JP6516352B2 - モバイルデバイス用の文字入力方法及び文字入力領域の自動調整方法 - Google Patents

モバイルデバイス用の文字入力方法及び文字入力領域の自動調整方法 Download PDF

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Description

本発明は、モバイルデバイス用の文字入力方法及び文字入力領域の自動調整方法に関する。
タブレット、スマートフォン等のモバイルデバイスの普及が進んでいる。これらのモバイルデバイスにおいて文字などを入力する場合、例えば、フリック入力方式、トグル入力方式のように、片手でデバイスを保持し、もう一方の手を使って片手入力を行うことが多い。しかし、このような片手によるデバイス保持は、(1)不安定である、(2)子供、老人、障害者などは片手で持つことができない、等の問題がある。
従って、本発明の課題は、両手を使ってデバイスを安定的に保持しながら、キー入力が可能な文字入力方法及び文字入力領域の自動調整方法を提供することにある。
前記課題は、本発明による、
[1]タッチスクリーンの左辺領域及び右辺領域に文字入力領域及び変換候補選択領域を表示させ、左右の両端をそれぞれ左手及び右手で保持して使用するモバイルデバイスにおいて、
(1)左辺領域又は右辺領域の一方に、あかさたなはまやらわ行のあ段の各文字に対応する一次入力ボタン群を含む第一ボタン群を表示させる工程、
(2)前記一次入力ボタン群から使用者が選択した一次入力ボタンに応じて、その文字と同じ行に属する各文字に対応する二次入力ボタン群を、選択された前記一次入力ボタンの近傍、あるいは、前記第一ボタン群が表示されている領域とは反対側の領域に表示させる工程、
(3)前記二次入力ボタン群から使用者が選択した二次入力ボタンに応じて、その文字から推定される変換候補又は変換候補群を、所定の領域に表示させる工程、
を含む、前記モバイルデバイス用の文字入力方法、
[2]タッチスクリーンの左辺領域及び右辺領域に文字入力領域及び変換候補選択領域を表示させ、左右の両端をそれぞれ左手及び右手で保持して使用するモバイルデバイスにおいて、
(1)左辺領域又は右辺領域の一方に、あかさたなはまやらわ行のあ段の各文字に対応する一次入力ボタン群を含む第一ボタン群を表示させる工程、
(2)前記一次入力ボタン群から使用者が選択した一次入力ボタンに応じて、その文字と同じ行に属する各文字に対応する二次入力ボタン群を、選択された前記一次入力ボタンの近傍に表示させる工程、
(3)前記二次入力ボタン群から使用者が選択した二次入力ボタンに応じて、その文字から推定される変換候補又は変換候補群を、前記第一ボタン群及び前記二次入力ボタン群が表示される文字入力領域とは反対側の変換候補選択領域に表示させる工程、
を含む、[1]の文字入力方法、
[3]タッチスクリーンの左辺領域及び右辺領域に文字入力領域及び変換候補選択領域を表示させ、左右の両端をそれぞれ左手及び右手で保持して使用するモバイルデバイスにおいて、
(1)左辺領域又は右辺領域の一方に、あかさたなはまやらわ行のあ段の各文字に対応する一次入力ボタン群を含む第一ボタン群を表示させる工程、
(2)前記一次入力ボタン群から使用者が選択した一次入力ボタンに応じて、その文字と同じ行に属する各文字に対応する二次入力ボタン群を、前記第一ボタン群が表示されている領域とは反対側の領域に表示させる工程、
(3)前記二次入力ボタン群から使用者が選択した二次入力ボタンに応じて、その文字から推定される変換候補又は変換候補群を、前記二次入力ボタン群が表示されていた領域に、前記二次入力ボタン群に替えて表示する工程、
を含む、[1]の文字入力方法、
[4]タッチスクリーンの左辺領域及び右辺領域に文字入力領域及び変換候補選択領域を表示させ、左右の両端をそれぞれ左手及び右手で保持して使用するモバイルデバイスにおいて、
(1)左辺領域又は右辺領域の一方に、あかさたなはまやらわ行のあ段の各文字に対応する一次入力ボタン群を含む第一ボタン群を表示させる第一ボタン群表示手段、
(2)前記一次入力ボタン群から使用者が選択した一次入力ボタンに応じて、その文字と同じ行に属する各文字に対応する二次入力ボタン群を、選択された前記一次入力ボタンの近傍、あるいは、前記第一ボタン群が表示されている領域とは反対側の領域に表示させる二次入力ボタン群表示手段、
(3)前記二次入力ボタン群から使用者が選択した二次入力ボタンに応じて、その文字から推定される変換候補又は変換候補群を、所定の領域に表示させる変換候補群表示手段、
を含む、前記モバイルデバイス用の文字入力方式、
