JP6519391B2 - 液体噴射ヘッドおよび液体噴射装置 - Google Patents

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Description

本発明は、インク等の液体を噴射する技術に関する。
インクジェットプリンタなどの液体噴射装置では、複数の部材を相互に接合することで流路を形成し、流路内に流通する液体をノズルから噴射する液体噴射ヘッドが従来から提案されている。例えば特許文献1には、ノズルが形成される噴射面を有するヘッド本体に、高さの異なる第1の面と第2の面を設けたケース部材を積層させて接着する構成が記載されている。第1の面と第2の面の高さは、第1の面をヘッド本体の外周付近に当接させたときに、第2の面がヘッド本体の噴射面の反対面側に隙間が形成されるような高さである。この噴射面の反対面側の隙間に、接着材を吸収させた弾性を有する吸収部材を介在させて、第2面を接着させることで、ヘッド本体とケース部材が第1面の当接面で位置決めされつつ、各部材の積層方向の平面視において噴射面上にある吸収部材で、高さ方向の誤差を吸収させながらしっかり接着させることができる。
特開2012−192696号公報
ところで、上述したヘッド本体とケース部材のような複数の部材を、加熱により接着する場合には、各部材に熱膨張率の相違による部材の反りが発生する虞がある。このような熱膨張率の相違による応力は、各部材を当接する部分よりも、各部材の隙間に接着剤を介在して接着する部分に集中し易く、部材の反りが発生し易い。
この点、特許文献1には、加熱により接着する点は記載されてはいない。ところが、特許文献1では、各部材の接合方向の平面視において噴射面上に接着部分(接着剤を吸収させる吸収部材)があるので、もし仮にこのような構成で加熱接着すると、各部材の熱膨張率の相違による応力は、その噴射面上の接着部分に集中する。このため、特許文献1に記載の構成では、噴射面上の接着部分は部材の長手方向に渡って存在するので、長手方向全体に反りが発生するものの、特に噴射面の部分に反りが発生し易い。この部分に反りが発生すると、噴射面の平面度が低下してしまうという問題がある。以上の事情を考慮して、本発明は、ノズルが形成される噴射面を有する部材に、材質の異なる他の部材を接着する際に、噴射面を有する部材の反りを低減できるようにすることを目的とする。
[態様1]
以上の課題を解決するために、本発明の好適な態様(態様1)に係る液体噴射ヘッドは、液体を噴射するノズルが形成される噴射面と、噴射面の反対面側に設けられ、ノズルに連通する圧力室が形成される圧力室形成板とを備え、第1の材質からなる第1部材と、第1の材質と異なる第2の材質からなり、第1部材の噴射面の反対面側に積層される第2部材と、を具備し、第2部材は、第1部材と当接される第1面と、第1部材との隙間に介在する接着剤により接着される第2面とを有し、第1部材と第2部材の積層方向において、第1面と第2面は、互いに異なる位置に設けられ、積層方向からの平面視において、第1面は圧力室形成板の内側にあり、第2面は圧力室形成板の外側にある。態様1では、第2部材は、第1部材と当接される第1面と、第1部材との隙間に介在する接着剤により接着される第2面とを有するから、噴射面を備える第1部材に第2部材を接合する際には、第1面が第1部材に当接され、第2面が第1部材との隙間に介在する接着剤により接着される。このとき、態様1では、第1部材と接着される方の第2面は、噴射面の反対側面の圧力室形成板の外側にあるから、噴射面から離れた位置で接着される。これにより、第1部材と第2部材との熱膨張率の相違による応力が、噴射面に近い位置に集中しないようにすることができるので、噴射面の部分の反りを低減でき、これにより第1部材全体の反りを低減することができる。しかも、態様1では、第1部材と当接される方の第1面は、圧力室形成板の内側にあるから、噴射面に近い位置で当接されるので、噴射面の部分が反り難くなり、より効果的に第1部材全体の反りを低減できる。
