JP6521760B2 - グレーチングとその設置方法 - Google Patents
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Description
複数の並設されたバー部材と、これら複数のバー部材を連結する連結部材とを有し、
バー部材は両端部に端部開口部を有し、
連結部材は、取付部と、取付部上に取り付けられた複数の挿入部と、取付部の端部に設けられた接合部とを有し、
これら挿入部は、バー部材の配列方向において並べられ、バー部材の端部開口部に挿入可能であり、
連結部材の接合部とこの連結部材に隣接する連結部材の接合部とが接合することにより、連結部材同士の端部接合部分にも挿入部が形成されるものである。
これによると、連結部材の挿入部をテーパー部からバー部材の端部開口部に挿入することにより、挿入部が端部開口部内に圧入され、挿入部とバー部材の端部とがテーパー部の楔作用によって強固に接合される。
端部開口部はバー溝の両端部に開口するものである。
これによると、連結部材を長手方向において伸縮させることにより、バー部材間の間隔およびグレーチングの長さを調節することができる。また、溝がカーブ(湾曲)している場合、連結部材を溝のカーブに沿って湾曲させることができ、これにより、溝のカーブ部分にグレーチングを容易に設置することができる。
挿入部は分割取付片上に取り付けられ、
可変結合部材は、分割取付片同士を結合する変形自在な部材であるものである。
バー部材の上面に複数の滑り止め用の凸部又は凹部が形成され、
凸部又は凹部はバー部材の長手方向において所定ピッチおきに位置しているものである。
挿入部を端部開口部に挿入して、複数のバー部材を連結部材で連結し、
溝の上部両側に形成された一対の段付部に連結部材を設置するものである。
バー部材は両端部に端部開口部を有し、
連結部材は、取付部と、取付部上に取り付けられた複数の挿入部とを有し、
これら挿入部は、バー部材の配列方向において並べられ、バー部材の端部開口部に挿入可能であるグレーチングの設置方法であって、
挿入部をバー部材の端部開口部に挿入して、複数のバー部材を連結部材で連結し、
連結部材を溝の上部両側に形成された一対の段付部よりもさらに内側へ移動させ、
バー部材の端部を溝の段付部に設置して、溝の上部開口面を覆うものである。
(第1の実施の形態)
第1の実施の形態では、図1〜図3に示すように、1は、例えば、浴室やプールサイド等の床面4に設けられている排水用の溝2の上部開口面を覆うグレーチングである。溝2内の上部両側には一対の段付部3が形成され、グレーチング1は両段付部3間に設置されている。尚、溝2の幅は段付部3から下方部分が上方部分よりも狭く形成されている。
一方の接合部25は、挿入部23のテーパー部28と、逆T形状の接合凸部31とを有している。また、他方の接合部26は、挿入部23の挿入部本体27と、逆T形状の接合凹部32とを有している。図11に示すように、接合凸部31は接合凹部32に挿脱自在であり、接合凸部31を接合凹部32に挿入することにより、互いに隣接する連結部材8の端部同士が接合される。この際、一方の接合部25のテーパー部28と他方の接合部26の挿入部本体27とが接合することにより、連結部材8同士の端部接合部分にも、挿入部本体27とテーパー部28とを有する挿入部23が形成される。
図12〜図15に示すように、第2の連結部材8bは、曲線部用の連結部材であって、連結部材8bの長手方向Eに伸縮自在であるとともに、バー部材7の長手方向A(すなわち第2の連結部材8bの幅方向)において円弧形状に湾曲可能であって(図13の仮想線参照)、帯板状の取付部37と、取付部37上に取り付けられた複数の挿入部23と、取付部37の一端部に設けられた一方の接合部25と、取付部37の他端部に設けられた他方の接合部26とを有している。
溝2の直線部分2aにグレーチング1を設置する場合、第1の連結部材8aの挿入部23をバー部材7の端部開口部12に挿入して、複数のバー部材7を一対の連結部材8aで連結することにより、グレーチング1を組み立てる。その後、図1,図3に示すように、両連結部材8aを溝2の段付部3に設置することにより、グレーチング1を溝2に取り付けることができる。
また、溝2のカーブ部分2b(曲線部分)にグレーチング1を設置する場合、第2の連結部材8bの挿入部23をバー部材7の端部開口部12に挿入して、複数のバー部材7を一対の連結部材8bで連結することにより、グレーチング1を組み立てる。その後、図2,図3に示すように、両連結部材8bを溝2の段付部3に設置する。この際、図13の仮想線で示すように、バー部材7の長手方向Aにおいて相対向する一対の連結部材8bを溝2のカーブに沿って湾曲させることができ、これにより、溝2のカーブ部分2bにグレーチング1を容易に設置することができる。
第2の実施の形態では、図17に示すように、第1又は第2の連結部材8a,8bの挿入部23をバー部材7の端部開口部12に挿入して、複数のバー部材7を第1又は第2の連結部材8a,8bで連結することにより、グレーチング1を組み立てる。
