JP6519141B2 - 画像形成装置、画像形成システム及び画像形成方法 - Google Patents

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本発明は、連続紙に画像を印刷する画像形成装置、画像形成システム及び画像形成方法に関するものである。
従来から、連続紙(ロール紙)等の長尺紙に画像を印刷する画像形成装置及び画像形成システムが知られている。連続紙に画像を印刷する場合、画像間隔を出来るだけ詰めて印刷することで生産性を高めることが実現できる。
特許文献1には、連続紙に画像形成を行う画像形成システムにおいて、印刷ジョブを実行中にジャムが発生して印刷ジョブが中断し、その後その印刷ジョブを再開する際、ジャムによって滞留した連続紙を取り除く処理を行った後、連続紙を装置に掛け直してから片面印刷ジョブに係る印刷を再開することが開示されている。
特開2012−116153号公報
しかしながら、特許文献1に開示の画像形成システムでは、画像形成の動作中にジャムが発生して動作が停止した場合、ジャムによって滞留した連続紙を取り除く処理を行った後、連続紙を装置に掛け直してから画像形成を再開するので、定形に断裁された用紙(以下、カット紙と記す)を用いる画像形成装置のように、装置内の用紙搬送経路で滞留した用紙を取り除く処理は決して容易ではない。よって、連続紙を用いる場合、ジャム処理の作業に加えて連続紙を装置に掛け直す作業が必要となるので印刷処理の生産性が低下してしまう。そのため、連続紙を極力取り除かずに画像形成動作を再開して、中断による画像不良の部分は、損紙(ヤレ紙)として後工程で断裁及び廃棄することが望ましい。しかしながら、例えば、図7に示すように連続紙が蛇腹状に完全に詰まったジャム(アコーディオンジャム)が発生した場合、そのまま画像形成動作を再開させると装置内の用紙搬送に関わる部材を破損させてしまうという問題があった。
本発明の目的は、上記課題に鑑みなされたものであり、用紙の搬送異常が発生したときに、可能な限り連続紙を停止させずに印刷処理の生産性を落とすことなく装置の破損を防止する画像形成装置を提供することである。
本発明によれば、画像形成装置において、連続紙を搬送する搬送部と、像担持体に画像を形成する画像形成部と、前記画像形成部により形成された前記画像を前記連続紙に転写する転写部と、前記転写部により前記連続紙に転写された前記画像を定着させる定着部と、前記連続紙の搬送異常を検出する搬送異常検出部と、前記搬送異常検出部により検出された異常が、異常が発生しているものの搬送は可能な状態か、用紙搬送は困難な状態であるかを判断し、異常が発生しているものの搬送は可能な状態と判断した場合は、画像形成動作を行わずに用紙搬送を継続させる第1のモードを実行し、用紙搬送は困難な状態であると判断した場合は、用紙搬送を停止させる制御部と、を備え、前記制御部は、前記搬送異常検出部の検出結果が、第1の所定値以上であって、前記第1の所定値よりも大きい第2の所定値以下の場合は、異常が発生しているものの搬送は可能な状態と判断し、第2の所定値以上の場合は、用紙搬送は困難な状態と判断することを特徴とする。
また、本発明によれば、画像形成システムにおいて、連続紙を搬送する搬送部と、像担持体に画像を形成し、前記画像を前記連続紙に転写させて定着させる画像形成部と、前記連続紙の搬送異常を検出する搬送異常検出部と、前記搬送異常検出部により検出された異常が、異常が発生しているものの搬送は可能な状態か、用紙搬送は困難な状態であるかを判断し、異常が発生しているものの搬送は可能な状態と判断した場合は、画像形成動作を行わずに用紙搬送を継続させる第1のモードを実行し、用紙搬送は困難な状態であると判断した場合は、用紙搬送を停止させる制御部と、を備え、前記制御部は、前記搬送異常検出部の検出結果が、第1の所定値以上であって、前記第1の所定値よりも大きい第2の所定値以下の場合は、異常が発生しているものの搬送は可能な状態と判断し、第2の所定値以上の場合は、用紙搬送は困難な状態と判断することを特徴とする。
また、本発明によれば、像担持体に画像を形成し、搬送される連続紙に前記画像を転写させて定着させる画像形成方法において、前記連続紙の搬送異常を検出する搬送異常検出処理と、前記搬送異常検出処理により検出された異常が、異常が発生しているものの搬送は可能な状態か、用紙搬送は困難な状態であるかを判断する判断処理と、異常が発生しているものの搬送は可能な状態と判断した場合は、画像形成動作を行わずに用紙搬送を継続させる第1のモードを実行し、用紙搬送は困難な状態であると判断した場合は、用紙搬送を停止させる処理と、を備え、前記判断処理は、前記搬送異常検出処理の検出結果が、第1の所定値以上であって、前記第1の所定値よりも大きい第2の所定値以下の場合は、異常が発生しているものの搬送は可能な状態と判断し、第2の所定値以上の場合は、用紙搬送は困難な状態と判断することを特徴とする。
本発明によれば、ジャムが発生した場合、用紙搬送の異常の程度を検出することができるので、多少の用紙搬送の異常が発生しても、用紙搬送が可能であれば用紙搬送を継続して用紙搬送を停止させないので印刷処理の生産性の低下を防止することができる。その一方で、用紙搬送の異常の程度が搬送困難であると判断すれば、用紙搬送を許可しないので装置の破損を防止することができる。
