JP6512487B2 - 調理用ブレンダ - Google Patents

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Description

本発明は、野菜、果物等の被調理物に対して切削、撹拌等の調理を行う据え置き型の調理用ブレンダに関する。
従来、この種のブレンダは、複数のカッターを備えるカッターユニットを備え、当該カッターユニットを調理容器内で回転させることにより、調理容器内の被調理物の切削、撹拌等の調理を行うように構成されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−204639号公報
従来、ブレンダと同様に、カッターユニットを調理容器内で回転させることにより被調理物を切削、撹拌等の調理を行うものとして、フードプロセッサが知られている。このフードプロセッサは、玉ねぎをみじん切りしたり、肉をミンチにしたりするなど、被調理物を比較的粗く切削し、混練、撹拌等する用途で主に使用されている。
これに対して、ブレンダは、野菜、果物等を切削して液体とともに撹拌することによりジュースを作るなど、被調理物を微細に切削し、撹拌等する用途で主に使用されている。このため、ブレンダには、高い切削性能が求められる。
しかしながら、従来のブレンダは、被調理物の切削性能を一層向上させる観点において未だ改善の余地がある。
従って、本発明の目的は、前記課題を解決することにあって、被調理物の切削性能を一層向上させることができる調理用ブレンダを提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明に係る調理用ブレンダは、装置本体と、
前記装置本体に着脱自在に取り付けられ、被調理物を収容する調理容器と、
前記調理容器内に少なくとも一端部が位置する回転軸と、
前記回転軸に取り付けられ、前記回転軸を中心として回転することで、当該調理容器内の被調理物の調理を行うカッターユニットと、
を備え、
前記カッターユニットは、
前記回転軸の取付位置に対して先端部が斜め上方に位置するように設けられた上カッターと、
先端部が前記上カッターの先端部よりも下方に位置するように設けられた下カッターと、を備え、
前記下カッターの刃先は、前記下カッターの回転方向の前方のエッジに形成されるとともに、前記回転軸から離れるに従い前記回転方向の後方に向けて湾曲するように形成されている、調理用ブレンダを提供する。
本発明に係る調理用ブレンダによれば、被調理物の切削性能を一層向上させることができる。
本発明の実施形態に係る調理用ブレンダの斜視図である。 図1の調理用ブレンダの一部拡大断面図である。 図1の調理用ブレンダにおいて、蓋体を取り外した状態を示す平面図である。 図1の調理用ブレンダが備える下カッターの斜視図である。 図4の下カッターの平面図である。 図5のA1−A1線断面図である。 図4の下カッターの第1変形例を示す斜視図である。 図4の下カッターの第2変形例を示す斜視図である。 図4の下カッターの第3変形例を示す斜視図である。
(本発明の基礎となった知見)
本発明者らは、被調理物の切削性能を一層向上させるために鋭意検討した結果、以下の知見を得た。
従来のブレンダにおいて、カッターユニットは、回転軸の取付位置に対して先端部が斜め上方に位置するように設けられた上カッターと、回転軸の取付位置に対して先端部が斜め下方に位置するように設けられた下カッターとを備えている。このカッターユニットが調理容器内で回転することにより、調理容器内に回転水流が発生し、被調理物が撹拌されて調理用器内を循環する。この過程で、被調理物は、カッターユニットと接触して微細に切削される。
本発明者らは、この従来のブレンダにおいて、下カッターにより切削された被調理物が、調理容器の上部に攪拌されることなく、下カッターに付着し、下カッターと共に回転することがあることを知見した。被調理物が下カッターと共に回転する期間は、当該被調理物の切削が行われないため、切削性能が低下することになる。
