JP6508549B2 - レーザ加工装置 - Google Patents
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Description
本発明は、レーザ加工装置に関し、とりわけパルスレーザ光を照射することにより、被加工物基板上の機能デバイス領域を画定する分割領域に溝状の開口部(ストリート)を形成するレーザ加工装置に関する。
シリコンまたはサファイヤ等の被加工物基板のストリートに沿ってパルスレーザ光線を照射すると、シリコンまたはサファイヤ等の被加工物基板の構成要素が溶融し、融解屑(デブリ)が飛散または反跳する。融解デブリは、エネルギ密度が高いレーザ光線を受けて、例えばシリコン原子と電子が電離し、陽イオンと電子に別れて運動しているプラズマを形成する。こうしたプラズマは、レーザ励起プラズマと呼ばれ、レーザ光線のパルスが短いほど、反跳する融解デブリは、初速度が大きくなり、微紛化しやすいため、質量が小さい数多くのデブリがレーザ光線照射位置(ストリート)からより遠くに飛散する傾向にある。
こうしたデブリは、ストリートに隣接する機能デバイス領域に形成された電子回路または電気的接点(バンプ)に付着または堆積すると、電子回路等の機能が損なわれる可能性がある。
またレーザ加工装置は、ストリートに沿って被加工物基板を移動させながらパルスレーザ光線を照射するものである。レーザ励起プラズマは、被加工物基板の移動に伴って変位するが、各パルスレーザの短い間隔では実質的に形態が維持される。またレーザ励起プラズマは、粒状の固体デブリとは異なり、固有の屈折率を有し、レーザ光線がレーザ励起プラズマ内を通過すると、所望のストリート位置に集光せず、加工ラインが蛇行することがある。
図7は、従来技術に係るレーザ加工装置において、被加工物基板Wを図中左方向に移動させながらパルスレーザ光線を照射するとき、レーザ光線b1により形成されたレーザ励起プラズマP1の形態を示す拡大概念図である。図7(a)のレーザ光線b1は、最初に基板Wに照射されたものであり、これによって、図7(b)に示すように、基板Wを構成するシリコンまたはサファイヤ等が溶融し、レーザ励起プラズマP1が形成される。基板Wが図中左方向に移動して、2回目のレーザ光線b2が照射されたとき、図7(c)に示すように、1回目のレーザ光線b1により生じたレーザ励起プラズマP1が依然としてレーザ光線b2の光路上に残存している。このとき照射されたレーザ光線b2は、空気とは異なる固有の屈折率を有するレーザ励起プラズマP1によって、屈折するため、レーザ光線の加工ラインが蛇行する。
一方、特許文献1には、被加工物にレーザ光線が照射されることによって生成されるデブリ等の粉塵を、レーザ光線の光路を妨げることなく排出することができるレーザ加工装置が提案されている。特許文献1に記載のレーザ加工装置は、被加工物基板を移動させながらパルスレーザ光線を照射するものであるが、粉塵排出手段を構成するエア供給手段は、被加工物基板の移動方向と同一方向にエアが供給されるように構成されている(特許文献1の図6)。これにより、図7(d)に示すように、レーザ光線の照射により生じるデブリ等の粉塵をレーザ光線の光路から排出しようとするものである。
しかしながら、一般的なレーザ加工装置は、生産性を向上させるために、レーザ光線の照射位置が1つのストリートに沿って基板の一方の端部から他方の端部まで移動した後、平行な別のストリートに沿って基板の他方の端部から一方の端部まで移動するように基板を往復移動させる。特許文献1に記載のレーザ加工装置は、エア供給手段が空気を一定の方向に供給するように構成されている。したがって、特許文献1に記載のレーザ加工装置において、基板Wを図7(d)に示す方向とは逆の方向に移動させる場合、図7(c)に示すように、先のレーザ光線b1により生じたレーザ励起プラズマP1が、後のレーザ光線b2の光路上に実質的に残存するため、レーザ光線b2はレーザ励起プラズマpにより屈折して、レーザ光線の加工ラインが蛇行してしまう。