本発明に係る画像形成システムの概略構成を示す断面図である。 本発明に係る画像形成装置の概略構成を示す断面図である。 本発明に係る定着部の概略構成を示す断面図である。 本発明に係る画像形成システムの制御ブロック図である。 本発明に係る第1の実施形態の動作制御を示すフローチャート図である。 本発明に係る第2の実施形態の動作制御を示すフローチャート図である。 連続紙が搬送ローラーの位置で蛇腹状に詰まった状態を示す簡易断面図である。 プリント動作時の画像形成条件と対応するトナー汚染回避モードの関係を示したトナー汚染回避テーブルである。 トナー汚染回避モードの種類を示した表である。
(画像形成システムの構成)
図1は、本発明に係る画像形成システムの概略構成を示す図である。この画像形成システム1は、給紙装置2、画像形成装置3、用紙バッファ装置4、巻取装置5等を備えて構成される。
給紙装置2は、画像形成を行う連続状の連続紙を画像形成装置3に供給する。本実施例の連続紙は、具体的には連続紙Pであり、給紙装置2は、この連続紙Pをロール状に巻いた状態で収納しており、連続紙Pを画像形成システム1に連続的に供給する。
用紙バッファ装置4は、画像形成装置3を通過した連続紙Pが搬送され、連続紙Pの搬送タイミングのずれなどによる装置間の用紙距離の変動を吸収するために、規定量の連続紙Pの用紙バッファとして機能している。この用紙バッファの規定量は、各装置間連続紙Pの搬送のタイミング及び速度差による連続紙Pの搬送量の変動を考慮して、用紙バッファの限界量に到達しないような量に規定されている。
また、用紙バッファ装置4には、連続紙を切断可能な用紙断裁部6を備えており、例えば、用紙搬送における不具合が発生して、連続紙を切断する必要が有る場合は、連続紙Pを切断することが可能である。また、画像形成済みの出力紙を納める顧客の要望によっては用紙断裁部6で連続紙を所定の紙サイズに断裁したカット紙として納品することもできる。その場合、用紙搬送方向の下流側に配置された巻取装置5の代わりに大量のカット紙を積載可能なスタッカーなどの積載装置を接続してもよい。
本発明の画像形成システムの形態では、画像形成装置3と巻取り装置5との間に用紙切断部6を備えた用紙バッファ装置4を配置したが、上述の用紙バッファの機能だけであれば、給紙装置2と画像形成装置3との間の用紙搬送経路7のように用紙の弛みを持たせて前後の各装置の搬送量を調整する形態としても構わない。また、用紙搬送経路7の位置に用紙バッファ装置4を接続しても構わない。
巻取装置5は、トナー画像が形成された連続紙Pの先端部を巻取軸に取り付け回転させることで再びロール紙の形態に巻き取られる。
(画像形成装置の構成)
図2は、画像形成装置3の概略構成を示す図である。
画像形成装置3は、画像形成部20、搬送部30、定着部40、操作表示部105等を備えて構成される。
画像形成部20は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色の画像を形成する4組の画像形成部20Y、20M、20C、20Kが配置されている。画像データに基づいて各色に対応した感光体ドラム11に各色のトナー画像を形成し、一次転写部13によって中間転写ベルト16に各色のトナー画像を転写して重ね合わせることでカラー画像を形成する。一次転写されたカラー画像を連続紙Pに二次転写して定着するまでの一連の画像形成動作を行う。
感光体ドラム11周辺の構成及び動作について、簡潔に説明する。
なお、ここでは、イエロー(Y)色の画像形成部20Yを対象として説明し、他色の構成は、イエロー(Y)色の画像形成部20Yと同構成なので説明を省略する。
帯電部23Yは、感光体ドラム11Yの表面を均一に帯電する。
露光部22Yは、感光体ドラム11Yの表面にトナーを付着させる領域を露光し、露光した部分の電荷を除電することで静電潜像を形成する。
現像部21Yは、感光体ドラム11Yの静電潜像にトナーを付着させてトナー画像を現像する。
一次転写部13Yは、トナーの極性とは逆極性のバイアス電圧を印加して感光体ドラム11Y上に現像されたトナー画像を中間転写ベルト16に転写する。
クリーニング部25Yは、中間転写ベルト16に転写されずに感光体ドラム11Yに付着している残留トナーをブレード等で除去する。
中間転写ベルト16は無端ベルトであり、複数のローラーにより架設され、走行可能に支持される。画像形成部20Y、20M、20C、及び20Kに形成された各色のトナー像は、一次転写部13Y、13M、13C、及び13Kにより走行する中間転写ベルト16上に逐次転写され、各色(Y、M、C、K)の層が重畳したカラー画像(トナー像)が中間転写ベルト16上に形成される。
中間転写ベルト16には、中間転写ベルト16の表面に摺接されるベルトクリーニングローラー17及びベルトクリーニングブレード18を有する中間転写クリーニング部19が備えられている。二次転写後に、中間転写ベルト16の表面に残存する転写残トナーを含む残留物は、ベルトクリーニングローラー17及びベルトクリーニングブレード18によって掻き取られて除去される。
二次転写ローラー13Aは、中間転写ベルト16を介して二次転写対向ローラー16aに当接して配置され、二次転写ローラー13Aと二次転写対向ローラー16aとの間で形成される二次転写ニップを連続紙Pが通過することにより、中間転写ベルト16上のトナー像が、連続紙Pに二次転写される。二次転写ローラー13Aは、画像形成動作のときは、二次転写対向ローラー16aに当接されているが、画像形成動作が終了すると二次転写対向ローラー16aから離間される構成となっている。