そこで、本発明者らは、鋭意検討した結果、下カッターの刃先を回転軸から離れるに従い回転方向の後方に向けて湾曲するように形成することにより、被調理物が下カッターに付着することを抑えられることを見出した。すなわち、この構成によれば、下カッターが回転する際、被調理物が湾曲する刃先に沿って回転軸から離れる方向に移動する。このとき、被調理物の同一部分に接触する刃先がスライドすることになり、被調理物は刃先によって引くように切削される。これにより、下カッターは、より小さい回転力で被調理物を切削することができ、被調理物が下カッターに付着することを抑えて、切削性能を一層向上させることができる。
これらの点を踏まえて、本発明者らは、以下の発明に至った。
本発明の第1態様によれば、装置本体と、
前記装置本体に着脱自在に取り付けられ、被調理物を収容する調理容器と、
前記調理容器内に少なくとも一端部が位置する回転軸と、
前記回転軸に取り付けられ、前記回転軸を中心として回転することで、当該調理容器内の被調理物の調理を行うカッターユニットと、
を備え、
前記カッターユニットは、
前記回転軸の取付位置に対して先端部が斜め上方に位置するように設けられた上カッターと、
先端部が前記上カッターの先端部よりも下方に位置するように設けられた下カッターと、を備え、
前記下カッターの刃先は、前記下カッターの回転方向の前方のエッジに形成されるとともに、前記回転軸から離れるに従い前記回転方向の後方に向けて湾曲するように形成されている、調理用ブレンダを提供する。
本発明の第2態様によれば、前記下カッターの刃先は、第1湾曲部と、前記第1湾曲部に対して前記回転軸から離れる側に隣接し、前記第1湾曲部よりも曲率が大きい第2湾曲部とを備える、第1態様に記載の調理用ブレンダを提供する。
本発明の第3態様によれば、前記下カッターは、略平板状に形成され、前記回転軸の延在方向に対して直交又は略直交するように設けられている、第1又は2態様に記載の調理用ブレンダを提供する。
本発明の第4態様によれば、前記下カッターの上面には、前記刃先よりも前記回転方向の後方に、前記下カッターの厚み方向に凹む段差部が設けられている、第1〜3態様のいずれか1つに記載の調理用ブレンダを提供する。
本発明の第5態様によれば、前記段差部は、前記回転軸の近傍から前記下カッターの先端部の近傍まで延在している、第4態様に記載の調理用ブレンダを提供する。
本発明の第6態様によれば、前記段差部は、前記下カッターの先端部の近傍で且つ前記下カッターの回転方向の後方のエッジまで延在している、第5態様に記載の調理用ブレンダを提供する。
本発明の第7態様によれば、前記段差部は、蛇行するように形成されている、第4〜6態様のいずれか1つに記載の調理用ブレンダを提供する。
本発明の第8態様によれば、前記回転軸を保持し、前記調理容器の内側底面の一部となる表面を有する回転軸保持部を備え、
前記下カッターの底面は、前記回転軸保持部の表面に対して平行又は略平行に形成されている、第1〜7態様のいずれか1つに記載の調理用ブレンダを提供する。
本発明の第9態様によれば、前記下カッターの底面と前記回転軸保持部の表面との隙間は、2mm以上15mm以下である、第8態様に記載の調理用ブレンダを提供する。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施形態によって本発明が限定されるものではない。
また、以下では、説明の便宜上、通常使用時の状態を想定して「上」、「下」、「横」、「前」、「後」等の方向を示す用語を用いるが、本発明のブレンダの使用状態等を限定することを意味するものではない。
《実施形態》
本発明の実施形態に係る調理用ブレンダは、据え置き型の調理用ブレンダである。図1は、本実施形態に係る調理用ブレンダの斜視図である。
図1に示すように、本実施形態に係る調理用ブレンダは、装置本体1と、装置本体1に着脱自在に取り付けられ、野菜、果物等の被調理物を収容する調理容器2とを備えている。
調理容器2は、筒体3と、筒体3の下端部に着脱自在に取り付けられる容器台4と、筒体3の上部開口部を覆うように着脱自在に取り付けられる蓋体5とを備えている。
筒体3は、内部に収容された被調理物を外部から視認できるように、例えば、透明ガラスにより構成されている。筒体3の側面には、把手6が一体的に取り付けられている。容器台4と蓋体5とは、例えば、樹脂により構成されている。