また態様1では、第1部材と第2部材の積層方向において、第1面と第2面は、互いに異なる位置に設けられるから、各部材の積層方向の高さ(厚さ)が異なっていても積層方向にしっかりと固定することができる。ただし、第1面と第2面の高さが異なると、積層方向に誤差(寸法誤差や熱膨張率の相違による誤差、公差のばらつきなど)が生じる可能性もある。この点、第1面は第1部材と当接され、第2面は第1部材との隙間に介在する接着剤により接着されるから、第2面の隙間において積層方向の誤差を吸収させることができる。また態様1では、第1面は圧力室形成板の内側にあるから、圧力室に近い位置にある。圧力室の近傍は強度があり、加重をかけ易く、積層し易い。このため、第1面を、第1部材に当接させる面としてより有効に機能させることができる。
[態様2]
態様1の好適例(態様2)において、第1面は、凸部の頂面で構成され、前記凸部には凹部が連設されており、凸部の頂面が第1部材と当接することで、凹部と第1部材との間に空間が形成される。態様2では、第1面は、凸部の頂面で構成され、この凸部の頂面が第1部材と当接するから、第1面が第1部材と当接する面積を減らすことができるので、第1部材と第2部材との積層の精度を向上させることができる。また態様2では、凸部の頂面が第1部材と当接することで、凹部と第1部材との間に空間が形成されるから、もし第1面を接着剤で接着する場合でも、第1面の頂面が第1部材に当接したときに、第1面の頂面から余剰の接着剤がはみ出してもそれを空間内で収容できる。
[態様3]
態様2の好適例(態様3)において、第2部材の第1面と第1部材との間も接着剤で接着されており、凹部と第1部材との間は、空間内の接着剤で接着される。態様3では、第2部材の第1面と第1部材との間も接着剤で接着されており、凹部と第1部材との間は、空間内の接着剤で接着されるから、第1面と第1部材とを強固に固定させることができる。
[態様4]
態様1から態様3の何れかの好適例(態様4)において、第1部材の噴射面は、第1部材は、流体流路を形成する流路形成板を備え、その一方側に噴射面が配置され、他方側に圧力室形成板が接着されており、第2部材の第2面と第1部材との間の接着剤は、ノズル板と圧力室形成板との間の接着剤よりも軟質である。態様4では、第2部材の第2面と第1部材との間の接着剤は、ノズル板と圧力室形成板との間の接着剤よりも軟質であるから、もし第2部材に反りが発生した場合でも、第2部材の第2面と第1部材との間の接着剤によって第2部材の反りを吸収できるので、第1部材のノズル板の平面度を保持することができる。
[態様5]
態様1から態様4の何れかの好適例(態様5)において、第1部材の噴射面は、ノズルが形成されるノズル板により構成され、積層方向からの平面視において、第1面はノズル板を囲むように形成される。態様5では、積層方向からの平面視において、第1面はノズル板を囲むように形成されるから、第1部材と当接する第1面を、より内側に配置することができるので、噴射面を構成するノズル板の部分の反りを低減する効果を高めることができる。
[態様6]
態様1から態様5の好適例(態様6)において、第2部材には、第1部材の圧力室に液体を供給する液体貯留室が形成され、第2部材の側面には、液体貯留室が露出する開口部が形成され、開口部は蓋部により閉塞されている。態様6では、第2部材の側面には、液体貯留室が露出する開口部が形成され、開口部は蓋部により閉塞されているから、このような開口部を形成しない場合に比べて、液体貯留室の容積を大きくすることができる。
[態様7]
本発明の好適な態様(態様7)に係る液体噴射装置は、媒体を搬送する搬送機構と、媒体に液体を噴射する、態様1から態様7の何れかの液体噴射ヘッドと、を具備する。液体噴射装置の好例は、印刷用紙等の媒体にインクを噴射する印刷装置であるが、本発明に係る液体噴射装置の用途は印刷に限定されない。
本発明の実施形態に係る液体噴射装置を適用した印刷装置の構成図である。 液体噴射ヘッドの外観斜視図である。 液体噴射ヘッドの分解斜視図である。 液体噴射ヘッドの図3に示すV−V線で切断した断面図である。 ヘッド本体をケース部材側から見た平面図である。 ヘッド本体にケース部材を接合する際の製造過程を示す断面図であって、ケース部材を固定する前の図である。 図6に続く製造過程を示す断面図であって、ケース部材を固定した後の図である。
<本実施形態>
先ず、本発明の実施形態に係る液体噴射装置について、インクジェット方式の印刷装置を例に挙げて説明する。図1は、本発明の実施形態に係る印刷装置10の部分的な構成図である。本実施形態の印刷装置10は、液体の例示であるインクを印刷用紙等の媒体(噴射対象)12に噴射する液体噴射装置であり、制御装置22と搬送機構24と複数の液体噴射ヘッド26とキャリッジ28とを具備する。印刷装置10にはインクを貯留する液体容器(カートリッジ)14が装着される。
