JP6521231B2 - 記録装置 - Google Patents

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Description

本発明は、被記録媒体に記録を行う記録装置に関する。
記録装置の一例であるインクジェットプリンターでは、プリンターの制御部と記録ヘッドとが、特許文献1に示される様にフレキシブルフラットケーブルで接続される場合がある。
また、インクジェットプリンターには、シリアルタイプとラインヘッドタイプとがある。ラインヘッドタイプのプリンターでは、記録ヘッドは、用紙幅全域をカバーするようにインク吐出ノズルが配置されて構成されており、インク収容部と記録ヘッドとがインクチューブで接続され、インク収容部から記録ヘッドへとインクが供給されるようになっている。即ち、記録ヘッドからはフレキシブルフラットケーブルとインクチューブが各々複数本ずつ延出した状態となる。
特開2008−80614号公報 特開2009−132036号公報
ラインヘッドタイプのインクジェットプリンターは大型化し易く、記録ヘッドの保守点検や交換などを、サービスマンがプリンター設置箇所に出向いて行う場合がある。その際、フレキシブルフラットケーブルの取り外しが煩雑となり、作業に手間取り、長時間の作業を強いられる虞がある。
より具体的には、例えば記録ヘッドから延びる全てのフレキシブルフラットケーブルは、制御基板に接続されるが、制御基板は一般的に装置の奥まった位置に設けられており、アクセス性が悪い。従って、フレキシブルフラットケーブルを何らかの理由により交換する必要が生じた場合、例えば、記録ヘッドに接続する接触部分に劣化やダメージが生じた場合には、サービスマンは制御基板にまでアクセスしてフレキシブルフラットケーブルを交換する必要が生じ、作業に手間が掛かり、長時間の作業を強いられることになる。また、全てのインクチューブも特許文献2に記載の通り、記録ヘッドから離れたカートリッジホルダに接続されるため、インクチューブを交換する際にフレキシブルフラットケーブルにおける作業時と同様の課題が存在する。
そこで本発明はこの様な状況に鑑み成されたものであり、その目的は、記録ヘッドの保守点検や交換等の作業性を向上させ、作業時間の短縮を図ることにある。
上記課題を解決するために本発明の一つの態様に係る記録装置は、被記録媒体に記録を行う記録部と、前記記録部が配置される第1の領域と、制御を行う制御部が配置される第2の領域と、の間に設けられ、ケーブルを中継するケーブル中継部と、前記記録部から延出し、前記第1の領域側で前記ケーブル中継部に接続される第1のケーブルと、前記制御部から延出し、前記第2の領域側で前記ケーブル中継部に接続される第2のケーブルと、を備えたことを特徴とする。
また本発明の第1の態様に係る記録装置は、被記録媒体に記録を行う着脱可能な記録部と、前記記録部の配置領域と、各種制御を行う制御部の配置領域とを区画するフレームと、前記フレームに設けられたケーブル中継部と、前記記録部から延出するフラットケーブルであって前記記録部の配置領域側で前記ケーブル中継部に対し挿抜可能に接続される記録部側ケーブルと、前記制御部から延出するフラットケーブルであって前記制御部の配置領域側で前記ケーブル中継部に接続される制御部側ケーブルとを備えたことを特徴とする。
本態様によれば、被記録媒体に記録を行う着脱可能な記録部の配置領域と、各種制御を行う制御部の配置領域とがフレームによって区画されている。そしてフレームにはケーブル中継部が設けられ、記録部から延出する記録部側ケーブル、及び制御部から延出する制御部側ケーブルが、前記ケーブル中継部に接続されるので、前記記録部の保守点検や交換等の作業を行う際に前記制御部にまでアクセスする必要がなく、前記ケーブル中継部へのアクセスで足りる。これにより記録部の保守点検や交換等の作業を行う際の作業性が良好となり、作業時間の短縮を図ることができる。
本発明の第2の態様は、第1の態様において、前記フレームには、前記記録部の配置領域側で凹、前記制御部の配置流域側で凸となる凹部が形成され、前記ケーブル中継部が、前記凹部に設けられていることを特徴とする。
本態様によれば、前記フレームには、前記記録部の配置領域側で凹、前記制御部の配置流域側で凸となる凹部が形成され、前記ケーブル中継部が、前記凹部に設けられているので、前記記録部の配置領域側への前記ケーブル中継部の突出量を少なくでき或いは突出を防止することができる。従って前記記録部を着脱する際の、当該記録部の前記ケーブル中継部への引っ掛かりを抑制でき、前記記録部の着脱作業がより一層容易となる。
本発明の第3の態様は、第1のまたは第2の態様において、前記フレームには、ケーブル通し部が設けられ、前記記録部側ケーブル及び前記制御部側ケーブルとは信号規格の異なるフラットケーブルである異種ケーブルが、前記ケーブル通し部を通って前記記録部と前記制御部とを直接接続し、前記異種ケーブルは前記記録部に対して着脱可能に構成されていることを特徴とする。
本態様によれば、前記記録部側ケーブル及び前記制御部側ケーブルとは信号規格の異なるフラットケーブルである異種ケーブルが、前記ケーブル通し部を通って前記記録部と前記制御部とを直接接続するので、当該異種ケーブルを利用することにより、信号劣化を抑制した良好な情報伝送を行うことができる。また、前記異種ケーブルは前記記録部に対して着脱可能に構成されているので、前記記録部を交換する際にも前記異種ケーブルを再利用することが容易である。
本発明の第4の態様は、第3の態様において、前記記録部側ケーブル及び前記異種ケーブルは、前記記録部の上面に沿って配線されて前記記録部の外側に延出し、前記記録部の上面において前記記録部側ケーブルは、前記異種ケーブルの上側に配線されることを特徴とする。
本態様によれば、前記記録部の上面において前記記録部側ケーブルは、前記異種ケーブルの上側に配線されるので、前記ケーブル中継部に対して前記記録部側ケーブルを挿抜する際の作業に際して前記異種ケーブルが邪魔にならず、作業性が向上する。
本発明の第5の態様は、第4の態様において、液体を収容する液体収容部から前記記録部へと液体を供給するチューブを備え、前記チューブは、前記記録部側ケーブルの上側に配置され、前記記録部の外側に延出することを特徴とする。
本態様によれば、液体を収容する液体収容部から前記記録部へと液体を供給するチューブを備え、前記チューブは、前記記録部側ケーブルの上側に配置され、前記記録部の外側に延出するので、前記チューブの取り外し作業に際して前記記録部側ケーブルが邪魔にならず、作業性が向上する。
本発明の第6の態様に係る記録装置は、被記録媒体に記録を行う着脱可能な記録部と、前記記録部の配置領域と、各種制御を行う制御部の配置領域とを区画するフレームと、前記フレームに設けられたチューブ中継部と、前記記録部の配置領域側に設けられる液体供給チューブであって前記記録部の配置領域側で前記チューブ中継部に対し挿抜可能に接続される記録部側チューブと、前記制御部の配置領域側に設けられる液体供給チューブであって前記制御部の配置領域側で前記チューブ中継部に接続される制御部側チューブとを備えたことを特徴とする。
