JP6516435B2 - 加熱調理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、食材を加熱調理する加熱調理装置に関するものである。
従来、例えば下記の特許文献1に記載された加熱調理装置が知られている。
この従来の加熱調理装置は、食材が収納される内部空間を有する装置本体と、この装置本体の内部空間に収納された食材を加熱する加熱手段と、装置本体の内部空間に供給される蒸気を生成する蒸気生成手段とを備えている。
また、蒸気生成手段は、上方に向かって開口した箱状の蒸気生成容器と、この蒸気生成容器内に水を供給する水供給管とを有している。
そして、水供給管の給水口から蒸気生成容器内に供給された水は、その蒸気生成容器内に一旦溜まった後に蒸気となり、この蒸気が装置本体の内部空間に供給される。
特開2004−316999号公報
しかしながら、上記従来の加熱調理装置では、水供給管からの水を蒸気生成容器内に一旦溜めて蒸気にするため、蒸気生成容器が熱湯の温度以上に上昇および維持をしにくくなり、蒸気の生成効率が悪いという問題がある。
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、蒸気生成手段にて蒸気を効率良く生成できる加熱調理装置を提供することを目的とする。
請求項1記載の加熱調理装置は、食材が収納される内部空間を有する装置本体と、前記内部空間に収納された食材を加熱する加熱手段と、前記内部空間に供給される蒸気を生成する蒸気生成手段とを備え、前記装置本体は、前記内部空間を縦に仕切ることによって調理室および加熱室を形成する鉛直板状のもので、前記調理室と前記加熱室とを互いに連通させる複数の連通孔が形成された仕切板を有し、前記調理室には食材が収納され、かつ、その調理室よりも狭い前記加熱室には前記加熱手段および前記蒸気生成手段が配設され、前記加熱手段は、前記調理室に収納された食材を加熱する上下方向長手状の複数の直線状発熱部を有し、前記蒸気生成手段は、上下方向長手状の鉛直面状でかつ平面状である加熱面を有し、前記直線状発熱部に取り付けられ、この直線状発熱部にて加熱される上下方向長手状で鉛直板状の水加熱体と、少なくとも前記加熱面に水を供給する水供給体とを有し、前記水供給体にて前記加熱面に供給された水が前記加熱面に沿って鉛直方向下方へ流動しながら蒸発して蒸気になり、この蒸気は、前記加熱室に供給された後、前記仕切板の前記連通孔を通って前記調理室に供給されるものである。
求項記載の加熱調理装置は、請求項1記載の加熱調理装置において、水加熱体は、上下方向長手状で鉛直板状の水加熱本体板部を有し、前記水加熱本体板部には、上下方向長手状の鉛直面状でかつ平面状の加熱面を溝底面に有する凹溝部が形成されているものである。
請求項記載の加熱調理装置は、請求項1または2記載の加熱調理装置において、水供給体は、少なくとも加熱面に水を噴射して供給する噴射ノズルを有し、蒸気生成手段は、前記加熱面と離間対向する水飛散防止体を有するものである。
請求項記載の加熱調理装置は、請求項記載の加熱調理装置において、水飛散防止体は、水加熱体に脱着可能に取り付けられているものである
本発明によれば、蒸気生成手段によって蒸気を効率良く生成することができる。
本発明の一実施の形態に係る加熱調理装置の正面視断面図である。 同上加熱調理装置の側面視断面図である。 同上加熱調理装置の斜視図である。 同上加熱調理装置の蒸気生成手段の斜視図である。 同上蒸気生成手段の正面図である。 同上蒸気生成手段の側面視断面図である。
本発明の一実施の形態について図面を参照して説明する。
図1ないし図3において、1は食材を加熱調理する加熱調理装置で、この加熱調理装置1は、例えば食材を冷却して低温状態で保管可能な冷却機能付き加熱調理機である。
加熱調理装置1は、食材が出し入れ可能に収納される内部空間2を有する直方体の箱状の装置本体3と、この装置本体3の内部空間2に収納された食材を加熱する加熱手段4と、この加熱手段4による加熱時に食材の乾燥防止ために内部空間2に供給される蒸気(水蒸気)を生成する蒸気生成手段5とを備えている。
また、加熱調理装置1は、装置本体3の内部空間2に収納された食材を冷却する冷却手段6と、装置本体3の内部空間2に循環風(循環熱風・循環冷風)を発生させる循環風発生手段であるファン手段7とを備えている。
