JP6513447B2 - 半導体装置、電子機器及び制御方法 - Google Patents

半導体装置、電子機器及び制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、単数又は複数個で被駆動装置を駆動可能な半導体装置、更には複数個の半導体装置を用いて1個の被駆動装置を駆動する電子装置に関し、例えばパネルの表示駆動に用いる表示ドライバに適用して有効な技術に関する。
表示パネルを駆動する表示ドライバはロジック部の動作電源に比べて電圧の高い複数の電源を用いて階調電圧やゲート駆動電圧を生成する。外部電源からそのような駆動用の動作電源を生成する電源回路にはDCDCコンバータやチャージポンプ回路が用いられる。今日、表示パネルの大型化や高精彩により表示パネルの駆動に複数個の表示ドライバを用いる場合がある。この場合には表示領域を分けて異なる表示ドライバに駆動を担わせる。表示ドライバはスリープモードのような低消費電力状態が指示されると、電源回路からの動作電源の供給を停止して低消費電力を実現する。低消費電力状態の解除が指示されると、電源回路を動作させて駆動用の電源の供給を再開する。このとき、複数の表示ドライバが同じタイミングで一斉に動作電源の供給を開始すると、突入電流を生じ、ピーク電流が増大する。このような急激な電流変化はEMI(Electro-Magnetic Interference)を悪化させると共に不所望な電圧ドロップを生じさせる。特許文献1にはピーク電流の重なり防止のために複数個のデバイスや装置の電源投入タイミングをずらすことが記載されており、これを適用して表示ドライバ毎に電源の供給開始タイミングをずらせばピーク電流の増大を抑えることができる。
特開平8−320740号公報
本発明者は、表示パネルの大型化や高精彩により表示パネルの駆動に複数個の表示ドライバを用いる場合の特殊事情について検討した。これによれば、表示領域を分けて異なる表示ドライバに駆動を担わせる場合に、夫々の表示ドライバで生成される駆動用の動作電源に電圧差があると、その差は表示領域間での輝度差若しくは階調差となって現れ、表示品質を劣化させることになる。そこで、夫々の表示ドライバで生成された駆動用電源電圧を外部端子から外部の接続ラインに引き出して導通させて、同電位化することが必要になる。
しかしながら、夫々の表示ドライバで生成された駆動用電源電圧が外部に引き出されて接続ラインで導通されている場合に以下の問題点のあることが本発明者によって明らかにされた。即ち、低消費電力状態などにおける液晶パネルの非表示状態では、液晶表示素子に不所望な電界がかからないように駆動用の電源電圧の電源ラインをグランド電圧にディスチャージするようになっている。ディスチャージは上記電源ラインに接続されたディスチャージスイッチを当該電源の供給を遮断するのに同期して行われ、ディスチャージの解除は当該電源の供給に同期して行われる。そうすると、上述の如く、複数の表示ドライバ間で駆動用電源の供給及びディスチャージ解除のタイミングをずらした場合、一部の表示ドライバが先に電源供給を開始してディスチャージを解除したとき、残りの表示ドライバは依然として電源ラインをディスチャージ状態に保っている。夫々の表示ドライバの駆動電源電圧の電源ラインは上記接続ラインによって外部で導通されているので、上記一部の表示ドライバから上記残りの表示ドライバのディスチャージスイッチに向けて貫通電流が流れ、電源供給が妨げられる結果となる。駆動電源電圧の遮断に際しても液晶ドライバ間で同様のタイミング遅延を生ずれば同じように貫通電流を生ずる。
本発明の目的は、電源供給及びディスチャージ解除のタイミングを半導体装置間でずらしても半導体装置間を跨いだ貫通電流の発生を防止することができる半導体装置、更には電子装置を提供することにある。
本発明の前記並びにその他の目的と新規な特徴は本明細書の記述及び添付図面から明らかになるであろう。
本願において開示される発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば下記の通りである。尚、本項において括弧内に記載した図面内参照符号などは理解を容易化するための一例である。
〔1〕<複数モード間で電源ディスチャージ解除タイミングを不変とし電源供給開タイミングをずらす>
本発明に係る半導体装置(1,1A,1B)は、電源部(15)と、前記電源部から供給される複数の動作電源電圧(VSP,VSN,VGH,VGL)を用いて複数の駆動信号を出力する駆動部と、外部からコマンド及びデータを入力する外部インタフェース部(10)と、前記駆動部による駆動信号の出力動作を制御すると共に前記電源部による前記駆動部への動作電源電圧の供給と遮断を制御する制御部(11)と、を有する。前記半導体装置は前記動作電源電圧の電源ラインを前記半導体装置の外部に接続可能にする外部電源端子(53)を有する。前記動作電源電圧の遮断は前記動作電源電圧の供給停止と電源ラインのディスチャージとの双方によって行われ、前記動作電源電圧の供給は前記動作電源電圧の供給開始と電源ラインのディスチャージ解除との双方によって行われる。前記半導体装置は第1モードと第2モードを有する。前記制御部は、第1モードと第2モードの夫々において前記動作電源電圧の供給停止、電源ラインのディスチャージ開始及び電源ラインのディスチャージ解除のタイミング制御を同じとし、前記第2モードにおける前記動作電源電圧の供給開始タイミングを前記第1モードに比べて遅延させる。
前記第1モードの半導体措置と第2モードの半導体装置を用いて一つの被駆動装置を駆動する場合に、夫々の半導体装置の前記動作電源電圧の誤差を相殺するために夫々の半導体装置の外部電源端子を導通させておくことを想定する。これを前提とすると、低消費電力状態の解除などの指示を受けて第1モードと第2モードの夫々の半導体装置の電源部が動作可能にされると、前記第2モードにおける前記動作電源電圧の供給開始タイミングが前記第1モードに比べて遅延されるので過大な突入電流の発生が抑止され、且つ、電源ラインのディスチャージ解除のタイミングは第1モードと第2モードの半導体装置間において等しくされるから、ディスチャージ解除タイミングのずれによって一方の電源部から他方の電源部に貫通電流が流れる虞もない。
〔2〕<第1モードと第2モードの設定>
項1において第1モード又は第2モードは所定の外部端子に対するプルアップ又はプルダウンによって決定される。
