JP6503691B2 - 半導体積層体、受光素子およびセンサ - Google Patents

半導体積層体、受光素子およびセンサ Download PDF

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Description

本発明は、半導体積層体、受光素子およびセンサに関するものである。
III−V族化合物半導体からなる基板上に、III−V族化合物半導体からなる半導体層を形成した構造を含む半導体積層体は、たとえば近赤外域の光に対応した受光素子の製造に用いることができる。具体的には、たとえばIII−V族化合物半導体からなる基板上に、III−V族化合物半導体からなるバッファ層、受光層、コンタクト層を順次積層し、さらに適切な電極を形成することにより赤外線用の受光素子を得ることができる。このような受光素子に関して、カットオフ波長が2μm以上であるフォトダイオードについての報告がある(たとえば、非特許文献1参照)。
R.Sidhu,et al.、"A Long−Wavelength Photodiode on InP Using Lattice−Matched GaInAs−GaAsSb Type−II Quantum Wells"、IEEE PHOTONICS TECHNOLOGY LETTERS、VOL.17,NO.12、DECEMBER 2005、p.2715−2717
上記受光素子においては、さらなる感度の向上が求められている。そこで、感度の向上を可能とする半導体積層体、受光素子およびセンサを提供することを目的の1つとする。
本発明に従った半導体積層体は、III−V族化合物半導体からなり、導電型がn型であるベース層と、III−V族化合物半導体からなる量子井戸構造と、III−V族化合物半導体からなり、導電型がp型であるコンタクト層と、を備える。ベース層、量子井戸構造およびコンタクト層は、この順に積層して配置される。そして、コンタクト層の、量子井戸構造側の主面である第1主面を含む領域の不純物濃度は、第1主面とは反対側の主面である第2主面を含む領域の不純物濃度よりも低くなっている。
本発明に従った受光素子は、上記半導体積層体と、当該半導体積層体上に形成された電極と、を備える。
本発明に従ったセンサは、上記受光素子と、当該受光素子に接続された読み出し回路と、を備える。
上記半導体積層体、受光素子およびセンサによれば、感度の向上を達成することができる。
実施の形態1における半導体積層体の構造を示す概略断面図である。 実施の形態1における受光素子の構造を示す概略断面図である。 実施の形態1における半導体積層体および受光素子の製造方法の概略を示すフローチャートである。 実施の形態1における半導体積層体および受光素子の製造方法を説明するための概略断面図である。 実施の形態1における半導体積層体および受光素子の製造方法を説明するための概略断面図である。 実施の形態1における半導体積層体および受光素子の製造方法を説明するための概略断面図である。 実施の形態1における半導体積層体および受光素子の製造方法を説明するための概略断面図である。 実施の形態2における半導体積層体の構造を示す概略断面図である。 実施の形態2における受光素子の構造を示す概略断面図である。 実施の形態3における半導体積層体の構造を示す概略断面図である。 実施の形態3における受光素子の構造を示す概略断面図である。 実施の形態4における受光素子およびセンサの構造を示す概略断面図である。
[本願発明の実施形態の説明]
最初に本願発明の実施態様を列記して説明する。本願の半導体積層体は、III−V族化合物半導体からなり、導電型がn型であるベース層と、III−V族化合物半導体からなる量子井戸構造と、III−V族化合物半導体からなり、導電型がp型であるコンタクト層と、を備える。ベース層、量子井戸構造およびコンタクト層は、この順に積層して配置される。そして、コンタクト層の、量子井戸構造側の主面である第1主面を含む領域の不純物濃度は、第1主面とは反対側の主面である第2主面を含む領域の不純物濃度よりも低くなっている。
本発明者らは、III−V族化合物半導体からなるベース層、量子井戸構造およびコンタクト層が積層された構造を含む受光素子の感度を向上させる方策について検討した。その結果、導電型がp型であるコンタクト層において多数キャリアを生成させるためにコンタクト層に導入される不純物(p型不純物)が受光層として機能する量子井戸構造内へと拡散し、感度を低下させていることが明らかとなった。
