JP6513126B2 - 表示制御装置とその制御方法及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、画像を表示する表示制御装置とその制御方法及びプログラムに関する。
表示装置を備える撮像装置には、フォーカス確認等のために、撮像素子から出力される画像(以下「出力画像」という)から一部の領域を切り出し、切り出した領域の画像を拡大して表示装置に表示することができるものがある(特許文献1乃至3参照)。この場合、表示装置には出力画像の一部が表示されることになるため、撮影者は、出力画像からの切り出し領域の位置を変えることによって、出力像のうちの所望の領域を表示装置に表示させる。
また、光学的に一方向に被写体像を圧縮することができるアナモフィックレンズ(「アナモルフィックレンズ」とも言う)を装着して撮影を行うことができる撮像装置が知られている(特許文献4参照)。そして、アナモフィックレンズが装着可能な撮像装置には、一方向に圧縮された出力画像を圧縮方向の逆方向に拡大(以下「デスクイーズ」という)して、表示装置に表示する機能を備えるものがある。
特開2000−217078号公報 特開2011−34512号公報 特開平01-211793号公報 特開平03-145878号公報
例えば、横方向に圧縮された出力画像から一部の領域を切り出し、切り出した領域を更にデスクイーズした画像を表示装置に表示する場合、切り出し領域の1回の移動量がデスクイーズしていない場合よりも横方向で大きく(粗く)なる。その結果、領域移動の操作感が低下してしまう。また、切り出し領域の位置を移動させると、表示装置上での画像の移動量が縦方向と横方向と異なってしまう。その結果、撮影者は、表示装置に表示された画像を移動させる操作に違和感を覚えることがある。
本発明は、出力画像から一部の領域を切り出して所定の方向に拡大又は縮小した変形画像を表示する場合に、切り出し領域を移動させる操作により切り出し領域を移動させたときの操作感を改善することを目的とする。
本発明に係る表示制御装置は、光学的に所定の方向に所定の圧縮率で圧縮された出力画像から一部の領域を切り出す切り出し手段と、前記出力画像を、前記所定の方向に前記圧縮率の逆数の倍率で拡大、又は、前記所定の方向と直交する方向に前記圧縮率と同じ倍率で縮小した変形画像を生成する変形手段と、前記切り出し手段により切り出された画像を表示手段に表示する際に、前記出力画像を表示させるか、前記変形手段により拡大又は縮小させた前記変形画像を表示させるかを切り替える制御手段と、を備え、前記制御手段は、前記変形手段により拡大又は縮小していない前記出力画像を前記表示手段に表示する場合は、前記切り出し手段が切り出した切り出し領域を前記所定の方向に移動させるための1回の所定の操作にしたがって、前記出力画像に対して第1の移動量で前記切り出し領域を前記所定の方向に移動させ、前記変形手段により拡大又は縮小させた前記変形画像を前記表示手段に表示する場合は、前記1回の所定の操作にしたがって、前記出力画像に対して前記第1の移動量を前記拡大又は縮小の倍率で除した移動量に対応する第2の移動量で前記切り出し領域を前記所定の方向に移動させることを特徴とする。
本発明によれば、出力画像から一部の領域を切り出して所定の方向に拡大又は縮小した変形画像を表示する場合に、切り出し領域を移動させる操作により切り出し領域を移動させたときの操作感を改善することができる。
本発明の実施形態に係る撮像装置の概略構成を示すブロック図である。 第1実施形態での出力画像及びデスクイーズ画像と切り出し領域との関係を説明する図である。 第1実施形態でのデスクイーズ画像の拡大表示のフローチャートである。 第1実施形態での出力画像に対する切り出し領域の移動処理のフローチャートである。 第2実施形態での出力画像及びデスクイーズ画像と切り出し領域との関係を説明する図である。 第2実施形態でのデスクイーズ画像の拡大表示のフローチャートである。 第2実施形態での出力画像に対する切り出し領域の移動処理のフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について、添付図面を参照して詳細に説明する。本実施形態では、本発明に係る表示制御装置の一例として、表示装置を備える撮像装置を取り上げることとする。
図1は、撮像装置100の概略構成を示すブロック図である。撮像装置100は、CPU101、ROM102、RAM103、入力処理部104、操作部105、出力処理部106、表示部107、通信制御部108、コネクタ・アンテナ109及び内部バス110を備える。また、撮像装置100は、記憶媒体制御部111、記憶媒体112、撮像光学系113、撮像素子114、カメラ信号処理部115及び符号・復号処理部116を備える。
