JP6513481B2 - 伸縮ガイドレール - Google Patents

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Description

本発明は、伸縮ガイドレールに関する。
シャッター装置は、スラットの昇降を上下方向にガイドするガイドレールを備える。ガイドレールは、側部に上下方向に延在するガイド溝が形成された柱状部材であり、ガイド溝にスラットの幅方向端部が挿入されることで、スラットをガイドする。
特開平11−81830号公報
ところで、シャッター施工の際に取付けられるガイドレールの長さは、シャッターが施工される開口の高さ寸法(以下、単に「開口高さ」という。)に基づいて定まる。
しかしながら、正確な開口高さは、施工現場に着いた後で初めて判る場合がある。このような場合には、予め長めのガイドレールを用意しておき、施工現場で、正確な開口高さに基づいた適切な長さにガイドレールを切断することになる。
本発明は上記事実に鑑み、施工現場でガイドレールを切断する作業が不要な伸縮ガイドレールを提供することを目的とする。
第1の態様に係る伸縮ガイドレールは、スラットの昇降方向を上下方向として延在するガイド溝が側部に形成され、スラットの昇降をガイドする柱状のガイドレール本体と、平断面形状が略C字形状とされて側部に上下方向に延在する延長溝が形成されると共に、内部に前記ガイドレール本体の上部が収容された状態で前記ガイドレール本体と連結されるアジャスト部材と、を備え、前記収容された状態では、前記ガイド溝と前記延長溝とが上下に接続されている。
この伸縮ガイドレールは、柱状のガイドレール本体と、ガイドレール本体と連結されるアジャスト部材とを備える。ガイドレール本体とアジャスト部材とが連結された状態では、平断面形状が略C字形状とされたアジャスト部材の内部にガイドレール本体の上部が収容された状態となり、この状態では、ガイドレール本体のガイド溝とアジャスト部材の延長溝とが上下に接続されている。
ここで、ガイドレール本体のうち、アジャスト部材の内部に収容される部分の高さ寸法(側面視でガイドレール本体とアジャスト部材とが重なる部分の高さ寸法)を調整することで、伸縮ガイドレール全体の長さ(高さ寸法)を調整することができる。したがって、伸縮ガイドレールを適切な長さに調節できるので、施工現場でガイドレールを切断する作業が不要になる。
なお、「平断面形状が略C字形状」とは、柱状のガイドレール本体の側面を略四方から取り囲むことができる形状であって、側部にガイド溝と接続可能な延長溝が形成されている形状を広く含む。
第2の態様に係る伸縮ガイドレールは、第1の態様に係る伸縮ガイドレールにおいて、前記延長溝の上部は、上方に向けて拡幅されている。
この伸縮ガイドレールでは、延長溝の上部が上方に向けて拡幅されている。このため、伸縮ガイドレールの上部において、ブラケット内に巻き取られたスラットを適切にガイドすることができる。
第3の態様に係る伸縮ガイドレールは、第1の態様又は第2の態様に係る伸縮ガイドレールにおいて、前記アジャスト部材は、内部に前記ガイドレール本体の上部が収容されると共に、上端がシャッターブラケットの呑込み部に挿入される呑込まれ部と、内部に前記ガイドレール本体と躯体の間に配置されて前記ガイドレール本体を前記躯体に取付けるためのパネル部材の上部が収容されると共に、上端が前記シャッターブラケットの下フランジ部に当接される非呑込まれ部と、を有する。
この伸縮ガイドレールでは、アジャスト部材の内部に、ガイドレール本体の上部に加えてパネル部材の上部も収容される。そして、アジャスト部材のうち、ガイドレール本体の上部が収容される部位は、シャッターブラケットの呑込み部に挿入される飲込まれ部とされている。また、アジャスト部材のうち、パネル部材の上部が収容される部位は、シャッターブラケットの下フランジと当接する非呑込まれ部とされている。したがって、シャッターブラケットの呑込み部の下方にガイドレール本体が配置され、シャッターブラケットの下フランジ部の下方にパネル部材が配置される構造のシャッター装置の施工において、ガイドレール本体を切断する作業が不要になるだけでなく、パネル部材を切断する作業も不要になる。