[5]タッチスクリーンの左辺領域及び右辺領域に文字入力領域及び変換候補選択領域を表示させ、左右の両端をそれぞれ左手及び右手で保持して使用するモバイルデバイスにおいて、
(1)左辺領域又は右辺領域の一方に、あかさたなはまやらわ行のあ段の各文字に対応する一次入力ボタン群を含む第一ボタン群を表示させる第一ボタン群表示手段、
(2)前記一次入力ボタン群から使用者が選択した一次入力ボタンに応じて、その文字と同じ行に属する各文字に対応する二次入力ボタン群を、選択された前記一次入力ボタンの近傍に表示させる二次入力ボタン群表示手段、
(3)前記二次入力ボタン群から使用者が選択した二次入力ボタンに応じて、その文字から推定される変換候補又は変換候補群を、前記第一ボタン群及び前記二次入力ボタン群が表示される文字入力領域とは反対側の変換候補選択領域に表示させる変換候補群表示手段、
を含む、[4]の文字入力方式。
[6]タッチスクリーンの左辺領域及び右辺領域に文字入力領域及び変換候補選択領域を表示させ、左右の両端をそれぞれ左手及び右手で保持して使用するモバイルデバイスにおいて、
(1)左辺領域又は右辺領域の一方に、あかさたなはまやらわ行のあ段の各文字に対応する一次入力ボタン群を含む第一ボタン群を表示させる第一ボタン群表示手段、
(2)前記一次入力ボタン群から使用者が選択した一次入力ボタンに応じて、その文字と同じ行に属する各文字に対応する二次入力ボタン群を、前記第一ボタン群が表示されている領域とは反対側の領域に表示させる二次入力ボタン群表示手段、
(3)前記二次入力ボタン群から使用者が選択した二次入力ボタンに応じて、その文字から推定される変換候補又は変換候補群を、前記二次入力ボタン群が表示されていた領域に、前記二次入力ボタン群に替えて表示する変換候補群表示手段、
を含む、[4]の文字入力方式。
[7]前記[1]〜[3]のいずれかの文字入力方法の各工程をコンピュータに実行させるためのプログラム、
[8]前記[7]のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体、
[9]タッチスクリーンの左辺領域及び右辺領域に文字入力領域及び変換候補選択領域を表示させ、左右の両端をそれぞれ左手及び右手で保持して使用するモバイルデバイスにおいて、
モバイルデバイスの傾き又は揺れに基づいて、文字入力領域の表示位置、あるいは、文字入力領域における入力ボタンのサイズ又はボタン間隔を変更する、文字入力領域の自動調整方法、
[10]タッチスクリーンの左辺領域及び右辺領域に文字入力領域及び変換候補選択領域を表示させ、左右の両端をそれぞれ左手及び右手で保持して使用するモバイルデバイスにおいて、
モバイルデバイスの保持角度に基づいて、文字入力領域の表示位置を変更する、[9]の自動調整方法、
[11]タッチスクリーンの左辺領域及び右辺領域に文字入力領域及び変換候補選択領域を表示させ、左右の両端をそれぞれ左手及び右手で保持して使用するモバイルデバイスにおいて、
文字入力する際に発生するモバイルデバイスの傾きから重心軸を推定する工程、文字入力領域の理想重心軸を、前記推定重心軸に近づく方向へ移動させることにより、文字入力領域の表示位置を変更する工程を含む、[9]又は[10]の自動調整方法、
[12]タッチスクリーンの左辺領域及び右辺領域に文字入力領域及び変換候補選択領域を表示させ、左右の両端をそれぞれ左手及び右手で保持して使用するモバイルデバイスにおいて、
文字入力する際の使用者の身体的震えに起因するモバイルデバイスの揺れを検知し、入力ボタンのサイズ又はボタン間隔を変更する、[9]〜[11]のいずれかの自動調整方法、
[13]タッチスクリーンの左辺領域及び右辺領域に文字入力領域及び変換候補選択領域を表示させ、左右の両端をそれぞれ左手及び右手で保持して使用するモバイルデバイスにおいて、
文字入力する際に発生するモバイルデバイスの傾きから重心軸を推定する工程、前記推定重心軸から離れた入力ボタンのサイズ又はボタン間隔を変更する工程を含む、[9]〜[12]のいずれかの自動調整方法、
[14]タッチスクリーンの左辺領域及び右辺領域に文字入力領域及び変換候補選択領域を表示させ、左右の両端をそれぞれ左手及び右手で保持して使用するモバイルデバイスであって、
モバイルデバイスの傾き又は揺れに基づいて、文字入力領域の表示位置、あるいは、文字入力領域における入力ボタンのサイズ又はボタン間隔を変更する、文字入力領域の自動調整装置を備えた、前記モバイルデバイス、
[15]タッチスクリーンの左辺領域及び右辺領域に文字入力領域及び変換候補選択領域を表示させ、左右の両端をそれぞれ左手及び右手で保持して使用するモバイルデバイスであって、
モバイルデバイスの保持角度に基づいて、文字入力領域の表示位置を変更する、文字入力領域の自動調整装置を備えた、[14]のモバイルデバイス、
