JP6503032B2 - センサ装置 - Google Patents
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Description
本発明の実施形態は、センサ装置に関する。
MEMS(micro electromechanical systems)技術を用いたジャイロセンサとして、可動体を捕捉(catch)した状態から解放(release)することで可動体をx方向に自由振動させ、コリオリ力に基づく可動体のy方向の振動を検出することで、可動体の角速度を検出するものが提案されている。
しかしながら、可動体を捕捉する際に可動体と捕捉及び解放機構との間に機械的な接触が生じるため、異物が発生するといった問題や、可動体或いは捕捉及び解放機構が変形するといった問題がある。このような問題が生じると、適正な捕捉動作が妨げられるおそれがある。
したがって、捕捉及び解放機構を有するセンサ装置において、異物の発生や可動体或いは捕捉及び解放機構の変形を抑制することが可能な構造が望まれている。
捕捉及び解放機構を有するセンサ装置において、異物の発生や可動体或いは捕捉及び解放機構の変形を抑制することが可能な構造を提供する。
実施形態に係るセンサ装置は、振動可能な可動体と、振動している前記可動体を捕捉し、捕捉された前記可動体を解放することが可能な捕捉及び解放機構と、を備え、前記捕捉及び解放機構は、前記可動体が接触することで前記可動体の振動を停止させることが可能なストッパー部と、前記可動体と前記ストッパー部との間に働く力を抑制する弾性部材と、を含む。
以下、図面を参照して実施形態を説明する。
(実施形態1)
図1は、本実施形態に係るセンサ装置の基本的な全体構成を示したブロック図である。図2は、本実施形態に係るセンサ装置におけるジャイロ素子の構成を模式的に示した平面図である。ジャイロ素子は、MEMS(Micro-Electro-Mechanical Systems)技術を用いて基板(半導体基板等)上に形成される。
図1は、本実施形態に係るセンサ装置の基本的な全体構成を示したブロック図である。図2は、本実施形態に係るセンサ装置におけるジャイロ素子の構成を模式的に示した平面図である。ジャイロ素子は、MEMS(Micro-Electro-Mechanical Systems)技術を用いて基板(半導体基板等)上に形成される。
図1に示すように、センサ装置100は、ジャイロ素子(MEMS素子)10と、振幅検出回路(検出部)20と、回転情報取得回路(回転情報取得部)30と、制御回路(制御部)40とを備えている。
図2に示すように、ジャイロ素子(MEMS素子)10は、可動体11と、バネ機構12と、アンカー13と、捕捉及び解放(catch and release)機構14と、ドライブ及びモニタ機構15と、検出機構16とを備えている。このジャイロ素子(MEMS素子)10は、シリコン(Si)或いはシリコンゲルマニウム(SiGe)等の半導体材料によって形成されている。
可動体11は、可動部(可動マス)11a及び可動部(可動マス)11bを含んでおり、x方向(第1の方向)及びx方向に対して垂直なy方向(第2の方向)に振動可能である。可動部11aは、ドライブ用の可動部であり、主としてx方向(第1の方向)に振動可能である。可動部11bは、検出用の可動部であり、主としてy方向(第2の方向)に振動可能である。
バネ機構12は、バネ部分12a及びバネ部分12bを含んでおり、可動体11をx方向及びy方向に振動させる。バネ部分12aは、可動部11aに接続されており、主として可動部11aをx方向に振動させるために設けられている。バネ部分12bは、可動部11a及び可動部11bに接続されており、主として可動部11bをy方向に振動させるために設けられている。図2に示した例では、バネ機構12は、8つのバネ部分12a及び4つのバネ部分12bを含んでいる。バネ機構12によってx方向に自由振動している可動体11に回転運動が加わると、可動体11にはコリオリ力が働き、可動体11はy方向に振動する。
アンカー13は、バネ部分12aを支持するために設けられており、下部領域(図示せず)に固定されている。図2に示した例では、8つのバネ部分12aに対応して8つのアンカー13が設けられている。
捕捉及び解放機構14は、x方向に振動している可動体11を捕捉し、捕捉された可動体11を解放して可動体11をx方向に自由振動させる機能を有している。捕捉及び解放機構14は、電極部14aと、ストッパー部14bと、弾性部材14cとを含んでいる。
電極部14aと可動体11との間に所定電圧を印加することで、電極部14aと可動体11との間に静電気力(静電引力)が働く。そして、可動体11がストッパー部14bに接触することで可動体11のx方向の振動が停止する。すなわち、電極部14aには、電極部14aと可動体11との間に働く静電気力によって可動体11をストッパー部14bに接触させておくための電圧が印加され、可動体11が捕捉及び解放機構14に捕捉される。電極部14aと可動体11との間に印加されている電圧を下げて静電気力を減少させることで、可動体11が捕捉及び解放機構14から解放され、可動体11はx方向に自由振動を開始する。
