JP6513527B2 - 真空チャックステージ - Google Patents

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Description

本明細書に開示される技術は、真空チャックステージに関し、特に、半導体ウエハなどの対象物を固定するための真空チャックステージに関するものである。
半導体ウエハを吸着する真空チャックステージを用いて半導体ウエハを吸着する際に、真空チャックステージのチャックテーブルと半導体ウエハとの間に、たとえば、数十μm程度以上数百μm程度以下の大きさの異物が挟まる場合がある。その場合、チャックテーブル上に固着した当該異物が、半導体ウエハ表面を継続的に傷つけてしまい、チャックテーブルの交換が必要となる場合がある。
これに対し、たとえば、特許文献1に例示されるように、チャックテーブルの交換作業における負担を軽減するために、第1テーブルと第2テーブルとに分割されたチャックテーブルを備えるものがある。
特開2014−093384号公報
従来の真空チャックステージには、半導体ウエハを吸着する吸着部材と、平面視において吸着部材を囲む真空シール部材とを備えるものがある。当該構成では、吸着部材と真空シール部材とが1つの平坦面を形成する。
上記の構成である真空チャックステージでは、半導体ウエハを吸着する吸着面に不具合などが生じた場合、一般に、吸着部材と真空シール部材とを同時に交換することとなるため、1回当たりの交換費用が高くなり、交換頻度を低下させる要因となる場合があった。
交換費用を抑える観点から、吸着部材のみを交換する場合、作業者が吸着部材の外周部分を囲う真空シール部材に意図せず接触してしまい、真空シール部材に傷または汚染が生じる場合があった。
一方で、真空シール部材を取り除くと、半導体ウエハの吸着時に外気が吸着部材側面へと流入するため、吸着部材の半導体ウエハを吸着する圧力を低下させる。よって、半導体ウエハを適切に吸着し、かつ、固定することができない場合があった。
本明細書に開示される技術は、上記のような問題を解決するためのものであり、吸着部材の対象物を吸着する圧力の低下を防止しつつ、作業者が真空シール部材に触れずに吸着部材のみを容易に交換することができる真空チャックステージに関するものである。
本明細書に開示される技術の一態様に関する真空チャックステージは、ベースプレートと、前記ベースプレートの上面に配置される吸着部材と、前記ベースプレートの上面に、平面視において前記吸着部材を囲んで配置される第1シール部材と、前記ベースプレートの下方に配置される突き上げ部材とを備え、前記ベースプレートは、前記ベースプレートの、平面視において前記吸着部材と重なる位置に形成され、かつ、前記ベースプレートの上面から下面へ貫通する、真空引きされることで前記吸着部材を介して前記吸着部材の上面に対象物を真空吸着するための第1孔と、前記ベースプレートの、平面視において前記吸着部材と重なるとともに前記第1孔とは重ならない位置に形成され、かつ、前記ベースプレートの上面から下面へ貫通する第2孔とを備え、前記突き上げ部材が前記第2孔に挿入されることで、前記吸着部材が前記ベースプレートの上面から離間し、前記ベースプレートの上面には溝が形成され、前記第1孔は、前記ベースプレートの上面において前記溝内に位置し、前記第2孔は、前記ベースプレートの上面において前記溝内に位置しない
本明細書に開示される技術の一態様に関する真空チャックステージは、ベースプレートと、前記ベースプレートの上面に配置される吸着部材と、前記ベースプレートの上面に、平面視において前記吸着部材を囲んで配置される第1シール部材と、前記ベースプレートの下方に配置される突き上げ部材とを備え、前記ベースプレートは、前記ベースプレートの、平面視において前記吸着部材と重なる位置に形成され、かつ、前記ベースプレートの上面から下面へ貫通する、真空引きされることで前記吸着部材を介して前記吸着部材の上面に対象物を真空吸着するための第1孔と、前記ベースプレートの、平面視において前記吸着部材と重なるとともに前記第1孔とは重ならない位置に形成され、かつ、前記ベースプレートの上面から下面へ貫通する第2孔とを備え、前記突き上げ部材が前記第2孔に挿入されることで、前記吸着部材が前記ベースプレートの上面から離間し、前記ベースプレートの上面には溝が形成され、前記第1孔は、前記ベースプレートの上面において前記溝内に位置し、前記第2孔は、前記ベースプレートの上面において前記溝内に位置しない