そこで本発明に係る第1の態様は、レーザ加工装置を提供するものであって、このレーザ加工装置は、基板を保持し、少なくとも第1の方向に移動可能なステージと、前記ステージに保持された前記基板にレーザ光を照射することにより前記基板を加工するレーザ光源と、前記レーザ光源と前記ステージとの間に配置され、第1の開口部から第2の開口部まで前記第1の方向と直交する第2の方向に沿って延びる第1の光路を含み、前記レーザ光が前記第1の光路を貫通する吸塵ダクトと、前記吸塵ダクトの下流側に配置され、前記吸塵ダクト内の空気を第1の方向とは逆の方向に吸引する空気吸引部と、を備え、前記吸塵ダクトは、前記第1および第2の方向と直交する第3の方向において対向する一対の導風板を有し、前記一対の導風板は、その間隔が前記第1の光路を挟む光路領域において最も狭く、前記光路領域の上流領域および下流領域において前記光路領域から離れるほど広くなるように形成される。
本発明の態様に係るレーザ加工装置によれば、レーザビームによる加工ラインの蛇行を防止するとともに、基板周辺および加工チャンバに付着するデブリを実質的に低減することができる。
添付図面を参照して本発明に係るレーザ加工装置1の実施形態を以下説明する。実施形態の説明において、理解を容易にするために方向を表す用語(たとえば「上下」、「左右」、「前後」、および「X,Y,Z」など)を適宜用いるが、これは説明のためのものであって、これらの用語は本発明を限定するものでない。なお各図面において、レーザ加工装置1の各構成部品の形状または特徴を明確にするため、これらの寸法を相対的なものとして図示し、必ずしも同一の縮尺比で表したものではない。
図1は、本発明の実施形態に係るレーザ加工装置1の斜視図である。本発明の実施形態に係るレーザ加工装置1は、概略、支持基台と、支持基台に固定された移動機構(ともに図示せず)と、移動機構を用いて図1に示すX方向およびY方向に移動可能なステージ10と、ステージ10に保持された被加工物基板W(単に基板WまたはワークWともいう。)にレーザビームを照射することにより基板Wを加工するレーザ光源20とを備える。さらに本発明の実施形態に係るレーザ加工装置1は、基板Wにレーザビームを照射したことにより生じたレーザ励起プラズマおよびデブリを吸引する吸塵ポンプ(図示せず)および吸塵ダクト32を含む吸塵機構30を備える。またレーザ加工装置1は、デブリがレーザ光源20に付着することを防止するための防塵機構60を備えていてもよい。
(移動機構)
詳細図示しないが、移動機構は、静止した支持基台に固定され、ステージ10をX方向およびY方向に移動可能に支持するものであれば、任意の構成を有するものであってもよく、例えばX方向およびその逆の方向(−X方向)に移動可能なX軸移動手段と、X軸移動手段とは独立して、Y方向およびその逆の方向(−Y方向)に移動可能なY軸移動手段とを有するものであってもよい。
詳細図示しないが、移動機構は、静止した支持基台に固定され、ステージ10をX方向およびY方向に移動可能に支持するものであれば、任意の構成を有するものであってもよく、例えばX方向およびその逆の方向(−X方向)に移動可能なX軸移動手段と、X軸移動手段とは独立して、Y方向およびその逆の方向(−Y方向)に移動可能なY軸移動手段とを有するものであってもよい。
(テーブル)
ステージ10は、移動機構を用いてX方向およびY方向に移動可能なものであれば、任意の構成を有するものであってもよい。またステージ10は、半導体基板等の被加工物基板Wを保持するように構成されている。図1では、ステージ10は、その上に直接的に(例えば静電吸着により)基板Wを保持するように図示されているが、保護テープに固着された環状のフレーム(搬送キャリア)を用いて、保護テープを真空吸着することにより、同様に保護テープに固着された基板Wを間接的に保持するものであってもよい。
