションで行われることを特徴とする請求項2記載の方法。
  4. 前記親リール(1)に前記ピン(P)を挿入する間の前記アーム(BC)における可能な負荷変動を検知する工程を含むこと、及び負荷変動の絶対値が所定の制限を超える場合に当該負荷変動の絶対値を所定の制限未満にするための前記親リール(1)と前記アーム(BC)との間の相対的移動を含むことを特徴とする請求項1記載の方法。
  5. 前記親リール(1)が前記アーム(BC)に関して垂直方向に移動することを特徴とする請求項4記載の方法。
  6. 各ピン(P)が外側部(PX)及び内側部(PN)を有し、前記内側部(PN)はペーパー材料のリール(1)に挿入されるように形成され、そして前記内側部(PN)が前記リール(1)の内部に位置する場合に、前記外側部(PX)は前記リール(1)の外側に位置するように形成されてなり、
    前記外側部(PX)には、前記ピン(P)を垂直方向に移動させるように取り付けられた手段(CP)によって係合するように取り付けられたフック部(3)が設けられていることを特徴とする請求項1記載の方法。
  7. 前記ピン(P)の前記外側部(PX)はシャンク(2)によって構成され、当該シャンクの長手方向軸は前記ピン(P)の長手方向軸(x−x)と一致しており、そして前記フック部は前記シャンク(2)に形成されかつ2本の平行アーム(30)によって範囲を定められた小穴を有し、当該アーム(30)は前記シャンク(2)から放射状に突出しかつ前記長手方向軸(x−x)に平行な部材(31)によって接合されていることを特徴とする請求項6記載の方法。
  8. 前記小穴(30,31)が前記シャンク(2)の上部側に設けられていることを特徴とする請求項7記載の方法。
  9. 前記ピン(P)が伸長可能なピンであることを特徴とする請求項1記載の方法。
  10. 前記ピン(P)の各々は複数の扇形部材(4)によって形成された内側部(PN)を有し、当該扇形部材の各々は自由な前面部(40)を備えた円筒形の表面部によって形成され、前記扇形部材(4)の前記前面部(40)は最大値(4a)と最小値(4c)の間で変動する直径を有する実質的に円形形状を形成し、そして前記最大値(4a)と前記最小値(4c)の間の差(△)は前記最大値(4a)の10%〜30%、即ち、0.30×(4a)≧△=(4a−4c)≧0.10×(4a)であることを特徴とする請求項1記載の方法。
  11. 前記上昇又は下降部分が前記予め決められた進路の垂直部分であることを特徴とする請求項1記載の方法。
  12. 消耗した親リールのための除去ステーションに搬送される消耗した親リールから、前記ブリッジクレーン(CP)の前記アーム(BC)によって、前記ピン(P)が抜かれることを特徴とする請求項1〜11のいずれか1項記載の方法。
  13. 前記工程(c)が、前記親リール(1)を支持するために取り付けられたサポート部材(150)の下方に配置されかつ下側に作用する巻き戻し手段を備えた巻き戻し機(S)に対応して終了する進路に沿って行われる前記親リール(1)の搬送を含み、前記巻き戻し機(S)は上部構造から離れていることを特徴とする請求項1〜12のいずれか1項記載の方法。
  14. 前記親リール(1)の可能な回転は前記プラットホーム上に配置された同一の親リールによって行われることを特徴とする請求項2又は3記載の方法。
  15. 前記プラットホームは前記巻き戻し機(S)から除去された消耗したリール(EB)を受けるためにも使用されることを特徴とする請求項1記載の方法。
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