JP6518208B2 - 乗客コンベア - Google Patents

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本発明は、乗客コンベアに関し、例えば、エスカレータに適用して好適なものである。
エスカレータに代表される乗客コンベアは、建築構造物である上階床と下階床とを上下に跨ぐように設置されており、上階床と下階床とを上下に跨ぐ断面凹字状の本体フレーム内において無端状に連結された複数の踏段が上階及び下階間を斜め上方又は斜め下方に循環移動する構成となっている。また無端状に連結された複数の踏段の進行方向に沿って左右両側には一対の欄干が立設され、これら欄干の上側にそれぞれ踏段と同期して走行する手摺りが配設されている。
このような乗客コンベアを上階床と下階床とで支持する支持機構部は、乗客コンベアの本体フレームの両終端に備えられた支持アングルを建築構造物に形成したアングル受台によって支持する構造となっている。よって、乗客コンベア自身の重量と乗客や荷物等の積載加重はこの支持機構部によって支えられる。また、近年、少なくとも一方の支持機構部に摺動構造を設け、地震などで大きな層間変位が発生して本体フレームと建築構造物の上階床又は下階床との長手方向の間隔が過大になったり、逆に過小になったりした場合、本体フレームの長手方向の移動に追従可能とした耐震構造の乗客コンベアが採用されている。
そして本体フレームの両側部には、その側部を覆う外装側板が取り付けられていると共に、本体フレームの両終端に位置する外装側板は、その端部が建築構造物の上階床及び下階床に当接するようにして設けられている(特許文献1)。
特開平7−228462号公報
ところで、上述した耐震構造を有する乗客コンベアでは、地震の影響等で建築構造物の上階床と下階床との間で層間変位が発生した場合、本体フレームの長手方向の移動に欄干や踏段や外装底板等の構成物品は追従可能としてあるものの、本体フレームに取り付けられる外装側板は、その下部が下階床に固定されているために水平方向の変位に対応することができず、本体フレームに追従できないために、建築構造物の上階床と下階床との間で大きな力を受け、破損して落下するおそれがあった。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、地震動等により外装板が破損することを防止し得る乗客コンベアを提案しようとするものである。
かかる課題を解決するため本発明においては、長手方向に移動可能に設置された本体フレーム内を、無端状に連結されたステップが循環移動する乗客コンベアにおいて、本体フレームが設置された床面に固定されることなく、本体フレームの側部を覆うように当該本体フレームの両側部にそれぞれ取り付けられた外装側板と、床面に固定され、外装側板の幅方向への外装側板の振れを抑制する振れ抑制ガード機構とを備えるようにした。
本発明によれば、層間変位により外装側板が破損することを防止し得る乗客コンベアを実現できる。
実施の形態による乗客コンベアの概略構造を、一部断面をとって示す側面図である。 図1において乗客コンベアが建屋下階側に移動した図である。 図1において乗客コンベアが建屋上階側に移動した図である。 図1におけるA−A断面図である。 図4における振れ抑制ガード機構周辺の拡大図である。 他の実施の形態による振れ抑制ガード機構周辺の拡大断面図である。 他の実施の形態による振れ抑制ガード機構周辺の拡大断面図である。 他の実施の形態による振れ抑制ガード機構の斜視図である。 他の実施の形態による振れ抑制ガード機構の斜視図である。 他の実施の形態による図1におけるB部の拡大図である。 他の実施の形態による図1におけるB部の拡大図である。 他の実施の形態による図1におけるB部を拡大した斜視図である。 他の実施の形態による図1におけるB部の拡大図である。 他の実施の形態による図1におけるB部を拡大した斜視図である。
以下、図面について、本発明の一実施の形態を詳述する。
なお、本明細書においては、「ステップ」の用語には、エスカレータの複数の踏段だけでなく、エスカレータを水平化したパレット式の動く歩道の複数の踏台やベルトコンベアのゴムベルト式の動く歩道の踏台も含まれるものとする。
(1)実施の形態
(1−1)本実施の形態による乗客コンベアの構成