これによれば、プルアップ又はプルダウンにより簡単に半導体装置の動作モードを設定することができる。
〔3〕<第1モードと第2モードの設定>
項1において、第1モード又は第2モードは電気的に書き換え可能な不揮発性記憶装置が保持するモードデータによって決定される。
これによれば、不揮発性記憶装置へのモードデータ(REG_SLAVE)の書き込みにより簡単に半導体装置の動作モードを設定することができる。
〔4〕<電源供給開始タイミングのずれ量に応じたモード設定>
項1において、前記電源供給開始タイミングのずらし量が可変可能に設定されるレジスタ(32B)を有し、前記制御部(11B)は、前記レジスタに設定されたずらし量がゼロのとき第1モードと判別し、前記レジスタに設定されたずらし量がゼロよりも大きいとき第2モードと判別する。
これによれば、モード設定と第2モードにおける電源供給開始タイミングのずらし量の双方を纏めて設定することができる。第2モードの半導体装置を複数個用いる場合にも相互にずらし量を変えて同様に対処することができる。
〔5〕<電源供給開始タイミングのずれ量を可変可能に設定>
項2又は3において、前記電源供給開始タイミングのずらし量が可変可能に設定されるレジスタ(32,32A,32B)を有し、前記レジスタは前記外部インタフェース部を介して外部から書き換え可能である。
これによれば、第2モードの半導体装置を複数個用いる場合にも同様に対処することができる。
〔6〕<ソフトスタート>
項1において、前記制御部は、前記電源部から前記駆動部への電源供給開始から所定時間(T)経過後に、一旦電源供給動作を休止してから再開する。
これによれば電源供給開始時のピーク電流を更に低減することが可能になる。
〔7〕<イベント発生からの電源遮断開始までの遅延時間の相違によってタイミングをずらす>
項1において前記制御部は、前記第1モードでは、第1イベントの発生から第1時間経過後に前記動作電源電圧の供給を開始すると共に電源ラインのディスチャージを解除し、且つ、第2イベントの発生から第2時間経過後に前記動作電源電圧の供給停止と電源ラインのディスチャージを開始する。第2モードでは前記第1イベントの発生から前記第1時間経過後に電源ラインのディスチャージを解除すると共にその後の第3時間経過後に前記動作電源電圧の供給を開始し、且つ前記第2イベントの発生から前記第2時間経過後に前記動作電源電圧の供給停止と電源ラインのディスチャージを開始する。
これによれば、第2時間に対する第3時間のオフセットによって前記電源供給開始タイミングのずらし量が規定される。
〔8〕<第1イベント、第2イベント>
項7において、前記第2イベントは前記外部インタフェース部に供給される低消費電力モード設定コマンド(SLPIN)による前記駆動部に対する低消費電力モードの設定指示であり、前記第1イベントは前記外部インタフェース部に供給される低消費電力モード解除コマンド(SLPOUT)による前記駆動部の低消費電力モードの解除指示である。
これによれば、電源部で生成される前記動作電源電圧に関する低消費電力モードの設定と解除に際して項1の作用効果を得ることができる。
〔9〕<動作電源電圧間での電源供給開始(ディスチャージ解除)タイミングのずれ>
項7において、前記制御部は、複数の動作電源電圧相互間で夫々の動作電源電圧の供給開始と電源ラインのディスチャージ解除のタイミングをずらし、前記動作電源電圧の供給停止と電源ラインのディスチャージに関しては極性が異なり絶対値的に電圧がほぼ等しい動作電源電圧をペアにして行う。
これによれば、複数の動作電源電圧相互間で電源供給開始タイミング及びディスチャージ解除タイミングをずらすので、この点においてもピーク電流が低減される。
〔10〕<液晶ドライバ>
項1において、前記駆動回路は複数の液晶表示素子がマトリクス配置された液晶表示パネル(3)の前記液晶表示素子を駆動する駆動信号を出力する。
これによれば、電源遮断状態での電源ラインディスチャージによって晶表表示素子の焼き付き防止若しくは素子特性劣化防止を行う構成に対して、動作電源電圧の供給再開時におけるピーク電流の低減に資することができる。
〔11〕<複数の半導体装置間で電源ディスチャージ解除タイミングを不変とし電源供給開タイミングをずらす>
本発明に係る電子機器(5,5A,5B)は、複数個の半導体装置(1,1A,1B)と、前記複数個の半導体装置に接続されて駆動される被駆動装置(3)とを有する。前記夫々の半導体装置は、電源部と、前記電源部から供給される複数の動作電源電圧を用いて複数の駆動信号を出力する駆動部と、外部からコマンド及びデータを入力する外部インタフェース部と、前記駆動部による駆動信号の出力動作を制御すると共に前記電源部による前記駆動部への動作電源電圧の供給と遮断を制御する制御部と、前記動作電源電圧の電源ラインを前記半導体装置の外部に接続可能にする外部電源端子と、を有する。前記動作電源電圧の遮断は前記動作電源電圧の供給停止と電源ラインのディスチャージとの双方によって行われ、前記動作電源電圧の供給は前記動作電源電圧の供給開始と電源ラインのディスチャージ解除との双方によって行われる。前記半導体装置の夫々の前記外部電源端子は対応する電源毎に共通接続される。前記複数個の半導体装置の夫々における前記制御部は、前記動作電源電圧の供給開始タイミングを半導体装置間でずらし、前記動作電源電圧の供給停止、電源ラインのディスチャージ開始及び電源ラインのディスチャージ解除のタイミング制御を半導体装置間で同じとする。
これによれば、複数の半導体装置を用いて一つの被駆動装置を駆動する場合に、夫々の半導体装置の前記動作電源電圧の誤差を相殺するために夫々の半導体装置の外部電源端子を導通させておくことを前提とすると、低消費電力状態の解除などの指示を受けて夫々の半導体装置の電源部が動作可能にされると、半導体装置間において前記動作電源電圧の供給開始タイミングがずれているので過大な突入電流の発生が抑止され、且つ、電源ラインのディスチャージ解除のタイミングは半導体装置間で等しくされるから、ディスチャージ解除タイミングのずれによって一方の電源部から他方の電源部に貫通電流が流れる虞もない。
〔12〕<電源供給開タイミングをずらし電源遮断開始タイミングを一致させるモード指定>
項11において、前記半導体装置は第1モードと第2モードを有する。前記制御部は、第1モードと第2モードの間で前記動作電源電圧の供給停止、電源ラインのディスチャージ開始及び電源ラインのディスチャージ解除の夫々のタイミングを同じとし、前記第2モードにおける前記動作電源電圧の供給開始タイミングを前記第1モードに比べて遅延させる。前記制御部は、前記動作電源電圧の供給開始タイミングの遅延量が可変可能に設定されるレジスタを有し、前記レジスタは前記外部インタフェース部を介して外部から書き換え可能である。