ステージ10は、移動機構を用いてX方向およびY方向に移動可能なものであれば、任意の構成を有するものであってもよい。またステージ10は、半導体基板等の被加工物基板Wを保持するように構成されている。図1では、ステージ10は、その上に直接的に(例えば静電吸着により)基板Wを保持するように図示されているが、保護テープに固着された環状のフレーム(搬送キャリア)を用いて、保護テープを真空吸着することにより、同様に保護テープに固着された基板Wを間接的に保持するものであってもよい。
(被加工物基板)
被加工物基板Wは、複数の素子領域Wcと、各素子領域Wcを画定する格子状の分割領域Wd(ストリート)とを有する。基板Wは、分割領域WdがX方向およびY方向に沿って配置されるようにステージ10に位置合わせされる。各素子領域Wcには所望の電子回路が形成され、基板Wを分割領域Wdで切断することにより、各素子領域Wcに形成された電子回路を含む個々の半導体チップが形成される。基板Wは、例えばシリコン(Si)、ガリウム砒素(GaAs)、窒化ガリウム(GaN)、炭化ケイ素(SiC)等により構成されている。
被加工物基板Wは、複数の素子領域Wcと、各素子領域Wcを画定する格子状の分割領域Wd(ストリート)とを有する。基板Wは、分割領域WdがX方向およびY方向に沿って配置されるようにステージ10に位置合わせされる。各素子領域Wcには所望の電子回路が形成され、基板Wを分割領域Wdで切断することにより、各素子領域Wcに形成された電子回路を含む個々の半導体チップが形成される。基板Wは、例えばシリコン(Si)、ガリウム砒素(GaAs)、窒化ガリウム(GaN)、炭化ケイ素(SiC)等により構成されている。
(レーザ光源)
レーザ光源20は、支持基台(図示せず)に固定されている。レーザ光源20は、ステージ10に保持された基板Wにレーザビームを照射することにより基板Wを加工するものであって、とりわけ基板Wの分割領域Wdにレーザビームを照射することによりレーザアブレーションによるグルービング加工を行うものであれば任意のものを採用することができ、例えばYAGレーザであってもよい。
レーザ光源20は、支持基台(図示せず)に固定されている。レーザ光源20は、ステージ10に保持された基板Wにレーザビームを照射することにより基板Wを加工するものであって、とりわけ基板Wの分割領域Wdにレーザビームを照射することによりレーザアブレーションによるグルービング加工を行うものであれば任意のものを採用することができ、例えばYAGレーザであってもよい。
(吸塵機構)
吸塵機構30は、レーザ光源20とステージ10上の基板Wとの間に配置され、吸塵ダクト32と、ベンチュリポンプで構成された吸塵ポンプ(図示せず)とを含む。本願では、吸塵ポンプを空気吸引部ともいう。図2は、図1に示すレーザ加工装置1から、ステージ10、基板W、レーザ光源20、および後述する防塵機構60を省略した吸塵機構30の吸塵ダクト32のみを示す一部破断斜視図である。図3(a)は、図2の吸塵ダクト32を下(Z方向)から見た底面図であり、図3(b)は、図2のIIIB−IIIB線(Y方向)から見た吸塵ダクト32の断面図である。
吸塵機構30は、レーザ光源20とステージ10上の基板Wとの間に配置され、吸塵ダクト32と、ベンチュリポンプで構成された吸塵ポンプ(図示せず)とを含む。本願では、吸塵ポンプを空気吸引部ともいう。図2は、図1に示すレーザ加工装置1から、ステージ10、基板W、レーザ光源20、および後述する防塵機構60を省略した吸塵機構30の吸塵ダクト32のみを示す一部破断斜視図である。図3(a)は、図2の吸塵ダクト32を下(Z方向)から見た底面図であり、図3(b)は、図2のIIIB−IIIB線(Y方向)から見た吸塵ダクト32の断面図である。
