JP6134670B2 - 乗客コンベア装置 - Google Patents

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Description

本発明は、乗客コンベア装置に関する。
エスカレーターに代表される乗客コンベア装置は、建築構造物である上階床と下階床を上下に跨ぐように設置されており、上階床と下階床を上下に跨ぐ本体枠内には無端状に連結された複数のステップが上階と下階とにわたって斜め上方、あるいは斜め下方に循環移動する構成となっている。また、無端状に連結された複数のステップの進行方向に沿って左右両側には一対の欄干が立設されている。さらに、これら一対の欄干の上部にはステップと同期して走行するハンドレールがそれぞれ配設されている。
このような乗客コンベア装置を上階床と下階床で支持する支持機構部は、乗客コンベア装置の本体枠の両終端に備えられた支持アングルを建築構造物に形成したアングル受台によって支持する構成となっている。よって、乗客コンベア装置自身の重量と乗客や荷物等の積載荷重はこの支持機構部によって支えられるようになっている。そして、近年、少なくとも一方の支持機構部に滑動構造を設け、地震などで大きな層間変位が発生して本体枠と建築構造物の上階床、或いは下階床との間隔が過大になったり、逆に過小になった場合、本体枠の長手方向の移動に追従可能とした耐震構造の乗客コンベア装置が採用されている。
そして、本体枠の側部には、特開平7−228462号公報(特許文献1)に示すように、この側部を覆う外装側板が取付けられていると共に、本体枠の両終端に位置する外装側板は、その端部が建築構造物の上階床及び下階床に当接するようにして設けられている。
特開平7−228462号公報
ところで、耐震構造の乗客コンベア装置では、地震などで建築構造物の上階床と下階床との間で層間変位が発生した場合、本体枠の長手方向の移動に追従可能としてあるが、本体枠の側部を覆う外装側板のことは考慮されておらず、特に、層間変位により圧縮方向の力が生じたときに、本体枠に取付けられる外装側板は、建築構造物の上階床と下階床との間で大きな力を受けることになり、破損して落下する恐れがあった。
本発明は、前述した従来技術における実状からなされたもので、その目的は、層間変位により外装側板が破損することを防止できる乗客コンベア装置を提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明は、築構造物の一方の床と他方の床との間に架設される本体枠と、前記本体枠の側部にブラケットを介して取付けられ前記側部を覆う外装側板とを有する乗客コンベア装置において、前記外装側板の少なくとも一方の終端部と前記床との間に所定の間隙を設けると共に、この間隙を塞ぐカバー部材を備えたことを特徴としている。
本発明によれば、外装側板の少なくとも一方の終端部と床との間に所定の間隙を設けると共に、この間隙を塞ぐカバー部材を備えたことにより、地震などで建築構造物の一方の床と他方の床との間で層間変位が発生したときに、床からの力を外装側板が受けることを防ぎ、これによって、外装側板の破損を防止することができる。また、間隙を塞ぐカバー部材が備えられることにより、意匠性の低下を防ぐこともできる。
本発明に係る乗客コンベア装置の第1の実施例を示す側面図である。 本発明に係る乗客コンベア装置の第1の実施例を示す上面図である。 第1の実施例における要部斜視図である。 本発明に係る乗客コンベア装置の第2の実施例を示す要部上面図である。 本発明に係る乗客コンベア装置の第3の実施例を示す要部上面図である。
本発明の実施例を、図面を参照しながら説明する。尚、各図および各実施例において、同一又は類似の構成要素には同じ符号を付し、説明を省略する。
第1の実施例の乗客コンベア装置は、図1及び図2に示すように、例えば、建築構造物である上階床1と図示しない下階床を上下に跨ぐように設置されるエスカレーターであり、上階床1と下階床を上下に跨ぐ本体枠2内には無端状に連結された複数のステップ3が上階と下階とにわたって斜め上方、あるいは斜め下方に循環移動する構成となっている。無端状に連結された複数のステップ3の進行方向に沿って左右両側には一対の欄干4が立設されている。また、これら一対の欄干4の上部にはステップ3と同期して走行するハンドレール5がそれぞれ配設されている。
本体枠2の上部終端には、上部支持アングル6が設けられ、この上部支持アングル6は、上階床1に形成した上部アングル受台7によって支持されると共に、体枠2の下部終端には、図示しない下部支持アングルが設けられ、この下部支持アングルは、下階床に形成した下部アングル受台によって支持され、このように構成される支持機構部により、乗客コンベア装置自身の重量と乗客や荷物等の積載荷重が支えられるようになっている。なお、例えば上階側と下階側とのうち少なくとも一方の支持機構部には、滑動構造が設けられ、地震などで上階床1と下階床との間で層間変位が発生した際、本体枠2の長手方向の移動に追従可能となっている。
本体枠2の側部には、ブラケット8を介して取付けられこの側部を覆う外装側板9が設けられている。