これによれば、低消費電力状態の解除などの指示を受けて第1モードと第2モードの夫々の半導体装置の電源部が動作可能にされると、前記第2モードにおける前記動作電源電圧の供給開始タイミングが前記第1モードに比べて遅延されるので過大な突入電流の発生が抑止され、且つ、電源ラインのディスチャージ解除のタイミングは第1モードと第2モードの半導体装置間において等しくされるから、ディスチャージ解除タイミングのずれによって一方の電源部から他方の電源部に貫通電流が流れる虞もない。更に、前記電源供給開始タイミングのずらし量が可変可能に設定されるレジスタを有するから、複数個の第2モードの半導体装置相互間においても上記同様とされる。
〔13〕<第1モードと第2モードの設定>
項12において第1モード又は第2モードは所定の外部端子に対するプルアップ又はプルダウンによって決定される。
これによれば、プルアップ又はプルダウンにより簡単に半導体装置の動作モードを設定することができる。
〔14〕<第1モードと第2モードの設定>
項12において、第1モード又は第2モードは電気的に書き換え可能な不揮発性記憶装置が保持するモードデータによって決定される。
これによれば、不揮発性記憶装置へのモードデータの書き込みにより簡単に半導体装置の動作モードを設定することができる。
〔15〕<電源供給開始タイミングのずれ量に応じたモード設定>
項12において、前記制御部は、前記レジスタに設定されたずらし量がゼロのとき第1モードと判別し、前記レジスタに設定されたずらし量がゼロよりも大きいとき第2モードと判別する、半導体装置。
これによれば、モード設定と第2モードにおける電源供給開始タイミングのずらし量の双方を纏めて設定することができる。第2モードの半導体装置を複数個用いる場合にも相互にずらし量を変えて同様に対処することができる。
〔16〕<ソフトスタート>
項11において、前記制御部は、前記電源部から前記駆動部への電源供給開始から所定時間経過後に、一旦電源供給動作を休止してから再開する。
これによれば電源供給開始時のピーク電流を更に低減することが可能になる
〔17〕<イベント発生からの電源遮断開始までの遅延時間の相違によってタイミングをずらす>
項12において前記制御部は、前記第1モードでは、第1イベントの発生から第1時間経過後に前記動作電源電圧の供給を開始すると共に電源ラインのディスチャージを解除し、且つ、第2イベントの発生から第2時間経過後に前記動作電源電圧の供給停止と電源ラインのディスチャージを開始し、第2モードでは前記第1イベントの発生から前記第1時間経過後に電源ラインのディスチャージを解除すると共にその後の第3時間経過後に前記動作電源電圧の供給を開始し、且つ前記第2イベントの発生から前記第2時間経過後に前記動作電源電圧の供給停止と電源ラインのディスチャージを開始する。
これによれば、第2時間に対する第3時間のオフセットによって前記電源供給開始タイミングのずらし量が規定される。
〔18〕<第1イベント、第2イベント>
項17において、前記第2イベントは前記外部インタフェース部に供給される低消費電力モード設定コマンドによる前記駆動部に対する低消費電力モードの設定指示であり、前記第1イベントは前記外部インタフェース部に供給される低消費電力モード解除コマンドによる前記駆動部の低消費電力モードの解除指示である。
これによれば、電源部で生成される前記動作電源電圧に関する低消費電力モードの設定と解除に際して項1の作用効果を得ることができる。
〔19〕<動作電源電圧間での電源供給開始(ディスチャージ解除)タイミングのずれ>
項17において、前記制御部は、複数の動作電源電圧相互間で夫々の動作電源電圧の供給開始と電源ラインのディスチャージ解除のタイミングをずらし、前記動作電源電圧の供給停止と電源ラインのディスチャージに関しては極性が異なり絶対値的に電圧がほぼ等しい動作電源電圧をペアにして行う。
これによれば、複数の動作電源電圧相互間で電源供給開始タイミング及びディスチャージ解除タイミングをずらすので、この点においてもピーク電流が低減される。
〔20〕<液晶ドライバ>
項11において、前記被駆動装置は複数の液晶表示素子がマトリクス配置された液晶表示パネルであり、前記駆動部は前記液晶表示素子を駆動する駆動信号を出力する。
これによれば、電源遮断状態での電源ラインディスチャージによって晶表表示素子の焼き付き防止若しくは素子特性劣化防止を行う構成に対して、動作電源電圧の供給再開時におけるピーク電流の低減に資することができる。
本願において開示される発明のうち代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば下記の通りである。
すなわち、電源供給及びディスチャージ解除のタイミングを半導体装置間でずらしても半導体装置間を跨いだ貫通電流の発生を防止することができる。
図1は本発明に係る半導体装置の第1の例を示すブロック図である。 図2は図1の半導体装置を2個用いて表示パネルを駆動する電子機器の一例を示すブロック図である。 図3は図2の電子機器において夫々の半導体装置で生成される動作電源電圧の電源ラインを外部で接続した状態において夫々の半導体装置で電源供給及びディスチャージ解除のタイミングが一緒にずれた場合に貫通電流が流れる様子を模式的に示した説明図である。 図4は図2の2個の半導体装置の電源供給と電源遮断の動作タイミングを例示するタイミングチャートである。 図5は電源供給開始に所謂ソフトスタートを採用した場合における図2の2個の半導体装置の電源供給と電源遮断の動作タイミングを例示するタイミングチャートである。 図6は本発明に係る半導体装置の第2の例を示すブロック図である。 図7は図6の半導体装置を2個用いて表示パネルを駆動する電子機器の一例を示すブロック図である。 図8は本発明に係る半導体装置の第3の例を示すブロック図である。
図1には本発明に係る半導体装置の第1の例である表示ドライバが例示される。同図に示される表示ドライバ1は、特に制限されないが、必要に応じて適宜の他の回路ブロックと共に単結晶シリコンのような1個の半導体基板にCMOS集積回路製造技術によって形成されている。