上記第1および第2の実施の形態では、図2に示すように、一対の第2の連結部材8bを円弧形状に湾曲させて溝2のカーブ部分2bに設置したが、第3の実施の形態では、図18に示すように、一対の第2の連結部材8bを溝2の直線部分2aの端部等に設置してもよい。この際、図19に示すように、連結部材8bを長手方向Eにおいて伸縮させることにより、バー部材7間の間隔41およびグレーチング1の長さを調節することができる。
例えば、図18,図19に示すように、第2の連結部材8bを溝2の直線部分2aの端部に設置し、連結部材8bを長手方向Eにおいて短縮することにより、バー部材7間の間隔41が縮小され、グレーチング1の長さを短くすることができる。このように長さを短くしたグレーチング1を溝2に取り付けた場合、連結部材8bは強制的に圧縮されている状態から伸長しようとする反発力によって上向きに逃げようとし、これにより、図19の仮想線で示すように、バー部材7が浮き上がろうとする。
上記第1および第2の実施の形態では、図1〜図3に示すように、グレーチング1はバー部材7の長手方向Aが溝2の幅方向Bと同じであるが、第4の実施の形態では、図25,図26に示すように、グレーチング65はバー部材7の長手方向Aが溝2の長手方向Fと同じである。尚、このような方向に並べられた複数のバー部材7を有するグレーチング65を、逆目のグレーチング65と言う。
バー部材7の端部から、分割スペーサ片74の間隔維持片68を隣り合うバー部材7間に挿入するとともに、挿入片69,70を端部開口部12からバー溝11内に挿入し、さらに、端部スペーサ片75の挿入片81を端部開口部12からバー溝11内に挿入する。
上記各実施の形態では、図4に示すように、バー部材7の上面に滑り止め用の第1および第2凸部15,16を形成したが、凸部の代りに第1および第2凹部を形成してもよい。
2 溝
3 段付部
7 バー部材
8,8a,8b 連結部材
11 バー溝
12 端部開口部
14 間隙
15 第1凸部
22 取付部
23 挿入部
28 テーパー部
41 バー部材間の間隔
50 スペーサ
51 本体部
52 間隔維持片(間隔維持部)
55,56 浮上り防止爪(浮上り防止手段)
65 グレーチング
66 スペーサ
67 本体部
68 間隔維持片(間隔維持部)
72 締結手段
A バー部材の長手方向
D バー部材の配列方向
E 連結部材の長手方向
J バー部材間の間隔が圧縮される方向
P 所定ピッチ
Claims (8)
- 溝の上部開口面を覆うグレーチングであって、
複数の並設されたバー部材と、これら複数のバー部材を連結する連結部材とを有し、
バー部材は両端部に端部開口部を有し、
連結部材は、取付部と、取付部上に取り付けられた複数の挿入部と、取付部の端部に設けられた接合部とを有し、
これら挿入部は、バー部材の配列方向において並べられ、バー部材の端部開口部に挿入可能であり、
連結部材の接合部とこの連結部材に隣接する連結部材の接合部とが接合することにより、連結部材同士の端部接合部分にも挿入部が形成されることを特徴とするグレーチング。 - 挿入部は、先端ほど縮小するテーパー部を有し、テーパー部から端部開口部に挿入可能であることを特徴とする請求項1記載のグレーチング。
- バー部材は、下端が開放されたバー溝を、全長にわたり有し、
端部開口部はバー溝の両端部に開口することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のグレーチング。 - 連結部材は、その長手方向において伸縮自在であるとともに、バー部材の長手方向において円弧形状に湾曲可能であることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のグレーチング。
- 取付部は、連結部材の長手方向において分割された複数の分割取付片と、これら分割取付片間に設けられた可変結合部材とを有し、
挿入部は分割取付片上に取り付けられ、
可変結合部材は、分割取付片同士を結合する変形自在な部材であることを特徴とする請求項4に記載のグレーチング。 - 隣り同士のバー部材間に所定の間隙が形成され、
バー部材の上面に複数の滑り止め用の凸部又は凹部が形成され、
凸部又は凹部はバー部材の長手方向において所定ピッチおきに位置していることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のグレーチング。 - 上記請求項1から請求項6のいずれか1項に記載のグレーチングの設置方法であって、
挿入部を端部開口部に挿入して、複数のバー部材を連結部材で連結し、
溝の上部両側に形成された一対の段付部に連結部材を設置することを特徴とするグレーチングの設置方法。 - 複数の並設されたバー部材と、これら複数のバー部材を連結する連結部材とを有し、
バー部材は両端部に端部開口部を有し、
連結部材は、取付部と、取付部上に取り付けられた複数の挿入部とを有し、
これら挿入部は、バー部材の配列方向において並べられ、バー部材の端部開口部に挿入可能であるグレーチングの設置方法であって、
挿入部をバー部材の端部開口部に挿入して、複数のバー部材を連結部材で連結し、
連結部材を溝の上部両側に形成された一対の段付部よりもさらに内側へ移動させ、
バー部材の端部を溝の段付部に設置して、溝の上部開口面を覆うことを特徴とするグレーチングの設置方法。
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