このような構成によれば、平面視において吸着部材を囲んで配置される第1シール部材によって、吸着部材の対象物を吸着する圧力の低下を防止することができる。また、突き上げ部材が第2孔に挿入されることで、吸着部材がベースプレートの上面から離間するため、作業者が第1シール部材に触れずに吸着部材のみを容易に交換することができる。
本明細書に開示される技術に関する目的と、特徴と、局面と、利点とは、以下に示される詳細な説明と添付図面とによって、より明白となる。
実施形態に関する、真空チャックステージを実現するための構成を例示する平面図である。 実施形態に関する、真空チャックステージを実現するための構成を部分的に透過させて例示する側面図である。 実施形態に関する、真空チャックステージの吸着部材を除く構成を例示する平面図である。 実施形態に関する、真空チャックステージの吸着部材を除く構成を例示する下面図である。 実施形態に関する、真空チャックステージの突き上げ機構が下方に稼働した状態を部分的に透過させて例示する側面図である。 実施形態に関する、真空チャックステージの突き上げ機構が上方に稼働した状態を部分的に透過させて例示する側面図である。 実施形態に関する真空チャックステージの、吸着部材における吸着プレートの構成を例示する平面図である。 実施形態に関する真空チャックステージの、吸着部材における吸着プレートの構成を例示する下面図である。 実施形態に関する、真空チャックステージの吸着部材の構成を例示する断面図である。 実施形態に関する真空チャックステージの、突き上げピンとその収納部との第1構造を例示する断面図である。 実施形態に関する真空チャックステージの、突き上げピンとその収納部との第2構造を例示する断面図である。
以下、添付される図面を参照しながら実施形態について説明する。なお、図面は概略的に示されるものであり、異なる図面にそれぞれ示される画像の大きさと位置との相互関係は、必ずしも正確に記載されるものではなく、適宜変更され得るものである。また、以下に示される説明では、同様の構成要素には同じ符号を付して図示し、それらの名称と機能とについても同様のものとする。よって、それらについての詳細な説明を省略する場合がある。
また、以下に示される説明において、「上」、「下」、「側」、「底」、「表」または「裏」などの特定の位置と方向とを意味する用語が用いられる場合があっても、これらの用語は、実施形態の内容を理解することを容易にするために便宜上用いられるものであり、実際に実施される際の方向とは関係しない。
<第1実施形態>
以下、本実施形態に関する真空チャックステージについて説明する。
<構成>
図1は、本実施形態に関する真空チャックステージを実現するための構成を例示する平面図である。また、図2は、本実施形態に関する真空チャックステージを実現するための構成を部分的に透過させて例示する側面図である。
図3は、本実施形態に関する真空チャックステージの吸着部材を除く構成を例示する平面図である。また、図4は、本実施形態に関する真空チャックステージの吸着部材を除く構成を例示する下面図である。
図1および図2に例示されるように、ベースプレート30の上面に、吸着部材10および真空シール部材20が配置される。吸着部材10のベースプレート30を吸着する吸着面には、複数の孔10aが形成される。なお、孔10aは、たとえば、溝形状であってもよい。また、吸着部材10の半導体ウエハ1を吸着する吸着面には、複数の孔10bが形成される。なお、孔10bは、たとえば、溝形状であってもよい。
図1に例示されるように、平面視において、真空シール部材20は、吸着部材10を囲んで配置される。
また、図2に例示されるように、ベースプレート30の、吸着部材10および真空シール部材20が配置される上面には、真空シール部材20を固定するための溝32が形成される。また、ベースプレート30の上面における、溝32が形成される領域の平面視における内側には、吸着部材10吸着するための溝31が形成される。溝31内が真空引きされることによって、ベースプレート30と吸着部材10とが固定される。なお、溝31は、孔形状であってもよい。
また、図2に例示されるように、ベースプレート30における、溝32が形成される領域の平面視における内側には、後述する突き上げピンが挿入される貫通孔33が形成される。貫通孔33は、ベースプレート30の上面からベースプレート30の下面へ貫通する孔である。図3に例示されるように、溝31と貫通孔33とは、平面視において重ならない位置に形成される。貫通孔33は、ベースプレート30の上面において溝31内には位置しない。
