JP6512830B2 - 放射線撮像装置、その製造方法及び放射線検査装置 - Google Patents

放射線撮像装置、その製造方法及び放射線検査装置 Download PDF

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Description

本発明は、放射線撮像装置、その製造方法及び放射線検査装置に関する。
放射線撮像装置は、例えば、放射線を検知するための複数のセンサが基板上に配列されたセンサパネルを備える。放射線を光に変換して該光を光電変換により電気信号に変換する検知方式の場合、放射線撮像装置はシンチレータをさらに備える。
シンチレータは、例えば蒸着法により形成され、タリウム活性化ヨウ化セシウム(Tl:CsI)等の複数の柱状結晶で構成された構造を有する。ここで、シンチレータは潮解性を有するため、シンチレータの潮解を抑制するための保護膜がシンチレータを覆うように形成される。一方で、シンチレータは、例えばセンサパネル等の基材に対して固定されるため、該保護膜には密着性(接着力)を有することが求められる。
特許文献1には、シンチレータを覆い且つシラン系化合物をモノマーとする第1の保護膜と、該第1の保護膜を覆い且つ含フッ素化合物不飽和炭化水素をモノマーとする第2の保護膜とが配された構造が例示されている。
特開2004−103934号公報
本願の発明者は、シンチレータの保護層に樹脂を用いた場合、該樹脂におけるフッ素の含有量が大きいほどシンチレータの潮解を抑制するのに有利である一方、該樹脂におけるフッ素の含有量が小さいほど該樹脂の密着性が大きくなることを見い出した。前述のとおり、シンチレータの保護膜は、シンチレータの潮解を抑制すると共に密着性を有することが求められる。そのため、互いに相反する性質を有する上記樹脂をどのように用いて該保護膜を形成するか、考慮する必要がある。
本発明は、シンチレータの保護膜についてシンチレータの潮解を抑制しながら密着性を向上させるための新規な技術を提供する。
本発明の一つの側面は放射線撮像装置にかかり、前記放射線撮像装置は、複数のセンサが配列されたセンサパネルと、基材上に配され、ハロゲン化アルカリで構成されたシンチレータと、前記シンチレータの潮解を抑制するための保護膜と、を備え、前記保護膜は、前記シンチレータ側面と前記シンチレータの前記基材とは反対側の端とを覆う第1部分と、前記第1部分表面の少なくとも一部を覆う第2部分とを含み、前記第2部分は、フッ素の含有量が前記第1部分のフッ素の含有量よりも小さく、接着部材を介して前記センサパネルと固定されていることを特徴とする。
本発明によれば、シンチレータの保護膜についてシンチレータの潮解を抑制しながら密着性を向上させることができる。
放射線撮像装置の構造の例を説明するための図である。 シンチレータパネルの製造方法の例を説明するための図である。 放射線撮像装置の構造の例を説明するための図である。 放射線撮像装置の構造の例を説明するための図である。 シンチレータパネルの製造方法の例を説明するための図である。 放射線撮像装置の構造の例を説明するための図である。 放射線検査装置のシステム構成例を説明するための図である。
(第1実施形態)
図1〜3を参照しながら、第1実施形態に係る放射線撮像装置1(以下、単に「装置1」という。)を説明する。
図1(a)は、装置1の上面図であり、平面視(撮像面に対する平面視。以下、本明細書において同じ。)での構造を示す模式図である。図1(b)は、カットラインA‐A’での断面構造を示す。
装置1は、例えば、センサパネル100とシンチレータパネル200とを備える。センサパネル100は、例えば、基板110と、複数のセンサが基板110上に配列されたセンサアレイ120と、外部との間で信号の授受を行い又は外部から電圧の供給を受けるための電極130とを有する。