図1において表示ドライバ1はホスト装置2の制御を受け、ホスト装置2から表示データ及び制御データが供給される。表示ドライバ1によって表示駆動される被駆動装置として表示パネル3が示される。ここでは1個の表示ドライバ1を代表的に示しているが、図1の電子機器の例は複数個の表示ドライバ1を用いて表示パネル3を表示駆動するものである。特に制限されないが、表示ドライバ1には外部電源電圧として外部ロジック電源電圧ExVccと外部アナログ電源電圧ExVaaが供給される。外部アナログ電源電圧ExVaaは表示パネル3の駆動に用いる比較的高い電圧である。外部ロジック電源電圧ExVccはロジック回路の論理動作に用いる比較的低い電圧である。電子機器5が携帯通信端であればホスト装置2は携帯通信網やWiFi通信網等に接続可能な通信部と、通信部を用いた通信プロトコル処理を行うプロトコルプロセッサ、プロトコルプロセッサの制御や種々のデータ処理制御を行うアプリケーションプロセッサ、及び補助記憶装置やその他外部インタフェース回路等の周辺装置を備えて成る。ホスト装置2の具体的な構成はそれに限定されず、電子機器5が実現しようとする機能に応じて種々変更可能である。
特に制限されないが、図1では表示パネル3として液晶表示パネルを用いる。この表示パネル3は、特に図示はしないが、ガラス基板上に複数個の画素がマトリクス状に配置され、夫々の画素は直列接続された薄膜トランジスタと液晶素子を有する。夫々の画素の液晶素子には共通電位Vcomが与えられる。薄膜トランジスタの選択端子は列単位でゲート電極Gtd_1〜Gtd_mに接続され、薄膜トランジスタの信号端子は行単位でゲート電極Gtd_1〜Gtd_mに交差する方向に配置されたソース電極Src_1〜Src_nに接続される。ゲート電極Gtd_1〜Gtd_mの夫々の画素のラインが表示ラインとされ、表示ライン単位で画素の薄膜トランジスタ71がオンされることによって表示ラインが選択され(表示ラインの走査)、表示ラインの選択期間(水平表示期間)毎にソース電極Src_1〜Src_nから液晶素子に階調電圧が印加される。印加された階調電圧は薄膜トランジスタがオフされることによって、次に選択されるまで液晶素子の容量成分に保持されて液晶素子のシャッタ状態を保つ。
図1において、表示ドライバ1は、ホスト装置2から表示データを入力し、また制御データの入出力を行うホストインタフェース回路(HIF)10と、ホストインタフェース回路10に入力された表示データや制御データを処理する制御部(CNT)11、表示データを表示フレーム単位で格納するフレームバッファメモリ(FBM)13、前記制御部11の制御に基づいてゲート電極Gtd_1〜Gtd_m及びソース電極Src_1〜Src_nなどに駆動信号を出力する駆動部(DRV)12、電気的に書き換え可能な不揮発性記憶装置(NVM)14、及び電源部(PWS)15を有する。
ホストインタフェース回路10は画像データインタフェース回路21とシステムインタフェース回路20を有する。画像データインタフェース回路21は、表示タイミングに同期して表示データを入力するMIPI(Mobile Industry Processor Interface)−DSI(Display Serial Interface)のビデオモードに準拠する動作モード(単にビデオモードとも称する)と、表示タイミングに非同期で表示データを入力するMIPIコマンドモードに準拠する動作モード(単にコマンドモードとも称する)を有する。システムインタフェース回路20は例えばMIPI又はMDDI(Mobile Display Digital Interface)などに準拠したインタフェース機能を有し、コマンド入力及び制御データの入出力を行う。
制御回路11はコマンド・表示制御回路30を有する。コマンド・表示制御回路30は制御ロジック回路(CLGC)34と制御レジスタ回路(CREG)33とを有する。制御ロジック回路(CLGC)34は、入力されたコマンドに応ずる制御データを制御レジスタ回路(CREG)33の対応するアドレス領域に格納すると共に、入力されたコマンドに応じて表示制御やアクセス制御のための内部タイミング信号を生成する。制御レジスタ回路33に書き込まれた制御データは対応する内部回路に供給される。制御ロジック回路34が生成したアクセス制御信号によってフレームバッファメモリ13などがアクセス制御され、また、生成された内部タイミング信号やホスト装置2から供給される表示タイミング信号に同期してフレームバッファメモリ13及び駆動部12に対する表示駆動制御が行われる。駆動部12はデータラッチ回路40、階調電圧選択回路41、ソースドライバ42、及びゲート制御ドライバ43等を有する。
前記ビデオモードで入力される表示データは一緒に入力される垂直同期信号で表示フレームが規定され、一緒に入力される水平同期信号で水平同期期間が規定される。ビデオモードで入力された表示データに対してコマンド・表示制御回路30は一緒に入力された垂直同期信号と水平同期信号に従って表示フレームと水平同期期間を認識しながら表示ライン単位で表示データをデータラッチ回路40にラッチし、ラッチされた表示ライン単位のデータによって階調電圧選択回路41によって階調電圧が選択され、選択された階調電圧をソースドライバ42が受け取ってソース電極Src_1〜Src_nを駆動する。ゲート制御ドライバ42は水平同期期間毎単位でゲート電極Gtdn_1〜Gtd_mを順次選択する。共通電位Vcomは図示を省略するVCMO制御ドライバが出力する。
前記コマンドモードで入力された表示データはコマンド・表示制御回路30の書き込み制御により、一旦フレームバッファメモリ13に格納され、格納された表示データはコマンド・表示制御回路30の内部で生成された水平同期信号による水平同期期間毎にデータラッチ回路40に表示ライン単位で読み出される。ラッチされた表示ライン単位のデータによって階調電圧選択回路41で階調電圧が選択され、これをソースドライバ42が受け取ってソース電極Src_1〜Src_nを駆動する。ゲート制御ドライバ43は水平同期期間毎単位でゲート電極Gtdn_1〜Gtdn_mを順次選択する。共通電位Vcomは図示を省略するVCOMドライバが出力する。