搬送部30は、給紙装置2より送り込まれた連続紙Pを通紙ローラー31、ループ形成ローラー32、レジストローラー33を経て、2次転写ローラー13Aに搬送する。2次転写ローラー13Aにおいて、中間転写ベルト16上に形成されたトナー像が連続紙P上に2次転写される。通紙ローラー31、ループ形成ローラー32、レジストローラー33には、各々駆動時のトルクを検出可能なトルクセンサー32a、32b、33cが接続されており、各ローラーに掛かる負荷の程度が常時検出される。トルクセンサー32は、用紙搬送に関わる各ローラーに接続されており、例えば、レジストローラー31cよりも用紙搬送方向下流側に配置されている二次転写ローラー13Aや後述する定着部40の定着部材に接続されて常時駆動トルクをモニターしている。
二次転写ローラー13Aにおける連続紙Pの排出側には、定着部40が配置されており、搬送されてきた連続紙P上に形成されたトナー像を挟持搬送して連続紙Pにトナー像を定着させる。トナー像を定着された連続紙Pは搬送方向下流側の排紙ローラー対31dへ搬送される。
操作表示部105は、LCD(Liquid Crystal Display)または有機ELD(Electro Luminescence Display)等のディスプレイからなるタッチパネルである。この操作表示部105は、ユーザーに対する指示メニューや取得した画像データに関する情報等を表示する。
本実施形態では、画像形成装置3の用紙搬送に関わる各ローラーにトルクセンサー32を接続させた形態として説明したが、トルクセンサー32の接続先は、画像形成装置3の用紙搬送に関わる各ローラーに限定されるものでない。例えば、給紙装置2、用紙バッファ装置4及び巻取装置5などの画像形成システム1を構成する各装置で用紙搬送を行うローラーにトルクセンサー32を接続して、各ローラーの駆動トルクをモニターしても構わない。また、以後の説明では、画像形成システム1を構成する各装置の用紙搬送に関わる各ローラーの総称として搬送ローラーと呼ぶことにする。
(定着部の構成)
図3に、実施例1に係る定着部の概略構成を示す図である。
定着部40は、加熱ローラー41と、定着ベルト42と、上加圧ローラー43と、下加圧ローラー44とを有している。
加熱ローラー41の内部には、加熱部材としてハロゲンヒーター45を有しており、加熱ローラー41は、定着ベルト42を介して連続紙Pに熱を供給する。そして、上加圧ローラー43と下加圧ローラー44が圧接されて形成される定着ニップNで、連続紙Pを挟持搬送することにより連続紙Pにトナー像を定着させる。
定着ベルト42は、無端状に形成され、例えば、基体として厚さ70μmのPI(ポリイミド)を用い、基体の外周面を弾性層として厚さ200μmの耐熱性のシリコーンゴム(硬度JIS−A30°)で被覆し、更に、表層に厚さ30μmの耐熱性樹脂であるPFA(パーフルオロアルコキシ)チューブを被せている。定着ベルト42の外径寸法は、例えば120mmである。
定着ベルト42は、200Nの張力によって加熱ローラー41及び上加圧ローラー43に張架されている。
加熱ローラー41は、定着ベルト42を加熱する。つまり、加熱ローラー41は、定着ベルト42を加熱する加熱手段として、その軸方向に延在するハロゲンヒーター45を内蔵し、例えば、アルミニウム等から形成された肉厚4mmの円筒状の芯金の外周面を、厚さ30μmのPTFE(ポリテトラフルオロエチレン)でコーティングした樹脂層で被覆したハードローラーとして構成されている。加熱ローラー41の外径寸法は、例えば70mmである。
ハロゲンヒーター45は、加熱ローラー41の内部に配置されており、ハロゲンヒーター45への通電は後述する制御部Sによって制御される。ハロゲンヒーター45によって加熱ローラー41が加熱され、その結果、定着ベルト42が加熱される。なお、定着ベルト42は、電磁誘導加熱(IH:Induction Heating)や抵抗発熱体により加熱されるように構成されてもよい。
上加圧ローラー43及び下加圧ローラー44は、定着ベルト42を介して総圧2000Nの荷重がかけられた状態で配置されており、上加圧ローラー43と下加圧ローラー44との圧接部として定着ニップNが形成される。
上加圧ローラー43は、鉄等の金属から形成された中実の芯金を、弾性層として厚さ20mmの耐熱性のシリコーンゴム(SRIS 0101−ASKER C35°)で被覆して、ソフトローラーとして構成されている。上加圧ローラー43の外径寸法は、例えば70mmである。
下加圧ローラー44は、アルミニウム等から形成された肉厚4mmの円筒状の芯金の外周面を、弾性層として厚さ20mmの耐熱性のシリコーンゴム(SRIS 0101−ASKER C68°)で被覆し、更に、離型層として厚さ50μmのPFAチューブの樹脂層で被覆している。下加圧ローラー44の外径寸法は、例えば70mmである。
定着部40の定着速度は、例えば、300mm/sである。ここでの定着速度とは、上加圧ローラー43と下加圧ローラー44とによって形成される定着ニップNを、連続紙Pが通過する速度である。
(画像形成システムの制御ブロック図)
図4は、本発明における画像形成システムの制御的な接続のブロック図を示す。画像形成装置3は、例えば、画像形成装置3の各部を集中的に制御するCPU(Central Processing Unit)101と、CPU101が実行するプログラム等を記憶するためのROM(Read Only Memory)102と、CPU101の作業領域として使用されるRAM(Random Access Memory)103と、を有する。さらに、大容量記憶装置としてのHDD(Hard disk drive)104と、画像形成システム1の設定や動作を操作する操作表示部105を有する。