基板110には、例えばガラス基板等が用いられうる。基板110上には、撮像部を構成する各素子がアモルファスシリコン等により形成される。例えば、各センサには、例えばPINセンサ、MISセンサ等が用いられうる。また、各センサから信号を読み出すスイッチ素子には、例えば、薄膜トランジスタ(TFT)が用いられうる。なお、センサパネル100の構造は、本例に限られるものではなく、CMOSイメージセンサ、CCDイメージセンサ等、公知の半導体製造プロセスにより半導体基板上に形成されたセンサが用いられてもよい。
電極130は、フレキシブルプリント基板(FPC)等のケーブルを介して、外部の他の電気回路基板等に接続される。電極130は、センサアレイ120を制御するための制御信号を受け、若しくは、センサアレイ120からの信号を出力し、又は、センサアレイ120を駆動するための電圧を受ける。
シンチレータパネル200は、例えば、基材210と、基材210上に配されたシンチレータ220と、シンチレータ220を覆う保護膜230とを有する。シンチレータパネル200は、センサパネル100側(図1(b)の下側)にシンチレータ200が位置し、その反対側(放射線の照射側)に基材210が位置するように配されている。
シンチレータ220は、例えば蒸着法により形成され、柱状結晶構造(複数の柱状結晶で構成された構造)を有する。シンチレータ220は、典型的にはハロゲン化アルカリで構成され、例えば、CsI:Tl、CsI:Na、CsBr:Tl、NaI:Tl、LiI:Eu、KI:Tl等で構成されうる。1つの例として、CsI:Tlのシンチレータは、例えばCsIとTlIとを真空チャンバー内で加熱しながら蒸着することによって形成されうる。基材210の蒸着面には、予め、シンチレータ220の形成に有利な下地層が形成されてもよい。
基材210は、放射線が十分に透過するように構成されればよい。基材210は、光反射性を有する材料で構成されてもよく、この場合、シンチレータ220からの光(シンチレーション光)は基材210によってセンサパネル100側に反射されうる。例えば、基材210には、Mg、Al、Ti、Cr、Mn、Fe、Co、Ni、Cu、Zn、Li、Be、Na等の金属が用いられうる。その他、基材210には、PEEK、ナイロン、アラミド、PPS、CFRP、GFRP等の樹脂が用いられてもよいし、ガラスやアモルファスカーボン等のアモルファス材料、Si、Ge、結晶カーボン、石英、酸化アルミニウム等の結晶材料等が用いられてもよい。
保護膜230は、本例では、複数の層で形成されており、例えば、第1層231と、第2層232と、第3層233とで構成されている。
第1層231は、フッ素系樹脂で実質的に構成されており、シンチレータ220の柱状結晶の側面および先端を覆う第1部分を形成する。第3層233は、フッ素系樹脂ではない樹脂(本明細書において「非フッ素系樹脂」と称する。)で実質的に構成されており、センサパネル100側の表面部分である第2部分を形成する。第2層232は、フッ素系樹脂と非フッ素系樹脂とを混ぜ合わせた材料で構成され、第1層231と第3層233との結合力を向上させる中間層として機能する。
フッ素系樹脂は、例えば、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、ポリクロロトリフルオロエチレン(PCTFE)、四フッ化エチレン‐六フッ化プロピレン共重合体(FEP)、ポリフッ化ビニリデン(PVDF)、フッ素化メタクリル酸エステル重合体、ポリフッ化ビニル(PVF)、エチレン‐四フッ化エチレン共重合体(ETFE)、エチレン‐クロロトリフルオロエチレン共重合体(ECTFE)等を含む。
非フッ素系樹脂は、例えば、ポリ塩化ビニリデン(PVDC)、塩化ビニリデン‐塩化ビニル共重合体、塩化ビニリデン‐アクリロニトリル共重合体、ポリ塩化ビニル、エポキシ系樹脂、アクリル系樹脂、シリコーン系樹脂、ウレタン系樹脂、ポリイミド系樹脂、酢酸セルロース、ニトロセルロース、ポリメチルメタクリレート、ポリビニルブチラール、ポリカーボネート、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレン、ナイロン、ポリアミド系樹脂、ポリエステル系樹脂、スチレンブタジエンゴム系樹脂、ポリパラキシリレン等を含む。