表示ドライバ1は図示を省略する外部の電池電源4から出力される外部ロジック電源電圧ExVccと外部アナログ電源電圧ExVaaを電源部15が受け取り、内部電源電圧を生成して各部に供給する。内部電源電圧は、特に制限されないが、ロジック電源電圧ExVccから生成されたロジック用電源電圧VDDと、外部アナログ電源電圧ExVaaに基づいてDCDCコンバータ50で生成されたアナログ電源電圧VSP,VSN,VGH,VGLなどとされる。特に制限されないが、アナログ電源電圧VSP,VSN,VGH,VGLはDCDCコンバータ50により外部アナログ電源電圧ExVaaを昇圧して形成される。DCDCコンバータ50はバッファアンプ、非反転増幅アンプ、及び抵抗分圧回路等を用いた公知の回路構成を採用すればよい。
特に図示はしないが、図示を省略するシステム上の電源スイッチなどによる電源遮断では、電源が動作保証電圧以下になる前に全ての画素の電荷を放電させる表示オフシーケンスが実行されるようになっている。表示オフシーケンスでは画素の電荷を放電させる処理が行われる。電源遮断時に表示オフシーケンスによって画素の電荷を放電させる理由は、画素に不所望な電荷情報が残存して、表示斑を生じたり、画素に焼き付きや特性劣化を生ずることがないようにするためである。表示オフシーケンスの具体な手法として、例えば、ゲート制御ドライバ43に対してゲート電極Gtd_1〜Gtd_mの全て(全表示ライン)を選択させると共にソースドライバ42に対してソース電極Src_1〜Src_nの全てにグランド電位を供給させ、且つVCOMドライバに共通電位Vcomをグランド電位にさせる制御を採用すればよい。その他の態様として、ゲート制御ドライバ43に対してゲート電極Gtd_1〜Gtd_mの全て(全表示ライン)を選択させると共にデータラッチ回路40に黒データをラッチさせればよい。更に別の態様として、ゲート制御ドライバ43に対してゲート電極Gtd_1〜Gtd_mの全て(全表示ライン)を選択させると共に階調電圧選択回路41に黒色階調電圧を選択させればよい。何れの態様においても、最終的にはソースドライバ42、階調電圧発生回路41、及びゲート制御ドライバ43への電源電圧VSP,VSN,VGH,VGLの供給が停止されると共に、夫々の電源供給用に電源ライン52がグランドにディスチャージされる。不所望な電荷がそれら内部回路や画素に残らないようになっている。電源供給用ライン52に対して選択的にディスチャージを行うためにディスチャージスイッチ回路51が設けられている。上記電源オフシーケンスの制御並びにディスチャージスイッチ回路51及びDCDCコンバータ50に対する制御はホスト装置2から与えられるコマンド及び制御データに基づいて行われる。
次に、ディスチャージスイッチ回路51に対する制御について説明する。
表示ドライバ1には複数個用いて1個の表示パネル3を駆動する場合が想定されているので、表示ドライバ1の電源ライン52を外部で導通可能にする電源端子53が設けられている。複数個の表示ドライバ1を用いて1個の表示パネル3を駆動する場合には夫々の表示ドライバ1の対応する電源端子53が外部ライン54に共通接続される。これは夫々の液晶ドライバ1の間でアナログ電源電圧VSP,VSN,VGH,VGLに誤差があると同じ階調データであっても表示輝度に差異を生ずることになるからである。1個の表示ドライバ1で1個の表示パネル3を駆動する場合には電源端子はフローティングにされていればよい。
前記制御部11は駆動部12による駆動信号の出力動作を制御すると共に前記電源部15による前記駆動部12へのアナログ電源電圧VSP,VSN,VGH,VGLの供給と遮断を制御する。上記電源遮断時の表示オフシーケンスについて説明したように、アナログ電源電圧VSP,VSN,VGH,VGLの遮断はDCDCコンバータ50によるアナログ電源電圧VSP,VSN,VGH,VGLの供給停止とディスチャージスイッチ回路51による電源ライン52のディスチャージとの双方によって行われる。アナログ電源電圧VSP,VSN,VGH,VGLの供給はDCDCコンバータ50によるアナログ電源電圧VSP,VSN,VGH,VGLの供給開始とディスチャージスイッチ回路51による電源ライン52のディスチャージ解除との双方によって行われる。アナログ電源電圧VSP,VSN,VGH,VGLの供給と遮断の制御態様はディスチャージスイッチ回路51に対する制御態様の点で表示ドライバ1の動作モードに応じて決定されるようになっている。即ち、ここで着目する表示ドライバ1の動作モードは、図2に例示されるように、1個の表示パネルを複数個の表示ドライバで表示制御する制御形態を考慮したもので、第1モード(以下単にマスタモードとも記す)と第2モード(以下単にスレーブモードとも記す)である。制御部11は、マスタモードとスレーブモードの夫々においてアナログ電源電圧VSP,VSN,VGH,VGLの供給停止、電源ライン52のディスチャージ開始及び電源ライン52のディスチャージ解除のタイミング制御を同じとし、前記スレーブモードにおけるアナログ電源電圧VSP,VSN,VGH,VGLの供給開始タイミングをマスタモードに比べて遅延させる。換言すれば、マスタモードとスレーブモードの間で電源電圧の供給開始とディスチャージ解除を共に所定タイミングずらすことはせず、電源電圧の供給開始だけをずらしてピーク電流を抑え、電源ライン52のディスチャージ解除が前後しないようにしてマスタ側の電源ライン52から外部ライン54を介してスレーブ側の電源ライン52のディスチャージスイッチ回路51に貫通電流が生じないようにされる。図3に例示されるように、マスタモードとスレーブモードの間でアナログ電源電圧の供給開始とディスチャージ解除を共に所定タイミングずらすと、先にアナログ電源電圧の供給が開始されるマスタ側の電源ライン52_Mから外部ライン54を介して、その時点で未だディスチャージ状態が維持されているスレーブ側の電源スイッチ回路51_Sを介して大きな貫通電流を生ずることになる。図3において55は電源の安定化容量を総称する。
更に具体的に説明する。図2に例示されるように、上記動作モードの設定は例えばモード端子から入力されるモード信号PIN_SLAVEによって決定される。モード信号PIN_SLAVEがローレベル(L)であればマスタモード、モード信号PIN_SLAVEがハイレベル(H)であればスレーブモードとされる。具体的には当該モード端子のプルダウンによってマスタモードが設定され、プルアップによってスレーブモードが設定される。
