JP6969645B2 - ガスパージノズル及びフロントパージユニット - Google Patents

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本発明は、たとえば半導体の製造工程において用いられるガスパージノズル及びフロントパージユニットに関する。
半導体の製造工程において、フープ(FOUP)又はポッド等と呼ばれるウエハ搬送容器内に収容されているウエハには、たとえば高密度の金属配線等が形成されたものが存在する。このような高密度の金属配線が形成されたウエハ表面は、工程中にわずかに酸化されるだけで、素子完成時に所望の特性を得られなくなる恐れがある。そのため、工程中におけるウエハ表面への異物付着やウエハ表面の酸化を防ぐため、搬送容器内部の酸素濃度を抑制しつつ、清浄度を高いレベルに保つ必要がある。
搬送容器内部の清浄度を保つ方法としては、清浄化ガスを放出するガスパージノズルを用いて搬送容器内部に清浄化ガスを放出する技術が提案されている。また、清浄化ガスを放出するガスパージノズルとしては、内部にフィルタ等を設置するものが提案されている。
特開2003−332402号公報 特開2015−165604号公報
しかしながら、従来のガスパージノズルでは、放出開口の位置による清浄化ガスの放出量にばらつきがあり、そのばらつきにより容器内全体を効率的に清浄化することが難しいという問題を有している。たとえば、放出開口が所定の方向に延びるスリットである場合には、スリットの中央部分とスリットの両端部付近とで清浄化ガスの放出量に差が生じることにより、従来のガスパージノズルでは、容器内全体を効率的に清浄化することが難しいという問題を有している。
本発明は、このような実状に鑑みてなされ、その目的は、放出開口の位置による清浄化ガス放出量のばらつきを低減することが可能であり、容器内の効率的な清浄化を可能とするガスパージノズル及びフロントパージユニットを提供することである。
上記目的を達成するために、本発明に係るガスパージノズルは、
容器内に清浄化ガスを導入するためのガスパージノズルであって、
長手方向に延在する第1室が内部に形成されており、ガス供給部から前記清浄化ガスが供給される第1部分と、
前記第1室と並んで前記長手方向に延在する第2室が内部に形成されており、前記長手方向に沿って形成される放出開口を介して前記第2室から外部へ前記清浄化ガスを放出する第2部分とを有し、
前記第1室と前記第2室とは、前記第2室における前記長手方向の一方の端部の近くで前記第1室と前記第2室とを連通させる第1連通孔と、前記第2室における前記長手方向の他方の端部の近くで前記第1室と前記第2室とを連通させる第2連通孔とを介して、前記清浄化ガスが流れるように接続されており、
前記放出開口は、前記長手方向に関して前記第1連通孔と前記第2連通孔との間に設けられていることを特徴とする。
本発明のガスパージノズルでは、まず、ガス供給部から第1室に清浄化ガスが供給され、第1および第2連通孔を介して第1室から第2室へ清浄化ガスが流入し、さらに第2室に形成された放出開口から外部へ清浄化ガスが放出される。本発明のガスパージノズルは、第2室の両端部付近に形成した第1連通孔と第2連通孔とを介して第1室から第2室へ清浄化ガスを流入させることにより、放出開口における一方の端部と他方の端部とで、清浄化ガスの放出量に差が生じることを防止している。また、放出開口が第1連通孔と第2連通孔との間に設けられていることにより、第1及び第2連通孔を介して第1室から第2室へ流入した清浄化ガスは、一度長手方向に向きを変えた後に放出開口へ流れ、放出開口から放出される。そのため、第1および第2連通孔に近い位置と、第1および第2連通孔から遠い位置とで、放出開口からの清浄化ガスの放出量に差が生じる問題を防止できる。このようなガスパージノズルは、放出開口の位置による清浄化ガス放出量のばらつきを低減することが可能であり、容器内の効率的な清浄化が可能である。
また、例えば、本発明に係るガスパージノズルは、前記第1連通孔と前記第2連通孔との間に設けられており、前記第1室と前記第2室とを隔てる中央壁部を有しており、
前記放出開口は、前記中央壁部に対向し、かつ、前記第1連通孔及び前記第2連通孔には対向しないように設けられていてもよい。
このようなガスパージノズルでは、放出開口が中央壁部に対向し、第1及び第2連通孔には対向しないため、第1及び第2連通孔を介して第1室から第2室へ流入した清浄化ガスの流れが、ダイレクトに近接する放出開口に向かうことを防止できる。そのため、第1および第2連通孔に近い位置と、第1および第2連通孔から遠い位置とで、放出開口からの清浄化ガスの放出量に差が生じる問題を効果的に防止できる。
