JP6510895B2 - 波長可変レーザアレイ及び波長可変レーザアレイの波長制御方法 - Google Patents

波長可変レーザアレイ及び波長可変レーザアレイの波長制御方法 Download PDF

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本発明は、波長可変レーザアレイ及び波長可変レーザアレイの波長制御方法に関し、より詳細には、波長可変半導体レーザにおいて波長の変更を行う際、実際の発振波長と目標の発振波長のずれを校正する波長可変レーザアレイ及び波長可変レーザアレイの波長制御方法に関する。
波長可変レーザは波長多重伝送、光測定、光周波数掃引型OCT、レーザ光分光、光感度計測等の幅広い分野に利用される有用な光源である。これまでに、要求される発振波長領域、出力強度、波長安定性、スペクトル線幅等に応じて種々多様な波長可変レーザが開発されてきた。波長可変レーザは、例えば、レーザの発振媒体の種類によって分類すると、ガスレーザ、液体(色素)レーザ、固体レーザ、半導体レーザ等の種類がある。
いずれの種類の波長可変レーザも、励起エネルギー供給源(光、電気等)、利得(発振)媒体、共振器から構成されている。その中でも、利得媒体として半導体を用いた波長可変レーザは消費電力が低く、小型で取り扱いが簡単であるため、様々な分野において広く用いられる。そのため、今まで多くの種類の波長可変半導体レーザが開発されてきた。波長可変半導体レーザの特性を決める性能指数としては、出力、波長可変幅、モード安定性、隣接モード抑制比(SMSR:Side Mode Suppression Raito)、寿命、及び発振線幅等がある。すべての性能において特性が秀でているレーザが望ましいが、通常はすべてを同時に満たすことは難しいので、使い方に応じた性能を向上させるようレーザのチューニングを行っていく。例えば波長選択型スイッチに用いられるような波長可変半導体レーザとしては、波長可変幅が広く、高速に波長切替ができるものが要求される。
波長可変半導体レーザを、高密度波長多重送信(DWDM;Dense Wavelength Division Multiplexing)において用いようとすると、通常は単一の波長可変半導体レーザのレーザ素子だけでは必要な波長域をカバーしきれない。そのため、必要な波長域をカバーするための方法として、レーザの自由スペクトル領域(FSR;Free Spectral Range)の違う2つ以上の共振器を設け、バーニア効果を使って発振波長域を広げるという試みが行われている。代表的なものとしてはSSG−DBR(SuperStructure Grating Distributed Bragg Reflector)レーザが挙げられる。このレーザは利得媒体の前後にFSRの異なる2種類の回折格子を配置し、そこに電流を印加させる事によって屈折率を変化させFSRの値を変化させる事によって、広帯域を確保している。バーニア効果を用いたレーザは比較的小さな駆動電流で制御することができるのが特徴であるが、原理的にモード飛びが起こってしまうということと、2つのFSRの異なる回折格子を同時に制御しなければいけないため制御が複雑になるという、2つの欠点がある。
必要な波長域をカバーするためのもうひとつの試みとしては、発振波長域の異なるレーザをアレイ状に並べることにより、発振波長領域を拡張したレーザがある。その1つがDFBレーザアレイである。DFBレーザアレイの特徴は、発振波長域の異なるDFBレーザをアレイ状に並べる事で広い波長域で発振することにある。
またDFBレーザアレイを改良したのが分布活性型(TDA:Tunable Distribution Amplification)DFBレーザアレイである。TDA−DFBレーザアレイの特徴は、モード飛びすることなく、40nm以上の広い波長域で発振することにある。TDA−DFBレーザアレイの構造は、λ/4位相シフタを挟んで両側に利得を得るための活性層と波長制御を行う制御層が交互に配置されている。モード飛びを回避するためにλ/4位相シフタの両側のユニット長を変えている(非特許文献1参照)。
TDA−DFBレーザアレイの各LDは7〜8nm程度の波長可変範囲を持ち、LD毎に7〜8nm程度波長領域をずらしているため、結果として40nm以上の波長可変領域を得ることが出来る。従って7〜8nm程度の波長可変領域の範囲で使うのであれば、LDアレイの中の単独のLDを用いて波長可変動作を実現する事が可能であるし、更に広い波長可変範囲で使用する場合には、LDアレイの中の複数のLDを用いる事によって波長可変範囲を拡大することが出来る。