制御部11は上記電源電圧の供給開始タイミングを遅らせる制御のために電源オフセット制御信号発生31とレジスタ回路(DREG)32を有する。レジスタ回路32はマスタモードに比べてスレーブモードのアナログ電源電圧VSP,VSN,VGH,VGLの供給開始タイミングを遅らせる遅延時間データDofstを保有する。遅延時間データDofstについては予め不揮発性記憶装置14に書き込まれた遅延時間データDofstがホスト装置2からのコマンド(電源起動オフセットコマンド)に応答して不揮発性記憶装置14からレジスタ回路32に内部転送されてもよい。不揮発性記憶装置14への書き込みはホスト装置2からの書き込みデータ及び書き込みコマンドによって適宜行えばよい。
電源オフセット制御信号発生31はモード信号PIN_SLAVE、制御レジスタ回路33からの制御コマンド、及びレジスタ回路32からの遅延時間データDofstを入力する。ホスト装置2からスリープ解除(スリープ・アウト)などのコマンド(SLPOUT)に基づいてコマンドレジスタ回路33からスリープ解除の制御コマンドが出力されると、電源オフセット制御信号発生回路31はモード信号PIN_SLAVEによってスレーブモードが指示されていれば、スリープ解除の制御コマンドに応答して遅延時間データDofstに応ずるオフセット時間の経過を待ってオフセット時間信号35を活性化する。モード信号PIN_SLAVEによってマスタモードが指示されていればスリープ解除の制御コマンドに応答して即座にオフセット時間信号35を活性化する。電源部15はスリープ解除の制御コマンドを受けると、これに応答してディスチャージスイッチ回路51をオン状態からオフ状態に制御して電源ライン52のディスチャージ解除を開始し、また、オフセット時間信号35が活性化されるのを待ってDCDCコンバータ50を動作させてアナログ電源電圧VSP,VSN,VGH,VGLを電源ライン52に供給する動作を開始する。スレーブモードではオフセット時間信号35の活性化タイミングは遅延時間データDofst分だけ遅延され、マスタモードではそのような遅延を生じない。
ホスト装置2からスリープ設定(スリープ・イン)などのコマンド(SLPIN)に基づいてコマンドレジスタ回路33からスリープ設定の制御コマンドが出力された場合には電源部15はオフセット時間信号35の状態を無視し、スリープ設定の制御コマンドに応答してDCDCコンバータ50の動作を停止させて電源電圧VSP,VSN,VGH,VGLの供給を断つと共に、これに同期して電源スイッチ回路51をオフ状態からオン状態に制御してアナログ電源ライン52のディスチャージを開始する。スリープ設定の動作はスレーブモードでもマスタモードでも変わりない。
上記アナログ電源電圧VSP,VSN,VGH,VGLの供給と遮断の動作タイミング制御の説明ではマスタモードとスレーブモードの間の相違点を主眼に説明した。アナログ電源電圧VSP,VSN,VGH,VGLは複数種類であるから、電源供給時の突入電流緩和という観点からすれば、アナログ電源電圧VSP,VSN,VGH,VGLの各電源電圧間では電源供給タイミングが所定時間ずらされていることは言うまでもない。したがって、電源遮断時のディスチャージタイミングはマスタモードのアナログ電源電圧VSP,VSN,VGH,VGLの間での電源供給開始のずれと同様のずれを持つようなっている。ディスチャージスイッチ回路51はアナログ電源電圧VSP,VSN,VGH,VGL毎にディスチャージスイッチを持っている。
図4にはアナログ電源電圧VSP,VSN,VGH,VGL毎の電源供給と電源遮断の動作タイミングの具体例が示される。
ホスト装置2によって時刻t0に電源起動オフセットコマンドが発行されると、レジスタ回路32から電源オフセット制御信号発生回路31に遅延時間データが転送され、時刻t1にホスト装置がスリープ解除のコマンドを発行する。マスタモードの表示ドライバ1_Mは遅延時間データを無視するので、スリープ解除のコマンドに応答して時刻t2で電源電圧VSP_Mの供給と電源電圧VSP_M用のディスチャージスイッチのオフ動作を開始する。スレーブモードの表示ドライバ1_Sは遅延時間データDofstに応ずる遅延時間(VPSオフセット期間)の経過を待って時刻t3で電源電圧VSP_Sの供給を開始するが、電源電圧VSP_S用のディスチャージスイッチのオフ動作はマスタモードの表示ドライバ1_Mと同様に時刻t2から開始する。以下同様に、マスタモードの表示ドライバ1_Mでは、時刻t4から電源電圧VSN_Mの供給と電源電圧VSN_M用のディスチャージスイッチのオフ動作を開始し、時刻t6から電源電圧VGH_Mの供給と電源電圧VGH_M用のディスチャージスイッチのオフ動作を開始し、時刻t8から電源電圧VGL_Mの供給と電源電圧VGL_M用のディスチャージスイッチのオフ動作を開始する。スレーブモードの表示ドライバ1_Sでは、時刻t4から遅延時間(VSNオフセット期間)の経過を待って時刻t5から電源電圧VSN_Sの供給動作を開始し、時刻t6から遅延時間(VGHオフセット期間)の経過を待って時刻t7から電源電圧VGH_Sの供給動作を開始し、時刻t8から遅延時間(VGLオフセット期間)の経過を待って時刻t9から電源電圧VGL_Mの供給動作を開始するが、各電源のディスチャージスイッチのオフ動作の開始はマスタモードの表示ドライバ1_Mと同じタイミングにされる。
ホスト装置が時刻t10でスリープ設定のコマンドを発行すると、マスタモードの表示ドライバ1_Mとスレーブモードの表示ドライバ1_Sは、アナログ電源電圧VSP,VSN,VGH,VGLの供給停止と電源ラインのディスチャージに関しては極性が異なり絶対値的に電圧がほぼ等しい動作電源電圧をペアにして順次行う。マスタモードとスレーブモードでタイミングに差はない。時刻t11で絶対値的に高電位側の電源電圧VGH,VGLの供給停止と電源ラインのディスチャージを開始し、時刻t12で絶対値的に低電位側の電源電圧VSP,VSNの供給停止と電源ラインのディスチャージを開始する。
図5には電源供給開始に所謂ソフトスタートを採用した場合における図2の2個の半導体装置の電源供給と電源遮断の動作タイミングを例示する。ソフトスタートとは電源部15から前記駆動部12への電源供給開始から所定時間経過後に、一旦電源供給動作を休止してから再開する電源供給動作である。図5の例では絶対値的な高電位側の電源電圧VGH,VGLの供給に対して採用されている。例えばマスタモードの表示ドライバ1_Mでは時刻t6から電源電圧VGH_Mの供給を開始したとき、電源電圧VPS_Mの2倍の電圧に達した段階で一旦供給動作を休止し、その後所定時間例えば時間T経過後から供給動作を再開する。同じようにマスタモードの表示ドライバ1_Mにおいて時刻t8から電源電圧VGL_Mの供給を開始したとき、電源電圧VPN_Mの2倍の電圧に達した段階で一旦供給動作を休止し、その後所定時間Tの経過後から供給動作を再開する。スレーブモードに表示ドライバ1_Sも同様のソフトスタートが行われる。電源供給開始にソフトスタートを採用する場合であっても、そのときのディスチャージスイッチ回路51によるディスチャージ解除(ディスチャージスイッチのオフ)タイミングは図4と同様である。電源供給開始にソフトスタートを採用すれば、図5の突入電流波形から明らかなように、図4に比べて電流ピークを抑えることができる。