ここで、フッ素系樹脂は、撥水作用を有し(典型的には、水滴との接触角が90°より大きく)、非フッ素系樹脂(典型的には、水滴との接触角が90°以下の樹脂)に対してシンチレータ220の潮解を抑制するのに有利である。その一方で、非フッ素系樹脂の密着性はフッ素系樹脂の密着性よりも大きく、このことは、接着剤を介して所定の基材に接着する場合に有利である。
図1の構成によると、フッ素系樹脂で構成された第1層231は、シンチレータ220を覆うように形成されており、シンチレータ220の潮解を抑制する。また、第1層231は、シンチレータ220の柱状結晶の側面および先端を覆っており、フッ素系樹脂がシンチレータ220の柱状結晶間の隙間を埋めるように配されている。そのため、いわゆるアンカー効果によって第1層231とシンチレータ220との密着性が向上する。
一方で、非フッ素系樹脂で構成された第3層233は、密着性が比較的高く、センサパネル100に対して接着するのに有利である。センサパネル100とシンチレータパネル200とは、接着部材300を介して固定され、後の製造工程での衝撃や装置1の使用時の衝撃等によってセンサパネル100とシンチレータパネル200とが剥離することを防ぐことができる。
なお、接着部材300には、例えば、粘着シートが用いられてもよいが、ホットメルト樹脂、エポキシ系樹脂、アクリル系樹脂、シリコーン系樹脂、ウレタン系樹脂、ポリイミド系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリオレフィン系樹脂等が用いられてもよい。
本構成によると、保護膜230についてシンチレータ220の潮解を抑制しながら密着性を向上させることができる。
図2を参照しながら、以下、装置1の製造方法(主にシンチレータパネル200を形成方法)を述べる。
まず、図2(a)に例示されるように、例えば蒸着法によって、基材210上に柱状結晶構造を有するシンチレータ220を形成する。本例では、CsI:Tlのシンチレータ220を形成した。アモルファスカーボンで構成された基材210(厚さ1mm)を蒸着装置のチャンバー内のホルダに設置して、アルゴン(Ar)ガス条件の下、真空度を0.1Paに調整しながら蒸着を行った。これにより、シンチレータ220(厚さ600μm)を基材210上に形成した。
なお、上記工程に先立って、基材210の蒸着面に、シンチレータ220の形成に有利な下地層を形成してもよい。該下地層には、例えば有機樹脂が典型的に用いられ、エポキシ樹脂、アクリル樹脂、ポリイミド樹脂、シリコーン樹脂、ポリアミド樹脂等が用いられうる。
次に、図2(b)に例示されるように、基材210上にシンチレータ220を覆うようにフッ素系樹脂をスプレー23aにより塗布し、第1層231を形成する。本例では、フッ素系樹脂として、フッ素化メタクリル酸エステル重合体を含有する3M社製NOVEC2702を使用した。
その後、図2(c)に例示されるように、第1層231の上に、フッ素系樹脂をスプレー23aにより塗布しながら非フッ素系樹脂をスプレー23bにより塗布し、第2層232を形成する。即ち、第2層232は、フッ素系樹脂と非フッ素系樹脂とを混ぜ合わせた材料で構成される。本例では、非フッ素系樹脂として、日東シンコー社製のエレップコートLSS−520MH(スチレンブジエンゴム系の樹脂)を使用した。
最後に、図2(d)に例示されるように、第2層232の上に非フッ素系樹脂をスプレー23bにより塗布し、第3層233を形成する。以上のようにして、シンチレータパネル200が得られる。