波長選択スイッチにTDA−DFBレーザアレイを用いて波長可変を実現するためには、TDA−DFBレーザアレイの制御層へ注入する電流を変化させる。制御電流が数十mA程度の比較的大きな電流を必要とする場合、波長選択スイッチの切替時の波長変化自体はキャリア−プラズマ効果で起こるため、波長はスイッチの切替時から数nsで変化する。しかし、TDA−DFBレーザアレイの制御層に印加した電流が変化することにより、局所的な温度変化が発生してしまう。温度変化による波長変動のために切替時から波長が安定するまで数ms程度かかり高速応答性に問題が生じる。このような熱による波長変動を抑制するためにレーザアレイに隣接して熱補償用に電極を導入し、熱補償用の電極に対して波長制御電流と相補的な電流を印加することで、レーザチップ全体の温度変化を抑制し、結果として波長変動を抑制してきた(特許文献1)。
また、波長変動を抑制する他の方法として、TDA−DFBレーザアレイ内の一つのレーザから、TDA−DFBレーザアレイの他のレーザに切り替えてレーザ光を出力させる場合、すなわち利得電流の切り替えを行う場合、発振を行っているTDA−DFBレーザ以外のTDA−DFBレーザの制御電極に対して、予め電流を印加しておくことで、発振するTDA−DFBレーザが切り替わった際のTDA−DFBレーザアレイのチップ温度の変動を抑え、レーザ切り替え時の発振波長変動を抑制している(非特許文献2参照)。
特許第4850757号公報
布谷伸浩、石井啓之、伊賀龍三 NTT技術ジャーナル 高速波長可変分布活性DFBレーザの開発 (2012 Vol.24 No.10 pp.48−52) 下小園真、金井拓也、石井啓之 TDA-DFBレーザアレイを用いた多チャンネル切替の予備検討 (2015年 電子情報通信学会総合大会 C―4―21)
しかしながら、発振を担っているTDA−DFBレーザ以外のTDA−DFBレーザの制御層に追加的に電流を加えると、結果としてTDA−DFBレーザアレイ全体のチップ温度を上昇させてしまう。ここで、TDA−DFBレーザアレイ全体のチップ温度が変化してしまうと、TDA−DFBレーザアレイの収束後の発振波長がずれてしまう。そのため、熱補償を行わずにレーザ発振を行った場合に出力される発振波長と同じ値の発振波長を得ることができない。すなわち、熱補償を行わずにレーザ発振を行った場合の発振波長を目標の発振波長とすると、実際の発振波長と目標となる発振波長との間にずれが生じてしまう。そうすると、波長選択型スイッチにおいて、変更後の発振波長が、スイッチを構成するバンドパスフィルタの中心波長から外れてしまうという問題が生じる。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、TDA−DFBレーザの発振波長の変動を少なくし、かつ、TDA−DFBレーザの熱補償を行った場合でも、発振波長を目標となる発振波長とのずれを少なくできる波長可変レーザアレイ及び波長可変レーザアレイの波長制御方法である。
このような目的を達成するために、本発明の第1の態様は、複数の波長可変レーザの出力波長を変更して可変制御する波長可変レーザアレイであって、基板上に形成され、独立に電流を印加できる活性層及び制御層を有する電流制御型の複数の波長可変レーザであって、複数の波長可変レーザのうちの発振を行っている第1の波長可変レーザの動作中に、隣接する第2の波長可変レーザの制御層に電流を印加して、2つの波長可変レーザに印加する電流の合計値が、可変制御を行う前後で同一となるようにする第1の熱補償と、前記第1および前記第2の波長可変レーザ以外のすべての波長可変レーザの制御層に電流を印加して、前記複数の波長可変レーザに印加する電流の合計値が、可変制御を行う前後で同一となるようにする第2の熱補償が行われる、波長可変レーザと、前記基板上に設けられたペルチェ素子であって、前記第1および前記第2の熱補償を行ったときの前記波長可変レーザアレイから出力されるレーザ光の実際の発振波長が、前記第2の熱補償を行わなかったときの目標の発振波長となるように、前記実際の発振波長と前記目標の発振波長との差分から求められた、前記基板の温度を調整するための温度の校正値に対応した電流が印加されている、ペルチェ素子とを備えることを特徴とする。