内部バス110は、撮像装置100を構成する各部を通信可能に接続する。ROM102には、撮像装置100での動作を制御するためにCPU101が実行する各種プログラムやデータが格納される。なお、ROM102には、フラッシュメモリ等も含まれる。RAM103は、CPU101がROM102から読み出したプログラムを展開する作業領域を有すると共に、CPU101が各種の演算を行う際に必要とする変数や作業用データ等を一時的に記憶する領域を有する。CPU101は、ROM102又は記憶媒体112に格納されたプログラムをRAM103に読み出して撮像装置100の各部を制御することにより、撮像装置100の全体制御を行う。
撮像光学系113は、レンズ、絞り等を備え、被写体からの入射光を撮像素子114の撮像面に結像させる。本実施形態では、撮像光学系113は、撮像装置100の本体部に対して着脱可能なレンズ鏡筒である。但し、撮像光学系113は、撮像装置100の本体部に対して着脱可能であることを必要とするものではなく、撮像装置100は撮像光学系113と本体部とが一体的に構成されていてもよい。撮像素子114は、撮像面に結像した光学像をアナログ電気信号に変換する光電変換素子であり、具体的には、CCDセンサやCMOSセンサ等である。本実施形態では、撮像素子114は、A/D変換器を含み、生成したアナログ電気信号をデジタル信号に変換し、符号・復号処理部116等へ出力する。カメラ信号処理部115は、撮像素子114から取得したデジタル信号に対して、画素補間処理やリサイズ処理、色変換等の各種補正処理等を行う。
符号・復号処理部116は、カメラ信号処理部115で処理されたデジタル信号を所定のビットレート及びフォーマット形式で圧縮符号化し、また、これとは逆に、圧縮符号化された画像データを復号する。なお、不図示であるが、撮像装置100はマイクとスピーカを備えている。映像(動画)の撮像時には、映像と共に音声が記憶され、符号・復号処理部116で映像信号と音声信号とを多重化することで、音声付き映像データが生成される。音声付き映像データは、符号・復号処理部116において復号化され、映像が表示部107に再生表示されると共に音声がスピーカから再生出力される。
入力処理部104は、操作部105を介したユーザ操作を受け付け、ユーザ操作に応じた制御信号を生成してCPU101に供給する。操作部105は、ユーザ操作を受け付ける入力デバイスであり、表示部107に設けられたタッチパネル、各種の処理の実行を開始するための指示ボタン、表示部107に表示される画像を移動させるための十字ボタン等を有する。なお、操作部105は、赤外線リモコン等の遠隔操作可能なデバイスを含む。出力処理部106は、CPU101に指示された各種の表示データを生成して表示部107に供給し、これにより、表示部107にGUIが表示され、また、画像(映像)が表示される。表示部107は、液晶パネルや電子ビューファインダ等である。なお、表示部107は、コネクタ・アンテナ109を介して撮像装置100と接続されたモニタであってもよい。
記憶媒体112は、メモリカード等の半導体記憶装置やHDD等であり、静止画像データや映像(動画)データ、撮像装置100で実行可能な各種のアプリケーションプログラム、CPU101が各種プログラムを実行するために必要なデータ等を記憶する。記憶媒体112は、撮像装置100に内蔵されていてもよいし、撮像装置100の本体部に対して着脱可能であってもよいし、ケーブル等を介して撮像装置100の本体と通信可能に接続されるものであってもよい。記憶媒体制御部111は、CPU101からの指令に従い、記憶媒体112に対するデータの書き込み/読み出しを行う。コネクタ・アンテナ109は、ケーブルを用いて又は無線通信により、外部機器との通信を可能にする。通信制御部108は、コネクタ・アンテナ109を通じた各種データの送受信を制御する。
次に、撮像装置100での画像処理と表示制御について説明する。本実施形態では、撮像装置100の撮像光学系113は、被写体像を光学的に一方向において1/2に圧縮する(スクイーズ倍率が2倍の)アナモフィックレンズを含むものとする。よって、撮像素子114から出力される画像(以下「出力画像」という)は、被写体像が一方向において1/2に圧縮された画像となり、ここでは、アナモフィックレンズにより被写体像が横方向(水平方向)に圧縮された出力画像が得られるものとする。なお、出力画像とは、撮像素子114に結像した被写体像を映像(動画)として記憶媒体112に記憶する際に又は記憶せずに目で見て確認する際に、撮像素子114から連続的に出力される画像、つまり、映像を構成するフレーム画像を指す。
以下に、出力画像の切り出し表示とデスクイーズ画像の拡大表示について説明する。本実施形態において、デスクイーズとは、アナモフィックレンズによる画像圧縮の効果が失われるように出力画像の全体又は一部を変形する処理を指すものとする。よって、デスクイーズ画像とは、デスクイーズされた変形画像を指す。横方向に1/2に圧縮された出力画像をデスクイーズしたデスクイーズ画像の一例は、出力画像の全体又は出力画像から切り出した一部の領域を横方向に2倍に拡大(伸張)した変形画像である。また、横方向に1/2に圧縮された出力画像をデスクイーズしたデスクイーズ画像の別の例は、出力画像の全体又は出力画像から切り出した一部の領域を縦方向に1/2倍に縮小(圧縮)した変形画像である。出力画像の切り出し表示では、出力画像全体が表示部107に表示されずに、出力画像から切り出された一部の領域が表示部107に表示される。同様に、デスクイーズ画像の拡大表示も、デスクイーズ画像全体が表示部107に表示されずに、デスクイーズ画像から切り出された一部の領域が表示部107に表示される。
