JP6511783B2 - ガスパージユニットおよびガスパージ装置 - Google Patents

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    • B08B5/02Cleaning by the force of jets, e.g. blowing-out cavities

Description

本発明は、たとえば半導体の製造工程などに用いられるガスパージユニットおよびガスパージ装置に関する。
半導体の製造工程において、ウエハ搬送容器内に収容されているウエハには、たとえば金属配線等が形成されたものが存在する。このような金属配線は表面が酸化されることによって素子完成時に所望の特性が得られなくなるおそれがあり、このために容器内部における酸素濃度を低レベルに保つ必要がある。
しかし、ポッド内のウエハを各種処理装置に持ち込んで所定の処理を施す際には、容器内部と処理装置内部とは常に連通した状態に維持されることとなる。移載ロボットが配置される室の上部にはファン及びフィルタが配置され、当該室内部には通常パーティクル等が管理された清浄空気が導入されている。しかし、このような空気が容器内部に侵入した場合、空気中の酸素あるいは水分によってウエハ表面が酸化されるおそれがある。
そこで、たとえば特許文献1では、容器の内部に向けて窒素ガスなどのパージガスを導入すると共に、処理室の内部から容器の内部への汚れた空気の導入を遮断するために、開口部の開口面に沿ってガスを吹き出すことが提案されている。
しかしながら、従来の装置では、容器の内部に向けてガスを吹き出す容器内向きノズルは、開口部の側辺部に配置され、開口部の開口面に沿ってガスを吹き出するカーテンノズルは、開口部の上辺部に配置されている。カーテンノズルから吹き出すガス流れは、開口面の下部では流れが弱くなり、十分な遮蔽効果(カーテン効果)が得られないおそれがある。
そのため、容器上部と容器下部とで、パージ完了までの到達速度にバラツキが生じるなどの課題がある。また、容器の内部でのパージガスの流路が複雑になり、理想的なガス置換ができないなどの課題を有する。このような場合には、たとえば容器の上部に配置されるウエハと、容器の下部に配置されるウエハとで、雰囲気中の酸素あるいは水分濃度が異なり、その後の製造工程で、ウエハの処理にバラツキが生じるなどの課題を有している。
WO2005/124853号公報
本発明は、このような実状に鑑みてなされ、その目的は、パージ対象容器の内部を、特に上下方向で均一にガス置換することが可能なガスパージユニットおよびガスパージ装置を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明に係るガスパージユニットは、
開口を有するパージ対象容器の内部に前記開口を通して清浄化ガスを導入させるガスパージユニットであって、
前記パージ対象容器の内部に向けて、前記開口の側辺部から清浄化ガスを吹き出す第1ノズル口と、
前記開口の開口面に沿って前記開口の側辺部から清浄化ガスを吹き出す第2ノズル口とを有する。
本発明のガスパージユニットでは、開口の開口面に沿って清浄化ガスを吹き出す第2ノズル口が、開口の側辺部に沿って配置してある。このため、第2ノズル口から吹き出されるガスの流れは、開口を通して容器の外部から内部に入り込もうとする流れを遮るカーテン流れを構成する。このカーテン流れは、容器の開口の側辺部から生じるために、容器の上下方向において、均一な流れになる。また、容器の内部に向けて清浄化ガスを吹き出す第1ノズルも開口の側辺部に沿って配置してあることから、その容器内向き流れは、容器の上下方向において、均一な流れになる。
したがって本発明では、特に上下方向で均一にガス置換することが可能になる。その結果、容器内に収容してあるウエハなどの処理対象物の品質を均一化することができる。
好ましくは、前記第1ノズル口と第2ノズル口とが単一の双方向吹き出し部材に形成してある。第1ノズル口と第2ノズル口とを単一の双方向吹き出し部材に形成することで、部品点数を削減することが可能であり、ユニットの小型化に寄与する。