また、ベースプレート30の上面における、溝32が形成される領域の平面視における内側には、吸着部材10の位置決めのためのピン35が形成される。ピン35は、溝31および貫通孔33とは、平面視において重ならない位置に形成される。
また、図2に例示されるように、ベースプレート30の下面から上面に貫通する真空配管51が形成される。真空配管51は、溝31内に位置する。
真空シール部材20は、半導体ウエハ1の外周部分と接触して配置され、かつ、リング形状である低反発の弾性体である。真空シール部材20の材料には、たとえば、比較的硬度が低いフッ素ゴムスポンジなどが用いられる。真空シール部材20が接触する半導体ウエハ1は、たとえば、直径8インチサイズ、または、直径6インチサイズである。また、真空シール部材20が接触する半導体ウエハ1の外周部分は、デバイス無効領域に相当する。また、真空シール部材20は、半導体ウエハ1のデバイス無効領域の直径方向の幅に対応する幅を有する。
図2に例示されるように、平面視において真空シール部材20に囲まれて配置される吸着部材10の、ベースプレート30を吸着する吸着面には複数の孔10aが形成される。また、図1に例示されるように、吸着部材10の半導体ウエハ1を吸着する吸着面には、複数の孔10bが形成される。
また、吸着部材10のベースプレート30を吸着する吸着面には、突き上げピン42の配置に対応する複数の位置決め窪み13と、ベースプレート30に対応するベースプレートの位置決めのための位置決め窪み14とが形成される。複数の位置決め窪み13は、突き上げピン42の位置決めのための窪みである。
吸着部材10は、たとえば、無数に入り組んだ気孔によって形成されるポーラス状の多孔質体であってもよい。吸着部材10が当該材料から形成される場合、薄い半導体ウエハ1に生じさせる反りを小さく抑制しつつ、半導体ウエハ1を吸着し、かつ、固定することができる。
また、吸着部材10の半導体ウエハ1を吸着する吸着面は、真空シール部材20の上面よりも低く配置されてもよい。吸着部材10の半導体ウエハ1を吸着する吸着面が、真空シール部材20の上面よりも低く配置された場合には、半導体ウエハ1を吸着する際に、真空シール部材20の上面の高さが、半導体ウエハ1の無効領域によって吸着部材10の半導体ウエハ1を吸着する吸着面の高さまで押し下げられる。そのため、真空シール部材20の弾性力によって、半導体ウエハ1の外周部分と真空シール部材20との間の密着度が高まる。
図2および図4に例示されるように、ベースプレート30の下方には、突き上げ機構40が配置される。突き上げ機構40は、突き上げピン42の保持板41と、複数の突き上げピン42と、つまみ43と、突き上げピン42の保持板41のガイド留め44と、保持板41の複数のガイド45とを備える。
複数の突き上げピン42は、先端42aの高さが互いに等しくなるように、保持板41に垂直上向きに固定される。図2、図3および図4に例示されるように、突き上げピン42の平面視における位置は、ベースプレート30に形成された貫通孔33の平面視における位置と等しい。そして、図2および図3に例示されるように、突き上げピン42は、ベースプレート30に形成された貫通孔33内に挿入される。
複数のガイド45は、ベースプレート30の下面において垂直下向きに固定される。そして、各ガイド45は、図4に例示されるように、保持板41のたとえば、四隅をそれぞれ貫通し、下端においてガイド留め44がそれぞれ取り付けられる。保持板41は、ガイド45に沿って垂直方向に稼働することができる。
保持板41の稼働範囲は、上端が、ベースプレート30の下面に接触する位置であり、下端が、ガイド45の下端に取り付けられたガイド留め44に接触する位置である。作業者が突き上げ機構40を上下に稼働させやすいように、保持板41の側面に、保持板41の稼働を制御するためのつまみ43が取り付けられる。
ベースプレート30の下方には、支持柱50が配置される。支持柱50は、少なくとも、ベースプレート30および突き上げ機構40を、所定の平行度に維持しつつ固定する。
支持柱50の内部には、真空配管51が配置される。真空配管51は、ベースプレート30および突き上げ機構40を貫通する配管である。真空配管51は、平面視において吸着部材10と重なる位置に形成される。さらに、真空配管51は、溝31内に到達する。図3に例示される場合では、ベースプレート30の上面の中央付近に形成された溝31の内部に到達する。