本例では、第1層231を膜厚2μmで形成し、第2層232を膜厚8μmで形成し、第3層233を膜厚5μmで形成し、保護膜230の厚さの合計を15μmにした。第2層232は、フッ素系樹脂と非フッ素系樹脂とを混ぜ合わせた材料で構成され、第1層231と第3層233との結合力を向上させる中間層として機能する。即ち、保護膜230におけるフッ素の含有量(本例では、非フッ素系樹脂に対するフッ素系樹脂の割合)は、第1層231側(シンチレータ220側)から第3層233側(センサパネル100側)に向かって小さくなる。なお、第2層232におけるフッ素系樹脂と非フッ素系樹脂との混合比は1:1でもよいが、この値(この比率)に限られない。
また、上述の工程とは別に、センサパネル100を準備する。センサパネル100は、公知の製造プロセスを用いて作製されればよいが、ここでは説明を省略する。本例では、センサパネル100を、ガラス基板(厚さ0.7mm)上にアモルファスシリコンを用いて各素子を形成することによって作製した。
その後、シンチレータパネル200を、センサアレイ120とシンチレータ220とが平面視において重なるように、センサパネル100に対して接着部材300を用いて貼り合わせ、固定する。本例では、接着部材300として、リンテック社製のP−0280(アクリル系の接着剤、厚さ25μm)を用いた。
以上のようにして製造された装置1によると、保護膜230により、シンチレータ220の潮解を抑制することができると共にセンサパネル100とシンチレータパネル200との密着性を向上させることができる。装置1の構造およびその製造方法は、本実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、適宜、変更されてもよい。
例えば、センサパネル100とシンチレータパネル200との剥離が防止されればよいため、非フッ素系樹脂で構成された第3層233は、図3(a)に例示されるように、少なくともセンサパネル100と近接する領域に配されていればよい。
また、図3(b)に例示されるように、センサパネル100およびシンチレータパネル200の端部を樹脂400により封止してもよい。樹脂400は、例えば、衝撃に対して耐性を有する材料(例えば、弾性率が比較的高い材料)で構成されるとよい。具体的には、樹脂400は、例えば、エポキシ系樹脂、アクリル系樹脂、シリコーン系樹脂、ウレタン系樹脂、ポリイミド系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリパラキシリレン、ポリ四フッ化エチレン、ポリ三フッ化‐塩化エチレン、四フッ化エチレン‐六フッ化プロピレン共重合体、ポリ塩化ビニリデン、塩化ビニリデン‐塩化ビニル共重合体、塩化ビニリデン‐アクリロニトリル共重合体、ポリ塩化ビニル、ポリエチレンテレフタラート、スチレンブタジエンゴム系樹脂、ポリオレフィン系樹脂等を含む。
(第2実施形態)
図4を参照しながら第2実施形態を説明する。前述の第1実施形態では、保護膜230が、第1層231〜第3層233の3層で構成された構造を例示した。しかしながら、本発明はこの構造に限られるものではなく、保護膜230の層の数をさらに大きくしてもよい。
図4に例示されるように、本実施形態に係る保護膜240は、第1層241〜第5層245で構成されている。第1層241は、第1実施形態(図1参照)の第1層231に対応し、シンチレータ220(の側面および先端)を覆う第1部分を形成しており、シンチレータ220の潮解を抑制するのに有利なフッ素系樹脂で実質的に構成されうる。第5層245は、第1実施形態の第3層233に対応し、センサパネル100側の表面部分である第2部分を形成しており、密着性が比較的高い非フッ素系樹脂で実質的に構成されうる。第2層242〜第4層244は、前述の第2層232に対応し、上記第1層241及び第5層245の結合力を大きくする中間層として機能し、フッ素系樹脂と非フッ素系樹脂との混合比が第2層242側から第4層244側に向かって徐々に変化するように構成される。即ち、保護膜240におけるフッ素の含有量(本例では、非フッ素系樹脂に対するフッ素系樹脂の割合)は、第1層241側(シンチレータ220側)から第5層245側(センサパネル100側)に向かって小さくなる。