制御装置22は、印刷装置10の各要素を統括的に制御する。制御装置22はCPU、ROM、RAMなどを備えている。ROMには、CPUにより実行される印刷動作を行うためのプログラムなど各種のプログラムが記憶されている。また、RAMには、CPUの演算結果や制御プログラムを実行して処理する各種データなどが一時的に記憶されるようになっている。
搬送機構24は、制御装置22による制御のもとで媒体12をY方向に搬送する。各液体噴射ヘッド26は、液体容器14から供給されるインクを制御装置22による制御のもとで複数のノズルNの各々から媒体12に噴射する。各液体噴射ヘッド26はキャリッジ28に搭載される。制御装置22は、Y方向に交差するX方向にキャリッジ28を往復させる。媒体12の搬送とキャリッジ28の往復との反復に並行して各液体噴射ヘッド26が媒体12にインクを噴射することで、媒体12の表面に所望の画像が形成される。ただし、搬送機構24やキャリッジ28の構造は以上の例示に限定されない。
図2は、任意の1個の液体噴射ヘッド26の外観斜視図であり、図3は分解斜視図である。図4は、液体噴射ヘッド26の図3に示すV−V線で切断した断面図である。図3では、図1に示すX-Y平面に垂直な方向をZ方向と表記する。図2と図3に示すように、液体噴射ヘッド26は、液体を噴射するノズルが形成される噴射面を有する第1部材としてのヘッド本体30に、第2部材としてのケース部材40を接合して構成される。図3と図4に示すように、ヘッド本体30は、流路形成板32を備え、その一方側(Z方向正側の面)に、複数のノズル(噴射孔)Nが形成されたノズル板34とコンプライアンス基板35が設置され、他方側(Z方向負側の面)に、圧力室形成板382を含む積層部38が積層された構造体である。すなわち、ノズル板34の反対面側に積層部38が配置される。これらのヘッド本体30の各要素は、例えば接着剤で相互に固定される。
ノズル板34は、Y方向に配列する複数のノズル(噴射孔)Nが形成された噴射面を構成する平板材である。ノズル板34は、例えばシリコン材料で構成される。複数のノズルNは、2列のノズル列GA、GBからなる。ノズル列GA、GBの各々は、Y方向に沿って配列された複数のノズルNの集合である。なお、ノズル列GA、GBの配置は本実施形態で図示するものに限られるものではない。例えばノズル列GA、GBをそれぞれ、Y方向にずらして配置してもよい。また、ノズル板34に形成されるノズル列は2列に限られるものではなく、1列でもよい。
図4に示すように、本実施形態に係る液体噴射ヘッド26には、ノズル列GAに対応する構造とノズル列GBに対応する構造とが略線対称に形成され、両構造は実質的に共通するから、以下の説明ではノズル列GAに対応する要素に着目し、ノズル列GBに対応する要素の説明を便宜的に省略する。
流路形成板32は、インクの流路を構成する平板材である。本実施形態の流路形成板32には、積層部38の両側に開口部322が形成されるとともに、複数の供給流路324と複数の連通流路326とが形成される。供給流路324と連通流路326とはノズルN毎に形成された貫通孔であり、開口部322は複数のノズルNにわたり共通する貫通孔(開口)である。各供給流路324は開口部322に連通する。流路形成板32は、例えばシリコン材料で構成される。
コンプライアンス基板35は、弾性膜352と支持体354とを含んで構成される。弾性膜352は、可撓性を有するシート状(膜状)の部材である。支持体354は、流路形成板32の開口部322および各供給流路324が閉塞されるように弾性膜352を流路形成板32に固定する。支持体354は、固定板36と同様にステンレス鋼(例えばSUS430)で形成される。コンプライアンス基板35にはX方向に長尺な開口部356が形成され、ノズル板34は開口部356の内側で流路形成板32の表面に固定される。
積層部38は、流路形成板32のうちノズル板34が設置される面とは反対面側に突出して設けられている。積層部38は、ノズルNに連通する圧力室を形成する圧力室形成板382と振動板384と封止板386をこの順番で積層して構成される。ただし、このような構成に限られるものではなく、積層部38は、封止板386がない構成でもよい。圧力室形成板382には、各ノズルNに連通する圧力室Cを構成する複数の開口部383が形成される。圧力室形成板382は、例えば上記流路形成板32と同様にシリコン材料で構成される。
