JP6513972B2 - ロータリーキルン装置 - Google Patents
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Description
回転駆動可能な円筒体(キルン本体)(1)と、前記キルン本体(1)の外部を加熱する加熱手段(2)と、前記キルン本体(1)の一端に設けられた被処理物(4a)を送り込む供給装置(70)と、前記キルン本体(1)の他端に設けられ前記キルン本体(1)で処理された処理物(4b)を排出する排出装置(60)を有するロータリーキルン装置であって、
前記キルン本体(1)の前記排出装置(60)側には、
前記キルン本体(1)内に設けられ、前記キルン本体(1)の回転と共に前記処理物(4b)を持上げ、落下させる供給板(36)と、
前記キルン本体(1)の前記他端を閉じ、
前記キルン本体(1)の直径より小さい同芯の孔(29)が形成され、
前記同芯の孔(29)の縁から前記キルン本体(1)の外側に向かって延設された
排出側円管(37a)が形成された
排出側壁板(50)が設けられ、
前記排出装置(60)は、
先端に前記供給板(36)が持上げ落下させた前記処理物(4b)を取り込む上方に開口した開口部(33)が設けられ、駆動側に前記処理物(4b)を排出する排出経路(40)が設けられた排出用円筒トラフ(31)と、
前記排出用円筒トラフ(31)内に挿設された排出用スクリュー(32)からなる排出用スクリューコンベア(30)と、
側面(38p)と閉面(38q)と開放端(38r)で形成され、前記閉面(38q)を前記排出用円筒トラフ(31)が貫設され、前記側面(38p)内側に雰囲気ガスを導入する雰囲気ガス導入口(19)が設けられた排出側傘状筒(38a)を有し、
前記排出用円筒トラフ(31)は、前記キルン本体(1)の外側から内側に向かって前記排出側円管(37a)に遊挿され、前記排出側傘状筒(38a)と前記排出側円管(37a)が、シール部材(39a)によって前記キルン本体(1)の回転軸周りに回転可能かつ気密に連結され、
前記排出用円筒トラフ(31)の外壁面に沿って、前記排出側傘状筒(38a)内から前記キルン本体(1)内部に向かう雰囲気ガス通路(15)が形成されたことを特徴とする。
キルン本体1は内径800mm(外径820mm)で長さを6000mmとした。両端付近下側を回転装置6で支持し、水平面から3°の角度で排出側Bが低くなるように設置した。回転数は2〜6rpmで可変可能とした。キルン本体1の長さ約4000mmの外側に定格100kwの加熱手段2を設置した。
セラミック粉末投入量 100kg/hr
キルン本体回転数 3rpm
加熱温度 600℃(キリン本体外側の最高温度)
雰囲気ガス 窒素ガスを0.1m3/minから1m3/minまで調整可。
セラミック粉末は滞留せずスムースに供給、排出された。
2 加熱手段
200 加熱ヒータ
3 (被処理物が貯留されている)ホッパー
4a 被処理物
4b 処理物
5 気密を確保しながら処理物4bを排出できる構造
6 回転装置
7 供給用スクリューコンベア
8 供給用円筒トラフ
9 供給用スクリュー
10 被処理物、処理物の流れ
11 雰囲気ガス、反応生成ガスの流れ
12 フード
13 フード
15 雰囲気ガス通路
15s ガス通路
18 (排ガス)排出口
19 (雰囲気ガスの)導入口
20 シール部
21 シール部
28 同芯の孔
29 同芯の孔
30 排出用スクリューコンベア
31 排出用円筒トラフ
32 排出用スクリュー
33 (排出用スクリューコンベアの先端の)開口部
34 ツバ部
35 キルン本体1内部の排出部
36 供給板
36a 供給板
36b 供給板
36s (供給板の供給側の)エッジ
37 排出側円管
37a 排出側円管
37b 排出側円管
38 排出側傘状筒
38a 排出側傘状筒
38b 排出側傘状筒
38p (排出側傘状筒の)側面
38q (排出側傘状筒の)閉面
38r (排出側傘状筒の)開放端
39 シール部材
39 シール部材
39a シール部材
39b シール部材
39c シール部材
39d シール部材
40 排出経路
43 連結部
43s 連結部
44 スクリュー羽根
45 供給側円管
45a 供給側円管
45b 供給側円管
46 供給側傘状筒
46a 供給側傘状筒
46b 供給側傘状筒
46p (供給側傘状筒の)側面
46q (供給側傘状筒の)閉面
46r (供給側傘状筒の)開放端
47 シール部材
47a シール部材
47b シール部材
47c シール部材
47d シール部材
48 希釈用ガスの導入口
49 仕切り板
49s (仕切り板の)外周
49t (仕切り板の)内周
49r (仕切り板の)幅
50 排出側壁板
51 供給側壁板
52 雰囲気ガス
60 排出装置
70 供給装置
Claims (7)
- 回転駆動可能な円筒体(キルン本体)と、前記キルン本体の外部を加熱する加熱手段と、前記キルン本体の一端に設けられた被処理物を送り込む供給装置と、前記キルン本体の他端に設けられ前記キルン本体で処理された処理物を搬出する排出装置を有するロータリーキルン装置であって、