また、本発明の第の態様は、独立に電流を印加できる活性層及び制御層を有する電流制御型の複数の波長可変レーザと、ペルチェ素子とを備え、前記複数の波長可変レーザの出力波長を変更して可変制御する、波長可変レーザアレイの波長を制御する方法であって、前記複数の波長可変レーザのうち発振を行っている第1の波長可変レーザの動作中に、隣接する第2の波長可変レーザの制御層に電流を印加して、2つの波長可変レーザに印加する電流の合計値が、可変制御を行う前後で同一となるようにする第1の熱補償と、前記第1および前記第2の波長可変レーザ以外のすべての波長可変レーザの制御層に電流を印加して、前記複数の波長可変レーザに印加する電流の合計値が、可変制御を行う前後で同一となるようにする第2の熱補償を行うことと、前記第1および前記第2の熱補償を行ったときの前記波長可変レーザアレイから出力されるレーザ光の実際の発振波長と、前記第2の熱補償を行わなかったときの目標の発振波長との差分を求め、前記実際の発振波長が前記目標の発振波長となるように、前記差分から前記波長可変レーザアレイのチップ温度を調整するためのチップ温度の校正値を算出することと、前記ペルチェ素子に、前記校正値に対応した値の電流を印加し、前記校正値の分だけ前記波長可変レーザアレイのチップ温度を調整することとを含むことを特徴とする。
本発明は波長可変レーザアレイを構成する波長可変レーザに対して、切替時間を短縮化するために印加した追加制御電流によって生じたチップの温度上昇に伴い生じた波長ずれ(長波長化)を補正する事が出来るため、レーザを正確な波長で動作させることができる。また、波長選択型光パケットスイッチや光バーストスイッチのような高速切替のアプリケーションにおいて中心波長からのずれを低減できるので、有効な波長可変光源として適用する事が出来る。
本発明の1実施形態に係るレーザアレイを示す平面図である。 波長を変更するために制御層に印加する電流の値を変化させたときの、発振周波数の時間的変化を示す図である。 図1のレーザアレイのチップ温度と発振波長との関係を示す図である。 図1のレーザアレイにおける、非特許文献2に記載の方法により熱補償を行った場合のレーザ活性層及びレーザ制御層の設定電流である。 図1のレーザアレイ中の任意の1のTDA−DFBレーザにおける、波長変更を行う際の制御電流と安定後の発振波長との関係を示す図である。
[レーザアレイの構成]
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形態にかかる波長選択スイッチのレーザアレイ100を示す上面図である。レーザアレイ100は、電流制御型の波長可変レーザであるTDA−DFBレーザアレイであり、半導体基板110と、半導体基板110上に設けられたレーザ活性層111a〜416a、111b〜116b、111c〜116cと、半導体基板110上に設けられたレーザ制御層121a〜126a、121b〜126b、121c〜126cとを備える。レーザ活性層111a〜111cとレーザ制御層121a〜121cとは、それぞれが基板上に設けられ、半導体基板110上において交互に配置されTDA−DFBレーザ101を形成する。レーザ活性層112a〜116a、112b〜116b、112c〜116cとレーザ制御層122a〜126a、122b〜126b、122c〜126cとについても、半導体基板110上において交互に配置されTDA−DFBレーザ102〜106を形成する。TDA−DFBレーザ101〜106は、それぞれ並列に配置されている。
また、レーザアレイ100は、レーザ活性層111a〜116a、111b〜116b、111c〜116cとそれぞれ接続された電極131〜136と、電極131〜136にそれぞれ接続された増幅器181〜186と、増幅器181〜186にそれぞれ接続されたDAコンバータ171〜176とを備える。また、レーザアレイ100は、レーザ制御層121a〜126a、121b〜126b、121c〜126cとそれぞれ接続された電極141〜146と、電極141〜146にそれぞれ接続された増幅器191〜196と、増幅器191〜196にそれぞれ接続されたDAコンバータ151〜156と、DAコンバータ171〜176及びDAコンバータ151〜156に接続された制御装置170とを備える。レーザ活性層111a〜111cはDAコンバータ171から増幅器181及び電極131を介して制御装置170からの信号が変換された電流が印加されレーザ光を発振する。レーザ活性層112a〜116cもそれぞれDAコンバータ172〜176から増幅器182〜186及び電極132〜136を介して制御装置170からの信号が変換された電流が印加されレーザ光を発振する。