そして、第1の実施例の乗客コンベア装置は、層間変位により外装側板9が破損することを防止するために工夫が施されている。具体的には、外装側板9の上部終端部9aと上階床1との間に所定の間隙10が設けられると共に、図3に示すように、間隙10を塞ぐカバー部材、例えば一端が外装側板9の上部終端部9a、他端が上階床1に図示しないボルト類14により取付けられる蛇腹体11が備えられている。なお、図示しないが、外装側板9の下部も同様の構造となっており、外装側板9の下部終端部と下階床との間に所定の間隙が設けられると共に、この間隙を塞ぐ蛇腹体が備えられている。
第1の実施例にあっては、例えば地震動や強風等により、建築構造物の上階床1と下階床との間隔が狭まる方向、いわゆる圧縮方向に層間変位が発生した場合、外装側板9の上部終端部9aと上階床1との間に設けた間隙10、及び下部終端部と下階床との間に設けた間隙により、上階床1と下階床との間で作用する圧縮力を外装側板9が受けることを防ぎ、これによって、外装側板9が破損することを防止する。また、間隙10は蛇腹体11により塞がれているので、意匠性の低下を防ぐと共に、この蛇腹体11は、本体枠2の長手方向に伸縮可能であることから、上階床1と下階床との間で層間変位が生じ、外装側板9の終端部9aと上階床1間の間隙10の間隙寸法が変化しても、この変化に対応することができる。
第1の実施例によれば、外装側板9の上部終端部9aと上階床1との間、及び下部終端部と下階床との間に間隙10を設けると共に、この間隙10を塞ぐ蛇腹体11を備えたことにより、地震などで建築構造物の上階床1と下階床との間で層間変位が発生したときに、床からの力を外装側板9が受けることを防ぎ、これによって、外装側板9の破損を防止することができる。また、間隙10を塞ぐ蛇腹体11が備えられることにより、意匠性の低下を防ぐこともできる。
ここで、本発明に係る乗客コンベア装置の第2の実施例を図4に基づき説明する。なお、前述したものと同等のものには同一符号が付してある。
第2の実施例の乗客コンベア装置は、外装側板9の上部終端部9aと上階床1との間に所定の間隙10が設けられると共に、この間隙10を塞ぐカバー部材、例えば一端が外装側板9の上部終端部9a、他端が上階床1にボルト類14により取付けられる可撓体12が備えられている。
第2の実施例によれば、前述したものと同様に、外装側板9の破損を防止することができる。また、間隙10は可撓体12により塞がれているので、意匠性の低下を防ぐことができる。さらに、可撓体12は、本体枠2の長手方向に伸縮可能であることから、上階床1と下階床との間で層間変位が生じ、外装側板9の終端部9aと上階床1間の間隙10の間隙寸法が変化しても、この変化に対応することができる。
ここで、本発明に係る乗客コンベア装置の第3の実施例を図5に基づき説明する。なお、前述したものと同等のものには同一符号が付してある。
第3の実施例の乗客コンベア装置は、外装側板9の上部終端部9aと上階床1との間に所定の間隙10が設けられると共に、この間隙10を塞ぐカバー部材、例えば一端が上階床1にボルト類14により取付けられると共に、他端が外装側板9の上部終端部9aに重なるように延設される補助側板13が備えられている。
第3の実施例によれば、前述したものと同様に、外装側板9の破損を防止することができる。また、間隙10は補助側板13により塞がれているので、意匠性の低下を防ぐことができる。さらに、補助側板13は、その他端が外装側板9の上部終端部9aに重なるように延設されることにより、上階床1と下階床との間で層間変位が生じ、外装側板9の終端部9aと上階床1間の間隙10の間隙寸法が変化しても、外装側板9の上部終端部9aと補助側板13の重なり部分がスライドすることでこの変化に対応することができる。
以上、本発明の実施例を説明してきたが、これまでの各実施例で説明した構成はあくまで一例であり、本発明は、技術思想を逸脱しない範囲内で適宜変更が可能である。また、それぞれの実施例で説明した構成は、互いに矛盾しない限り、組み合わせて用いても良い。
1 上階床
2 本体枠
3 ステップ
4 欄干
5 ハンドレール
6 上部支持アングル
7 上部アングル受台
8 ブラット
9 外装側板
9a 上部終端部
10 間隙
11 蛇腹体(カバー部材)
12 可撓体(カバー部材)
13 補助側板(カバー部材)
14 ボルト類

Claims (4)

  1. 建築構造物の一方の床と他方の床との間に架設される本体枠と、前記本体枠の側部にブラケットを介して取付けられ前記側部を覆う外装側板とを有する乗客コンベア装置において、
    前記外装側板の少なくとも一方の終端部と前記床との間に所定の間隙を設けると共に、この間隙を塞ぐカバー部材を備えたことにより、前記外装側板が建築構造物の前記一方の床と前記他方の床との間の層間変位によって破損することを防止することを特徴とする乗客コンベア装置。
  2. 前記カバー部材は、一端が前記外装側板の終端部、他端が前記床に取付けられる蛇腹体からなることを特徴とする請求項1に記載の乗客コンベア装置。
  3. 前記カバー部材は、一端が前記外装側板の終端部、他端が前記床に取付けられる可撓体からなることを特徴とする請求項1に記載の乗客コンベア装置。
  4. 前記カバー部材は、一端が前記床に取付けられると共に、他端が前記外装側板の終端部に重なるように延設される補助側板からなることを特徴とする請求項1に記載の乗客コンベア装置。
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