なお、図2中の矢印は、モータ部7aとファン部7bとにて構成されたファン手段7によって発生する循環風の流れを示すが、この循環風は、加熱手段4による加熱時においては循環熱風であり、冷却手段6による冷却時においては循環冷風である。
装置本体3は、食材が容器aに入れられた状態で孔開きトレイbとともに前面開口10を介して出し入れ可能に収納される内部空間2を有する前面開口状の箱状体11と、この箱状体11に回動可能に設けられ、前面開口10を開閉する開閉扉12とを有している。
開閉扉12には、この開閉扉12を人力で回動させる際に把持する取手13が設けられている。なお、開閉扉12は、箱状体11の内部空間2を目視可能とする窓部14を有している。
箱状体11内の左右両側には、食材を入れた容器aが複数載置された孔開きトレイbを支持する複数段のトレイ支持体15が配設されている。
箱状体11内の後側には、内部空間2を前後に仕切ることによって調理室(主室)16および加熱室(補助室)17を形成する鉛直板状の仕切体である仕切板18が左右方向に沿って配設されている。
仕切板18には、上下方向および左右方向に並ぶ複数の連通孔19が形成され、これら複数の連通孔19を介して前側の調理室16と後側の加熱室17とが互いに連通している。仕切板18は、箱状体11にねじ等の取付具によって脱着可能に取り付けられており、例えばメンテナンスの際には仕切板18を取り外して箱状体11外に取り出すことが可能である。
なお、箱状体11には、内部空間2を囲むように断熱材20が設けられている。また、箱状体11の上部に、冷却手段6およびファン手段7のほか、制御手段9が設けられている。一方、加熱手段4および蒸気生成手段5は、箱状体11の後側の狭い加熱室17に配設されている。複数段のトレイ支持体15は、箱状体11の前側の広い調理室16に配設されている。
加熱手段4は、例えば装置本体3の内部空間2の加熱室17に配設されたパイプ状の発熱体であるヒータ21にて構成されている。ヒータ21は、例えばシーズヒータ、カーボンヒータ或いはハロゲンヒータ等である。
そして、ヒータ21は、例えば上下方向に細長いU字状(略U字状を含む)に形成された複数、例えば3つのU字状ヒータ部25を有し、これら3つのU字状ヒータ部25は、加熱室17に左右方向に互いに間隔をおいて並設されている。
各U字状ヒータ部25は、上下方向長手状で断面円形状の左右1対で2本の直線状発熱部22と、これら両直線状発熱部22の下端部同士を一体に連結する断面円形状で下方に凸の円弧状発熱部23とにて構成されている。
蒸気生成手段5は、図4ないし図6にも示すように、加熱手段4であるヒータ21の3つのU字状ヒータ部25のうち、左右方向中央に位置する1つのU字状ヒータ部25の左右1対(例えば左右に隣り合う2本)の直線状発熱部22に固定的に取り付けられ、これら直線状発熱部22にて直接加熱される鉛直板状の水加熱体31と、この水加熱体31のうち少なくとも加熱面41に水を噴射して供給する水供給体32と、水加熱体31に取付具である取付ねじ34にて脱着可能に取り付けられ、水加熱体31の加熱面41と所定距離を介して離間対向する鉛直板状の水飛散防止体33とを有している。
水加熱体31および水飛散防止体33は、いずれも例えばアルミニウム等の金属製の板状のもので、装置本体3内の加熱室17における左右方向の中央部(略中央部を含む)に、左右方向に沿った状態で配設されている(図1参照)。なお、水飛散防止体33は、1枚の薄板のみからなるもので、その板厚寸法が水加熱体31の板厚寸法よりも小さい。
ここで、水加熱体31は、上下方向長手状でかつ正面視で矩形状をなす水加熱本体板部36を有している。水加熱本体板部36の左右方向両端側には、上下方向長手状の取付孔部37が形成されている。この各取付孔部37は、水加熱本体板部36の上下面に貫通した孔空間部分37aと、この孔空間部分37aに臨んで位置する円筒状の孔周囲部分37bとにて構成されている。