第4の態様に係る伸縮ガイドレールは、第3の態様に係る伸縮ガイドレールにおいて、前記アジャスト部材は2以上の部品から構成され、前記部品のうちの躯体に固定される部品の側部には、当該固定される部品の側方から、前記ガイドレール本体及び前記パネル部材の上部を前記アジャスト部材の内部に収容することができる開口が形成されており、前記開口は、前記延長溝を残して、前記部品のうち他の部品によってガイドレール側方から塞がれる。
この伸縮ガイドレールでは、アジャスト部材は2以上の部品から構成されている。そして、2以上の部品のうち、躯体に固定される部品の側部には開口が形成されている。この開口を利用して、アジャスト部材の内部にガイドレール本体及びパネル部材の上部を側方から収容可能となっている。このため、ガイドレール本体及びパネル部材の長さの関係上、アジャスト部材の下方からガイドレール本体及びパネル部材を収容することが難しい場合であっても、アジャスト部材とガイドレール本体とを連結することができる。
以上説明した通り、本発明に係る伸縮ガイドレールは、施工現場でガイドレールを切断する作業が不要となるという優れた効果を有する。
本実施形態の伸縮ガイドレールを示す斜視図である。 本実施形態の伸縮ガイドレールが取付けられた状態を、シャッターが設けられる開口の幅方向内側から見た側面図である。 本実施形態の伸縮ガイドレールの取付手順を示す図であり、図2の3−3線における断面図である。 本実施形態の伸縮ガイドレールの取付手順を示す図であり、図2の4−4線における断面図である。 本実施形態のアジャスト部材の第1部品を示す斜視図である。 本実施形態の第1部品及び躯体側パネルを示す斜視図である。 本実施形態の第1部品、躯体側パネル、レール側パネル及びガイドレール本体を示す斜視図である。 本実施形態の変形例の伸縮ガイドレールを示す斜視図である。
以下、図1〜図7を用いて、本発明に係る伸縮ガイドレールの実施形態について説明する。
図1、図2、図3(D)及び図4(C)には、取付けられた状態の伸縮ガイドレール10が示されている。なお、各図に示される矢印UPはシャッターが設けられる開口の高さ方向を示し、矢印INは開口の幅方向内側を示し、矢印FRは開口面に直交する方向のうち建物外側方向を示す。また、各構成の説明において言及する方向は、各構成が取付けられた状態における方向を意味し、開口の高さ方向を単に高さ方向といい、開口の幅方向を単に幅方向といい、建物外側方向を単に前方向という。
図1及び図2に示されるように、伸縮ガイドレール10は、開口高さ方向を長手方向とする柱状のガイドレール本体12と、内部にガイドレール本体12の上部が収容された状態でガイドレール本体12と連結されるアジャスト部材14と、を含んで構成されている。
ガイドレール本体12は、平断面形状が略矩形状とされており、詳しくは、矩形のうちの一辺がその中央で分断され、分断された端部が内側へ折り曲げられた形状とされている。すなわち、ガイドレール本体12は、上下方向及び前後方向に延在する奥壁部12Aと、奥壁部12Aの前後方向両端から幅方向内側へ延びる一対の側壁部12Bと、一対の側壁部12Bの幅方向内側端から互いに近づく方向に形成された一対の案内部12Cと、から構成されている。ガイドレール本体12の一対の案内部12Cの間には、開口幅方向内側を向いたガイド溝16が開口上下方向に延びるように形成されている。一対の案内部12Cの間のガイド溝16に、図示しないスラットの幅方向端部が挿入されて、スラットが開口上下方向に案内されることになる。
ガイドレール本体12の一対の側壁部12Bのうち、後方側の側壁部12Bには、柱状のレール受け18が接合されている。レール受け18は、「パネル部材」としてのレール側パネル20と、躯体側パネル22とで形成された平断面構造が矩形状の柱状部材である。このレール受け18を介して、ガイドレール本体12が躯体24に間接的に固定されている(図4(C)参照)。