また、例えば、前記第1連通孔及び前記第2連通孔は、前記第2室における前記長手方向の長さを1とした場合、前記第2室における前記長手方向の前記一方の端部又は前記他方の端部からの長さが0.15以下の領域に設けられていてもよい。
第1及び第2連通孔を、第2室の端部近くの所定の領域に設けることにより、第2室の全長に対する放出開口の形成可能領域が拡大するため、このようなガスパージノズルは小型化に対して有利である。
また、例えば、本発明に係るガスパージノズルでは、前記第1連通孔と前記第2連通孔のコンダクタンスが異なっていてもよい。
また、例えば、前記第1連通孔と前記第2連通孔の開口径が異なっていてもよい。
例えばガスパージノズルの第1部分が、第1室における両端部で、清浄化ガスの圧力差が生じる構造である場合には、第1連通孔と第2連通孔のコンダクタンスを異ならせることにより、第1連通孔を通過する清浄化ガスの流量と、第2連通孔を通過する清浄化ガスの流量の差を小さくし、清浄化ガスの放出量が放出開口における位置によってばらつきを生じる問題を防止できる。
第1連通孔と第2連通孔のコンダクタンスを異ならせる方法は特に限定されないが、例えば第1連通孔と第2連通孔との開口径を異ならせることにより、精度よく際を発生させることができる。
また、例えば、前記第1連通孔及び前記第2連通孔には、前記第1室から前記第2室への前記清浄化ガスの流れを調整する連通孔フィルタが設けられていてもよい。
第1及び第2連通孔に連通孔フィルタを設けることにより、第1及び第2連通孔のコンダクタンスを調整し、第1室から第2室へのガスの流入量等を適切な範囲とすることができる。また、連通孔フィルタは、配管等において清浄化ガスに混入した塵埃等を除去することができる。
また、例えば、前記放出開口には、前記第2室から外部へ放出される前記清浄化ガスの流れを調整する開口フィルタが設けられていてもよい。
また、開口フィルタは、多孔質材からなるものであってもよい。
放出開口に開口フィルタを設けることにより、放出開口でのコンダクタンスが増大し、第2室内部で生じる圧力差を抑制することが可能であり、このようなガスパージノズルは、清浄化ガスの放出量が放出開口における位置によってばらつきを生じる問題を防止できる。また、開口フィルタの材質は特に限定されないが、たとえば多孔質材とすることにより、清浄化ガスの放出量の偏りを効果的に抑制し、清浄化ガスに混入した塵埃や有害物質を除去できる。
また、例えば、本発明に係るガスパージノズルでは、前記第1連通孔と前記第2連通孔のコンダクタンスが等しくてもよい。
例えばガスパージノズルの第1部分が、第1室における両端部で清浄化ガスの圧力差が少ないような場合には、第1連通孔と第2連通孔のコンダクタンスを等しくすることにより、第1連通孔を通過する清浄化ガスの流量と、第2連通孔を通過する清浄化ガスの流量の差を小さくし、清浄化ガスの放出量が放出開口における位置によってばらつきを生じる問題を防止できる。
本発明に係るフロントパージユニットは、上記いずれかのガスパージノズルを有し、収容物を出し入れするための主開口を介して前記容器内に前記清浄化ガスを導入させる。
本発明のガスパージノズルは、容器の内部に配置してもよく、容器の外部に配置してもよいが、たとえば容器の外部であって、主開口の近くに設けることにより、フロントパージユニットのガスパージノズルとして、好適に用いることができる。
図1は、本発明の一実施形態に係るガスパージノズルが適用されたロードポート装置の一部断面概略図である。 図2は、図1に示すロードポート装置の一部断面斜視図である。 図3Aは、フープの蓋がロードポート装置により開けられる工程を示す概略図である。 図3Bは、図3Aの続きの工程を示す概略図である。 図3Cは、図3Bの続きの工程を示す概略図である。 図3Dは、図3Cの続きの工程を示す概略図である。 図4は、図3Dに示すIV−IV線に沿う断面図である。 図5は、図1に示すガスパージノズルの縦断面図である。 図6は、第1又は第2連通孔を通る断面によるガスパージノズルの横断面図である。 図7は、放出開口を通る断面によるガスパージノズルの横断面図である。 図8は、フロントパージユニットがカバー部材の内側に配置されたロードポート装置の変形例を示す一部断面斜視図である、