図2は、図1の調理用ブレンダの一部拡大断面図である。図3は、図1の調理用ブレンダにおいて、蓋体5を取り外した状態を示す平面図である。
図2に示すように、筒体3の下端部には、雄ねじ部3aが設けられている。容器台4には、雌ねじ部4aが設けられている。容器台4の雌ねじ部4aに筒体3の雄ねじ部3aがねじ込まれることにより、筒体3が容器台4に着脱自在に取り付けられる。
筒体3の内面には、図3に示すように、上下方向に延在する4つの突条部3bが形成されている。4つの突条部3bは、平面視において90度間隔で設けられている。これら4つの突条部3bは、筒体3内を回転する被調理物の回転移動を阻害して、被調理物を撹拌するように作用する。
容器台4は、カッターユニット41と、回転軸42と、軸受43と、軸受ケース44と、カッター台45と、ストッパ46と、外筒47を備えている。
カッターユニット41は、筒体3内に位置する回転軸42の一端部42aに取り付けられている。カッターユニット41は、回転軸42を中心として回転することで、調理容器2内の被調理物の調理(例えば、切削、撹拌等)を行う。回転軸42の一端部42aには、カッターユニット41が抜けないようにナットなどの抜止部材48が取り付けられている。カッターユニット41の構成については、後で詳しく説明する。
回転軸42は、装置本体1に内蔵された駆動源の一例であるモータ(図示せず)から発生される回転駆動力を付与されて軸回りに回転するように構成されている。モータは、装置本体1の背面に設けられた電源コード(図示せず)を通じて電力を供給されることで、回転駆動力を発生する。モータの回転駆動力は、装置本体1の前面に設けられた操作部11(図1及び図2参照)によって調整可能に構成されている。
軸受43は、回転軸42を回転自在に保持するように構成されている。軸受ケース44は、軸受43を保持するように構成されている。軸受ケース44は、軸受43を外側から覆うように略筒状に形成されている。軸受ケース44の表面(上面)44aは、調理容器2の内側底面の一部を構成する。本実施形態においては、軸受43と軸受ケース44とで、回転軸42を保持する「回転軸保持部」が構成されている。
カッター台45は、軸受ケース44を保持するように構成されている。カッター台45と軸受ケース44との間には、それらの間をシールする環状のパッキン49が配置されている。カッター台45の下端部には、環状の凹部45aが形成されている。この凹部45aに、環状のストッパ46が配置される。
ストッパ46の内周面には、雌ねじ部46aが形成されている。軸受ケース44の外周面には、雄ねじ部44bが形成されている。ストッパ46の雌ねじ部46aに軸受ケース44の雄ねじ部44bがねじ込まれることにより、ストッパ46が軸受ケース44に着脱自在に取り付けられる。ストッパ46と軸受ケース44との間には、それらの間をシールする環状のパッキン50が配置されている。また、軸受ケース44の上部は、回転軸42から離れるように突出し、当該突出した部分とストッパ46の上面との間でカッター台45の内周部を挟持する。これにより、軸受ケース44とカッター台45とストッパ46とが一体化される。
カッター台45の下端部は、外筒47の下端部に接続されている。前述した容器台4の雌ねじ部4aは、外筒47の内面に形成されている。外筒47は、装置本体1に着脱自在に取り付けられるように構成されている。
次に、カッターユニット41の構成について、より詳しく説明する。
カッターユニット41は、図2及び図3に示すように、上カッター411と、下カッター412とを備えている。本実施形態において、カッターユニット41は、図3に示すように、回転軸42を中心として時計回りに回転するように構成されている。
上カッター411は、図2に示すように、回転軸42の取付位置に対して先端部411aが斜め上方に位置するように設けられている。上カッター411は、図3に示すように、平面視において回転軸42を中心として点対称又は略点対称に構成されている。上カッター411は、所定形状の板材に対して曲げ加工や切削加工等を行うことにより構成されている。
下カッター412は、図3に示すように、先端部412aに近づくに従い幅が細くなるように構成されている。また、下カッター412は、平面視において回転軸42を中心として点対称又は略点対称に構成されている。