CPU101は、ROM102、RAM103、HDD104及び操作表示部105にそれぞれシステムバス106を介して接続され、装置全体を制御する。また、CPU101は、画像処理部110、画像形成部20、搬送部30、定着部40にシステムバス106を介して接続されている。さらに、システムバス106には、画像形成装置3と画像形成装置3の外部装置との通信を行う外部接続装置インターフェイス(以下、「I/F」と記す)107aが接続されており、CPU101は、I/F107aを介して給紙装置2、用紙バッファ装置4、巻取装置5等の各外部装置を制御することができる。
HDD104は、例えば、外部の情報処理装置であるPC(Personal Computer)108から送信された画像データを記憶したり、出力済みの画像データ等を記憶したりする。操作表示部105は、LCD又は有機ELD等のディスプレイからなるタッチパネルである。この操作表示部105は、ユーザーに対する指示メニューや取得した画像データに関する情報等を表示する。さらに、操作表示部105は、複数のキーを備え、ユーザーのキー操作による各種の指示、文字、数字などのデータの入力を受け付けて、入力信号をCPU101に出力する。
PC108のように、画像形成装置3に接続された外部装置から送信される画像データは、画像処理部110に送られ、画像処理される。画像処理部110は、受信した画像データに対し、必要に応じて、シェーディング補正、画像濃度調整、画像圧縮等の画像処理を行う。
画像形成部20は、画像処理部110によって画像処理された画像データを受け取り、画像データに基づいて露光部22による感光体11への露光及び現像部21による現像等を行い、連続紙P上に画像を形成する。
通信部109は、例えば、PC108から送信されるジョブ情報を、通信回線を介して受け取る。そして、受け取ったジョブ情報を、システムバス106を介してCPU101に送る。
給紙装置2は、給紙装置2全体を制御する給紙制御部111を備えている。給紙制御部111には、給紙装置2の外部の装置と通信を行うインターフェイスであるI/F107bが接続されている。また、給紙制御部111には、給紙装置2の各駆動部114b及び各センサー115bが接続されている。
用紙バッファ装置4は、用紙バッファ装置4全体を制御するバッファ制御部112を備えている。バッファ制御部112には、用紙バッファ装置4の外部の装置と通信を行う通信インターフェイスであるI/F107cが接続されている。また、バッファ制御部112は、用紙断裁部118が接続されており、用紙断裁部118の動作を制御することができる。さらに、バッファ制御部112には、用紙バッファ装置4の各駆動部114c及び各センサー115cが接続されている。
巻取装置5は、巻取装置5全体を制御する巻取制御部113を備えている。巻取制御部13には、巻取装置5の外部の装置と通信を行う通信インターフェイスであるI/F107dが接続されている。また、巻取制御部113には、巻取装置5の各駆動部114d及び各センサー115dが接続されている。
(第1の実施形態のフローチャート)
図5を用いて、第1の実施形態に係る動作制御のフローチャートを説明する。
図5は、第1の実施形態に係る画像形成装置の動作制御を示すフローチャート図である。
第1の実施形態に係る動作制御の開始タイミングは、プリント動作開始のタイミングと同期しており、本実施形態に係る画像形成装置の動作制御が開始すると、連続紙Pの搬送に関わる搬送ローラーに接続されたトルクセンサー32a、32b、32c、32d、32e、32fは、プリント動作中の各ローラーの駆動トルクを常時検出する(ステップS10)。トルクセンサー32a、32b、32c、32d、32e、32fによって検出された駆動トルク値は、常時CPU101に入力される。
プリント動作中に、搬送ローラーの駆動トルク値が第1の所定値以上か否かを判断する(ステップS11)。ステップS11によって搬送ローラーの駆動トルク値が、第1の所定値よりも小さい場合(ステップS11_NO)、連続紙Pは、順調に搬送されていると判断して駆動トルク値が第1の所定値以上となるまで、ステップS10の処理及びステップS11の判断を繰り返す。一方、駆動トルク値が第1の所定値以上である場合(ステップS11_YES)、駆動トルクが異常であると判断して用紙搬送を停止する(ステップS12)。第1の実施形態では、駆動トルクが異常であると判断した場合、この時点での異常の程度が不明であるため、安全性を優先する思想から用紙搬送を一時的に停止させる。
ステップS12において、用紙搬送を停止させた後、その駆動トルク値が第2の所定値以上か否かを判断する(ステップS13)。このステップS13の処理で異常の程度の見極めを行う。
ここで第1の所定値及び第2の所定値について説明すると、第1の所定値は、搬送ローラーに掛かる駆動トルクが正常範囲内か否かの基準を示している。駆動トルクが第1の所定値よりも小さい場合、搬送ローラーに掛かる駆動トルクは、通常の用紙搬送における正常範囲内であることを示している。一方、駆動トルクが第1の所定値以上の場合、異常が発生していることを示しており、搬送ローラーに掛かる負荷が通常の搬送時よりも高いことを示す。