本願の半導体積層体では、コンタクト層の、量子井戸構造側の主面である第1主面を含む領域の不純物濃度(p型不純物の濃度)が第1主面とは反対側の主面である第2主面を含む領域の不純物濃度よりも低く設定される。量子井戸構造側の主面である第1主面を含む領域の不純物濃度を低く設定することにより、量子井戸構造への不純物の拡散を抑制し、感度を向上させることができる。また、第1主面とは反対側の主面である第2主面を含む領域の不純物濃度を高く設定することにより、第2主面に接触して配置されるべき電極とコンタクト層との接触抵抗を低減することが可能となる。
このように、本願の半導体積層体によれば、当該半導体積層体を用いて製造される受光素子の感度を向上させることができる。
上記半導体積層体において、コンタクト層は、上記第1主面を含むように配置された第1コンタクト層と、上記第2主面を含むように配置された第2コンタクト層と、を含む。そして、第1コンタクト層の不純物濃度は、第2コンタクト層の不純物濃度よりも低い。このようにすることにより、上記第2主面を含む領域に比べて第1主面を含む領域において不純物濃度が低い上記半導体積層体を容易に製造することができる。
上記半導体積層体において、上記第1コンタクト層の不純物濃度は5×1018cm−3未満であってもよい。このようにすることにより、量子井戸構造への不純物の拡散をより確実に抑制することができる。
上記半導体積層体において、上記第2コンタクト層の不純物濃度は8×1017cm−3以上であってもよい。このようにすることにより、第2主面に接触して配置されるべき電極とコンタクト層との接触抵抗を低減することが容易となる。
上記半導体積層体は、III−V族化合物半導体からなり、上記量子井戸構造と上記コンタクト層との間に配置され、不純物濃度が1×1016cm−3以下である拡散ブロック層をさらに備えていてもよい。コンタクト層と量子井戸構造との間に不純物濃度の低い拡散ブロック層を配置することにより、量子井戸構造への不純物の拡散を一層確実に抑制することができる。
本願の受光素子は、上記半導体積層体と、半導体積層体上に形成された電極と、を備える。コンタクト層から量子井戸構造への不純物の拡散が抑制された上記半導体積層体を含むことにより、本願の受光素子によれば、高い感度を得ることが可能となる。
本願のセンサは、上記受光素子と、受光素子に接続された読み出し回路と、を備える。上記本願の受光素子を含むことにより、本願のセンサによれば、高い感度を得ることが可能となる。
[本願発明の実施形態の詳細]
(実施の形態1)
次に、本発明にかかる半導体積層体の一実施の形態である実施の形態1を、以下に図面を参照しつつ説明する。なお、以下の図面において同一または相当する部分には同一の参照番号を付しその説明は繰返さない。
図1を参照して、本実施の形態における半導体積層体10は、基板20と、バッファ層30と、量子井戸構造40と、コンタクト層50とを備えている。基板20、バッファ層30、量子井戸構造40およびコンタクト層50は、いずれもIII−V族化合物半導体からなる。基板20およびバッファ層30は、ベース層を構成する。
基板20は、III−V族化合物半導体からなっている。また、基板20の直径は50mm以上であり、たとえば3インチである。基板20を構成するIII−V族化合物半導体としては、たとえばInP(インジウムリン)、GaSb(ガリウムアンチモン)、InAs(インジウム砒素)、GaAs(ガリウム砒素)などを採用することができる。これらのIII−V族化合物半導体からなる基板20を採用することにより、赤外光用の受光素子の製造に適した半導体積層体10を得ることができる。基板20の直径は、半導体積層体10を用いた半導体装置の生産効率および歩留りの向上を目的として、80mm以上(たとえば4インチ)とすることができ、さらに105mm以上(たとえば5インチ)、さらに130mm以上(たとえば6インチ)とすることができる。基板20には、n型キャリアを生成する不純物(n型不純物)が導入されている。基板20に含まれるn型不純物としては、たとえばSi(珪素)、Ge(ゲルマニウム)、S(硫黄)、Sn(スズ)、Te(テルル)などが挙げられる。これにより、基板20の導電型はn型となっている。