本態様によれば、被記録媒体に記録を行う着脱可能な記録部の配置領域と、各種制御を行う制御部の配置領域とがフレームによって区画されている。そしてフレームにはチューブ中継部が設けられ、前記記録部の配置領域側に設けられる記録部側チューブ、及び前記制御部の配置領域側に設けられる制御部側チューブが、前記チューブ中継部に接続されるので、前記記録部の保守点検や交換等の作業を行う際に装置内部に設けられた液体収容部にまでアクセスする必要がなく、前記チューブ中継部へのアクセスで足りる。これにより記録部の保守点検や交換等の作業を行う際の作業性が良好となり、作業時間の短縮を図ることができる。
本発明に係るプリンターの外観斜視図。 本発明に係るプリンターにおける媒体搬送経路を示す側断面図。 媒体受けトレイの装置本体に対して開いた状態の斜視図。 ラインヘッド上部におけるインクチューブとフラットケーブルの取り回しを示す斜視図。 ラインヘッド上部におけるインクチューブとフラットケーブルの取り回しを示す平面図。 (A)は記録部側におけるケーブル中継部の斜視図であり、(B)は記録部側におけるケーブル中継部にラインヘッドからのフラットケーブルを取り付けた状態を示す斜視図。 ラインヘッドに高速データ転送ケーブルのみを接続した状態を示す斜視図。 (A)は制御部側におけるケーブル中継部の斜視図であり、(B)は制御部側におけるケーブル中継部に制御部からのフラットケーブルを取り付けた状態を示す斜視図。 本発明に係るプリンターの背面側斜視図。 本発明に係るプリンターの背面側において外装カバーを取り外した状態における制御部を示す斜視図。 プリンター背面における制御部内の主制御基板を示す斜視図。 プリンター背面において制御部を装置本体に対して回動させた状態を示す図。 装置本体に対して制御部を回動させた状態におけるケーブル中継部から延びるフラットケーブルの取り回しを示す斜視図。 主制御部を回動させる回動軸付近におけるフラットケーブルの取り回しを示す平面図。 ラインヘッド交換の流れを示すフローチャート図。 ラインヘッド交換においてインクチューブをラインヘッドから取り外した状態を示す斜視図。 ラインヘッドを記録部に取り付けた状態を示す概要図。 記録部におけるラインヘッドの交換を説明する概要図。 制御部が装置本体に対して閉じた状態にある際のダクトの接続状態を示す説明図。 実施例の変更例の一形態を示す説明図。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。尚、各実施例において同一の構成については、同一の符号を付し、最初の実施例においてのみ説明し、以後の実施例においてはその構成の説明を省略する。
図1は本発明に係るプリンターの外観斜視図であり、図2は本発明に係るプリンターにおける媒体搬送経路を示す側断面図であり、図3は媒体受けトレイの装置本体に対して開いた状態の斜視図であり、図4はラインヘッド上部におけるインクチューブとフラットケーブルの取り回しを示す斜視図であり、図5はラインヘッド上部におけるインクチューブとフラットケーブルの取り回しを示す平面図であり、図6(A)は記録部側におけるケーブル中継部の斜視図であり、図6(B)は記録部側におけるケーブル中継部にラインヘッドからのフラットケーブルを取り付けた状態を示す斜視図である。
図7はラインヘッドに高速データ転送ケーブルのみを接続した状態を示す斜視図であり、図8(A)は制御部側におけるケーブル中継部の斜視図であり、図8(B)は制御部側におけるケーブル中継部に制御部からのフラットケーブルを取り付けた状態を示す斜視図であり、図9は本発明に係るプリンターの背面側斜視図であり、図10は本発明に係るプリンターの背面側において外装カバーを取り外した状態を示す斜視図であり、図11はプリンター背面における主制御部を示す斜視図であり、図12はプリンター背面において制御部を装置本体に対して回動させた状態を示す図であり、図13は装置本体に対して主制御部を回動させた状態におけるケーブル中継部から延びるフラットケーブルの取り回しを示す斜視図である。
図14は主制御部を回動させる回動軸付近におけるフラットケーブルの取り回しを示す平面図であり、図15はラインヘッド交換の流れを示すフローチャート図であり、図16はラインヘッド交換においてインクチューブをラインヘッドから取り外した状態を示す斜視図であり、図17はラインヘッドを記録部に取り付けた状態を示す概要図であり、図18は記録部におけるラインヘッドの交換を説明する概要図であり、図19は制御部が装置本体に対して閉じた状態にある際のダクトの接続状態を示す説明図であり、図20は実施例の変更例の一形態を示す説明図である。
また、各図において示すX−Y−Z座標系はX方向(装置幅方向)が用紙の全幅方向、Y方向が用紙の搬送方向、Z方向が記録ヘッドと用紙との間の距離(ギャップ)の変化する方向すなわち装置高さ方向を示している。尚、各図において−X方向を装置前面側とし、+X方向側を装置背面側とする。
<<<プリンターの概要>>>
図1を参照して液体吐出装置の一例としてのインクジェットプリンター10(以下、プリンター10という)について説明する。プリンター10は装置本体12と、スキャナーユニット14とを備える複合機として構成されている。装置本体12は、「被記録媒体」としての用紙P(図2参照)を収容する複数の用紙収容カセット16を備えている。各用紙収容カセット16は、装置本体12の前面側(図1における−X軸方向側)から着脱可能に取り付けられている。尚、本明細書において用紙Pとは、一例として普通紙や厚紙、写真用紙等の用紙を指している。
また、装置本体12における装置高さ方向(Z軸方向)において、スキャナーユニット14と用紙収容カセット16との間には、後述するラインヘッド18において記録が実行された用紙Pを受ける用紙受けトレイ20が設けられている。
<<<用紙搬送経路について>>>
次いで、図2を参照して、プリンター10における用紙Pの搬送経路について説明する。尚、図2には、用紙Pの搬送経路の主要構成のみの符号を付し、その他の構成、特に複数設けられている拍車については符号を省略している。
本実施例におけるプリンター10は、用紙搬送経路22を備えている。用紙搬送経路22は、ストレート経路24、スイッチバック経路26、反転経路28、フェイスダウン排出経路30、用紙収容カセット16からストレート経路24に接続される給送経路32から構成されている。
給送経路32には、用紙Pの搬送方向に沿って順に給送ローラー34と、分離ローラー対36と、搬送ローラー対38とが設けられている。給送ローラー34は図示しない駆動モーターにより回転駆動させられる。分離ローラー対36は、用紙Pをニップすることで用紙Pの分離を行う。搬送ローラー対38は、一方のローラーが図示しない駆動モーターにより回転駆動させられる駆動ローラーとして構成され、他方のローラーが従動ローラーとして構成されている。
尚、以降の説明において、本明細書に登場する各搬送ローラー対における一方のローラーは図示しない駆動モーターにより回転駆動させられる駆動ローラーとして構成され、他方のローラーは従動ローラーとして構成されているものとして説明する。
用紙収容カセット16に収容された用紙Pは給送ローラー34により給送経路32の下流側に給送される。給送ローラー34により給送された用紙Pは、分離ローラー対36及び搬送ローラー対38に順次ニップされて給送経路32の下流側に向けて給送される。また、搬送ローラー対38の搬送方向下流側には、搬送ローラー対40が設けられている。
