JP6513503B2 - 番組分析装置及び番組分析方法 - Google Patents

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本発明は、番組分析装置及び番組分析方法に係り、特に、分析対象となる番組を視聴、聴取又は閲覧している調査対象者の数に関する分析を実施する番組分析装置及び番組分析方法に関する。
無作為に選んだ個人を調査対象者として、テレビ番組やラジオ番組等の各種番組を視聴、聴取又は閲覧している調査対象者の数に関する分析を行うことは、視聴率分析をはじめ、既によく知られている。また、上記分析(以下、番組分析という)の一例として、分析対象となる番組に対する流入・流出を分析するケースが挙げられる。ここで、「流入」とは、分析対象番組の放送時間内に他の番組から当該分析対象番組へ調査対象者が移ることを意味する。また、「流出」とは、分析対象番組の放送時間内で当該分析対象番組から他の番組へ調査対象者が移ることを意味する。
流入・流出の分析方法については、特許文献1に記載された分析方法が挙げられる。特許文献1では、個人別の視聴率データに基づいて流入・流出を分析している。より具体的に説明すると、特許文献1の分析方法によれば、分析対象のテレビ放送局(基準放送局)及び時間帯を指定すると、その時間帯における基準放送局に対する流入者数及び流出者数が集計され、その集計結果がテレビ放送局毎に表示されるようになっている。
特開2003−189332号公報
ただし、特許文献1に記載された流入・流出分析では、指定した時間帯におけるトータルの流入者数や流出者数についての集計結果が得られるものの、当該結果のみから流入・流出が生じた理由まで特定することは困難である。その一方で、指定した時間帯に基準放送局で放送された番組について流入・流出が確認されたとき、その発生原因を把握しておくことは、番組制作者にとって重要となり、以後の番組制作において大いに役立つこととなる。したがって、ある番組に対する流出についての分析結果としては、流入・流出の原因を推測するのに必要な情報であることが望ましい。
そこで、本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、分析対象番組に対する流入・流出について、その発生原因を推測する上で必要な情報を提供することが可能な番組分析装置を提供することである。同じく、本発明の目的は、分析対象番組に対する流入・流出の原因を推測する上で必要な情報を提供することが可能な番組分析方法を提供することである。
前記課題は、本発明の番組分析装置によれば、(A)調査対象者がどの番組をいつ視聴、聴取又は閲覧したのかを示す調査データを、前記調査対象者毎に記憶する調査データ記憶部と、(B)番組の名称、該番組の放送時間を示す番組放送時間、該番組放送時間内で複数回切り替わった番組内容、及び、前記番組放送時間内での前記番組内容の切り替わり時点を示す番組データを、前記番組毎に記憶する番組データ記憶部と、(C)前記調査データ記憶部から読み出した前記調査データ、及び、前記番組データ記憶部から読み出した前記番組データに基づいて、ある番組を視聴、聴取又は閲覧した前記調査対象者の数に関する分析を実施する分析実施部と、を有し、(D)該分析実施部は、前記分析において、(d1)前記ある番組を視聴、聴取又は閲覧した前記調査対象者のうち、前記ある番組の前記番組放送時間中に前記ある番組とは異なる番組へ移った流出者、及び、前記ある番組の前記番組放送時間中に前記ある番組とは異なる番組から前記ある番組へ移ってきた流入者のうちの少なくとも一方の数について、前記ある番組の前記番組放送時間における経時変化を特定する特定処理と、(d2)特定した前記経時変化を、前記ある番組の前記番組放送時間中における前記ある番組の前記番組内容の変遷と対応付けて表示するためのデータを生成するデータ生成処理と、を実行することにより解決される。
以上のように構成された本発明の番組分析装置では、分析対象としてのある番組を視聴、聴取又は閲覧した調査対象者の数に関する分析として、流出者数や流入者数の経時変化を特定する。その後、特定した流出者数や流入者数の経時変化については、上記ある番組の番組放送時間中における当該ある番組の番組内容の変遷と対応付けて表示される。これにより、ある番組の番組放送時間中の各時点における流出者数や流入者数を、そのときの番組内容と関連付けて確認することが可能となる。この結果、流出者数・流入者数と番組内容との対応関係が明らかになり、当該対応関係に基づいて流出・流入の原因を推測することが可能となる。
また、上記の番組分析装置について好適な構成を述べると、前記番組内容は、前記番組を構成するコーナであり、前記番組データ記憶部は、前記番組の名称、前記番組放送時間、前記コーナの名称、及び前記番組放送時間内における前記コーナの放送時間を示す前記番組データを前記番組毎に記憶しているとよい。
上記の構成によれば、ある番組の番組放送時間中の各時点における流出者数や流入者数を、その時に放送されているコーナと関連付けて確認することが可能となる。この結果、流出者数や流入者数と番組のコーナとの対応関係が明らかになり、当該対応関係に基づいて流出・流入の原因を推測することが可能となる。
また、上記の番組分析装置についてより好適な構成を述べると、前記分析実施部は、前記特定処理において、前記ある番組を視聴、聴取又は閲覧した前記調査対象者のうち、前記流出者及び前記流入者の双方のそれぞれの数について、前記ある番組の前記番組放送時間における前記経時変化を特定するとよい。
上記の構成によれば、ある番組に対する流出者数及び流入者数の双方について、当該ある番組の番組放送時間における経時変化を把握することが可能となる。
また、上記の番組分析装置について更に好適な構成を述べると、前記分析において、前記分析実施部は、前記少なくとも一方の数を、前記ある番組から移った直後の番組である流出先番組を放送する放送局別に集計する集計処理を更に実行し、前記データ生成処理では、前記特定処理にて特定した前記経時変化と、前記集計処理にて前記放送局別に集計した前記少なくとも一方の数とを、前記ある番組の前記番組放送時間中における前記ある番組の前記番組内容の変遷と対応付けて表示するためのデータを生成するとよい。
上記の構成によれば、流出者数や流入者数を放送局別に集計する。集計した放送局別の流出者数や流入者については、分析対象の番組(ある番組)の番組放送時間中における当該ある番組の番組内容の変遷と対応付けて表示される。これにより、ある番組の番組放送時間中において流出者がどの放送局の番組へ移ったのかを、若しくは流入者がどの放送局の番組から移ってきたのかを、そのときの番組内容と関連付けて把握することが可能となる。
また、上記の構成に関して別の構成を述べると、前記調査データ記憶部は、前記調査対象者の属性を示す情報を含んだ前記調査データを、前記調査対象者毎に記憶しており、前記分析において、前記分析実施部は、前記少なくとも一方の数を前記属性別に集計する集計処理を更に実行し、前記データ生成処理では、前記特定処理にて特定した前記経時変化と、前記集計処理にて前記属性別に集計した前記少なくとも一方の数とを、前記ある番組の前記番組放送時間中における前記ある番組の前記番組内容の変遷と対応付けて表示するためのデータを生成してもよい。