図1及び図4を参照して、本実施の形態の乗客コンベアの構成について説明する。本実施の形態の乗客コンベア1は、建築構造物である建屋上階床10と建屋下階床11とを上下に跨ぐように設置される耐震構造を有するエスカレータであり、建屋上階床10と建屋下階床11とを上下に跨ぐ断面凹字状の本体フレーム2内において無端状に連結されたステップ3が上階及び下階間を斜め上方又は斜め下方に循環移動する構成を有する。無端状に連結されたステップ3の両側にはそれぞれ欄干4が立設され、これら欄干4上にそれぞれステップ3と同期して走行する移動手摺り5が配設されている。
本体フレーム2は、長手方向の一端側(下階側)が建屋下階床11に形成された窪み25内に嵌め込まれ、その先端部に固定された建屋下階床側支持アングル19aがかかる窪み25内に形成された建屋下階床側アングル受台19bに支持されると共に、長手方向の他端側(上階側)に固定された建屋上階床側支持アングル18aが建屋上階床10に形成された建屋上階床側アングル受台18bによって支持されるようにして設置されている。
この場合、建屋下階床側支持アングル19a及び建屋下階床側アングル受台19b間には所定幅の建屋下階床側隙間14が設けられると共に、建屋上階床側支持アングル18a及び建屋上階床側アングル受台18b間にも所定幅の建屋上階床側隙間13が設けられており、これにより地震などで層間変位が発生して本体フレーム2がその長手方向に移動した場合においても、かかる移動が僅かな場合には、本体フレーム2が建屋上階床10や建屋下階床11に衝突して本体フレーム2や建屋上階床10及び建屋下階床11が破損することを有効に防止し得るようになされている。
また建屋下階床側アングル受台19b及び建屋上階床側アングル受台18b間の間隔は、本体フレーム2に建屋下階床側支持アングル19aを加えた長さや本体フレーム2に建屋上階床側支持アングル18aを加えた長さよりも短く選定されており、これにより図2のように建屋下階床側支持アングル19aが建屋下階床側アングル受台19bの側面に当接するまで本体フレーム2が移動した場合や、図3のように建屋上階床側支持アングル18aが建屋上階床側アングル受台18bの側面に当接するまで本体フレーム2が移動した場合においても、建屋下階床側支持アングル19aが建屋下階床側アングル受台19bから外れたり、又は建屋上階床側支持アングル18aが建屋上階床側アングル受台18bから外れたりするのを防止し得るようになされている。
さらに乗客コンベア1には、本体フレーム2を支える中間支持体20が設けられている。中間支持体20には、層間変位が発生した場合に、長手方向に摺動するスライド部材21が設けられると共に、スライド部材21の上部に本体フレーム側支持体22が設けられ、スライド部材21の下部に建屋下階床側支持体23が設けられている。これにより本体フレーム2が長手方向に移動した場合も、スライド部材21によって支えられるため、建屋下階床11に乗客コンベア1が落下することを防止し得るようになされている。また本体フレーム側支持体22は本体フレーム2に固定され、建屋下階床側支持体23は建屋下階床11に固定されており、中間支持体20は本体フレーム2の長手方向の中間を支持する。なお、図1〜3では、スライド部材21は本体フレーム側支持体22に固定されているが、スライド部材21は建屋下階床側支持体23に固定されていてもよい。
またスライド部材21の長手方向の長さは、建屋下階床側隙間14や建屋上階床側隙間13よりも長く選定されており、これにより図2のように建屋下階床側支持アングル19aが建屋下階床側アングル受台19bの側面に当接するまで本体フレーム2が移動した場合や、図3のように建屋上階床側支持アングル18aが建屋上階床側アングル受台18bの側面に当接するまで本体フレーム2が移動した場合においても、スライド部材21が建屋下階床側支持体23から外れるのを防止し得るようになされている。
一方、乗客コンベア1の両側部には、それぞれ本体フレーム2の側部を覆う外装側板6が取付けられている。外装側板6は、本体フレーム2の他端側(上階側)を覆う長手方向の他端側(上階側)の先端部が、建屋上階床側支持アングル18a及び建屋上階床10の建屋上階床側アングル受台18bの台部を側面側から覆うように、本体フレーム2よりも長く形成されている。
そして外装側板6の他端側(上階側)の先端部は、外装側板6の他の部位とは切り離されて、これら先端部及び他の部位間に所定幅の外装側板隙間27が設けられている。これにより地震などにより本体フレーム2がその長手方向に移動した場合に、本体フレーム2と一体に移動する外装側板6の変位をかかる外装側板隙間27により吸収して、本体フレーム2の移動に伴う外装側板6の変形や破損を防止し得るようになされている。