レール側パネル20は、上下方向及び幅方向に延在されガイドレール本体12の側壁部12Bとリベット等で接合された側壁部20Aと、側壁部20Aの幅方向内側端から後方向に延びる前壁部20Bと、前壁部20Bの後方向端から幅方向外側へ延び躯体24と当接されるフランジ部20Cと、を有している。
躯体側パネル22は、上下方向及び前後方向に延在されレール側パネル20の前壁部20Bとブラインドリベット等で接合される前壁部22Aと、前壁部22Aの後方端から幅方向外側へ延びる側壁部22Bと、側壁部22Bの幅方向外側端から前方向に延びる奥壁部22Cと、奥壁部22Cの前方向端から幅方向内側へ延びるフランジ部22Dと、を有している。
レール側パネル20は、高さ寸法がガイドレール本体12と同一に形成されている。レール側パネル20の上端及び下端は、ガイドレール本体12の上端及び下端と高さが一致している。他方、躯体側パネル22は、ガイドレール本体12及びレール側パネル20より短く形成されており、その上端は、ガイドレール本体12及びレール側パネル20の上端よりも低い位置にある。これにより、図1に示されるように、ガイドレール本体12及びレール側パネル20は、アジャスト部材14と側面視で重なるように配置されているのに対し、躯体側パネル22は、アジャスト部材14と側面視で重なっていない。アジャスト部材14の下端と躯体側パネル22の上端とがつき合わされるように配置されている。
ガイドレール本体12及びレール側パネル20の上部には、アジャスト部材14が連結されている。アジャスト部材14は、第1部品26と、第1部品26と別体に形成された第2部品28と、から構成されている。
第1部品26は、上下方向及び幅方向に延在され躯体24に接合される後板部30と、後板部30の幅方向外側端から前方向に延びる外板部32と、外板部32の前端から幅方向内側に延びる前板部34と、前板部34の幅方向内側端から後方向に延びる第1内板部36と、第1内板部36の後端から幅方向外側に延びる第1対向部38とを有している。また、第1部品26は、上記に加えて、第1対向部38の上端に形成され、第1対向部38が斜め上方向(上方かつ前方)に傾斜された第1傾斜部40を有している。
第2部品28は、上下方向及び前後方向に延在されレール側パネル20に接合される第2内板部42と、第2内板部42の前端から幅方向外側に延びる第2対向部44と、を有している。また、第2部品28は、上記に加えて、第2対向部44の上端に形成され、第2対向部が斜め上方(上方かつ後方)に傾斜された第2傾斜部46を有している。
第1部品26の第1対向部38と、第2部品28の第2対向部44とは、前後方向に対向するように、互いに平行に配置されている。これにより、第1対向部38と第2対向部44との間に、幅方向内側を向いた延長溝17が上下方向に延びて形成されている。延長溝17は、ガイドレール本体12のガイド溝16が上方へ延長されるように、ガイド溝16の上部と接続されている。
第1対向部38及び第2対向部44の上端に形成された、第1傾斜部40及び第2傾斜部46は、上方に向けて互いに離れる方向に傾斜している。これにより、延長溝17の上部は、上方に向けて拡幅されている。
次に、アジャスト部材14とガイドレール本体12及びレール側パネル20とが側面視で重なっている部分における構造について、図3(D)に基づき説明する。
この図に示されるように、アジャスト部材14の平断面形状は、第1部品26と第2部品28を合わせて、略C字形状とされている。すなわち、第1部品26の後板部30と、第1部品26の外板部32と、第1部品26の前板部34と、第1部品26の第1内板部36及び第2部品28の第2内板部42と、により四方の壁が形成されており、第1対向部38と第2対向部44の間の部分が開放されて延長溝17が形成されている。
そして、上述の四方の壁に囲まれた部分(略C字形状のアジャスト部材14の内部)に、ガイドレール本体12及びレール側パネル20が収容されている。詳細には、ガイドレール本体12の前側の側壁部12Bは、第1部品26の前板部34の内側面に配置されており、ガイドレール本体12の奥壁部12Aは、第1部品26の外板部32の内側面に配置されており、レール側パネル20の前壁部20Bは、第2部品28の第2内板部42の内側面に配置されている。