[16]タッチスクリーンの左辺領域及び右辺領域に文字入力領域及び変換候補選択領域を表示させ、左右の両端をそれぞれ左手及び右手で保持して使用するモバイルデバイスであって、
文字入力する際に発生するモバイルデバイスの傾きから重心軸を推定する重心軸推定手段、文字入力領域の理想重心軸を、前記推定重心軸に近づく方向へ移動させることにより、文字入力領域の表示位置を変更する変更手段を含む、文字入力領域の自動調整装置を備えた、[14]又は[15]のモバイルデバイス、
[17]タッチスクリーンの左辺領域及び右辺領域に文字入力領域及び変換候補選択領域を表示させ、左右の両端をそれぞれ左手及び右手で保持して使用するモバイルデバイスであって、
文字入力する際の使用者の身体的震えに起因するモバイルデバイスの揺れを検知し、入力ボタンのサイズ又はボタン間隔を変更する、文字入力領域の自動調整装置を備えた、[14]〜[16]のいずれかのモバイルデバイス、
[18]タッチスクリーンの左辺領域及び右辺領域に文字入力領域及び変換候補選択領域を表示させ、左右の両端をそれぞれ左手及び右手で保持して使用するモバイルデバイスであって、
文字入力する際に発生するモバイルデバイスの傾きから重心軸を推定する重心推定手段、前記推定重心軸から離れた入力ボタンのサイズ又はボタン間隔を変更する変更手段を含む、文字入力領域の自動調整装置を備えた、[14]〜[16]のいずれかのモバイルデバイス、
[19]文字入力方式として、[4]〜[6]のいずれかの文字入力方式の少なくとも1つを備えた、モバイルデバイス、
[20]文字入力方式として、[4]〜[6]のいずれかの文字入力方式の少なくとも1つを更に備えた、[14]〜[18]のいずれかのモバイルデバイス、
により、解決することができる。
本発明方法によれば、両手を使ってデバイスを安定的に保持しながら、キー入力が可能である。
図1は、本発明のフリック型入力方法の実施操作を模式的に示す説明図である。 図2は、本発明の両端表示型入力方法の実施操作を模式的に示す説明図である。 図3は、表示位置に関する本発明の第一の自動調整において、モバイルデバイスを水平に保持した場合の、重心軸の位置、文字入力領域の表示位置を模式的に示す説明図である。 図4は、表示位置に関する本発明の第一の自動調整において、モバイルデバイスを垂直に保持した場合の、重心軸の位置、文字入力領域の表示位置を模式的に示す説明図である。 図5は、表示位置に関する本発明の第二の自動調整において、推定重心軸よりも上方のボタンが押された場合のモバイルデバイスの動きを模式的に示す説明図である。 図6は、表示位置に関する本発明の第二の自動調整において、推定重心軸よりも下方のボタンが押された場合のモバイルデバイスの動きを模式的に示す説明図である。 図7は、入力ボタンに関する本発明の第二の自動調整において、推定重心軸から離れた位置にある入力ボタンのサイズを変更した状態を模式的に示す説明図である。 図8は、入力ボタンに関する本発明の第二の自動調整において、推定重心軸から離れた位置にある入力ボタンのボタン間隔を広げた状態を模式的に示す説明図である。 図9は、入力ボタンに関する本発明の第二の自動調整において、推定重心軸が下方にある場合に、文字入力領域を下方に移動すると共に、推定重心軸から離れた位置にある上方の入力ボタンのボタン間隔を広げた状態を模式的に示す説明図である。
本発明方法(本発明の文字入力方法、及び本発明の文字入力領域の自動調整方法を含む)は、タッチスクリーンを有するモバイルデバイス、例えば、タブレット、スマートフォンに適用することができ、特に、左右の両端をそれぞれ左手及び右手で保持して使用するモバイルデバイスに適用することができる。
本発明の文字入力方法には、フリック型入力方法と、両端表示型入力方法とが含まれる。本発明においては、フリック型入力方法又は両端表示型入力方法のいずれか一方をモバイルデバイスに搭載することもできるし、あるいは、両方を搭載して、いずれか一方を選択して使用することもできる。以下、図面に基づいて、本発明の文字入力方法を説明する。
図1は、フリック型入力方法の実施操作を模式的に説明する説明図である。
図1に示すように、使用者は、モバイルデバイスの左右の両端を、それぞれ、左手及び右手で保持する。この時、親指以外の指でモバイルデバイスを裏側から支えると同時に、親指をタッチスクリーン上に載せるようにして挟み込むことにより、両手の親指をタッチスクリーン上で任意方向に移動させることができる。また、両手の親指により、タッチスクリーン上で任意の操作、例えば、フリック、タップ等を実施することができる。
ここでフリックとは、タッチスクリーン上のボタンに指を触れた状態で、そのまま一方向に所定の距離だけ指をスライドさせる操作を意味する。