真空配管51は、ベースプレート30の上面における溝31内と、外部の真空源(ここでは、図示しない)とを接続する。そして、真空源の電磁弁(ここでは、図示しない)などを用いて真空配管51が真空引きされることで、吸着部材10を介して吸着部材10の上面に半導体ウエハ1が真空吸着される。
<作用>
図5は、本実施形態に関する真空チャックステージの突き上げ機構40が下方に稼働した状態を部分的に透過させて例示する側面図である。また、図6は、本実施形態に関する真空チャックステージの突き上げ機構40が上方に稼働した状態を部分的に透過させて例示する側面図である。なお、簡単のため、図5および図6において、吸着部材10における孔10aおよび孔10bは図示が省略される。
保持板41は、図5および図6に例示されるように、作業者(ここでは、図示しない)の操作により、ガイド45に沿って上下方向に動く。それに連動して、突き上げピン42は、ベースプレート30の上面における貫通孔33から出入りする。
ベースプレート30の上面から突き出した突き上げピン42の先端42aが、吸着部材10を垂直上向きに押し上げると、図6に例示されるように、真空シール部材20と吸着部材10との距離が所定の間隔よりも広がる。逆に、ベースプレート30の上面における突き上げピン42の先端42aが、吸着部材10を垂直下向きに下げると、図5に例示されるように、真空シール部材20と吸着部材10との間の距離が所定の間隔よりも狭まる。真空シール部材20と吸着部材10との間の距離が所定の間隔よりも狭まることにより、真空シール部材20および吸着部材10が、半導体ウエハ1の表面を固定可能となる。
この場合、突き上げピン42の先端42aが吸着部材10の位置決め窪み13に嵌まる位置、すなわち、平面視において、位置決め窪み13と貫通孔33とが重なる位置に、吸着部材10の位置を調整すれば、突き上げピン42を下げる際に吸着部材10と真空シール部材20とが接触することを防ぐことができる。さらに、吸着部材10がベースプレート30の上面に位置した際に、ピン35が位置決め窪み14に嵌まることで、吸着部材10がベースプレート30の上面における所定の位置に精度よく配置される。
突き上げピン42が吸着部材10を垂直上向きに押し上げることで、真空シール部材20と吸着部材10との間の距離が所定の間隔よりも広がるため、作業者が吸着部材10を交換する際に、意図せず真空シール部材20に触れてしまうことを抑制することができる。よって、吸着部材10を平面視において囲む真空シール部材20に傷または汚染を生じさせずに、吸着部材10のみを取り外すことができる。
また、吸着部材10をベースプレート30の上面における所定の位置に再度配置する場合に、突き上げピン42の先端42aが吸着部材10の位置決め窪み13に嵌まる位置に吸着部材10を位置調整すれば、突き上げピン42を下げて吸着部材10を配置する際に、真空シール部材20と吸着部材10とが接触することを防ぐことができる。よって、真空シール部材20または吸着部材10に、傷または汚染を生じさせることを防ぐことができる。
さらに、本実施形態に関する真空チャックステージは、吸着部材10が真空シール部材20に囲まれるため、外気が吸着部材10の側面へと流入し、吸着部材10の半導体ウエハ1を吸着する圧力が低下することを防止することができる。
以上より、デバイス有効領域である半導体ウエハ1の中央付近に吸着部材10が接触し、かつ、デバイス無効領域である半導体ウエハ1の外周部分に真空シール部材20が接触するように各構成を配置すれば、デバイス有効領域に接触する吸着部材10のみを容易に交換することができる。よって、交換費用と製品歩留まりとの間の費用対効果が向上する。
ここで、突き上げピン42が吸着部材10を垂直上向きに押し上げた状態で一時的に固定されるように、つまみ43とガイド45とにロック機構が設けられてもよい。
また、支持柱50は、たとえば、外部の回転動力部(ここでは、図示しない)と接続され、真空チャックステージを回転させるものであってもよい。
また、突き上げ機構40の上下方向の稼働は、作業者の手作業によるものに限られず、電力で駆動する機械的な動力によるものであってもよい。