さらに、アジャスト部材14の第1部品26の第1対向部38の前側面にガイドレール本体12の一方の案内部12Cが配置され、アジャスト部材14の第2部品28の第2対向部44の後側面にガイドレール本体12の他方の案内部12Cが配置されている。すなわち、ガイドレール本体12とアジャスト部材14とが側面視で重なる高さでは、ガイドレール本体12の一対の案内部12Cで形成されたガイド溝16と、アジャスト部材14の第1対向部38と第2対向部44とで形成された延長溝17と、が一致している。このため、ガイドレール本体12のガイド溝16の上部と、アジャスト部材14の延長溝17の下部とが重複されるように、ガイド溝16と延長溝17とは上下方向に接続されている。
また、図2に示されるように、アジャスト部材14は、開口幅方向内側から見て略矩形状とされているが、詳細には、上部かつ後部の部分で矩形状に切り欠かれた形状とされている。換言すると、アジャスト部材14は、前部の呑込まれ部14Aと、後部の非呑込まれ部14Bとで構成され、非呑込まれ部14Bは呑込まれ部14Aよりも上端の位置が低く形成されている。これにより、非呑込まれ部14Bの上端がシャッターブラケット50の下フランジ部50Bに当接すると共に、呑込まれ部14Aの上端がシャッターブラケット50の呑込み部50Dに挿入されるようになっている。
なお、シャッターブラケット50は、スラットを巻き取るための巻取りシャフトが保持される部材である。シャッターブラケット50は、躯体24に取付けられた状態で、上下方向及び前後方向に延在するブラケット基部50Aと、ブラケット基部50Aの縁から幅方向内側へ延設された各フランジ部(下フランジ部50B及び躯体側フランジ部50C以外は図示省略)と、を含んで構成されている。下フランジ部50Bの前後方向の中間位置には、呑込み部50Dが形成されている。呑込み部50Dは、下フランジ部50Bが上方に屈曲されて形成されており、上述したアジャスト部材14の呑込まれ部14Aが挿入される。
<取付手順>
次に、本実施形態の伸縮ガイドレール10の取付手順を説明する。
まず、アジャスト部材14の第1部品26が取付けられる。図5及び図3(A)には、第1部品26が躯体24に取付けられた状態が示されている(但し、図5では、躯体が省略されている)。
この状態では、第1部品26の後板部30が躯体24の表面に重ね合されて、ドリルねじ等により接合されている。第1部品26は、上下方向に直交する断面で、幅方向内側が大きく開口された開断面形状とされている。この開口された部分から、ガイドレール本体12及びレール側パネル20を収容可能となっている。また、第1部品26の呑込まれ部14Aに対応する部分の上端がシャッターブラケット50の呑込み部50Dに挿入され、第1部品26の非呑込まれ部14Bに対応する部分の上端がシャッターブラケット50の下フランジ部50Bに当接するように配置される。
次に、躯体側パネル22が取付けられる。図6及び図4(A)には、躯体側パネル22が躯体24に取付けられた状態が示されている(但し、図6では、躯体が省略されている)。
この状態では、躯体側パネル22の側壁部22Bが躯体24の表面に重ね合されて、ドリルねじ等により接合されている。また、躯体側パネル22の上端が第1部品26の下端に突き合わされる形で配置される。
次に、ガイドレール本体12及びレール側パネル20が取付けられる(なお、ガイドレール本体12とレール側パネル20とは、予めリベット等により接合されている)。図4(B)及び図3(B)には、ガイドレール本体12及びレール側パネル20が取付けられる直前の状態が示され、図4(C)、図3(C)及び図7には、取付けられた状態が示されている(図7では躯体24が省略されている)。
図3(B)に示されるように、第1部品26のシャッター幅方向内側から、ガイドレール本体12及びレール側パネル20が挿入される。このとき、第1部品26の第1内板部36周辺に、ガイドレール本体12の一方の案内部12Cを位置合わせしてから、ガイドレール本体12及びレール側パネル20を回転させるようにして収容する。なお、実際には挿入の際、各部材が若干の弾性変形することとなる。
