JP6511425B2 - 往復動ポンプの運転用コントローラ - Google Patents

往復動ポンプの運転用コントローラ Download PDF

Info

Publication number
JP6511425B2
JP6511425B2 JP2016215151A JP2016215151A JP6511425B2 JP 6511425 B2 JP6511425 B2 JP 6511425B2 JP 2016215151 A JP2016215151 A JP 2016215151A JP 2016215151 A JP2016215151 A JP 2016215151A JP 6511425 B2 JP6511425 B2 JP 6511425B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
controller
chlorine
water
coagulant
meter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016215151A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018069197A (ja
Inventor
篤生 西田
篤生 西田
憲司 西田
憲司 西田
新井 孝雄
孝雄 新井
町田 豊
豊 町田
Original Assignee
共立機巧株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 共立機巧株式会社 filed Critical 共立機巧株式会社
Priority to JP2016215151A priority Critical patent/JP6511425B2/ja
Publication of JP2018069197A publication Critical patent/JP2018069197A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6511425B2 publication Critical patent/JP6511425B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Control Of Positive-Displacement Pumps (AREA)
  • Separation Of Suspended Particles By Flocculating Agents (AREA)

Description

本発明は、薬液注入に用いられる往復動ポンプの運転用コントローラに関する。
浄水場などの水処理施設では、混和池内の原水に凝集剤(硫酸バンドやポリ塩化アルミニウム)を注入して攪拌機で攪拌し、原水中の懸濁物質と共にフロックとして凝集させ、このフロックを沈降させて処理水として分離する。
処理水は、その後急速ろ過池を経て配水池に導入され、塩素(主に次亜塩素酸ナトリウム)注入などの消毒処理された後、水道水として配水される。
上記の凝集剤や塩素などの薬液の注入には吐出量の調節が可能な往復動ポンプ(例えば特許文献1)が使用されているが、上記原水や処理水は水質等が一定でないため、その水質等に応じて常に薬液の注入量を調節しなければならず、往復動ポンプの制御には調節計が用いられていた。
特許第4037040号公報
しかしながら、調節計は多機能化しており、取扱いが煩雑で誰もが容易には使用できず、相応の専門知識なしには使いこなせないといった課題を有している。
そこで、本発明では、調節計を用いることなく、塩素注入量制御と凝集剤注入量制御のいづれにも使用可能な往復動ポンプの運転用コントローラを提供することを目的としている。