本実施例では搬送ローラー対40の位置で、給送経路32とストレート経路24とが接続されている。つまり、給送経路32は用紙収容カセット16から搬送ローラー対40までの経路として設定されている。
ストレート経路24は、直線状に延びる経路として構成されている。ストレート経路24には、搬送方向に沿って順に搬送ローラー対40、ベルト搬送手段42、「記録部」としてのラインヘッド18、第1フラップ44が設けられている。尚、本実施例においてストレート経路24は、搬送ローラー対40から第1フラップ44までの経路として設定されている。すなわち、ストレート経路24はラインヘッド18を通り、ラインヘッド18の上流側及び下流側に延びる経路として設定されている。
本実施例においてラインヘッド18は複数のノズルヘッド19を備えている。本実施例において、ラインヘッド18は、ノズルヘッド19と対向する領域に用紙Pが搬送された際、用紙Pの記録面にノズルヘッド19に設けられた複数のノズルからインクを吐出して記録を実行するように構成されている。本実施例におけるラインヘッド18は、一例としてインクを吐出するノズルが用紙幅方向全域をカバーする様に設けられた記録ヘッドであり、用紙幅方向への移動を伴わないで用紙幅全体に記録が可能な記録ヘッドとして構成されている。
また、ラインヘッド18のノズルヘッド19と対向する領域にはベルト搬送手段42が配置されている。ベルト搬送手段42はベルト駆動により、用紙Pを搬送方向下流側に搬送する。この際、ベルト搬送手段42は用紙Pの記録面と反対側を支持する。そして、ベルト搬送手段42により支持された用紙Pの記録面はノズルヘッド19と対向し、ラインヘッド18のノズルヘッド19のノズルからインクが吐出されることにより、用紙Pの記録面に記録が行われる。また、ベルト搬送手段42は、用紙Pを下方から支持することにより、用紙Pの記録面とノズルヘッド19のヘッド面との間の距離(ギャップ)を規定する。
続いて、ラインヘッド18の搬送方向下流側には第1フラップ44が位置している。第1フラップ44は、後述する制御部90(図11参照)が制御する駆動機構により、揺動可能に構成されている。第1フラップ44は、ストレート経路24とスイッチバック経路26とを接続する姿勢(図2の状態)と、ストレート経路24とフェイスダウン排出経路30とを接続する姿勢(不図示)とを切換可能に構成されている。尚、本実施例において第1フラップ44を駆動する駆動機構は、ソレノイドにより構成されている。また、第1フラップ44の姿勢切り換え動作は制御部90(図11参照)により制御されている。
第1フラップ44がストレート経路24とフェイスダウン排出経路30とを接続する姿勢(不図示)にある場合、用紙Pはベルト搬送手段42によりストレート経路24からフェイスダウン排出経路30へ送られる。
フェイスダウン排出経路30は、装置高さ方向においてストレート経路24から上側へ延びつつ、湾曲反転している。そして、フェイスダウン排出経路30には、複数の搬送ローラー対46が搬送方向において適宜間隔をおいて設けられている。
フェイスダウン排出経路30は、第1フラップ44から搬送方向最下流側に位置する搬送ローラー対46の搬送方向下流側に位置する出口48までを経路としている。つまり、フェイスダウン排出経路30は、ストレート経路24と接続する搬送経路であって、ラインヘッド18を通った用紙Pを湾曲させ、反転させて排出する経路である。
ラインヘッド18で記録面に記録が実行された用紙Pは、フェイスダウン排出経路30において第1フラップ44から搬送方向に沿って順に設けられた搬送ローラー対46により順次ニップされて搬送される。そして、用紙Pは出口48から用紙受けトレイ20に向けて排出される。
ここで用紙Pは、フェイスダウン排出経路30を搬送される際、最後にラインヘッド18で記録された記録面を上向きにして搬送され、次に当該記録面をフェイスダウン排出経路30の湾曲部分の内側に向けて湾曲させられて搬送され、そして前記記録面を下向きにして出口48から用紙受けトレイ20に向けて排出される。
<<<両面記録における用紙の搬送経路について>>>
第1フラップ44がストレート経路24とスイッチバック経路26とを接続する姿勢(図2参照)にある場合、用紙Pはベルト搬送手段42によりストレート経路24からスイッチバック経路26へ送られる。
スイッチバック経路26及び反転経路28は、用紙Pにおける第1面の記録後、第2面に記録を実行する場合、つまり両面記録を実行する場合において用紙Pが通過する経路である。尚、第1面に記録を行わないものの第2面には記録を行う場合も同様に、用紙Pはスイッチバック経路26及び反転経路28を通過する。即ち本明細書において両面記録とは、第1面に記録を行うか否かに拘わらず、用紙Pを反転させて第2面に記録を行うことを意味する。
スイッチバック経路26は、装置高さ方向において上向きに湾曲反転するフェイスダウン排出経路30の内側に位置し、当該フェイスダウン排出経路30に沿って延びている。そして、スイッチバック経路26は、搬送ローラー対50を備えている。
また、本実施例において、スイッチバック経路26は第1フラップ44の上方に設けられた第2フラップ52からスイッチバック経路26の先端に設けられた開口54までの経路として設定されている。スイッチバック経路26は、第1フラップ44によりストレート経路24と接続されている際(図2参照)、用紙Pはベルト搬送手段42によりラインヘッド18と対向する領域から第1フラップ44を経てスイッチバック経路26に送り込まれる。用紙Pはスイッチバック経路26において搬送方向における後端部が搬送ローラー対50にニップされる位置まで送り込まれる。
尚、ここで第2フラップ52について説明する。第2フラップ52は、装置高さ方向(Z軸方向)において第1フラップ44の上方に設けられている。そして、第2フラップ52は第1フラップ44の動作に連動して図示しない連動機構により揺動させられる。つまり、第2フラップ52は、第1フラップ44及び前記連動機構を介して制御部90に制御されている。
第2フラップ52は、第1フラップ44がストレート経路24とスイッチバック経路26とを接続している状態(図2参照)において、スイッチバック経路26と反転経路28との接続を遮る姿勢となる。一方、第1フラップ44がストレート経路24とフェイスダウン排出経路30とを接続している状態では、第2フラップ52はスイッチバック経路26と反転経路28とを接続する姿勢となる。
第2フラップ52がスイッチバック経路26と反転経路28とを接続する姿勢を取ると、制御部90は、用紙Pをスイッチバック経路26に送り込んだ方向と逆方向に搬送ローラー対50を回転させ、用紙Pの後端側を先端側として反転経路28に用紙Pを送り出す。つまり、用紙Pをスイッチバックさせる。
反転経路28は、第2フラップ52から、ラインヘッド18の上方を通り、ストレート経路24の搬送ローラー対40へ至る経路として設定されている。反転経路28には、複数の搬送ローラー対56が搬送方向において適宜間隔をおいて設けられている。
反転経路28の出口側は、ストレート経路24における搬送ローラー対40の上流位置においてストレート経路24に合流するように構成されている。そして、用紙Pは、ストレート経路24に再度送り込まれる。つまり、反転経路28は、スイッチバック経路26と接続する搬送経路であって、逆方向に搬送された、すなわちスイッチバックされた用紙Pをラインヘッド18の上側を迂回させて反転させ、ストレート経路24におけるラインヘッド18の上流側位置に位置する搬送ローラー対40で合流させる経路として設定されている。