前記キルン本体の前記排出装置側には、
前記キルン本体内に設けられ、前記キルン本体の回転と共に前記処理物を持上げ、落下させる供給板と、
前記キルン本体の前記他端を閉じ、
前記キルン本体の直径より小さい同芯の孔が形成され、
前記同芯の孔の縁から前記キルン本体の外側に向かって延設された
排出側円管が形成された
排出側壁板
が設けられ、
前記排出装置は、
先端に前記供給板が持上げ落下させた前記処理物を取り込む上方に開口した開口部が設けられ、駆動側に前記処理物を排出する排出経路が設けられた排出用円筒トラフと、
前記排出用円筒トラフ内に挿設された排出用スクリューからなる排出用スクリューコンベアと、
側面と閉面と開放端で形成され、前記閉面を前記排出用円筒トラフが貫設され、前記側面内側に雰囲気ガスを導入する雰囲気ガス導入口が設けられた排出側傘状筒を有し、
前記排出用円筒トラフは、前記キルン本体の外側から内側に向かって前記排出側円管に遊挿され、前記排出側傘状筒と前記排出側円管が、シール部材によって前記キルン本体の回転軸周りに回転可能かつ気密に連結され、
前記排出用円筒トラフの外壁面に沿って、前記排出側傘状筒内から前記キルン本体内部に向かう雰囲気ガス通路が形成されたことを特徴とするロータリーキルン装置。 - 前記排出側円管と前記排出側傘状筒の間のシール部材が、排出側円管の外面と排出側傘状筒の内面の間もしくは排出側円管の内面と排出側傘状筒の外面の間もしくは排出側円管の内面および外面の両面で2重にシールすることを特徴とする請求項1記載のロータリーキルン装置。
- 前記排出用スクリューコンベア先端付近の開口部に前記処理物を捕集しやすいようにツバ部を設けることを特徴とする請求項1記載のロータリーキルン装置。
- 前記キルン本体内部の排出部の被処理物供給側に、キルン本体の回転により処理物を排出部に送り込むことができるスクリュー羽根をキルン本体内壁面に固定したことを特徴とする請求項1記載のロータリーキルン装置。
- 回転駆動可能な円筒体(キルン本体)と、前記キルン本体の外部を加熱する加熱手段と、前記キルン本体の一端に設けられた被処理物を送り込む供給装置と、前記キルン本体の他端に設けられ前記キルン本体で処理された処理物を搬出する排出装置を有するロータリーキルン装置であって、
前記キルン本体の前記供給装置側には、
前記キルン本体の前記一端を閉じ、
前記キルン本体の直径より小さい同芯の孔が形成され、
前記同芯の孔の縁から前記キルン本体の外側に向かって延設された
供給側円管が形成された
供給側壁板が設けられ、
前記供給装置は、
先端が開口し、駆動側に前記被処理物を保持するホッパーが設けられた供給用円筒トラフと、
前記供給用円筒トラフ内に挿設された供給用スクリューからなる供給用スクリューコンベアと、
側面と閉面と開放端で形成され、前記閉面に前記供給用円筒トラフが貫設され、前記側面内側から前記キルン本体内のガスを排出するガス排出口が設けられた供給側傘状筒を有し、
前記供給用円筒トラフが、前記キルン本体の外側から内側に向かって前記供給側円管に遊挿され、前記供給側傘状筒と前記供給側円管が、シール部材によって前記キルン本体の回転軸周りに回転可能かつ気密に連結され、
前記供給用円筒トラフの外壁面に沿って、前記キルン本体内部から供給側傘状筒外部に向かう雰囲気ガス通路が形成されたことを特徴とするロータリーキルン装置。 - 前記供給側円管と前記供給側傘状筒の間のシール部材が、供給側円管の外面と供給側傘状筒の内面の間もしくは供給側円管の内面と供給側傘状筒の外面の間もしくは供給側円管の内面および外面の両面で2重にシールすることを特徴とする請求項5記載のロータリーキルン装置。
- 前記供給側傘状筒に該傘状筒内に希釈用ガスを送り込むための導入口を設けたことを特徴とする請求項5または6のいずれかに記載のロータリーキルン装置。
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JP2015039488A JP6513972B2 (ja) | 2015-02-27 | 2015-02-27 | ロータリーキルン装置 |
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JP2015039488A JP6513972B2 (ja) | 2015-02-27 | 2015-02-27 | ロータリーキルン装置 |
Publications (2)
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2015039488A Active JP6513972B2 (ja) | 2015-02-27 | 2015-02-27 | ロータリーキルン装置 |
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