図6は本発明に係る半導体装置の第2の例に係る表示ドライバが示される。同図に示される表示ドライバ1Aはマスタモードとスレーブモードのモード設定方法が図1の表示ドライバ1と相違される。即ち、液晶ドライバ1Aのマスタモード又はスレーブモードはレジスタ回路32Aに書き込まれたモードデータREG_SLAVEの値によって決定される。モードデータREG_SLAVEの値が1の場合はスレーブモードとされ、モードデータREG_SLAVEの値が0の場合はマスタモードとされる。ホスト装置2からモードデータREG_SLAVEが発行されるとレジスタ32から電源起動オフセット制御信号発生回路31AにモードデータREG_SLAVEと遅延時間データDofstが転送される。電源起動オフセット制御信号発生回路31Aはホスト装置2からスリープ解除コマンドが発行されたときモードデータEG_SLAVEの値が0であればマスタモードで動作し、オフセット時間信号35を最初から活性とする。モードデータEG_SLAVEの値が1であればスレーブモードで動作し、遅延時間データDofstで示される遅延時間の経過を待ってオフセット時間信号35を活性化する。それを受ける電源部15は図1と同様に、スレーブモードの場合にアナログ電源電圧VSP,VSN,VGH,VGLの供給開始タイミングを遅延させ、ディスチャージ解除のタイミングについては遅延させない。その遅延時間は上記同様にオフセット時間信号35が活性化されるまでの時間である。その他は図1の実施の形態と同様であるからその詳細な説明は省略する。
モードデータREG_SLAVEは予め不揮発性記憶装置14に書き込まれていて、ホスト装置2からのコマンド(電源起動オフセットコマンド)に応答して不揮発性記憶装置14からレジスタ回路32Aに内部転送されてもよい。不揮発性記憶装置14への書き込みはホスト装置2からの書き込みデータ及び書き込みコマンドによって適宜行えばよい。図1の液晶ドライバ1と同様にレジスタ回路32Aに対する遅延時間データDofstは不揮発性記憶装置14から転送されても良いし、適宜ホスト装置2から書き換え可能に設定されてもよい。不揮発性記憶装置14が遅延時間データDofstを予め持つ場合も、ホスト装置2から適宜書き換えて再設定されてもよいことは言うまでもない。
図7には図6の液晶ドライバ1A2個用いた電子機器5Aのシステム構成を例示する。このようなシステム構成においても図2の場合と同様の作用効果を奏する。即ち、複数の表示ドライバ1Aを用いて一つの表示パネル3を駆動する場合に、表示ドライバ1A間でのアナログ電源電圧VSP,VSN,VGH,VGLの誤差を相殺するために夫々の表示ドライバ1Aの外部電源端子53を導通させておくことを前提とすると、低消費電力状態の解除などの指示を受けて夫々の表示ドライバ1Aの電源部15が動作可能にされると、スレーブモードの表示ドライバ1A_Sとマスタモードの表示ドライバ1A_Mの間でアナログ電源電圧VSP,VSN,VGH,VGLの供給開始タイミングがずれているので過大な突入電流の発生が抑止され、且つ、電源ライン52のディスチャージ解除のタイミングはスレーブモードの表示ドライバ1A_Sとマスタモードの表示ドライバ1A_Mの間で等しくされるから、ディスチャージ解除タイミングのずれによってマスタ側の電源部15からスレーブ側の電源部15に貫通電流が流れる虞もない。
図7は本発明に係る半導体装置の第3のである表示ドライバと、それを用いた電子機器5Bが示される。同図に示される表示ドライバ1Bはマスタモードとスレーブモードのモード設定方法が上記とは相違され、遅延時間データDofstを利用して設定する。即ち、制御回路11Bの電源オフセット制御信号発生回路31Bは、遅延時間データDofstが遅延0を示せばマスタモードと認識し、遅延時間データDofstが遅延0でなければスレーブモードと認識する。電源オフセット制御信号発生回路31Bは遅延時間データDofstが示す遅延時間に応じてオフセット時間信号35の活性化タイミングを決めればよい。
尚、上記説明では表示ドライバ1,1A,1Bのマスタモードとスレーブモードの違いはその間でのアナログ電源電圧VSP,VSN,VGH,VGLの供給開始タイミングのずれとして説明したが、マスタモードとスレーブモードの違いとして他の回路部分における別の意義付けがあることに留意しなければならない。その場合にはモードデータREG_SLAVEやモード信号OIN_SLAVEは当該その他の回路にも供給されることになる。特に第3の例の場合には複数ビットの遅延時間データDofstそれ自体を当該別の回路に供給しても良いし、その全ビット0を検出して内部モード信号を形成し、これを当該別の回路に供給しても良い。
以上本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づいて具体的に説明したが、本発明はそれに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能であることは言うまでもない。
上記説明では外部電源電圧Vaaを電源部15で受けてアナログ電源電圧VSP,VSN,VGH,VGLを生成する場合について説明したが、本発明はそれに限定されるものではない。外部電源電圧VaaからNGH,VGLのみを発生させ、VSP,VSNはVaaとは別に入力されるVSP’、VSN’から発生してもよい。また、外部電源電圧Vaaに代えて外部電源VSP’、VSN’を入力し、アナログ電源電圧VSP,VSN,VGH,VGLをVSP’、VSN’から発生してもよい。
上記実施の形態では第1モードをマスタモード、第2モードをスレーブモードとしたが、第1モード及び第2モードを電源供給動作だけに関する動作モードとして用いても良いことは当然である。第1モードと第2モードアは上記実施の形態とは別の意味付けがなされてもよいことは言うまでもない。