また、下カッター412は、図2に示すように、先端部412aが上カッター411の先端部411aよりも下方に位置するように設けられている。本実施形態において、下カッター412は、略平板状に形成され、回転軸42の延在方向に対して直交又は略直交するように設けられている。下カッター412は、所定形状の平板に対して、曲げ加工を行うことなく、刃先部分を切削加工等することにより構成されている。
下カッター412の底面は、軸受ケース44の表面44aに対して平行又は略平行に形成されている。下カッター412の底面と軸受ケース44の表面44aとの隙間は、様々な被調理物を微細に切削できるように2mm以上15mm以下(例えば4mm)に設定されている。
図4は、下カッター412の斜視図である。図5は、下カッター412の平面図である。図6は、図5のA1−A1線断面図である。
下カッター412の刃先412bは、図4及び図5に示すように、回転方向Rの前方のエッジに形成されている。また、下カッター412の刃先412bは、回転軸42から離れるに従い回転方向Rの後方に向けて湾曲するように形成されている。
また、下カッター412の刃先412bは、第1湾曲部412cと、第1湾曲部412cに対して回転軸42から離れる側に隣接し、第1湾曲部412cよりも曲率が大きい第2湾曲部412dとを備えている。
下カッター412の上面には、刃先412bよりも回転方向Rの後方に、下カッター412の厚み方向に凹む段差部412eが設けられている。段差部412eは、回転軸42の近傍から下カッター412の先端部412aの近傍まで延在している。具体的には、段差部412eは、第1湾曲部412cよりも回転方向Rの後方の領域にのみ設けられている。また、本実施形態において、段差部412eは、蛇行するように形成されている。
本実施形態に係る調理用ブレンダによれば、下カッター412の刃先412bを回転軸42から離れるに従い回転方向Rの後方に向けて湾曲するように形成している。この構成によれば、下カッター412が回転する際、被調理物が湾曲する刃先412bに沿って回転軸42から離れる方向に移動する。このとき、被調理物の同一部分に接触する刃先412bがスライドすることになり、被調理物は刃先412bによって引くように切削される。これにより、下カッター412は、より小さい回転力で被調理物を切削することができ、被調理物が下カッター412に付着することを抑えて、切削性能を一層向上させることができる。また、この構成によれば、より小さい回転力で被調理物を切削することができるので、回転軸42を通じてモータ(図示せず)に係る負荷を軽減することができる。
また、本実施形態に係る調理用ブレンダによれば、下カッター412の刃先412bは、第1湾曲部412cと、第1湾曲部412cに対して回転軸42から離れる側に隣接し、第1湾曲部412cよりも曲率が大きい第2湾曲部412dとを備えている。この構成によれば、被調理物が、第2湾曲部412dに沿って移動する際、第1湾曲部412cに沿って移動するよりも、被調理物の同一部分に接触する刃先412bがより高速でスライドすることになる。すなわち、被調理物は、第2湾曲部412dに沿って、より高速に転がりながら移動する。これにより、下カッター412は、より小さい回転力で被調理物を切削することができ、被調理物が下カッター412に付着することを抑えて、切削性能を一層向上させることができる。
また、本実施形態に係る調理用ブレンダによれば、下カッター412が略平板状に形成され、回転軸42の延在方向に対して直交又は略直交するように設けられている。この構成によれば、曲げ部を有しないので、当該曲げ部が切削抵抗となって切削性能が低下することを抑えることができる。
また、本実施形態に係る調理用ブレンダによれば、下カッター412の上面には、刃先412bよりも回転方向Rの後方に、下カッター412の厚み方向に凹む段差部412eが設けられている。この構成によれば、カッターユニット41の回転により、被調理物が刃先412bで切削されて下カッター412の上面に沿って移動する際、段差部412eによって、被調理物と下カッター412の上面の間に隙間を形成することができる。この隙間によって、被調理物が下カッター412の上面から分離し易くなり、被調理物が下カッター412に付着することを抑えて、切削性能を一層向上させることができる。