レーザ制御層121a〜121cはDAコンバータ151から増幅器191及び電極141を介して、制御装置170からの信号が変換された電流が印加され、屈折率を変化させることにより出力光の波長が制御される。レーザ制御層122a〜126cもそれぞれDAコンバータ152〜156から増幅器192〜196及び電極142〜146を介して、制御装置170からの信号が変換された電流が印加され、屈折率を変化させることにより出力光の波長が制御される。
また、レーザアレイ100は、各TDA−DFBレーザからの出力光を導波する導波路161〜166と、導波路161〜166を導波した出力光を合波する光結合器であるMMI(多モード干渉)カプラ167と、最終段で出力光の強度を調整するSOA(半導体増幅器)168と、SOA168からの出力光を導波して出力する導波路169と、SOA168に接続された電極137とを備える。各TDA−DFBレーザの発振光は、後段に配置された導波路161〜166を介してMMIカプラ167により1つに合波され、SOA168を経た後に、出力光として導波路169から出力される。SOA168は、電極137を介して、外部から電流が供給される。
また、レーザアレイ100は、半導体基板110に設けられた温度検出装置157及びペルチェ素子158と、温度検出装置157に接続された電極147と、ペルチェ素子158に接続された電極148と、電極147及び148に接続された制御装置159とを備える。
[レーザアレイの熱補償]
次に、本実施例における波長選択スイッチのレーザアレイの発振光の波長制御の方法について説明する。波長選択スイッチのTDA−DFBレーザアレイにおいて波長を変更する場合、波長の範囲に応じて2種類の方法がある。第1の方法は、発振を行っている第1のTDA−DFBレーザの可変波長範囲内で波長を変化させる場合である。この場合は第1のTDA−DFBレーザの制御層に印加する電流のみを変化させる。この方法では制御層に印加する電流の変化量と正の相関を持つ周波数変動が観測される。従って制御電流変化量が大きい、すなわち波長を大きく変動させる場合には、波長を変更してから波長が安定するまでの時間が遅くなってしまうが、これについては発振を行う第1のTDA−DFBレーザに隣接する第2のTDA−DFBレーザの制御層に電流を印加することにより熱補償を用いれば、波長ドリフトを低減でき、結果として波長を変更してから波長が安定するまでの時間を短くすることが出来る。
第2の方法は、比較的波長の変化量が大きい場合、即ち発振を行っている第1のTDA−DFBレーザの可変波長範囲を超えた波長変化をさせる場合であるが、このような場合には第1のTDA−DFBレーザから他の第3のTDA−DFBレーザに発振を切り替えることにより発振光の波長を切り替える。第1のTDA−DFBレーザから第3のTDA−DFBレーザに発振を切り替える場合、TDA−DFBレーザの制御層に印加する電流だけでなく、活性層に印加する電流の変化も伴うため、第1の方法に比べて各TDA−DFBレーザの電流変化量が大きい、すなわち波長ドリフトも大きい。従って、結果として波長を変更してから波長が安定するまでの時間も大きくなってしまう。この場合、非特許文献2において、TDA−DFBレーザアレイのすべてのTDA−DFBレーザの制御層に予め電流を印加して、TDA−DFBレーザにおいて発生する発熱量を波長変更前後において一定とすることにより、半導体基板における温度変化を抑制し、温度変化による屈折率変化を抑制する。
非特許文献2においては、波長選択スイッチのTDA−DFBレーザアレイにおいて波長を変更する際に、変更する波長の値が決定していない場合に、第1の方法による波長の変更を行う場合、及び第2の方法により波長の変更を行う場合の双方の場合における温度変化による屈折率変化に対応するために、TDA−DFBレーザアレイの熱補償を行い、波長ドリフトを低減し、波長が安定するまでの時間を短縮する。
具体的には、波長の変更による熱補償を行うために、発振を行う第1のTDA−DFBレーザ以外のTDA−DFBレーザの制御層すべてに対し、追加的に予め電流を印加して、半導体基板(チップ)内の熱分布を緩和する。