<第1実施形態>
出力画像の切り出し表示とデスクイーズ画像の拡大表示の第1実施形態について説明する。図2(a)は、第1実施形態での出力画像の切り出し表示を説明する図であり、出力画像220と切り出し領域200との関係を模式的に示している。出力画像220は、アナモフィックレンズにより全体が横方向に1/2に圧縮された画像となっており、出力画像220内の楕円は、横方向において1/2に圧縮された主被写体210を模式的に示している。
切り出し領域200は、出力画像220から画像を切り出す際の領域を示している。出力画像220からの切り出し領域200での画像の切り出しは、操作部105の操作により開始され、操作部105の操作により終了する。出力画像220の切り出し表示では、先ず、出力画像220の所定位置に切り出し領域200が設定され、切り出し領域200の画像が切り出される。切り出された画像は、表示部107の仕様等に合わせて必要に応じてカメラ信号処理部115で拡大等されて、表示部107に表示される。
切り出し領域200の位置は、操作部105に対する所定の操作により、例えば、カメラ信号処理部115に入力される信号を変更(移動)することで、移動させることができるようになっているものとする。また、切り出し領域200は、操作部105に対する所定の操作により、出力画像220に対して縦方向と横方向の各方向に移動させることが可能な大きさに設定されるものとする。換言すれば、切り出し領域200は、縦方向と横方向のいずれか一方にのみ移動可能な形状(大きさ)に設定されることはないものとする。図2(a)では、切り出し領域200の横方向長さと縦方向長さはそれぞれ、出力画像220の横方向長さと縦方向長さの1/2に設定されているが、これに限定されるものではない。
操作部105の1回の所定の操作にしたがって出力画像220に対して切り出し領域200を移動させることができる移動量は、縦方向と横方向とで同じ移動量(以下「第1の移動量」という)に設定される。これにより、出力画像220に対して切り出し領域200を縦方向や横方向に移動させたことによって表示部107に表示される画像が移動(変化)する際の画像の移動量は縦横方向で同じとなるため、移動操作の操作性を高めることができる。操作部105の1回の所定の操作の例としては、十字ボタンの縦横端部の押下操作による縦移動操作と横移動操作が挙げられるが、これに限られるものではない。
なお、出力画像220の切り出し表示を行いながら出力画像220を記憶媒体112に記憶する場合には、撮像素子114から出力されて切り出しが行われていない画像信号がカメラ信号処理部115を経て符号・復号処理部116へ送られる。符号・復号処理部116は、取得した画像信号を圧縮・符号化して記憶媒体112に記憶する。よって、切り出し領域200で切り出された画像は、記憶媒体112に記憶されない。
次に、デスクイーズ画像の拡大表示の第1の方法として、出力画像220全体を横方向に2倍に拡大(伸張)したデスクイーズ画像を生成し、生成したデスクイーズ画像から一部の領域を切り出して表示部107に表示する処理について説明する。図2(b)は、出力画像220全体を横方向に2倍に拡大(伸張)したデスクイーズ画像230と、デスクイーズ画像230に対して設定される切り出し領域200との関係を模式的に示す図である。デスクイーズ画像230内の円は、主被写体210を模式的に示している。
デスクイーズ画像の拡大表示の第1の方法は、上述した、出力画像220の切り出し表示と同様に行われる。つまり、デスクイーズ画像230からの切り出し領域200での画像の切り出しは、操作部105の操作により開始され、先ず、デスクイーズ画像230の所定位置に切り出し領域200が設定され、切り出し領域200で画像が切り出される。そして、切り出された画像は、表示部107の仕様等に合わせて必要に応じてカメラ信号処理部115で拡大等されて、表示部107に表示される。画像の切り出しは、操作部105の操作により終了する。
切り出し領域200は、デスクイーズ画像230に対して、操作部105を用いた所定の操作により、縦方向と横方向のそれぞれに移動させて切り出し位置を定めることが可能な大きさに設定されるものとする。デスクイーズ画像230に対する切り出し領域200の設定及び移動は、CPU101及びカメラ信号処理部115による画像処理によって行われる。例えば、カメラ信号処理部115によって生成されたデスクイーズ画像230に対してCPU101が操作部105からの指令にしたがって切り出し領域200の位置設定を行い、カメラ信号処理部115が設定された切り出し領域200で画像を切り出す。