また、タップとは、タッチスクリーン上のボタンを軽くたたくこと、すなわち、タッチスクリーンから指が離れた初期状態から、指でボタンに短時間触り、直ぐにタッチスクリーンから指を離す操作を意味する。
本発明のフリック型入力方法では、タッチスクリーンの左辺領域又は右辺領域のいずれか一方に、あかさたなはまやらわ行のあ段の各文字に対応する一次入力ボタン群を含む第一ボタン群を表示させる。本発明のフリック型入力方法では、左辺領域又は右辺領域のいずれか一方が文字入力領域となり、残る一方、すなわち、文字入力領域と反対側の領域が、変換候補選択領域となる。
図1では、左辺領域、すなわち、左辺及びその近傍領域に、あかさたなはまやらわ行のあ段の各文字に対応する一次入力ボタン群として、「あ」、「か」、「さ」、「た」、「な」、「は」、「ま」、「や」、「ら」、「わ」に対応する一次入力ボタンが縦一列に表示されている。
なお、本発明においては、撥音「ん」については、一次入力ボタン群の一つとして表示させることもできるし、あるいは、わ行に属する文字とみなして、一次入力ボタンとして「わ」を選択したときに表示される二次入力ボタンとして表示させることもできる。
使用者が、前記一次入力ボタン群から一つのボタン(図1では「か」)を選択し、親指をそのボタンに触れた状態にしておくと、その選択ボタンの近傍に、選択した文字と同じ行に属する文字(図1では、「か」、「き」、「く」、「け」、「こ」)に対応する二次入力ボタン群が表示される。図1では、五個のボタンを、触れた親指を中心とする半扇型に配置しているが、これ以外にも、例えば、十字型(中央、上下、左右にボタンを配置)、触れた親指を中心とする五角形型(五角形の各頂点にボタンを配置)、縦一列に配置することができる。
使用者が、前記二次入力ボタン群から一つのボタン(例えば、「く」)を選択し、親指をタッチスクリーンに触れたまま、選択した二次入力ボタンまで親指を移動させると、これまでの文字入力領域とは反対側の領域(図1では、右辺領域)に、その文字から推定される変換候補又は変換候補群が表示される。二次入力ボタン群からの第一回目のボタン選択のみでは、変換希望文字の第一文字しか決定されていないため、目的の変換文字が変換候補群に含まれている場合もあるし、含まれていない場合もある。変換候補群が表示された後は、二次入力ボタンから親指を話しても変換候補群は表示されたままとなる。また、二次入力ボタンは、変換候補群が表示された後、あるいは、変換候補を選択後、その表示が消える。
目的の変換文字が変換候補群に含まれている場合には、使用者が、変換候補の一つを選択し、そのボタン上で親指(図1では、右手の親指)をタップすると、変換文字が確定し、所定の位置(例えば、タッチスクリーン上のカーソルで示す位置)に確定文字が表示される。確定文字の表示と同時に、あるいは、表示後、速やかに、変換候補群の表示が消えるため、再び、前記一次入力ボタン群から一つのボタンを選択することができる。
一方、目的の変換文字が変換候補群に含まれていない場合には、再び、前記一次入力ボタン群から一つのボタンを選択することができ、続いて、二次入力ボタン群から一つのボタンを選択することができる。ここで、二次入力ボタン群からの第二回目のボタン選択を行うことにより、先に選択した第一回目のボタン選択と併せて、変換希望文字の第一および第二文字が決定されるため、これらの二文字に基づいて変換候補群が表示される。目的の変換文字が変換候補群に含まれている場合には、前記手順に従って、変換文字を確定することができ、一方、目的の変換文字が変換候補群に含まれていない場合には、再び、前記手順に従って、一次入力ボタン群、二次入力ボタン群の順に、選択を繰り返すことができる。
以上、図1に従って、本発明のフリック型入力方法を説明したが、本発明のフリック型入力方法では、最初に表示する第一ボタン群として、あかさたなはまやらわ行のあ段の各文字に対応する一次入力ボタン群以外のボタン、例えば、数字、文字修飾(例えば、濁音、半濁音、拗音、促音)指示、文字操作(例えば、消去)指示などに対応するボタンを表示することができる。
また、図1では、第一ボタン群を縦一列に表示させているが、本発明のフリック型入力方法では、二列以上に分けて表示させることもできる。
図2は、両端表示型入力方法の実施操作を模式的に説明する説明図である。
本発明の両端表示型入力方法においても、モバイルデバイスの保持方法は、図2に示すように、本発明のフリック型入力方法と変わるものではない。
本発明の両端表示型入力方法では、タッチスクリーンの左辺領域又は右辺領域のいずれか一方に、あかさたなはまやらわ行のあ段の各文字に対応する一次入力ボタン群を含む第一ボタン群を表示させ、残る一方、すなわち、その反対側の領域に二次入力ボタン群を表示させる。