上記の構成によれば、流出者数や流入者数を属性別に集計する。集計した属性別の流出者数や流入者数については、分析対象の番組(ある番組)の番組放送時間中における当該ある番組の番組内容の変遷と対応付けて表示される。これにより、ある番組の番組放送時間中の各時点において、どんな属性の調査対象者が流出・流入したのかを、そのときの番組内容と関連付けて把握することが可能となる。
また、上記の番組分析装置について尚好適な構成を述べると、前記集計処理では、前記流出者の数が前記放送局別に集計され、複数の放送局中、前記集計処理にて集計した前記放送局別の前記流出者の数が所定値を超えた特定放送局が存在するとき、前記分析実施部は、前記データ生成処理において、前記特定放送局が放送する前記流出先番組の名称と、前記ある番組の前記番組放送時間中、前記特定放送局が放送する前記流出先番組への前記流出者の数が前記所定値を超えた時点と、を示す流出先番組情報を前記経時変化とともに表示するためのデータを生成するとよい。
上記の構成によれば、放送局別に集計した流出者数が所定値を超えた放送局(特定放送局)が存在するとき、特定放送局が放送する番組(流出先番組)と、当該流出先番組への流出者数が所定値を超えた時点と、が情報として表示される。これにより、分析対象の番組(ある番組)の番組放送時間の中で顕著な流出が有った場合に、その原因となった流出先番組を把握することが可能となる。
また、上記の番組分析装置について一段と好適な構成を述べると、前記流出先番組情報には、前記特定放送局が放送する前記流出先番組の前記番組内容のうち、前記ある番組の前記番組放送時間中、前記特定放送局が放送する前記流出先番組への前記流出者の数が前記所定値を超えた時点に放送されていた番組内容が含まれているとよい。
上記の構成によれば、特定放送局が存在するときに表示される流出先番組情報に、流出先番組の番組内容のうち、当該流出先番組への流出者数が所定値を超えた時点で放送されていた番組内容が含まれる。これにより、分析対象の番組(ある番組)の番組放送時間の中で顕著な流出が有った場合に、その原因となった流出先番組と、顕著な流出が有った時点における流出先番組の番組内容を把握することが可能となる。
また、前述した課題は、本発明の番組分析方法によれば、(A)コンピュータが、調査対象者がどの番組をいつ視聴、聴取又は閲覧したのかを示す調査データを、前記調査対象者毎に記憶することと、(B)コンピュータが、番組の名称、該番組の放送時間を示す番組放送時間、該番組放送時間内で複数回切り替わった番組内容、及び、前記番組放送時間内での前記番組内容の切り替わり時点を示す番組データを、番組データ記憶部に前記番組毎に記憶することと、(C)コンピュータが、読み出した前記調査データ及び前記番組データに基づいて、ある番組を視聴、聴取又は閲覧した前記調査対象者の数に関する分析を実施することと、を有し、(D)コンピュータは、前記分析において、(d1)前記ある番組を視聴、聴取又は閲覧した前記調査対象者のうち、前記ある番組の前記番組放送時間中に前記ある番組とは異なる番組へ移った流出者、及び、前記ある番組の前記番組放送時間中に前記ある番組とは異なる番組から前記ある番組へ移ってきた流入者のうちの少なくとも一方の数について、前記ある番組の前記番組放送時間における経時変化を特定する特定処理と、(d2)特定した前記経時変化を、前記ある番組の前記番組放送時間中における前記ある番組の前記番組内容の変遷と対応付けて表示するためのデータを生成するデータ生成処理と、を実行することにより解決される。
上記の方法によれば、分析対象の番組(ある番組)の番組放送時間中の各時点における流出者数や流入者数を、そのときの番組内容と関連付けて確認することが可能となる。この結果、流出者数・流入者数と番組内容との対応関係が明らかになり、当該対応関係に基づいて流出・流入の原因を推測することが可能となる。
本発明の番組分析装置及び番組分析方法によれば、分析対象の番組(ある番組)の番組放送時間中の各時点における流出者数や流入者数を、そのときの番組内容と関連付けて確認することが可能となる。この結果、流出者数・流入者数と番組内容との対応関係が明らかになり、当該対応関係に基づいて流出・流入の原因を推測することが可能となる。このような効果が得られることで、例えば以降の番組を企画する際において、ある番組に対する流出・流入の原因の推測結果を踏まえて当該番組の番組内容を検討することが可能となる。
本発明の一実施形態に係る番組分析装置を含む番組分析システムの概念図である。 調査データの一例を示す図である。 番組データの一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る番組分析装置の構成を機能面から示した図である。 流入・流出分析フローを示す図である。 特定処理の流れを示す図である。 集計処理の流れを示す図である。 データ生成処理の流れを示す図である。 流入・流出分析の分析結果を示す図である(その1)。 流入・流出分析の分析結果を示す図である(その2)。 流入・流出分析の分析結果についてのバリエーションを示す図である。
以下、本発明の一実施形態(以下では「本実施形態」と呼ぶ)について説明する。ただし、以下に説明する実施形態は、本発明の理解を容易にするための一例に過ぎず、本発明を限定するものではない。すなわち、本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることは勿論である。
なお、本明細書において「番組」とは、予め設定されたタイムスケジュールに従って放送される音声情報や映像情報のことであり、具体的には、テレビ番組、ラジオ番組、インターネット番組、文字情報番組等が挙げられる。
また、本明細書において「番組放送時間」とは、各番組が放送されていた放送時間(放送開始から放送終了までの時間帯)のことである。なお、通常の場合、番組放送時間は、予め設定された放送時間枠と一致するが、緊急時の特別番組のように予定なく番組が追加されたケースや、所定の時間帯に放送予定であった番組が予定とは異なる時間帯に放送されたケースについては、実際に放送された時間帯が番組放送時間となる。
また、本明細書において「番組内容」とは、番組の番組放送時間内において複数回切り替わる当該番組の具体的内容であり、番組放送時間を区切る際の単位に相当する。
また、本明細書において「コーナ」とは、番組内容の一例であり、番組の構成要素をなし、番組放送時間の中で割り当てられた時間帯における放送内容である。ちなみに、番組内容については、コーナに限定されず、番組放送時間を区切る際の単位として適しているものであればよく、具体的に説明すると、スポーツの試合の中継番組であれば当該試合の一区分(例えば、サッカーの試合の中継番組の場合には「前半」、「ハーフタイム」、「後半」)であり、音楽番組であれば出演するアーティストに割り当てられた出演時間であり、ドラマであればドラマ本編の放送時間をCM等にて区切った際の一区分等である。