弾性部材14cは、可動体11のx方向の振動をストッパー部14bで停止させる際に、可動体11とストッパー部14bとの間に働く力を抑制するものである。言い換えると、弾性部材14cは、可動体11のx方向の振動をストッパー部14bで停止させる際に、可動体11とストッパー部14bとの間に働く力を吸収して、可動体11とストッパー部14bとの間に働く衝撃力を緩和するものである。ただし、可動体11がx方向に自由振動している最中に弾性部材14cが機能(作用)すると、可動体11のx方向の自由振動が妨げられてしまう。したがって、可動体11がx方向に自由振動している最中は、弾性部材14cは機能(作用)しない。本実施形態では、弾性部材14cはバネによって構成されている。
ドライブ及びモニタ機構15は、電極部15a及び電極部15bを含み、可動体11に対するドライブ機能及びモニタ機能を有している。
ドライブ機能は、センサ装置の電源をオンさせた直後の初期状態において可動体11を強制的にドライブする機能である。すなわち、電源オン直後の初期状態では、可動体11が捕捉及び解放機構14に捕捉されていない。このような初期状態において、電極部15aと電極部15bとの間に所定電圧を印加することで、電極部15aと電極部15bとの間に静電引力が働く。その結果、可動体11がドライブされ、可動体11を捕捉及び解放機構14に捕捉させることができる。
モニタ機能は、x方向に振動している可動体11のx方向の位置をモニタする機能である。電極部15aと電極部15bとの間のキャパシタンスを検出することで、可動体11のx方向の位置をモニタすることができる。例えば、可動体11のx方向の位置をモニタすることで、捕捉及び解放機構14の捕捉タイミングが決められる。図2に示した例では、2つのドライブ及びモニタ機構15が設けられている。例えば、一方のドライブ及びモニタ機構15をドライブ用に用い、他方のドライブ及びモニタ機構15をモニタ用に用いることが可能である。
検出機構16は、x方向に振動している可動体11に働くコリオリ力に基づく可動体11のy方向の振動の振幅に基づく所定物理量を検出するものであり、電極部16a及び電極部16bを含んでいる。本実施形態では、所定物理量は、可動体11と可動体11に対向する電極部16aとの間のキャパシタンスCa、及び可動体11と可動体11に対向する電極部16bとの間のキャパシタンスCbに基づく物理量である。すでに述べたように、x方向に自由振動している可動体11に回転運動が加わると、可動体11にはコリオリ力が働き、可動体11はy方向に振動する。その結果、上述したキャパシタンスCa及びCbが振動に応じて変化する。電極部16a及び16bは下部領域に固定されているため、可動体11のy方向の振動によってキャパシタンスCa及びCbの一方が増加すると、キャパシタンスCa及びCbの他方は減少する。
検出機構16の電極部16a及び16bには、図1に示した振幅検出回路20が接続されている。振幅検出回路20では、検出機構16で検出された所定物理量(キャパシタンスCa及びCbに基づく物理量)に基づいて、可動体11のy方向の振動の振幅を検出する。すでに述べたように、キャパシタンスCa及びCbの一方が増加すると、キャパシタンスCa及びCbの他方は減少する。したがって、振幅検出回路20では、キャパシタンスCaとキャパシタンスCbとの差分に基づいて、可動体11のy方向の振動の振幅を検出することが可能である。
回転情報取得回路30では、検出機構16で検出された所定物理量(キャパシタンスCa及びCbに基づく物理量)に基づいて可動体11の回転情報を取得する。具体的には、所定物理量に基づいて可動体11の角速度或いは回転角度を取得する(算出する)。
制御回路40は、ジャイロ素子10の動作を制御するものである。例えば、制御回路40は、捕捉及び解放機構14の制御(捕捉及び解放動作の制御)や、ドライブ及びモニタ機構15の制御(ドライブ動作及びモニタ動作の制御)等を行う。
図3は、本実施形態のセンサ装置における捕捉及び解放(catch and release)動作についてタイミング図である。図3において、横軸は時間であり、縦軸は可動体11のx方向の振動の振幅である。P0は起動期間、P1は捕捉期間、P2は解放期間(自由振動期間)である。起動前(電源投入前)は、可動体11は捕捉及び解放機構14に捕捉されていない。そのため、起動期間P0では、ドライブ及びモニタ機構15によって可動体11が捕捉及び解放機構14に捕捉されるようにする。その後は、捕捉期間P1と解放期間(自由振動期間)P2とが所定の周期で繰り返され、解放期間(自由振動期間)P2で所定物理量の検出動作が行われる。
