JP6514525B2 - 金属容器用溶剤系熱硬化型上塗りニス - Google Patents

金属容器用溶剤系熱硬化型上塗りニス Download PDF

Info

Publication number
JP6514525B2
JP6514525B2 JP2015040162A JP2015040162A JP6514525B2 JP 6514525 B2 JP6514525 B2 JP 6514525B2 JP 2015040162 A JP2015040162 A JP 2015040162A JP 2015040162 A JP2015040162 A JP 2015040162A JP 6514525 B2 JP6514525 B2 JP 6514525B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
varnish
resin
coating
metal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015040162A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016160345A (ja
Inventor
清隆 鑓水
清隆 鑓水
昭 中原
昭 中原
高橋 雅人
雅人 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
DIC Graphics Corp
Original Assignee
DIC Graphics Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by DIC Graphics Corp filed Critical DIC Graphics Corp
Priority to JP2015040162A priority Critical patent/JP6514525B2/ja
Publication of JP2016160345A publication Critical patent/JP2016160345A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6514525B2 publication Critical patent/JP6514525B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Laminated Bodies (AREA)
  • Paints Or Removers (AREA)

Description

本発明は、飲料缶などの金属容器最外層に塗布される熱硬化型溶剤系塗料及びそれを用いた積層体に関する。
飲料缶などの金属容器に塗布される塗装剤は下地の表面保護(錆止め等)・光沢保持や滑り性付与(生産性等)のために塗工される。ポリエチレンテレフタレートフィルムを貼り付けて構成するラミネート缶も同様の理由から最外層にはOPニスが塗布される。
これらのニスは近年、意匠効果として樹脂ビーズなどを処方して凹凸塗膜を形成する手法(特許文献1)や下塗り塗料に発泡性マイクロカプセルを用いて発泡させ滑り止め効果を発現させる技術(特許文献2)が活用されている。しかし、金属缶などに滑り止め効果を付与させた場合、生産時に多量の金属缶が接触しながら高速で搬送される内容物充填工程において、一定の滑り性が無いとスムーズな搬送ができず、生産トラブルの原因となるが、これまでに上述した課題を解決できる具体的な内容の発案はされていない。
特開2005−112377 特開2003−155036
本発明の課題は、金属容器用ニスとして一定粒子径のフィラーを一定の比率で添加することで塗膜表面に凹凸形状を形成させ、人が手で持った際には滑り止め効果を発現させる一方で、缶生産時の高速搬送工程においてもスムーズな搬送を可能とする金属容器用溶剤系熱硬化型上塗りニスを提供することにある。
一般的に金属缶を人が手で持った際の滑り止め効果は動摩擦係数値が高いほど有利で、生産時のスムーズな搬送性は動摩擦係数値が低いほど有利となり、相反する性能と思われがちである。しかし、人が金属缶を手に持つ動作における指と金属缶塗膜表面が接触してズレが生じる際(滑りを感じる際)の速度と金属缶の生産における高速搬送時に缶同士が接触する速度は大きく異なることから、接触速度の変化における動摩擦係数値を制御することでこれらの性能を両立することが可能である。
本発明者らは、特定の樹脂と、特定の粒子径を有する樹脂ビーズを適量組み合わせ採用することで、動摩擦係数値を低速で測定した際には低い値の範囲であり、高速で測定した際の動摩擦係数の上昇率が一定レベルに制御できることを見出し、本発明に至った。
すなわち本発明は、平均粒子径が6〜110μmであるウレタン樹脂ビーズを含有した熱硬化型上塗りニスであって、加熱後の硬化塗膜表面の動摩擦係数値が測定速度を2mm/sにした際に0.2〜1.0の範囲にあり、測定速度を2mm/sから40mm/sに増加させた場合の動摩擦係数の上昇率が20%以下であることを特徴とする金属容器用溶剤系熱硬化型上塗りニスを提供する。
本発明は更に、バインダー樹脂として、ポリエステル樹脂、アクリル樹脂、エポキシ樹脂、ビニル樹脂からなる群から選ばれる少なくとも何れか1つの熱硬化型樹脂と、塗料全量の1〜20重量%である前記微粉末を含有する金属容器用溶剤系熱硬化型上塗りニスに関する。
本発明は、金属容器用溶剤系熱硬化型上塗りニスを、金属基材に形成された地塗り層又はオフセット印刷層の上部に、被膜させた金属−有機皮膜積層体に関する。
本発明は、更にバインダー樹脂として、ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、ビニル樹脂からなる群から選ばれる少なくとも何れか1つの熱硬化型樹脂と、前記粉末微粒子を含有するラミネート容器フィルム用オーバープリントニス組成物であって、粉末微粒子の含有量がニス組成物全量の0.5〜10重量%であることを特徴とするラミネート容器フィルム用オーバープリントニスに関する。
本発明は、フィルムラミネート金属容器用オーバープリントニスをフィルムの少なくとも片側に塗布されて形成されたプラスティックフィルム積層体をも提供する。
金属容器用ニス及びフィルムラミネート金属缶容器用オーバープリントニスとして滑り止め効果を発現させる目的で一定粒子径のフィラーを用いて凹凸形状を形成しても、高速搬送性を妨げることのない金属容器用溶剤系熱硬化型上塗りニスを提供することができる。
本発明の金属容器用溶剤系熱硬化型上塗りニスは、平均粒子径が6〜110μmであるウレタン樹脂ビーズを含有した熱硬化型上塗りニスであって、測定速度を2mm/sにした際に0.2〜1.0の範囲にあり、加熱後の硬化塗膜表面の動摩擦係数値が0.2〜1.0、測定速度を2mm/sから40mm/sに増加させた場合の動摩擦係数の上昇率が20%以下であることを必須とする。