圧力室形成板382のうち流路形成板32とは反対側の表面には振動板384が設置される。振動板384は、弾性的に振動可能な平板材である。振動板384と流路形成板32とは、圧力室形成板382に形成された各開口部383の内側で相互に間隔をあけて対向する。圧力室形成板382の開口部383の内側で流路形成板32と振動板384とに挟まれた空間によって、各ノズルNからインクを噴射するための圧力を発生させる圧力室C(キャビティ)が構成される。流路形成板32の各供給流路324は液体貯留室Rと圧力室Cとを連通し、流路形成板32の各連通流路326は圧力室CとノズルNとを連通する。このような構成によれば、液体貯留室Rに貯留されたインクは、複数の供給流路324に分岐して各圧力室Cに並列に供給され、各圧力室Cから連通流路326とノズルNとを通過して外部に噴射される。
振動板384のうち圧力室形成板382とは反対側の表面には、相異なるノズルN(圧力室C)に対応する複数の圧電素子385が形成される。各圧電素子385は、相互に対向する電極間に圧電体を介在させた積層体である。各圧電素子385は、駆動信号の供給により個別に振動する。封止板386は、各圧電素子385を保護する要素であり、圧力室形成板382(振動板384)の表面に例えば接着剤で固定される。封止板386のうち振動板384側の表面に形成された凹部387に各圧電素子385が収容される。
本実施形態のヘッド本体30は、固定板36に固定されている。具体的には上記コンプライアンス基板35を固定板36に接着剤で接合することによって、ヘッド本体30が固定板36に固定される。固定板36は、例えば高剛性の金属(例えばSUS403やSUS430等のステンレス鋼)で形成された平板材であり、4つの周縁部362がヘッド本体30側に折り曲げられて構成される。固定板36には、開口部364が形成されている。ヘッド本体30は、開口部364からノズル板34が露出した状態で、固定板36に固定される。開口部364の内側とノズル板34との隙間には、例えば樹脂材料で形成された充填材が充填される。
各ヘッド本体30には、配線基板29が実装される。具体的には振動板384のうち圧力室形成板382とは反対側の表面に配線基板29の端部が固定される。配線基板29は、封止板386に形成されたスリット388とケース部材40に形成されたスリット402とを通過して外部に到達する。配線基板29を介して制御装置22から供給される駆動信号に応じて各圧電素子385は振動する。圧電素子385に連動して振動板384が振動することで圧力室C内のインクの圧力が変動してノズルNからインクが噴射される。このように、圧電素子385は、圧力室C内の圧力を変動させて圧力室C内のインクをノズルNから噴射させる圧力発生素子として機能する。
ケース部材40は、例えばプラスチック材料などの成形樹脂材料で構成される。ケース部材40を成形樹脂材料で構成する場合には、成形樹脂材料の射出成形で一体に成形される。ケース部材40には、上述した積層部38が収容される深さの凹部404が形成されている。凹部404は方向正側に開口しており、その開口面積は、Z方向からの平面視において積層部38(封止板386)の面積よりも若干大きい。凹部404の開口は、凹部404内に積層部38が収容された状態で、後述する第2面44が流路形成板32に接着されることによって封止される。凹部404のZ方向負側はスリット402に連通しており、凹部404内に積層部38が収容された状態で、スリット402が封止板386のスリット388に連通する。
ケース部材40には、液体貯留室R(リザーバー)を構成するための凹部406が形成されている。凹部406はZ方向正側に開口しており、その開口面積は、流路形成板32の開口部322の開口面積よりも若干大きい。これによれば、凹部406と開口部322との間には多少の段差が形成されるので、もし凹部406と開口部322が接合されたときに接着剤(ここでは後述する第2面44に塗布した接着剤)がはみ出したとしても、段差内に収めることができる。凹部406の開口は、流路形成板32の開口部322と連通した状態で、流路形成板32の開口部322の周縁によって閉塞される。ケース部材40の凹部406と流路形成板32の開口部322とを連通して成る空間によって、液体貯留室R(リザーバー)が構成される。上述したコンプライアンス基板35の弾性膜352は、液体貯留室Rの壁面(底面)を構成し、液体貯留室R内のインクの圧力変動を吸収する。