そして、用紙Pは、反転経路28を搬送される際、第1面と第2面とが反転させられ、ストレート経路24におけるラインヘッド18と対向する領域に搬送され、第2面に記録が実行される。その後、用紙Pはフェイスダウン排出経路30を通って用紙受けトレイ20に排出される。
■■■実施例■■■■
図2ないし図8(B)、図17及び図18を参照して装置本体12内に配置されたラインヘッド18と後述する制御部90からのフラットケーブルの取り回しについて説明する。図2及び図3を参照するに用紙受けトレイ20は回動軸58を回動支点として装置本体12に対して回動可能に構成されている。具体的には用紙受けトレイ20は、フェイスダウン排出経路30の出口48から排出された用紙Pを受ける姿勢(図2における実線部参照)と、反転経路28を開放する姿勢(図2における二点鎖線部及び図3参照)との間を回動する。
図3に示すように、用紙受けトレイ20を装置本体12に対して回動させて反転経路28を開放する姿勢とすると、反転経路28の一部が露出する。具体的には、反転経路28においてラインヘッド18の上方を通る経路部分28aが露出する。本実施例において反転経路28の一部を構成する、ラインヘッド18の上方を通る経路部分28aは、装置本体12に対して着脱可能に構成されている。図4に示すように装置本体12からラインヘッド18の上方を通る経路部分28aを取り外すと、ラインヘッド18の上部が露出する。
ラインヘッド18は、全体として略直方体形状を成しており、複数のノズルヘッド19がラインヘッド18の下面に配列されている(図17参照)。また、図17に示すようにラインヘッド18の長尺方向、すなわち装置前後方向における端部には貫通孔21が設けられている。また、装置本体12には装置前後方向に間隔をおいて一対のガイドピン23、23が設けられている。本実施例においてガイドピン23とガイドピン23との距離は、ラインヘッド18における貫通孔21と貫通孔21との距離に対応している。
ラインヘッド18は、装置本体12に対して貫通孔21にガイドピン23を挿入した状態で取り付けられる。すなわち、ガイドピン23は、ラインヘッド18を装置本体12に取り付ける際のガイド部材として機能するとともに装置本体12に対するラインヘッド18の位置決め部材を兼ねている。
ラインヘッド18を装置本体12に取り付けた状態で、装置本体12にはラインヘッド18の上面18aと対向するようにガイドピン安定部材25が配置されている。ガイドピン安定部材25にはガイドピン23を受け入れる貫通孔が設けられている。ガイドピン安定部材25はガイドピン23を受け入れた状態で締結部材27を装置本体12に対して締めることにより、ガイドピン23の水平位置を安定させることができる。尚、本実施例において締結部材27はねじとして構成されている。
また、図5に示すように、ラインヘッド18の上面18aには、複数のノズルヘッドに設けられたノズルに「液体」としてのインクを供給するためのインク供給経路60が設けられている。インク供給経路60は、ノズルヘッドに供給されるインクの色に応じて設けられ、本実施例ではブラック、シアン、マゼンタ、イエローの4色に対応している。
また、インク供給経路60には、少なくとも1つのインク供給部62が設けられている。図4に示すように、インク供給部62にはインク供給コネクタ64を介して複数のインクチューブ66が接続されている。インク供給コネクタ64には複数のインクチューブ66の一端が接続され、インク供給部62に対して着脱可能に構成されている。また、図示しないが複数のインクチューブ66の他端は装置本体12内に設けられた「液体収容部」としてのインクタンク(不図示)に接続されている。これにより、ラインヘッド18のノズルヘッド19のノズルにインクタンクからインクが供給される。尚、本実施例において、インクタンクはブラック、シアン、マゼンタ、イエローの4色に対応して設けられ、各色に対応するインクチューブの他端が接続されている。尚、図4において複数のインクチューブ66は6本のインクチューブで構成されているが、インクチューブ66のうち、装置前面側まで延びる2本はラインヘッド18に気体を供給するように構成されていてもよい。
また、本実施例においてラインヘッド18の上面18aには、5つのフラットケーブルが取り付けられている。本実施例において5つのフラットケーブルとは、第1の記録部側ケーブル68、第2の記録部側ケーブル70、第3の記録部側ケーブル72、第4の記録部側ケーブル74及び異種ケーブル76である。本実施例において、第1の記録部側ケーブル68、第2の記録部側ケーブル70、第3の記録部側ケーブル72、第4の記録部側ケーブル74及び異種ケーブル76はフレキシブルフラットケーブル(FFC)として構成されている。
また、本実施例において第1の記録部側ケーブル68、第2の記録部側ケーブル70、第3の記録部側ケーブル72及び第4の記録部側ケーブル74は同じ信号規格のフレキシブルフラットケーブル(FFC)として構成され、異種ケーブル76はその他のケーブルよりもデータ転送速度が高速である高速データ転送ケーブルとして構成されている。また、本実施例において異種ケーブル76の一端側、すなわちラインヘッド18の上面18aに取り付けられる側の端部には、既製品のアダプタ(不図示)が取り付けられている。尚、本実施例において異種ケーブル76の他端側にも既製品のアダプタが取り付けられている。
具体的には図5に示すように、ラインヘッド18の上部には各ケーブルの取り付け部78a、78b、78c、78d、80が設けられている。取り付け部78a、78b、78cは、ラインヘッド18において用紙搬送方向下流側の端部において用紙幅方向に適宜距離をおいて配置されている。取り付け部78aには第1の記録部側ケーブル68の一端が挿抜可能に取り付けられ、取り付け部78bには第2の記録部側ケーブル70の一端が挿抜可能に取り付けられ、取り付け部78cには第3の記録部側ケーブル72の一端が挿抜可能に取り付けられている。
また、取り付け部78d及び取り付け部80は、ラインヘッド18において用紙搬送方向上流側の端部において用紙幅方向に並んで配置されている。取り付け部78dには、第4の記録部側ケーブル74の一端が挿抜可能に取り付けられている。また、取り付け部80は、異種ケーブル76の一端側に設けられたアダプタに対応しており、異種ケーブル76の一端側に設けられたアダプタが着脱可能である。よって、後述するように、異種ケーブル76は仮にラインヘッド18を交換する際にも再利用することが容易である。
次に図7に示すように異種ケーブル76は、ラインヘッド18に取り付けられる5つのフラットケーブル68、70、72、74、76のうち、ラインヘッド18に取り付けられた状態において装置高さ方向における位置が最下位となるように設定されている。そして、ラインヘッド18の取り付け部80に取り付けられた異種ケーブル76はラインヘッド18から延出し、装置前後方向における装置背面側へと延びている。
本実施例では、装置本体12においてラインヘッド18の装置背面側には、用紙搬送経路22及びラインヘッド18が配置された領域と、後述する制御部90が配置された領域とを区画するフレーム82が設けられている。