図2では、左辺領域、すなわち、左辺及びその近傍領域に、あかさたなはまやらわ行のあ段の各文字に対応する一次入力ボタン群として、「あ」、「か」、「さ」、「た」、「な」、「は」、「ま」、「や」、「ら」、「わ」に対応する一次入力ボタンが縦一列に表示されている。
使用者が、前記一次入力ボタン群から一つのボタン(図2では「た」)を選択し、親指をそのボタンに触れた状態にしておくと、前記第一ボタン群が表示されている領域とは反対側の領域(図2では、右辺領域)に、選択した文字と同じ行に属する文字(図2では、「た」、「ち」、「つ」、「て」、「と」)に対応する二次入力ボタン群が表示される。図2では、五個のボタンを縦一列に配置しているが、これ以外にも、例えば、半扇型、十字型(中央、上下、左右にボタンを配置)、触れた親指を中心とする五角形型(五角形の各頂点にボタンを配置)に配置することができる。
使用者が、前記二次入力ボタン群から一つのボタン(例えば、「ち」)を選択し、そのボタン上で親指(図2では、右手の親指)をタップすると、これまで表示されていた前記二次入力ボタン群に替えて、選択した文字から推定される変換候補又は変換候補群が表示される。二次入力ボタン群からの第一回目のボタン選択のみでは、変換希望文字の第一文字しか決定されていないため、目的の変換文字が変換候補群に含まれている場合もあるし、含まれていない場合もある。
目的の変換文字が変換候補群に含まれている場合には、使用者が、変換候補の一つを選択し、そのボタン上で親指(図2では、右手の親指)をタップすると、変換文字が確定し、所定の位置(例えば、タッチスクリーン上のカーソルで示す位置)に確定文字が表示される。確定文字の表示と同時に、あるいは、表示後、速やかに、前記変換候補群の表示が消えるため、再び、前記一次入力ボタン群から一つのボタンを選択することができる。
一方、目的の変換文字が変換候補群に含まれていない場合には、変換候補を選択することなく、使用者が、改めて前記一次入力ボタン群から一つのボタンを選択し、親指をそのボタンに触れた状態にしておくと、これまで表示されていた前記変換候補群に替えて、選択した文字と同じ行に属する文字に対応する二次入力ボタン群が表示されるため、再び、前記二次入力ボタン群から一つのボタンを選択することができる。ここで、二次入力ボタン群からの第二回目のボタン選択を行うことにより、先に選択した第一回目のボタン選択と併せて、変換希望文字の第一および第二文字が決定されるため、これらの二文字に基づいて変換候補群が表示される。目的の変換文字が変換候補群に含まれている場合には、前記手順に従って、変換文字を確定することができ、一方、目的の変換文字が変換候補群に含まれていない場合には、再び、前記手順に従って、一次入力ボタン群、二次入力ボタン群の順に、選択を繰り返すことができる。
以上、本発明の文字入力方法について、説明した。続いて、本発明の文字入力領域の自動調整方法について、説明する。
本発明の文字入力領域の自動調整方法には、文字入力領域の表示位置の自動調整(以下、表示位置の自動調整と称する)と、文字入力領域の入力ボタンサイズ又はボタン間隔の自動調整(以下、入力ボタンの自動調整と称する)とが含まれる。本発明においては、表示位置の自動調整方法又は入力ボタンの自動調整方法のいずれか一方をモバイルデバイスに搭載することもできるし、あるいは、両方を搭載することもできる。また、本発明においては、文字入力領域の自動調整方法の少なくともいずれか1つと、文字入力方法の少なくともいずれか1つとを組み合わせてモバイルデバイスに搭載することもできる。
本発明の表示位置の自動調整方法には、モバイルデバイスの平均的な保持角度に基づく、文字入力領域の表示位置の決定(特には、大まかな表示位置の決定)と、文字入力ボタンを押した瞬間に発生するモバイルデバイスの傾き(すなわち、回転移動角度)に基づく、文字入力領域の表示位置の決定(特には、表示位置の微調整)とが含まれる。以下、便宜上、前者を第一の自動調整、後者を第二の自動調整と称するが、本発明の表示位置の自動調整方法においては、これらを併用することもできるし、あるいは、いずれか一方のみを実施することもできる。また、本発明の自動調整方法は、文字入力領域の表示位置を自動調整するものであるが、所望により、変換候補選択領域の表示位置も、同じ原理に基づき、自動調整することができる。また、変換候補選択領域の表示位置のみを自動調整する態様も、本発明に含まれる。
以下、図面に基づいて、本発明の自動調整方法を説明する。
表示位置に関する本発明の第一の自動調整では、モバイルデバイスの平均的な保持角度に基づいて、文字入力領域の表示位置を変更する。