バッファ層30は、基板20の一方の主面20A上に接触するように配置されている。バッファ層30を構成するIII−V族化合物半導体としては、たとえばInGaAs(インジウムガリウム砒素)、InP、GaAs、GaP(ガリウムリン)、GaSb、InAsなどを採用することができる。バッファ層30は、複数の層からなるものであってもよく、たとえばInP層上にInGaAs層が積層されたものを採用することができる。バッファ層30には、n型不純物が導入されている。バッファ層30に含まれるn型不純物としては、たとえばSi、Ge、S、Sn、Teなどが挙げられる。これにより、バッファ層30の導電型はn型となっている。
量子井戸構造40は、バッファ層30の、基板20に面する側とは反対側の主面30A上に接触するように配置されている。量子井戸構造40は、III−V族化合物半導体からなる2つの要素層が交互に積層された構造を有している。より具体的には、量子井戸構造40は、第1要素層41と第2要素層42とが交互に積層された構造を有している。第1要素層41を構成する材料としては、たとえばGaAsSb(ガリウム砒素アンチモン)を採用することができる。また、第2要素層42を構成する材料としては、たとえばInGaAsを採用することができる。量子井戸構造40の厚みは500nm以上とすることが好ましい。これにより、半導体積層体10を用いて製造される受光素子の受光感度を向上させることができる。
第1要素層41および第2要素層42の厚みは、たとえばそれぞれ3nmとすることができる。そして、量子井戸構造40は、第1要素層41と第2要素層42とからなる単位構造が、たとえば250組積層されたものとすることができる。量子井戸構造40は、このような構造を有するタイプII多重量子井戸とすることができる。
GaAsSb層とInGaAs層とが交互に積層された構造を有する量子井戸構造40は、近赤外光用の受光層として好適である。そのため、このような構造を採用することにより、半導体積層体10を、近赤外光用の受光素子の製造に適したものとすることができる。なお、第1要素層41および第2要素層42を構成するIII−V族化合物半導体の組み合わせはこれに限られず、たとえばGaInNAsとGaAsSbとの組み合わせ、InAsとGaSbとの組み合わせなどであってもよい。また、量子井戸構造40は多重量子井戸に限られず、単一の層から成る単一量子井戸であってもよい。
図1を参照して、コンタクト層50は、量子井戸構造40の、バッファ層30に面する側とは反対側の主面40A上に接触するように配置されている。コンタクト層50を構成するIII−V族化合物半導体としては、たとえばInGaAs、InAs、GaSb、GaAs、InPなどを採用することができる。コンタクト層50には、p型キャリアを生成する不純物(p型不純物)が導入されている。コンタクト層50に含まれるp型不純物としては、たとえばZn(亜鉛)、Be(ベリリウム)、Mg(マグネシウム)、C(炭素)などが挙げられる。これにより、コンタクト層50の導電型はp型となっている。
コンタクト層50は、量子井戸構造40側の主面である第1主面を含むように配置された第1コンタクト層51と、第1主面50Aとは反対側の主面である第2主面50Bを含むように配置された第2コンタクト層52と、を含む。そして、第1コンタクト層51の不純物濃度は、第2コンタクト層52の不純物濃度よりも低い。これにより、コンタクト層50の、量子井戸構造40側の主面である第1主面50Aを含む領域の不純物濃度は、第1主面51とは反対側の主面である第2主面52を含む領域の不純物濃度よりも低くなっている。
本実施の形態の半導体積層体10において、コンタクト層50の、量子井戸構造40側の主面である第1主面50Aを含む領域の不純物濃度は、第1主面51とは反対側の主面である第2主面52を含む領域の不純物濃度よりも低く設定される。量子井戸構造40側の主面である第1主面50Aを含む領域の不純物濃度を低く設定することにより、量子井戸構造40への不純物の拡散を抑制し、感度の向上に寄与することができる。また、第1主面50Aとは反対側の主面である第2主面50Bを含む領域の不純物濃度を高く設定することにより、第2主面50Bに接触して配置されるべき電極とコンタクト層50との接触抵抗を低減することが可能となる。このように、本実施の形態における半導体積層体10によれば、半導体積層体10を用いて製造される受光素子の感度を向上させることができる。
上記半導体積層体10において、第1コンタクト層51の不純物濃度は、5×1018cm−3未満であることが好ましい。これにより、量子井戸構造40への不純物の拡散をより確実に抑制することができる。量子井戸構造40への不純物の拡散をさらに抑制する観点から、第1コンタクト層51の不純物濃度は1×1018cm−3未満とされてもよく、5×1017cm−3未満とされてもよい。
