JP6516352B2 - モバイルデバイス用の文字入力方法及び文字入力領域の自動調整方法 - Google Patents
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[1]タッチスクリーンの左辺領域及び右辺領域に文字入力領域及び変換候補選択領域を表示させ、左右の両端をそれぞれ左手及び右手で保持して使用するモバイルデバイスにおいて、
(1)左辺領域又は右辺領域の一方に、あかさたなはまやらわ行のあ段の各文字に対応する一次入力ボタン群を含む第一ボタン群を表示させる工程、
(2)前記一次入力ボタン群から使用者が選択した一次入力ボタンに応じて、その文字と同じ行に属する各文字に対応する二次入力ボタン群を、選択された前記一次入力ボタンの近傍、あるいは、前記第一ボタン群が表示されている領域とは反対側の領域に表示させる工程、
(3)前記二次入力ボタン群から使用者が選択した二次入力ボタンに応じて、その文字から推定される変換候補又は変換候補群を、所定の領域に表示させる工程、
を含む、前記モバイルデバイス用の文字入力方法、
[2]タッチスクリーンの左辺領域及び右辺領域に文字入力領域及び変換候補選択領域を表示させ、左右の両端をそれぞれ左手及び右手で保持して使用するモバイルデバイスにおいて、
(1)左辺領域又は右辺領域の一方に、あかさたなはまやらわ行のあ段の各文字に対応する一次入力ボタン群を含む第一ボタン群を表示させる工程、
(2)前記一次入力ボタン群から使用者が選択した一次入力ボタンに応じて、その文字と同じ行に属する各文字に対応する二次入力ボタン群を、選択された前記一次入力ボタンの近傍に表示させる工程、
(3)前記二次入力ボタン群から使用者が選択した二次入力ボタンに応じて、その文字から推定される変換候補又は変換候補群を、前記第一ボタン群及び前記二次入力ボタン群が表示される文字入力領域とは反対側の変換候補選択領域に表示させる工程、
を含む、[1]の文字入力方法、
[3]タッチスクリーンの左辺領域及び右辺領域に文字入力領域及び変換候補選択領域を表示させ、左右の両端をそれぞれ左手及び右手で保持して使用するモバイルデバイスにおいて、
(1)左辺領域又は右辺領域の一方に、あかさたなはまやらわ行のあ段の各文字に対応する一次入力ボタン群を含む第一ボタン群を表示させる工程、
(2)前記一次入力ボタン群から使用者が選択した一次入力ボタンに応じて、その文字と同じ行に属する各文字に対応する二次入力ボタン群を、前記第一ボタン群が表示されている領域とは反対側の領域に表示させる工程、
(3)前記二次入力ボタン群から使用者が選択した二次入力ボタンに応じて、その文字から推定される変換候補又は変換候補群を、前記二次入力ボタン群が表示されていた領域に、前記二次入力ボタン群に替えて表示する工程、
を含む、[1]の文字入力方法、
[4]タッチスクリーンの左辺領域及び右辺領域に文字入力領域及び変換候補選択領域を表示させ、左右の両端をそれぞれ左手及び右手で保持して使用するモバイルデバイスにおいて、
(1)左辺領域又は右辺領域の一方に、あかさたなはまやらわ行のあ段の各文字に対応する一次入力ボタン群を含む第一ボタン群を表示させる第一ボタン群表示手段、
(2)前記一次入力ボタン群から使用者が選択した一次入力ボタンに応じて、その文字と同じ行に属する各文字に対応する二次入力ボタン群を、選択された前記一次入力ボタンの近傍、あるいは、前記第一ボタン群が表示されている領域とは反対側の領域に表示させる二次入力ボタン群表示手段、
(3)前記二次入力ボタン群から使用者が選択した二次入力ボタンに応じて、その文字から推定される変換候補又は変換候補群を、所定の領域に表示させる変換候補群表示手段、
を含む、前記モバイルデバイス用の文字入力方式、
[5]タッチスクリーンの左辺領域及び右辺領域に文字入力領域及び変換候補選択領域を表示させ、左右の両端をそれぞれ左手及び右手で保持して使用するモバイルデバイスにおいて、
(1)左辺領域又は右辺領域の一方に、あかさたなはまやらわ行のあ段の各文字に対応する一次入力ボタン群を含む第一ボタン群を表示させる第一ボタン群表示手段、
(2)前記一次入力ボタン群から使用者が選択した一次入力ボタンに応じて、その文字と同じ行に属する各文字に対応する二次入力ボタン群を、選択された前記一次入力ボタンの近傍に表示させる二次入力ボタン群表示手段、