また、本実施形態に関する真空チャックステージは、半導体ウエハ1の強固な固定を必要とする、半導体ウエハ1を研削する加工装置、または、半導体ウエハ1をドライエアによって洗浄する洗浄装置などに用いられることが好ましい。
また、真空チャックステージへの半導体ウエハ1の配置は、半導体ウエハ搬送部(ここでは、図示しない)によって行われる。半導体ウエハ搬送部における半導体ウエハ1の吸着方法としては、一般的な真空吸着による方法を想定することができる。ここで、半導体ウエハ1の中心位置が真空チャックステージの中心位置に一致するように、半導体ウエハ搬送部によって調整されることが望ましい。
半導体ウエハ搬送部は、図5に例示されるような、突き上げ機構40の保持板41が下がった状態で、半導体ウエハ1を、吸着部材10の表面と向かい合わせ、かつ、吸着部材10から一定の距離だけ離して位置決めする。その後、半導体ウエハ搬送部による半導体ウエハ1の吸着を解除し、さらに、真空チャックステージにおける吸着を開始することで、半導体ウエハ1が半導体ウエハ搬送部から真空チャックステージへ受け渡される。
<第2実施形態>
本実施形態に関する真空チャックステージについて説明する。以下では、上記の実施形態で説明された構成と同様の構成については同じ符号を付して図示し、その詳細な説明については適宜省略する。
<構成>
図7は、本実施形態に関する真空チャックステージの吸着部材における吸着プレートの構成を例示する平面図である。図8は、本実施形態に関する真空チャックステージの吸着部材における吸着プレートの構成を例示する下面図である。
また、図9は、本実施形態に関する真空チャックステージの、吸着部材の構成を例示する断面図である。
本実施形態で用いられる吸着部材110は、下面11aにベースプレート30を吸着する吸着プレート11と、上面12bに半導体ウエハ1を吸着する多孔質シート12とを備える。
吸着プレート11の上面11bには、図7および図9に例示されるように、吸着プレート11の上面11bから下面11aに貫通する貫通孔11cと、溝11dとが形成される。貫通孔11cは、溝11d内に達する。なお、溝11dは、吸着プレート11の上面11bの全体に広がる形状であってもよい。
吸着プレート11の下面11aには、図8および図9に例示されるように、吸着プレート11の上面11bから下面11aに貫通する貫通孔11cと、突き上げピン42の位置決めのための複数の位置決め窪み11eとが形成される。貫通孔11cと位置決め窪み11eとは、平面視において重ならない位置に配置される。また、吸着プレート11の下面11aには、位置決め窪み14が形成される。
ピン35が位置決め窪み14に嵌まることにより、吸着プレート11がベースプレート30の上面における所定の位置に精度よく配置される。このとき、吸着プレート11に設けられた貫通孔11cと、ベースプレート30の溝31とが重なる。
無数に入り組んだ気孔を含むポーラス状の多孔質シート12は、吸着プレート11の上面11bに配置される。そして、溝11dと多孔質シート12の下面12aとが真空接続される。なお、吸着プレート11の上面11bと多孔質シート12の下面12aとは、厚み数十μm程度の両面テープ(ここでは、図示しない)などで全体の一部が接着されることによって、互いに固定されてもよい。
真空チャックステージの動作は、第1実施形態と同様である。すなわち、吸着プレート11と多孔質シート12とを備える吸着部材110は、ベースプレート30の上面から突き出した突き上げピン42の先端42aが吸着部材110を垂直上方向に押し上げると、真空シール部材20と吸着部材110との間の距離が所定の間隔よりも広がる。逆に、突き上げピン42の先端42aが吸着部材110を下方向に下げると、真空シール部材20と吸着部材110との間の距離が狭まり、真空チャックステージにおいて、半導体ウエハ1の表面を固定可能な吸着面が形成される。
吸着部材110は、吸着プレート11と多孔質シート12とを備えるため、たとえば、多孔質シート12のみを交換することができ、吸着部材の交換費用がより抑えられる。
<第3実施形態>
本実施形態に関する真空チャックステージについて説明する。以下では、上記の実施形態で説明された構成と同様の構成については同じ符号を付して図示し、その詳細な説明については適宜省略する。
<構成>
図10は、本実施形態に関する真空チャックステージの、突き上げピンとその収納部との第1構造を例示する断面図である。図11は、本実施形態に関する真空チャックステージの、突き上げピンとその収納部との第2構造を例示する断面図である。