出力画像220の切り出し表示とデスクイーズ画像230の拡大表示とを切り替えたときに、操作部105の1回の所定の操作に応じた表示部107での画像の移動量は変わらないことが望ましい。ここで、デスクイーズ画像230は、出力画像220が横方向にのみ拡大され、縦方向には拡大されていない画像である。そこで、操作部105の1回の所定の操作でデスクイーズ画像230に対して切り出し領域200を縦方向に移動させる条件は、出力画像220に対して切り出し領域200を縦方向に移動させる条件に合わせることが望ましい。よって、操作部105の1回の所定の操作でデスクイーズ画像230に対して切り出し領域200を縦方向に移動させることができる移動量は、第1の移動量に設定される。
また、デスクイーズ画像230に対して切り出し領域200を移動させたことに応じて表示部107に表示される画像が変化するときの移動量が縦方向と横方向とで異なると、画像の変化(動き)がいびつになる。そのため、操作部105の1回の所定の操作でデスクイーズ画像230に対して切り出し領域200を横方向に移動させることができる移動量を第1の移動量と同じにする必要がある。換言すれば、操作部105の1回の所定の操作によるデスクイーズ画像230に対する切り出し領域200の横方向の移動量が、出力画像220のデスクイーズに付随して第1の移動量の2倍となってしまうのを防止する必要がある。そこで、CPU101は、操作部105の1回の所定の操作でデスクイーズ画像230に対して切り出し領域200を横方向に移動させることができる移動量が第1の移動量となるように制御を行う。
上述したデスクイーズ画像の拡大表示の第1の方法では、複数の出力画像220の全体を連続してデスクイーズした場合に、CPU101やカメラ信号処理部115の演算負荷が大きくなり、RAM103に必要な記憶容量が大きくなる傾向がある。また、ユーザが、出力画像220全体ではなく一部領域のみの記録を所望する場合は、出力画像全体ではなく、記録する一部領域のみを表示させることにより、記録される領域の画像を確認できるようになる。そのため、出力画像220から一部の領域を切り出し、切り出した画像を横方向に2倍に拡大(伸張)したデスクイーズ画像を生成して表示部107に表示する処理を、デスクイーズ画像の拡大表示の第2の方法として以下に説明する。
デスクイーズ画像の拡大表示の第2の方法では、出力画像220から一部の領域の画像を切り出し、切り出した領域を横方向にのみ2倍に拡大して表示部107に表示する。その際、出力画像220に対して設定される切り出し領域の形状は、縦方向長さが図2(a)に示す切り出し領域200の縦方向長さと同じで、横方向長さが図2(a)に示す切り出し領域200の横方向長さの1/2の長さとすることが望ましい。これによって、デスクイーズ画像の拡大表示の第1の方法を行った場合と同じ表示状態を得ることができる。また、出力画像の切り出し表示とデスクイーズ画像の拡大表示とを切り替えたときの表示部107での画像の変化は、横方向のみで生じ、縦方向では生じないようにすることができる。但し、切り出し領域の形状は、撮影者が拡大表示したい領域に応じて所望の形状に設定することができ、必ずしも前述の通りにしなければならないものではない。
デスクイーズ画像の拡大表示での出力画像220に対する切り出し領域の位置の設定と移動は、出力画像の切り出し表示での出力画像220に対する切り出し領域200の位置の設定及び移動と同様に行われるため、ここでの説明は省略する。操作部105の1回の所定の操作による出力画像220に対する切り出し領域の縦方向での移動量は、出力画像220の切り出し表示と同様に、第1の移動量に設定する。一方、操作部105の1回の所定の操作による出力画像220に対する切り出し領域の横方向での移動量は、第1の移動量を横方向の拡大率である2倍で除した移動量(以下「第2の移動量」という)に設定される。これにより、出力画像220に対して切り出し領域を移動させながら、切り出された画像をデスクイーズして表示部107に表示したときの画像の移動量が縦方向と横方向とで同じとなるため、移動操作の操作性を高めることができる。
なお、上述したデスクイーズ画像の拡大表示の第1の方法及び第2の方法のいずれの方法を用いた場合であっても、CPU101は、デスクイーズした画像を記憶媒体112に記憶しない。CPU101は、デスクイーズ前の出力画像220であって画像の切り出しが行われていない画像信号を符号・復号処理部116へ送る。符号・復号処理部116は、取得した画像信号を圧縮・符号化して記憶媒体112に記憶する。
図3は、出力画像220から切り出した一部の領域をデスクイーズすることによりデスクイーズ表示を実現する処理(デスクイーズ画像の拡大表示の第2の方法)のフローチャートである。図3のフローチャートの各処理は、CPU101がROM102に格納された所定のプログラムをRAM103に展開して、撮像装置100の各部の動作を制御することにより実現される。デスクイーズ画像の拡大表示は、出力画像の切り出し表示とデスクイーズの2つの処理をオンにする撮像者による操作部105の操作によって開始される。なお、撮像装置100に、アナモフィックレンズの着脱を自動検出する機能が設けられている場合、アナモフィックレンズが装着されると、デスクイーズ画像の拡大表示が自動的に開始される構成となっていてもよい。