本発明に使用するウレタン樹脂ビーズは平均粒子径が6〜110μmの範囲が好ましく、より好ましくは30〜80μmの範囲である。平均粒子径が6μmを下回ると、塗膜の表面凹凸が小さくなり、接触した際の滑り止め効果が低くなる。また、平均粒子径が110μmを超える場合、表面凹凸が大き過ぎるために動摩擦係数値の上昇率が高くなることから、高速生産時の搬送性に支障をきたす場合がある。
また、ウレタン樹脂ビーズのガラス転移点は−80〜−10℃の範囲であることが好ましく、より好ましくは−60〜−30℃の範囲である。ガラス転移点が−80℃を下回る場合は金属板を高温で焼付けする際にウィケットマークが発生する可能性が高くなり、−30℃よりも高い場合には塗膜表面のソフトな触感が損なわれ、滑り止め効果が低くなる傾向がある。
また、ウレタン樹脂ビーズの添加量は塗料全量の1〜20重量%であることが好ましく、より好ましくは7〜13重量%の範囲である。添加量が塗料全量の1重量%に満たない場合、塗膜表面に存在する樹脂ビーズの量も少なくなる理由から表面凹凸が小さくなり、接触した際の滑り止め効果が低くなる。塗料全量の20重量%より多い場合にも塗膜表面に存在する樹脂ビーズの量が過剰である為に、塗膜と樹脂ビーズの隙間を埋めてしまう理由により、表面凹凸が無くなり、同様に効果が低くなる。
本発明に使用する金属容器用溶剤系熱硬化型上塗りニスの樹脂としては、ポリエステル樹脂、アクリル樹脂、エポキシ樹脂、ビニル樹脂から選ばれる少なくとも何れか1つの樹脂でよく、これら以外の樹脂を使用した場合には樹脂ビーズが塗膜表面に浮上・配向せず、表面凹凸を形成しない場合がある。
本発明に使用する金属容器用溶剤系熱硬化型上塗りニスは金属基材に形成された地塗り層として、又はオフセット印刷層の上部に被膜させた金属−有機皮膜積層体としても両形態ともに効果を発現する。
また、これをラミネート容器用フィルムのオーバープリントニスとして使用する場合の樹脂としては、ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、ビニル樹脂から選ばれる少なくとも何れか1つの樹脂でよく、これら以外の樹脂を使用した場合には上述した理由と同様に表面凹凸が形成されない場合がある。ラミネート容器用フィルムのオーバープリントニスはフィルムが劣化することから加熱温度に制限があり、使用可能な樹脂の種類にも制限がある。
本発明に使用できる希釈溶剤としては、特に制限はないが、たとえばトルエン、キシレン、ソルベッソ#100、ソルベッソ#150等の芳香族炭化水素系、ヘキサン、ヘプタン、オクタン、デカン等の脂肪族炭化水素系、酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸イソプロピル、酢酸ブチル、酢酸アミル、ギ酸エチル、プロピオン酸ブチル等のエステル系の各種有機溶剤が挙げられる。また水混和性有機溶剤としてメタノール、エタノール、プロパノール、ブタノール等のアルコール系、アセトン、メチルエチルケトン、シクロハキサノン等のケトン系、エチレングリコール(モノ,ジ)メチルエーテル、エチレングリコール(モノ,ジ)エチルエーテル、エチレングリコールモノプロピルエーテル、エチレングリコールモノイソプロピルエーテル、モノブチルエーテル、ジエチレングリコール(モノ,ジ)メチルエーテル、ジエチレングリコール(モノ,ジ)エチルエーテル、ジエチレングリコールモノイソプロピルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、トリエチレングリコール(モノ,ジ)メチルエーテル、プロピレングリコール(モノ,ジ)メチルエーテル、プロピレングリコールモノプロピルエーテル、プロピレングリコールモノブチルエーテル、ジプロピレングリコール(モノ,ジ)メチルエーテル等のグリコールエーテル系の各種有機溶剤が挙げられる。これらのうち通常はメチルエチルケトン、酢酸エチルや、これらの混合物を使用するのが好ましい。
本発明の金属容器用溶剤系熱硬化型上塗りニスには、適宜必要に応じ滑剤、消泡剤、レベリング剤、顔料等を添加することが可能である。また、硬化補助剤として、尿素樹脂、メラミン樹脂、ベンゾグアナミン樹脂、イソシアネート樹脂、フェノール樹脂等の他の硬化剤を併用しても良く、これらは塗料の焼付け条件やフィルム塗工の場合は、その乾燥条件、ラミネート条件により適切なものを併用することが可能である。
本発明の金属容器用溶剤系熱硬化型上塗りニスは、エアースプレー、エアレススプレーまたは静電スプレーの如き、各種のスプレー塗装、浸漬塗装、ロールコーター塗装、グラビアコーターならびに電着塗装等公知の手段により、鋼板、アルミニウム板等の金属基材やPETペットフィルム等に塗装することが出来る。塗布量は、乾燥塗膜厚では、0.1〜20μm程度が好ましい。本組成物の塗布量としては、金属基材にダイレクトで塗工される塗料の場合、固形分で1〜15g/m、好ましくは、5〜10g/mの塗工条件で使用され、フィルム用のオーバープリントニスとして使用する場合には0.5〜5g/m、好ましくは、1〜3g/mの塗工条件で使用される。
塗布量が上記範囲よりも少なくなった際には連続均一塗布性に難点が生じ易く、物性と意匠性の発現がやや困難である。一方、塗布量が上記範囲よりも多くなった際には塗布後における溶剤離脱性が低下し、作業性が著しく低下する上に残留溶剤の問題が生じ易くなることにより金属塗工板のスタック時やフィルム巻き取り時のブロッキング性が著しく低下する場合がある。
また、本発明の金属容器用溶剤系熱硬化型上塗りニスは、100〜280℃、1秒〜30分間なる範囲内で焼付けされることが好ましい。またPET、PP等のフィルム基材に塗装される場合には、80〜180℃、1〜30秒の範囲で乾燥し、その後、金属板に150〜300℃での範囲内の温度でラミネートされれば、上塗りニスとして優れた性能を発揮することができる。
金属鋼鈑にダイレクトに塗工する場合及びフィルムに塗工してラミネートする場合に共通し、使用する鋼板としては、シート状又はコイル状の鋼板、鋼箔、鉄箔、該鋼板に表面処理を施したものが挙げられる。鋼板以外にもアルミ板を用いることもできる。特に、上層がクロム水和酸化物、下層が金属クロムの二層構造をもつ電解クロム酸処理鋼板、極薄スズめっき、ニッケルめっき鋼板、亜鉛めっき鋼板、クロム水和酸化物被覆鋼板或いはリン酸塩処理クロム酸塩処理した鋼板等が挙げられる。
フィルムを使用する場合、プラスチックフィルムとしては特に限定するものでは無いが、ペットフィルム、ポリエチレン系フィルム、ポリプロピレンフィルム、ポリ塩化ビニル系フィルム並びにアクリルフィルムに対して用いることができる。
以下、本発明を実施例にて具体的に説明する。例中「部」及び「%」は、「重量部」、「重量%」を各々表わす。
表1及び表2に示した割合(表中の数字は固形分重量比率を示す)で下記の原料を配合、分散攪拌機にて回転数:3000rpm、時間:3分間攪拌し、実施例1〜11、比較例1〜7のニスサンプルを作製した。