また、以下では、番組の一例としてテレビ番組を挙げ、テレビ番組の視聴者数に関する分析を行うケースを例に挙げて説明する。ただし、本発明は、ラジオ番組の聴取者数に関する分析を行うケース、インターネット番組の視聴者数に関する分析を行うケース、及び、文字情報番組のように音声を伴わない番組の閲覧者数に関する分析を行うケースにも適用可能である。
また、以下の説明では、説明を分かり易くする理由から、テレビ局(放送局の一例)の局数を実際の数よりも幾分少なくし、具体的には3局としている。念のために付言しておくと、テレビ局の局数については任意の数に設定することが可能である。
<本実施形態に係る番組分析装置を用いた番組分析について>
先ず、本実施形態に係る番組分析装置を用いて行われる番組分析の概要について説明する。本実施形態に係る番組分析装置を用いて行われる番組分析は、あるテレビ番組(ある番組に相当)を分析対象とし、かかるテレビ番組の視聴者数に関する分析である。より詳しく説明すると、分析対象のテレビ番組の番組放送時間中における視聴者数の変動、具体的には流入者数及び流出者数の経時変化に関する分析(以下、流入・流出分析)が行われることになっている。
ここで、「流入者」とは、分析対象のテレビ番組の番組放送時間中に当該テレビ番組とは異なるテレビ番組(すなわち、他のテレビ局が放送している番組)から分析対象のテレビ番組へ移ってきた者を意味する。また、「流出者」とは、分析対象のテレビ番組の番組放送時間中に当該テレビ番組から他のテレビ局が放送しているテレビ番組へ移った者を意味する。
なお、本実施形態において流入・流出分析は、例えば視聴率調査会社によって行われることになっている。この視聴率調査会社は、視聴率調査のために無作為に抽出した世帯の構成員(個人)を調査対象者とし、この調査対象者に対してテレビ番組の視聴状況に関する調査を依頼している。具体的に説明すると、視聴率調査会社は、抽出された世帯に対して測定ユニットを配布する。この測定ユニットは、抽出された世帯の自宅内(厳密にはテレビの設置箇所周辺)に配置され、上記世帯の構成員(すなわち調査対象者)のテレビ番組の視聴状況を測定するために使用される。ちなみに、本実施形態では、世帯の構成員(すなわち、個人)を調査対象者としたが、世帯自体を調査対象者として取り扱ってもよい。
測定ユニットの構成について説明すると、測定ユニットは、図1に図示のチャンネルセンサ2と個人特定器3とオンラインメータ4とによって構成されている。チャンネルセンサ2は、その周辺に設置されたテレビが電源オン状態であるときに作動し、その時点で選択されているチャンネル(テレビ局)を特定する。
個人特定器3は、チャンネルセンサ2と同様、テレビが電源オン状態であるときに作動する。また、個人特定器3には、世帯の構成員の各々を特定するためのボタンが設けられている。調査対象者は、テレビ視聴を開始するあたり、個人特定器3に設けられたボタン中、自分に割り当てられたボタンを押す。このボタン操作を受け付けることにより、個人特定器3は、テレビが電源オン状態である間、世帯中の誰が視聴しているのかを特定する(換言すると、調査対象者を識別する)。なお、本実施形態において個人特定器3は、専用の入力装置(具体的にはピープルメータ)によって構成されているが、これに限定されるものではなく、個人特定用のボタンが設けられたリモコンによって構成されてもよい。
オンラインメータ4は、チャンネルセンサ2及び個人特定器3の各々の特定結果を入手し、これらの情報を示すデータを生成する。生成されたデータは、通信ネットワークN1を通じて外部の機器に向けて送信される。このオンラインメータ4が送信するデータは、どの調査対象者がどのテレビ番組(厳密には、どのテレビ局が放送しているテレビ番組)をいつ視聴したのかを示すデータであり、本発明の「調査データ」に相当する。
なお、本実施形態において、オンラインメータ4は、テレビが電源オン状態である間、一定の時間間隔(例えば、1分間隔)で調査データを生成することになっている。また、生成された1分毎の調査データは、通信ネットワークN1を通じてオンラインメータ4から逐次送信され、所定のデータベースサーバ(詳しくは、後述の調査データ用サーバ20)に蓄積されることになっている。
以上のようにして得られた各調査対象者の調査データを用いることにより、上述した流入・流出分析が実施されることになっている。つまり、流入・流出分析では、分析対象のテレビ番組を見ていた調査対象者の数について、当該テレビ番組の番組放送時間中における変動(具体的には流入者数及び流出者数)を分析することになる。
ちなみに、本実施形態では流入・流出分析の結果が書面(報告書)にて分析依頼者Cに報告されることとなっている。ただし、これに限定されるものではなく、流入・流出分析の結果については電子データの形式で報告されることとしてもよい。
<流入・流出分析に関与する装置について>
次に、流入・流出分析に関与する装置について図1を参照しながら説明する。本実施形態では、図1に示すように、番組分析装置をはじめとする複数の装置が流入・流出分析に関与している。具体的に説明すると、番組分析装置(以下、本装置10)と、前述した測定ユニットと、番組データ提供端末5と、調査データ用サーバ20と、番組データ用サーバ30とが流入・流出分析に関与している。つまり、本実施形態において、流入・流出分析は、上記の装置群がシステムとして機能することにより実現される。換言すると、上記の装置群によって構成されたデータ処理システム(以下、番組分析システム1)は、流入・流出分析用に構築されたものとなっている。
番組分析システム1の各構成機器について説明すると、本装置10は、流入・流出分析に係るデータ処理を実行するコンピュータであり、前述した視聴率調査会社によって管理されている。また、本実施形態において、本装置10は、分析対象のテレビ番組が放送された日の翌日に、当該テレビ番組に関する流入・流出分析に係るデータ処理を実行することになっている。ただし、流入・流出分析に係るデータ処理の実行時期については特に限定されるものではなく、例えば、分析対象のテレビ番組の放送が終了してから所定時間以内に実行されることとしてもよい。
また、本実施形態において、本装置10は、予め指定されたテレビ番組のみを分析対象として流入・流出分析を実施することになっている。ただし、これに限定されるものではなく、全てのテレビ番組を分析対象として流入・流出分析を実施してもよい。
測定ユニットは、前述したように、調査対象者を構成員とする世帯に対してそれぞれ配布され、当該世帯が暮らす住宅内で利用される。また、測定ユニットを構成するオンラインメータ4は、住宅内にあるテレビが電源オン状態である間、1分間隔で調査データを生成し、生成した調査データを逐次送信する。
ここで、調査データについて説明すると、本実施形態では、測定ユニットを構成する個人特定器3が特定した調査対象者毎に調査データが生成されることになっている。例えば、三人家族の世帯で三人全員が同時にあるテレビ番組を視聴している場合には、個人特定器3が三人の調査対象者を特定し、この結果、三人分の調査データが生成されることになる。