前記双方向吹き出し部材は、前記開口の少なくとも一方の側辺部に配置してあればよいが、好ましくは、双方向吹き出し部材が、前記開口の両側辺部にそれぞれ対向して配置してある。このように構成することで、カーテン流れが両側辺部から生じることになり、開口を通して容器の外部から内部に入り込もうとする流れを遮る効果が増大する。また、パージ対象容器の内部に向けて清浄化ガスが吹き出す流れが、開口の両側辺部からの2箇所になるため、容器の内部でのガス置換が迅速にしかも均一に行われる。
前記第1ノズル口は、第1専用吹き出し部材に形成してあり、前記第1専用吹き出し部材が、前記開口の少なくとも一方の側辺部に配置してあってもよい。また、前記第2ノズル口が第2専用吹き出し部材に形成してあり、前記第2専用吹き出し部材が、前記開口の少なくとも一方の側辺部に配置してあってもよい。
好ましくは、前記第1専用吹き出し部材が、前記第2専用吹き出し部材よりも前記開口に近い位置に配置してある。このように配置することで、第2専用吹き出し部材の第2ノズル口から吹き出されるカーテン流れが、第1専用吹き出し部材の第1ノズル口から吹き出される容器内向き流れに干渉することがなく、両者の流れがスムーズに行われる。
好ましくは、前記第1ノズル口および前記第2ノズル口は、前記開口の側辺部の長手方向に沿って連続的または断続的に形成してある。第1ノズル口および前記第2ノズル口は、スリット状に細長い吹き出し口でも良く、あるいは、複数の吹き出し口の集合体であっても良い。これらのノズル口は、管状部材の長手方向に沿って形成されたスリット状の貫通孔、円形の貫通孔、あるいは管状部材から突出したノズルの内部に形成してある貫通孔であっても良い。
本発明のガスパージ装置では、
前記パージ対象容器が、壁の内側が密封された壁に形成してある壁側開口に外側から着脱自在に取り付けられ、
前記パージ対象容器の前記開口と前記壁側開口とが気密に連通されるようになっており、
上記のいずれかに記載のガスパージユニットが、前記壁の内側で、前記壁側開口の少なくともいずれか一方の側辺部に取り付けてある。
図1Aは本発明の一実施形態に係るガスパージユニットが適用されるロードポート装置の一部断面概略図である。 図1Bは図1Aに示すロードポート装置の一部断面斜視図である。 図1Cは図1Bに示すガスパージユニットの横断面図である。 図2(A)は図1Cに示すガスパージユニットの双方向吹き出し部材の斜視図、 図2(B)は図2(A)に示す双方向吹き出し部材の変形例を示す斜視図、 図2(C)は図2(A)に示す双方向吹き出し部材のその他の変形例を示す斜視図、 図2(D)は図2(A)に示す双方向吹き出し部材のさらにその他の変形例を示す斜視図である。 図3Aはフープの蓋がロードポート装置により開けられる工程を示す概略図である。 図3Bは図3Aの続きの工程を示す概略図である。 図3Cは図3Bの続きの工程を示す概略図である。 図3Dは図3Cの続きの工程を示す概略図である。 図4Aは図3Dに示すIV−IV線に沿う容器内の断面図である。 図4Bは本発明の他の実施形態に係るガスパージユニットを示す図4Aと同様な容器内の断面図である。 図4Cは本発明の他の実施形態に係るガスパージユニットを示す図4Aと同様な容器内の断面図である。 図4Dは本発明の他の実施形態に係るガスパージユニットを示す図4Aと同様な容器内の断面図である。 図4Eは本発明の他の実施形態に係るガスパージユニットを示す図4Aと同様な容器内の断面図である。 図4Fは本発明の他の実施形態に係るガスパージユニットを示す図4Aと同様な容器内の断面図である。 図4Gは本発明の他の実施形態に係るガスパージユニットを示す図4Aと同様な容器内の断面図である。 図4Hは本発明の他の実施形態に係るガスパージユニットを示す図4Aと同様な容器内の断面図である。 図4Iは本発明の他の実施形態に係るガスパージユニットを示す図4Aと同様な容器内の断面図である。
以下、本発明を、図面に示す実施形態に基づき説明する。
第1実施形態
図1Aに示すように、本発明の一実施形態に係るロードポート装置10は、イーフェム(EFEM)などの中間室60に連結してある。ロードポート装置10は、設置台12と、その設置台12に対して、X軸方向に移動可能な可動テーブル14とを有する。なお、図面において、X軸が可動テーブル14の移動方向を示し、Z軸が鉛直方向の上下方向を示し、Y軸がこれらのX軸およびZ軸に垂直な方向を示す。