(3)前記二次入力ボタン群から使用者が選択した二次入力ボタンに応じて、その文字から推定される変換候補又は変換候補群を、前記第一ボタン群及び前記二次入力ボタン群が表示される文字入力領域とは反対側の変換候補選択領域に表示させる変換候補群表示手段、
を含む、[4]の文字入力方式。
[6]タッチスクリーンの左辺領域及び右辺領域に文字入力領域及び変換候補選択領域を表示させ、左右の両端をそれぞれ左手及び右手で保持して使用するモバイルデバイスにおいて、
(1)左辺領域又は右辺領域の一方に、あかさたなはまやらわ行のあ段の各文字に対応する一次入力ボタン群を含む第一ボタン群を表示させる第一ボタン群表示手段、
(2)前記一次入力ボタン群から使用者が選択した一次入力ボタンに応じて、その文字と同じ行に属する各文字に対応する二次入力ボタン群を、前記第一ボタン群が表示されている領域とは反対側の領域に表示させる二次入力ボタン群表示手段、
(3)前記二次入力ボタン群から使用者が選択した二次入力ボタンに応じて、その文字から推定される変換候補又は変換候補群を、前記二次入力ボタン群が表示されていた領域に、前記二次入力ボタン群に替えて表示する変換候補群表示手段、
を含む、[4]の文字入力方式。
[7]前記[1]〜[3]のいずれかの文字入力方法の各工程をコンピュータに実行させるためのプログラム、
[8]前記[7]のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体、
[9]タッチスクリーンの左辺領域及び右辺領域に文字入力領域及び変換候補選択領域を表示させ、左右の両端をそれぞれ左手及び右手で保持して使用するモバイルデバイスにおいて、
モバイルデバイスの傾き又は揺れに基づいて、文字入力領域の表示位置、あるいは、文字入力領域における入力ボタンのサイズ又はボタン間隔を変更する、文字入力領域の自動調整方法、
[10]タッチスクリーンの左辺領域及び右辺領域に文字入力領域及び変換候補選択領域を表示させ、左右の両端をそれぞれ左手及び右手で保持して使用するモバイルデバイスにおいて、
モバイルデバイスの保持角度に基づいて、文字入力領域の表示位置を変更する、[9]の自動調整方法、
[11]タッチスクリーンの左辺領域及び右辺領域に文字入力領域及び変換候補選択領域を表示させ、左右の両端をそれぞれ左手及び右手で保持して使用するモバイルデバイスにおいて、
文字入力する際に発生するモバイルデバイスの傾きから重心軸を推定する工程、文字入力領域の理想重心軸を、前記推定重心軸に近づく方向へ移動させることにより、文字入力領域の表示位置を変更する工程を含む、[9]又は[10]の自動調整方法、
[12]タッチスクリーンの左辺領域及び右辺領域に文字入力領域及び変換候補選択領域を表示させ、左右の両端をそれぞれ左手及び右手で保持して使用するモバイルデバイスにおいて、
文字入力する際の使用者の身体的震えに起因するモバイルデバイスの揺れを検知し、入力ボタンのサイズ又はボタン間隔を変更する、[9]〜[11]のいずれかの自動調整方法、
[13]タッチスクリーンの左辺領域及び右辺領域に文字入力領域及び変換候補選択領域を表示させ、左右の両端をそれぞれ左手及び右手で保持して使用するモバイルデバイスにおいて、
文字入力する際に発生するモバイルデバイスの傾きから重心軸を推定する工程、前記推定重心軸から離れた入力ボタンのサイズ又はボタン間隔を変更する工程を含む、[9]〜[12]のいずれかの自動調整方法、
[14]タッチスクリーンの左辺領域及び右辺領域に文字入力領域及び変換候補選択領域を表示させ、左右の両端をそれぞれ左手及び右手で保持して使用するモバイルデバイスであって、
モバイルデバイスの傾き又は揺れに基づいて、文字入力領域の表示位置、あるいは、文字入力領域における入力ボタンのサイズ又はボタン間隔を変更する、文字入力領域の自動調整装置を備えた、前記モバイルデバイス、
[15]タッチスクリーンの左辺領域及び右辺領域に文字入力領域及び変換候補選択領域を表示させ、左右の両端をそれぞれ左手及び右手で保持して使用するモバイルデバイスであって、
モバイルデバイスの保持角度に基づいて、文字入力領域の表示位置を変更する、文字入力領域の自動調整装置を備えた、[14]のモバイルデバイス、
[16]タッチスクリーンの左辺領域及び右辺領域に文字入力領域及び変換候補選択領域を表示させ、左右の両端をそれぞれ左手及び右手で保持して使用するモバイルデバイスであって、