上記課題に鑑み、請求項1に係る発明のものは、送水管を通流する処理水に塩素を注入する塩素注入量制御用の往復動ポンプのコントローラであって、該コントローラは、その入力側に、送水管の塩素注入箇所より上流に設置した処理水の流量を計測する流量計及び処理水の塩素濃度を計測する処理水塩素計と、送水管の塩素注入箇所より下流に設置した処理水に塩素が注入されて成る水道水の塩素濃度を計測する水道水塩素計を接続し、出力側に往復動ポンプの駆動モータを接続し、コントローラ内には、該コントローラに予め入力された目標塩素濃度と処理水塩素計からコントローラに入力された処理水塩素濃度との偏差を演算するフィードフォワード演算部と、前記目標塩素濃度と水道水塩素計からコントローラに入力された水道水塩素濃度との偏差に基づいてPID演算するフィードバック演算部と、フィードフォワード演算部で演算された演算値とフィードバック演算部で演算された演算値のいずれか一方を用いて処理水の水量に対する塩素注入量の割合を演算するか、又は、フィードフォワード演算部とフィードバック演算部で演算された各演算値の加算値を用いて処理水の水量に対する塩素注入量の割合を演算する薬液注入率演算部と、該薬液注入率演算部で算出された塩素注入率に流量計からコントローラに入力された処理水流量を乗算して塩素注入量を算出する薬液注入量演算部と、コントローラに予め入力された往復動ポンプの最大吐出量に対する前記塩素注入量の割合で表されるポンプ駆動率を算出し、該ポンプ駆動率がコントローラに予め入力された設定ポンプ駆動率より高いか低いかを判別し、高い場合は前記駆動モータを連続運転させ、低い場合は前記駆動モータを間欠運転させるポンプ作動方法判別部を備えたことを特徴とする。
又、請求項2に係る発明のものは、攪拌機を備えた混和池に貯留される原水に凝集剤を注入する凝集剤注入量制御用の往復動ポンプのコントローラであって、該コントローラは、その入力側に、原水を混和池へ供給する導水管に設置した原水の流量を計測する流量計及び原水の濁度を計測する濁度計と、混和池に設置した凝集剤含有原水の凝集剤濃度を計測する凝集剤濃度計、凝集剤含有原水の温度を計測する水温計及び凝集剤含有原水の水素イオン濃度を計測するPH計とを接続し、出力側に往復動ポンプの駆動モータと攪拌機モータの回転数を制御するインバータを接続し、コントローラ内には、濁度計からコントローラに入力された濁度を凝集剤注入率に演算する薬液注入率演算部と、前記凝集剤注入率に流量計からコントローラに入力された原水流量を乗算して凝集剤注入量を算出する薬液注入量演算部と、コントローラに予め入力された往復動ポンプの最大吐出量に対する前記凝集剤注入量の割合で表されるポンプ駆動率を算出し、該ポンプ駆動率がコントローラに予め入力された設定ポンプ駆動率より高いか低いかを判別し、高い場合は前記駆動モータを連続運転させ、低い場合は前記駆動モータを間欠運転させるポンプ作動方法判別部と、コントローラに入力された凝集剤濃度計からの凝集剤濃度、水温計からの水温及びPH計からの水素イオン濃度と、コントローラに予め入力された実験式とに基づいて凝集剤攪拌に最適なモータ回転数を演算し、該モータ回転数に対応するモータ回転数信号を前記インバータに出力する攪拌速度演算部とを備えたことを特徴とする。
請求項3に係る発明のものは、上記の塩素注入量制御用の往復動ポンプの運転用コントローラと凝集剤注入量制御用の往復動ポンプの運転用コントローラに兼用可能に設けたことを特徴とする。
要するに、請求項1に係る発明は、上記構成からなるので、従来の様に調節計を使用することなく、往復動ポンプを運転させて処理水に適量の塩素を注入できる。
その処理水への塩素注入量の制御にあたっては、送水管の管長、口径、処理水の流速、各外部計測機器(流量計、処理水塩素計、水道水塩素計)の測定位置による測定時間のずれなど測定現場毎に異なる諸条件に対応すべく最適な制御を、フィードフォワードのみの制御、フィードバックのみの制御、フィードフォワードとフィードバックの併用制御から選択し、その選択された制御でこの制御に必要な各外部計測機器からの各計測信号値を演算処理し、この処理に基づいて処理水に適量の塩素を注入する様に往復動ポンプを運転させることができるので、水道水の塩素濃度を目標値に保持させることができる。
しかも、往復動ポンプの運転では、塩素注入量が極端に少ない場合でも、往復動ポンプを間欠的に運転させて確実に極小量の塩素を注入できる。
又、請求項2に係る発明では、凝集剤を注入する往復動ポンプにおいても、上記と同様に調節計を使用することなく、混和池内の凝集剤含有原水に適量の凝集剤を注入できる。
しかも、凝集剤注入量が極端に少ない場合でも、往復動ポンプを間欠的に運転させて確実に極小量の凝集剤を注入できる。