また、上記半導体積層体10において、第2コンタクト層52の不純物濃度は8×1017cm−3以上であることが好ましい。これにより、第2主面50Bに接触して配置されるべき電極とコンタクト層50との接触抵抗を低減することが容易となる。第2主面50Bに接触して配置されるべき電極とコンタクト層50との接触抵抗をさらに低減する観点からは、第2コンタクト層52の不純物濃度は1×1018cm−3以上とされてもよく、5×1018cm−3以上とされてもよい。
次に、上記半導体積層体10を用いて作製される受光素子の一例である赤外線受光素子(フォトダイオード)について説明する。図2を参照して、本実施の形態における赤外線受光素子1は、上記本実施の形態の半導体積層体10を用いて作製されたものであって、半導体積層体10と同様に積層された基板20と、バッファ層30と、量子井戸構造40と、コンタクト層50とを備えている。そして、赤外線受光素子1には、コンタクト層50および量子井戸構造40を貫通し、バッファ層30に到達するトレンチ99が形成されている。すなわち、トレンチ99の側壁99Aにおいて、コンタクト層50および量子井戸構造40が露出している。また、トレンチ99の底壁99Bは、バッファ層30内に位置している。
さらに、赤外線受光素子1は、パッシベーション膜80と、n側電極91と、p側電極92と、反射防止膜29とを備えている。パッシベーション膜80はトレンチ99の底壁99B、トレンチ99の側壁99Aおよびコンタクト層50において量子井戸構造40に面する側とは反対側の主面である第2主面50Bを覆うように配置されている。パッシベーション膜80は、窒化珪素、酸化珪素などの絶縁体からなっている。
トレンチ99の底壁99Bを覆うパッシベーション膜80には、パッシベーション膜80を厚み方向に貫通するように開口部81が形成されている。そして、開口部81を充填するようにn側電極91が配置されている。n側電極91は、開口部81から露出するバッファ層30に接触するように配置されている。n側電極91は金属などの導電体からなっている。より具体的には、n側電極91は、たとえばTi(チタン)/Pt(白金)/Au(金)からなるものとすることができる。n側電極91は、バッファ層30に対してオーミック接触している。
コンタクト層50の第2主面50Bを覆うパッシベーション膜80には、パッシベーション膜80を厚み方向に貫通するように開口部82が形成されている。そして、開口部82を充填するようにp側電極92が配置されている。p側電極92は、開口部82から露出するコンタクト層50に接触するように配置されている。p側電極92は金属などの導電体からなっている。より具体的には、p側電極92は、たとえばTi/Pt/Auからなるものとすることができる。p側電極92は、コンタクト層50に対してオーミック接触している。
反射防止膜29は、基板20の他方の主面20Bを覆うように形成されている。反射防止膜29は、たとえばSiON(酸窒化珪素)からなっている。反射防止膜29が形成されることにより、基板20の他方の主面20B側から入射する光の反射が抑制され、赤外線受光素子1の感度が向上する。
この赤外線受光素子1に基板20の他方の主面20B側から赤外線が入射すると、量子井戸構造40内の量子準位間で赤外線が吸収され、電子と正孔とのペアが生成する。そして、生成した電子と正孔とが光電流信号として赤外線受光素子1から取り出されることにより、赤外線が検出される。
なお、上記p側電極92は画素電極である。そして、上記赤外線受光素子1は、図2に示すように画素電極であるp側電極92が1つだけ含まれるものであってもよいし、複数の画素電極(p側電極92)を含むものであってもよい。具体的には、赤外線受光素子1は、図2に示す構造を単位構造とし、当該単位構造が、図2において基板20の一方の主面20Aが延在する方向に複数繰り返される構造を有していてもよい。この場合、赤外線受光素子1は、画素に対応する複数のp側電極92を有する一方で、n側電極91については1つだけ配置される。このような構造については、後述の実施の形態4において説明する。