文字入力する際に発生するモバイルデバイスの傾きから重心軸を推定する重心軸推定手段、文字入力領域の理想重心軸を、前記推定重心軸に近づく方向へ移動させることにより、文字入力領域の表示位置を変更する変更手段を含む、文字入力領域の自動調整装置を備えた、[14]又は[15]のモバイルデバイス、
[17]タッチスクリーンの左辺領域及び右辺領域に文字入力領域及び変換候補選択領域を表示させ、左右の両端をそれぞれ左手及び右手で保持して使用するモバイルデバイスであって、
文字入力する際の使用者の身体的震えに起因するモバイルデバイスの揺れを検知し、入力ボタンのサイズ又はボタン間隔を変更する、文字入力領域の自動調整装置を備えた、[14]〜[16]のいずれかのモバイルデバイス、
[18]タッチスクリーンの左辺領域及び右辺領域に文字入力領域及び変換候補選択領域を表示させ、左右の両端をそれぞれ左手及び右手で保持して使用するモバイルデバイスであって、
文字入力する際に発生するモバイルデバイスの傾きから重心軸を推定する重心推定手段、前記推定重心軸から離れた入力ボタンのサイズ又はボタン間隔を変更する変更手段を含む、文字入力領域の自動調整装置を備えた、[14]〜[16]のいずれかのモバイルデバイス、
[19]文字入力方式として、[4]〜[6]のいずれかの文字入力方式の少なくとも1つを備えた、モバイルデバイス、
[20]文字入力方式として、[4]〜[6]のいずれかの文字入力方式の少なくとも1つを更に備えた、[14]〜[18]のいずれかのモバイルデバイス、
により、解決することができる。
本発明の文字入力方法には、フリック型入力方法と、両端表示型入力方法とが含まれる。本発明においては、フリック型入力方法又は両端表示型入力方法のいずれか一方をモバイルデバイスに搭載することもできるし、あるいは、両方を搭載して、いずれか一方を選択して使用することもできる。以下、図面に基づいて、本発明の文字入力方法を説明する。
図1に示すように、使用者は、モバイルデバイスの左右の両端を、それぞれ、左手及び右手で保持する。この時、親指以外の指でモバイルデバイスを裏側から支えると同時に、親指をタッチスクリーン上に載せるようにして挟み込むことにより、両手の親指をタッチスクリーン上で任意方向に移動させることができる。また、両手の親指により、タッチスクリーン上で任意の操作、例えば、フリック、タップ等を実施することができる。
また、タップとは、タッチスクリーン上のボタンを軽くたたくこと、すなわち、タッチスクリーンから指が離れた初期状態から、指でボタンに短時間触り、直ぐにタッチスクリーンから指を離す操作を意味する。
図1では、左辺領域、すなわち、左辺及びその近傍領域に、あかさたなはまやらわ行のあ段の各文字に対応する一次入力ボタン群として、「あ」、「か」、「さ」、「た」、「な」、「は」、「ま」、「や」、「ら」、「わ」に対応する一次入力ボタンが縦一列に表示されている。
一方、目的の変換文字が変換候補群に含まれていない場合には、再び、前記一次入力ボタン群から一つのボタンを選択することができ、続いて、二次入力ボタン群から一つのボタンを選択することができる。ここで、二次入力ボタン群からの第二回目のボタン選択を行うことにより、先に選択した第一回目のボタン選択と併せて、変換希望文字の第一および第二文字が決定されるため、これらの二文字に基づいて変換候補群が表示される。目的の変換文字が変換候補群に含まれている場合には、前記手順に従って、変換文字を確定することができ、一方、目的の変換文字が変換候補群に含まれていない場合には、再び、前記手順に従って、一次入力ボタン群、二次入力ボタン群の順に、選択を繰り返すことができる。
また、図1では、第一ボタン群を縦一列に表示させているが、本発明のフリック型入力方法では、二列以上に分けて表示させることもできる。
本発明の両端表示型入力方法においても、モバイルデバイスの保持方法は、図2に示すように、本発明のフリック型入力方法と変わるものではない。
図2では、左辺領域、すなわち、左辺及びその近傍領域に、あかさたなはまやらわ行のあ段の各文字に対応する一次入力ボタン群として、「あ」、「か」、「さ」、「た」、「な」、「は」、「ま」、「や」、「ら」、「わ」に対応する一次入力ボタンが縦一列に表示されている。