そのうえ、凝集剤を凝集剤含有原水中に均一に分散させて懸濁物質に一様に吸着させて迅速な凝集沈殿を促進させる攪拌機の攪拌翼の攪拌(回転)速度の制御をも往復動ポンプの運転用コントローラで行える様にして往復動ポンプと攪拌機を一括的にして効率的に制御できる。
又、請求項3に係る発明によれば、請求項1記載の塩素注入量制御用の往復動ポンプの運転用コントローラと請求項2記載の凝集剤注入量制御用の往復動ポンプの運転用コントローラに兼用可能に設けたので、便利である等その実用的効果甚だ大である。
塩素注入量制御用の往復動ポンプの一実施例のフロー図である。 図1の往復動ポンプの機能ブロック図である。 凝集剤注入量制御用の往復動ポンプの一実施例のフロー図である。 図3の往復動ポンプの機能ブロック図である。
以下本発明の実施の一形態例を図面に基づいて説明する。
本発明に係る往復動ポンプの運転用コントローラ1は、該コントローラ1に備えられた運転モードの切替機能によって、送水管Pを通流する処理水PWにタンクT1内に貯留した次亜塩素酸ナトリウム(以下、塩素とも称する。)Sを注入する塩素注入量制御用、及び、攪拌機3を備えた混和池MPに貯留される原水RWにタンクT2内に貯留した凝集剤(硫酸バンドやポリ塩化アルミニウム)Cを注入する凝集剤注入量制御用の往復動ポンプ2に兼用可能に設けられている。
塩素注入量制御用の往復動ポンプ2に用いられるコントローラ1は、その入力側に、送水管Pの塩素注入箇所Paより上流に設置した処理水PWの流量を計測する流量計F、及び処理水PWの塩素濃度を計測する処理水塩素計M1と、送水管Pの塩素注入箇所Paより下流に設置した処理水PWに塩素Sが注入されて成る混合水(水道水)Wの塩素濃度を計測する水道水塩素計M2を接続し、出力側に往復動ポンプ2の駆動モータを接続している。
コントローラ1内には、フィードフォワード演算部FA、フィードバック演算部BA、薬液注入率演算部IA、薬液注入量演算部RA、ポンプ作動方法判別部DAとを備え、これらの演算部FA、BA、IA、RA、DAは、上記外部計測機器(流量計F、処理水塩素計M1、水道水塩素計M2)から入力される計測値に基づき各種演算を処理し、送水管Pを通流する処理水PWに適量の塩素Sを注入する様に往復動ポンプ2を運転させ、水道水Wの塩素濃度を目標値に保持させる。
尚、コントローラ1では、処理水PWの塩素注入量の制御にあたっては、送水管Pの管長、口径、処理水PWの流速、各外部計測機器F、M1、M2の測定位置による測定時間のずれなど測定現場毎に異なる諸条件に対応すべく最適な制御を、フィードフォワード演算部FAのみによる制御、フィードバック演算部BAのみによる制御、フィードフォワード演算部FAとフィードバック演算部BAの併用による制御の3種の制御モードから1種の制御モードを予め選択する様に設定している。
フィードフォワード演算部FAは、コントローラ1に予め入力された目標塩素濃度と処理水塩素計M1からコントローラ1に入力された処理水塩素濃度との偏差を演算する。
フィードバック演算部BAは、上記目標塩素濃度と水道水塩素計M2からコントローラ1に入力された水道水塩素濃度との偏差に基づいてPID演算する。
薬液注入率演算部IAでは、上記の様に予め選択された制御モードに基づいて演算された偏差(演算値)、即ちフィードフォワード演算部FAのみによる制御が選択された場合では、フィードフォワード演算部FAで演算された演算値を用いて塩素注入率(処理水PWの水量に対する塩素注入量の割合)を演算し、フィードバック演算部BAのみによる制御が選択された場合では、フィードバック演算部BAで演算された演算値を用いて塩素注入率を演算し、フィードフォワード演算部FAとフィードバック演算部BAの併用による制御が選択された場合では、フィードフォワード演算部FAとフィードバック演算部BAで演算された各演算値を加算した値を用いて塩素注入率を演算する。
薬液注入量演算部RAは、薬液注入率演算部IAで算出された塩素注入率に流量計Fからコントローラ1に入力された処理水流量を乗算して塩素注入量を算出する。
ポンプ作動方法判別部DAでは、コントローラ1に予め入力された往復動ポンプ2の最大吐出量に対する上記塩素注入量の割合で表されるポンプ駆動率を算出し、該ポンプ駆動率がコントローラ1に予め入力された設定ポンプ駆動率より高いか低いかを判別する。