可動テーブル14のZ軸方向の上部には、複数のウエハ1を密封して保管して搬送するポットやフープなどで構成される密封搬送容器2が着脱自在に載置可能になっている。密封搬送容器2は、ケーシング2aを有する。ケーシング2aの内部には、被処理物たるウエハ1を内部に収めるための空間が形成されている。ケーシング2aは、水平方向に存在するいずれか一面に開口を有する略箱状の形状を有する。
また、密封搬送容器2は、ケーシング2aの開口2bを密閉するための蓋4を備えている。ケーシング2aの内部に水平に保持されたウエハ1を鉛直方向(Z軸方向)に重ねるための複数の段を有する棚(不図示)が配置されており、ここに載置されるウエハ1各々はその間隔を一定として容器2の内部に収容される。
ロードポート装置10は、密封搬送容器2の内部に密封状態で収容してあるウエハ1を、クリーン状態を維持しながら、中間室60の内部に、移し替えるためのインターフェース装置である。中間室60には、単一または複数の処理室70が気密に連結してある。処理室70は、特に限定されないが、たとえば蒸着装置、スパッタリング装置、エッチング装置など、半導体製造プロセスで用いられる装置である。
中間室60の内部には、ロボットアーム50が収容してある。中間室60の上部には、FFU(Fan Filter Unit)40が装着してあり、そのFFU40から中間室60の内部に清浄な空気をダウンフローで流し、局所的清浄環境を作り出している。中間室60の内部の清浄度は、下述する密封搬送容器2の内部の清浄度よりは低いが、外部環境の清浄度よりは高い。
ロードポート装置10は、壁11の壁側開口13を開閉するドア18を有する。壁11は、中間室60の内部をクリーン状態に密封するケーシングの一部として機能するようになっている。ドア18の動きについては、図3A〜図3Dを用いて簡単に説明する。
図3Aに示すように、テーブル14の上に容器2が設置されると、容器2のケーシング2aの下面に設けられた位置決め部3の凹部に位置決めピン16が嵌合することにより、容器2と可動テーブル14との位置関係が一義的に決定される。ウエハ1の保管や搬送中には、密封搬送容器2の内部は密封され、ウエハ1の周囲は、クリーンな環境に維持される。
密封搬送容器2が可動テーブル14の上面に位置決めされて設置されると、密封搬送容器2の下面に形成してある給気ポート5と排気ポート6とが、それぞれテーブル14の内部に配置してあるボトムパージ装置に気密に連結される。そして、容器2の下部に設けられた給気ポート5および排気ポート6を通してボトムガスパージが行われる。ボトムガスパージが行われた状態で、図3Bに示すように、テーブル14がX軸方向に移動し、容器2の開口2bを気密に塞いでいる蓋4が取り付けられている開口縁2cが、壁11の壁側開口13の内部に入り込む。
それと同時に、壁11の内部(テーブル14とは反対側)に位置するドア18が、容器2の蓋4に係合する。その際に、開口縁2cと壁側開口13の開口縁との間はガスケットなどによりシールされ、これらの間は良好に密封される。その後に、図3Cに示すように、ドア18を蓋4と共に、X軸方向に平行移動させ、あるいは回動移動させて、蓋4を開口縁2cから取り外し、開口2bを開き、開口2bと壁側開口13とを通して、容器2の内部と壁11の内部とを連通させる。
その際にも、ボトムガスパージを継続させて動作させても良い。ボトムパージに加えて、あるいはボトムパージを停止させて、壁11の内部から容器2の内部に向けて、窒素ガスやその他の不活性ガスなどのパージガス(清浄化ガス)を吹き出させる(フロントパージ)。
次に、図3Dに示すように、壁11の内部で、ドア18をZ軸下方に移動させれば、容器2の開口2bは、壁11の内部に対して完全に開き、壁11の内部に配置されたロボットハンド50などにより、開口2bおよび壁側開口13を通して、壁11の内部に、ウエハ1の受渡が行われる。その際にも、容器2の内部および壁11の内部は、外気から遮断され、少なくともフロントパージが継続され、容器2の内部はクリーンな環境に維持される。容器2の内部にウエハ1を戻して容器2をテーブル14から取り外すには、上記の逆の動作を行えば良い。
なお、図面においては、理解を容易にするために、密封搬送容器2に比較して、給気ポート5、排気ポート6、ガスパージユニット20などを拡大して図示してあるが、実際の寸法比とは異なる。