吸塵ダクト32は、図2に示すように、吸塵ポンプおよび可撓性ホース(ともに図示せず)を介して連結される導管33と、導管33に接続される第1の筐体部34と、第1の筐体部34に接続される第2の筐体部36と、を有する。第1の筐体部34および第2の筐体部36は、吸塵ポンプで吸引された空気をX方向に案内するように筒状に構成されている。吸塵ダクト32は、図2では、矩形形状の断面を有するものとして図示したが、これに限定されるものではなく、円形形状の断面を有するものであってもよい。
なお吸塵機構30は、デブリを含む空気を吸塵ダクト32内に吸引して、レーザ加工装置1を包囲する加工チャンバ(図示せず)の外部に排出するものであるため、導管33に接続される可撓性ホースは、加工チャンバの外部に延出するように配置される。吸塵機構30の吸塵ポンプ(ベンチュリポンプ)は、加工チャンバの外部において、可撓性ホースに連結される。
第2の筐体部36は、その天板37に第1の開口部38を有し、その底板39に第2の開口部40を有する。レーザ光源20からのレーザビームは、第1の開口部38に入射し、第1の開口部38から第2の開口部40までの光路(便宜上、第1の光路ともいう。)を通って、第2の開口部40から出射して、ステージ10上の基板Wに照射される。第1の開口部38は、図2の斜視図では点線楕円で示し、図3(a)では中心C1を有する円として示す。一方、第2の開口部40は、図3(a)において中心C2を有する略楕円として示す。詳細後述するが、第2の開口部40の中心C2は、第1の開口部38の中心C1に対してX方向に位置ずれしている。デブリを含む空気は第2の開口部40から吸塵ダクト32内に吸引される。
一般に、レーザビームは、その光強度がガウシアン分布を有する。そこで第1の開口部38は、レーザビームのピーク強度が1/e2(約86%)となるビーム幅以上の径を有することが好ましい。またレーザビームの全体が第1の開口部38を貫通することができるように、第1の開口部38は、ビーム幅の1.2倍以上の径を有することがさらに好ましい。
また第2の筐体部36は、Y方向に対向する一対の導風板(瀬切板)50a,50bを有する。さらに、第2の筐体部36は、吸引される空気の流れの方向(X方向)において、その上流側に開放端52を有する。導風板50a,50bは、図3(a)および図3(b)に示すように、吸引される空気の流れの方向(X方向)において、下流側で第1の筐体部34に接続され、上流側で開放端52に接続される。また導風板50a,50bは、流線形に湾曲し、その間隔がレーザビームの光路を挟む光路領域Rpにおいて最も狭く、光路領域Rpの上流領域Ruおよび下流領域Rdにおいて光路領域Rpから離れるほど広くなるように形成されている。すなわち導風板50a,50bは、吸塵ポンプで吸引することにより開放端52から第2の筐体部36に取り込まれる空気が層流を形成するように、上流領域Ruおよび下流領域Rdにおいて光路領域Rpから離れるほど徐々に(連続的に)広くなるように形成されている。
このように本発明に係る一対の導風板50a,50bは、光路領域RpにおけるYZ断面の断面積を小さくすることにより、吸塵ポンプで吸引される空気の流速を、導風板50a,50bの間の光路領域Rpにおいて格段に増大させる機能を有する。本願において、上述の層流とは、吸引された空気が上流領域Ruおよび下流領域Rdにおいて乱流を形成することなく、流速の増大を阻害しないものを意図する。例えば、導風板50a,50bは、第1の光路に沿った(Z方向の)長さが37mm以上であり、光路領域Rpにおける間隔dがビーム径の1.2倍以上3倍以下となるように配置してもよい。また、導風板50a,50bは、使用吐出流量が7000NL/分の吸塵ポンプを用いて吸引される空気の流速(例えば約32m/s)を、導風板50a,50bの間の光路領域Rpにおいて約3.4倍(例えば約110m/s)あるいはそれ以上に増大させるように構成してもよい。また、一対の導風板50a,50bのZ方向の長さは、50mm以上となるように設計してもよい。