ステップS301においてCPU101は、撮影者による操作部105を通じた入力又は交換レンズとの通信等により取得したアナモフィックレンズの光学特性に基づき、デスクイーズの方向と拡大率(=横方向に2倍)を取得する。ステップS302においてCPU101は、予め定められた第1の移動量を拡大率(=2倍)で除算することによって第2の移動量を算出し、出力画像220に対する切り出し領域の横方向での移動量を第2の移動量に設定する。なお、ステップS302において、出力画像220に対する切り出し領域の縦方向での移動量は第1の移動量のまま維持される。
ステップS303においてCPU101は、出力画像220に対して設定された切り出し領域から画像を切り出し、切り出した画像を横方向へ2倍に拡大した画像を表示部107に表示する。ステップS303のデスクイーズ画像の拡大表示の終了により本処理は終了となる。なお、図3には不図示であるが、デスクイーズ画像の拡大表示が実行されているときにデスクイーズのみを終了するように操作部105が操作されると、CPU101は、図2(a)を参照して説明した出力画像の切り出し表示を実行する。その際に、CPU101は、出力画像220に対する切り出し領域200の横方向での移動量を第2の移動量から第1の移動量に変更する。デスクイーズ画像の拡大表示の終了は、アナモフィックレンズが取り外されたことを自動検出することによって判断するようにしてもよい。
図4は、出力画像220に対する切り出し領域の移動処理を説明するフローチャートである。図4のフローチャートの各処理は、CPU101がROM102に格納された所定のプログラムをRAM103に展開して、撮像装置100の各部の動作を制御することにより実現される。ステップS401の開始前に、図2を参照して説明したように、出力画像220の切り出し表示が行われているものとする。よって、操作部105の1回の所定の操作による出力画像220に対する切り出し領域の移動量には、縦方向及び横方向のそれぞれに第1の移動量が設定されている。
ステップS401においてCPU101は、デスクイーズの開始(デスクイーズ画像の拡大表示の開始)が指示された否かを判定する。デスクイーズの開始は、例えば、デスクイーズをオンにする撮影者による操作部105の操作によって開始される。CPU101は、デスクイーズの開始指示があったと判定した場合(S401でYES)、処理をステップS402へ進め、デスクイーズの開始指示はないと判定した場合(S401でNO)、処理をステップS403へ進める。ステップS402においてCPU101は、切り出し領域の移動が横方向か否かを判定する。CPU101は、横方向への移動ではない(縦方向への移動である)と判定した場合(S402でNO)、処理をステップS403へ進め、横方向への移動であると判定した場合(S402でYES)、処理をステップS404へ進める。
ステップS403においてCPU101は、切り出し領域の移動量として第1の移動量を取得する。そして、ステップS404においてCPU101は、切り出し領域の移動量として、ステップS302で算出した第2の移動量を取得する。ステップS403,S404での移動量取得後のステップS405においてCPU101は、ステップS405に至るルートを考慮して、ステップS403又はステップS404で取得した移動量で切り出し領域を所定の方向に移動させる。これにより、撮像素子114から入力された信号の切り出し位置が変更され、その結果、表示部107に表示される画像が動く。
図4のフローチャートには不図示であるが、CPU101は、出力画像の切り出し表示の終了が指示されたか否かを常に判定している。CPU101は、出力画像の切り出し表示の終了が指示されていないと判定した場合には、ステップS405からステップS401に処理を戻して、ステップS401〜S405の処理を継続的に行う。一方、CPU101は、出力画像の切り出し表示の終了が指示されたと判定すると、本処理を終了させる。なお、図4のフローチャートの処理において、切り出し領域を移動させるための操作部105の操作が連続的に又は継続的に行われた場合には、切り出し領域の移動は連続的に行われる。これにより、切り出し領域の長距離移動を簡単に行うことができる。
なお、上述の説明では、切り出し領域の出力画像又はデスクイーズ画像が表示されるものとして説明した。しかし、切り出し領域の出力画像を表示装置の解像度に合わせて変倍して表示するようにしてもよい。この場合、デスクイーズがオンではない場合は、出力画像を縦横同じ倍率で拡大又は縮小して表示する。デスクイーズがオンの場合は、デスクイーズ画像に対して、縦横同じ倍率で拡大又は縮小して表示してもよいし、出力画像に対して縦と横とで異なる倍率で拡大又は縮小することにより同等の画像を得るようにしてもよい。つまり、デスクイーズ画像を得るための縦横それぞれの倍率と、縦横にそれぞれ同じ倍率とを乗じることにより求められる倍率で出力画像を拡大又は縮小することにより、一度の拡大又は縮小処理で、拡大又は縮小した表示用のデスクイーズ画像を得ることができる。
<第2実施形態>