第2の所定値は、第1の所定値よりも高く、用紙搬送を許可するか否かを示す基準である。搬送ローラーに掛かる駆動トルクが第2の所定値以上となる場合、用紙搬送を行うと装置を破損させる虞がある状態を示しており、例えば、アコーディオンジャムが発生して搬送ローラーの駆動を完全に停止させている状態などが考えられる。
一方、第2の所定値よりも小さい場合とは、用紙搬送が可能である状態を示す。つまり、第1の所定値との関係から、搬送ローラーに掛かる駆動トルクが、第1の所定値以上であり第2の所定値よりも小さい場合、駆動トルクは、通常の用紙搬送時より高くて異常が発生しているものの用紙搬送は可能である状態を示している。
ステップS13において、駆動トルク値が第2の所定値以上である場合(ステップS13_YES)、用紙搬送を再開すると装置を破損する虞があり、これ以上の用紙搬送は困難であると判断して用紙搬送を停止させた状態を維持したまま操作表示部105及びPC108の画面上に用紙詰まり発生の表示を行い(ステップS16)、ユーザーによる用紙詰まりを取り除く処理が必要である旨を促す。操作表示部105及びPC108の画面上に用紙詰まり発生の表示後は、制御を終了する。
一方、搬送ローラーの駆動トルク値が第2の所定値よりも小さい場合(ステップS13_NO)、用紙搬送は可能と判断して二次転写ローラー13Aから定着部40までの用紙搬送経路の未定着トナーの飛散及び定着部材に転移(オフセット)したトナー汚染を清掃するトナー汚染回避動作の処理を実行するためにプリント条件に対応したトナー汚染回避動作を選択する(ステップS14)。トナー汚染回避モードについては、後述にて詳細に説明する。
以下にトナー汚染回避モードの必要性について説明する。
ステップS12において、プリント動作中に用紙搬送を停止させたために二次転写ローラー13Aと定着部40との間における用紙搬送経路の連続紙P上には既に転写されて未定着状態のトナー画像が存在している。また、定着部40では、用紙搬送の停止時の際、駆動時の惰性によって適正な定着動作が行われなかったトナーが、定着ベルト42に付着したり、用紙搬送方向下流側の搬送ローラー及び巻取装置で巻き取られた連続紙Pに付着したりしてトナー汚れを発生させてしまう。よって、プリント動作中に用紙搬送を停止させた後にプリント動作を再開する場合、上記の未定着トナーの除去及びトナー汚れを防止する動作が必要となる。
ステップS14にてトナー汚染回避モードを選択した後、選択されたトナー汚染回避モードを実行する(ステップS15)。
トナー汚染回避モードを実行してトナー飛散及びトナー汚れの防止作成を施した後、ステップS11の処理でトルク異常と判断された問題を解消するためにトルク異常解消モードを実行する(ステップS17)。
以下にトルク異常解消モードについて説明する。
ステップS13におけるNOの判断の状態は、搬送ローラーの駆動トルクが、第1の所定値以上であり第2の所定値よりも小さい場合を示している。この状態は、駆動トルクが通常の用紙搬送時より高くて異常ではあるものの適切な処置を行えば解消することが可能な問題であることを示す。この状態を具体的に例えると、駆動トルクが高くなることで用紙搬送方向に対して直交する方向の連続紙Pの幅方向の画質に影響しない程度の一時的な搬送位置のズレまたは斜行や、一時的に発生する紙しわや波打ちなどが該当する。
このため、トルク異常解消モードでは、トルク異常が解消するまでは画像形成動作を行わずに用紙搬送のみを継続させる。トルク異常解消モードを実行している間は、トルクセンサー32による搬送ローラーの駆動トルク値を常時モニターして搬送ローラーの駆動トルク値が第1の所定値よりも小さいか否かを判断する(ステップS18)。
搬送ローラーの駆動トルク値が第1の所定値以上の場合(ステップS18_NO)、トルク異常は解消されていないと判断してトルク異常解消モードを継続する。一方、駆動トルクが第1の所定値よりも小さい場合(ステップS18_YES)、トルク異常は解消されたと判断してトルク異常解消モードを終了させ(ステップS19)、制御を終了する。
トルク異常解消モードを終了するタイミングは、搬送ローラーの駆動トルクが第1の所定値よりも小さくなった場合としたが、これだけに限定されるものではない。例えば、上記の一時的な問題が解消するおおよその時間を把握しているのであれば、所定時間経過後にトルク異常解消モードを終了させても構わない。
(トナー汚染回避モード)
図8及び図9を用いながら、トナー汚染回避モードについて説明する。
図8は、トナー汚染回避モードを実行する際、プリント動作時の画像形成条件と対応するトナー汚染回避モードの関係を示したトナー汚染回避テーブルを示しており、図9はトナー汚染回避モードの種類を示した表である。トナー汚染回避モードの説明において、定着設定とは、連続紙にトナーと定着させる重要なパラメーターである定着ニップ幅、定着ベルト温度、用紙搬送速度の3つの要素からなる定着条件のことを示す。定着ニップ幅とは、上加圧ローラー43と下加圧ローラー44との圧接部における連続紙の搬送方向の幅のことを示す。また、トナー汚染回避モードとは、定着条件を示した定着条件とそのトナー汚染回避モードを実行する際の用紙搬送量とを合わせた動作のことを示す。