また、図4(C)に示されるように、ガイドレール本体12及びレール側パネル20が第1部品26に挿入された状態では、レール側パネル20と躯体側パネル22とによりレール受け18が形成される。
挿入された状態では、ガイドレール本体12及びレール側パネル20は固定されておらず、第1部品26に対して上下方向に摺動可能となっている。上下方向に摺動させることで、ガイドレール本体12及びレール側パネル20の下端位置を適切な高さ(例えば、土間60に対する埋め込みを考慮した高さ)に調節することができる。すなわち、伸縮ガイドレール10の長さを調節で出来る。その後、レール側パネル20の前壁部20Bと、躯体側パネル22の前壁部22Aとがブラインドリベット等により接合される。
最後に、アジャスト部材14の第2部品28が取付けられる。図3(D)及び図1には、第2部品28が取付けられた状態が示されている(図1では躯体24が省略されている)。
第2部品28は、レール側パネル20の前壁部20Bとガイドレール本体12の他方の案内部12Cを、幅方向内側から覆うようにして配置される。そして、第2部品28の第2内板部42が、レール側パネル20の前壁部20Bとブラインドリベット等により接合される。また、第2部品28の呑込まれ部14Aに対応する部分がシャッターブラケット50の呑込み部50Dに挿入され、非呑込まれ部14Bに対応する部分の上端がシャッターブラケット50の下フランジ部50Bに当接するように配置される。
<作用・効果>
次に、本実施形態の伸縮ガイドレール10の作用及び効果について説明する。
本実施形態の伸縮ガイドレール10は、柱状のガイドレール本体12と、ガイドレール本体12と連結されるアジャスト部材14とを備える。ガイドレール本体12とアジャスト部材14とが連結された状態では、平断面形状が略C字形状とされたアジャスト部材14の内部にガイドレール本体12の上部が収容された状態となり、この状態では、ガイドレール本体12のガイド溝16とアジャスト部材14の延長溝17とが上下に接続されている。
ここで、ガイドレール本体12のうち、アジャスト部材14の内部に収容される部分の高さ寸法H(側面視でガイドレール本体とアジャスト部材とが重なる部分の高さ寸法)を調整することで、伸縮ガイドレール全体の長さ(高さ寸法)を調整することができる。したがって、伸縮ガイドレール10を適切な長さに調節できるので、施工現場でガイドレールを切断する作業が不要になる。
また、本実施形態の伸縮ガイドレール10では、延長溝17の上部が上方に向けて拡幅されている。このため、伸縮ガイドレール10の上部において、シャッターブラケット50内に巻き取られたスラットを適切にガイドすることができる。
また、本実施形態の伸縮ガイドレール10では、アジャスト部材14の内部に、ガイドレール本体12の上部に加えて「パネル部材」としてのレール側パネル20の上部も収容される。また、ガイドレール本体12の上部が収容される部位は、シャッターブラケットの呑込み部に挿入される呑込まれ部14Aとされ、パネル部材の上部が収容される部位は、シャッターブラケットの下フランジと当接する非呑込まれ部14Bとされている。したがって、シャッターブラケット50の呑込み部50Dの下方にガイドレール本体12が配置され、シャッターブラケット50の下フランジ部50Bの下方にレール側パネル20が配置される構造のシャッター装置において、ガイドレール本体12を切断する作業が不要になるだけでなく、レール側パネル20を切断する作業も不要になる。
また、本実施形態の伸縮ガイドレール10では、アジャスト部材14は、第1部品26と、第1部品26と別体で形成された第2部品28とから構成されており、第1部品26の側方からガイドレール本体12及びレール側パネル20を収容することができる(図3(B)、(C)参照)。したがって、アジャスト部材14の第1部品26を躯体24に取付けた後でガイドレール本体12及びレール側パネル20を取付ける手順の場合などの様に、ガイドレール本体12及びレール側パネル20をアジャスト部材14の下方から収容しにくい場合でも、アジャスト部材14とガイドレール本体12とを連結することができる。