本実施の形態の赤外線受光素子1においては、コンタクト層50の、量子井戸構造40側の主面である第1主面50Aを含む領域の不純物濃度が、第1主面50Aとは反対側の主面である第2主面50Bを含む領域の不純物濃度よりも低く設定される。量子井戸構造40側の主面である第1主面50Aを含む領域の不純物濃度を低く設定することにより、量子井戸構造40への不純物の拡散を抑制し、感度の向上に寄与することができる。また、第1主面50Aとは反対側の主面である第2主面50Bを含む領域の不純物濃度を高く設定することにより、第2主面50Bに接触して配置されるp側電極92とコンタクト層50との接触抵抗を低減することが可能となる。このように、本実施の形態における赤外線受光素子1は、感度が向上した受光素子となっている。
次に、本実施の形態における半導体積層体10および赤外線受光素子1の製造方法の概要について説明する。
図3を参照して、本実施の形態における半導体積層体10および赤外線受光素子1の製造方法では、まず工程(S10)として基板準備工程が実施される。この工程(S10)では、図4を参照して、たとえば直径2インチ(50.8mm)のInPからなる基板20が準備される。より具体的には、InPからなるインゴットをスライスすることにより、InPからなる基板20が得られる。この基板20の表面が研磨された後、洗浄等のプロセスを経て一方の主面20Aの平坦性および清浄性が確保された基板20が準備される。
次に、工程(S20)として動作層形成工程が実施される。この工程(S20)では、工程(S10)において準備された基板20の一方の主面20A上に、動作層であるバッファ層30、量子井戸構造40およびコンタクト層50が形成される。この動作層の形成は、たとえば有機金属気相成長により実施することができる。有機金属気相成長による動作層の形成は、たとえば基板加熱用のヒータを備えた回転テーブル上に基板20を載置し、基板20をヒータにより加熱しつつ基板上に原料ガスを供給することにより実施することができる。
具体的には、図4を参照して、まず基板20の一方の主面20A上に接触するように、たとえば導電型がn型であるInP層(n−InP層)が形成され、n−InP層層上に導電型がn型であるInGaAs層(n−InGaAs層)が積層される。n−InP層およびn−InGaAs層は、有機金属気相成長により形成される。これにより、III−V族化合物半導体からなり、導電型がn型であるバッファ層30が形成される。
次に、図4および図5を参照して、バッファ層30の、基板20に面する側とは反対側の主面30A上に接触するように、たとえばIII−V族化合物半導体であるGaAsSbからなる第1要素層41と、III−V族化合物半導体であるInGaAsからなる第2要素層42とが交互に積層して形成されることにより、量子井戸構造40が形成される。量子井戸構造40の形成は、上記バッファ層30の形成に引き続いて有機金属気相成長により実施することができる。すなわち、量子井戸構造40の形成は、バッファ層30の形成の際に用いた装置内に基板20を配置した状態で、原料ガスを変更することにより実施することができる。
第1要素層41および第2要素層42は、たとえばそれぞれ厚み3nmとし、第1要素層41と第2要素層42とからなる単位構造が、たとえば250組積層するように形成することができる。これにより、タイプII多重量子井戸である量子井戸構造40を形成することができる。
次に、図5および図1を参照して、量子井戸構造40の、バッファ層30に面する側とは反対側の主面40A上に接触するように、たとえばIII−V族化合物半導体である導電型がp型のInGaAs(p−InGaAs)からなるコンタクト層50が形成される。コンタクト層50の形成は、上記量子井戸構造40の形成に引き続いて有機金属気相成長により実施することができる。すなわち、コンタクト層50の形成は、量子井戸構造40の形成の際に用いた装置内に基板20を配置した状態で、原料ガスを変更することにより実施することができる。具体的には、量子井戸構造40上に第1コンタクト層51を形成した後、第1コンタクト層51上に第2コンタクト層52を形成する。このとき、p型不純物を導入するための原料ガスの濃度を第2コンタクト層52よりも第1コンタクト層51の形成時において低くする。
以上の手順により、本実施の形態における半導体積層体10が完成する。上述のように、工程(S20)を有機金属気相成長により実施することにより、半導体積層体10の生産効率を向上させることができる。なお、工程(S20)は有機金属原料のみを用いた有機金属気相成長法(全有機金属気相成長法)に限られず、たとえばAsの原料にAsの水素化物であるAsH(アルシン)を用いた有機金属気相成長法で実施してもよい。また、有機金属気相成長以外の方法により各半導体層を形成することも可能であって、たとえばMBE(Molecular Beam Epitaxy)法を用いてもよい。