本例では、フッ素系樹脂として、3M社製NOVEC2702(第1実施形態と同様)を使用し、非フッ素系樹脂として、テトラヒドロフランで溶解したポリ塩化ビニリデン溶液を使用して、保護膜240(厚さ15μm)を形成した。第1層241については、フッ素系樹脂と非フッ素系樹脂との混合比を10:0とした(第1層241を実質的にフッ素系樹脂で構成した)。第2層242については、フッ素系樹脂と非フッ素系樹脂との混合比を8:2とした。第3層243については、フッ素系樹脂と非フッ素系樹脂との混合比を5:5とした。第4層244については、フッ素系樹脂と非フッ素系樹脂との混合比を2:8とした。第5層245については、フッ素系樹脂と非フッ素系樹脂との混合比を0:10とした(第5層245を実質的に非フッ素系樹脂で構成した)。
その後、第1実施形態と同様に、シンチレータパネル200をセンサパネル100に対して接着部材300を用いて貼り合わせ、固定すればよい。本例では、接着部材300として、パナック製のPD−S1(アクリル系粘着剤、厚さ25μm)を用いた。また、センサパネル100として、半導体製造プロセスを用いてシリコン基板上に形成されたCMOSイメージセンサを用いた。
本実施形態によると、スプレー23a及び23bによる樹脂の塗布量を調節しながら保護膜240を構成する第1層241〜第5層245を形成し、第1層241〜第5層245は、構成材料の混合比が徐々に変化するように構成されている。そのため、第1層241〜第5層245の間(層間)での結合力をより大きくすることができ、第1層241〜第5層245の間での剥離を防ぐのに有利である。よって、本実施形態によると、第1実施形態と同様の効果が得られる他、保護膜240を構成する複数の第1層241〜第5層245の間での剥離を防ぐのにさらに有利である。なお、本例では、保護膜240が5層で構成された構造を例示したが、層の数をさらに大きくしてもよい。或いは、保護膜240は、1層で構成され且つ該層内での構成材料の混合比がシンチレータ220側からセンサパネル100側に向かって徐々に変化するように、構成されていてもよい。
(第3実施形態)
図5を参照しながら第3実施形態を説明する。本実施形態では、まず、フッ素系樹脂で実質的に構成された膜251を、シンチレータ220の柱状結晶の表面(側面および先端)を覆い且つ該柱状結晶間の隙間を埋めないように形成する。次に、該膜251で覆われた柱状結晶間の隙間を埋めるように、非フッ素系樹脂で実質的に構成された部材252を形成する。
具体的には、まず、図5(a)に例示されるように、前述の第1実施形態と同様に、基材210上に柱状結晶構造を有するシンチレータ220を形成する。次に、図5(b)に例示されるように、フッ素系樹脂をスプレー23aにより塗布し、シンチレータ220の柱状結晶の表面(側面および先端)を覆い且つ該柱状結晶間の隙間を埋めないように膜251(厚さ1μm)を形成する。本例では、フッ素系樹脂として、3M社製NOVEC2702(第1実施形態と同様)を使用した。
最後に、図5(c)に例示されるように、膜251の上に非フッ素系樹脂をスプレー23bにより塗布し、膜251で覆われた柱状結晶間の隙間を埋めるように部材252を形成する。本例では、非フッ素系樹脂として、シクロヘキサノンで溶解したポリ塩化ビニリデン溶液を使用した。以上のようにして、保護膜250(厚さ15μm)を形成した。
本実施形態によると、部材252が柱状結晶間の隙間を埋めるように形成されている。そのため、フッ素系樹脂と非フッ素系樹脂とを混ぜ合わせた材料で構成された中間層が膜251と部材252との間に存在しなくても、アンカー効果によって膜251と部材252との密着性が向上する。よって、本実施形態によると、前述の第1実施形態と同様の効果が得られる他、膜251と部材252との間での剥離を防ぐのにさらに有利である。なお、膜251と部材252との間に、上記中間層が形成されてもよいことは言うまでもない。
(その他)