以下、本発明を、図面に示す実施形態に基づき説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るガスパージノズル22が適用されたロードポート装置10の一部断面概略図である。図1に示すロードポート装置10は、ミニエンバイロメント装置60の中間室60aに連結してある。なお、以下に述べる実施形態においては、ロードポート装置10のフロントパージユニット20に用いられるガスパージノズル22を例に説明を行うが、ガスパージノズル22の用途としてはこれに限定されず、例えばウエハ等を収容する容器内に清浄化ガスを導入するための他の装置にも採用され得る。
ロードポート装置10は、密封搬送容器2の内部に密封状態で収容してあるウエハ1を、クリーン状態を維持しながら、中間室60aの内部に移し替えるためのインターフェース装置である。また、中間室60aには、単一または複数の処理室70が気密に連結してあり、中間室60aに搬送されたウエハ1は、ロボットアーム50によって、さらに中間室60aから処理室70へ搬送される。処理室70は、ウエハ1に対して所定の処理を行うための装置の一部であり、処理室70内では、ロボットアーム50によって搬送されたウエハ1に対して、順次所定の処理が行われる。処理室70を含む装置としては、特に限定されないが、たとえば蒸着装置、スパッタリング装置、エッチング装置など、半導体製造プロセスで用いられる装置が挙げられる。
ロードポート装置10は、壁11と、設置台12と、可動テーブル14と、ドア18と、フロントパージユニット20等を有する。可動テーブル14は、設置台12の上に配置されており、設置台12に対してY軸方向に移動可能になっている。なお、図面において、Y軸が可動テーブル14の移動方向を示し、Z軸が鉛直方向の上下方向を示し、X軸がY軸およびZ軸に垂直な方向を示す。
可動テーブル14の上部には、複数のウエハ1を密封して保管して搬送するポットやフープなどで構成される密封搬送容器2が着脱自在に載置可能になっている。ロードポート装置10のその他の構成については後述する。
密封搬送容器2は、ケーシング2a、蓋4、給気ポート5、排気ポート6等を有する。ケーシング2aの内部には、被処理物たるウエハ1を内部に収めるための空間が形成されている。ケーシング2aは、水平方向に存在するいずれか一面に、収容物であるウエハ1を出し入れするための主開口2bを有する箱状の形状を有する。蓋4は、ケーシング2aの主開口2bを密閉可能である。後述するように、ロードポート装置10は、蓋4をケーシング2aに対して着脱し、主開口2bを開閉することができる。
ケーシング2aの内部には、複数のウエハ1を、互いに接触しないように重ねて収容するための複数の段を有する棚(不図示)が設けられている。密封搬送容器2内に収容されるウエハ1は、棚の各段に1枚ずつ設置されることにより、水平に保持され、かつ、鉛直方向(Z軸方向)に沿って所定の間隔を開けた状態で、ケーシング2aの内部に配置される。
ミニエンバイロメント装置60の中間室60aには、ロボットアーム50が設置してある。中間室60aの上部には、FFU(Fan Filter Unit)40が装着してある。FFU40は、ミニエンバイロメント装置60における中間室60aの内部に清浄な空気のダウンフローを形成し、中間室60aの内部に局所的清浄環境を作り出している。中間室60aの内部の清浄度は、密封搬送容器2の内部の清浄度より低い場合があるが、外部環境の清浄度よりは高い。
ロードポート装置10の壁11は、可動テーブル14に設置された密封搬送容器2に対向しており、中間室60aを密封するケーシングの一部として機能するようになっている。壁11には、壁側開口13が形成されている。ドア18は、壁側開口13を開閉する。
ドア18の動きについて、図3A〜図3Dを用いて簡単に説明する。図3Aに示すように、可動テーブル14の上に密封搬送容器2が設置されると、密封搬送容器2のケーシング2aの下面に設けられた位置決め部3の凹部に位置決めピン16が嵌合することにより、密封搬送容器2と可動テーブル14との位置関係が一義的に決定される。なお、ウエハ1の保管中や、ウエハ1を収容する密封搬送容器2自体の搬送中は、密封搬送容器2の内部は密封され、ウエハ1の周囲の環境は、概ね一定の状態に維持される。
密封搬送容器2が可動テーブル14の上面に位置決めされて設置されると、密封搬送容器2の下面に形成してある給気ポート5と排気ポート6とが、それぞれ可動テーブル14の内部に配置してあるボトムパージ装置に気密に連結される。そして、密封搬送容器2の下部に設けられた給気ポート5および排気ポート6を通してボトムガスパージが行われる。ボトムガスパージが行われた状態で、図3Bに示すように、可動テーブル14がY軸方向に移動し、密封搬送容器2の開口縁2cが、壁11の壁側開口13の内部に入り込む。開口縁2cは主開口2bの周りを取り囲んでおり、開口縁2cの内側には、主開口2bを気密に塞いでいる蓋4が取り付けられている。