一方、目的の変換文字が変換候補群に含まれていない場合には、変換候補を選択することなく、使用者が、改めて前記一次入力ボタン群から一つのボタンを選択し、親指をそのボタンに触れた状態にしておくと、これまで表示されていた前記変換候補群に替えて、選択した文字と同じ行に属する文字に対応する二次入力ボタン群が表示されるため、再び、前記二次入力ボタン群から一つのボタンを選択することができる。ここで、二次入力ボタン群からの第二回目のボタン選択を行うことにより、先に選択した第一回目のボタン選択と併せて、変換希望文字の第一および第二文字が決定されるため、これらの二文字に基づいて変換候補群が表示される。目的の変換文字が変換候補群に含まれている場合には、前記手順に従って、変換文字を確定することができ、一方、目的の変換文字が変換候補群に含まれていない場合には、再び、前記手順に従って、一次入力ボタン群、二次入力ボタン群の順に、選択を繰り返すことができる。
本発明の文字入力領域の自動調整方法には、文字入力領域の表示位置の自動調整(以下、表示位置の自動調整と称する)と、文字入力領域の入力ボタンサイズ又はボタン間隔の自動調整(以下、入力ボタンの自動調整と称する)とが含まれる。本発明においては、表示位置の自動調整方法又は入力ボタンの自動調整方法のいずれか一方をモバイルデバイスに搭載することもできるし、あるいは、両方を搭載することもできる。また、本発明においては、文字入力領域の自動調整方法の少なくともいずれか1つと、文字入力方法の少なくともいずれか1つとを組み合わせてモバイルデバイスに搭載することもできる。
以下、図面に基づいて、本発明の自動調整方法を説明する。
図3に示すように、モバイルデバイスを両手で水平に保持している場合、左右の手の親指以外の四本の指(人差し指、中指、薬指、小指)に均等に力がかかるため、モバイルデバイスの中心付近(すなわち、モバイルデバイスの左辺及び右辺の各々の中点を結ぶ仮想線上;図3にて破線で示す線上)に重心軸が位置する。保持している両手の位置も、モバイルデバイスの中心付近が安定し易い。
一方、図4に示すように、モバイルデバイスを垂直に保持している場合、落下しないように下方から支えるような持ち方になることが多く、この状態では、左右の手の薬指から小指の指の根元付近を結ぶ仮想線上(図4にて破線で示す線上)に重心軸が位置する。
また、モバイルデバイスが図3と図4の間の状態にあるとき(すなわち、斜めに傾けた状態で使用するとき)は、その状態に応じて、文字入力領域を、左辺領域及び/又は右辺領域の中央付近から下方までの所定の位置に配置することができる。
図5及び図6において、左辺領域に表示されている「な」と「は」との間と、右辺領域に表示されている「つ」とを結ぶ点線は、文字入力領域の「理想重心軸」を示し、左辺領域に表示されている「ま」と、右辺領域に表示されている「て」と「と」との間とを結ぶ破線は、モバイルデバイスの推定重心軸を示す。
図5及び図6では、理想重心軸は、文字入力領域全体に対する中心に設定されているが、本発明では、使用者が任意に設定することができる。
本発明の第一の自動調整に用いることのできる振動センサとしては、例えば、加速度センサ、ジャイロセンサ(角速度センサ)等を使用することができる。
Claims (11)
- タッチスクリーンの左辺領域及び右辺領域に文字入力領域及び変換候補選択領域を表示させ、左右の両端をそれぞれ左手及び右手で保持して使用するモバイルデバイスにおいて、
文字入力する際に発生するモバイルデバイスの傾きから重心軸を推定する工程、文字入力領域の理想重心軸を、前記推定重心軸に近づく方向へ移動させることにより、文字入力領域の表示位置を変更する工程を含む、文字入力領域の自動調整方法。 - タッチスクリーンの左辺領域及び右辺領域に文字入力領域及び変換候補選択領域を表示させ、左右の両端をそれぞれ左手及び右手で保持して使用するモバイルデバイスにおいて、
文字入力する際に発生するモバイルデバイスの傾きから重心軸を推定する工程、前記推定重心軸から離れた入力ボタンのサイズ又はボタン間隔を変更する工程を含む、文字入力領域の自動調整方法。 - 更に、文字入力する際に発生するモバイルデバイスの傾きから重心軸を推定する工程、前記推定重心軸から離れた入力ボタンのサイズ又はボタン間隔を変更する工程を含む、請求項1に記載の自動調整方法。
- 更に、モバイルデバイスの保持角度に基づいて、文字入力領域の表示位置を変更する工程を含む、請求項1〜3のいずれか一項に記載の自動調整方法。