以上、いくつかの好適な実施形態を例示したが、本発明はこれらに限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、その一部を変更してもよく、各実施形態の特徴を組み合わせてもよいし、他の公知の構造ないし態様と組み合わせてもよい。
例えば、第1実施形態ではセンサパネル100とシンチレータパネル200とを貼り合わせて装置1を製造する態様を例示したが、本発明はこの態様に限られない。例えば、図6に例示されるように、本例と同様にセンサパネル100を準備し、該センサパネル100のセンサアレイ120側の面にシンチレータ220を形成してもよい。この場合においても、シンチレータ220を覆う保護膜260を、各実施形態の例と同様の方法で形成すればよい。その後、保護膜260の上に、例えば接着部材300を介して所定の基材270(例えば、光反射性を有する板材)を配置すればよい。
(放射線撮像システムへの適用例)
図7に例示されるように、上記各実施形態で述べた放射線撮像装置は、放射線検査装置等に代表される撮像システムに適用されうる。放射線は、X線、α線、β線、γ線等を含む。ここでは、代表例としてX線を用いる場合を述べる。
X線チューブ610(放射線源)で発生したX線611は、被検者620の胸部621を透過し、放射線撮像装置630に入射する。該入射したX線611には患者620の体内の情報が含まれており、装置630により該X線611に応じた電気的情報が得られる。この電気的情報は、ディジタル信号に変換された後、例えばイメージプロセッサ640(信号処理部)によって所定の信号処理が為される。医師等のユーザは、該電気的情報に応じた放射線画像を、例えばコントロールルームのディスプレイ650(表示部)で観察することができる。ユーザは、放射線画像又はそのデータを、所定の通信手段660により遠隔地へ転送することができ、該放射線画像を、例えばドクタールーム等の他の場所のディスプレイ651で観察することもできる。また、ユーザは、該放射線画像又はそのデータを所定の記録媒体に記録することもでき、例えば、フィルムプロセッサ670によってフィルム671に記録することができる。
1:放射線撮像装置、100:センサパネル、200:シンチレータパネル、220:シンチレータ、230:保護膜。

Claims (12)

  1. 複数のセンサが配列されたセンサパネルと、
    基材上に配され、ハロゲン化アルカリで構成されたシンチレータと、
    前記シンチレータの潮解を抑制するための保護膜と、を備え、
    前記保護膜は、前記シンチレータ側面と前記シンチレータの前記基材とは反対側の端とを覆う第1部分と、前記第1部分表面の少なくとも一部を覆う第2部分とを含み、
    前記第2部分は、フッ素の含有量が前記第1部分のフッ素の含有量よりも小さく、接着部材を介して前記センサパネルと固定されている
    ことを特徴とする放射線撮像装置。
  2. 前記シンチレータは、複数の柱状結晶で構成され、
    前記第1部分は、前記シンチレータの各柱状結晶の側面および先端を覆い、
    前記保護膜は、フッ素系樹脂である第1樹脂とフッ素系樹脂でない第2樹脂とで構成されており、
    前記第2部分における前記第2樹脂に対する前記第1樹脂の割合は、前記第1部分における前記第2樹脂に対する前記第1樹脂の割合よりも小さい
    ことを特徴とする請求項1に記載の放射線撮像装置。
  3. 前記シンチレータの各柱状結晶の側面および先端を覆うように前記第1樹脂で構成された膜が形成されており、該第1樹脂の膜で覆われた柱状結晶間の隙間を埋めながら前記シンチレータを覆うように少なくとも前記第2樹脂を含む部材が形成されている
    ことを特徴とする請求項2に記載の放射線撮像装置。
  4. 前記第1樹脂は、ポリテトラフルオロエチレン、ポリクロロトリフルオロエチレン、四フッ化エチレン‐六フッ化プロピレン共重合体、ポリフッ化ビニリデン、フッ素化メタクリル酸エステル重合体、ポリフッ化ビニル、エチレン‐四フッ化エチレン共重合体、及び、エチレン‐クロロトリフルオロエチレン共重合体のうちの少なくとも1つを含む