まず、波長選択スイッチのTDA−DFBレーザアレイにおいて第1の値の波長を出力するために、発振を行うTDA−DFBレーザである第1のTDA−DFBレーザの活性層及び制御層に所望の値の電流を印加する。次に、その後のTDA−DFBレーザアレイにおける波長変更において上記第1の方法により波長変更が行われる場合に対応するために、第1のTDA−DFBレーザに隣接する第2のTDA−DFBレーザの制御層に、所望の電流を印加する。第2のTDA−DFBレーザの制御層に電流を印加することにより、第1のTDA−DFBレーザの可変波長範囲内で波長を変更する場合(上記第1の方法による波長変更)に、第1のTDA−DFBレーザの熱補償を行うことができるため、波長を変更してから波長が安定するまでの時間を短縮することができる。
さらに、第1のTDA−DFBレーザ及び第2のTDA−DFBレーザ以外のTDA−DFBレーザの制御層にも、電流を印加する。その後のTDA−DFBレーザアレイにおける波長変更において上記第2の方法により波長変更が行われる場合に対応するためである。ここで、第1及び第2のTDA−DFBレーザ以外のTDA−DFBレーザの制御層には、すべて同一の電流値を設定する。各レーザに同一の電流値を設定することにより、発振を行うレーザ付近のみに偏ってしまうチップ内の熱を広範囲に分布して波長の変更に対する熱補償を行うことができ、第1のTDA−DFBレーザ以外の他の任意のTDA−DFBレーザ(第3のTDA−DFBレーザとする)に発振を切り替えて波長を変更する場合(上記第2の方法による波長変更)にも、波長を変更してから波長が安定するまでの時間を短縮することが可能となる。
次に、波長選択スイッチのTDA−DFBレーザアレイにおいて波長を変更して、第2の値の波長を出力するが、このとき、第1の方法により波長を変更する場合、発振を行っている第1のTDA−DFBレーザの制御層に印加する電流値を変更することにより、波長を変更する。また、このとき、第1のTDA−DFBレーザに隣接する第2のTDA−DFBレーザに印加する電流も変更して、波長変更前の第1のTDA−DFBレーザの制御層に印加する電流値と第2のTDA−DFBレーザの制御層に印加する電流値との合計が、波長変更後の第1のTDA−DFBレーザの制御層に印加する電流値と第2のTDA−DFBレーザの制御層に印加する電流値との合計と、同一になるようにする。第1のTDA−DFBレーザに隣接する第2のTDA−DFBレーザに電流を印加することにより、さらなる第1の方法による波長変更に対する熱補償を行うためである。なお、第1及び第2のTDA−DFBレーザ以外のTDA−DFBレーザの制御層に印加する電流値は、波長変更前と同一である。さらなる第2の方法による波長変更に対する熱補償を行うためである。
一方で、第2の方法により波長を変更する場合、第1のTDA−DFBレーザから第3のTDA−DFBレーザに切り替えて発振を行うために、第3のTDA−DFBレーザの活性層及び制御層に電流を印加する。また、熱補償を行うための第3のTDA−DFBレーザに隣接するTDA−DFBレーザ(第4のTDA−DFBレーザとする)の制御層にも電流を印加する。
ここで、切替先の第3のTDA−DFBレーザの活性層には第1のTDA−DFBレーザに印加した電流の値と同一の値の電流を印加する。また、第4のTDA−DFBレーザの制御層に印加する電流値は、発振を行う第3のTDA−DFBレーザの制御層の電流値に対して相補的な値に設定して、第3のTDA−DFBレーザを熱補償用に用いる。具体的には、第3のTDA−DFBレーザの制御層に印加する電流値と第4のTDA−DFBレーザの制御層に印加する電流値の合計が、チャネル1において第1のTDA−DFBレーザ制御層に印加した電流値と第2のTDA−DFBレーザの制御層に印加した電流値との合計値となるように設定する。さらなる第1の方法による波長変更に対する熱補償を行うためである。また、第3のTDA−DFBレーザおよび第4のTDA−DFBレーザ以外のTDA−DFBレーザの制御層にも電流を印加する。さらなる第2の方法による波長変更に対する熱補償を行うためである。印加する電流値は、チャネル1において第1のTDA−DFBレーザ及び第2のTDA−DFBレーザ以外のTDA−DFBレーザの制御層に印加した電流値と同一の電流値とする。
非特許文献2においては、チャネル1とチャネル2では全ての活性層電流と制御電流の和が一定になるように設定する。これは、チャネル1とチャネル2の総電流の合計値が変わってしまうと、チップ温度が安定せず振動してしまうことにより、発振波長も安定しないためである。また、印加電流を一定としているが、印加する電力を一定としてもよい。