本発明に係る半導体装置は表示ドライバに限定されず、また、被駆動装置は液晶表示パネルに限定されない。エレクトロルミネッセンスパネル等のその他の表示パネルであってよい。本発明に係る半導体装置が駆動対象とする被駆動装置は表示パネルに限定されず、例えば動作停止時の回路状態を初期状態に戻す事が必要とされるその他の回路装置であってもよい。
半導体装置にはその他の回路モジュールを混載してもよい。タッチパネルを表面に重ねて形成された表示パネルの駆動制御に用いる半導体装置の場合には、表示ドライバの他に、タッチパネルのタッチ検出制御を行うタッチコントローラやタッチ位置の座標演算などを行うローカルプロセッサを混載することも可能である。
1,1A,1B 表示ドライバ
2 ホスト装置
3 表示パネル
ExVcc 外部ロジック電源電圧
ExVaa 外部アナログ電源電圧
5,5A,5B 電子機器
Vcom 共通電位
Gtd_1〜Gtd_m ゲート電極
Src_1〜Src_n ソース電極
10 ホストインタフェース回路(HIF)
11,11A,11B 制御部(CNT)
12 駆動部(DRV)
13 フレームバッファメモリ(FBM)
14 不揮発性記憶装置(NVM)
15 電源部(PWS)
20 システムインタフェース回路
21 画像データインタフェース回路
30 コマンド・表示制御回路
31、31A 電源起動オフセット制御信号発生回路
32,32A,32B レジスタ回路(DREG)
33 制御レジスタ回路(CREG)
34 制御ロジック回路(CLGC)
35 オフセット時間信号
40 データラッチ回路
41 階調電圧選択回路
42 ソースドライバ
43 ゲート制御ドライバ
50 DCDCコンバータ
51 ディスチャージスイッチ回路
VSP,VSN,VGH,VGL アナログ電源電圧
52 電源ライン
53 電源端子
54 外部ライン
55 安定化容量
Dofst 遅延時間データ
PIN_SLAVE モード信号
REG_SLAVE モードデータ

Claims (10)

  1. 第1モードと第2モードとで動作可能に構成された半導体装置であって、
    動作電源電圧を電源ラインに出力する電源部と、
    前記電源ラインに接続されて前記動作電源電圧を受け取る駆動部と、
    前記動作電源電圧の供給開始、及び、前記電源ラインのディスチャージ解除によって前記電源部による前記駆動部への前記動作電源電圧の供給を制御する制御部と、
    を備え、
    前記制御部、前記第1モードでは、低消費電力モードの解除指示から第1時間経過後に前記動作電源電圧の供給開始と前記電源ラインのディスチャージ解除とを行い、前記第2モードでは、低消費電力モードの解除指示から前記第1時間経過後に前記電源ラインのディスチャージ解除を行い、その後の第2時間経過後に前記動作電源電圧の供給開始を行うように構成された、半導体装置。
  2. 前記制御部が、更に、前記動作電源電圧の供給停止、及び、前記電源ラインのディスチャージ開始によって、前記駆動部に対する前記動作電源電圧の遮断を制御するように構成された
    請求項1に記載の半導体装置。
  3. 更に、前記電源ラインを前記半導体装置の外部装置に接続可能にする外部電源端子
    を備える
    請求項1又は2に記載の半導体装置。
  4. 前記制御部が、前記第1モードと前記第2モードにおいて前記電源ラインのディスチャージ開始のタイミングを同じとするように構成された
    請求項1に記載の半導体装置。
  5. それぞれが第1モードと第2モードとで動作可能に構成された複数個の半導体装置
    を備え、
    前記複数個の半導体装置のそれぞれは、
    動作電源電圧を電源ラインに出力する電源部と、
    前記電源ラインに接続されて前記動作電源電圧を受け取る駆動部と、
    前記動作電源電圧の供給開始、及び、前記電源ラインのディスチャージ解除によって前記電源部による前記駆動部への前記動作電源電圧の供給を制御する制御部と、
    を備え、
    前記複数個の半導体装置のそれぞれの前記制御部は、前記第1モードでは、低消費電力モードの解除指示から第1時間経過後に前記動作電源電圧の供給開始と前記電源ラインのディスチャージ解除とを行い、前記第2モードでは、低消費電力モードの解除指示から前記第1時間経過後に前記電源ラインのディスチャージ解除を行い、その後の第2時間経過後に前記動作電源電圧の供給開始を行うように構成され、
    前記複数個の半導体装置のうちの第1半導体装置が前記第1モードで動作し、
    前記複数個の半導体装置のうちの第2半導体装置が前記第2モードで動作する
    電子機器。
  6. 前記制御部が、更に、前記動作電源電圧の供給停止、及び、前記電源ラインのディスチャージ開始によって、前記駆動部に対する前記動作電源電圧の遮断を制御するように構成された
    請求項5に記載の電子機器。
  7. 前記第1半導体装置及び前記第2半導体装置のそれぞれの前記電源ラインが、互いに接続されている
    請求項5に記載の電子機器。
  8. 前記第1半導体装置と前記第2半導体装置の少なくとも一方は、前記動作電源電圧の供給開始タイミングのずらし量を指定するレジスタを備える
    請求項5に記載の電子機器。
  9. 電源部と駆動部とを備える半導体装置の動作を制御する制御方法であって、
    動作電源電圧の供給開始、及び、電源ラインのディスチャージ解除によって、前記電源部から前記駆動部に前記電源ラインを介して前記動作電源電圧を供給することと、
    前記動作電源電圧の供給停止、及び、前記電源ラインのディスチャージ開始によって、前記駆動部に対する前記動作電源電圧の供給を遮断することと、
    み、
    前記動作電源電圧を供給することは、
    前記半導体装置が第1モードに設定されたとき、低消費電力モードの解除指示から第1時間経過後に前記動作電源電圧の供給開始と前記電源ラインのディスチャージ解除とを行うことと、
    前記半導体装置が第2モードに設定されたとき、低消費電力モードの解除指示から前記第1時間経過後に前記電源ラインのディスチャージ解除を行い、その後の第2時間経過後に前記動作電源電圧の供給開始を行うことと
    を含む
    制御方法。
  10. 更に、前記半導体装置の外部にある表示ドライバに、前記電源ラインに接続された端子を用いて前記動作電源電圧を出力することを含む
    請求項9に記載の制御方法。
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