ケース部材40の凹部406には、ケース部材40の側面に開口する開口部408が形成され、この開口部408は蓋部409で閉塞されている。このように凹部406には、Y方向負側の側面にも開口部408を形成することによって、開口部408を形成しない場合に比べて、液体貯留室Rの容積を大きくすることができる。
なお、図4に示すように、液体貯留室Rは、積層部38の両側に形成されている。図4に示す左側の液体貯留室Rは、ノズル列GAの各ノズルNに連通する各圧力室Cに連通し、これらの共通液室として機能する。図4に示す左側の液体貯留室Rを区画する凹部406の開口部408は、X方向負側の側面に開口し、蓋部409で閉塞されている。これに対して、図4に示す右側の液体貯留室Rは、ノズル列GBの各ノズルNに連通する各圧力室Cに連通し、これらの共通液室として機能する。図4に示す右側の液体貯留室Rを区画する凹部406の開口部408は、X方向正側の側面に開口し、蓋部409で閉塞されている。
ところで、このようなケース部材(第2部材)40は、ヘッド本体(第1部材)30のノズル板34(噴射面)とは反対面(Z方向負側の面)側に積層され、接着剤で固定される。このとき、例えば接着剤として熱硬化性接着剤を用いて、加熱により接着すると、ヘッド本体30とケース部材40とを接着させる位置によっては、これらの熱膨張率の相違による部材の反りが発生し易くなるという問題がある。
上記熱膨張率は、部材の材質によって異なるところ、本実施形態のヘッド本体30とケース部材40は材質が異なる。上述したとおり、ヘッド本体30は第1の材質としてのシリコン材料で構成され、ケース部材40は第2の材質としての成形樹脂材料で構成される。シリコン材料と成形樹脂材料は熱膨張率が異なるので、ヘッド本体30とケース部材40を、加熱により接着する場合には、ヘッド本体30とケース部材40との熱膨張率の相違が相違する。ヘッド本体30を構成するシリコン材料は、ケース部材40を構成する成形樹脂材料よりも熱膨張率が大きい。このため、ヘッド本体30とケース部材40を加熱すると、ヘッド本体30の方がケース部材40よりも大きく膨張する。このため、もし部材の反りが発生するとすれば、ヘッド本体30がケース部材40側に収縮するような反りが発生し易い。
この場合、もし従来のように、ノズル板34の反対面側に誤差を吸収させる隙間を設けて接着剤で接着するとすれば、各部材の熱膨張率の相違による応力がそのノズル板34上の隙間の接着部分に集中する。この場合の接着部分は流路形成板32の長手方向に渡って存在するので、流路形成板32の反りは長手方向全体に渡って発生するものの、特にノズル板34の部分(ノズル板34やこれに積層される流路形成板32の部分など)に反りが発生し易くなる。もし流路形成板32の反りが発生すると、流路形成板32からノズル板34が剥がれ易くなってしまい、ノズル板34の反りが発生すれば、ノズル板34の平面度が低下してしまう。そこで、本実施形態では、ヘッド本体30とケース部材40とを接着させる位置を工夫することで、ヘッド本体30の全体の反りを低減、特にノズル板34の反りを低減できるようにしている。
具体的には、ケース部材40に、ヘッド本体30と当接される第1面42と、ヘッド本体30との隙間に介在する接着剤により接着される第2面44とを設け、ケース部材40をこれらの第1面42と第2面44によってヘッド本体30に接合する。そして、Z方向に相当するヘッド本体30とケース部材40の積層方向(以下、単に「積層方向」と称する)からの平面視において、第1面42は圧力室形成板382(積層部38)の内側に配置し、第2面44は圧力室形成板382(積層部38)の外側に配置する。このように、ノズル板34(噴射面)の反対面側に配置される圧力室形成板382(積層部38)を基準として、第1面42、第2面44の配置を考慮することで、熱膨張率の相違によるノズル板34の部分の反りを効果的に低減でき、ヘッド本体30全体の反りを低減できる。