また本体フレーム2の一端側(下階側)を覆う外装側板6の長手方向の一端側(下階側)には、中間支持体20をも側面側から覆い隠す三角形状の三角形状カバー部6aが形成されている。そして外装側板6は、図5に示すように、かかる三角形状カバー部6aの下端面が建屋下階床11から僅かに浮き上がった状態で建屋下階床11と対向するように本体フレーム2に取り付けられており、これにより外装側板6の下端面及び建屋下階床11間には所定高さの抑制ガード隙間17が設けられている。これにより地震などで大きな層間変位が発生して本体フレーム2がその長手方向に移動した場合においても、外装側板6の三角形状カバー部6aが建屋下階床11から何らの抵抗を受けることなく本体フレーム2と一体に本体フレーム2の長手方向に自由に移動することができ、かくして本体フレーム2がその長手方向に移動することに起因する外装側板6の破損を防止し得るようになされている。
加えて、外装側板6の三角形状カバー部6aの下端側には、当該三角形状カバー部6aの下端部とほぼ同じ長さを有する振れ抑制ガード機構15が配設されている。振れ抑制ガード機構15は、外装側板6の三角形状カバー部6aの内側に配設された断面L字状の内側L字型ガード15aと、三角形状カバー部6aの外側に配設された断面L字状の外側L字ガード15bとから構成され、これら内側L字型ガード15a及び外側L字型ガード15bの垂直部16a及び16bにより外装側板6の三角形状カバー部6aの下端部を挟み込むように本体フレーム2の長手方向に沿って配置されている。また内側L字型ガード15a及び外側L字ガード15bの水平部16c及び16dは、それぞれボルト24等により建屋下階床11に固定されており、これにより外装側板6の三角形状カバー部6aの幅方向(本体フレーム2の長手方向と直交する方向であり、以下、これを本体フレーム2の幅方向と呼ぶ)の振れを抑制し得るようになされている。
(1−2)本実施の形態の効果
以上の構成を有する本実施の形態の乗客コンベア1では、地震等により大きな層間変位が発生した場合に、本体フレーム2が建屋下階床側アングル受台19b及び建屋上階床側アングル受台18b間をその長手方向に移動する。この際、外装側板6は建屋下階床11に固定されていないため、本体フレーム2と一体に本体フレーム2の長手方向に移動することができる。従って、本乗客コンベア1によれば、地震等により層間変位が発生した場合においても外装側板6の破損を防ぐことができる。
また本乗客コンベア1では、外装側板6の三角形状カバー部6aの下端部を振れ抑制ガード機構15を構成する内側L字型ガード15a及び外側L字ガード15bにより挟み込むようにして保持しているため、外装側板6が本体フレーム6と一体に本体フレーム6の長手方向に移動することを邪魔することなく、当該外装側板6の本体フレーム2の幅方向の振れを抑止することができる。
さらに本乗客コンベアでは、建屋下階床11と外装側板6との間に抑制ガード隙間17があっても、振れ抑制ガード15によって覆い隠すことができる。このことで、外観を損なうことなく、外装側板6の製作時や組立時の寸法公差を緩和することができ、乗客コンベア1の製作時間や組立時間の短縮及びコスト削減ができる。
(2)他の実施の形態
なお上述の実施の形態においては、振れ抑制ガード機構15を構成する内側L字型ガード15a及び外側L字ガード15bの垂直部16a及び16bの外装側板6との接触面を平面とした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば図6に示すように、振れ抑制ガード機構28を構成する内側L字型ガード28a及び外側L字ガード28bの垂直部29a及び29bの外装側板6との接触面にこれら内側L字型ガード28a及び外側L字ガード28bの長手方向と平行に縦断面が四角形状の直線状の1又は複数の突部(以下、直線状の突部を突条と呼ぶ)29aa及び29baを設けるようにしてもよい。このようにすることによって外装側板6と内側L字型ガード28a及び外側L字ガード28bの垂直部29a及び29bとの接触面積を減らすことができるため、外装側板6が本体フレーム2と一体に本体フレーム2の長手方向に移動する際の外装側板6と内側L字型ガード28a及び外側L字ガード28bの垂直部29a及び29bとの間の摩擦を減らすことができ、これによりかかる移動時に外装側板6が内側L字型ガード28a及び外側L字ガード28bから受ける動摩擦力により変形や損傷等するのを防止することができる。