調査データについて図2を参照しながらより詳しく説明すると、調査データには、調査対象者の名称及び属性(具体的には年齢や性別)と共に、調査年月日(分かり易くは調査データが生成された年月日)、調査時刻(分かり易くは調査データが生成された時刻)、及び、調査時刻に視聴していたテレビ番組(厳密には、視聴局)が収録されている。なお、調査データの収録事項については上記の内容に限定されるものではなく、上記の内容以外の内容が含まれていてもよい。
調査データ用サーバ20は、各世帯の測定ユニットから送信されてくる調査データを、通信ネットワークN1を介して受信し、受信した調査データを蓄積するものである。この調査データ用サーバ20は、データベースサーバによって構成されている。なお、調査データ用サーバ20は、本装置10と通信可能な状態で接続されている。本装置10は、流入・流出分析に係るデータ処理を実行するに際して調査データ用サーバ20にアクセスし、同サーバに蓄積されている調査データのうち、分析に要する分のデータを抽出し、当該データを取得する。
番組データ提供端末5は、テレビ局各局が放送するテレビ番組に関する情報を示すデータ、すなわち番組データを提供するものである。この番組データ提供端末5は、例えば、テレビ局各局が保有するコンピュータによって構成されてもよく、あるいは、電子番組ガイドを配信する会社が保有するコンピュータによって構成されてもよい。
ここで、番組データについて説明すると、番組データは、テレビ番組毎に作成され、通常、テレビ番組の放送日前に生成されて通信ネットワークN2を通じて配信されることになっている。一方、緊急時の特別番組のように予定なく追加されたテレビ番組や、放送時間が当初の放送時間から変更されたテレビ番組については、番組放送終了後に番組データが生成されて配信されることになっている。
番組データについて図3を参照しながらより詳しく説明すると、番組データには、番組の放送年月日、番組の名称、番組を放送するテレビ局(放送局)、番組放送時間(厳密には放送開始時刻及び放送終了時刻)が収録されている。さらに、同図に示すように、番組データには、番組を構成するコーナの名称と、コーナの放送時間と、が更に収録されている。
ここで、「コーナの放送時間」とは、テレビ番組の番組放送時間内においてコーナに割り当てられた時間であり、具体的には当該コーナの放送開始時刻及び放送終了時刻のことである。換言すると、コーナ放送時間は、分析対象のテレビ番組の番組放送時間内における番組内容(コーナ)の切り替わり時点を示している。図3に図示されたケースを例に挙げて説明すると、番組「SSSニュース」は、6つのコーナによって構成されている。そのうち、「ニュース第1部」と言うコーナの放送時間は、18時〜18時15分となっており、「スポーツニュース」と言うコーナの放送時間は、18時15分〜18時23分30秒となっている。すなわち、番組「SSSニュース」の番組内容(コーナ)は、18時15分に切り替わったことになる。
なお、番組データの収録事項については上記の内容に限定されるものではなく、上記の内容以外の内容が含まれていてもよい。
番組データ用サーバ30は、番組データ提供端末5から送信されてくる番組データを、通信ネットワークN2を介して受信し、受信した番組データを蓄積するものである。この番組データ用サーバ30は、データベースサーバによって構成されている。なお、番組データ用サーバ30は、本装置10と通信可能な状態で接続されている。本装置10は、流入・流出分析に係るデータ処理を実行するに際して番組データ用サーバ30にアクセスし、同サーバに蓄積されている番組データのうち、分析に要する分のデータを抽出する。具体的に説明すると、本装置10は、分析対象のテレビ番組、並びに当該テレビ番組の放送時間と同じ時間帯に放送された他局のテレビ番組の各々の番組データを抽出し、当該データを取得する。
<番組分析装置の詳細構成>
次に、本装置10の詳細構成について説明する。本装置10は、視聴率調査会社が管理しているコンピュータ(厳密にはパソコン)によって構成されており、CPU、ROMやRAMからなるメモリ、ハードディスクドライブ、入力装置、出力装置及び通信用インタフェースを備えている。また、本装置10のハードディスクドライブには、コンピュータを番組分析装置として機能させるためのプログラム(以下、番組分析プログラム)が記憶されている。この番組分析プログラムが実行されることにより、本装置10が流入・流出分析に係るデータ処理を実行するようになる。
本装置10の構成を機能面から改めて説明すると、本装置10は、図4に示すように、分析条件設定部11、調査データ取得部12、調査データ記憶部13、番組データ取得部14、番組データ記憶部15及び分析実施部16を有する。これらの機能部は、本装置10を構成するハードウェア機器がソフトウェアとしての番組分析プログラムと協働することにより実現される。以下、各機能部について説明する。
(分析条件設定部)
分析条件設定部11は、流入・流出分析に係る分析条件を設定しておくものである。具体的に説明すると、本装置10の操作者が流入・流出分析を実施するに際し、本装置10の入力装置を通じて分析条件を入力すると、分析条件設定部11が当該入力操作を受け付け、入力された内容を分析条件として設定する。なお、本実施形態では、分析対象のテレビ番組(具体的には、当該テレビ番組の放送局、放送年月日及び番組放送時間)、分析時間の間隔、及び分析時に用いる基準値(所定値に相当)等が分析条件として設定されることになっている。
(調査データ取得部)
調査データ取得部12は、調査データ用サーバ20にアクセスし、調査データ用サーバ20に記憶されている調査データのうち、流入・流出分析に要する分のデータを抽出し、当該データを取得する。具体的に説明すると、調査データ取得部12は、分析条件設定部11により設定された分析条件のうち、分析対象のテレビ番組に関する条件(具体的には、当該テレビ番組の放送局、放送年月日及び番組放送時間)を特定する。その後、調査データ取得部12は、特定した分析条件にヒットする調査データを調査データ用サーバ20から抽出する。
より厳密に説明すると、調査データ取得部12は、特定結果に係る放送年月日及び番組放送時間に相当する日時に特定結果に係るテレビ局の番組を視聴していた調査対象者(すなわち、分析対象のテレビ番組を視聴していた調査対象者)を割り出す。そして、調査データ取得部12は、割り出した調査対象者の調査データ中、特定結果に係る番組放送時間(すなわち、分析対象のテレビ番組の放送時間)内に生成された調査データを抽出する。
(調査データ記憶部)
調査データ記憶部13は、調査データ取得部12が調査データ用サーバ20から取得した調査データを、調査対象者毎(厳密には、分析対象のテレビ番組を視聴していた調査対象者毎)に記憶しておくものである。なお、本実施形態では、調査データが1分毎に生成されることになっている。このため、調査データ記憶部13は、調査対象者毎の調査データを1分毎に区分けして記憶する。
(番組データ取得部)
番組データ取得部14は、番組データ用サーバ30にアクセスし、番組データ用サーバ30に記憶されている番組データのうち、流入・流出分析に要する分のデータを抽出し、当該データを取得する。具体的に説明すると、番組データ取得部14は、分析条件設定部11により設定された分析条件から分析対象のテレビ番組を特定する。その後、番組データ取得部14は、特定した分析対象のテレビ番組の番組データ、及び分析対象のテレビ番組と同じ年月日かつ同じ時間帯に放送されたテレビ番組の各々の番組データを番組データ用サーバ30から抽出する。