なお、第1及び第2(又は第3及び第4)のTDA−DFBレーザ以外のTDA−DFBレーザの制御層追加的に印加する電流は、すべて同一の電流値でなくとも、発振を行うレーザ付近のみに偏ってしまうチップ内の熱を広範囲に分布できるように設定できれば良い。例えば、発振しているレーザから離れているレーザほど、制御層に印加する電流の値を大きくしても良い。
[レーザアレイの温度校正]
非特許文献2においては、このように各TDA−DFBレーザの制御層に印加する電流値を設定することで、発振を行うレーザ付近だけでなく、チップ(半導体基板)全体に熱を加えることができ、さらに任意のTDA−DFBレーザに発振を切り替えて波長を変更したときにも、波長を変更してから波長が安定するまでの時間を短縮することが可能となる。
しかし、波長を変更してから波長が安定するまでの時間を短縮するためにレーザアレイ100の全体のチップ温度を上昇させて熱補償を行った場合の発振波長は、熱補償を行わない場合の発振波長と異なることがある。熱補償を行わずにTDA−DFBレーザの制御層に電流を印加した場合の発振波長を目標の発振波長と考えた場合、熱補償を行った場合の実際の発振波長と、目標の発振波長との間で、ずれが生じてしまう。この発振波長(発振周波数)のずれについて説明する。
まず、電流注入による波長(周波数)の変更を行った場合の任意のTDA−DFBレーザの実際の周波数の変動について説明する。図2は、上記第1の方法又は第2の方法により波長を変更するために、制御層に印加する電流の値を変化させたときの、発振周波数の時間的変化を示す図である。図2において、発振周波数の時間的変化は実線201により表され、制御電流の時間的変化は一点鎖線202により表されている。切替前の制御電流値をA1、切替後の制御電流値をA2で示している。一方、切替前の発振周波数H1は制御電流がA1からA2切り替わることにより(切替211)、図2に示すような変動を経る。この時、まずキャリア効果によって一度高周波側に大きく変動し、目標の発振周波数(熱補償を行わない場合の発振周波数)H2を上回り、H3になる。このとき、最大周波数値と目標周波数値との差(H3−H2)に相当する値ΔHmaxを最大周波数ずれと呼ぶ。その後、熱の発生に伴い徐々に低周波数側に周波数変動が起こり、一定の発振周波数の値H4に安定する。ここで、最終的にH4は切替後の目標の発振周波数値H2を下回る場合があり、切り替え後の目標周波数と収束周波数値との差(H2−H4)に相当する値ΔHconを、収束周波数ずれと呼んでいる。
本発明においては、この収束周波数ずれを低減するために、レーザアレイ100のチップ上にペルチェ素子158を配置し、ペルチェ素子158を使用してチップ温度の校正を行ない、目標の発振周波数(波長)を得る。図3は、レーザアレイ100のチップ温度と発振波長との関係を示す図である。レーザアレイ100の発振波長はチップ温度が上昇するのに伴って長波長側に変化する。すべてのTDA−DFBレーザに制御電流を印加することによって、図3において、チップ温度はB1となる。このとき、レーザアレイ100の発振波長の値はI1である。ここで、レーザアレイ100の発振波長の値を、目標の発振波長I2に戻すため、レーザアレイ100のチップ温度をB2に下げなければならない。レーザアレイ100のチップ温度を下げるためには、レーザアレイ100のチップ上に設けられたペルチェ素子158に電圧を印加することにより、レーザアレイ100のチップを冷却することができる。従って、レーザアレイ100のチップ上に設けられたペルチェ素子158に電圧を印加することにより、レーザアレイ100のチップ温度をB2に校正し、所望の発振波長I2を発振するように制御することができる。この場合、制御装置159において収束周波数ずれΔHconを算出する。一方で、温度検出装置157によりレーザアレイ100のチップ温度を検出して、制御装置159に送信する。制御装置159において、収束周波数ずれΔHconとレーザアレイ100のチップ温度とから、レーザアレイ100のチップを調整(冷却)する温度の校正値を算出する。次に、算出した調整(冷却)の温度だけ、ペルチェ素子158がチップを調整(冷却)するために、調整(冷却)温度に対応した、ペルチェ素子158に印加すべき電流値を算出・設定した上で、ペルチェ素子158に設定した電流を印加してチップ温度を調整(冷却)する。
チップ温度を校正した上で上述の通り第1の方法及び第2の方法で波長の変更を行うことにより、レーザアレイ100の収束周波数ずれを低減することができる。
なお、レーザアレイ100から出力される発振波長の収束値が、目標の発振波長に満たない場合(発振周波数が、目標の周波数よりも大きい場合)は、ペルチェ素子158に電流を印加して、チップ温度を上昇させ、目標の発振波長を得ることができる。