トナー汚染回避テーブルは図8に示すように、プリント条件として、連続紙Pの坪量、定着ニップ幅、定着ベルト16の温度、連続紙Pの用紙搬送速度、プリント時の画像印字率の設定条件によって、トナー汚染回避モードが設定される。また、トナー汚染回避モードの用紙搬送量は、プリント条件のA4サイズ換算したときの画像印字率に依存し、画像印字率が20%以上の場合、定着ベルト16の周長の3周分に相当する距離が搬送される。一方、画像印字率が20%よりも小さい場合、定着ベルト16の周長の1周分に相当する距離が搬送される。
第1の実施形態において、トナー汚染回避モードの用紙搬送量は、定着ベルト16の周長に換算した搬送量としたが、転写ニップから定着ニップまでの用紙搬送経路の距離に換算した搬送量としても構わない。画像形成装置の構成にて、連続紙Pの定着面側の定着部材の周長と転写及び定着間の搬送距離とを比較してどちらか長い方を基準として換算することが好ましい。
図9には、トナー汚染回避モードの定着設定が示されており、定着設定A、定着設定B、定着設定Cの3つの設定が設けられている。定着設定Aは、定着ニップ幅が20mm、定着ベルト16の温度が190℃、用紙搬送速度が150mm/sであり、定着設定Aの特徴は、プリント時の用紙搬送速度よりも半速となる。定着設定Bは、定着ニップ幅が20mm、定着ベルト16の温度が190℃、用紙搬送速度が300mm/sである。定着設定Cは、定着ニップ幅が10mm、定着ベルト16の温度が160℃、用紙搬送速度が150mm/sであり、プリント時よりも定着ニップ幅が半分となるため、連続紙Pに対する圧力が小さくなり、定着ニップ幅を通過する用紙搬送速度の半速となる。
本実施形態では3つの設定としているが、設定数は3つに限られるものではない。
定着ニップ幅を可変させる方法は、上加圧ローラー43と下加圧ローラー44とを圧接する圧接部材に圧力を調整可能な機構を設け、制御部Sからの電気信号によって定着ニップ幅を調整することができる。
(トナー汚染回避モードの動作)
トナー汚染回避モードの具体的な動作について説明する。
図5に示すフローチャートのステップS13において、搬送ローラーの駆動トルクが第2の所定値よりも小さいと判断された場合(ステップS13_NO)、用紙搬送は可能であると判断し、トナー汚染回避モードに移行する直前のプリント動作の条件によって適切なトナー汚染回避モードを実行する。
例えば、プリント条件が、連続紙の坪量が100g/mであってA4サイズ相当の画像印字率が20%よりも小さい場合、定着設定はCを選択して連続紙Pを定着ベルト16の1周分相当の距離を搬送させる。プリント動作中に動作が停止しても、直ちにトナー汚染回避モードに移行されるので、二次転写ローラー13Aから定着部40までの用紙搬送経路上の連続紙に転写された未定着トナーの飛散及び定着部材に転移(オフセット)したトナーを連続紙に定着させることができ、印刷済みで既に巻き取られた連続紙や定着部よりも用紙搬送下流側の搬送ローラーを汚してしまう問題を解消することができる。
以上、説明した第1の実施形態の画像形成装置によれば、搬送ローラーに接続されたトルクセンサー32により用紙搬送の異常の程度を検出することができるので、多少の用紙搬送の異常が発生しても、異常の程度によっては用紙搬送を継続することができ、用紙搬送を可能な限り停止させないので印刷処理の生産性の低下を防止することができる。
(第2の実施形態のフローチャート)
図6は、第2の実施形態に係る画像形成装置の動作制御を示すフローチャート図である。
第1の実施形態に係る動作制御のフローチャートとの違いとしては、第2の実施形態の方がより生産性を優先した生産性優先モードである。具体的な違いは、搬送ローラーの駆動トルク値が第1の所定値以上の場合でも用紙搬送は停止せずに搬送を継続した状態のまま直ちに第2の所定値以上か否かを判断することにより、二次転写ローラー13Aから定着部40までの用紙搬送経路における未定着トナーの飛散及び定着部材に転移(オフセット)するトナー汚染が発生しない。よって、トナー汚染回避モードの処理が不要となるので第1の実施形態の動作制御よりも生産性を高めることができる。
図6を用いて、第2の実施形態に係る動作制御のフローチャートを説明する。
第2の実施形態に係る動作制御の開始タイミングから搬送ローラーの駆動トルクを検出(ステップS21)して検出した駆動トルク値が第1の所定値以上か否かを判断する(ステップS21)処理までは、図5に示すステップS10及びステップS11の処理を踏襲する。
ステップS21において、搬送ローラーの駆動トルク値が、第1の所定値よりも小さい場合(ステップS21_NO)、連続紙Pは、順調に搬送されていると判断して駆動トルク値が第1の所定値以上となるまで、ステップS20の処理及びステップS21の判断を繰り返す。一方、搬送ローラーの駆動トルク値が第1の所定値以上であると判断した場合(ステップS21_YES)、直ちに第2の所定値以上か否かを判断する(ステップS22)。
ステップ22において、搬送ローラーの駆動トルク値が第2の所定値以上である場合(ステップS22_YES)、このまま用紙搬送を継続すると装置を破損する虞があると判断し、直ちに用紙搬送を停止させて操作表示部105及びPC108の画面上に用紙詰まり発生の表示を行い(ステップS23)、ユーザーによる用紙詰まりを取り除く処理が必要である旨を促す。操作表示部105及びPC108の画面上に用紙詰まり発生の表示後は、制御を終了する。
一方、搬送ローラーの駆動トルク値が第2の所定値よりも小さい場合(ステップS22_NO)、用紙搬送は継続可能であると判断してトルク異常解消モードを実行する(ステップS24)。