(A)ポリエステル樹脂 :東洋紡績社製バイロン
(B)アクリル樹脂 :DIC株式会社製アクリディック
(C)エポキシ樹脂 :DIC株式会社製エピクロン
(D)ビニル樹脂 :信越化学社製ソルバイン
(E)ブチラール樹脂 :積水化学社製エスレック
(F)ベンゾグアナミン樹脂:DIC株式会社製スーパーベッカミン
(G)樹脂ビーズ :根上工業社製アートパール
(H)ワックス :クラリアント社製セリダスト
(I)溶剤 :キシレン/ブチルセロソルブ=1/1(重量比)
〔試験パネルの作製〕
(1)金属鋼鈑用塗料
実施例1〜6、及び比較例1〜5に示す混合比率の塗料を金属板(ブリキ板)に乾燥
塗膜量が7g/mになるようにバーコーターにて塗布し、190℃/10分で焼付け
した後、評価した。
(2)ラミネート容器用フィルムのオーバープリントニス
実施例7〜11、及び比較例6〜7に示す混合比率のニスをペットフィルムに乾燥
塗膜量が2g/mになるようにバーコーターにて塗布し、120℃/5秒間乾燥さ
せ、裏面にフィルムラミネート缶用接着剤を乾燥塗膜量が5g/mになるようにバー
コーターにて塗布し、120℃/5秒間乾燥させ、塗工フィルムを得た。
このフィルムを金属板(ブリキ板)に190℃−100m/minでラミネートした
後、220℃/2分で焼付けし、評価した。
〔測定試験方法〕
(動摩擦係数値の測定)
動摩擦係数値はASTMD1894−90(同一材料または他の材料の上を滑らせた時のプラスチックフィルムおよびシートの摩擦係数を測定するための試験条件)に準拠し、英弘精機株式会社製のTA.XT.Plusを用い測定した。
接触面は63.5mm×63.5mm、荷重は200g、表面素材にはA.フェルト地(装置標準)とB.ゴム手袋の2種を使用し、引っ張り速度は2mm/s及び40mm/sの2点で行った。
動摩擦係数上昇率の算出方法は、100×(40mm/s測定時の値−2mm/s測定時の値)/2mm/時の動摩擦係数とした。
〔評価試験方法〕
(評価項目1:手触り(滑り止め感))
滑り止め感の評価としては、上記で作成した金属板をコーヒー缶状の容器の側面に巻き付けたサンプルと、市販の缶を20名の被験者が手、指で触り、市販の缶と比較した際にどのように感じるか、次の5段階の評点についてアンケート形式で回答してもらい、集計した値の平均値を採用した。尚、評点の4以上が滑り止め効果有りとした。