(番組データ記憶部)
番組データ記憶部15は、番組データ取得部14が番組データ用サーバ30から取得した番組データを、テレビ番組毎に記憶しておくものである。
(分析実施部)
分析実施部16は、本装置10の中核的機能をなしており、流入・流出分析を実施するものである。この分析実施部16は、流入・流出分析において(1)特定処理、(2)集計処理及び(3)データ生成処理を実行する。
特定処理は、分析対象のテレビ番組(ある番組に相当)を視聴した調査対象者を流入者、継続者及び流出者を区分けし、当該テレビ番組の番組放送時間中における経時変化を特定する処理である。「継続者」とは、分析対象のテレビ番組を継続的に視聴している調査対象者を意味している。
ここで、調査対象者の区分けについて説明しておくと、当該区分けは、1分間隔で行われることになっている。具体的に説明すると、ある時刻(t)にて分析対象のテレビ番組の放送局とは異なるテレビ局の番組を視聴していた調査対象者が1分後の時刻(t+1)に分析対象のテレビ番組を視聴するようになった場合、時刻t+1における流入者としてカウントする。また、時刻tにて分析対象のテレビ番組を視聴していた調査対象者が時刻t+1に分析対象のテレビ番組の放送局とは異なるテレビ局の番組を視聴するようになった場合、時刻t+1における流出者としてカウントする。また、時刻tにて分析対象のテレビ番組を視聴していた調査対象者が時刻t+1に引き続き分析対象のテレビ番組を視聴している場合、時刻t+1における継続者としてカウントする
集計処理は、特定処理においてカウントした1分毎の流入者及び流出者の数を、それぞれテレビ局別に集計する処理である。より具体的に説明すると、流入者については、分析対象のテレビ番組に移る直前(厳密には1分前)の番組である流入元番組を放送するテレビ局毎に集計する。他方、流出者については、分析対象のテレビ番組から移った直後(厳密には1分後)の番組である流出先番組を放送するテレビ局毎に集計する。
さらに、集計処理では、流出先番組を放送するテレビ局の中に特定放送局が有るかどうかを判定する。「特定放送局」とは、分析対象のテレビ番組の番組放送時間内において所定値を超える数の調査対象者が流出したテレビ局のことである。なお、「所定値」とは、分析条件設定部11が設定した基準値のことである。
データ生成処理は、特定処理において特定した流入者、継続者及び流出者の経時変化、並びに、集計処理において集計したテレビ局別の流入者数及び流出者数を表示するためのデータを生成する処理である。なお、本実施形態では、データ生成処理において、分析結果に関する報告書の印刷用データが生成されることになっている。
そして、データ生成処理において生成されるデータ、換言すると、流入・流出分析の結果を表示する際の表示方式が、本実施形態における特徴事項である。かかる特徴については後に詳しく説明する。
<流入・流出分析フローについて>
次に、本装置10による流入・流出分析フローの流れ及び手順について図5乃至8を参照しながら説明する。ちなみに、以下に説明する流入・流出フローでは、本発明の番組分析方法が採用されている。すなわち、以下の説明は、本発明の番組分析方法に関する内容となっている。さらに付言しておくと、以下に説明する流入・流出フローの各ステップは、本発明の番組分析方法の構成要素に相当する。
なお、以下では、説明を分かり易くするため、2015年4月27日の18時〜18時59分にテレビ局「XYZ放送局」にて放送されていたテレビ番組「SSSニュース」を分析対象とするケースを具体例に挙げて説明することとする。
流入・流出分析フローは、分析対象のテレビ番組「SSSニュース」が放送された日の翌日、すなわち2015年4月28日の所定時刻になった時点で実施される。流入・流出分析フローでは、図5に示すように、先ず、分析条件設定部11による分析条件設定処理が実行される(S001)。本処理S001では、2015年4月27日放送分の「SSSニュース」を特定するのに必要な条件(具体的には、放送年月日、番組放送時間及び放送局等)が設定される。また、本処理S001では分析時間の間隔が設定され、本実施形態では1分間に設定される。また、本処理S001では後の集計処理において必要となる基準値が設定され、本実施形態ではn人(nは2以上の自然数)に設定される。
分析条件が設定された後には、「SSSニュース」に対する流入・流出分析に要するデータについて、データ取得・記憶処理が実施される(S002)。本処理S002では、調査データ取得部12が調査データ用サーバ20に記憶された調査データのうち、2015年4月27日放送分の「SSSニュース」を視聴した調査対象者の調査データを抽出する。より詳しく説明すると、調査データ取得部12は、2015年4月27日放送分の「SSSニュース」の番組放送時間(すなわち、2015年4月27日の18時〜18時59分)中のある時刻(t)に「XYZ放送局」を視聴している調査対象者を割り出す。調査データ取得部12は、割り出した調査対象者の調査データのうち、ある時刻(t)におけるデータと、ある時刻(t)から1分遡った時点(t−1)のデータと、ある時刻(t)から1分経過した時点(t+1)のデータと、を抽出する。これらの手続きは、2015年4月27日放送分の「SSSニュース」の番組放送時間を対象範囲として、所定の時間間隔で(すなわち、1分刻みで)繰り返し実施される。
以上のようにして抽出されて取得された各分の調査データは、調査データ記憶部13によって調査対象者毎に記憶されることとなる。
また、データ取得・記憶処理S002では、番組データ取得部14が番組データ用サーバ30から2015年4月27日放送分の「SSSニュース」の番組データを取得する。さらに、番組データ取得部14は、2015年4月27日の18時〜18時59分に他のテレビ局が放送していたテレビ番組の番組データを取得する。取得された番組データは、番組データ記憶部15によってテレビ番組毎に記憶されることになる。
データ取得・記憶処理S002が終了した後には、図5に示すように、分析実施部16による各種のデータ処理が実行される。具体的に説明すると、分析実施部16は、特定処理から開始する(S003)。この特定処理S003では、2015年4月27日放送分の「SSSニュース」を視聴した調査対象者を流入者、継続者及び流出者を1分毎に算出する。その後、分析実施部16は、流入者、継続者及び流出者のそれぞれの算出結果について、「SSSニュース」の番組放送時間(すなわち、18時〜18時59分)中における経時変化を特定する。
特定処理S003の流れについて図6を参照しながら説明すると、本処理S003は、分析実施部16が番組データ記憶部15によって記憶された番組データを読み出すところから始まる(S011)。このときに分析実施部16が読み出す番組データは、2015年4月27日放送分の「SSSニュース」の番組データ、及び、2015年4月27日の18時〜18時59分に他のテレビ局が放送していたテレビ番組の番組データである。