次に、図面を参照しながら、本実施形態に係るフロントパージを行うためのガスパージユニット20について説明する。
図1Bに示すように、本実施形態では、壁11に形成してある壁側開口13は、四角形の開口面を有し、壁11における上辺部13b、下辺部13c、二つの両側辺部13aで囲まれている。図4Aに示すように、容器2の開口2bは、壁側開口13に対応する形状をしており、壁側開口13と同じまたは少し小さな寸法に設定してある。
図1Bに示すように、本実施形態では、壁側開口13の両側辺部13aに、それぞれガスパージユニット20がドア18を避けるように、壁11の内面に取付てある。壁11の内面とは、設置台12とは反対側の壁11の面である。
図3Dおよび図4Aに示すように、ガスパージユニット20は、壁側開口13の両側辺部13aに、それぞれZ軸方向に沿って、容器2の開口2bよりもZ軸方向に長くなるように配置してある。ガスパージユニット20は、それぞれ双方向吹き出し部材22を有する。
双方向吹き出し部材22は、本実施形態では、Z軸方向に細長い管状部材で構成してあり、図1Cに示すように、内部に四角断面の吹き出し流路23を有し、一つの角部に、第1ノズル口26が形成してある。また、その第1ノズル口26に隣接して、四角管状の双方向吹き出し部材22の平面部には、第2ノズル口28が形成してある。
本実施形態では、図2(A)に示すように、第1ノズル口26と第2ノズル口28とは、四角管状の双方向吹き出し部材22のZ軸方向にそれぞれ連続して形成されたスリット状の貫通孔で構成してあり、それらはX軸方向に所定間隔で離れて平行なノズル口である。
図1Cに示すように、双方向吹き出し部材22には、必ずしも必須ではないが、給気部材24が連結してあっても良い。本実施形態では、給気部材24は、双方向吹き出し部材22と同様に、Z軸方向に細長い管状部材で構成してあり、内部に四角断面の吹き出し流路25を有する。双方向吹き出し部材22に形成された連通孔27と、給気部材24に形成された連通孔29とは、フィルタ21を介して連通してある。
これらの連通孔27および29は、たとえばZ軸方向にそれぞれ連続して形成されたスリット状の貫通孔、または断続的に形成された貫通孔で構成してある。給気部材24の給気流路25を流通する清浄化ガスは、連通孔27および29とフィルタ21を通して、双方向吹き出し部材22の吹き出し流路23の内部に入り込み、第1ノズル口26および第2ノズル口28から外部に吹き出される。
給気部材24を用いることで、第1ノズル口26および第2ノズル口28から外部に吹き出される清浄化ガスの流速をZ軸方向により均一にすることができる。あるいは、給気部材24を用いることで、第1ノズル口26および第2ノズル口28から外部に吹き出される清浄化ガスの流速をZ軸方向に沿って意図的に制御することも可能である。
給気部材24を通しての双方向吹き出し部材22へのガスの供給、あるいは双方向吹き出し部材22への直接のガスの供給は、図示省略してあるが、たとえば双方のガスパージユニット20共に、Z軸の下方向から行っても良いし、上から行っても良い。また、一方のガスパージユニット20では、下方向からガスの供給を行い、他方のガスパージユニット20では、上方向からガスの供給を行うようにしても良い。
なお、本実施形態では、第1ノズル口26および第2ノズル口28は、スリット状に細長い吹き出し口で構成してあるが、図2(B)に示すように、複数の吹き出し口の集合体であっても良い。また、これらのノズル口26および28は、管状部材の長手方向に沿って形成されたスリット状の貫通孔、円形の貫通孔、あるいは管状部材から突出したノズルの内部に形成してある貫通孔であっても良い。さらに、第1ノズル口26と第2ノズル口28とは、必ずしも同じ種類の貫通孔で構成する必要はなく、たとえば第1ノズル口26をスリット状の貫通孔で構成し、第2ノズル口28を複数の吹き出し口の集合体で構成しても良く、あるいは、その逆であっても良い。さらに本実施形態では、図2(C)および図2(D)に示すように、双方向吹き出し部材22を円筒形状またはその他の筒形状にしても良い。