トルク異常解消モードを実行している間は、トルクセンサー32による搬送ローラーの駆動トルク値を常時モニターして搬送ローラーの駆動トルク値が第1の所定値よりも小さいか否かを判断する(ステップS25)。
搬送ローラーの駆動トルク値が第1の所定値以上の場合(ステップS25_NO)、トルク異常は解消されていないと判断してトルク異常解消モードを継続する。一方、駆動トルクが第1の所定値よりも小さい場合(ステップS25_YES)、トルク異常は解消されたと判断してトルク異常解消モードを終了させ(ステップS16)、制御を終了する。
以上、説明した第2の実施形態の画像形成装置によれば、搬送ローラーに接続されたトルクセンサー32により用紙搬送の異常の程度を検出することができるので、多少の用紙搬送の異常が発生しても、異常の程度によっては用紙搬送を継続することができ、用紙搬送を可能な限り停止させないので印刷処理の生産性の低下を防止することができる。
1 画像形成システム
2 給紙装置
3 画像形成装置
4 用紙バッファ装置
5 巻取装置

Claims (21)

  1. 連続紙を搬送する搬送部と、
    像担持体に画像を形成する画像形成部と、
    前記画像形成部により形成された前記画像を前記連続紙に転写する転写部と、
    前記転写部により前記連続紙に転写された前記画像を定着させる定着部と、
    前記連続紙の搬送異常を検出する搬送異常検出部と、
    前記搬送異常検出部により検出された異常が、異常が発生しているものの搬送は可能な状態か、用紙搬送は困難な状態であるかを判断し、異常が発生しているものの搬送は可能な状態と判断した場合は、画像形成動作を行わずに用紙搬送を継続させる第1のモードを実行し、用紙搬送は困難な状態であると判断した場合は、用紙搬送を停止させる制御部と、を備え
    前記制御部は、前記搬送異常検出部の検出結果が、第1の所定値以上であって、前記第1の所定値よりも大きい第2の所定値以下の場合は、異常が発生しているものの搬送は可能な状態と判断し、第2の所定値以上の場合は、用紙搬送は困難な状態と判断することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御部は、前記搬送異常検出部により検出された異常が、異常が発生しているものの搬送は可能な状態であると判断した場合は、前記第1のモードの実行前に、搬送部の動作を停止させることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記制御部は、前記搬送部の動作を停止させたのち、用紙搬送を再開させる際に、前記転写部から前記定着部までの未定着トナーを前記連続紙に定着させる第2のモードを実行することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記制御部は、前記搬送異常検出部により検出された異常が、異常が発生しているものの搬送は可能な状態であると判断した場合は、搬送部の動作を停止させることなく前記第1のモードを実行することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  5. 連続紙を搬送する搬送部と、
    像担持体に画像を形成する画像形成部と、
    前記画像形成部により形成された前記画像を前記連続紙に転写する転写部と、
    前記転写部により前記連続紙に転写された前記画像を定着させる定着部と、
    前記連続紙の搬送異常を検出する搬送異常検出部と、
    前記搬送異常検出部により検出された異常が、異常が発生しているものの搬送は可能な状態か、用紙搬送は困難な状態であるかを判断し、異常が発生しているものの搬送は可能な状態と判断した場合は、画像形成動作を行わずに用紙搬送を継続させる第1のモードを実行し、用紙搬送は困難な状態であると判断した場合は、用紙搬送を停止させる制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記搬送異常検出部により検出された異常が、異常が発生しているものの搬送は可能な状態であると判断した場合は、搬送部の動作を停止させることなく前記第1のモードを実行することを特徴とする画像形成装置。
  6. 前記制御部は、前記第1のモードのときに、前記搬送異常検出部により検出されていた異常が解消した場合、前記第1のモードを終了させることを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載の画像形成装置。
  7. 前記制御部は、用紙搬送は困難な状態であると判断した場合は、搬送部の動作を禁止する旨をユーザーに報知することを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載の画像形成装置。
  8. 前記搬送異常検出部は、前記搬送部の駆動トルクを検出することを特徴とする請求項1〜7いずれかに記載の画像形成装置。
  9. 連続紙を搬送する搬送部と、
    像担持体に画像を形成し、前記画像を前記連続紙に転写させて定着させる画像形成部と、
    前記連続紙の搬送異常を検出する搬送異常検出部と、
    前記搬送異常検出部により検出された異常が、異常が発生しているものの搬送は可能な状態か、用紙搬送は困難な状態であるかを判断し、異常が発生しているものの搬送は可能な状態と判断した場合は、画像形成動作を行わずに用紙搬送を継続させる第1のモードを実行し、用紙搬送は困難な状態であると判断した場合は、用紙搬送を停止させる制御部と、を備え