出力画像の切り出し表示とデスクイーズ画像の拡大表示の第2実施形態について説明する。図5(a)は、第2実施形態での出力画像の切り出し表示を説明する図であり、出力画像520と切り出し領域500との関係を模式的に示している。出力画像520内の楕円は、主被写体510を模式的に示している。ここでは、切り出し領域500の横方向長さと縦方向長さはそれぞれ、出力画像520の横方向長さと縦方向長さの1/4に設定されている。
出力画像520は、図2に示した出力画像220に対応している。出力画像520に対する切り出し領域500の設定及び移動は、第1実施形態で説明した出力画像220に対する切り出し領域200の設定及び移動と同様に行うことができるため、ここでの説明を省略する。なお、操作部105の1回の所定の操作による出力画像520に対する切り出し領域500の縦横方向でのそれぞれの移動量は、第1実施形態と同様に、第1の移動量に設定されるものとする。また、切り出し領域500の表示部107への表示も、第1実施形態と同様に行われるため、ここでの説明を省略する。
図5(b)は、出力画像520全体を縦方向に1/2倍に縮小(圧縮)したデスクイーズ画像530と、デスクイーズ画像530に対して設定される切り出し領域500との関係を模式的に示す図である。なお、デスクイーズ画像530内の円は、主被写体510を模式的に示している。前掲の図2では出力画像220全体を横方向に2倍に拡大することによりデスクイーズを行ったのに対して、図5では出力画像520全体を縦方向に1/2倍に縮小することによりデスクイーズを行う。
デスクイーズ画像530の拡大表示の第1の方法は、出力画像520全体を縦方向に1/2倍に縮小したデスクイーズ画像530を生成し、生成したデスクイーズ画像530から切り出し領域500で画像を切り出して表示部107に表示する方法である。デスクイーズ画像530の拡大表示の第2の方法は、出力画像520から一部の領域を切り出し、切り出した領域を縦方向にのみ1/2倍に縮小して表示部107に表示する方法である。これらの方法は、図2を参照して説明したデスクイーズ画像の拡大表示の方法と同じであるため、詳細な説明は省略する。
なお、第2の方法を用いる場合、出力画像520に対して設定する切り出し領域の形状は、縦方向長さが図5(a)に示す切り出し領域500の縦方向長さの2倍で、横方向長さが図5(a)に示す切り出し領域500の横方向長さと同じであることが望ましい。これにより、切り出された画像をデスクイーズしたときに、図5(b)に示した切り出し領域500と同じ大きさとなる。また、第2の方法を用いる場合において、操作部105の1回の所定の操作による出力画像520に対する切り出し領域の横方向での移動量は、出力画像520の切り出し表示と同様に、第1の移動量とすることができる。一方、操作部105の1回の所定の操作による出力画像520に対する切り出し領域の縦方向での移動量は、アナモフィックレンズによる横方向の圧縮率である1/2倍で除した第1の移動量を(2倍に乗じた)第2の移動量に設定される。これにより、出力画像520に対して切り出し領域を移動させながら、切り出された画像をデスクイーズして表示部107に表示したときの画像の移動量が縦横方向での移動量と同じとなるため、移動操作の操作性を高めることができる。
図6は、出力画像520から切り出した一部の領域をデスクイーズすることによりデスクイーズ画像の拡大表示を実現する処理のフローチャートである。図6のフローチャートの各処理は、CPU101がROM102に格納された所定のプログラムをRAM103に展開して、撮像装置100の各部の動作を制御することにより実現される。デスクイーズ画像の拡大表示の開始及び終了は、図3のフローチャートについて説明したデスクイーズ画像の拡大表示の開始及び終了と同様に行うことができるため、ここでの詳細な説明は省略する。
ステップS601においてCPU101は、撮影者による操作部105を通じた入力により又は交換レンズとの通信により取得したアナモフィックレンズの光学特性に基づき、デスクイーズの方向と縮小率(=縦方向に1/2倍)を取得する。ステップS602においてCPU101は、予め定められた第1の移動量を縮小率(=1/2倍)で除算する(第1の移動量を2倍にする)ことによって第2の移動量を算出し、出力画像520に対する切り出し領域の縦方向での移動量を第2の移動量に設定する。なお、ステップS602において、出力画像220に対する切り出し領域の横方向での移動量は第1の移動量に設定される。ステップS603においてCPU101は、出力画像520に対して設定された切り出し領域から画像を切り出し、切り出した画像を縦方向へ1/2倍に拡大(=半分に縮小)した画像を表示部107に表示する。ステップS603の処理の終了により本処理は終了となる。
図7は、出力画像520に対する切り出し領域の移動処理のフローチャートである。図7のフローチャートの各処理は、CPU101がROM102に格納された所定のプログラムをRAM103に展開して、撮像装置100の各部の動作を制御することにより実現される。ステップS701の開始前に、図5(a)を参照して説明したように、出力画像520の切り出し表示が行われているものとする。ステップS701,S703,S704,S705の処理の内容はそれぞれ、図4のフローチャートのステップS401,S403,S404,S405の処理の内容と同じであるため、説明を省略する。