また図7及び図8に示すように、振れ抑制ガード機構30を構成する内側L字型ガード30a及び外側L字ガード30bの垂直部31a及び31bの外装側板6との接触面にこれら内側L字型ガード30a及び外側L字ガード30bの長手方向と平行に縦断面が三角形状の1又は複数の突条31aa及び31baを設けるようにしてもよい。このようにすることによって外装側板6と内側L字型ガード30a及び外側L字ガード30bの垂直部31a及び31bの外装側板6との接触面積を一層減らすことができるため、外装側板6が本体フレーム2と一体に本体フレーム2の長手方向に移動する際の外装側板6と内側L字型ガード30a及び外側L字ガード30bの垂直部31a及び31bとの間の摩擦を減らすことができ、これによりかかる移動時に外装側板6が内側L字型ガード30a及び外側L字ガード30bから受ける動摩擦力により変形や損傷等するのを防止することができる。なお突条31aa及び31baの縦断面形状は三角形状に限らず、要は、外装側板6と線接触可能な形状であれば、例えば半円形状等の種々の形状をとってもよい。
さらに図7及び図9に示すように、内側L字型ガード32a及び外側L字ガード32bの垂直部33a及び33bの外装側板6との接触面に例えば錐形状の突起33aa及び33baを複数設けるようにしてもよい。このようにすることによって外装側板6と内側L字型ガード32a及び外側L字ガード32bの垂直部33a及び33bとの接触面積をより一層減らすことができるため、外装側板6が本体フレーム2と一体に本体フレーム2の長手方向に移動する際の外装側板6と内側L字型ガード32a及び外側L字ガード32bの垂直部33a及び33bとの間の摩擦を減らすことができ、これによりかかる移動時に外装側板6が内側L字型ガード32a及び外側L字ガード32bから受ける動摩擦力により変形や損傷等するのを防止することができる。なお突起33aa及び33baの形状は錐形状に限らず、要は、外装側板6と点接触可能な形状であれば例えば半球状等の種々の形状をとってもよい。
さらに図6〜図9においては、内側L字型ガード28a、30a、32a及び外側L字ガード28b、30b、32bの垂直部29a、29b、31a、31b、33a、33bにこれら内側L字型ガード28a、30a、32a及び外側L字ガード28b、30b、32bの長手方向と平行に突部29aa、29ba、31aa、31ba、33aa、33baを設けるようにして振れ抑制ガード機構28、30、32と外装側板6との接触面積を減らす場合について述べたが、外装側板6に突部29aa、29ba、31aa、31ba、33aa、33baを設けることで接触面積を減らすようにしてもよい。
また上述の実施の形態においては、建屋上階床側支持アングル18a及び建屋下階床側支持アングル19aのいずれもが建屋上階床側アングル受台18bや建屋下階床側アングル受台19bにボルト等で固定されていない場合について述べたが、本発明はこれに限らず、建屋上階床側支持アングル18a及び建屋下階床側支持アングル19aのいずれか一方が対応する建屋上階床側アングル受台18b又は建屋下階床側アングル受台19bに固定されていてもよい。
さらに上述の実施の形態においては、振れ抑制ガード機構15を断面L字型の2つのガード(内側L字型ガード15a及び外側L字型ガード15b)から構成するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、これらガードのどちらか一方又は両方を断面三角形のガードにより構成するようにしてもよい。また、かかる2つのガードのうちのどちらか一方又は両方にリブがついていてもよい。
さらに上述の実施の形態においては、振れ抑制ガード機構15を構成する内側L字型ガード15a及び外側L字ガード15bの垂直部16a及び16bを同じ形の平面とした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、一方が面接触となりもう一方が点接触となるように内側L字型ガード15a及び外側L字ガード15bを構成するようにしてもよい。