その後、分析実施部16は、調査データ記憶部13に記憶された調査データを読み出す(S012)。このときに分析実施部16が読み出す調査データは、2015年4月27日放送分の「SSSニュース」を視聴していた調査対象者の調査データである。より厳密に説明すると、「SSSニュース」の番組放送時間中の1分刻みの時刻を時刻tとしたとき、時刻tにおいて「SSSニュース」を視聴していた調査対象者について時刻t、t−1、t+1の各時刻で生成された調査データが、分析実施部16によって読み出される調査データに相当する。
番組データ及び調査データを読み出した後、分析実施部16は、2015年4月27日放送分の「SSSニュース」を視聴していた調査対象者について、毎分の流出者、流入者及び継続者を算出する(S013、S014、S015)。これにより、2015年4月27日放送分の「SSSニュース」について、その番組放送時間中における流出者数、流入者数及び継続者の経時変化(1分毎の人数変化)が特定されることになる。
流入・流出分析フローの説明に戻ると、図5に示すように、特定処理S003の実行後、分析実施部16は、集計処理を実行する(S004)。この集計処理S004では、特定処理において特定した2015年4月27日放送分の「SSSニュース」の流入者数及び流出者数を、それぞれテレビ局別に集計する。
集計処理S004の流れについて図7を参照しながら説明すると、本処理S004は、分析実施部16が各流出者の流出先を特定するところから始まる(S021)。ここで、「流出先」とは、「SSSニュース」を視聴していた調査対象者が他のテレビ局の番組に流出した際の当該他のテレビ局(すなわち、「SSSニュース」から移った直後のテレビ番組を放送しているテレビ局)のことである。その後、分析実施部16は、テレビ局別(つまり、流出先別)に流出者数を集計する(S022)。
また、分析実施部16は、上記の手順と略同様の手順にて、各流入者の流入元を特定した上で、テレビ局別(つまり、流入元別)に流入者を集計する(S023、S024)。ここで、「流入元」とは、それまで他のテレビ局の番組を見ていた調査対象者が「SSSニュース」へ流入してきた場合の当該他のテレビ局(すなわち、「SSSニュース」に移る直前のテレビ番組を放送しているテレビ局)のことである。
その後、分析実施部16は、テレビ局別に集計した流出者数に基づいて、特定放送局の有無を判定する(S025)。具体的に説明すると、分析実施部16は、テレビ局別に集計した毎分の流出者数のうち、分析条件設定部11が設定した基準値nを超える数が有るかどうかを判定する。そして、毎分の流出者数が基準値nを超えたテレビ局が存在する場合、分析実施部16は、当該テレビ局を特定放送局として特定する。
流入・流出分析フローの説明に再び戻ると、図5に示すように、集計処理S004の実行後、分析実施部16は、データ生成処理を実行する(S005)。本処理S005において、分析実施部16は、2015年4月27日放送分の「SSSニュース」を分析対象として行った流入・流出分析の結果を表示するためのデータとして、分析結果印刷用データを生成する。
データ生成処理S005の流れについて図8を参照しながら説明すると、本処理S005は、前述の集計処理S004において特定放送局が特定されたかどうか(換言すれば、特定放送局が存在するかどうか)を判定するところから始まる(S031)。特定放送局が存在する場合、分析実施部16は、「SSSニュース」の番組放送時間中に特定放送局が放送していたテレビ番組の名称と、特定放送局が放送するテレビ番組(すなわち、流出先番組)への流出者の数が基準値nを超えた時点(以下、流出超過時点)と、を特定する(S032)。さらに、分析実施部16は、上記の流出先番組の番組データに基づき、当該流出先番組のコーナのうち、流出超過時点に放送されていたコーナの名称を特定する。
その後、分析実施部16は、特定処理S003における特定結果及び集計処理S004における集計結果をグラフ化して表示すると共に、上述した流出超過時点等の特定放送局に関する情報を併せて表示するためのデータ(分析結果印刷用データ)を生成する(S033)。
一方で、特定放送局が存在しない場合、当然ながら流出超過時点等を特定するステップS032が行われることはない。かかる場合、分析実施部16は、特定処理S003における特定結果及び集計処理S004における集計結果をグラフ化して表示するためのデータ(分析結果印刷用データ)を生成することになる(S034)。
以上までに説明してきた一連の処理が終了した後、データ生成処理S005にて生成された印刷用データに基づいて不図示のプリンタが印刷処理を実行する(S006)。これにより、2015年4月27日放送分の「SSSニュース」について行った流入・流出分析の分析結果が報告書として出力されるようになる。
<流入・流出分析の分析結果について>
次に、上述した流入・流出分析フローによって得られる分析結果の表示例、つまり、当該分析結果の報告書の記載例について図9乃至10を参照しながら説明する。また、以下では、流入・流出分析フローの説明と同様、2015年4月27日放送分の「SSSニュース」を分析対象として流入・流出分析を行ったときの分析結果を例に挙げて説明する。
なお、以下に説明する分析結果の表示例(報告書の記載例)は、あくまでも一例に過ぎず、様式や記載項目、デザインについては、本発明の趣旨を逸脱しない限り、任意に設定することが可能である。また、図9に図示の記載内容と、図10に図示の記載内容とは、それぞれ別々に印刷されてもよく、若しくは同一紙面にまとめて印刷されていてもよい。
流入・流出分析の分析結果に関する報告書では、特定処理S003にて特定した流出者数等の経時変化がグラフ化して表示されている。具体的に説明すると、報告書には、図9に示すように、2015年4月27日放送分の「SSSニュース」の番組放送時間(18時〜18時59分)における流入者、流出者及び継続者のそれぞれの数を1分間隔で示した棒グラフ(厳密には、積み上げ棒グラフ)が記載されている。この棒グラフは、横軸が時間を示し、縦軸が集計数(調査対象者の数)を示している。なお、各棒グラフ中、縦軸において正の値に属する部分は、流入者数及び継続者数の合計値を示しており、負の値に属する部分は、流出者数を示している。
そして、本実施形態では、図9に示すように、上記の棒グラフが表示された領域の上方位置に、2015年4月27日放送分の「SSSニュース」を構成する各コーナが、それぞれの放送時間に対応させて表示されている。つまり、本実施形態に係る分析実施部16は、データ生成処理において、特定処理にて特定した流出者数等の経時変化を、分析対象のテレビ番組の番組放送時間中における当該テレビ番組のコーナの変遷と対応付けて表示するためのデータを生成する。
以上のデータが生成される結果、各時点での流出者数や流入者数を確認する際には、当該各時点で放送されていた番組コーナと関連付けて(対応付けて)確認することが可能となる。これにより、流出者数・流入者数と番組コーナとの対応関係が明らかになり、例えば流出者数(あるいは流入者)が比較的多くなった時点について、その原因を推測することが可能となる。