そして、水加熱本体板部36の取付孔部37がヒータ21の直線状発熱部22の中間部分の外周側に固定的に取り付けられている。つまり、取付孔部37の孔空間部分37aに直線状発熱部22が嵌合挿通され、この直線状発熱部22の外周面と取付孔部37の孔周囲部分37bとが互いに面接触している。こうして、1枚板状の水加熱体31がヒータ21の2本の直線状発熱部22に対して架設されて接合されている。
また、水加熱本体板部36の前面側における左右方向中央部には、上下方向長手状でかつ平面視でコ字状をなす凹溝部38が、水加熱本体板部36の上端から下端近傍にわたって位置するように形成されている。この凹溝部38は、上面開口39によって水加熱本体板部36の上面で開口し、かつ前面開口40によって水加熱本体板部36の前面で開口している(図4参照)。
そして、凹溝部38は、4つの面41,42,42,43、すなわち、上下方向長手状の鉛直面状(略鉛直面状を含む)でかつ平面状の加熱面(溝底面)41と、この加熱面41の左右方向両端部から前方に向かって突出して左右に互いに離間対向する上下方向長手状の鉛直面状(略鉛直面状を含む)でかつ平面状の対向加熱面(溝側面)42と、加熱面41の下端部から前方に向かって突出して両対向加熱面42の下端部同士を繋ぐ水平面状(略水平面状を含む)で平面状の水受面43とを有している。
なお、加熱面41の幅寸法(左右方向長さ寸法)は、対向加熱面42の幅寸法(前後方向長さ寸法)よりも大きく例えば略2倍であるが、水飛散防止体33の幅寸法(左右方向長さ寸法)よりも少し小さい。
さらに、水加熱本体板部36の上端部前面には、蓋板である水飛散防止体33の上端部を水加熱本体板部36との間で挟持する防止体止め板部46が固設されている。そして、この防止体止め板部46によって水加熱本体板部36の凹溝部38の前面開口40の上端部が閉鎖され、かつ、その前面開口40のうち上端部以外の部分が水飛散防止体33によって閉鎖されている(図5参照)。つまり、水飛散防止体33が水加熱本体板部36の前面に沿って水加熱体31に取り付けられた状態では、その水加熱体31の凹溝部38は、上面開口39によって上面のみが開口している。
防止体止め板部46は、水加熱本体板部36の前面に固着された固着板部分47と、この固着板部分47から下方に向かって突出した突出板部分48とにて構成されている。この突出板部分48の後面と水加熱本体板部36の前面との間には、水飛散防止体33の上端部が挿脱可能に挿入される隙間49が存在している。
また、水加熱本体板部36の下端部前面にはねじ孔部50が形成され、このねじ孔部50に螺合された取付ねじ34にて水飛散防止体33の下端部の切欠部45が水加熱本体板部の下端部前面に取り付けられている。なお、1本の取付ねじ34を緩めてねじ孔部50から外すことのみで、水飛散防止体33を水加熱体31から取り外すことが可能である。
なお、図4から明らかなように、ヒータ21の直線状発熱部22に接合される水加熱本体板部36は、例えば凹溝部38を有するベース部材51と、このベース部材51の左右両側に固着され、ベース部材51との間で直線状発熱部22を挟持する上下方向に細長い細長板部材52とにて構成されている。
水供給体32は、上流端部が水道管56に接続された水供給管53と、この水供給管53の下流端部に接続され、水加熱体31の上下方向の凹溝部38の上端部内に水を比較的広範囲に噴射して供給する噴射ノズル54とを有している。なお、水供給管53の途中には、電磁弁57および減圧弁58が設けられている。また、水供給管53は、噴射ノズル54から噴射される水が水供給管53内で加熱されて所定温度以上になるように、加熱室17と接近して配管されている。
噴射ノズル54は、水加熱体31の上端部に近接して配設され、その下端部が水加熱体31の凹溝部38の上端部内に挿入されている。つまり、噴射ノズル54の下端部(先端部)が上面開口39から凹溝部38内に挿入され、この挿入された下端部の下端面には水噴射口55が形成され、この水噴射口55が凹溝部38の上端部内で開口している。
次に、加熱調理装置1の作用等を説明する。
まず、作業者(ユーザ)は、例えば他の調理装置で一旦調理した食材(調理食材)を容器a内に盛り付け、その容器aを孔開きトレイb上にセットし、これを装置本体3の内部空間2の調理室16に収納する。
そして、冷却手段6およびファン手段7の作動により、循環冷風(冷気)が装置本体3の内部空間2である調理室16と加熱室17とを循環すると、容器aおよびこの容器a内の食材は、冷却されて低温状態(例えば冷蔵状態)に維持される。