すなわち、ヘッド本体30との隙間に介在する接着剤により接着される方の第2面44は、ノズル板34とは反対側面の圧力室形成板382の外側にあるから、ノズル板34から離れた位置で接着される。これにより、ヘッド本体30とケース部材40との熱膨張率の相違による応力が、ノズル板34に近い位置に集中しないようにすることができるので、ノズル板34の部分の反りを低減できる。しかも、ヘッド本体30と当接される方の第1面42は、圧力室形成板382の内側にあるから、ノズル板34に近い位置で当接されるので、ノズル板34の部分が反り難くなるので、より効果的にノズル板34の部分の反りを低減できる。これにより、ヘッド本体30全体の反りを効果的に低減できる。なお、ここでは、圧力室形成板382(積層部38)を基準として第1面42と第2面44の配置を考慮した場合を例に挙げたが、ノズル板34の反対面側の他の部材や他の部分を基準にしてもよい。
また、第1面42と第2面44は、積層方向から見て互いに高さが異なる位置に配置される。第1面42と第2面44の高さが異なると、積層方向に誤差(寸法誤差や熱膨張率の相違による誤差、公差のばらつきなど)が生じる可能性もある。この点、第1面42はヘッド本体30と当接され、第2面44はヘッド本体30との隙間に介在する接着剤により接着されるから、第2面44の隙間において積層方向の誤差を吸収させることができる。さらに、第1面42は圧力室形成板382の内側にあるから、圧力室Cに近い位置にある。圧力室Cの近傍は、液体貯留室Rの近傍に比べて強度があり、加重をかけ易く、積層し易い。このため、第1面42を、ヘッド本体30に当接させる面としてより有効に機能させることができる。
以下、このような第1面42と第2面44の構成について、より具体的に説明する。本実施形態では、図4に示すように、積層部38が収容される凹部404の底面に第1面42を設けている。凹部404の底面にはスリット402が形成されているので、そのスリット402の開口周縁部に第1面42を配置している。こうして、第1面42は積層方向の平面視において積層部38の内側に配置される。
これに対して第2面44は、液体貯留室Rを構成する凹部406の開口周縁部に配置される。凹部406は、積層方向の平面視において積層部38の外側であるX方向の両側にあり、第2面44は各凹部406の開口周縁部に配置されている。こうして、第2面44は積層部38の外側に配置される。また、第2面44は液体貯留室Rを構成する各凹部406の開口周縁部に配置されるので、第2面44により液体貯留室Rの開口が規定される。
このように構成された第1面42と第2面44のうち、第1面42は積層部38の上面に当接され、第2面44は流路形成板32の上面(積層部38の両側の上面)に接着される。ここでの「積層部38の上面」とは、積層部38の最も上側(Z方向負側)の面である。本実施形態では、積層部38の最も上側に封止板386を積層しているので、第1面42が当接する積層部38の上面は、封止板386の上面に相当する。なお、第1面42が当接するのは、封止板386の上面に限られるものではなく、封止板386がない積層部38の上面に、第1面42を当接するようにしてもよい。
なお、第1面42は接着剤で接合しなくてもよく、接着剤で接合してもよい。従って、本実施形態において第1面42をヘッド本体30に当接させる場合の「当接」には、第1面42とその接合面との間に接着剤が介在しない場合のみならず、多少の接着剤が介在する場合も含まれる。本実施形態では、第1面42も第2面44と同じ接着剤で接着する場合を例に挙げている。接着剤としては、シリコン系、エポキシ系などが用いられる。また、もしケース部材40に反りが発生した場合でも、第2面44と流路形成板32との間の接着剤は、ノズル板34と圧力室形成板382との間の接着剤よりも軟質にすることで、ケース部材40の反りを吸収できるので、ヘッド本体30にノズル板34の平面度を保持することができる。
図4に示すように、第1面42は、積層部38が収容される凹部404の底面に形成された凸部422の頂面により構成され、凸部422には凹部424が連設されている。具体的には、凸部422は、Z方向正側に突出するようにスリット402の開口周縁部に形成され、凹部424は、この凸部422の外周に形成される。図4に示すように、凸部422と凹部424との間には、徐々に高さが変化するように斜面423を形成してもよい。なお、凸部422と凹部424の配置や形状は、図4に示すものに限られるものではない。