そして、上記の様に算出されたポンプ駆動率が設定ポンプ駆動率より高い場合は、往復動ポンプ2の駆動モータの回転速度をポンプ駆動率に対応した速さで以て連続運転する様に制御し、送水管Pを通流する処理水PWに適量の塩素Sを注入する。
又、上記の様に算出されたポンプ駆動率が設定ポンプ駆動率より低い場合では、往復動ポンプ2の駆動モータを、設定ポンプ駆動率に対応した回転速度で、且つ、所定時間を隔てて間欠回転させる様に制御し、送水管Pを通流する処理水PWに適量の塩素Sを注入する。
凝集剤注入量制御用の往復動ポンプ2に用いられるコントローラ1は、その入力側に、原水RWを混和池MPへ供給する導水管P1に設置した原水RWの流量を計測する流量計F1及び原水RWの濁度を計測する濁度計TMと、混和池MPに設置した凝集剤含有原水FWの凝集剤濃度を計測する凝集剤濃度計FM、凝集剤含有原水FWの温度を計測する水温計WM及び凝集剤含有原水FWの水素イオン濃度を計測するPH計HMとを接続し、出力側に往復動ポンプ2の駆動モータと、攪拌機3の駆動モータ(以下、攪拌機モータ3aと称する。)の回転数を制御するインバータ3bを接続している。
尚、図3、4において混和池MPに設置した凝集剤濃度計FM、水温計WM、PH計HMは説明の便宜上、一基の外部計測機器FM、WM、HMとして図示している。
コントローラ1内には、薬液注入率演算部IA、薬液注入量演算部RA、ポンプ作動方法判別部DA、攪拌速度演算部SAとを備え、演算部IA、RA、DAは、流量計F1及び濁度計TMから入力される計測値に基づき各種演算を処理し、混和池MP内の凝集剤含有原水FWに適量の凝集剤Cを注入する様に往復動ポンプ2を運転させると共に、混和池MPに設置した外部計測機器FM、WM、HMから入力される計測値に基づいて演算処理し、攪拌機3の攪拌翼の攪拌(回転)速度を制御し、往復動ポンプ2で注入された凝集剤Cを凝集剤含有原水FW中に均一に分散させて懸濁物質に一様に吸着させ、迅速な凝集沈殿を促進させる。
薬液注入率演算部IAでは、濁度計TMからコントローラ1に入力された濁度を凝集剤注入率に演算する。
そして、薬液注入量演算部RAでは、薬液注入率演算部IAで算出された凝集剤注入率に流量計F1からコントローラ1に入力された原水流量を乗算して凝集剤注入量を算出する。
ポンプ作動方法判別部DAでは、コントローラ1に予め入力された往復動ポンプ2の最大吐出量に対する上記凝集剤注入量の割合で表されるポンプ駆動率を算出し、該ポンプ駆動率がコントローラ1に予め入力された設定ポンプ駆動率より高いか低いかを判別する。
そして、上記の様に算出されたポンプ駆動率が設定ポンプ駆動率より高い場合は、往復動ポンプ2の駆動モータの回転速度をポンプ駆動率に対応した速さで以て連続運転する様に制御し、混和池MP内に貯留されている凝集剤含有原水FWに適量の凝集剤Cを注入する。
又、上記の様に算出されたポンプ駆動率が設定ポンプ駆動率より低い場合では、往復動ポンプ2の駆動モータを、設定ポンプ駆動率に対応した回転速度で、且つ、所定時間を隔てて間欠回転させる様に制御し、混和池MP内に貯留されている凝集剤含有原水FWに適量の凝集剤Cを注入する。
攪拌速度演算部SAでは、コントローラ1に入力された凝集剤濃度計からの凝集剤濃度、水温計からの水温及びPH計からの水素イオン濃度と、コントローラ1に予め入力された実験式とに基づいて凝集剤攪拌に最適な攪拌機モータ3aのモータ回転数を演算し、該モータ回転数に対応するモータ回転数信号をインバータ3bに出力し、往復動ポンプ2で注入された凝集剤Cを凝集剤含有原水FW中に均一に分散させる様に攪拌機3の攪拌翼の攪拌(回転)速度を制御し、迅速な凝集沈殿を促進させる。
尚、混和池MP内の凝集沈殿物Xは底部から排出され、濁質が除去された上澄み水は、次の処理工程の急速ろ過池へ送水される。
1 コントローラ
2 往復動ポンプ
3 攪拌機
3a 攪拌機モータ
3b インバータ
FA フィードフォワード演算部
BA フィードバック演算部
IA 薬液注入率演算部
RA 薬液注入量演算部
DA ポンプ作動方法判別部
SA 攪拌速度演算部
P 送水管
Pa 塩素注入箇所
F 流量計
F1 流量計
M1 処理水塩素計
M2 水道水塩素計
TM 濁度計
FM 凝集剤濃度計
WM 水温計
HM PH計
P1 導水管
MP 混和池
PW 処理水
W 水道水
S 塩素
RW 原水
FW 凝集剤含有原水
C 凝集剤