〔上記実施形態の補足説明〕
なお、上記実施形態では、アジャスト部材14が、第1部品26と、第1部品26と別体で形成された第2部品28と、から成っていたが、本発明の「アジャスト部材」はこれに限られず1部品として形成されていてもよい。この場合、アジャスト部材の下方からガイドレール本体12(及びレール側パネル20)が挿入される(図8参照)。
また、上記実施形態では、アジャスト部材14が呑込まれ部14Aと非呑込まれ部14Bとにより構成され、アジャスト部材14の内部に、ガイドレール本体12の上部だけでなく「パネル部材」としてのレール側パネル20の上部も収容されたが、本発明はこれに限られない。例えば、図8に示されるような伸縮ガイドレール100であってもよい。この伸縮ガイドレール100では、ガイドレール本体12の上部のみがアジャスト部材114の内部に収容された状態で、ガイドレール本体12とアジャスト部材114とが連結される。
また、上記実施形態では、アジャスト部材14が第1傾斜部40及び第2傾斜部46を有し、延長溝の上部が上方に向けて拡幅されていたが、本発明の「アジャスト部材」はこれに限られない。例えば、第1傾斜部40及び第2傾斜部を有しておらず、延長溝が一定幅とされていてもよい。また、第1対向部38及び第2対向部44の上端に他の加工がされていてもよい。
10 伸縮ガイドレール
12 ガイドレール本体
14 アジャスト部材
14A 呑込まれ部
14B 非呑込まれ部
16 ガイド溝
17 延長溝
20 レール側パネル(パネル部材)
26 第1部品(アジャスト部材の固定される部品)
28 第2部品(アジャスト部材の部品)
50 シャッターブラケット
50D 呑込み部
100 伸縮ガイドレール
114 アジャスト部材

Claims (4)

  1. スラットの昇降方向を上下方向として延在するガイド溝が側部に形成され、スラットの昇降をガイドする柱状のガイドレール本体と、
    平断面形状が略C字形状とされて側部に上下方向に延在する延長溝が形成されると共に、内部に前記ガイドレール本体の上部が収容された状態で前記ガイドレール本体と連結されるアジャスト部材と、
    を備え、
    前記収容された状態では、前記ガイド溝と前記延長溝とが上下に接続されており、
    前記延長溝の上部は、上方に向けて拡幅されている、
    伸縮ガイドレール
  2. スラットの昇降方向を上下方向として延在するガイド溝が側部に形成され、スラットの昇降をガイドする柱状のガイドレール本体と、
    平断面形状が略C字形状とされて側部に上下方向に延在する延長溝が形成されると共に、内部に前記ガイドレール本体の上部が収容された状態で前記ガイドレール本体と連結されるアジャスト部材と、
    を備え、
    前記収容された状態では、前記ガイド溝と前記延長溝とが上下に接続されており、
    前記アジャスト部材は、
    内部に前記ガイドレール本体の上部が収容されると共に、上端がシャッターブラケットの呑込み部に挿入される呑込まれ部と、
    内部に前記ガイドレール本体と躯体の間に配置されて前記ガイドレール本体を前記躯体に取付けるためのパネル部材の上部が収容されると共に、上端が前記シャッターブラケットの下フランジ部に当接される非呑込まれ部と、
    を有する、
    伸縮ガイドレール
  3. 前記アジャスト部材は2以上の部品から構成され、
    前記部品のうちの躯体に固定される部品の側部には、当該固定される部品の側方から、前記ガイドレール本体及び前記パネル部材の上部を前記アジャスト部材の内部に収容することができる開口が形成されており、
    前記開口は、前記延長溝を残して、前記部品のうち他の部品によってガイドレール側方から塞がれる、
    請求項2に記載の伸縮ガイドレール。
  4. 前記延長溝の上部は、上方に向けて拡幅されている、
    請求項2又は請求項3に記載の伸縮ガイドレール。
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