付言すると、前掲特許文献1の吸塵器は、矩形状の天壁と、その両側辺から延びる一対の側壁とによってコの字状に形成され、一定の断面積を有するものであるため、吸塵器内の吐出流量を増大させることはできない。
(防塵機構)
防塵機構60は、図1に示すように、レーザ光源20と吸塵ダクト32との間に配置された防塵ダクト64と、防塵ダクト64の上流側に配置された空気噴出部62とを備える。図4(a)は、防塵機構60を上(−Z方向)から見た平面図であり、図4(b)は、防塵機構60を側方(Y方向)から見た側面図である。
防塵機構60は、図1に示すように、レーザ光源20と吸塵ダクト32との間に配置された防塵ダクト64と、防塵ダクト64の上流側に配置された空気噴出部62とを備える。図4(a)は、防塵機構60を上(−Z方向)から見た平面図であり、図4(b)は、防塵機構60を側方(Y方向)から見た側面図である。
空気噴出部62は、防塵ダクト64の内部にX方向に空気を噴出するものであり、防塵ダクト64は、空気噴出部62から噴出された空気を案内するように筒状に構成され、下流側で開口端63を有する。また防塵ダクト64は、その上壁65に第3の開口部66を有し、その下壁67に第4の開口部68を有する。レーザ光源20からのレーザビームは、防塵ダクト64の第3の開口部66から第4の開口部68までの光路(便宜上、第2の光路ともいう。)を通った後、吸塵ダクト32の第1の開口部38に入射する(なお図4(a)では、第4の開口部68は第3の開口部66と重なって表示されている。)。すなわち吸塵ダクト32および防塵ダクト64は、それぞれの光路(第1および第2の光路)が位置合わせされるように配置され、レーザ光源20からのレーザビームは、第1および第2の光路を通ってステージ10上の基板Wに照射される。
また防塵ダクト64は、X方向に垂直な(YZ平面に平行な)断面が、第2の光路(第3および第4の開口部66,68)より上流側で実質的に同一の断面積を有し、第2の光路より下流側で連続的に増大する断面積を有するように構成してもよい。防塵機構60は、上述のように、レーザ加工時に生じたデブリがレーザ光源20(特に、その集光レンズ)に付着することを防止するためのエアカーテンとして機能するものである。よって、防塵ダクト64の下流側に設けた開口端63は、レーザ加工装置1を包囲する加工チャンバ内に配置されていてもよい。
(レーザ加工装置の全体構成)
上記説明したように、本発明の実施形態に係るレーザ加工装置1は、a)基板Wを保持し、少なくとも−X方向(X方向とは逆の方向)に移動可能なステージ10と、b)ステージ10に保持された基板Wにレーザビームを照射することにより基板Wを加工するレーザ光源20と、c)レーザ光源20とステージ10との間に配置され、第1の開口部38から第2の開口部40まで−Z方向に沿って延びる第1の光路を含み、レーザビームが第1の光路を貫通する吸塵ダクト32と、d)吸塵ダクト32の下流側に配置され、吸塵ダクト32内の空気をX方向に吸引する吸塵ポンプと、を備える。そして吸塵ダクト32は、Y方向において対向する一対の導風板50a,50bを有し、一対の導風板50a,50bは、その間隔が第1の光路を挟む光路領域Rpにおいて最も狭く、光路領域Rpの上流領域Ruおよび下流領域Rdにおいて光路領域Rpから離れるほど広くなるように形成される。