図10において、ベースプレート30aの貫通孔133の内壁には、真空シール部材21が嵌められる溝36が形成される。そして、真空シール部材21が、溝36に嵌められる。
突き上げピン42の直径は、貫通孔133の直径よりも小さく、かつ、対向して配置される真空シール部材21の間隔よりも大きいものとする。そして、突き上げピン42が貫通孔133に挿入された際に、突き上げピン42が真空シール部材21を弾性変形させるものとする。
図10に例示される場合では、突き上げピン42が真空シール部材21との摩擦を生じさせながら、貫通孔133内を上下動する。よって、突き上げピン42と貫通孔133の隙間を介して、外気が真空チャックステージの真空経路内へと流入することを、より効果的に抑制することができる。
図11において、ベースプレート30bの、貫通孔233の内壁には、突き上げピン142が収納される溝34が形成される。溝34は、ベースプレート30bの上面側に開放される。すなわち、溝34は、貫通孔233において、ベースプレート30bの表層における幅である溝幅34aを形成する。溝幅34aは、孔幅33aよりも大きい。また、溝34の、ベースプレート30bの下面側の底部には、真空シール部材21bが配置される。溝34のベースプレート30bの下面側の底部は、貫通孔233の径方向に沿う内壁に対応する。
突き上げピン142の先端部142aにおける幅42bは、突き上げピン142の他の部分の幅42dよりも大きい。また、突き上げピン142の先端部142aにおける幅42bは、貫通孔233の孔幅33aよりも大きく、かつ、溝34の溝幅34aよりも小さいものとする。また、突き上げピン142の先端部142aの高さ42cは、溝34の、ベースプレート30bの上面からの溝深さ34bよりも小さいものとする。なお、高さ42cは、突き上げピン142の先端部142aの厚みと真空シール部材21bの厚みとが合算された高さである。突き上げ機構の下降時に、突き上げピン142の先端42aは、ベースプレート30bの上面よりも下方に位置する。すなわち、突き上げピン142の先端部142aは、ベースプレート30bの表層における溝34内に収容される。
図11では、突き上げピン142の先端42aが溝34内に収まった状態で、真空シール部材21bを弾性変形させる。
上記の構成によれば、突き上げピン142の上下稼働に際し、貫通孔233の内壁との間で摩擦が生じることを抑制しつつ、突き上げピン142と貫通孔233の隙間を介して、外気が真空チャックステージの真空経路内へと流入することをより効果的に抑制することができる。
<効果>
以下に、上記の実施形態による効果を例示する。なお、以下では、上記の実施形態に例示された具体的な構成に基づく効果が記載されるが、同様の効果が生じる範囲で、本明細書に例示される他の具体的な構成と置き換えられてもよい。また、当該置き換えは、複数の実施形態に跨ってなされてもよい。すなわち、異なる実施形態において例示された各構成が組み合わされて、同様の効果が生じる場合であってもよい。
上記の実施形態によれば、真空チャックステージが、ベースプレート30と、吸着部材10と、第1シール部材に対応する真空シール部材20と、突き上げ部材に対応する突き上げピン42とを備える。
吸着部材10は、ベースプレート30の上面に配置される。真空シール部材20は、ベースプレート30の上面に、平面視において吸着部材10を囲んで配置される。突き上げピン42は、ベースプレート30の下方に配置される。
ベースプレート30は、平面視において吸着部材10と重なる位置に形成され、かつ、ベースプレート30の上面から下面へ貫通する第1孔に対応する真空配管51と、平面視において吸着部材10と重なるとともに真空配管51とは重ならない位置に形成され、かつ、ベースプレート30の上面から下面へ貫通する第2孔に対応する貫通孔33とを備える。
真空配管51は、真空引きされることで吸着部材10を介して吸着部材10の上面に対象物に対応する半導体ウエハ1を真空吸着するための配管である。
そして、突き上げピン42が貫通孔33に挿入されることで、吸着部材10がベースプレート30の上面から離間する。
このような構成によれば、平面視において吸着部材10を囲んで配置される真空シール部材20によって、吸着部材10の半導体ウエハ1を吸着する圧力の低下を防止することができる。また、突き上げピン42が貫通孔33に挿入されることで、吸着部材10がベースプレート30の上面から離間するため、作業者が真空シール部材20に触れずに吸着部材10のみを容易に交換することができる。