このように本実施形態の第1面42は、凸部422の頂面により構成され、その周囲には凹部424が連設されているので、凸部422の頂面が封止板386の上面と当接することで、凹部424と封止板386の上面との間には空間Pが形成される。これによれば、図4の拡大図に示すように、第1面42を構成する凸部422の頂面が封止板386に当接したときに、第1面42の頂面から余剰の接着剤がはみ出してもそれを空間P内に収容できる。また、第1面42の凹部424と封止板386の上面との間を、空間P内の接着剤によって接着することで、第1面42と封止板386の上面とを強固に固定させることができる。
また、複数の部材を積層させる際には、当接面の面積が少ない方が積層の精度が高くなるところ、本実施形態では第1面42を凸部422の頂面で構成することで、封止板386の上面と当接する面積を減らすことができるので、ヘッド本体30とケース部材40との積層の精度を向上させることができる。
図5は、ヘッド本体30をケース部材40側(Z方向)から見た平面図であり、ケース部材40の第1面42に対向する接合面Q1と第2面44に対向する接合面Q2を別々のハッチングで示している。図5に示す接合面Q1は、圧力室形成板382の内側(封止板386の上面)にある。本実施形態のように第1面42に凸部422と凹部424を形成する場合、第1面42の凸部422が接合面Q1に当接される。接合面Q2は、圧力室形成板382の外側(流路形成板32の上面)にある。第2面44と接合面Q2とはこれらの間の空間に介在する接着剤によって接着される。
第1面42はこれに対向する接合面Q1からも分かるように、積層方向から見た平面視においてノズル板34を囲むように形成される。このように、ヘッド本体30の接合面Q1に当接する第1面42を、ノズル板34を囲むように配置することで、第2面44に対して、より内側に配置できるので、ノズル板34の部分の反りを低減する効果を高めることができる。第2面44はこれに対向する接合面Q2からも分かるように、積層方向から見た平面視において圧力室形成板382のX方向の両側にそれぞれ形成される。各第2面44は、流路形成板32の各開口部322を囲むように形成される。
図6と図7は、ヘッド本体30にケース部材40を接合する際の製造過程を示す断面図であって、図6は接合前であり、図7は接合後である。図6に示すように、ケース部材40において、第1面42の凸部422に接着剤S1を塗布するとともに、第2面44に接着剤S2を塗布した状態で、ケース部材40をヘッド本体30に当接させる。このとき、第1面42と第2面44の高さの差H1が、これらの接合面Q1と接合面Q2との高さの差H2よりも若干高くなっている。このため、図7に示すように、ケース部材40とヘッド本体30とを当接させたときに、第1面42が接合面Q1に当接し、第2面44と接合面Q2との間には隙間が形成され、この隙間は接着剤S2で埋められる。このように、一方の第1面42が当接し、他方の第2面44に隙間が生じるようにすることで、各部材に寸法誤差があったとしても、寸法誤差を隙間で吸収できるので、ケース部材40とヘッド本体30とを確実に固定できる。
なお、図7に示すように、第1面42の凸部422が接合面Q1に当接すると、第1面42に付着した接着剤S1はそのほとんどが、第1面42の凹部424と接合面Q1との間に形成される空間Pにはみ出す。これにより、第1面42の凹部424と接合面Q1とは空間Pにはみ出した接着剤S1によって接着される。なお、接着剤S1が空間Pの方にはみ出し易いように、第1面42には接着剤S1を、凹部424寄りに塗布するようにしてもよい。このとき、接着剤S1が空間Pにはみ出す量も考慮した上で、第1面42に塗布する接着剤S1の量を調整する。
こうして、第1面42は、ノズル板34(噴射面)とは反対面側に配置される積層部38の上面に当接され、第2面44は、積層方向からの平面視においてノズル板34(噴射面)から離れた流路形成板32の上面に接着される。このように、接着剤S2を介して接着させる第2面44をノズル板34から離れた位置に配置することで、ケース部材(第2部材)40とヘッド本体(第1部材)30の熱膨張率の相違による応力が、ノズル板34上に集中しないようにすることができる。これにより、ノズル板34の部分の反りを効果的に低減でき、ヘッド本体30全体の反りを低減できる。