フレーム82において、その一部は切り欠かれており、切り欠かれた部分にはケーブル通し部84が設けられている。異種ケーブル76はケーブル通し部84を通って装置背面側に設けられた、後述する制御部90に向けて延びている。
また、フレーム82のケーブル通し部84の上方には凹部86が設けられている。凹部86は、フレーム82においてラインヘッド18の配置された領域側では凹状態、制御部90が配置された領域側では凸状態に形成されている(図6(A)及び図8(A)参照)。図8(A)に示すように凹部86の制御部90が配置された領域側には、ケーブル中継部88が設けられている。
ケーブル中継部88において一方の側、すなわち、ラインヘッド18が配置された領域側には、フレキシブルフラットケーブル(FFC)を挿抜可能に取り付ける取り付け部88a、88b、88c、88dが設けられている。また、他方の側、すなわち制御部90が配置された領域側には、フレキシブルフラットケーブル(FFC)を挿抜可能に取り付ける取り付け部88e、88f、88g、88hが設けられている。
ここで、本実施例において取り付け部88aと取り付け部88eとは電気的に接続され、取り付け部88bと取り付け部88fとは電気的に接続され、取り付け部88cと取り付け部88gとは電気的に接続され、取り付け部88dと取り付け部88hとは電気的に接続されている。
また、図6(A)に示すように凹部86において、ケーブル中継部88の取り付け部88a、88b、88c、88dに対応する位置は開口され、取り付け部88a、88b、88c、88dがラインヘッド18の配置された領域側に露出している。
本実施例において、ラインヘッド18の取り付け部78dから延出した第4の記録部側ケーブル74は、装置背面方向に延びる異種ケーブル76の上方に位置するとともに装置背面側に延び、フレーム82の凹部86における取り付け部88dに他端が挿抜可能に取り付けられている。
また、ラインヘッド18の取り付け部78cから延出した第3の記録部側ケーブル72は、ラインヘッド18の上面18aを用紙搬送方向下流側から上流側に向かって横切りその後、向きを装置背面側に変えて、装置背面側に延びている。この際、第3の記録部側ケーブル72は第4の記録部側ケーブル74の上方に位置している。そして、装置背面側に延びる第3の記録部側ケーブル72の他端は、フレーム82の凹部86における取り付け部88cに挿抜可能に取り付けられている。
また、ラインヘッド18の取り付け部78bから延出した第2の記録部側ケーブル70は、ラインヘッド18の上面18aを用紙搬送方向下流側から上流側に向かって横切りその後、向きを装置背面側に変えて、装置背面側に延びている。この際、第2の記録部側ケーブル70は第3の記録部側ケーブル72の上方に位置している。そして、装置背面側に延びる第2の記録部側ケーブル70の他端は、フレーム82の凹部86における取り付け部88bに挿抜可能に取り付けられている。
また、ラインヘッド18の取り付け部78aから延出した第1の記録部側ケーブル68は、ラインヘッド18の上面18aを用紙搬送方向下流側から上流側に向かって横切りその後、向きを装置背面側に変えて、装置背面側に延びている。この際、第1の記録部側ケーブル68は第2の記録部側ケーブル70の上方に位置している。そして、装置背面側に延びる第1の記録部側ケーブル68の他端は、フレーム82の凹部86における取り付け部88aに挿抜可能に取り付けられている。
尚、本実施例では、図4に示すようにラインヘッド18の上面18aにおいて、ラインヘッド18を用紙搬送方向に横切る第1の記録部側ケーブル68、第2の記録部側ケーブル70及び第3の記録部側ケーブル72の上側にインクチューブ66が配置されている。
<<<制御部について>>>
図9ないし図14を参照して制御部90について説明する。図9及び図10に示すように装置本体12の背面側には、制御部90を収容する制御部収容部92が設けられており、制御部収容部92は外装カバー94で覆われている。本実施例において外装カバー94は装置本体12の外装の一部を構成している。また、外装カバー94には、後述するが排気口95が設けられている。図10に示すように装置本体12から外装カバー94を取り外すと制御部収容部92が露出する。制御部収容部92内には、制御部90が設置されている。
制御部90は、箱状の筐体内に配置された主制御基板96(図11参照)と、箱状の筐体においてフレーム82と対向する側すなわち、制御部90の裏面90aに配置されたラインヘッド駆動基板98とを備えている。本実施例において、主制御基板96及びラインヘッド駆動基板98は、複数の電子部品を備える電気回路として構成されている。
制御部90は、スキャナーユニット14、ラインヘッド18、ベルト搬送手段42、第1フラップ44、第2フラップ52における用紙Pの給送、搬送、排出、記録動作、原稿読取動作、メンテナンス動作等のプリンター10の記録及び画像読取の実行に必要な動作を制御している。また、本実施例において制御部90は装置本体12に複数設けられた駆動モーター(不図示)を介して、給送ローラー34、分離ローラー対36及び各搬送ローラー対38、40、46、50、56の駆動を制御している。
また、制御部90は外部(PCなど)からの指示で原稿読取動作等のプリンター10の記録及び画像読取の実行に必要な動作を制御してもよい。また、制御部90は、ラインヘッド18のインクの吐出を制御する。
また、本実施例において制御部90は、用紙搬送方向上流側の端部に設けられた回動軸100(図11及び図14参照)を支点に装置本体12に対して回動可能に構成されている。具体的には制御部90は、制御部収容部92に収容された状態(図10参照)と、装置本体12に対して回動し、メンテナンス作業を行うためのメンテナンス状態(図12及び図13参照)とを取り得る。
図12に示すように制御部90の裏面90aにはラインヘッド駆動基板収容部97が設けられている。ラインヘッド駆動基板収容部97内にはラインヘッド駆動基板98が配置されている。本実施例においてラインヘッド駆動基板収容部97は箱状の筐体として形成されており、その下部にはダクト吸気口99が設けられている。ダクト吸気口99は、装置前後方向に傾斜する傾斜面として形成されている。また、ラインヘッド駆動基板収容部97の上部にはダクト排気口101が設けられている。
また、図12に示すように制御部収容部92のフレーム82側には、冷却ダクト接続部103が設けられている。冷却ダクト接続部103には、装置本体12内に設けられた冷却ファン(不図示)から気体が送風されている。冷却ダクト接続部103の開口部分は装置前後方向に傾斜する傾斜面として構成されている。
また、図19に示すように、制御部90が制御部収容部92内に収容された状態において冷却ダクト接続部103は、ラインヘッド駆動基板収容部97のダクト吸気口99と接続する。尚、本実施例においてダクト吸気口99の傾斜面と冷却ダクト接続部103の開口部分の傾斜面とは傾きが略一致するように構成されている。
冷却ダクト接続部103から送風された気体は、ダクト吸気口99を介してラインヘッド駆動基板収容部97内に流れ込み、ラインヘッド駆動基板98を冷却した後、ダクト排気口101を介して、外装カバー94に設けられた排気口95を通って装置本体12外に排気される。