さらに上述の実施の形態においては、外装側板6を内側L字型ガード15a及び外側L字ガード15bにより挟み込むようにして保持する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、内側L字型ガード15aと外装側板6との間及び/又は外側L字型ガード15bと外装側板6との間に隙間を設け、振れ抑制ガード機構15と外装側板6とを非接触とするようにしてもよい。
さらに図1の外装側板6の三角形状カバー部6aの直角部B部に部材を追加することで、外装側板6と建屋下階床11との本体フレーム2の長手方向及び/又は本体フレーム2の幅方向に対する摩擦力を調整し、外装側板6を支え、隙間を埋めるようにしてもよい。
例えば、図10に示すように、本体フレーム2の幅方向に延伸し、底面が丸みを帯びており、本体フレーム2の長手方向及び幅方向に摺動可能な丸底部材21を、外装側板6の下部にボルト等で固定するようにしてもよい。
また図11A及び図11Bに示すように、1つ又は本体フレーム2の幅方向に連なる複数の、本体フレーム2の長手方向に転動可能なローラ部材22を外装側板6の下部にボルト等で固定するようにしてもよい。
また図12A及び図12Bに示すように、本体フレーム2の幅方向に延伸するような巾木部材23を外装側板6の下部にボルト等で固定するようにしてもよい。このような構成でも、巾木部材23により外装側板6を支えるとともに、巾木部材23により摺動することが可能となる。また、図12Aに示すように、外装側板6の本体フレーム2の幅方向における意匠性の向上も図ることができる。
さらに上述の実施の形態においては、乗客コンベア1がエスカレータである場合について述べたが、本発明はこれに限らず、この他、「動く歩道」等の乗客コンベアについても本発明を適用することができる。
1………乗客コンベア
2………本体フレーム
3………ステップ
4………欄干
5………移動手摺り
6………外装側板
10……建屋上階床
11……建屋下階床
13……建屋上階床側隙間
14……建屋下階床側隙間
15……振れ抑制ガード機構
15a…内側L字型ガード
15b…外側L字型ガード
17……抑制ガード隙間
18a…建屋上階床側支持アングル
18b…建屋上階床側アングル受台
19a…建屋下階床側支持アングル
19b…建屋下階床側アングル受台
20……中間支持体
21……丸底部材
22……ローラ部材
23……巾木部材

Claims (8)

  1. 長手方向に移動可能に設置された本体フレーム内を、無端状に連結されたステップが循環移動する乗客コンベアにおいて、
    前記本体フレームが設置された床面に固定されることなく、前記本体フレームの側部を覆うように当該本体フレームの両側部にそれぞれ取り付けられた外装側板と、
    前記床面に固定され、前記外装側板の幅方向への前記外装側板の振れを抑制する振れ抑制ガード機構と
    を備え
    前記振れ抑制ガード機構は、
    前記外装側板の内側に配設された内側ガードと、
    前記外装側板の外側に配設された外側ガードと
    を備え、
    前記外装側板の一部又は全部の下端部を前記内側ガード及び前記外側ガードにより挟むようにして、前記外装側板の幅方向への前記外装側板の振れを抑制する
    ことを特徴とする乗客コンベア。
  2. 前記内側ガード及び前記外側ガードの少なくとも一方は、
    前記外装側板との接触面に1又は複数の突部を備える
    ことを特徴とする請求項に記載の乗客コンベア。
  3. 前記突部は、
    前記内側ガード及び前記外側ガードの長手方向と平行に直線状に形成された突条である
    ことを特徴とする請求項に記載の乗客コンベア。
  4. 前記突条は、
    縦断面が三角形状に形成された
    ことを特徴とする請求項に記載の乗客コンベア。
  5. 前記突部は、
    複数の突起である
    ことを特徴とする請求項に記載の乗客コンベア。
  6. 外装側板は下部に前記本体フレームの幅方向に延伸する丸底部材を備える
    ことを特徴とする請求項に記載の乗客コンベア。
  7. 外装側板は下部に、1つ又は前記本体フレームの幅方向に連なる複数の、外装側板の長手方向に転がるローラ部材を備える
    ことを特徴とする請求項に記載の乗客コンベア。
  8. 外装側板は下部に前記本体フレームの幅方向に延伸する巾木部材を備える
    ことを特徴とする請求項に記載の乗客コンベア。
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