また、報告書には、図10に示すように、2015年4月27日放送分の「SSSニュース」の番組放送時間における流入者及び流出者を合算した値を1分毎に示した折れ線グラフが記載されている。この折れ線グラフは、図9に図示のグラフと同様、特定処理S003にて特定した流入者数等(厳密には、正味の流入者数)の経時変化を示すグラフであり、横軸が時間を示し、縦軸が流入者数等を示している。なお、この折れ線グラフのうち、縦軸において正の値になっている箇所(ポイント)は、流入者数が流出者数を上回っていることを示しており、負の値になっている箇所(ポイント)は、流出者数が流入者数を上回っていることを示している。
さらに、報告書では、集計処理S004にて集計したテレビ局別の流入者数及び流出者数がグラフ化して表示されている。具体的に説明すると、図10に示すように、テレビ局別に集計した流入者及び流出者を1分間隔で示した棒グラフ(厳密には、積み上げ棒グラフ)が上記の折れ線グラフと重ねられた状態で記載されている。この棒グラフは、横軸が時間を示し、縦軸が集計数(調査対象者の数)を示している。なお、各棒グラフ中、縦軸において正の値に属する部分は、各テレビ局からの流入者数を積み上げて示しており、負の値に属する部分は、各テレビ局への流出者数を積み上げて示している。
そして、本実施形態では、図10に示すように、上記の折れ線グラフ及び棒グラフが表示された領域の上方位置に、2015年4月27日放送分の「SSSニュース」を構成する各コーナが、それぞれの放送時間に対応させて表示されている。つまり、本実施形態に係る分析実施部16は、データ生成処理において、集計処理にて1分毎に集計したテレビ局別の流入者数及び流出者数を、分析対象のテレビ番組の番組放送時間中における当該テレビ番組のコーナの変遷と対応付けて表示するためのデータを生成する。
以上のデータが生成される結果、分析対象のテレビ番組の番組放送時間中において流出者がどのテレビ局の番組へ移ったのかを、そのときの番組コーナと関連付けて把握することが可能となる。同様に、分析対象のテレビ番組の番組放送時間中において流入者がどのテレビ局の番組から移ってきたのかを、そのときの番組コーナと関連付けて把握することが可能となる。
なお、流出者がどのテレビ局の番組へ移ったのかを把握するにあたり、図10に示すように、分析対象のテレビ番組の番組放送時間中に各テレビ番組が放送する番組(すなわち、流出先番組)を併せて表示するのが望ましい。換言すると、分析実施部16がデータ生成処理を実行する際、集計処理にて集計したテレビ局別の流出者数を、分析対象のテレビ番組の番組放送時間中において各テレビ局が放送するテレビ番組と対応付けて表示するためのデータを生成するのが好ましい。
さらにまた、集計処理S004にて集計したテレビ局別の流出者数が基準値nを超えたテレビ局(すなわち、特定放送局)が存在するとき、報告書には図10に図示した吹き出し情報Fが記載される。ここで、「吹き出し情報F」とは、流出先番組情報に相当し、流出者数が基準値nを超えた時点(流出超過時点)で特定放送局が放送するテレビ番組、すなわち流出先番組に関する情報を意味する。つまり、本実施形態に係る分析実施部16は、データ生成処理において、上記の吹き出し情報Fを流出者数等の経時変化とともに表示するためのデータを生成する。
吹き出し情報Fについて説明すると、吹き出し情報F内には、特定放送局、流出超過時点で特定放送局が放送する流出先番組の名称、及び、当該流出先番組を構成するコーナの内、流出超過時点で放送されていたコーナの名称が表示されている。また、吹き出し情報Fは、図10に示すように、テレビ局別に集計した流出者数を示す棒グラフのうち、流出超過時点での流出者数を示す棒グラフ(より厳密には、当該棒グラフ中、特定放送局の流出者数を示す部分)に吹き出し起点を有する。かかる意味で、吹き出し情報Fは、流出超過時点を示していることになる。
なお、図10に図示のケースでは、テレビ局「BBB放送局」及び「AAA放送局」が特定放送局に該当する。また、「BBB放送局」への流出者数が基準値nを超えた時点(流出超過時点)は、18時19分であり、その時に放送していたテレビ番組及びコーナ名称は、それぞれ「夕方のニュース」、「グルメ特集」である。同様に、「AAA放送局」への流出者数が基準値nを超えた時点(流出超過時点)は、18時50分であり、その時に放送していたテレビ番組及びコーナ名称は、それぞれ「スペシャルニュース」、「今晩の献立」である。
以上のように本実施形態では、特定放送局が存在する場合、特定放送局が放送する番組(流出先番組)と、当該流出先番組への流出者数が基準値nを超えた流出超過時点と、流出超過時点で放送されていたコーナ名称と、が吹き出し情報Fとして表示される。これにより、分析対象のテレビ番組の番組放送時間の中で顕著な流出が有った場合に、その原因となった流出先番組及びコーナ名称を把握することが可能となる。
なお、吹き出し情報Fが示す情報については、上記の内容に限定されるものではなく、上記の内容以外の内容(例えば、番組出演者等)が含まれていてもよい。また、本実施形態では、特定放送局が存在する場合、吹き出し情報Fを表示させるためのデータが分析実施部16によって自動的に生成されることになっている。ただし、これに限定されるものではなく、吹き出し情報Fの内容を本装置10の操作者が入力し、かかる入力操作を受け付けることで分析実施部16が入力された内容を示す吹き出し情報Fのデータを生成することとしてもよい。
<その他の実施形態>
以上までに本発明の番組分析装置及び番組分析方法の構成例について説明してきたが、上記の実施形態は、本発明の具体的構成の一つに過ぎず、他の構成例(バリエーション)が考えられる。一例を挙げて説明すると、上記の実施形態では、分析対象のテレビ番組の番組放送時間中における流出者数や流入者数をテレビ局別に集計することとした。ただし、これに限定するものではなく、例えば、流出者数や流入者数を各人の属性別に集計することとしてもよい。かかる変形例について図11を参照しながら説明することとする。
上記の変形例では、分析対象のテレビ番組の番組放送時間における流出者数及び流入者数が調査対象者の属性、具体的には年代別に集計される。換言すると、上記の変形例において、分析実施部16は、流出者数及び流入者数を調査対象者の年代別に集計する集計処理を実行する。なお、図11に示すケースでは年代を3つのカテゴリ(具体的には、「0〜20才」、「21〜50才」及び「51才以上」)に分け、各年代カテゴリ別に流出者数及び流入者数を集計する。
そして、上記の変形例において、分析実施部16は、データ生成処理にて、特定処理にて特定した流出者数・流入者数の経時変化と、集計処理にて集計した年代別の流出者数・流入者とを表示するためのデータを生成する。このデータは、図11に示すように、流出者数及び流入者のそれぞれについて、分析対象のテレビ番組の番組放送時間中の経時変化や年代別の集計結果を、分析対象のテレビ番組の番組コーナの変遷と対応付けて表示するためのデータとなっている。
以上のデータが生成される結果、分析対象のテレビ番組の番組放送時間中の各時点において、どの年代の調査対象者が流出又は流入したのかを、そのときの番組コーナと関連付けて把握することが可能となる。なお、上述のケースでは、流出者数や流入者数を調査対象者の年代(年齢)別に集計することとしたが、性別や職業等の人口統計学的属性(デモグラフィック)で区分けして当該属性別に集計してもよい。