図8(B)及び図13を参照するに、ケーブル中継部88の取り付け部88eには第1の制御部側ケーブル102の一端が挿抜可能に取り付けられている。ここで、取り付け部88eは取り付け部88aと電気的に接続されているので、取り付け部88eに取り付けられた第1の制御部側ケーブル102は、取り付け部88aに取り付けられた第1の記録部側ケーブル68と電気的に接続される。
また、ケーブル中継部88の取り付け部88fには第2の制御部側ケーブル104の一端が挿抜可能に取り付けられている。第2の制御部側ケーブル104は、取り付け部88f及び取り付け部88bを介して第2の記録部側ケーブル70と電気的に接続される。ケーブル中継部88の取り付け部88gには第3の制御部側ケーブル106の一端が挿抜可能に取り付けられている。第3の制御部側ケーブル106は、取り付け部88g及び取り付け部88cを介して第3の記録部側ケーブル72と電気的に接続される。
また、ケーブル中継部88の取り付け部88hには第4の制御部側ケーブル108の一端が挿抜可能に取り付けられている。第4の制御部側ケーブル108は、取り付け部88h及び取り付け部88dを介して第4の記録部側ケーブル74と電気的に接続される。
図12ないし図14に示すように、ケーブル中継部88の取り付け部88e、88f、88gからそれぞれ、装置高さ方向下方側に向けて延出する第1の制御部側ケーブル102、第2の制御部側ケーブル104及び第3の制御部側ケーブル106は、延びる方向を用紙搬送方向上流側に変えて、用紙搬送方向上流側へ延びている。そして、第1の制御部側ケーブル102、第2の制御部側ケーブル104及び第3の制御部側ケーブル106の各他端は、制御部90の回動軸100の周りを回って、制御部90の裏面90aに沿って延び、制御部90の裏面90aに設けられたラインヘッド駆動基板98に挿抜可能に接続されている。
また、ケーブル中継部88の取り付け部88eから装置高さ方向下方側に向けて延出する第4の制御部側ケーブル108は、延びる方向を用紙搬送方向上流側に変えて、用紙搬送方向上流側へ延びている。そして、第4の制御部側ケーブル108の他端は、制御部90の回動軸100の周りを回って、制御部90の裏面90aに沿って延び、制御部90の裏面90aに設けられた開口110を介して主制御基板96に挿抜可能に接続されている。
また、ラインヘッド18に一端が接続されている異種ケーブル76はケーブル通し部84を通り抜けて、制御部90が配置された領域内へ延び、延びる方向を用紙搬送方向上流側に変えて、用紙搬送方向上流側へ延びている。そして、異種ケーブル76の他端は、制御部90の回動軸100の周りを回って、制御部90の裏面90aに沿って延び、制御部90の裏面90aに設けられた開口110を介して主制御基板96に挿抜可能に接続されている。
<<<ラインヘッドの交換手順について>>>
次いで図15を参照しながらラインヘッド18の交換手順について説明する。ステップS1として装置本体12に対して用紙受けトレイ20を回動させて反転経路28の一部を露出させる(図3参照)。次いで、ステップS2として反転経路28においてラインヘッド18の上方に位置する経路部分28aを装置本体12から取り外し、ラインヘッド18を露出させる(図4参照)。次にステップS3としてインクチューブ66のインク供給コネクタ64をラインヘッド18の上面18aに設けられたインク供給経路60のインク供給部62から取り外し、インクチューブ66をフレーム82に設けられたフック(不図示)に掛止する(図16)。
次いでステップS4として、第1の記録部側ケーブル68、第2の記録部側ケーブル70、第3の記録部側ケーブル72及び第4の記録部側ケーブル74をフレーム82に設けられたケーブル中継部88から取り外す(図7参照)。そして、ステップS5として異種ケーブル76をラインヘッド18から取り外す。
次いでステップS6として、締結部材27を装置本体12から緩めてガイドピン安定部材25を装置本体から取り外す。そして、ステップS7としてラインヘッド18を装置本体12に対して装置高さ方向上方に持ち上げて装置本体12から取り外す(図18参照)。尚、図18において二点鎖線部及び符号18′は装置本体12から取り外した状態のラインヘッド18を示し、符号19′は取り外された状態のラインヘッド18のヘッドノズルを示している。
次いで、ステップS8として新しいラインヘッド18を装置本体12に対して貫通孔21にガイドピン23を通しながら取り付ける(図18参照)。そして、ステップS9としてガイドピン安定部材25にガイドピン23を通して締結部材27を装置本体12に対して締める。これにより、ガイドピン23の水平位置が安定するため、ラインヘッド18を装置本体12に対して円滑に着脱でき、ラインヘッド18が用紙Pの種類によって昇降する機構を備えていた場合に昇降運動によってガイドピン23が傾斜することを防止できる。
次いで、ステップS10として制御部90から延出する異種ケーブル76を交換したラインヘッド18に取り付ける(図7参照)。そして、ステップS11として交換したラインヘッド18に取り付けられている第1の記録部側ケーブル68、第2の記録部側ケーブル70、第3の記録部側ケーブル72及び第4の記録部側ケーブル74をフレーム82に設けられたケーブル中継部88に接続する(図16参照)。
そして、ステップS12として、交換したラインヘッド18のインク供給経路60及びノズルヘッド19内に充填されている液体をノズルヘッド19のノズルから吐出させ、インク供給経路60及びノズルヘッド19内から前記液体を排出させる。尚、インク供給経路60及びノズルヘッド19内に充填されている液体は、ラインヘッド18の輸送時においてラインヘッド18の保護を目的としてインク供給経路60及びノズルヘッド19に充填されている液体である。
次いで、ステップS13として、フレーム82のフック(不図示)に掛止されているインクチューブ66を前記フックから取り外し、インク供給コネクタ64をラインヘッド18のインク供給経路60のインク供給部62に取り付ける。以上が、ラインヘッド18の交換作業の流れである。
上記説明をまとめると、本実施例において用紙Pに記録を行う着脱可能なラインヘッド18の配置領域と、各種制御を行う制御部90の配置領域とがフレーム82によって区画されている。そしてフレーム82にはケーブル中継部88が設けられ、ラインヘッド18から延出する記録部側ケーブル68、72、74、76及び制御部90から延出する制御部側ケーブル102、104、106、108が、ケーブル中継部88に接続されるので、ラインヘッド18の保守点検や交換等の作業を行う際に制御部90にまでアクセスする必要がなく、ケーブル中継部88へのアクセスで足りる。これによりラインヘッド18の保守点検や交換等の作業を行う際の作業性が良好となり、作業時間の短縮を図ることができる。
本実施例において、フレーム82には、ラインヘッド18の配置領域側で凹、制御部90の配置流域側で凸となる凹部86が形成され、ケーブル中継部88が、凹部86に設けられているので、ラインヘッド18の配置領域側へのケーブル中継部88の突出量を少なくでき或いは突出を防止することができる。従ってラインヘッド18を着脱する際の、ラインヘッド18のケーブル中継部88への引っ掛かりを抑制でき、ラインヘッド18の着脱作業がより一層容易となる。