図3を参照して、次に工程(S30)としてトレンチ形成工程が実施される。この工程(S30)では、図1および図6を参照して、上記工程(S10)〜(S20)において作製された半導体積層体10に、コンタクト層50および量子井戸構造40を貫通し、バッファ層30に到達するトレンチ99が形成される。トレンチ99は、たとえばコンタクト層50の第2主面50B上にトレンチ99の形状に対応する開口を有するマスク層を形成した上で、エッチングを実施することにより形成することができる。
次に、工程(S40)としてパッシベーション膜形成工程が実施される。この工程(S40)では、図6および図7を参照して、工程(S30)においてトレンチ99が形成された半導体積層体10に対し、パッシベーション膜80が形成される。具体的には、たとえばCVD(Chemical Vapor Deposition)により酸化珪素、窒化珪素などの絶縁体からなるパッシベーション膜80が形成される。パッシベーション膜80は、トレンチ99の底壁99B、トレンチ99の側壁99Aおよびコンタクト層50において量子井戸構造40に面する側とは反対側の第2主面50Bを覆うように形成される。
次に、工程(S50)として電極形成工程が実施される。この工程(S50)では、図7および図2を参照して、工程(S40)においてパッシベーション膜80が形成された半導体積層体10に、n側電極91およびp側電極92が形成される。具体的には、たとえばn側電極91およびp側電極92を形成すべき領域に対応する位置に開口を有するマスクをパッシベーション膜80上に形成し、当該マスクを用いてパッシベーション膜80に開口部81,82を形成する。その後、たとえば蒸着法により適切な導電体からなるn側電極91およびp側電極92を形成する。
次に、工程(S60)として反射防止膜形成工程が実施される。この工程(S60)では、図2を参照して、基板20の他方の主面20B上を覆うように、たとえばSiONからなる反射防止膜29が形成される。反射防止膜29は、たとえばCVDにより形成することができる。以上の工程により、本実施の形態における赤外線受光素子1が完成する。その後、たとえばダイシングにより各素子に分離される。
(実施の形態2)
次に、本発明にかかる半導体積層体および受光素子の他の実施の形態である実施の形態2を説明する。図8および図1を参照して、実施の形態2における半導体積層体10は、実施の形態1における半導体積層体10と基本的には同様の構造を有し、同様の効果を奏する。また、図9および図2を参照して、実施の形態2における赤外線受光素子1は、実施の形態1における赤外線受光素子1と基本的には同様の構造を有し、同様の効果を奏する。しかし、実施の形態2における半導体積層体10および赤外線受光素子1は、III−V族化合物半導体からなり、量子井戸構造40とコンタクト層50との間に配置され、不純物濃度(p型不純物の濃度)が1×1016cm−3以下である拡散ブロック層60をさらに備える点において、実施の形態1の場合とは異なっている。
拡散ブロック層60は、一方の主面60Aにおいて量子井戸構造40に接触し、他方の主面60Bにおいてコンタクト層50に接触する。拡散ブロック層60は、たとえばInGaAsからなるものとすることができる。拡散ブロック層60の厚みは、たとえば100nm以上1000nm以下とすることができる。コンタクト層50と量子井戸構造40との間に不純物濃度の低い拡散ブロック層60を配置することにより、量子井戸構造40への不純物(p型不純物)の拡散を一層確実に抑制することができる。なお、実施の形態2における半導体積層体10および赤外線受光素子1は、上記実施の形態1において説明した製造方法において、量子井戸構造40の形成後であってコンタクト層50の形成前に、量子井戸構造40上に拡散ブロック層60を形成することにより製造することができる。拡散ブロック層60は、量子井戸構造40と同様に、たとえば有機金属気相成長により形成することができる。
(実施の形態3)
次に、本発明にかかる半導体積層体および受光素子の他の実施の形態である実施の形態3を説明する。図10および図1を参照して、実施の形態3における半導体積層体10は、実施の形態1における半導体積層体10と基本的には同様の構造を有し、同様の効果を奏する。また、図11および図2を参照して、実施の形態3における赤外線受光素子1は、実施の形態1における赤外線受光素子1と基本的には同様の構造を有し、同様の効果を奏する。しかし、実施の形態3における半導体積層体10および赤外線受光素子1は、コンタクト層50の構造において、実施の形態1の場合とは異なっている。