5:市販缶と比較して非常に滑り難い
4:市販缶と比較して滑り難い
3:市販缶と比較して変わらない
2:市販缶と比較して滑り易い
1:市販缶と比較して非常に滑り易い
(評価項目2:高速搬送性)
高速搬送性の評価としては、上記で作成した金属板をコーヒー缶状の容器の側面に巻き付け、サンプル同士を接触させた状態で高速でズラした際の面の動摩擦係数値を測定した。この際の引っ張り速度(測定速度)は40mm/sとし、低い動摩擦係数値を示すほど有利であり、以下の評点で判定した。尚、評点の○以上が高速搬送性に問題ないものと判断した。

◎:動摩擦係数値が0.10以下
○:動摩擦係数値が0.11〜0.15
△:動摩擦係数値が0.15〜0.20
×:動摩擦係数値が0.21以上
評価結果及びサンプルの混合比を表1〜表3に示す。
表1は、金属鋼鈑用塗料として作成したパネルの実施例について示す。
表2は、ラミネートフィルム用オーバープリントニスとして作成したパネルの実施例を示す。
表3は、金属鋼鈑用塗料、ラミネートフィルム用オーバープリントニス各々の比較例を示す。
尚、表中の数値は固形分重量比率を示す。
また、各ウレタン樹脂ビーズの平均粒子径は、日立製最所製操作型電子顕微鏡S−3400Nを用いて測定した。
Figure 0006514525
Figure 0006514525
Figure 0006514525
実施例では、手触りによる滑り止め効果と、内容物充填時の高速搬送性を共に保持できる事を示す。比較例では、手触りによる滑り止め効果、内容物充填時の高速搬送性のいずれかが満足できるものではない結果となった。
本発明の金属容器用ニスは人が手に持った際に高い滑り止め効果を発現することで、果汁や炭酸飲料などといった各種清涼飲料缶、ビール、チューハイなどといったアルコール飲料缶及びコーヒーやお茶などといった加温使用される缶などの広範な用途に幅広く展開され得る。

Claims (2)