デスクイーズの開始指示があったと判定された場合(S701でYES)の次の処理であるステップS702においてCPU101は、切り出し領域の移動が縦方向か否かを判定する。CPU101は、縦方向への移動ではない(横方向への移動である)と判定した場合(S702でNO)、処理をステップS703へ進め、縦方向への移動であると判定した場合(S702でYES)、処理をステップS704へ進める。これにより、デスクイーズ画像の拡大表示中に出力画像520に対する切り出し領域を移動させたときに、表示部107に表示される画像の移動量は縦方向と横方向とで同じになるため、移動操作の操作性を高めることができる。
以上、図2乃至図7を参照して説明したように上記実施形態では、一方向に圧縮された出力画像から一部の領域を切り出し、切り出した画像を所定の倍率でデスクイーズした画像を表示部107に表示する。そして、表示部107に表示される画像を移動させるために出力画像に対する切り出し領域の位置を移動させたときに、画像の横方向での移動量と縦方向の移動量が同じになるように、切り出し領域の移動量を出力画像での圧縮率とその方向に基づいて設定する。これにより、表示部107に表示される画像を移動させる操作の操作性を向上させることができ、また、画像の移動に違和感が生じるのを防止することができる。
なお、上記実施形態は、撮像光学系113が横方向に画像を1/2に圧縮するアナモフィックレンズを有する場合について説明したが、アナモフィックレンズの画像圧縮率は1/2倍に限定されるものではない。よって、例えば、横方向に画像をm/n(m,nは自然数)に圧縮するアナモフィックレンズが用いられた場合、出力画像の全体又は一部を横方向にデスクイーズする際の拡大率は、その逆数のn/m倍とすればよい。また、出力画像の全体又は一部を縦方向にデスクイーズする際には、同じ圧縮率のm/n倍で縮小すればよい。
以上、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。更に、上述した各実施形態は本発明の一実施形態を示すものにすぎず、各実施形態を適宜組み合わせることも可能である。例えば、本発明に係る表示制御装置は、撮像部(撮像光学系113及び撮像素子114)を一体的に備えている必要はない。つまり、撮像部と表示制御装置とが別の場所にあって、撮像部で取得した映像が所定の通信回線を通じて本体部へ送られる構成となっていてもよい。
また、上記実施形態では、一方向に圧縮された出力画像に対する切り出し領域の移動量を、デスクイーズする拡大方向又は縮小方向で調整し、これと直交する方向では変更しない構成とした。これにより、出力画像に対する切り出し表示とデスクイーズ画像の縮小処理とを切り替えたときに、操作部105の1回の操作により表示部107上での画像の移動量が変わらないようにすることができる。これに対して、例えば、図2の例で出力画像220から切り出した領域の画像を横方向にデスクイーズする場合に、出力画像220に対する切り出し領域の移動量を、横方向では第1の移動量で不変とし、縦方向では第1の移動量を2倍にした移動量としてもよい。同様に、図5の例で出力画像520から切り出した領域の画像を縦方向にデスクイーズする場合に、出力画像520に対する切り出し領域の移動量を、縦方向では第1の移動量で不変とし、縦方向では第1の移動量を1/2倍にした移動量としてもよい。これにより、デスクイーズ画像の拡大処理が継続して行われている間は、出力画像に対して切り出し領域を移動させたことによって表示部107に表示される画像が変化する際の画像の移動量は縦横方向で同じとなる。これらの方法では、出力画像の切り出し表示とデスクイーズ画像の拡大表示との切り替えの前後で、操作部105の1回の操作による表示部107上での画像の移動量が変化するが、1回の操作でより大きく又はより小さく移動させたい用途には適している。
本発明は、上述した実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
100 撮像装置
105 操作部
107 表示部
113 撮像光学系
114 撮像素子
200,500 切り出し領域
220,520 出力画像
230,530 デスクイーズ画像

Claims (10)

  1. 光学的に所定の方向に所定の圧縮率で圧縮された出力画像から一部の領域を切り出す切り出し手段と、
    前記出力画像を、前記所定の方向に前記圧縮率の逆数の倍率で拡大、又は、前記所定の方向と直交する方向に前記圧縮率と同じ倍率で縮小した変形画像を生成する変形手段と、
    前記切り出し手段により切り出された画像を表示手段に表示する際に、前記出力画像を表示させるか、前記変形手段により拡大又は縮小させた前記変形画像を表示させるかを切り替える制御手段と、を備え、
    前記制御手段は、