本実施形態では、図4Aに示すように、一対の双方向吹き出し部材22は、壁側開口13の両側辺部13aで壁11の内面に、それぞれ対向するように取り付けてある。そのため、第1ノズル口26から吹き出されるガスの吹き出し方向が、容器2の内部に向き、第2ノズル口28から吹き出されるガスの吹き出し方向が開口13および2bの開口面に沿う方向になっている。
特に、本実施形態では、それぞれの双方向吹き出し部材22に形成してある第2ノズル口28から吹き出されるガスは、相互に対向して、開口13および2bの開口面を遮蔽するように流れ、カーテン流れを構成している。また、それぞれの双方向吹き出し部材22に形成してある第1ノズル口26から吹き出されるガスは、容器2の内部に向けて、ウエハ1の略中央部で交差するように流れる。
ただし、本実施形態では、第1ノズル口26から吹き出されるガスの流れ方向は、容器2の内部に向かう方向であれば特に限定されず、たとえば図4Bに示すように、ケーシング2aの内壁に沿ってウエハ1の周辺部に向かう方向であっても良い。また、一対の第1ノズル口26,26から吹き出されるガスの流れ方向は、ウエハ1の中心を通るX軸に対して対称であることが好ましいが、必ずしも対称でなくても良い。
さらに、本実施形態では、それぞれの第2ノズル口28,28から吹き出されるガスの流量は略同じであることが好ましいが、場合によっては異ならせても良い。また、それぞれの第1ノズル口26,26から吹き出されるガスの流量は略同じであることが好ましいが、場合によっては異ならせても良い。
第1ノズル口26から吹き出されるガスの流量をQ1とし、第2ノズル口28から吹き出されるガスの流量をQ2とした場合には、Q1/Q2を変化可能に構成しても良い。流量比を調整するために、第1ノズル口26と第2ノズル口28とで、開口面積を変えたり、部材22の内部に仕切り板を入れたり、吹き出し口の数を変えたりしても良い。
本実施形態では、これらの第1ノズル口26および第2ノズル口28のZ軸方向の長さは同じであり、図3Dに示すように、容器2の開口2bのZ軸方向高さと実質的に同等であることが好ましい。このように構成することで、容器2の内部に収容してある全てのウエハ1の表裏面に、第1ノズル口26から吹き出される清浄化ガスが流通することになる。
なお、本実施形態では、これらの第1ノズル口26および第2ノズル口28のZ軸方向の長さを同じにする必要はなく、たとえば第2ノズル口28のZ軸方向長さを、第1ノズル口26のZ軸方向長さよりも長くしても良い。その場合には、壁11の内側から容器2の内部への汚れた気体の流れを遮蔽する効果が高められる。また、第1ノズル口26のZ軸方向長さは、容器2の開口2bのZ軸方向高さと必ずしも同等である必要はなく、それよりも短く構成しても良い。
第1ノズル口26および第2ノズル口28から吹き出されるガスの種類は、特に限定されないが、少なくとも壁11の内側環境よりも清浄度が高い(パーティクルや水分などを含まない)ガスであることが必要であり、たとえば窒素ガスなどの不活性ガスが例示される。第1ノズル口26および第2ノズル口28から吹き出されるガスの種類と清浄度は同じであることが好ましいが、場合によっては変化させても良い。
本実施形態のガスパージユニット20では、開口13の開口面に沿って清浄化ガスを吹き出す第2ノズル口28が、開口13の両側辺部13aに沿ってそれぞれ壁11の内側に配置してある。このため、各第2ノズル口28から吹き出されるガスの流れは、開口13を通して容器2の外部(壁11の内側)から容器2の内部に入り込もうとする流れを遮るカーテン流れを構成する。
このカーテン流れは、Z軸方向に平行な開口13の側辺部13aから生じるために、容器2の上下方向(Z軸方向)において、均一な流れになる。また、容器2の内部に向けて清浄化ガスを吹き出す第1ノズル26も開口13の側辺部13aに沿って配置してあることから、その容器内向き流れ(容器2の内部に向かう流れ)は、容器2の上下方向において、均一な流れになる。
したがって本実施形態では、特に上下方向で均一に容器2の内部でガス置換することが可能になる。その結果、容器2内にZ軸方向に複数で収容してあるウエハ1などの処理対象物の品質を均一化することができる。