- 更に、文字入力する際の使用者の身体的震えに起因するモバイルデバイスの揺れを検知し、入力ボタンのサイズ又はボタン間隔を変更する工程を含む、請求項1〜4のいずれか一項に記載の自動調整方法。
- タッチスクリーンの左辺領域及び右辺領域に文字入力領域及び変換候補選択領域を表示させ、左右の両端をそれぞれ左手及び右手で保持して使用するモバイルデバイスであって、
文字入力する際に発生するモバイルデバイスの傾きから重心軸を推定する重心軸推定手段、文字入力領域の理想重心軸を、前記推定重心軸に近づく方向へ移動させることにより、文字入力領域の表示位置を変更する変更手段を含む、文字入力領域の自動調整装置を備えた、前記モバイルデバイス。 - タッチスクリーンの左辺領域及び右辺領域に文字入力領域及び変換候補選択領域を表示させ、左右の両端をそれぞれ左手及び右手で保持して使用するモバイルデバイスであって、
文字入力する際に発生するモバイルデバイスの傾きから重心軸を推定する重心推定手段、前記推定重心軸から離れた入力ボタンのサイズ又はボタン間隔を変更する変更手段を含む、文字入力領域の自動調整装置を備えた、前記モバイルデバイス。 - 更に、文字入力する際に発生するモバイルデバイスの傾きから重心軸を推定する重心推定手段、前記推定重心軸から離れた入力ボタンのサイズ又はボタン間隔を変更する変更手段を含む、文字入力領域の第2の自動調整装置を備えた、請求項6に記載のモバイルデバイス。
- 更に、モバイルデバイスの保持角度に基づいて、文字入力領域の表示位置を変更する、文字入力領域の第3の自動調整装置を備えた、請求項6〜8のいずれか一項に記載のモバイルデバイス。
- 更に、文字入力する際の使用者の身体的震えに起因するモバイルデバイスの揺れを検知し、入力ボタンのサイズ又はボタン間隔を変更する、文字入力領域の第4の自動調整装置を備えた、請求項6〜9のいずれか一項に記載のモバイルデバイス。
- 文字入力方式として、下記(A)〜(C)からなる群から選択した文字入力方式の少なくとも1つを更に備えた、請求項6〜10のいずれか一項に記載のモバイルデバイス:
(A)(1)左辺領域又は右辺領域の一方に、あかさたなはまやらわ行のあ段の各文字に対応する一次入力ボタン群を含む第一ボタン群を表示させる第一ボタン群表示手段、
(2)前記一次入力ボタン群から使用者が選択した一次入力ボタンに応じて、その文字と同じ行に属する各文字に対応する二次入力ボタン群を、選択された前記一次入力ボタンの近傍、あるいは、前記第一ボタン群が表示されている領域とは反対側の領域に表示させる二次入力ボタン群表示手段、
(3)前記二次入力ボタン群から使用者が選択した二次入力ボタンに応じて、その文字から推定される変換候補又は変換候補群を、所定の領域に表示させる変換候補群表示手段、
を含む、文字入力方式;
(B)(1)左辺領域又は右辺領域の一方に、あかさたなはまやらわ行のあ段の各文字に対応する一次入力ボタン群を含む第一ボタン群を表示させる第一ボタン群表示手段、
(2)前記一次入力ボタン群から使用者が選択した一次入力ボタンに応じて、その文字と同じ行に属する各文字に対応する二次入力ボタン群を、選択された前記一次入力ボタンの近傍に表示させる二次入力ボタン群表示手段、
(3)前記二次入力ボタン群から使用者が選択した二次入力ボタンに応じて、その文字から推定される変換候補又は変換候補群を、前記第一ボタン群及び前記二次入力ボタン群が表示される文字入力領域とは反対側の変換候補選択領域に表示させる変換候補群表示手段、
を含む、文字入力方式;
(C)(1)左辺領域又は右辺領域の一方に、あかさたなはまやらわ行のあ段の各文字に対応する一次入力ボタン群を含む第一ボタン群を表示させる第一ボタン群表示手段、
(2)前記一次入力ボタン群から使用者が選択した一次入力ボタンに応じて、その文字と同じ行に属する各文字に対応する二次入力ボタン群を、前記第一ボタン群が表示されている領域とは反対側の領域に表示させる二次入力ボタン群表示手段、
(3)前記二次入力ボタン群から使用者が選択した二次入力ボタンに応じて、その文字から推定される変換候補又は変換候補群を、前記二次入力ボタン群が表示されていた領域に、前記二次入力ボタン群に替えて表示する変換候補群表示手段、
を含む、文字入力方式。
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