また、本実施形態に係る調理用ブレンダによれば、段差部412eが、回転軸42の近傍から下カッター412の先端部412aの近傍まで延在するように設けられている。この構成によれば、段差部412eがより長い区間設けられることになるので、被調理物が下カッター412の上面から一層分離し易くなる。
また、本実施形態に係る調理用ブレンダによれば、段差部412eが蛇行するように形成されている。この構成によれば、被調理物と下カッター412の上面の間に隙間をより確実に形成することができるので、被調理物が下カッター412の上面から一層分離し易くすることができる。
また、本実施形態に係る調理用ブレンダによれば、下カッター412の底面が、軸受ケース44の表面44aに対して平行又は略平行に形成されている。この構成によれば、下カッター412の底面と軸受ケース44の表面44aとの隙間を被調理物が通過することで、当該被調理物をより均一な大きさで微細に切削することができる。また、当該隙間を2mm以上15mm以下に設定することで、様々な被調理物を微細に切削することができる。
なお、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、その他種々の態様で実施できる。例えば、前記では、下カッター412の刃先412bは、第1湾曲部412cと、第2湾曲部412dとを備えるものとしたが、本発明はこれに限定されない。例えば、第2湾曲部412dに対して回転軸42から離れる側に隣接し、第2湾曲部412dよりも曲率が大きい第3湾曲部(図示せず)を備えてもよい。すなわち、下カッター412の刃先412bは、回転軸42から離れるに従い曲率が大きくなるように形成されてもよい。この構成によっても、同様の効果を得ることができる。
また、前記では、図4及び図5に示すように、段差部412eが、第1湾曲部412cよりも回転方向Rの後方の領域にのみ設けられるものとしたが、本発明はこれに限定されない。例えば、図7に示すように、段差部412eは、下カッター412の先端部412aの近傍で且つ下カッター412の回転方向Rの後方のエッジ412fまで延在するように設けられてもよい。具体的には、段差部412eは、第1湾曲部412c及び第2湾曲部412dよりも回転方向Rの後方の領域に設けられてもよい。この場合、被調理物が下カッター412の上面から一層分離し易くなる。
また、前記では、段差部412eは、蛇行するように形成されるものとしたが、本発明はこれに限定されない。例えば、図8に示すように、段差部412eは、刃先412bと同様に、回転軸42から離れるに従い回転方向Rの後方に向けて湾曲するように形成されてもよい。
なお、段差部412eの凹み量は、0.1mm以上(例えば、0.15mm)であることが好ましい。この場合、被調理物を下カッター412の上面からより確実に分離させることができる。
なお、段差部412eの凹み量は、回転軸42の近傍から下カッター412の先端部412aの近傍まで一様である必要はない。例えば、段差部412eは、図9に示すように、回転軸42から離れる方向に、凹み量が大きい部分と凹み量が小さい部分とが交互に繰り返されるように構成されてもよい。
また、前記では、下カッター412が回転軸42を中心として180度間隔で2箇所に刃先412bを備えるように構成したが、本発明はこれに限定されない。例えば、下カッター412は、1箇所に刃先412bを備えるように構成されてもよい。また、下カッター412は、回転軸42を中心として120度以下の間隔で3箇所以上に刃先412bを備えるように構成されてもよい。
本発明に係る調理用ブレンダによれば、被調理物の切削性能を一層向上させることができるので、特に、高い切削性能が求められる据え置き型の調理用ブレンダに有用である。
1 装置本体
2 調理容器
3 筒体
3a 雄ねじ部
3b 突条部
4 容器台
4a 雌ねじ部
5 蓋体
6 把手
11 操作部
41 カッターユニット
42 回転軸
42a 一端部
43 軸受
44 軸受ケース
44a 表面
44b 雄ねじ部
45 カッター台
45a 凹部
46 ストッパ