図3に示すように、モバイルデバイスを両手で水平に保持している場合、左右の手の親指以外の四本の指(人差し指、中指、薬指、小指)に均等に力がかかるため、モバイルデバイスの中心付近(すなわち、モバイルデバイスの左辺及び右辺の各々の中点を結ぶ仮想線上;図3にて破線で示す線上)に重心軸が位置する。保持している両手の位置も、モバイルデバイスの中心付近が安定し易い。
一方、図4に示すように、モバイルデバイスを垂直に保持している場合、落下しないように下方から支えるような持ち方になることが多く、この状態では、左右の手の薬指から小指の指の根元付近を結ぶ仮想線上(図4にて破線で示す線上)に重心軸が位置する。
本発明の第一の自動調整では、モバイルデバイスの保持角度を測定可能な傾きセンサをモバイルデバイス内に設けることにより、モバイルデバイスの平均的な保持角度を測定し、文字入力領域の表示位置を決定することができる。前記傾きセンサとしては、例えば、ジャイロセンサ、重力センサ等を使用することができる。
具体的には、モバイルデバイスが水平又はそれに近い状態にあるとき(すなわち、寝かした状態で使用するとき)は、文字入力領域を、図3に示すように、左辺領域及び/又は右辺領域の中央付近に配置する。すなわち、文字入力領域の中央又はその近傍に位置するボタン(図3では、左辺領域に表示されている「た」及び「な」、右辺領域に表示されている「ち」及び「つ」)が、図3にて破線で示す仮想線と、左辺領域及び/又は右辺領域とが交差する領域及びその近傍に位置するように配置する。
一方、モバイルデバイスが垂直又はそれに近い状態にあり、下方から支えるような持ち方になるとき(すなわち、立てた状態で使用するとき)は、文字入力領域を、図4に示すように、左辺領域及び/又は右辺領域の下方に表示する。すなわち、文字入力領域の最も下に表示されるボタン(図4では、左辺領域に表示されている「わ」、右辺領域に表示されている「ほ」)が、タッチスクリーンの下辺と接触するか、あるいは、その近傍に位置するように配置する。
また、モバイルデバイスが図3と図4の間の状態にあるとき(すなわち、斜めに傾けた状態で使用するとき)は、その状態に応じて、文字入力領域を、左辺領域及び/又は右辺領域の中央付近から下方までの所定の位置に配置することができる。
表示位置に関する本発明の第二の自動調整では、文字入力ボタンを押した瞬間に発生するモバイルデバイスの傾き(すなわち、回転移動角度)に基づいて、文字入力領域の表示位置を変更する。
図5及び図6において、左辺領域に表示されている「な」と「は」との間と、右辺領域に表示されている「つ」とを結ぶ点線は、文字入力領域の「理想重心軸」を示し、左辺領域に表示されている「ま」と、右辺領域に表示されている「て」と「と」との間とを結ぶ破線は、モバイルデバイスの推定重心軸を示す。
図5及び図6では、理想重心軸は、文字入力領域全体に対する中心に設定されているが、本発明では、使用者が任意に設定することができる。
図5に示すように、破線で示す推定重心軸より上側に表示されているボタン、例えば、「な」のボタンを押すと、その瞬間にモバイルデバイスは、上部を押す方向に傾く、すなわち、モバイルデバイスの上部が、前記重心軸を回転軸として、背面方向に回転する動きが生じる。一方、図6に示すように、推定重心軸より下側に表示されているボタン、例えば、「ら」のボタンを押すと、その瞬間にモバイルデバイスは、下部を押す方向に傾く、すなわち、モバイルデバイスの下部が、前記重心軸を回転軸として、背面方向に回転する動きが生じる。
本発明の第二の自動調整では、タッチスクリーン上の文字入力ボタンを押した瞬間に発生するモバイルデバイスの傾き(すなわち、回転移動角度)を測定可能な傾きセンサをモバイルデバイス内に設けることにより、前記傾きを測定し、文字入力ボタンの位置とこの実際の傾きとから重心軸を推定する。文字入力領域の理想重心軸が、前記推定重心軸に近づくように、文字入力領域全体を移動させることにより、文字入力領域の表示位置を適切な位置に変更することができる。前記傾きセンサとしては、例えば、ジャイロセンサ、重力センサ等を使用することができる。
本発明の入力ボタンの自動調整方法には、文字入力する際の使用者の身体的震えに基づくボタンサイズ又はボタン間隔の変更と、推定重心軸に基づくボタンサイズ又はボタン間隔の変更とが含まれる。以下、便宜上、前者を第一の自動調整、後者を第二の自動調整と称するが、本発明の入力ボタンの自動調整方法においては、これらを併用することもできるし、あるいは、いずれか一方のみを実施することもできる。また、ボタンサイズとボタン間隔の変更は、いずれか一方のみを行うこともできるし、併用して行うこともできる。