また本実施形態では、第1ノズル口26と第2ノズル口28とが単一の双方向吹き出し部材22に形成してある。第1ノズル口26と第2ノズル口28とを単一の双方向吹き出し部材22に形成することで、部品点数を削減することが可能であり、ユニット20の小型化に寄与する。
双方向吹き出し部材22は、開口13の少なくとも一方の側辺部13aに配置してあればよいが、本実施形態では、開口13の両側辺部13aにそれぞれ対向して配置してある。このように構成することで、カーテン流れが両側辺部13aから生じることになり、開口13を通して容器2の外部から内部に入り込もうとする流れを遮る効果が増大する。また、容器2の内部に向けて清浄化ガスが吹き出す流れが、開口13の両側辺部13aからの2箇所になるため、容器2の内部でのガス置換が迅速にしかも均一に行われる。
本実施形態では、第2ノズル口2826を用いてカーテン流れを形成することができるため、図1Bおよび図3Dに示す壁側開口13の上辺部13bに取り付けてあるダウンフロー方式のカーテンノズル30をなくすことが可能になる。ただし、このダウンフロー方式のカーテンノズル30を併用して用いても良い。
ちなみに従来では、第2ノズル口28が無く、ダウンフロー方式のカーテンノズル30のみであったため、容器2の底面に近づくに従い、ガスが到達しにくい状態が発生するおそれがあった。たとえば容器2の開口2bのZ軸方向高さが30cmの場合には、上から15cm程度までしかダウンフローが到達しない場合があった。これは、図1Aに示す中間室60の上に装着してあるFFU40からのダウンフローの影響により、カーテンノズル30からのダウンフローが拡散してしまうためとも考えられる。
本実施形態では、図4Aおよび図4Bに示すように、カーテン流れを形成する第2ノズル口28が、開口13の両側辺部13aに形成してある。そのために、仮に、各第2ノズル口28からのガスの流れが、15cm程度までしか到達しない場合であっても、各第2ノズル口28からのガスの流れが組み合わされて、開口13の全面をカバーすることができる。
なお、従来のカーテンノズル30を下辺部13cにも具備させることも考えられる。しかしながら、下から上に向かうカーテン流れは、図1Cに示すFFU40からのダウンフロー(清浄度が低い)との間でガス流が衝突して混じり合い、容器2の内部への清浄度が低いガスの混入防止効果を十分に発揮できないおそれがある。
第2実施形態
図4Cは、本発明の他の実施形態に係るガスパージユニット20aの組み合わせを示す。この実施形態では、図4Cに示すように、第1ノズル口26は、第1専用吹き出し部材22αに形成してあり、第2ノズル口28が第2専用吹き出し部材22βに形成してある。第1専用吹き出し部材22αには、第1ノズル口26のみが形成してあり、第2ノズル口28は形成されていない。また、第2専用吹き出し部材22βには、第2ノズル口28のみが形成してあり、第1ノズル口26は形成されていない。
本実施形態では、第1専用吹き出し部材22αと、第2専用吹き出し部材22βとで、ガスパージユニット20aを構成してあり、第1専用吹き出し部材22αが、第2専用吹き出し部材22βよりも開口13に近い位置に配置してある。このように配置することで、第2専用吹き出し部材22βの第2ノズル口28から吹き出されるカーテン流れが、第1専用吹き出し部材22αの第1ノズル口26から吹き出される容器内向き流れに干渉することがなく、両者の流れがスムーズに行われる。
本実施形態では、第1専用吹き出し部材22αと、第2専用吹き出し部材22βとに、それぞれ共通の図1Cに示すような給気部材24を連結しても良いし、別々の給気手段からガスを供給しても良い。
本実施形態では、第1専用吹き出し部材22αと、第2専用吹き出し部材22βとで、ガスパージユニット20aを構成してあり、部品点数が第1実施形態に比較して増大する以外は、第1実施形態と同様な構成と作用効果を奏する。
第3実施形態
図4Dは、本発明の他の実施形態に係るガスパージユニット20bおよび20cの組み合わせを示す。この実施形態では、図4Dに示すように、第1ノズル口26は、第1専用吹き出し部材22αに形成してあり、第2ノズル口28が第2専用吹き出し部材22βに形成してある。