[実施例]
ここで、本発明のレーザアレイの発振光の波長制御の具体的な例(実施例)を説明する。まず、非特許文献2に記載の方法により、レーザ制御層に追加的に電流を印加してTDA−DFBレーザの熱補償を行う場合の設定電流について説明する。
図4は、図1のレーザアレイ100における、非特許文献2に記載の方法により熱補償を行った場合のレーザ活性層及びレーザ制御層の設定電流である。
まず、TDA−DFBレーザ103のレーザ活性層113に80mAの電流を印加し、TDA−DFBレーザ103のレーザ制御層123に10mAの電流を印加する。この際各TDA−DFBレーザの熱補償を行うために、まずは隣接のTDA−DFBレーザ104のレーザ制御層124に対して35mAの電流を印加する。これは、その後のTDA−DFBレーザアレイにおける波長変更において上記第1の方法により波長変更が行われる場合の熱補償を行うために必要な電流である。このときのTDA−DFBレーザ104の発振周波数は192.0THz(チャネル1)であった。
更にTDA−DFBレーザ103および104以外のTDA−DFBレーザ101〜102、105〜106のレーザ制御層121〜122、125〜126に予め10mAの電流を印加する。その後のTDA−DFBレーザアレイにおける波長変更において上記第2の方法により波長変更が行われる場合に対応するためである。レーザ制御層121〜122、125〜126に予め同一の電流値を設定することにより、発振を行うレーザ付近のみに偏ってしまうチップ内の熱を広範囲に分布してチップ内の熱分布を予め緩和しておくことができ、上記第2の方法による波長の変更に対する熱補償を行うことができる。
次に、波長選択スイッチのTDA−DFBレーザアレイ100において波長の変更を行うが、上記第2の方法により波長を変更する。ここで選択されるTDA−DFBレーザはTDA−DFBレーザ105である。まず、TDA−DFBレーザ105のレーザ活性層115に80mAの電流を印加し、TDA−DFBレーザ105のレーザ制御層125に15mAの電流を印加する。このときのTDA−DFBレーザ105の発振周波数は193.3THz(チャネル2)であった。また、更なるTDA−DFBレーザアレイにおける波長変更において上記第1の方法により波長変更が行われる場合に対応するためにTDA−DFBレーザ105の熱補償を行う。熱補償は、隣接するTDA−DFBレーザ104の制御層124に対して30mAの電流を印加するが、この電流値は、発振を行うTDA−DFBレーザ105の制御層に印加する電流の設定値に対し、相補的な値に設定する必要がある。具体的には、TDA−DFBレーザ105の制御層125に印加する電流値とTDA−DFBレーザ104の制御層124に印加する電流値との合計値が、チャネル1においてTDA−DFBレーザ103の制御層123に印加した電流値とTDA−DFBレーザ104の制御層124に印加した電流値との合計値と同一になるように設定する。
次に、TDA−DFBレーザ105および104以外の各TDA−DFBレーザ101〜103、106のレーザ制御層121〜123、126に予め10mAの電流を印加する。さらなるTDA−DFBレーザアレイにおける波長変更において上記第2の方法により波長変更が行われる場合に対応するためである。
次に、レーザアレイ100のチップ温度の校正を行う。図5は、レーザアレイ100中の任意の1のTDA−DFBレーザにおける、波長変更を行う際の制御電流と安定後の発振波長との関係を示す図である。ここで、実線501は熱補償を行うために各TDA−DFBレーザの制御層に追加的に電流を印加した場合を示し、破線502は熱補償を行わない場合を示している。
本実施例において、ある電流値C1を、任意のDFBレーザの制御層に印加する際、上述の非特許文献2に記載の方法により熱補償を行なうと、一定時間経過後、発振周波数はB1に安定した。一方、熱補償を行なわずに、ある電流値C1を、任意のDFBレーザの制御層に印加すると、一定時間経過後、発振周波数はB2に安定した。このときの発振周波数の数値の差(周波数ずれ:J1−J2)は、2GHzあった。このとき、ペルチェ素子に電流を印加して、レーザアレイ100のチップ温度を下げるための温度を算出する。ここで、2GHzの周波数差は、波長差に換算すると0.16nmに相当する。半導体レーザの発振波長は1℃上昇すると0.1nm長波長(低周波数)にシフトする事から、0.16nmの波長ずれは1.6℃温度が上昇した事に相当する。従って、ペルチェ素子の設定値を1.6℃下げるようにペルチェ素子に電流を印加する。そうすると、発振周波数は、B2となった。従って、本実施例において、校正温度は1.6℃とした。