図4は、本実施形態に係るセンサ装置におけるジャイロ素子の変更例の構成を模式的に示した平面図である。なお、本変更例のジャイロ素子の基本的な構成は、図2に示したジャイロ素子の構成と類似しているため、すでに説明した事項の説明は省略する。
図2に示したジャイロ素子(MEMS素子)10では、可動体(可動マス)11が、主としてx方向に振動可動な可動部11aと、主としてy方向に振動可動な可動部11bとを含んでいた。本変更例のジャイロ素子10は、図4に示すように、x方向の可動部とy方向の可動部とが一体となった可動体(可動マス)11を有している。そのため、バネ機構12も、バネ部分12aのみによって構成されている。また、検出機構16(電極部16a及び16b)の位置も図2の場合とは異なっている。
本変更例のジャイロ素子10の基本的な機能及び基本的な動作は、図2に示したジャイロ素子10と同様である。したがって、本変更例のジャイロ素子10を、図1に示したセンサ装置100に適用することで、上述した実施形態と同様の動作を行うことが可能である。
図5は、捕捉及び解放機構14の構成を模式的に示した図である。図5において、可動体11、バネ機構12及びアンカー13は単純化して示されている。捕捉及び解放機構14は、可動体11に対向するように配置されており、電極部14a、ストッパー部14b及び弾性部材14cを含んでいる。すでに述べたように、本実施形態では、弾性部材14cはバネで構成されている。解放状態(自由振動状態)等の通常状態では、弾性部材14cは可動体11から離間している。
図5に示すように、電極部14a、ストッパー部14b及び弾性部材14cはいずれも、可動体11に対向する対向面を有している。電極部14aの対向面と可動体11の対向面との距離をD1、ストッパー部14bの対向面と可動体11の対向面との距離をD2、弾性部材14cの対向面と可動体11の対向面との距離をD3とすると、「D1>D2>D3」という関係になっている。すなわち、弾性部材14cの先端は、ストッパー部14bの先端よりも可動体11側に位置しており、弾性部材14cはストッパー部14bよりも先に可動体11に接触する。
すでに述べたように、電極部14aと可動体11との間に所定電圧を印加することで、電極部14aと可動体11との間に静電気力(静電引力)が働き、可動体11が電極部14aに引き寄せられる。このとき、「D1>D2>D3」という関係があるため、可動体11は、弾性部材14cに接触した後に、ストッパー部14bに接触する。そのため、可動体11がストッパー部14bに接触する前に、可動体11の速度を弾性部材14cによって強制的に制限することができる。その結果、可動体11がストッパー部14bに接触する際に、可動体11とストッパー部14bとの間に働く衝撃力を緩和することができる。
仮に、弾性部材14cが設けられていないとすると、可動体11とストッパー部14bとの間に大きな衝撃力が加わり、異物が発生するおそれがある。可動体11とストッパー部14bとの間に異物が存在すると、捕捉時における可動体11と電極部14aとの間の実効的なギャップ(距離)が大きくなり、適正な捕捉動作が妨げられるおそれがある。捕捉及び解放動作の回数が増加するにしたがって、異物の発生量も増加するため、捕捉時における可動体11と電極部14aとの間の実効的なギャップ(距離)も増加する。その結果、捕捉動作不良の確率も増加する。
本実施形態では、弾性部材14cを設けることで、可動体11とストッパー部14bとの間に働く衝撃力を緩和することができる。そのため、可動体11がストッパー部14bに接触する際の異物の発生を抑制することができ、適正な捕捉及び解放動作を行うことが可能となる。したがって、特性及び信頼性に優れたジャイロ素子10を有するセンサ装置を得ることができる。
図6は、本実施形態における捕捉及び解放機構14の第1の変更例の構成を模式的に示した図である。本変更例では、弾性部材14cのバネの長さを長くすることで、衝撃力をより緩和させるようにしている。
図7は、本実施形態における捕捉及び解放機構14の第2の変更例の構成を模式的に示した図である。本変更例では、弾性部材14cをストッパー部14bの両側に設けることで、衝撃力をより緩和させるようにしている。
図8Aは、本実施形態における捕捉及び解放機構14の第3の変更例の構成を模式的に示した図である。本変更例では、弾性部材14cの両側にストッパー部14bを設けている。このような構成であっても、弾性部材14cによって衝撃力を緩和させることができる。
図8Bは、本実施形態における捕捉及び解放機構14の第4の変更例の構成を模式的に示した図である。上述した実施形態では、弾性部材14cをストッパー部14b側に設けていたが、本変更例では、弾性部材14mを可動体11側に設けている。このような構成であっても、弾性部材14mによって衝撃力を緩和させることができる。