図10および図11において、コンタクト層50内のドットは、コンタクト層50に含まれるp型不純物を模式的に表したものである。図10および図11を参照して、実施の形態3におけるコンタクト層50は、単層のIII−V族化合物半導体層からなっている。そして、コンタクト層50において、p型不純物の濃度は第1主面50Aとは反対側の主面(p側電極92に接触する主面)である第2主面50Bから量子井戸構造40側の主面である第1主面50Aに向けて、徐々に低くなっている。コンタクト層50内のp型不純物の濃度は、第2主面50Bから第1主面50Aに向けて、単調に減少している。このような構造を採用することによって、コンタクト層50の、第2主面50Bを含む領域に比べて第1主面50Aを含む領域の不純物濃度を低くしてもよい。
なお、実施の形態3における半導体積層体10および赤外線受光素子1は、上記実施の形態1において説明した製造方法において、コンタクト層50の形成方法を変更することにより製造することができる。実施の形態3のコンタクト層50は、たとえば有機金属気相成長により形成することができる。コンタクト層50の形成時に、p型不純物の原料ガスの濃度を徐々に高くすることにより、実施の形態3のコンタクト層50を形成することができる。
(実施の形態4)
次に、本発明の実施の形態4における受光素子およびセンサについて説明する。図12および図2を参照して、実施の形態4の赤外線受光素子1は、図2に示す構造を単位構造とし、当該単位構造が、基板20の一方の主面20Aが延在する方向に複数繰り返される構造を有している。そして、赤外線受光素子1は、画素に対応する複数のp側電極92を有する。一方、n側電極91は1つだけ配置される。
より具体的には、実施の形態4の赤外線受光素子1のn側電極91は、基板20が延在する方向における末端に位置するトレンチ99の底壁に形成されている。また、当該末端に位置するトレンチ99に隣接するコンタクト層50上のp側電極92は省略される。本実施の形態における赤外線センサ100は、このような構造を有する赤外線受光素子1と、赤外線受光素子1に電気的に接続された読み出し回路(Read−Out Integrated Circuit;ROIC)70とを含んでいる。読み出し回路70は、たとえばCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)回路である。
読み出し回路70の本体71に設けられた複数の読み出し電極(図示しない)と赤外線受光素子1において画素電極として機能する複数のp側電極92とが、一対一の関係となるようにバンプ73を介して電気的に接続されている。また、赤外線受光素子1には、n側電極91に接触し、n側電極91が位置するトレンチ99の底壁および側壁に沿って延在するとともに、コンタクト層50上にまで到達する配線75が形成される。そして、配線75と読み出し回路70の本体71に設けられた接地電極(図示しない)とがバンプ72を介して電気的に接続されている。このような構造を有することにより、赤外線受光素子1の画素ごとの受光情報が各p側電極92(画素電極)から読み出し回路70の読み出し電極へと出力され、当該受光情報が読み出し回路70において集約され、たとえば二次元の画像を得ることができる。
上記実施の形態1において説明した赤外線受光素子1と同様の構造を有するサンプルを作製し、感度、およびp側電極92とコンタクト層50との接触抵抗を測定し、素子の特性を評価する実験を行った。
基板20は、InPからなり、n型不純物としてS(硫黄)が添加されたものとした。バッファ層30は、厚み11nmのn−InP層上に厚み150nmのn−InGaAs層を積層したものとした。量子井戸構造40の第1要素層41および第2要素層42には、それぞれGaAsSb層およびInGaAs層を採用し、この組み合わせが250周期繰り返される構造を採用した。第1コンタクト層51の厚みは400nm、第2コンタクト層52の厚みは100nmとした。コンタクト層50は、p型不純物としてZnを含むp−InGaAs層とした。そして、第1コンタクト層51のp型不純物の濃度を第2コンタクト層52のp型不純物の濃度よりも低くしたサンプルを作製した(サンプル1、2、3、5および6)。また、比較のため、第1コンタクト層51のp型不純物の濃度を第2コンタクト層52のp型不純物の濃度よりも高くしたサンプル(サンプル4、7および8)も作製した。そして、各サンプルについて波長2.2μmの光に対する感度、およびp側電極92とコンタクト層50との接触抵抗を測定した。実験の結果を表1に示す。