本実施形態では、第2専用吹き出し部材22βを有さずに第1専用吹き出し部材22αを有するガスパージユニット20bは、壁11の内面で開口13の一方の側辺部13aのZ軸方向に沿って固定してある。また、第1専用吹き出し部材22αを有さずに第2専用吹き出し部材22βを有するガスパージユニット20cは、壁11の内面で開口13の他方の側辺部13aのZ軸方向に沿って固定してある。
本実施形態では、単一の第1専用吹き出し部材22αにより容器内向き流れを形成し、第2専用吹き出し部材22βのみでカーテン流れを形成する。その他の構成と作用効果は、第1実施形態または第2実施形態と同様である。なお、第1専用吹き出し部材22αの第1ノズル口26から吹き出されるガスの向きは、図4Dに限定されず、たとえば図4Eに示すように、容器2のケーシング2aの内壁に沿った流れとしても良い。
図4Eに示すように、第1ノズル口26から吹き出されるガスの流れと、第2ノズル口28から吹き出されるガスの流れとにより、容器2の内部では、ケーシング2aの壁面に沿って右回りに循環するガスの流れが形成される。その結果、開口13の開口面でのカーテン効果を得つつ、容器2の内部のガス置換を容易に行うことができる。
第4実施形態
図4Fは、本発明の他の実施形態に係るガスパージユニット20aおよび20cの組み合わせを示す。この実施形態では、図4Fに示すように、第1ノズル口26は、第1専用吹き出し部材22αに形成してあり、第2ノズル口28が第2専用吹き出し部材22βに形成してある。
本実施形態では、第2専用吹き出し部材22βを有すると共に第1専用吹き出し部材22αを有するガスパージユニット20aは、壁11の内面で開口13の一方の側辺部13aのZ軸方向に沿って固定してある。また、第1専用吹き出し部材22αを有さずに第2専用吹き出し部材22βを有するガスパージユニット20cは、壁11の内面で開口13の他方の側辺部13aのZ軸方向に沿って固定してある。
本実施形態では、単一の第1専用吹き出し部材22αにより容器内向き流れを形成し、一対の第2専用吹き出し部材22βでカーテン流れを形成する。その他の構成と作用効果は、第1〜第3実施形態と同様である。なお、第1専用吹き出し部材22αの第1ノズル口26から吹き出されるガスの向きは、図4Fに限定されないことは、前述した実施形態と同様である。
第5実施形態
図4Gは、本発明の他の実施形態に係るガスパージユニット20aおよび20bの組み合わせを示す。この実施形態では、図4Gに示すように、第1ノズル口26は、第1専用吹き出し部材22αに形成してあり、第2ノズル口28が第2専用吹き出し部材22βに形成してある。
本実施形態では、第2専用吹き出し部材22βを有すると共に第1専用吹き出し部材22αを有するガスパージユニット20aは、壁11の内面で開口13の一方の側辺部13aのZ軸方向に沿って固定してある。また、第1専用吹き出し部材22αを有して第2専用吹き出し部材22βを有さないガスパージユニット20bは、壁11の内面で開口13の他方の側辺部13aのZ軸方向に沿って固定してある。
本実施形態では、一対の第1専用吹き出し部材22αにより容器内向き流れを形成し、単一の第2専用吹き出し部材22βでカーテン流れを形成する。その他の構成と作用効果は、第1〜第4実施形態と同様である。なお、第1専用吹き出し部材22αの第1ノズル口26から吹き出されるガスの向きは、図4Gに限定されないことは、前述した実施形態と同様である。
第6実施形態
図4Hは、本発明の他の実施形態に係るガスパージユニット20および20bの組み合わせを示す。この実施形態では、図4Hに示すように、双方向吹き出し部材22を有するガスパージユニット20は、壁11の内面で開口13の一方の側辺部13aのZ軸方向に沿って固定してある。また、第1専用吹き出し部材22αを有して第2専用吹き出し部材22βを有さないガスパージユニット20bは、壁11の内面で開口13の他方の側辺部13aのZ軸方向に沿って固定してある。
本実施形態では、一対の第1ノズル口26により容器内向き流れを形成し、単一の第2ノズル口28でカーテン流れを形成する。その他の構成と作用効果は、第1〜第5実施形態と同様である。なお、双方向吹き出し部材22の第1ノズル口26から吹き出されるガスの向きは、図4Hに限定されないことは、前述した実施形態と同様である。
第7実施形態