なお、これらの構成以外の本明細書に例示される他の構成については適宜省略することができる。すなわち、これらの構成のみで、上記の効果を生じさせることができる。しかし、本明細書に例示される他の構成のうちの少なくとも1つを上記の構成に適宜追加した場合、すなわち、上記の構成としては記載されなかった本明細書に例示される他の構成を上記の構成に追加した場合でも、同様に上記の効果を生じさせることができる。
また、上記の実施形態によれば、ベースプレート30の上面には溝31が形成される。そして、真空配管51は、ベースプレート30の上面において溝31内に位置する。
一方で、貫通孔33は、ベースプレート30の上面において溝31内に位置しない。
このような構成によれば、半導体ウエハ1の真空吸着の際には、真空配管51を通じて溝31内が真空引きされる。一方で、貫通孔33内は真空引きされない。
また、上記の実施形態によれば、吸着部材110が、ベースプレート30の上面に配置される吸着プレート11と、吸着プレート11の上面に配置される多孔質シート12とを備える。
このような構成によれば、吸着プレート11の上面に、比較的厚みの薄い多孔質シート12を設けることができるため、たとえば、多孔質シート12のみを交換することができ、吸着部材の交換費用が抑えられる。
また、上記の実施形態によれば、吸着部材10の下面には位置決め窪み13が形成される。そして、位置決め窪み13は、平面視においてベースプレート30の貫通孔33と重なる位置に形成される。
このような構成によれば、貫通孔33に挿入された突き上げピン42がさらに位置決め窪み13に嵌まることで、ベースプレート30と吸着部材10との相対位置が精度よく固定される。よって、突き上げピン42を下げる際に吸着部材10と、ベースプレート30の上面に固定された真空シール部材20とが接触することを防ぐことができる。
また、上記の実施形態によれば、真空チャックステージが、第2孔に対応する貫通孔133の内壁に取り付けられた第2シール部材に対応する真空シール部材21を備える。
このような構成によれば、突き上げピン42と貫通孔133の隙間を介して、外気が真空チャックステージの真空経路内へと流入することをより効果的に抑制することができる。
また、上記の実施形態によれば、第2孔に対応する貫通孔233が、ベースプレート30bの表層における径に対応する溝幅34aが他の部分における径に対応する孔幅33aよりも大きい。また、突き上げ部材に対応する突き上げピン142が、貫通孔233に挿入される先端部142aの幅42bが、他の部分における幅42dよりも大きい。
そして、突き上げピン142の先端部142aが、ベースプレート30bの表層における貫通孔233に収容される。
このような構成によれば、突き上げピン142の上下稼働に際し、貫通孔233の内壁との間で摩擦が生じることを抑制することができる。また、突き上げピン142の先端部142aの幅42bが、貫通孔233の孔幅33aよりも大きいため、突き上げピン142の先端部142aが溝34の底部に引っかかり、突き上げピン142が貫通孔233に挿入された状態で固定することができる。そのため、突き上げピン142を貫通孔233に挿入する作業を省略することができる。
また、上記の実施形態によれば、真空チャックステージが、貫通孔233の径方向に沿う内壁に取り付けられた第2シール部材に対応する真空シール部材21bを備える。
このような構成によれば、突き上げピン142の上下稼働に際し、貫通孔233の内壁との間で摩擦が生じることを抑制しつつ、突き上げピン142と貫通孔233の隙間を介して、外気が真空チャックステージの真空経路内へと流入することをより効果的に抑制することができる。
また、上記の実施形態によれば、真空チャックステージが、ベースプレート30を回転可能に支持する柱部材に対応する支持柱50を備える。
このような構成によれば、半導体ウエハ1が吸着部材10に吸着された状態で、支持柱50を回転させることにより、半導体ウエハ1に対して所望の処理を行うことができる。
<変形例>
上記実施形態では、各構成要素の材質、材料、寸法、形状、相対的配置関係または実施の条件などについても記載する場合があるが、これらはすべての局面において例示であって、本明細書に記載されたものに限られることはない。よって、例示されていない無数の変形例が、本明細書に開示される技術の範囲内において想定される。たとえば、少なくとも1つの構成要素を変形する場合、追加する場合または省略する場合、さらには、少なくとも1つの実施形態における少なくとも1つの構成要素を抽出し、他の実施形態の構成要素と組み合わせる場が含まれる。