    前記変形手段により拡大又は縮小していない前記出力画像を前記表示手段に表示する場合は、前記切り出し手段が切り出した切り出し領域を前記所定の方向に移動させるための1回の所定の操作にしたがって、前記出力画像に対して第1の移動量で前記切り出し領域を前記所定の方向に移動させ、
    前記変形手段により拡大又は縮小させた前記変形画像を前記表示手段に表示する場合は、前記1回の所定の操作にしたがって、前記出力画像に対して前記第1の移動量を前記拡大又は縮小の倍率で除した移動量に対応する第2の移動量で前記切り出し領域を前記所定の方向に移動させることを特徴とする表示制御装置。
  2. 前記変形手段は、前記切り出し手段により切り出された画像を前記所定の方向に拡大させた変形画像を生成し、
    前記制御手段は、前記変形手段により前記所定の方向に拡大させた前記変形画像を前記表示手段に表示する場合は、前記1回の所定の操作にしたがって前記出力画像に対して前記第1の移動量よりも小さい第2の移動量で前記切り出し領域を移動させることを特徴とする請求項1に記載の表示制御装置。
  3. 前記変形手段は、前記切り出し手段により切り出された画像を前記所定の方向と直交する方向に縮小させた変形画像を生成し、
    前記制御手段は、前記変形手段により前記所定の方向と直交する方向に縮小させた前記変形画像を前記表示手段に表示する場合は、前記1回の所定の操作にしたがって前記出力画像に対して前記第1の移動量よりも大きい第2の移動量で前記切り出し領域を移動させることを特徴とする請求項1に記載の表示制御装置。
  4. 前記制御手段は、前記変形画像を前記表示手段に表示する際に、前記切り出し領域を前記所定の方向と直交する方向に移動させるための1回の操作に応じて、前記出力画像に対して前記第1の移動量で前記切り出し領域を前記所定の方向と直交する方向に移動させることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の表示制御装置。
  5. 前記出力画像は、アナモフィックレンズを含む撮像光学系を通して撮像素子に結像した光学像が前記撮像素子により光電変換されて出力された画像であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の表示制御装置。
  6. 前記制御手段は、前記所定の操作が連続的に又は継続的に行われた場合、前記切り出し領域の移動を連続的に行うことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の表示制御装置。
  7. 前記出力画像は、映像を構成するフレーム画像であることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の表示制御装置。
  8. 前記変形手段は、前記切り出し手段により切り出された画像を、前記所定の方向と該所定の方向と直交する方向とで異なる倍率で拡大又は縮小することにより前記変形画像を生成し、
    前記制御手段は、前記所定の方向と該所定の方向と直交する方向とで同じ倍率で拡大又は縮小された画像を表示する場合には、1回の前記所定の操作にしたがって、前記第1の移動量で前記切り出し領域を前記所定の方向に移動させ、前記所定の方向と該所定の方向と直交する方向とで異なる倍率で拡大又は縮小された前記変形画像を表示する場合には、1回の前記所定の操作にしたがって、前記第2の移動量で前記切り出し領域を前記所定の方向に移動させることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の表示制御装置。
  9. 表示制御装置の制御方法であって、
    光学的に所定の方向に所定の圧縮率で圧縮された出力画像から一部の領域を切り出す切り出しステップと、
    前記出力画像を、前記所定の方向に前記圧縮率の逆数の倍率で拡大、又は、前記所定の方向と直交する方向に前記圧縮率と同じ倍率で縮小した変形画像を生成する変形ステップと、
    前記切り出しステップで切り出された画像を表示手段に表示する際に、前記出力画像を表示させるか、前記変形ステップで拡大又は縮小させた前記変形画像を表示させるかを切り替える切り替えステップと、を有し、
    前記切り替えステップでは、
    前記変形ステップで拡大又は縮小していない前記出力画像を前記表示手段に表示する場合は、前記切り出しステップで前記出力画像から切り出された切り出し領域を前記所定の方向に移動させるための1回の所定の操作にしたがって、前記出力画像に対して第1の移動量で前記切り出し領域を前記所定の方向に移動させ、
    前記変形ステップで拡大又は縮小させた前記変形画像を前記表示手段に表示する場合は、前記1回の所定の操作にしたがって、前記出力画像に対して前記第1の移動量を前記拡大又は縮小の倍率で除した移動量に対応する第2の移動量で前記切り出し領域を前記所定の方向に移動させることを特徴とする表示制御装置の制御方法。
  10. コンピュータを、請求項1乃至のいずれか1項に記載された表示制御装置の各手段として機能させることを特徴とするプログラム。
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