Claims (3)

  1. 送水管を通流する処理水に塩素を注入する塩素注入量制御用の往復動ポンプのコントローラであって、該コントローラは、その入力側に、送水管の塩素注入箇所より上流に設置した処理水の流量を計測する流量計及び処理水の塩素濃度を計測する処理水塩素計と、送水管の塩素注入箇所より下流に設置した処理水に塩素が注入されて成る水道水の塩素濃度を計測する水道水塩素計を接続し、出力側に往復動ポンプの駆動モータを接続し、コントローラ内には、該コントローラに予め入力された目標塩素濃度と処理水塩素計からコントローラに入力された処理水塩素濃度との偏差を演算するフィードフォワード演算部と、前記目標塩素濃度と水道水塩素計からコントローラに入力された水道水塩素濃度との偏差に基づいてPID演算するフィードバック演算部と、フィードフォワード演算部で演算された演算値とフィードバック演算部で演算された演算値のいずれか一方を用いて処理水の水量に対する塩素注入量の割合を演算するか、又は、フィードフォワード演算部とフィードバック演算部で演算された各演算値の加算値を用いて処理水の水量に対する塩素注入量の割合を演算する薬液注入率演算部と、該薬液注入率演算部で算出された塩素注入率に流量計からコントローラに入力された処理水流量を乗算して塩素注入量を算出する薬液注入量演算部と、コントローラに予め入力された往復動ポンプの最大吐出量に対する前記塩素注入量の割合で表されるポンプ駆動率を算出し、該ポンプ駆動率がコントローラに予め入力された設定ポンプ駆動率より高いか低いかを判別し、高い場合は前記駆動モータを連続運転させ、低い場合は前記駆動モータを間欠運転させるポンプ作動方法判別部を備えたことを特徴とする往復動ポンプの運転用コントローラ。
  2. 攪拌機を備えた混和池に貯留される原水に凝集剤を注入する凝集剤注入量制御用の往復動ポンプのコントローラであって、該コントローラは、その入力側に、原水を混和池へ供給する導水管に設置した原水の流量を計測する流量計及び原水の濁度を計測する濁度計と、混和池に設置した凝集剤含有原水の凝集剤濃度を計測する凝集剤濃度計、凝集剤含有原水の温度を計測する水温計及び凝集剤含有原水の水素イオン濃度を計測するPH計とを接続し、出力側に往復動ポンプの駆動モータと攪拌機モータの回転数を制御するインバータを接続し、コントローラ内には、濁度計からコントローラに入力された濁度を凝集剤注入率に演算する薬液注入率演算部と、前記凝集剤注入率に流量計からコントローラに入力された原水流量を乗算して凝集剤注入量を算出する薬液注入量演算部と、コントローラに予め入力された往復動ポンプの最大吐出量に対する前記凝集剤注入量の割合で表されるポンプ駆動率を算出し、該ポンプ駆動率がコントローラに予め入力された設定ポンプ駆動率より高いか低いかを判別し、高い場合は前記駆動モータを連続運転させ、低い場合は前記駆動モータを間欠運転させるポンプ作動方法判別部と、コントローラに入力された凝集剤濃度計からの凝集剤濃度、水温計からの水温及びPH計からの水素イオン濃度と、コントローラに予め入力された実験式とに基づいて凝集剤攪拌に最適なモータ回転数を演算し、該モータ回転数に対応するモータ回転数信号を前記インバータに出力する攪拌速度演算部とを備えたことを特徴とする往復動ポンプの運転用コントローラ。
  3. 請求項1記載の塩素注入量制御用の往復動ポンプの運転用コントローラと請求項2記載の凝集剤注入量制御用の往復動ポンプの運転用コントローラに兼用可能に設けたことを特徴とする往復動ポンプの運転用コントローラ。
JP2016215151A 2016-11-02 2016-11-02 往復動ポンプの運転用コントローラ Active JP6511425B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016215151A JP6511425B2 (ja) 2016-11-02 2016-11-02 往復動ポンプの運転用コントローラ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016215151A JP6511425B2 (ja) 2016-11-02 2016-11-02 往復動ポンプの運転用コントローラ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018069197A JP2018069197A (ja) 2018-05-10
JP6511425B2 true JP6511425B2 (ja) 2019-05-15