開口縁2cが壁側開口13の内側に入り込むのと同時に、壁側開口13を封止するドア18における密封搬送容器2に対向する側の面が、密封搬送容器2の蓋4に係合する。その際に、開口縁2cと壁側開口13の開口縁との間はガスケットなどによりシールされ、これらの間は良好に密封される。その後に、図3Cに示すように、ドア18を蓋4と共に、Y軸方向に平行移動させ、あるいは回動移動させて、蓋4を中間室60aに移動させることにより、開口縁2cから取り外す。このようにして、ロードポート装置10は、密封搬送容器2の主開口2bを開放し、主開口2bと壁側開口13とを通して、密封搬送容器2の内部と中間室60aとを連通させる。
主開口2bを開放した後も、ボトムガスパージを継続させて動作させても良い。さらに、ボトムパージに加えて、あるいはボトムパージを停止させて、開放した主開口2bから、窒素ガスやその他の不活性ガスなどのパージガス(清浄化ガス)を、密封搬送容器2の内部に導入させるフロントパージを開始する。フロントパージは、壁11に取り付けられたフロントパージユニット20を用いて、フロントパージユニット20に備えられるガスパージノズル22の放出開口24b(図4参照)から清浄化ガスを放出し、密封搬送容器2の内部に清浄化ガスを導入することにより実施される。フロントパージユニット20については後述する。
次に、図3Dに示すように、先の工程で中間室60a内に移動させたドア18と蓋4を、さらにZ軸下方に移動させることにより、密封搬送容器2の主開口2bおよびロードポート装置10のドア18は完全に開かれ、密封搬送容器2と中間室60aが連通する。これにより、中間室60aに配置されたロボットアーム50は、主開口2bおよび壁側開口13を通して、密封搬送容器2の内部からウエハ1を取り出し、中間室60aにウエハ1を搬送することが可能となる。ロボットアーム50によるウエハ1の搬送作業中も、好ましくは主開口2bが開いている間は常に、フロントパージが継続される。フロントパージが継続されることにより、密封搬送容器2の内部に向かう中間室60aの空気の流入が抑制され、密封搬送容器2の内部は、中間室60aに比べてクリーンな環境に維持される。また、フロントパージにより、密封搬送容器2内の処理済みウエハからのアウトガスを排出し、密封搬送容器2の内部の清浄度を高める効果を奏する。なお、密封搬送容器2の主開口2bを閉鎖し、密封搬送容器2を可動テーブル14から取り外すには、上記の逆の動作を行えば良い。
なお、図面においては、理解を容易にするために、密封搬送容器2に比較して、給気ポート5、排気ポート6、フロントパージユニット20などを拡大して図示してあるが、実際の寸法比とは異なる。
次に、図面を参照しながら、本実施形態に係るフロントパージを行うためのフロントパージユニット20について説明する。
図2に示すように、本実施形態に係るロードポート装置10において、壁11に形成してある壁側開口13は、四角形の開口面を有し、壁11における上辺部13b、下辺部13c、二つの側辺部13aで囲まれている。図3Aに示すように、密封搬送容器2の主開口2bは、壁側開口13に対応する形状をしており、壁側開口13と同じか、または壁側開口13より少し小さな寸法に設定してある。
図2に示すように、本実施形態のフロントパージユニット20は、2つのガスパージノズル22を有している。ガスパージノズル22は、細長い筒状の外形状を有しており、各ガスパージノズル22は、壁側開口13の2つの側辺部13aに各1つずつ、ドア18との干渉を避けるように配置されている。
ガスパージノズル22は、壁11の面のうち設置台12とは反対側を向く内面に隣接して配置されている。したがって、プロントパージにおいてガスパージノズル22から放出される清浄化ガスは、ドア18及び蓋4を開いた状態(図3C及び図3D参照)において、密封搬送容器2の主開口2bを介して密封搬送容器2内に導入される。ガスパージノズル22の固定方法は特に限定されず、壁11の内面に直接固定する方法の他に、アダプター17又は遮蔽部を介して壁11に固定する方法や、ガスパージノズル22に接続されるガス供給部28を介して他の部材に固定する方法などがある。