レーザアレイ100のチップ温度の校正値を1.6℃として、ペルチェ素子の設定値を1.6℃下げるように電流を印加したうえで、さらに、図3の通りにTDA−DFBレーザ103への電流印加とTDA−DFBレーザ105への電流印加とを1msごとに切替え、192.0THzの発振周波数(チャネル1)と193.3THzの発振周波数(チャネル2)とを交互に得る。切替えたときから目標周波数の10GHz内に入った時間を切り替え時間と定義した場合、本制御方法では、切り替え時間は38μs、この時の切替後1msにおける目標周波数に対する収束周波数ずれは20MHzとなり、大幅な低減を図る事が出来た。
波長可変レーザ(TDA−DFBレーザ)の発振波長を高速かつ正確に変化させることができるため、光パケットスイッチや光バーストスイッチのような、波長の高速切替が要求されるアプリケーションへ適用可能な波長可変レーザを実現することができる。
100 レーザアレイ
101〜106 TDA−DFBレーザ
110 半導体基板
111a〜116c レーザ活性層
121a〜126c レーザ制御層
131〜137、141〜148 電極
141〜146、181〜186 増幅器
151〜156、171〜176 DAコンバータ
157 温度検出装置
158 ペルチェ素子
161〜166、169 導波路
167 MMIカプラ
168 SOA
159、170 制御装置

Claims (2)

  1. 複数の波長可変レーザの出力波長を変更して可変制御する波長可変レーザアレイであって、
    基板上に形成され、独立に電流を印加できる活性層及び制御層を有する電流制御型の複数の波長可変レーザであって、複数の波長可変レーザのうちの発振を行っている第1の波長可変レーザの動作中に、隣接する第2の波長可変レーザの制御層に電流を印加して、2つの波長可変レーザに印加する電流の合計値が、可変制御を行う前後で同一となるようにする第1の熱補償と、前記第1および前記第2の波長可変レーザ以外のすべての波長可変レーザの制御層に電流を印加して、前記複数の波長可変レーザに印加する電流の合計値が、可変制御を行う前後で同一となるようにする第2の熱補償が行われる、波長可変レーザと、
    前記基板上に設けられたペルチェ素子であって、前記第1および前記第2の熱補償を行ったときの前記波長可変レーザアレイから出力されるレーザ光の実際の発振波長が、前記第2の熱補償を行わなかったときの目標の発振波長となるように、前記実際の発振波長と前記目標の発振波長との差分から求められた、前記基板の温度を調整するための温度の校正値に対応した電流が印加されている、ペルチェ素子と
    を備えることを特徴とする波長可変レーザアレイ。
  2. 独立に電流を印加できる活性層及び制御層を有する電流制御型の複数の波長可変レーザと、ペルチェ素子とを備え、前記複数の波長可変レーザの出力波長を変更して可変制御する、波長可変レーザアレイの波長を制御する方法であって、
    前記複数の波長可変レーザのうち発振を行っている第1の波長可変レーザの動作中に、隣接する第2の波長可変レーザの制御層に電流を印加して、2つの波長可変レーザに印加する電流の合計値が、可変制御を行う前後で同一となるようにする第1の熱補償と、前記第1および前記第2の波長可変レーザ以外のすべての波長可変レーザの制御層に電流を印加して、前記複数の波長可変レーザに印加する電流の合計値が、可変制御を行う前後で同一となるようにする第2の熱補償を行うことと、
    前記第1および前記第2の熱補償を行ったときの前記波長可変レーザアレイから出力されるレーザ光の実際の発振波長と、前記第2の熱補償を行わなかったときの目標の発振波長との差分を求め、前記実際の発振波長が前記目標の発振波長となるように、前記差分から前記波長可変レーザアレイのチップ温度を調整するためのチップ温度の校正値を算出することと、
    前記ペルチェ素子に、前記校正値に対応した値の電流を印加し、前記校正値の分だけ前記波長可変レーザアレイのチップ温度を調整することと
    を含むことを特徴とする波長可変レーザアレイの波長を制御する方法。
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