その後、予め設定された設定時間(例えば食事時)になると、冷却手段6の作動を停止した後、加熱手段4およびファン手段7の作動により、循環熱風(熱気)が装置本体3の内部空間2である調理室16と加熱室17とを循環し、容器a内の食材が容器aごと再加熱調理される。
そして、この際、装置本体3内の内部空間2が乾燥した雰囲気状態になることで、容器a内の食材の水分が蒸発して乾燥してしまうことを防止するために、蒸気生成手段5によって蒸気が生成され、この生成された蒸気が装置本体3の内部空間2に供給される。
具体的には、水供給体32の噴射ノズル54が、水噴射口55から水加熱体31の凹溝部38の上端部内に水を例えば断続的(連続的でもよい)に噴射して供給すると、その水は、ヒータ21によって所定温度、例えば300℃付近まで加熱された水加熱体31の凹溝部38の加熱面41および両対向加熱面42と水飛散防止体33の後面(つまり加熱面41と対向する面33a)とに沿って、その各面33a,41,42の上端側から下端側に向かって踊るように下方へ流動しながらその途中で蒸発して蒸気となる。
そして、その蒸気は、上方へ浮遊(流動)して凹溝部38の蒸気逃し用開口部である上面開口39を通って内部空間2の加熱室17に供給され、その後、仕切板18の連通孔19を通って内部空間2の調理室16に供給される。
こうして、蒸気生成手段5にて生成された蒸気が循環熱風とともに調理室16に供給されるため、調理室16内のトレイ支持体15が上下段にそれぞれ支持している孔開きトレイbに載置されたすべての容器aは熱風だけよりも速く加熱される。さらには、調理室16内に収納されているすべての食材が均一に加熱されるとともにその乾燥が防止される。なお、乾燥してもよい食材の場合は、電磁弁57を閉状態に切り換えて、水供給体32による水の供給を停止する。
なお、蒸気生成手段5の水供給体32から凹溝部38内に供給される水の量は、凹溝部38の加熱面41と両対向加熱面42および水飛散防止体33の後面33aを下方へ流動していく水が下端部へたどり着くまでに蒸発し、凹溝部38の下端部内に水が溜まらない程度の量に設定される。但し、供給された水の一部が、各面33a,41,42に沿って垂れ落ちる途中で蒸発しきれなかった場合には、凹溝部38の水受面43にて受け止められ、蒸発される。
なお、食材をヒータ21で再加熱調理している場合において、調理室16内が設定温度に達したときには、ヒータ21を入り切りして設定温度を維持するが、蒸気生成手段5の水加熱体31は、ヒータ21の加熱を継続しなければ、水を蒸発させるための加熱維持を保つことが困難となるため、水加熱体31を取り付けた1つのU字状ヒータ部25に関しては、蒸気の発生が必要であれば、入り切りすることなく、水加熱体31を継続して加熱するようになっている。
また一方、例えばメンテナンスの際には、メンテナンス作業者(例えばユーザとは異なる者)は、仕切板18を箱状体11から取り外した後、水飛散防止体33を水加熱体31から取り外す。
すると、図4に示すように、水加熱体31の凹溝部38の加熱面41および両対向加熱面42が露出する。そして、メンテナンス作業者は、それら加熱面41および両対向加熱面42に付着したスケール(水垢等)を除去する作業を行う。
そして、上記加熱調理装置1によれば、蒸気生成手段5の水供給体32の噴射ノズル54にて加熱面41、対向加熱面42および水飛散防止体33の後面33aの各上端部に吹き付けられるように供給された水が、その長手状の各面33a,41,42に沿って下方側へ流動しながら各下端部に到着するまでに蒸発して蒸気になり、この蒸気が装置本体3の内部空間2の調理室16に供給される構成であるから、従来の構成に比べて、各面33a,41,42による蒸気の生成効率が良好であり、蒸気生成手段5によって蒸気を効率良く生成することができる。
また、水を加熱して蒸気を生成する各面33a,41,42は、鉛直面(略鉛直面を含む)に沿った平面状に形成されているため、メンテナンスの際等に、各面33a,41,42に付着したスケールを、ヘラ等を用いて容易に除去できる。