本実施例において、記録部側ケーブル68、72、74、76及び制御部側ケーブル102、104、106、108とは規格の異なるフラットケーブルである異種ケーブル76が、ケーブル通し部84を通ってラインヘッド18と制御部90とを直接接続するので、異種ケーブル76を利用することにより、信号劣化を抑制した良好な情報伝送を行うことができる。また、異種ケーブル76はラインヘッド18に対して着脱可能に構成されているので、ラインヘッド18を交換する際にも異種ケーブル76を再利用することが容易である。
本実施例において、ラインヘッド18の上面18aにおいて記録部側ケーブル68、72、74、76は、異種ケーブル76の上側に配線されるので、ケーブル中継部88に対して記録部側ケーブル68、72、74、76を挿抜する際の作業に際して異種ケーブル76が邪魔にならず、作業性が向上する。
本実施例によれば、インクを収容するインクタンクからラインヘッドへとインクを供給するインクチューブ66を備え、インクチューブ66は、記録部側ケーブル68、72、74の上側に配置され、ラインヘッド18の外側に延出するので、インクチューブ66の取り外し作業に際して記録部側ケーブル68、72、74、76が邪魔にならず、作業性が向上する。
<<<実施例の変更例>>>
(1)本実施例において異種ケーブル76はラインヘッド18と制御部90とを直接接続する構成としたが、この構成に代えて、ケーブル中継部88を介して接続するように構成してもよい。
(2)本実施例においてケーブル中継部88を介してラインヘッド18を制御するケーブルを接続する構成としたが、この構成に代えて、スキャナーユニット14の制御ケーブル装置本体12内のセンサーやモーター、ユーザーが操作する操作部等の通信ケーブル、電力供給ケーブル、電源ユニットの配線等をケーブル中継部88を介して制御部90に接続する構成としてもよい。
(3)本実施例において、ラインヘッド18の交換時に第1の記録部側ケーブル68、第2の記録部側ケーブル70、第3の記録部側ケーブル72及び第4の記録部側ケーブル74を新しいラインヘッド18とともに交換する構成としたが、使用済みのラインヘッド18に取り付けられている第1の記録部側ケーブル68、第2の記録部側ケーブル70、第3の記録部側ケーブル72及び第4の記録部側ケーブル74を使用済みのラインヘッド18から取り外し、新しいラインヘッド18に取り付けて使用してもよい。
(4)本実施例では、装置本体12内に設けられたインクタンク(不図示)とラインヘッド18の上面18aに設けられたインク供給部62とを複数のインクチューブ66で接続する構成としたが、この構成に代えて、図20に示すようにフレーム82にチューブ中継部112を設けて、インクタンクとチューブ中継部112とを制御側チューブ(不図示)で接続し、チューブ中継部112とインク供給部62とを記録部側チューブ(不図示)で接続する構成としてもよい。
尚、この変更例において制御側チューブ及び記録部側チューブはインクを供給する、複数のインクチューブとして構成されている。また、チューブ中継部112にはインクチューブの数に応じてコネクタが設けられている。また、制御部側チューブ及び記録部側チューブのそれぞれの先端には、コネクタに接続されるアダプタが設けられている。また、制御部側チューブにおいてラインヘッド18のインク供給部62に接続される側にもアダプタが設けられている。チューブ中継部112に設けられたコネクタ及びインクチューブに設けられたアダプタは、コネクタとアダプタとが接続時にはインクの供給を許容し、コネクタとアダプタとが非接続時においてコネクタ及びアダプタからのインク漏れを防止するように構成されている。このような構成の一例として、流体継手カプラーがあり、本変更例においてコネクタ及びアダプタは流体継手カプラーとして構成されている。つまり、チューブ中継部112から制御側チューブ及び記録部側チューブの少なくとも一方が外れた際、あるいは制御側チューブがインク供給部62から外れたとしても、インクチューブあるいはチューブ中継部112からインクが漏れ出ることを防止できる。
この様に構成することにより、用紙Pに記録を行う着脱可能なラインヘッド18の配置領域と、各種制御を行う制御部90の配置領域とがフレーム82によって区画されている。そしてフレーム82にはチューブ中継部112が設けられ、ラインヘッド18の配置領域側に設けられる記録部側チューブ、及び制御部90の配置領域側に設けられる制御部側チューブが、チューブ中継部112に接続されるので、ラインヘッド18の保守点検や交換等の作業を行う際に装置内部に設けられたインクタンクにまでアクセスする必要がなく、チューブ中継部112へのアクセスで足りる。これによりラインヘッド18の保守点検や交換等の作業を行う際の作業性が良好となり、作業時間の短縮を図ることができる。
さらに、上記説明をまとめるとプリンター10は、用紙Pに記録を行う着脱可能なラインヘッド18と、ラインヘッド18の配置領域と、各種制御を行う制御部90の配置領域とを区画するフレーム82と、フレーム82に設けられたケーブル中継部88と、ラインヘッド18から延出するフラットケーブルであってラインヘッド18の配置領域側でケーブル中継部88に対し挿抜可能に接続される第1の記録部側ケーブル68、第2の記録部側ケーブル70、第3の記録部側ケーブル72及び第4の記録部側ケーブル74と、制御部90から延出するフラットケーブルであって制御部90の配置領域側でケーブル中継部88に接続される第1の制御部側ケーブル102、第2の制御部側ケーブル104、第3の制御部側ケーブル106及び第4の制御部側ケーブル108とを備えている。
また、プリンター10においてフレーム82には、ラインヘッド18の配置領域側で凹、制御部90の配置流域側で凸となる凹部86が形成されている。そして、ケーブル中継部88が凹部86に設けられている。
また、プリンター10においてフレーム82には、ケーブル通し部84が設けられ、第1の記録部側ケーブル68、第2の記録部側ケーブル70、第3の記録部側ケーブル72ならびに第4の記録部側ケーブル74及び第1の制御部側ケーブル102、第2の制御部側ケーブル104、第3の制御部側ケーブル106ならびに第4の制御部側ケーブル108とは信号規格の異なるフラットケーブルである異種ケーブル76が、ケーブル通し部84を通ってラインヘッド18と制御部90とを直接接続し、異種ケーブル76はラインヘッド18に対して着脱可能に構成されている。
また、プリンター10において第1の記録部側ケーブル68、第2の記録部側ケーブル70、第3の記録部側ケーブル72、第4の記録部側ケーブル74及び異種ケーブル76は、ラインヘッド18の上面18aに沿って配線されてラインヘッド18の外側に延出し、ラインヘッド18の上面18aにおいて第1の記録部側ケーブル68、第2の記録部側ケーブル70、第3の記録部側ケーブル72、第4の記録部側ケーブル74は、異種ケーブル76の上側に配線されている。
また、プリンター10においてインクを収容するインクタンクからラインヘッド18へとインクを供給するインクチューブ66を備えている。インクチューブ66は、第1の記録部側ケーブル68、第2の記録部側ケーブル70及び第3の記録部側ケーブル72の上側に配置され、ラインヘッド18の外側に延出している。