図4は、フロントパージ中のロードポート装置10及び密封搬送容器2を上方から見た断面図である。図4に示すように、ガスパージノズル22は、壁側開口13を挟む2つの側辺部13aに、略対称に配置されている。ガスパージノズル22は、その長手方向がZ軸方向に一致するように、上下方向に沿って配置される。また、図3Dに示すように、ガスパージノズル22のZ軸方向の長さは、密封搬送容器2の主開口2bのそれよりも長くなるように形成してある。
図5は、図4の紙面右側に配置されるガスパージノズル22のY軸に直交する断面による縦断面図である。2つのガスパージノズル22は、互いに対称な形状であるため、一方のガスパージノズル22についてのみ説明を行い、他方については説明を省略する。
図5に示すように、ガスパージノズル22は、本実施形態では、Z軸方向に細長い角筒状の外形状を有している。ガスパージノズル22は、いずれも中空の略直方体形状を有しており、長手方向の長さが略等しい第1部分23と第2部分24とを有している。第1部分23と第2部分24とは、それぞれの長手方向がZ軸に沿うように並べた状態であって、かつ、端部を揃えた状態で互いに連結されている。
第1部分23の内部には、長手方向に延在する第1室23aが形成されている。第1室23aには、第1室23aにおける長手方向の他方の端部である下端部23fに接続されているガス供給部28から、清浄化ガスが供給される。
第2部分24の内部には、第1室23aに並んで長手方向に延在する第2室24aが内部に形成されている。第2部分24には、長手方向に沿って放出開口24bが形成されている。放出開口24bは、第2部分24における第1部分23との接合面以外の側面に形成されており、第2部分24は、放出開口24bを介して第2室24aからガスパージノズル22の外部へ清浄化ガスを放出する。本実施形態に係る放出開口24bは、長手方向に開口が連続するスリットで構成されているが、放出開口24bはこれに限定されず、長手方向に開口が断続的に形成された複数の貫通孔で構成されていてもよい。
図5に示すように、第1室23aと第2室24aとは、第1連通孔25と第2連通孔26とを介して、清浄化ガスが流れるように接続されている。第1連通孔25は、第2室24aにおける長手方向の一方の端部である上端部24eの近くで、第1室23aと第2室24aとを連通させる。一方、第2連通孔26は、第2室24aにおける長手方向の他方の端部である下端部24fの近くで、第1室23aと第2室24aとを連通させる。
第1連通孔25及び第2連通孔26には、第1室23aから第2室24aへ流れる清浄化ガスの流量を調整する連通孔フィルタ25a、26aが設けられている。連通孔フィルタ25a、26aは、清浄化ガスを通し、連通孔フィルタ25a、26aが配置されていない場合に比べて第1連通孔25及び第2連通孔26のコンダクタンスを変化させるものであれば特に限定されず、金属や樹脂の布や、微細な孔が形成された板、網又は多孔体が挙げられる。また、第1連通孔25に設けられる連通孔フィルタ25aと、第2連通孔26に設けられる連通孔フィルタ26aとは、同じものであってもよく、異なるものであってもよい。
放出開口24bには、第2室24aからガスパージノズル22の外部へ放出される清浄化ガスの流れを調整する開口フィルタ27が設けられている。開口フィルタ27も、連通孔フィルタ25a、26aと同様、清浄化ガスを通し、開口フィルタ27が配置されていない場合に比べて、放出開口24bのコンダクタンスを変化させるものであれば特に限定されない。開口フィルタ27としては、例えば、金属や樹脂の布や、微細な孔が形成された板、網又は多孔体が挙げられるが、開口フィルタ27は多孔質体であることが好ましい。開口フィルタ27を構成する多孔質体としては、例えば、樹脂等の有機材料の多孔質体や、セラミックや金属材料等の無機材料の多孔質体を採用できる。特に、放出部24は、無機材料の多孔質体で構成されることが好ましく、これにより、清浄化ガスの中に有機質が混在してウエハ1に悪影響を与える問題を回避することができる。
図5に示すように、第2室24aに形成される放出開口24bは、第2室24aの長手方向に関して第1連通孔25と第2連通孔26との間に設けられている。より具体的には、放出開口24bの上方端部は、第1連通孔25の下方端部より、第2室24aの上端部24eから離れており、放出開口24bの下方端部は、第2連通孔26の下方端部より、第2室24aの下端部24fから離れている。