上記説明したように、本発明の実施形態に係るレーザ加工装置1は、a)基板Wを保持し、少なくとも−X方向(X方向とは逆の方向)に移動可能なステージ10と、b)ステージ10に保持された基板Wにレーザビームを照射することにより基板Wを加工するレーザ光源20と、c)レーザ光源20とステージ10との間に配置され、第1の開口部38から第2の開口部40まで−Z方向に沿って延びる第1の光路を含み、レーザビームが第1の光路を貫通する吸塵ダクト32と、d)吸塵ダクト32の下流側に配置され、吸塵ダクト32内の空気をX方向に吸引する吸塵ポンプと、を備える。そして吸塵ダクト32は、Y方向において対向する一対の導風板50a,50bを有し、一対の導風板50a,50bは、その間隔が第1の光路を挟む光路領域Rpにおいて最も狭く、光路領域Rpの上流領域Ruおよび下流領域Rdにおいて光路領域Rpから離れるほど広くなるように形成される。
また任意ではあるが、レーザ加工装置1は、エアカーテンとして機能する防塵機構60を備えてもよい。防塵機構60は、レーザ光源20と吸塵ダクト32との間に配置され、第3の開口部66から第4の開口部68まで−Z方向に沿って延びる第2の光路を含み、レーザビームが第2の光路を貫通する防塵ダクト64と、防塵ダクト64の上流側に配置され、X方向に防塵ダクト64内に空気を噴出する空気噴出部62と、をさらに備え、防塵ダクト64は、第1の光路と第2の光路とが位置合わせされるように配置される。
(レーザ加工装置の動作)
次に、図5および図6を参照しながら、レーザ加工装置1の動作について説明する。図5は、本発明の実施形態に係るレーザ加工装置1および基板Wを側方(Y方向)から見た側面図であり、図6は、本発明の実施形態に係るレーザ加工装置1において、レーザビームB1,B2が照射されたときのレーザ励起プラズマの形態を示す拡大概念図である。
次に、図5および図6を参照しながら、レーザ加工装置1の動作について説明する。図5は、本発明の実施形態に係るレーザ加工装置1および基板Wを側方(Y方向)から見た側面図であり、図6は、本発明の実施形態に係るレーザ加工装置1において、レーザビームB1,B2が照射されたときのレーザ励起プラズマの形態を示す拡大概念図である。
上述のように、移動機構は、X方向ならびにその逆の方向(−X方向)、およびY方向ならびにその逆の方向(−Y方向)にステージ10を移動可能に支持するものであるが、まず図5の左方向(−X方向)に移動させる場合について検討する。
ステージ10は、その上に静電吸着または真空吸着により基板Wを保持している。吸塵ポンプは、吸塵ダクト32内の空気を常にX方向に吸引する。吸塵ダクト32の第2の筐体部36は、一対の導風板(瀬切板)50a,50bによって、開放端52で取り込まれた空気を上流領域Ruから光路領域Rp向けて加速させ、例えば光路領域Rpにおける空気の流速を、吸塵ポンプを用いて吸引される空気の流速の約3.5倍以上(例えば約110m/s以上)まで増大させる。一対の導風板50a,50bは、光路領域Rpの上流領域Ruおよび下流領域Rdにおいて流線形に成形されているので、乱流が生じることなく、光路領域Rpで形成される空気の層流の流速を極めて大きくすることができる。
基板Wを保持するステージ10が所定の移動速度で−X方向に移動しているとき、レーザ光源20は、防塵ダクト64第2の光路および吸塵ダクト32の第1の光路、すなわち第3ならびに第4の開口部66,68および第1の開口部38の中心C1を通るように、最初のパルスレーザビームB1を基板Wの分割領域Wdに照射する(図6(a))。すると、基板Wの構成要素(例えばシリコン)が溶融し、融解デブリ(融解屑)が飛散または反跳する。融解デブリは、エネルギ密度が高いレーザビームを受けて、シリコン原子と電子が電離し、レーザ励起プラズマP1が形成される(図6(b))。
このとき、本発明の実施形態に係る吸塵機構30によれば、Y方向において対向する一対の導風板50a,50bの間隔が第1の光路を挟む光路領域Rpにおいて最も狭く、光路領域Rpの上流領域Ruおよび下流領域Rdにおいて光路領域Rpから離れるほど広くなるように形成されているので、中心C1を含む光路領域Rpにおいて、X方向の層流の流速を格段に増大させることができる。その結果、レーザ励起プラズマP1は、図6(b)に示すように、格段に増大された流速を有する層流によって吸引され、X方向に大きく傾斜する(なびく)。