Family

ID=62112415

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016215151A Active JP6511425B2 (ja) 2016-11-02 2016-11-02 往復動ポンプの運転用コントローラ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6511425B2 (ja)

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5480668U (ja) * 1977-11-18 1979-06-07
JPS5681285A (en) * 1979-12-04 1981-07-03 Fuji Electric Co Ltd Operation control system for chemical injection pump
JPS5751695U (ja) * 1980-09-10 1982-03-25
JPH03165892A (ja) * 1989-11-22 1991-07-17 Meidensha Corp 浄水場の前塩素注入制御装置
JPH0818024B2 (ja) * 1991-12-24 1996-02-28 株式会社栗本鐵工所 追塩自動制御装置
JPH1157731A (ja) * 1997-08-15 1999-03-02 Japan Organo Co Ltd 浄水処理方法および浄水処理設備
JP4037040B2 (ja) * 2000-06-30 2008-01-23 共立機巧株式会社 往復動ポンプの作動制御方法
JP4523731B2 (ja) * 2001-03-30 2010-08-11 オルガノ株式会社 水処理装置
JP4780946B2 (ja) * 2004-10-26 2011-09-28 株式会社日立製作所 水処理プロセス運転支援装置,プログラム及び記録媒体
JP2014124593A (ja) * 2012-12-27 2014-07-07 Hitachi Ltd 水道管理支援システム
JP6633342B2 (ja) * 2015-10-20 2020-01-22 株式会社東芝 凝集剤注入支援装置及び制御方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018069197A (ja) 2018-05-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20180037471A1 (en) Wastewater treatment system
US8262914B2 (en) Wastewater treatment system
US9493370B2 (en) Wastewater treatment system
US20170267559A1 (en) System and method for the treatment of wastewater
KR102139556B1 (ko) 수돗물의 염소농도를 일정하게 유지하기 위한 수도관 염소투입장치 및 그 투입방법
US11866348B2 (en) System, apparatus, and method for treating wastewater in real time
JP5420467B2 (ja) 凝集剤注入量決定装置および凝集剤注入量制御システム
WO2017199990A1 (ja) 次亜塩素酸水の生成方法および生成器
JP6511425B2 (ja) 往復動ポンプの運転用コントローラ
JP2007185610A (ja) 凝集剤注入制御装置
JP2007222814A (ja) 凝集剤注入量制御方法及び制御コントローラ
JP4755836B2 (ja) 殺菌水生成方法及び装置
KR200439471Y1 (ko) 약품 자동투입 및 혼화장치
KR100767836B1 (ko) 전해 산화수 제조장치
JP5259365B2 (ja) 浄水場におけるpH制御装置
JP4882632B2 (ja) リン酸含有排水の処理方法及び装置
KR20160092104A (ko) 마이크로버블 발생기를 제어하는 장치 및 이를 이용하는 마이크로버블 발생기, 마이크로버블 발생기를 제어하는 방법 및 이를 이용하는 마이크로버블 발생 방법
JP4596108B2 (ja) 凝集剤の注入方法および凝集剤注入装置
KR100861536B1 (ko) 정수 처리용 응집제 투입장치
JP4968420B2 (ja) 凝集剤注入装置
RU60514U1 (ru) Система для очистки сточных вод
RU39413U1 (ru) Система автоматического регулирования содержания остаточного хлора в воде
RU217041U1 (ru) Устройство для модификации воды в потоке выдаваемой покупателю воды
JP5781173B2 (ja) 薬液分配装置、薬液注入システム及び薬液注入システムの運転方法
JP2022073180A (ja) 凝集剤濃度調整装置及び凝集剤濃度調整方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180607

TRDD Decision of grant or rejection written
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190327

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190402

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190408

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6511425

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250