    前記制御部は、前記搬送異常検出部の検出結果が、第1の所定値以上であって、前記第1の所定値よりも大きい第2の所定値以下の場合は、異常が発生しているものの搬送は可能な状態と判断し、第2の所定値以上の場合は、用紙搬送は困難な状態と判断することを特徴とする画像形成システム。
  10. 前記制御部は、前記搬送異常検出部により検出された異常が、異常が発生しているものの搬送は可能な状態であると判断した場合は、前記第1のモードの実行前に、搬送部の動作を停止させることを特徴とする請求項に記載の画像形成システム。
  11. 前記制御部は、前記搬送部の動作を停止させたのち、用紙搬送を再開させる際に、転写部から定着部までの未定着トナーを前記連続紙に定着させる第2のモードを実行することを特徴とする請求項10に記載の画像形成システム。
  12. 前記制御部は、前記搬送異常検出部により検出された異常が、異常が発生しているものの搬送は可能な状態であると判断した場合は、搬送部の動作を停止させることなく前記第1のモードを実行することを特徴とする請求項に記載の画像形成システム。
  13. 連続紙を搬送する搬送部と、
    像担持体に画像を形成し、前記画像を前記連続紙に転写させて定着させる画像形成部と、
    前記連続紙の搬送異常を検出する搬送異常検出部と、
    前記搬送異常検出部により検出された異常が、異常が発生しているものの搬送は可能な状態か、用紙搬送は困難な状態であるかを判断し、異常が発生しているものの搬送は可能な状態と判断した場合は、画像形成動作を行わずに用紙搬送を継続させる第1のモードを実行し、用紙搬送は困難な状態であると判断した場合は、用紙搬送を停止させる制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記搬送異常検出部により検出された異常が、異常が発生しているものの搬送は可能な状態であると判断した場合は、搬送部の動作を停止させることなく前記第1のモードを実行することを特徴とする画像形成システム。
  14. 前記制御部は、前記第1のモードのときに、前記搬送異常検出部により検出されていた異常が解消した場合、前記第1のモードを終了させることを特徴とする請求項9〜13のいずれかに記載の画像形成システム。
  15. 前記制御部は、用紙搬送は困難な状態であると判断した場合は、搬送部の動作を禁止する旨をユーザーに報知することを特徴とする請求項9〜14のいずれかに記載の画像形成システム。
  16. 像担持体に画像を形成し、搬送される連続紙に前記画像を転写させて定着させる画像形成方法において、
    前記連続紙の搬送異常を検出する搬送異常検出処理と、
    前記搬送異常検出処理により検出された異常が、異常が発生しているものの搬送は可能な状態か、用紙搬送は困難な状態であるかを判断する判断処理と、
    異常が発生しているものの搬送は可能な状態と判断した場合は、画像形成動作を行わずに用紙搬送を継続させる第1のモードを実行し、用紙搬送は困難な状態であると判断した場合は、用紙搬送を停止させる処理と、を備え
    前記判断処理は、前記搬送異常検出処理の検出結果が、第1の所定値以上であって、前記第1の所定値よりも大きい第2の所定値以下の場合は、異常が発生しているものの搬送は可能な状態と判断し、第2の所定値以上の場合は、用紙搬送は困難な状態と判断することを特徴とする画像形成方法。
  17. 前記搬送異常検出処理により検出された異常が、異常が発生しているものの搬送は可能な状態であると判断した場合は、前記第1のモードの実行前に、搬送部の動作を停止させる処理を備えたことを特徴とする請求項16に記載の画像形成方法。
  18. 前記搬送異常検出処理により検出された異常が、異常が発生しているものの搬送は可能な状態であると判断した場合は、搬送部の動作を停止させることなく前記第1のモードを実行する処理を備えたことを特徴とする請求項16に記載の画像形成方法。
  19. 像担持体に画像を形成し、搬送される連続紙に前記画像を転写させて定着させる画像形成方法において、
    前記連続紙の搬送異常を検出する搬送異常検出処理と、
    前記搬送異常検出処理により検出された異常が、異常が発生しているものの搬送は可能な状態か、用紙搬送は困難な状態であるかを判断する判断処理と、
    異常が発生しているものの搬送は可能な状態と判断した場合は、画像形成動作を行わずに用紙搬送を継続させる第1のモードを実行し、用紙搬送は困難な状態であると判断した場合は、用紙搬送を停止させる処理と、を備え、
    前記搬送異常検出処理により検出された異常が、異常が発生しているものの搬送は可能な状態であると判断した場合は、搬送部の動作を停止させることなく前記第1のモードを実行する処理を備えたことを特徴とする画像形成方法。
  20. 前記第1のモードのときに、前記搬送異常検出処理により検出されていた異常が解消した場合、前記第1のモードを終了させることを特徴とする請求項16〜19のいずれかに記載の画像形成方法。
  21. 用紙搬送は困難な状態であると判断した場合は、搬送部の動作を禁止する旨をユーザーに報知する処理を備えたことを特徴とする請求項16〜20のいずれかに記載の画像形成方法。
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