また、矛盾が生じない限り、上記実施形態において「1つ」備えられるものとして記載された構成要素は、「1つ以上」備えられていてもよい。さらに、各構成要素は概念的な単位であって、1つの構成要素が複数の構造物から成る場合と、1つの構成要素がある構造物の一部に対応する場合と、さらには、複数の構成要素が1つの構造物に備えられる場合とを含む。また、各構成要素には、同一の機能を発揮する限り、他の構造または形状を有する構造物が含まれる。
また、本明細書における説明は、本技術に関するすべての目的のために参照され、いずれも、従来技術であると認めるものではない。
また、上記実施形態において、特に指定されずに材料名などが記載された場合は、矛盾が生じない限り、当該材料に他の添加物が含まれた、たとえば、合金などが含まれるものとする。
1 半導体ウエハ、10,110 吸着部材、10a,10b 孔、11 吸着プレート、11a,12a 下面、11b,12b 上面、11c,33,133,233 貫通孔、11d,31,32,34,36 溝、11e,13,14 位置決め窪み、12 多孔質シート、20,21,21b 真空シール部材、30,30a,30b ベースプレート、33a 孔幅、34a 溝幅、34b 溝深さ、35 ピン、40 突き上げ機構、41 保持板、42,142 突き上げピン、42a 先端、42b,42d 幅、42c 高さ、45 ガイド、50 支持柱、51 真空配管、142a 先端部。

Claims (7)

  1. ベースプレートと、
    前記ベースプレートの上面に配置される吸着部材と、
    前記ベースプレートの上面に、平面視において前記吸着部材を囲んで配置される第1シール部材と、
    前記ベースプレートの下方に配置される突き上げ部材とを備え、
    前記ベースプレートは、
    前記ベースプレートの、平面視において前記吸着部材と重なる位置に形成され、かつ、前記ベースプレートの上面から下面へ貫通する、真空引きされることで前記吸着部材を介して前記吸着部材の上面に対象物を真空吸着するための第1孔と、
    前記ベースプレートの、平面視において前記吸着部材と重なるとともに前記第1孔とは重ならない位置に形成され、かつ、前記ベースプレートの上面から下面へ貫通する第2孔とを備え、
    前記突き上げ部材が前記第2孔に挿入されることで、前記吸着部材が前記ベースプレートの上面から離間し、
    前記ベースプレートの上面には溝が形成され、
    前記第1孔は、前記ベースプレートの上面において前記溝内に位置し、
    前記第2孔は、前記ベースプレートの上面において前記溝内に位置しない、
    空チャックステージ。
  2. 前記吸着部材が、
    前記ベースプレートの上面に配置される吸着プレートと、
    前記吸着プレートの上面に配置される多孔質シートとを備える、
    請求項1に記載の真空チャックステージ。
  3. 前記吸着部材の下面には窪みが形成され、
    前記窪みは、平面視において前記ベースプレートの前記第2孔と重なる位置に形成される、
    請求項1または請求項に記載の真空チャックステージ。
  4. 前記第2孔の内壁に取り付けられた第2シール部材をさらに備える、
    請求項1から請求項のうちのいずれか1項に記載の真空チャックステージ。
  5. 前記第2孔が、前記ベースプレートの表層における径が他の部分における径よりも大きく、
    前記突き上げ部材が、前記第2孔に挿入される先端部の幅が、他の部分における幅よりも大きく、
    前記突き上げ部材の前記先端部が、前記ベースプレートの表層における前記第2孔に収容される、
    請求項1から請求項のうちのいずれか1項に記載の真空チャックステージ。
  6. 前記第2孔の径方向に沿う内壁に取り付けられた第2シール部材をさらに備える、
    請求項に記載の真空チャックステージ。
  7. 前記ベースプレートを回転可能に支持する柱部材をさらに備える、
    請求項1から請求項のうちのいずれか1項に記載の真空チャックステージ。
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