また、ガスパージノズル22は、その長手方向に関して第1連通孔25と第2連通孔26との間に設けられており、第1室23aと第2室24aとを隔てる中央壁部29を有している。先述したように、放出開口24bは、第1連通孔25と第2連通孔26との間に設けられているため、中央壁部29に対向し、かつ、第1連通孔25及び第2連通孔26には対向しないように設けられている。
図6は、長手方向(Z軸方向)に直交し、かつ、放出開口24bを切断する断面によるガスパージノズル22の横断面図である。図6に示すように、長手方向に直交し放出開口24bを切断する断面では、第1連通孔25及び第2連通孔26のうちいずれも現れない。なお、図5等では表示を省略しているが、ガスパージノズル22は、第1部分23と第2部分24とを連結する連結部材83と、開口フィルタ27を第2部分24に固定するフィルタ押さえ84、85を有している。フィルタ押さえ84は、放出開口24bから放出される清浄化ガスをウエハ1へ導く整流板としての機能を有しており、フィルタ押さえ85は、フィルタ押さえ84と同様の整流板としての機能と、連結部材83と同様に第1部分23と第2部分24とを連結する機能とを有している。
図5に示すように、第1連通孔25は、放出開口24bに対向せず、放出開口24bの上方端部から第2室24aの上端部24eまでを接続しており清浄化ガスを通過させない端部壁部24cに対向している。図7は、長手方向(Z軸方向)に直交し、かつ、第1連通孔25を切断する断面によるガスパージノズル22の横断面図である。図7に示すように、長手方向に直交し第1連通孔25を切断する断面では、放出開口24bは現れない。
図5に示すように、第2連通孔26も、第1連通孔25と同様に放出開口24bに対向せず、放出開口24bの下方端部から第2室24aの下端部24fまでを接続しており清浄化ガスを通過させない端部壁部24dに対向している。長手方向(Z軸方向)に直交し、かつ、第2連通孔26を切断する断面によるガスパージノズル22の横断面は、図7に示す形状と同様である。
図5に示すようなガスパージノズル22は、例えば、連通孔フィルタ25a、26a及び開口フィルタ27を除く第1部分23及び第2部分24を成形・加工によって作製した後、所定の位置に連通孔フィルタ25a、26a及び開口フィルタ27を配置しつつ、図6及び図7に示す連結部材83及びフィルタ押さえ84、85を用いて、これらの部材を連結することにより作製される。連通孔フィルタ25a、26a及び開口フィルタ27を除く第1部分23及び第2部分24の材質は特に限定されないが、樹脂や金属又はセラミック等を採用することができる。
図5における一点鎖線は、ガスパージノズル22での清浄化ガスの流れを模式的に示したものである。図5に示すように、ガス供給部28から第1室23aに流入した清浄化ガスは、長手方向の両端部の近くに形成される第1連通孔25及び第2連通孔26を介して、第1室23aから第2室24aへ流入する。ガスパージノズル22は、第2室24aの両端部付近に形成した第1連通孔25と第2連通孔26とを介して第1室23aから第2室24aへ清浄化ガスを流入させることにより、放出開口24bにおける長手方向の位置の違い、例えば放出開口24bの上方端部と下方端部とで、清浄化ガスの放出量に差が生じることを防止している。
第1連通孔25は、第2室24aにおける長手方向の中央位置より上方端部24eに近い位置に配置されていればよく、第2連通孔26は、第2室24aにおける長手方向の中央位置より下端部24fに近い位置に配置されていればよい。ただし、第1連通孔25及び第2連通孔26は、第2室24aにおける長手方向の長さL1を1とした場合、第2室24aにおける長手方向の上端部24e又は下端部24fからの長さL2が0.15以下の領域に設けられることが好ましい。これにより、第2室24aの全長L1に対する放出開口24bの形成可能領域が拡大するため、このようなガスパージノズル22は小型化に対して有利である。
さらに、ガスパージノズル22では、放出開口24bが長手方向に関して第1連通孔25と第2連通孔26との間に設けられている。したがって、図5において一点鎖線で示すように第1及び第2連通孔25、26を介して第1室23aから第2室24aへ流入した清浄化ガスの流れは、端部壁部24c、24dで一度長手方向に向きを変えた後、放出開口24bへ向かって流れる。ここで、本実施形態とは異なり、仮に第1又は第2連通孔と放出開口とが対向している場合は、放出開口において第1又は第2連通孔と対向している位置は、他の位置に比べて清浄化ガスの放出量が多くなる問題が生じやすい。