入力ボタンに関する本発明の第一の自動調整では、文字入力する際の使用者の身体的震え(例えば、指、手首、腕)に起因するモバイルデバイスの揺れを検知し、入力ボタンのサイズ又はボタン間隔を変更する。本発明の文字入力領域の自動調整方法では、モバイルデバイスの揺れを測定可能な振動センサをモバイルデバイス内に設けることにより、文字入力する際のモバイルデバイスの揺れを測定し、最適な入力ボタンのサイズ又はボタン間隔を決定することができる。
具体的には、モバイルデバイスの揺れが大きい場合には、身体的震えを抱えている使用者であっても入力しやすいように、入力ボタンを大きいサイズに変更し、及び/又は、入力ボタンの間隔を広げる。一方、モバイルデバイスの揺れが小さい場合には、身体的震えを抱えている可能性が低いため、入力ボタンを小さいサイズに変更し、及び/又は、入力ボタンの間隔を狭くすることにより、文字入力以外の表示領域を広くとることができ、また、入力の際の指の移動距離も抑えることができるため、快適な操作を行うことができる。
本発明の第一の自動調整では、モバイルデバイスの揺れを継続的に、あるいは、定期的に検知することにより、常に、最適な入力ボタンサイズ又はボタン間隔を提供することができる。例えば、長時間の使用により、初期利用時には発生していなかった震えが生じる場合があり、このような場合にも、適宜、ボタンサイズ又はボタン間隔の変更が自動的に行われる。
本発明の第一の自動調整に用いることのできる振動センサとしては、例えば、加速度センサ、ジャイロセンサ(角速度センサ)等を使用することができる。
入力ボタンに関する本発明の第二の自動調整では、文字入力する際に発生するモバイルデバイスの傾きから重心軸を推定し、前記推定重心軸から離れた入力ボタンのサイズ又はボタン間隔を変更する。推定重心軸は、先述したとおり、例えば、ジャイロセンサ、重力センサ等の傾きセンサを用いて決定することができる。推定重心軸から離れた入力ボタンを大きいサイズに変更し、及び/又は、入力ボタンの間隔を広げることにより、推定重心軸から離れて入力が困難なボタンについても、安定な入力が可能である。
例えば、図7に示す態様では、点線で示す推定重心軸が、左辺領域に表示されている「な」と「は」との間と、右辺領域に表示されている「つ」とを結ぶ線上にある。左辺領域では、「な」から上方に向かって、段階的にボタンサイズが大きく表示されており、上端の「あ」が最も大きいボタンサイズとなっている。また、「は」から下方に向かって、同様に、段階的にボタンサイズが大きく表示されており、下端の「わ」が最も大きいボタンサイズとなっている。右辺領域では、「つ」から上方に向かって、また、「つ」から下方に向かって、段階的にボタンサイズが大きく表示されており、上端の「た」及び下端の「と」が最も大きいボタンサイズとなっている。
同じ位置に点線で示す推定重心軸が存在する図8に示す態様では、推定重心軸から上方または下方に離れるボタンほど、ボタン間隔が広がっており、左辺領域では、「あ」と「か」との間、及び、「ら」と「わ」との間が最もボタン間隔が広く、右辺領域では、「た」と「ち」との間、及び、「て」と「と」との間が最もボタン間隔が広い。
図9に示す態様では、破線で示す推定重心軸が下方にあるため、表示位置に関する本発明の第一の自動調整により、文字入力領域が下方に移動しており、更に、入力ボタンに関する本発明の第二の自動調整により、推定重心軸から離れた位置にある上方の入力ボタンのボタン間隔が段階的に広がっているため、より快適な入力が可能である。
本発明方法(本発明の文字入力方法、及び本発明の文字入力領域の自動調整方法を含む)は、タッチスクリーンを有するモバイルデバイス、例えば、タブレット、スマートフォンに適用することができる。

Claims (11)

  1. タッチスクリーンの左辺領域及び右辺領域に文字入力領域及び変換候補選択領域を表示させ、左右の両端をそれぞれ左手及び右手で保持して使用するモバイルデバイスにおいて、
    文字入力する際に発生するモバイルデバイスの傾きから重心軸を推定する工程、文字入力領域の理想重心軸を、前記推定重心軸に近づく方向へ移動させることにより、文字入力領域の表示位置を変更する工程を含む、文字入力領域の自動調整方法。
  2. タッチスクリーンの左辺領域及び右辺領域に文字入力領域及び変換候補選択領域を表示させ、左右の両端をそれぞれ左手及び右手で保持して使用するモバイルデバイスにおいて、
    文字入力する際に発生するモバイルデバイスの傾きから重心軸を推定する工程、前記推定重心軸から離れた入力ボタンのサイズ又はボタン間隔を変更する工程を含む、文字入力領域の自動調整方法。
  3. 更に、文字入力する際に発生するモバイルデバイスの傾きから重心軸を推定する工程、前記推定重心軸から離れた入力ボタンのサイズ又はボタン間隔を変更する工程を含む、請求項に記載の自動調整方法。