  1. バインダー樹脂として、ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、ビニル樹脂からなる群から選ばれる少なくとも何れか1つの熱硬化型樹脂と、平均粒子径が23〜110μmであるウレタン樹脂ビーズを含有するラミネート容器フィルム用オーバープリントニスであって、前記ニスをフィルム基材に塗工し、加熱後の硬化塗膜表面に対しフェルト地又はゴム手袋を対象摩擦面として測定した際の動摩擦係数値が測定速度を2mm/sにした際に0.2〜1.0の範囲にあり、測定速度を2mm/sから40mm/sに増加させた場合の動摩擦係数の上昇率が20%以下であることを特徴とするフィルムラミネート金属缶容器用オーバープリントニス。
    但し、前記ウレタン樹脂ビーズの含有量がニス全量の0.5〜10重量%である。
  2. 請求項1に記載のフィルムラミネート金属缶容器用オーバープリントニスをフィルムの少なくとも片側に塗布されて形成されたプラスティックフィルム積層体。
JP2015040162A 2015-03-02 2015-03-02 金属容器用溶剤系熱硬化型上塗りニス Active JP6514525B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015040162A JP6514525B2 (ja) 2015-03-02 2015-03-02 金属容器用溶剤系熱硬化型上塗りニス

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015040162A JP6514525B2 (ja) 2015-03-02 2015-03-02 金属容器用溶剤系熱硬化型上塗りニス

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016160345A JP2016160345A (ja) 2016-09-05
JP6514525B2 true JP6514525B2 (ja) 2019-05-15

Family

ID=56846263

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015040162A Active JP6514525B2 (ja) 2015-03-02 2015-03-02 金属容器用溶剤系熱硬化型上塗りニス

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6514525B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6932960B2 (ja) * 2016-03-22 2021-09-08 東洋インキScホールディングス株式会社 印刷用コート剤組成物及び印刷物
JP7129783B2 (ja) * 2018-01-30 2022-09-02 Dicグラフィックス株式会社 オーバープリントニス

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10152159A (ja) * 1996-11-25 1998-06-09 Shiseido Co Ltd 化粧品用容器
JP4155697B2 (ja) * 2000-03-30 2008-09-24 本田技研工業株式会社 ポリオレフィン系成型品用艶消し塗料組成物
JP4541019B2 (ja) * 2004-04-05 2010-09-08 オリジン電気株式会社 艶消し塗料組成物
JP4104637B2 (ja) * 2005-11-22 2008-06-18 古河スカイ株式会社 スロットインドライブケース用プレコート金属板
JP5123600B2 (ja) * 2007-08-01 2013-01-23 昭和アルミニウム缶株式会社 マット調金属缶
JP2014173030A (ja) * 2013-03-11 2014-09-22 Mitsubishi Rayon Co Ltd 炭素繊維強化プラスチック成形品用の塗料組成物及び炭素繊維強化プラスチック成形品の塗装品

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016160345A (ja) 2016-09-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2627723B1 (en) Polyester-based coating composition for metal substrates
JP5668475B2 (ja) 加飾缶体及びその製造方法
US6299993B1 (en) Metallic coating composition and method for forming a multilayer coating
KR101817844B1 (ko) 패키지용 코팅 조성물
JP3691068B2 (ja) 加工密着性に優れた高鮮映性樹脂被覆金属板
JP5123600B2 (ja) マット調金属缶
JP6514525B2 (ja) 金属容器用溶剤系熱硬化型上塗りニス
JPWO2008020482A1 (ja) 金属光沢に優れた絶縁性材料、及びそれを用いた成形品
CN106955830B (zh) 一种防刮磨砂保护膜及其制备方法
WO2014069082A1 (ja) 絞りしごき缶用樹脂被覆金属板、絞りしごき缶および絞りしごき缶の製造方法
JP2019206139A (ja) 多層積層樹脂フィルム
CN104610856A (zh) 一种pp基材的真空电镀uv涂料及其制备方法和用途
JP5182740B2 (ja) 金属感塗料組成物及びこれを用いた積層塗膜の形成方法
JP5643133B2 (ja) 容器
CN107116946A (zh) 光固化型汽车内饰转印箔
JP3885980B2 (ja) 転写シート
JP2005028851A (ja) 塗装金属板
JP2005281601A (ja) 光輝感塗料、塗膜及び塗膜形成方法
JP2006123373A (ja) 化粧鋼板およびその製造方法
JP5546050B2 (ja) 発泡塗膜を有する金属製キャップ及びその製造方法
JP4265473B2 (ja) 複層塗膜形成方法および塗装物
JP6541121B2 (ja) 缶体および缶体の製造方法
WO2016180610A1 (en) Process for preparing a multi-layer coated substrate
JP4315001B2 (ja) オーバーコートクリヤー塗料組成物の塗装方法及び塗装物品
JP2007186232A (ja) 白色度に優れた塗膜面を有する金属製容器

Legal Events

Date Code Title Description
RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20180220

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180223

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20181017

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20181108

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20181225

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190409

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190412

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6514525

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250