46a 雌ねじ部
47 外筒
48 抜止部材
49,50 パッキン
411 上カッター
411a 先端部
412 下カッター
412a 先端部
412b 刃先
412c 第1湾曲部
412d 第2湾曲部
412e 段差部
412f エッジ

Claims (9)

  1. 装置本体と、
    前記装置本体に着脱自在に取り付けられ、被調理物を収容する調理容器と、
    前記調理容器内に少なくとも一端部が位置する回転軸と、
    前記回転軸に取り付けられ、前記回転軸を中心として回転することで、当該調理容器内の被調理物の調理を行うカッターユニットと、
    を備え、
    前記カッターユニットは、
    前記回転軸の取付位置に対して先端部が斜め上方に位置するように設けられた上カッターと、
    先端部が前記上カッターの先端部よりも下方に位置するように設けられた下カッターと、を備え、
    前記下カッターの刃先は、前記下カッターの回転方向の前方のエッジに形成されるとともに、前記回転軸から離れるに従い前記回転方向の後方に向けて湾曲するように形成され
    前記下カッターの上面には、
    前記刃先よりも前記回転方向の後方に設けられ、前記回転方向の後方に向かうに従い上方に傾斜する第1傾斜面と、
    前記第1傾斜面よりも前記回転方向の後方に設けられ、前記回転方向の後方に向かうに従い上方に傾斜する第2傾斜面と、
    前記第1傾斜面と前記第2傾斜面とでZ字状の断面を形成するように、前記第1傾斜面に対して交差する方向に凹んで前記第1傾斜面と前記第2傾斜面とを接続する段差部と、
    が設けられている、調理用ブレンダ。
  2. 前記下カッターの刃先は、第1湾曲部と、前記第1湾曲部に対して前記回転軸から離れる側に隣接し、前記第1湾曲部よりも曲率が大きい第2湾曲部とを備える、請求項1に記載の調理用ブレンダ。
  3. 前記下カッターは、略平板状に形成され、前記回転軸の延在方向に対して直交又は略直交するように設けられている、請求項1又は2に記載の調理用ブレンダ。
  4. 前記段差部は、前記回転軸の近傍から前記下カッターの先端部の近傍まで延在している、請求項1〜3のいずれか1つに記載の調理用ブレンダ。
  5. 前記段差部は、前記下カッターの先端部の近傍で且つ前記下カッターの回転方向の後方のエッジまで延在している、請求項に記載の調理用ブレンダ。
  6. 前記段差部は、蛇行するように形成されている、請求項のいずれか1つに記載の調理用ブレンダ。
  7. 前記回転軸を保持し、前記調理容器の内側底面の一部となる表面を有する回転軸保持部を備え、
    前記下カッターの底面は、前記回転軸保持部の表面に対して平行又は略平行に形成されている、請求項1〜のいずれか1つに記載の調理用ブレンダ。
  8. 前記下カッターの底面と前記回転軸保持部の表面との隙間は、2mm以上15mm以下である、請求項に記載の調理用ブレンダ。
  9. 装置本体と、
    前記装置本体に着脱自在に取り付けられ、被調理物を収容する調理容器と、
    前記調理容器内に少なくとも一端部が位置する回転軸と、
    前記回転軸に取り付けられ、前記回転軸を中心として回転することで、当該調理容器内の被調理物の調理を行うカッターユニットと、
    を備え、
    前記カッターユニットは、
    前記回転軸の取付位置に対して先端部が斜め上方に位置するように設けられた上カッターと、
    先端部が前記上カッターの先端部よりも下方に位置するように設けられた下カッターと、を備え、
    前記下カッターの刃先は、前記下カッターの回転方向の前方のエッジに形成されるとともに、前記回転軸から離れるに従い前記回転方向の後方に向けて湾曲するように形成され、
    前記下カッターの上面には、前記刃先よりも前記回転方向の後方に、前記下カッターの厚み方向に凹む段差部が設けられ、
    前記段差部は、前記回転軸の近傍から前記下カッターの先端部の近傍まで延在するとともに、前記下カッターの先端部の近傍で且つ前記下カッターの回転方向の後方のエッジまで延在している、調理用ブレンダ。
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