これに対して、実施形態に係るガスパージノズル22は、放出開口24bが第1及び第2連通孔25、26に対向していないため、第1室23aから第2室24aへ流入した清浄化ガスが流れの向きを変えることなく放出開口24bから放出される問題を防止できる。したがって、ガスパージノズル22は、放出開口24bにおける長手方向の位置(Z軸方向の位置)の違いによる清浄化ガス放出量のばらつきを低減することが可能である。また、放出開口24bを介してガスパージノズル22から放出された清浄化ガスは、図4において一点鎖線で示すように密封搬送容器2内に流入し、密封搬送容器2内全体を均一に清浄化することが可能である。
図5に示すガスパージノズル22において、清浄化ガスが第1連通孔25を通過する際のコンダクタンスは、清浄化ガスが第2連通孔26を通過する際のコンダクタンスとは異なっていてもよい。たとえば、第1室23aにおいて、ガス供給部28に近い第2連通孔26の周辺で圧力が高く、ガス供給部28から遠い第1連通孔25の周辺で圧力が低くなるなどの圧力差が生じる場合、第2連通孔26のコンダクタンスの値を、第2連通孔26のコンダクタンスの値より大きくしてもよい。第1連通孔25と第2連通孔26とのコンダクタンス値を異ならせる方法としては、例えば第1及び第2連通孔26の開口径を異ならせる方法や、互いに異なる連通孔フィルタ25a、26aを用いる方法などが挙げられる。
また、これとは異なり、ガスパージノズル22において、清浄化ガスが第1連通孔25を通過する際のコンダクタンスは、清浄化ガスが第2連通孔26を通過する際のコンダクタンスとは同じであってもよい。たとえば、ガス供給部28が、第1室23aに対して、その長手方向の中央部付近で接続しており、第1連通孔25周辺と第2連通孔26とで圧力差が生じないような場合には、第1連通孔25と第2連通孔26のコンダクタンスは同じであってもよい。
ガスパージノズル22の放出開口24bは、長手方向に沿って形成されるスリットで構成されており、スリットの開口幅は長手方向に沿って一定であるが、スリットで構成される放出開口24bの形状はこれに限定されず、スリットの開口幅は第2室24aの長手方向に沿って変化してもよい。また、放出開口が長手方向に沿って断続的に形成される複数の貫通孔で構成される場合は、貫通孔の開口面積は、長手方向の位置に関わらず一定であってもよく、長手方向に沿って変化してもよい。
以上のように、実施形態を示してガスパージノズル22及びガスパージノズルを有するフロントパージユニット20について詳述したが、本発明の技術範囲は上述した実施形態のみに限定されるものではない。たとえば、ガスパージノズル22では、第1室23aの全長と第2室24aの全長が等しく、第1室23aの上端部23e及び下端部23fと、第2室24aの上端部24e及び下端部24fとが位置を揃えられている。しかし、ガスパージノズルの形状はこれに限定されず、例えば第1室と第2室の全長は異なっていてもよく、また、1つの第1室(第2部分)に対して、複数の第2室(第2部分)が接続される態様もあり得る。
また、第1室23a、第2室24a及びガスパージノズル22の長手方向は、上下方向であるZ軸方向に一致する実施形態に限定されず、他の実施形態では、水平方向や斜め方向と一致する場合もある。また、第1部分23及び第2部分24の外形状は四角筒状に限定されず、四角筒以外の多角筒状、楕円・円筒状その他の形状であってもよい。
また、図5に示す中央壁部29のように、第1連通孔25と第2連通孔26とを繋ぐ壁部は清浄化ガスを通過させないことが好ましいが、これとは異なり、第1連通孔25と第2連通孔26との間には、第1連通孔25及び第2連通孔26よりコンダクタンスの値が大きい他の連通孔が形成される場合がある。なお、ロードポート装置10におけるフロントパージでは、図1、図3C及び図3Dに示すように、上述したフロントパージユニット20に加えて、上辺部13bに配置されるカーテンノズル30から、清浄化ガスを鉛直下方(Z軸負方向)に噴出してもよい。
また、フロントパージユニット20は、図8に示すように、壁側開口13を囲うカバー部材31の内側に配置されていてもよい。カバー部材31を用いる場合、カーテンノズル30もまたカバー部材31の内側に配置されていてもよい。
また、カーテンノズル30は、フロントパージユニット20とは別のガス供給源(図示せず)から供給されるガスを噴出してもよいが、これとは異なり、カーテンノズル30とフロントパージユニット20とは、共通のガス供給部28から清浄化ガスを供給される構成であってもよい。たとえば、カーテンノズル30の端部を、ガスパージノズル22における第1室23aの上端部23eと連通させることにより、カーテンノズル30は、ガス供給部28から第1室23aに供給され、さらに第1室23aからカーテンノズル30に流入する清浄化ガスを用いて、清浄化ガスを鉛直下方に噴出させる構成としてもよい。