    ことを特徴とする請求項2または請求項3に記載の放射線撮像装置。
  5. 前記第2樹脂は、ポリ塩化ビニリデン、塩化ビニリデン‐塩化ビニル共重合体、塩化ビニリデン‐アクリロニトリル共重合体、ポリ塩化ビニル、エポキシ系樹脂、アクリル系樹脂、シリコーン系樹脂、ウレタン系樹脂、ポリイミド系樹脂、酢酸セルロース、ニトロセルロース、ポリメチルメタクリレート、ポリビニルブチラール、ポリカーボネート、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレン、ナイロン、ポリアミド系樹脂、ポリエステル系樹脂、スチレンブタジエンゴム系樹脂、ポリパラキシリレンのうちの少なくとも1つを含む
    ことを特徴とする請求項2から請求項4のいずれか1項に記載の放射線撮像装置。
  6. 前記第1樹脂と水滴との接触角は90°より大きく、
    前記第2樹脂と水滴との接触角は90°以下である
    ことを特徴とする請求項2から請求項5のいずれか1項に記載の放射線撮像装置。
  7. 複数のセンサが配列されたセンサパネルと、
    前記センサパネルの上にされ且つハロゲン化アルカリで構成されたシンチレータと、
    前記シンチレータの上に配された基材と、
    前記シンチレータの潮解を抑制するための保護膜と、を備え、
    前記保護膜は、前記シンチレータ側面と前記シンチレータの前記センサパネルとは反対側の端とを覆う第1部分と、前記第1部分表面の少なくとも一部を覆う第2部分とを含み、
    前記第2部分は、フッ素の含有量が前記第1部分のフッ素の含有量よりも小さく、接着部材を介して前記基材と固定されている
    ことを特徴とする放射線撮像装置。
  8. 前記シンチレータは、複数の柱状結晶で構成され、
    前記第1部分は、前記シンチレータの各柱状結晶の側面および先端を覆い、
    前記基材は光反射性の材料で構成されている
    ことを特徴とする請求項に記載の放射線撮像装置。
  9. 請求項1から請求項のいずれか1項に記載の放射線撮像装置と、
    前記放射線撮像装置からの信号を処理するプロセッサと、を具備する
    ことを特徴とする放射線検査装置。
  10. ハロゲン化アルカリで構成されて基材の上に配されたシンチレータの潮解を抑制するための保護膜を形成する第工程と、
    複数のセンサが配列されたセンサパネルを前記保護膜に接着部材を介して固定する第2工程と、
    を含み、
    前記保護膜は、前記シンチレータ側面と前記シンチレータの前記基材とは反対側の端とを覆う第1部分と、前記第1部分よりもフッ素の含有量が小さく且つ前記第1部分の表面の少なくとも一部を覆う第2部分とを含み、
    前記第2工程では、前記第2部分が前記接着部材を介して前記センサパネルに固定される
    ことを特徴とする放射線撮像装置の製造方法。
  11. ハロゲン化アルカリで構成されて複数のセンサが配列されたセンサパネルの上に配されたシンチレータの潮解を抑制するための保護膜を形成する第1工程と、
    基材を前記保護膜に接着部材を介して固定する第2工程と、
    を含み、
    前記保護膜は、前記シンチレータの側面と前記シンチレータの前記センサパネルとは反対側の端とを覆う第1部分と、前記第1部分よりもフッ素の含有量が小さく且つ前記第1部分の表面の少なくとも一部を覆う第2部分と、を含み、
    前記第2工程では、前記第2部分が前記接着部材を介して前記基材に固定される
    ことを特徴とする放射線撮像装置の製造方法。
  12. 前記第工程では、フッ素系樹脂である第1樹脂とフッ素系樹脂でない第2樹脂とを塗布し、前記第1樹脂の塗布量と前記第2樹脂の塗布量とを調節しながら前記保護膜を形成する
    ことを特徴とする請求項10または請求項11に記載の放射線撮像装置の製造方法。
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