なお、上記本実施形態においては、ヘッド本体30を固定する固定板36を設け、この固定板36の開口部364からノズル板34を露出する場合を例に挙げて説明したが、これに限られるものではなく、固定板36を設けない場合にも本発明を適用可能である。また、ヘッド本体30の第1の材質と、ケース部材40の第2の材質は、本実施形態で例示したものに限られるものではない。
以上の各形態で例示した印刷装置10は、印刷に専用される機器のほか、ファクシミリ装置やコピー機等の各種の機器に採用され得る。もっとも、本発明の液体噴射装置の用途は印刷に限定されない。例えば、色材の溶液を噴射する液体噴射装置は、液晶表示装置のカラーフィルターを形成する製造装置として利用される。また、導電材料の溶液を噴射する液体噴射装置は、配線基板の配線や電極を形成する製造装置として利用される。
10…印刷装置、12…媒体、14…液体容器、22…制御装置、24…搬送機構、26…液体噴射ヘッド、28…キャリッジ、29…配線基板、30…ヘッド本体、32…流路形成板、322…開口部、324…供給流路、326…連通流路、34…ノズル板、35…コンプライアンス基板、352…弾性膜、354…支持体、356…開口部、36…固定板、362…周縁部、364…開口部、38…積層部、382…圧力室形成板、383…開口部、384…振動板、385…圧電素子、386…封止板、387…凹部、388…スリット、40…ケース部材、402…スリット、404…凹部、406…凹部、408…開口部、409…蓋部、42…第1面、44…第2面、C…圧力室、P…空間、R…液体貯留室、N…ノズル、GA、GB…ノズル列、Q1、Q2…接合面、S1、S2…接着剤。

Claims (7)

  1. 液体を噴射するノズルが形成される噴射面と、前記噴射面の反対面側に設けられ、前記ノズルに連通する圧力室が形成される圧力室形成板とを備え、第1の材質からなる第1部材と、
    前記第1の材質と異なる第2の材質からなり、前記第1部材の前記噴射面の反対面側に積層される第2部材と、を具備し、
    前記第2部材は、前記第1部材と当接される第1面と、前記第1部材との隙間に介在する接着剤により接着される第2面と、を有し、
    前記第1部材と前記第2部材の積層方向において、前記第1面と前記第2面は、互いに異なる位置に設けられ、
    前記積層方向からの平面視において、前記第1面は前記圧力室形成板の内側にあり、前記第2面は前記圧力室形成板の外側にある、
    液体噴射ヘッド。
  2. 前記第1面は、凸部の頂面で構成され、前記凸部には凹部が連設されており、
    前記凸部の頂面が前記第1部材と当接することで、前記凹部と前記第1部材との間に空間が形成される、
    請求項1に記載の液体噴射ヘッド。
  3. 前記第2部材の前記第1面と前記第1部材との間も接着剤で接着されており、
    前記凹部と前記第1部材との間は、前記空間内の接着剤で接着される、
    請求項2に記載の液体噴射ヘッド。
  4. 前記第1部材は、流体流路を形成する流路形成板を備え、その一方側に前記噴射面が配置され、他方側に前記圧力室形成板が接着されており、
    前記第2部材の第2面と前記第1部材との間の接着剤は、前記流路形成板と前記圧力室形成板との間の接着剤よりも軟質である、
    請求項1から請求項3の何れかの液体噴射ヘッド。
  5. 前記第1部材の噴射面は、前記ノズルが形成されるノズル板により構成され、
    前記積層方向からの平面視において、前記第1面は前記ノズル板を囲むように形成される、
    請求項1から請求項4の何れかの液体噴射ヘッド。
  6. 前記第2部材には、前記第1部材の前記圧力室に液体を供給する液体貯留室が形成され、
    前記第2部材の側面には、前記液体貯留室が露出する開口部が形成され、前記開口部は蓋部により閉塞されている、
    請求項1から請求項5の何れかの液体噴射ヘッド。
  7. 媒体を搬送する搬送機構と、
    前記媒体に液体を噴射する、請求項1から請求項6の何れかの液体噴射ヘッドと、を具備する、
    液体噴射装置。
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