また、流入者数や流出者数を集計する際の区分としては、心理学的属性(サイコグラフィック)を用いてもよい。例えば、調査対象者の視聴行動(具体的には、テレビを観る時間帯等)別に流出者数や流入者を集計してもよく、あるいは調査対象者の嗜好(具体的には、好きなテレビ番組のジャンル等)別に集計してもよい。また、あるテレビ番組について流出者数や流入者数を集計する際に、当該あるテレビ番組の視聴経験の有無に分けて集計してもよい。さらに、あるテレビ番組について流入者を集計する際に、一度他の番組へ流出した後に当該あるテレビ番組へ再流入してきた者を抽出し、その者の数を別集計してもよい。
また、上記の変形例を含め、以上までに説明してきた実施形態では、分析対象のテレビ番組の番組放送時間中における流入者数及び流出者数の双方について、経時変化を特定し、その特定結果をグラフ化して表示することとした。ただし、これに限定されるものではなく、流入者数及び流出者数のうち、いずれか一方の数のみについて経時変化を特定し、その特定結果をグラフ化して表示するものであってもよい。
1 番組分析システム
2 チャンネルセンサ
3 個人特定器
4 オンラインメータ
5 番組データ提供端末
10 本装置(番組分析装置)
11 分析条件設定部
12 調査データ取得部
13 調査データ記憶部
14 番組データ取得部
15 番組データ記憶部
16 分析実施部
20 調査データ用サーバ
30 番組データ用サーバ
C 分析依頼者
F 吹き出し情報
N1,N2 通信ネットワーク

Claims (8)

  1. 調査対象者がどの番組をいつ視聴、聴取又は閲覧したのかを示す調査データを、前記調査対象者毎に記憶する調査データ記憶部と、
    番組の名称、該番組の放送時間を示す番組放送時間、該番組放送時間内で複数回切り替わった番組内容、及び、前記番組放送時間内での前記番組内容の切り替わり時点を示す番組データを、前記番組毎に記憶する番組データ記憶部と、
    前記調査データ記憶部から読み出した前記調査データ、及び、前記番組データ記憶部から読み出した前記番組データに基づいて、ある番組を視聴、聴取又は閲覧した前記調査対象者の数に関する分析を実施する分析実施部と、を有し、
    該分析実施部は、前記分析において、
    前記ある番組を視聴、聴取又は閲覧した前記調査対象者のうち、前記ある番組の前記番組放送時間中に前記ある番組とは異なる番組へ移った流出者、及び、前記ある番組の前記番組放送時間中に前記ある番組とは異なる番組から前記ある番組へ移ってきた流入者のうちの少なくとも一方の数について、前記ある番組の前記番組放送時間における経時変化を特定する特定処理と、
    特定した前記経時変化を、前記ある番組の前記番組放送時間中における前記ある番組の前記番組内容の変遷と対応付けて表示するためのデータを生成するデータ生成処理と、を実行することを特徴とする番組分析装置。
  2. 前記番組内容は、前記番組を構成するコーナであり、
    前記番組データ記憶部は、前記番組の名称、前記番組放送時間、前記コーナの名称、及び前記番組放送時間内における前記コーナの放送時間を示す前記番組データを前記番組毎に記憶していることを特徴とする請求項1に記載の番組分析装置。
  3. 前記分析実施部は、前記特定処理において、前記ある番組を視聴、聴取又は閲覧した前記調査対象者のうち、前記流出者及び前記流入者の双方のそれぞれの数について、前記ある番組の前記番組放送時間における前記経時変化を特定することを特徴とする請求項1又は2に記載の番組分析装置。
  4. 前記分析において、前記分析実施部は、前記少なくとも一方の数を、前記ある番組から移った直後の番組である流出先番組を放送する放送局別に集計する集計処理を更に実行し、前記データ生成処理では、前記特定処理にて特定した前記経時変化と、前記集計処理にて前記放送局別に集計した前記少なくとも一方の数とを、前記ある番組の前記番組放送時間中における前記ある番組の前記番組内容の変遷と対応付けて表示するためのデータを生成することを特徴とする請求項3に記載の番組分析装置。
  5. 前記調査データ記憶部は、前記調査対象者の属性を示す情報を含んだ前記調査データを、前記調査対象者毎に記憶しており、
    前記分析において、前記分析実施部は、前記少なくとも一方の数を前記属性別に集計する集計処理を更に実行し、前記データ生成処理では、前記特定処理にて特定した前記経時変化と、前記集計処理にて前記属性別に集計した前記少なくとも一方の数とを、前記ある番組の前記番組放送時間中における前記ある番組の前記番組内容の変遷と対応付けて表示するためのデータを生成することを特徴とする請求項3に記載の番組分析装置。
  6. 前記集計処理では、前記流出者の数が前記放送局別に集計され、
    複数の放送局中、前記集計処理にて集計した前記放送局別の前記流出者の数が所定値を超えた特定放送局が存在するとき、前記分析実施部は、前記データ生成処理において、前記特定放送局が放送する前記流出先番組の名称と、前記ある番組の前記番組放送時間中、前記特定放送局が放送する前記流出先番組への前記流出者の数が前記所定値を超えた時点と、を示す流出先番組情報を前記経時変化とともに表示するためのデータを生成することを特徴とする請求項4に記載の番組分析装置。
  7. 前記流出先番組情報には、前記特定放送局が放送する前記流出先番組の前記番組内容のうち、前記ある番組の前記番組放送時間中、前記特定放送局が放送する前記流出先番組への前記流出者の数が前記所定値を超えた時点に放送されていた番組内容が含まれていることを特徴とする請求項6に記載の番組分析装置。
  8. コンピュータが、調査対象者がどの番組をいつ視聴、聴取又は閲覧したのかを示す調査データを、前記調査対象者毎に記憶することと、
    コンピュータが、番組の名称、該番組の放送時間を示す番組放送時間、該番組放送時間内で複数回切り替わった番組内容、及び、前記番組放送時間内での前記番組内容の切り替わり時点を示す番組データを、番組データ記憶部に前記番組毎に記憶することと、
    コンピュータが、読み出した前記調査データ及び前記番組データに基づいて、ある番組を視聴、聴取又は閲覧した前記調査対象者の数に関する分析を実施することと、を有し、
    コンピュータは、前記分析において、
    前記ある番組を視聴、聴取又は閲覧した前記調査対象者のうち、前記ある番組の前記番組放送時間中に前記ある番組とは異なる番組へ移った流出者、及び、前記ある番組の前記番組放送時間中に前記ある番組とは異なる番組から前記ある番組へ移ってきた流入者のうちの少なくとも一方の数について、前記ある番組の前記番組放送時間における経時変化を特定する特定処理と、
    特定した前記経時変化を、前記ある番組の前記番組放送時間中における前記ある番組の前記番組内容の変遷と対応付けて表示するためのデータを生成するデータ生成処理と、を実行することを特徴とする番組分析方法。
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