1… ウエハ
2… 密封搬送容器
2a… ケーシング
2b… 主開口
2c… 開口縁
3… 位置決め部
4… 蓋
5… 給気ポート
6… 排気ポート
10… ロードポート装置
11… 壁
12… 設置台
13… 壁側開口
13a… 側辺部
13b… 上辺部
13c… 下辺部
14… 可動テーブル
16… 位置決めピン
17…アダプター
18… ドア
20… フロントパージユニット
22… ガスパージノズル
23… 第1部分
23a… 第1室
23e、24e… 上端部
23f、24f… 下端部
24… 第2部分
24a… 第2室
24b… 放出開口
24c、24d… 端部壁部
25…第1連通孔
25a、26a… 連通孔フィルタ
26… 第2連通孔
27… 開口フィルタ
29… 中央壁部
28… ガス供給部
30… カーテンノズル
40… FFU
50… ロボットアーム
60… ミニエンバイロメント装置
60a… 中間室
70… 処理室
83… 連結部材
84、85… フィルタ押さえ

Claims (9)

  1. 容器内に清浄化ガスを導入するためのガスパージノズルであって、
    長手方向に延在する第1室が内部に形成されており、ガス供給部から前記清浄化ガスが供給される第1部分と、
    前記第1室と並んで前記長手方向に延在する第2室が内部に形成されており、前記長手方向に沿って形成される放出開口を介して前記第2室から外部へ前記清浄化ガスを放出する第2部分とを有し、
    前記第1室と前記第2室とは、前記第2室における前記長手方向の一方の端部の近くで前記第1室と前記第2室とを連通させる第1連通孔と、前記第2室における前記長手方向の他方の端部の近くで前記第1室と前記第2室とを連通させる第2連通孔とを介して、前記清浄化ガスが流れるように接続されており、
    前記放出開口は、前記長手方向に関して前記第1連通孔と前記第2連通孔との間に設けられており、
    前記第1連通孔と前記第2連通孔との間に設けられており、前記第1室と前記第2室とを隔てる中央壁部を有しており、
    前記放出開口は、前記中央壁部に対向し、かつ、前記第1連通孔及び前記第2連通孔には対向しないように設けられており、
    前記第1連通孔は、前記放出開口に対向せず、前記放出開口の上方端部から前記第2室の上端部までを接続しており前記清浄化ガスを通過させない上端部側端部壁部に対向しており、
    前記第2連通孔は、前記放出開口に対向せず、前記放出開口の下方端部から前記第2室の下端部までを接続しており前記清浄化ガスを通過させない下端部側端部壁部に対向していることを特徴とするガスパージノズル。
  2. 前記第1連通孔及び前記第2連通孔は、前記第2室における前記長手方向の長さを1とした場合、前記第2室における前記長手方向の前記一方の端部又は前記他方の端部からそれぞれ0.15以内の領域に設けられていることを特徴とする請求項1に記載のガスパージノズル。
  3. 前記第1連通孔と前記第2連通孔のコンダクタンスが異なることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のガスパージノズル。
  4. 前記第1連通孔と前記第2連通孔の開口径が異なることを特徴とする請求項3に記載のガスパージノズル。
  5. 前記第1連通孔及び前記第2連通孔には、前記第1室から前記第2室への前記清浄化ガスの流れを調整する連通孔フィルタが設けられていることを特徴とする請求項1から請求項4までのいずれかに記載のガスパージノズル。
  6. 前記放出開口には、前記第2室から外部へ放出される前記清浄化ガスの流れを調整する開口フィルタが設けられていることを特徴とする請求項1から請求項5までのいずれかに記載のガスパージノズル。
  7. 前記開口フィルタは、多孔質材料からなることを特徴とする請求項6に記載のガスパージノズル。
  8. 前記第1連通孔と前記第2連通孔のコンダクタンスが等しいことを特徴とする請求項1から請求項5までのいずれかに記載のガスパージノズル。
  9. 請求項1から請求項8までのいずれかに記載のガスパージノズルを有し、
    収容物を出し入れするための主開口を介して前記容器内に前記清浄化ガスを導入させるフロントパージユニット。
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