  4. 更に、モバイルデバイスの保持角度に基づいて、文字入力領域の表示位置を変更する工程を含む、請求項1〜3のいずれか一項に記載の自動調整方法。
  5. 更に、文字入力する際の使用者の身体的震えに起因するモバイルデバイスの揺れを検知し、入力ボタンのサイズ又はボタン間隔を変更する工程を含む、請求項1〜4のいずれか一項に記載の自動調整方法。
  6. タッチスクリーンの左辺領域及び右辺領域に文字入力領域及び変換候補選択領域を表示させ、左右の両端をそれぞれ左手及び右手で保持して使用するモバイルデバイスであって、
    文字入力する際に発生するモバイルデバイスの傾きから重心軸を推定する重心軸推定手段、文字入力領域の理想重心軸を、前記推定重心軸に近づく方向へ移動させることにより、文字入力領域の表示位置を変更する変更手段を含む、文字入力領域の自動調整装置を備えた、前記モバイルデバイス。
  7. タッチスクリーンの左辺領域及び右辺領域に文字入力領域及び変換候補選択領域を表示させ、左右の両端をそれぞれ左手及び右手で保持して使用するモバイルデバイスであって、
    文字入力する際に発生するモバイルデバイスの傾きから重心軸を推定する重心推定手段、前記推定重心軸から離れた入力ボタンのサイズ又はボタン間隔を変更する変更手段を含む、文字入力領域の自動調整装置を備えた、前記モバイルデバイス。
  8. 更に、文字入力する際に発生するモバイルデバイスの傾きから重心軸を推定する重心推定手段、前記推定重心軸から離れた入力ボタンのサイズ又はボタン間隔を変更する変更手段を含む、文字入力領域の第2の自動調整装置を備えた、請求項に記載のモバイルデバイス。
  9. 更に、モバイルデバイスの保持角度に基づいて、文字入力領域の表示位置を変更する、文字入力領域の第3の自動調整装置を備えた、請求項6〜8のいずれか一項に記載のモバイルデバイス。
  10. 更に、文字入力する際の使用者の身体的震えに起因するモバイルデバイスの揺れを検知し、入力ボタンのサイズ又はボタン間隔を変更する、文字入力領域の第4の自動調整装置を備えた、請求項6〜9のいずれか一項に記載のモバイルデバイス。
  11. 文字入力方式として、下記(A)〜(C)からなる群から選択した文字入力方式の少なくとも1つを更に備えた、請求項6〜10のいずれか一項に記載のモバイルデバイス
    (A)(1)左辺領域又は右辺領域の一方に、あかさたなはまやらわ行のあ段の各文字に対応する一次入力ボタン群を含む第一ボタン群を表示させる第一ボタン群表示手段、
    (2)前記一次入力ボタン群から使用者が選択した一次入力ボタンに応じて、その文字と同じ行に属する各文字に対応する二次入力ボタン群を、選択された前記一次入力ボタンの近傍、あるいは、前記第一ボタン群が表示されている領域とは反対側の領域に表示させる二次入力ボタン群表示手段、
    (3)前記二次入力ボタン群から使用者が選択した二次入力ボタンに応じて、その文字から推定される変換候補又は変換候補群を、所定の領域に表示させる変換候補群表示手段、
    を含む、文字入力方式;
    (B)(1)左辺領域又は右辺領域の一方に、あかさたなはまやらわ行のあ段の各文字に対応する一次入力ボタン群を含む第一ボタン群を表示させる第一ボタン群表示手段、
    (2)前記一次入力ボタン群から使用者が選択した一次入力ボタンに応じて、その文字と同じ行に属する各文字に対応する二次入力ボタン群を、選択された前記一次入力ボタンの近傍に表示させる二次入力ボタン群表示手段、
    (3)前記二次入力ボタン群から使用者が選択した二次入力ボタンに応じて、その文字から推定される変換候補又は変換候補群を、前記第一ボタン群及び前記二次入力ボタン群が表示される文字入力領域とは反対側の変換候補選択領域に表示させる変換候補群表示手段、
    を含む、文字入力方式;
    (C)(1)左辺領域又は右辺領域の一方に、あかさたなはまやらわ行のあ段の各文字に対応する一次入力ボタン群を含む第一ボタン群を表示させる第一ボタン群表示手段、
    (2)前記一次入力ボタン群から使用者が選択した一次入力ボタンに応じて、その文字と同じ行に属する各文字に対応する二次入力ボタン群を、前記第一ボタン群が表示されている領域とは反対側の領域に表示させる二次入力ボタン群表示手段、
    (3)前記二次入力ボタン群から使用者が選択した二次入力ボタンに応じて、その文字から推定される変換候補又は変換候補群を、前記二次入力ボタン群が表示されていた領域に、前記二次入力ボタン群に替えて表示する変換候補群表示手段、
    を含む、文字入力方式
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