また、プリンター10は、用紙Pに記録を行う着脱可能なラインヘッド18と、ラインヘッド18の配置領域と、各種制御を行う制御部90の配置領域とを区画するフレーム82と、フレーム82に設けられたチューブ中継部112と、ラインヘッド18の配置領域側に設けられるインク供給チューブであってラインヘッド18の配置領域側でチューブ中継部112に対し挿抜可能に接続される記録部側チューブと、制御部90の配置領域側に設けられるインク供給チューブであって制御部90の配置領域側でチューブ中継部112に接続される制御部側チューブとを備えている。
尚、上記実施形態では、記録ヘッドとしてのラインヘッド18は移動せずに固定状態で液体を吐出するタイプであるが、これに限られず、所定方向に記録ヘッドが移動しながら前記記録ヘッドのノズルから液体を吐出するタイプにも本発明を適用可能である。
また、本実施形態では本発明に係る記録部側ケーブル68、70、72、74、制御部側ケーブル102、104、106、108、異種ケーブル76及びケーブル中継部88を記録装置の一例としてのインクジェットプリンターに適用したが、その他液体噴射装置一般に適用することも可能である。
ここで、液体噴射装置とは、インクジェット式記録ヘッドが用いられ、該記録ヘッドからインクを吐出して被記録媒体に記録を行うプリンター、複写機及びファクシミリ等の記録装置に限らず、インクに代えてその用途に対応する液体を前記インクジェット式記録ヘッドに相当する液体噴射ヘッドから被記録媒体に相当する被噴射媒体に噴射して、前記液体を前記被噴射媒体に付着させる装置を含むものである。
液体噴射ヘッドとして、前記記録ヘッドの他に、液晶ディスプレー等のカラーフィルター製造に用いられる色材噴射ヘッド、有機ELディスプレーや面発光ディスプレー(FED)等の電極形成に用いられる電極材(導電ペースト)噴射ヘッド、バイオチップ製造に用いられる生体有機物噴射ヘッド、精密ピペットとしての試料噴射ヘッド等が挙げられる。
尚、本発明は上記実施例に限定されることなく、特許請求の範囲に記載した発明の範囲内で、種々の変形が可能であり、それらも本発明の範囲内に含まれるものであることは言うまでもない。
10 プリンター、12 装置本体、14 スキャナーユニット、
16 用紙収容カセット、18 ラインヘッド、18a 上面、19 ノズルヘッド、
20 用紙受けトレイ、21 貫通孔、22 用紙搬送経路、23 ガイドピン、
24 ストレート経路、25 ガイドピン安定部材、26 スイッチバック経路、
27 締結部材、28 反転経路、28a 経路部分、30 フェイスダウン排出経路、32 給送経路、34 給送ローラー、36 分離ローラー対、38 搬送ローラー対、40 搬送ローラー対、42 ベルト搬送手段、44 第1フラップ、
46 搬送ローラー対、48 出口、50 搬送ローラー対、52 第2フラップ、
54、110 開口、56 搬送ローラー対、58、100 回動軸、
60 インク供給経路、62 インク供給部、64 インク供給コネクタ、
66 インクチューブ、68 第1の記録部側ケーブル、70 第2の記録部側ケーブル、72 第3の記録部側ケーブル、74 第4の記録部側ケーブル、76 異種ケーブル、
78a、78b、78c、78d、80、88a、88b、88c、88d、88e、88f、88g、88h 取り付け部、
82 フレーム、84 ケーブル通し部、86 凹部、88 ケーブル中継部、
90 制御部、90a 裏面、92 制御部収容部、94 外装カバー、95 排気口、
96 主制御基板、97 ラインヘッド駆動基板収容部、98 ラインヘッド駆動基板、99 ダクト吸気口、101 ダクト排気口、102 第1の制御部側ケーブル、
103冷却ダクト接続部、104 第2の制御部側ケーブル、
106 第3の制御部側ケーブル、108 第4の制御部側ケーブル、
112 インク中継部、P 用紙、
S1、S2、S3、S4、S5、S6、S7、S8、S9、S10、S11、S12、S13 ステップ

Claims (8)

  1. 被記録媒体に記録を行う記録部と、
    前記記録部が配置される第1の領域と、制御を行う制御部が配置される第2の領域と、の間に設けられ、ケーブルを中継するケーブル中継部と、
    前記記録部から延出し、前記第1の領域側で前記ケーブル中継部に接続される第1のケーブルと、
    前記制御部から延出し、前記第2の領域側で前記ケーブル中継部に接続される第2のケーブルと、を備え
    前記ケーブル中継部は前記第1の領域と前記第2の領域とを分けるフレームに設けられている、
    ことを特徴とする記録装置。
  2. 請求項1に記載の記録装置において、前記第1のケーブルは、第1の端部が前記記録部に接続され、第2の端部が前記第1の領域側の前記ケーブル中継部に接続され、
    前記第2のケーブルは、第1の端部が前記制御部に接続され、第2の端部が前記第2の領域側の前記ケーブル中継部に接続される、
    ことを特徴とする記録装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の記録装置において、前記ケーブル中継部における前記第1の領域側の端部は、前記フレームにおける前記第1の領域側の端部より、前記第2の領域側にある、
    ことを特徴とする記録装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の記録装置において、前記フレームには、前記第1の領域と前記第2の領域とを連通させ、ケーブルを通すケーブル通し部が設けられ、
    前記第1のケーブル及び前記第2のケーブルとは信号規格の異なる第3のケーブルが、前記ケーブル通し部を通って前記記録部と前記制御部とを直接接続し、
    前記第3のケーブルは前記記録部に対して着脱可能に構成されている、
    ことを特徴とする記録装置。
  5. 請求項に記載の記録装置において、前記第1のケーブル及び前記第3のケーブルは、前記記録部の上面に沿って配線されて前記記録部の外側に延出し、
    前記記録部の上面において前記第1のケーブルは、前記第3のケーブルの上側に配線される、
    ことを特徴とする記録装置。
  6. 請求項に記載の記録装置において、液体を収容する液体収容部から前記記録部へと液体を供給するチューブを備え、
    前記チューブは、前記第1のケーブルの上側に配置され、前記記録部の外側に延出する、
    ことを特徴とする記録装置。
  7. 被記録媒体に記録を行う記録部と、
    前記記録部が配置される第1の領域と、制御を行う制御部が配置される第2の領域と、の間に設けられ、チューブを中継するチューブ中継部と、
    前記第1の領域側に設けられ、前記第1の領域側で前記チューブ中継部に接続される第1のチューブと、
    前記第2の領域側に設けられ、前記第2の領域側で前記チューブ中継部に接続される第2のチューブと、を備え
    前記チューブ中継部は、前記第1の領域と前記第2の領域とを分けるフレームに設けられている、
    ことを特徴とする記録装置。
  8. 請求項に記載の記録装置において、前記第1のチューブは、第1の端部が前記記録部の供給部に接続され、第2の端部が前記第1の領域側の前記チューブ中継部に接続され、
    前記第2のチューブは、第1の端部がインクタンクに接続され、第2の端部が前記第2の領域側の前記チューブ中継部に接続される、
    ことを特徴とする記録装置。
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