さらに、蒸気生成手段5は、水加熱体31の加熱面41と離間対向する水飛散防止体33を有するため、噴射ノズル54から噴射される水の飛散をなくして、ヒータ21にスケールが付着することによる加熱力の低下を防止できる。
また、蒸気生成手段5の水加熱体31は、ヒータ21のU字状ヒータ部25の直線状発熱部22に取り付けられてこの直線状発熱部22にて直接加熱されるため、水加熱体31を効率的に加熱でき、蒸気の生成効率をより一層良好にできる。
なお、加熱調理装置1は、開閉扉12を有するバッチ式の構成には限定されず、例えば食材が搬送手段でトンネル状の装置本体の内部空間に搬送されて収納される連続式の構成でもよい。
また、加熱手段4は、ヒータ21からなるものには限定されず、例えばガスバーナ等の他の加熱装置からなるものでもよい。
さらに、蒸気生成手段5の水加熱体31の加熱面41は、鉛直方向に沿った上下方向長手状のものには限定されず、例えば少なくとも上下方向成分を有する方向に長手状であればよく、例えば鉛直方向に対して傾斜した傾斜方向に長手状のもの等でもよい。
また、水加熱体31の加熱面41は、平面状のものには限定されず、例えばジグザグ状や波状のもの等でもよい。
さらに、例えば蒸気逃し用開口部(例えば複数の孔)が水飛散防止体33に形成された構成や、蒸気逃し用開口部(例えば複数の孔)が防止体止め板部46に形成された構成等でもよい。
また、例えば水飛散防止体33がヒータ21の直線状発熱部22に脱着可能に取り付けられた構成等でもよい。
さらに、噴射ノズル54は、少なくとも加熱面41に水を噴射して供給するものであればよく、例えば加熱面41のみに水を噴射して供給する構成や、加熱面41および両対向加熱面42のみに水を噴射して供給する構成等でもよい。
また、噴射ノズル54から噴射される水は、例えば水加熱体31に供給されるまでに加熱室17内等を経由させて、予め水温を所定温度以上の温度に設定するようにしてもよい。
1 加熱調理装置
2 内部空間
3 装置本体
4 加熱手段
5 蒸気生成手段
16 調理室
17 加熱室
18 仕切板
19 連通孔
21 発熱体であるヒータ
22 直線状発熱部
31 水加熱体
32 水供給体
33 水飛散防止体
38 凹溝部
41 加熱面
54 噴射ノズル

Claims (4)

  1. 食材が収納される内部空間を有する装置本体と、
    前記内部空間に収納された食材を加熱する加熱手段と、
    前記内部空間に供給される蒸気を生成する蒸気生成手段とを備え、
    前記装置本体は、
    前記内部空間を縦に仕切ることによって調理室および加熱室を形成する鉛直板状のもので、前記調理室と前記加熱室とを互いに連通させる複数の連通孔が形成された仕切板を有し、
    前記調理室には食材が収納され、かつ、その調理室よりも狭い前記加熱室には前記加熱手段および前記蒸気生成手段が配設され、
    前記加熱手段は、前記調理室に収納された食材を加熱する上下方向長手状の複数の直線状発熱部を有し、
    前記蒸気生成手段は、
    上下方向長手状の鉛直面状でかつ平面状である加熱面を有し、前記直線状発熱部に取り付けられ、この直線状発熱部にて加熱される上下方向長手状で鉛直板状の水加熱体と、
    少なくとも前記加熱面に水を供給する水供給体とを有し、
    前記水供給体にて前記加熱面に供給された水が前記加熱面に沿って鉛直方向下方へ流動しながら蒸発して蒸気になり、この蒸気は、前記加熱室に供給された後、前記仕切板の前記連通孔を通って前記調理室に供給される
    ことを特徴とする加熱調理装置。
  2. 水加熱体は、上下方向長手状で鉛直板状の水加熱本体板部を有し、
    前記水加熱本体板部には、上下方向長手状の鉛直面状でかつ平面状の加熱面を溝底面に有する凹溝部が形成されている
    ことを特徴とする請求項1記載の加熱調理装置。
  3. 水供給体は、少なくとも加熱面に水を噴射して供給する噴射ノズルを有し、
    蒸気生成手段は、前記加熱面と離間対向する水飛散防止体を有する
    ことを特徴とする請求項1または2記載の加熱調理装置。
  4. 水飛散防止体は、水加熱体に脱着可能に取り付けられている
    ことを特徴とする請求項記載の加熱調理装置。
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