図4Iは、本発明の他の実施形態に係るガスパージユニット20および20cの組み合わせを示す。この実施形態では、図4Iに示すように、双方向吹き出し部材22を有するガスパージユニット20は、壁11の内面で開口13の一方の側辺部13aのZ軸方向に沿って固定してある。また、第2専用吹き出し部材22βを有して第1専用吹き出し部材22αを有さないガスパージユニット20cは、壁11の内面で開口13の他方の側辺部13aのZ軸方向に沿って固定してある。
本実施形態では、単一の第1ノズル口26により容器内向き流れを形成し、一対の第2ノズル口28でカーテン流れを形成する。その他の構成と作用効果は、第1〜第6実施形態と同様である。なお、双方向吹き出し部材22の第1ノズル口26から吹き出されるガスの向きは、図4Iに限定されないことは、前述した実施形態と同様である。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内で種々に改変することができる。
たとえば、上述した実施形態では、本発明のガスパージユニットを、ロードポート装置10に適用したが、それ以外の装置にも適用しても良い。たとえば本発明のガスパージユニットは、その他の装置や場所で、クリーンな環境が求められる装置や場所に設置しても良い。
1… ウエハ
2… 密封搬送容器
2a… ケーシング
2b… 開口
2c… 開口縁
3… 位置決め部
4… 蓋
5… 給気ポート
6… 排気ポート
10… ロードポート装置
11… 壁
12… 設置台
13… 壁側開口
13a… 側辺部
13b… 上辺部
13b… 下辺部
14… 可動テーブル
16… 位置決めピン
18… ドア
20,20a〜20c… ガスパージユニット
21… フィルタ
22,22a〜22c… 双方向吹き出し部材
22α… 第1専用吹き出し部材
22β… 第2専用吹き出し部材
23… 吹き出し流路
24… 給気部材
25… 給気流路
26… 第1ノズル口
27… 連通孔
28… 第2ノズル口28
29… 連通孔
30… カーテンノズル
40… FFU
50… ロボットアーム
60… 中間室
70… 処理室

Claims (5)

  1. 開口を有するパージ対象容器の内部に前記開口を通して清浄化ガスを導入させるガスパージユニットであって、
    前記パージ対象容器の内部に向けて、前記開口の側辺部から清浄化ガスを吹き出す第1ノズル口と、
    前記開口の側辺部から清浄化ガスを吹き出し、前記開口の開口面に沿う方向にガスの流れを形成する第2ノズル口とを有し、
    前記第1ノズル口と第2ノズル口とが単一の双方向吹き出し部材に形成してあり、
    前記双方向吹き出し部材が、前記開口の両側辺部にそれぞれ対向して配置してあるガスパージユニット。
  2. 開口を有するパージ対象容器の内部に前記開口を通して清浄化ガスを導入させるガスパージユニットであって、
    前記パージ対象容器の内部に向けて、前記開口の側辺部から清浄化ガスを吹き出す第1ノズル口と、
    前記開口の側辺部から清浄化ガスを吹き出し、前記開口の開口面に沿う方向にガスの流れを形成する第2ノズル口とを有し、
    前記第1ノズル口が第1専用吹き出し部材に形成してあり、前記第2ノズル口が第2専用吹き出し部材に形成してあり、
    一対の前記第2専用吹き出し部材が、前記開口の両側辺部にそれぞれ対向して配置してあり、
    前記第1専用吹き出し部材が、前記開口の少なくとも一方の側辺部に配置してあるガスパージユニット。
  3. 前記第1専用吹き出し部材が、前記第2専用吹き出し部材よりも前記開口に近い位置に配置してある請求項2に記載のガスパージユニット。
  4. 前記第1ノズル口および前記第2ノズル口は、前記開口の側辺部の長手方向に沿って連続的または断続的に形成してある請求項1〜3のいずれかに記載のガスパージユニット。
  5. 前記パージ対象容器は、壁の内側が密封された壁に形成してある壁側開口に外側から着脱自在に取り付けられ、
    前記パージ対象容器の前記開口と前記壁側開口とが気密に連通されるようになっており、
    請求項1〜4のいずれかに記載のガスパージユニットは、前記壁の内側で、前記壁側開口の少なくともいずれか一方の側辺部に取り付けてあるガスパージ装置。
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