次に、基板Wを保持するステージ10が−X方向に微小距離だけ移動したとき、レーザ光源20が2回目のパルスレーザビームB2を基板Wの分割領域Wdに照射する。このとき最初のパルスレーザビームB1によって生じたレーザ励起プラズマP1は、さらに層流によってX方向に吸引され、大きく傾斜するため、パルスレーザビームB2の光路から逸脱する。したがって、本発明に係るレーザ加工装置1によれば、2回目のパルスレーザビームB2が先に生じたレーザ励起プラズマP1によって屈折することなく、後続のパルスレーザビームを基板Wの分割領域Wdの予定された位置に正確に照射して、加工ラインの蛇行を回避することができる。
上述のように、第2の開口部40の中心C2は、第1の開口部38の中心C1に対してX方向に位置ずれしているため(図3(a))、X方向に傾斜したレーザ励起プラズマP1およびデブリを吸塵ダクト32(第2の筐体部36)内に効率的に回収することができる(図5)。
次に、移動機構がステージ10を図5の右方向(X方向)に移動させる場合について考える。レーザ光源20が、最初のパルスレーザビームB1を基板Wの分割領域Wdに照射した後、基板Wを保持するステージ10が所定の移動速度でX方向に移動するとき、最初のパルスレーザビームB1によって生じたレーザ励起プラズマP1は、ステージ10のX方向の移動によってパルスレーザビームB2の光路から遠ざかる。さらにレーザ励起プラズマP1は、層流によってX方向に吸引され、大きく傾斜するため、パルスレーザビームB2の光路からさらにいっそう大きく逸脱する(図6(d))。よって本発明に係るレーザ加工装置1によれば、後続のパルスレーザビームが先に生じたレーザ励起プラズマによって屈折することなく、基板Wの分割領域Wdの予定された位置に正確に照射され、加工ラインの蛇行を回避することができる。
上記説明では、移動機構がステージ10を図5の左方向または右方向(−X方向またはX方向)に移動させる場合について検討したが、移動機構がステージ10を−Y方向またはY方向に移動させる場合も同様の効果を得ることができる。詳細図示しないが、レーザ光源20が、最初のパルスレーザビームB1を基板Wの分割領域Wdに照射した後、基板Wを保持するステージ10が所定の移動速度で−Y方向またはY方向に移動するとき、最初のパルスレーザビームB1によって生じたレーザ励起プラズマP1は、ステージ10の−Y方向またはY方向の移動によってパルスレーザビームB2の光路から遠ざかる。さらにレーザ励起プラズマP1は、吸塵ダクト32内の層流によってX方向に吸引され、大きく傾斜するため、パルスレーザビームB2の光路からより大きく逸脱する。よって本発明によれば、後続のパルスレーザビームが先に生じたレーザ励起プラズマによって屈折することなく、基板WのY方向に沿って延びる分割領域Wdの予定された位置に正確に照射され、加工ラインの蛇行を回避することができる。
また吸塵機構30は、レーザ加工時に生じるデブリを吸塵ダクト32内に確実に吸引して、加工チャンバの外部に排出することができるので、基板Wの周辺および加工チャンバに付着するデブリを排除または実質的に低減し、より清浄な作業環境を実現することができる。その結果、清掃作業を簡略化または省略するとともに、デブリの汚染による素子チップに対する不具合を解消し、素子チップの生産性を改善することができる。
一方、防塵機構60の空気噴出部62は、防塵ダクト64の内部にX方向に流速の大きい空気を噴出することにより、レーザビームが入射する第3の開口部66において、吸塵機構30の吸塵ダクト32の内部の空気と、レーザ光源20付近の空気とを遮断する(エアカーテン機能)。これにより、吸塵ダクト32の内部に吸引されたデブリが、第1の開口部38から第3および第4の開口部66,68を通り抜けて、レーザ光源20の集光レンズに付着することを防止することができる。よって本発明に係るレーザ加工装置1によれば、レーザ光源20の集光レンズにデブリが付着しないように構成されるため、レーザ光源20の所与の機能を保全して、より高い信頼性で基板Wをレーザ加工することができる。