Figure 0006503691
サンプル1、2、3、5および6は実施例のサンプルであり、サンプル4、7および8は比較例のサンプルである。表1の評価の欄において、接触抵抗および感度の観点から特に好ましいものをA、好ましいものをB、許容可能なものをC、不十分であるものをDと表示した。
表1を参照して、p型不純物の濃度が第2コンタクト層52よりも第1コンタクト層51において低くなっているサンプル1、2、3、5および6においては、接触抵抗および感度のいずれにおいても許容可能な結果が得られている。特に、第1コンタクト層51におけるp型不純物の濃度を1.0×1018cm−3未満としたサンプル1、5および6では、高い感度が得られている。さらに、第1コンタクト層51におけるp型不純物の濃度を5.0×1017cm−3未満としたサンプル1では、より高い感度が得られている。また、第2コンタクト層52におけるp型不純物の濃度を1.0×1018cm−3以上としたサンプル1、2、3および5では、接触抵抗が特に低減されている。さらに、第2コンタクト層52におけるp型不純物の濃度を5.0×1018cm−3以上としたサンプル1、2および3では、接触抵抗が一層低減されている。
一方、p型不純物の濃度が第2コンタクト層52よりも第1コンタクト層51において高くなっているサンプル4、7および8では、接触抵抗および感度のいずれかにおいて不十分な結果となっている。
以上の実験結果から、本発明に従った受光素子によれば、感度を向上させることが可能となることが確認された。
今回開示された実施の形態および実施例はすべての点で例示であって、どのような面からも制限的なものではないと理解されるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなく、特許請求の範囲によって規定され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本願の半導体積層体、受光素子およびセンサは、感度の向上が求められる受光素子およびセンサ、ならびにそれらの製造に使用される半導体積層体に、特に有利に適用され得る。
1 赤外線受光素子
10 半導体積層体
20 基板
20A 一方の主面
20B 他方の主面
29 反射防止膜
30 バッファ層
30A 主面
40 量子井戸構造
40A 主面
41 第1要素層
42 第2要素層
50 コンタクト層
50A 第1主面
50B 第2主面
51 第1コンタクト層
52 第2コンタクト層
60 拡散ブロック層
60A 一方の主面
60B 他方の主面
70 読み出し回路
71 本体
72,73 バンプ
75 配線
80 パッシベーション膜
81,82 開口部
91 n側電極
92 p側電極
99 トレンチ
99A 側壁
99B 底壁
100 赤外線センサ

Claims (2)

  1. 半導体積層体と、
    前記半導体積層体上に形成された電極と、を備え、
    前記半導体積層体は、
    III−V族化合物半導体からなり、導電型がn型であるベース層と、
    III−V族化合物半導体からなる量子井戸構造と、
    III−V族化合物半導体からなり、導電型がp型であるコンタクト層と、を含み
    前記ベース層、前記量子井戸構造および前記コンタクト層は、この順に積層して配置され、
    前記コンタクト層の、前記量子井戸構造との界面である第1主面を含む領域の不純物濃度は、前記第1主面とは反対側の主面である第2主面を含む領域の不純物濃度よりも低くなっており、
    前記コンタクト層は、
    前記第1主面を含むように配置された第1コンタクト層と、
    前記第1コンタクト層上に前記第2主面を含むように配置された第2コンタクト層と、を含み、
    前記第1コンタクト層の不純物濃度は5×1017cm−3未満であり、
    前記第2コンタクト層の不純物濃度は1×1018cm−3以上であり、
    前記第1コンタクト層内の不純物濃度は一定である、受光素子
  2. 請求項に記載の受光素子と、
    前記受光素子に接続された読み出し回路と、を備える、センサ。
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