本発明は、基板にレーザビームを照射して基板をレーザ加工するレーザ加工装置に利用することができる。
1…レーザ加工装置、10…ステージ、20…レーザ光源、30…吸塵機構、32…吸塵ダクト、33…導管、34…第1の筐体部、36…第2の筐体部、37…天板、38…第1の開口部、39…底板、40…第2の開口部、50a,50b…導風板(瀬切板)、52…開放端、Rp…光路領域、Ru…上流領域、Rd…下流領域、60…防塵機構、62…空気噴出部、63…開口端、64…防塵ダクト、65…上壁、66…第3の開口部、67…下壁、68…第4の開口部、W…被加工物基板、Wc…素子領域、Wd…分割領域、B1,B2…パルスレーザビーム、P1…レーザ励起プラズマ
Claims (8)
- 基板を保持し、少なくとも第1の方向に移動可能なステージと、
前記ステージに保持された前記基板にレーザ光を照射することにより前記基板を加工するレーザ光源と、
前記レーザ光源と前記ステージとの間に配置され、第1の開口部から第2の開口部まで前記第1の方向と直交する第2の方向に沿って延びる第1の光路を含み、前記レーザ光が前記第1の光路を貫通する吸塵ダクトと、
前記吸塵ダクトの下流側に配置され、前記吸塵ダクト内の空気を第1の方向とは逆の方向に吸引する空気吸引部と、を備え、
前記吸塵ダクトは、前記第1および第2の方向と直交する第3の方向において対向する一対の導風板を有し、
前記一対の導風板は、その間隔が前記第1の光路を挟む光路領域において最も狭く、前記光路領域の上流領域および下流領域において前記光路領域から離れるほど広くなるように形成された、レーザ加工装置。 - 前記一対の導風板は、空気吸引部で吸引された空気が層流を形成するように、前記上流領域および前記下流領域において前記光路領域から離れるほど徐々に広くなるように形成された、請求項1に記載のレーザ加工装置。
- 前記第1の光路の長さが37mm以上であり、
前記一対の導風板の前記光路領域における間隔がレーザ光のビーム径の1.2倍以上3倍以下である、請求項1または2に記載のレーザ加工装置。 - 前記第1の開口部は、略円形の平面形状を有し、
前記第2の開口部は、略円形または略楕円形の平面形状を有し、
前記第1の開口部の中心は、前記第2の開口部の中心に対して前記第1の方向に位置ずれしている、請求項1〜3のいずれか1項に記載のレーザ加工装置。 - 前記レーザ光源と前記吸塵ダクトとの間に配置され、第3の開口部から第4の開口部まで前記第1の方向と直交する第2の方向に沿って延びる第2の光路を含み、前記レーザ光が前記第2の光路を貫通する防塵ダクトと、
前記防塵ダクトの上流側に配置され、前記第1の方向に前記防塵ダクト内に空気を噴出する空気噴出部と、をさらに備え、
前記防塵ダクトは、前記第1の光路と前記第2の光路とが位置合わせされるように配置された、請求項1〜4のいずれか1項に記載のレーザ加工装置。 - 前記防塵ダクトは、前記第1の方向に垂直な断面が、前記第2の光路より上流側で実質的に同一の断面積を有し、前記第2の光路より下流側で連続的に増大する断面積を有する、請求項5に記載のレーザ加工装置。
- 前記ステージは、前記第1の方向とは逆の方向、前記第2の方向、および前記第2の方向とは逆の方向に移動可能である、請求項1〜6のいずれか1項に記載のレーザ加工装置。
- 前記吸塵ダクトの前記光路領域における前記空気の流速が秒速110m以上である、請求項1〜7のいずれか1項に記載のレーザ加工装置。
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