図8Cは、本実施形態における捕捉及び解放機構14の第5の変更例の構成を模式的に示した図である。本変更例では、弾性部材14cをストッパー部14b側に設けるとともに、弾性部材14mを可動体11側にも設けている。このような構成であっても、弾性部材14c及び14mによって衝撃力を緩和させることができる。
なお、図5〜図8Cに示した例では、弾性部材14cがストッパー部14bに接続されていたが、弾性部材14cがストッパー部14b以外の部分に接続されていてもよい。例えば、弾性部材14cが電極部14aに接続されていてもよいし、弾性部材14cが可動体11に接続されていてもよい。
(実施形態2)
次に、第2の実施形態について説明する。なお、基本的な事項は第1の実施形態と同様であるため、第1の実施形態で説明した事項の説明は省略する。センサ装置の基本的な全体構成は、図1と同じである。
次に、第2の実施形態について説明する。なお、基本的な事項は第1の実施形態と同様であるため、第1の実施形態で説明した事項の説明は省略する。センサ装置の基本的な全体構成は、図1と同じである。
図9は、本実施形態に係るセンサ装置におけるジャイロ素子の構成を模式的に示した平面図である。ジャイロ素子は、MEMS技術を用いて基板(半導体基板等)上に形成される。なお、図9に示したジャイロ素子の基本的な構成は第1の実施形態と同様であるため、第1の実施形態で示した構成要素に対応する構成要素には同一の参照番号を付し、それらの詳細な説明は省略する。
図9に示すように、本実施形態においても、第1の実施形態と同様に、ジャイロ素子(MEMS素子)10は、可動体11と、バネ機構12と、アンカー13と、捕捉及び解放(catch and release)機構14と、ドライブ及びモニタ機構15と、検出機構16とを備えている。本実施形態では、捕捉及び解放機構14の構成が第1の実施形態の構成とは異なっている。
本実施形態でも、捕捉及び解放機構14の基本的な機能は第1の実施形態と同様であり、x方向に振動している可動体11を捕捉し、捕捉された可動体11を解放して可動体11をx方向に自由振動させる機能を有している。捕捉及び解放機構14は、電極部14aと、ストッパー部14bとを含んでいる。
図10は、捕捉及び解放機構14の構成を模式的に示した図である。図10において、可動体11、バネ機構12及びアンカー13は単純化して示されている。捕捉及び解放機構14は、可動体11に対向するように配置されており、電極部14a及びストッパー部14bを含んでいる。
ストッパー部14bは、本体部14b1と、可動体11に接触する部分であって金属材料で形成された接触部14b2とを含んでいる。本体部14b1は、シリコン(Si)或いはシリコンゲルマニウム(SiGe)等の半導体材料で形成されている。接触部14b2の金属材料には、高い延性(ductility)及び高い展性(malleability)を有する金属材料が用いられる。具体的には、接触部14b2の金属材料は、金(Au)、銅(Cu)及びアルミニウム(Al)から選択された金族元素を主成分として含有している。したがって、接触部14b2は、本体部14b1よりも延性度及び展性度が高い。
また、可動体11も、本体部11a1と、ストッパー部14bに接触する部分であって金属材料で形成された接触部11a2とを含んでいる。本体部11a1は、シリコン(Si)或いはシリコンゲルマニウム(SiGe)等の半導体材料で形成されている。接触部11a2の金属材料には、高い延性及び高い展性を有する金属材料が用いられる。具体的には、接触部11a2の金属材料は、金(Au)、銅(Cu)及びアルミニウム(Al)から選択された金族元素を主成分として含有している。したがって、接触部11a2は、本体部11a1よりも延性度及び展性度が高い。
図10に示すように、電極部14a及びストッパー部14bはいずれも、可動体11に対向する対向面を有している。電極部14aの対向面と可動体11の対向面との距離をD1、ストッパー部14bの対向面と可動体11の対向面との距離をD2とすると、「D1>D2」という関係になっている。
すでに述べたように、捕捉及び解放機構14による捕捉動作では、可動体11がストッパー部14bに接触する際に、可動体11とストッパー部14bとの間に衝撃力が生じる。そのため、衝撃によって異物が発生するおそれがある。
本実施形態では、接触部11a2及び接触部14b2に高い延性及び高い展性を有する金属材料が用いられる。そのため、可動体11とストッパー部14bとの間に衝撃力が生じても、接触部11a2及び接触部14b2が破損しにくい。また、接触部11a2及び接触部14b2に高い延性及び高い展性を有する金属材料を用いることで、可動体11とストッパー部14bとの間に働く衝撃力自体を緩和することもできる。したがって、本実施形態の構造を用いることにより、異物の発生を抑制することができる。
このように、本実施形態でも、可動体11がストッパー部14bに接触する際の異物の発生を抑制することができ、適正な捕捉及び解放動作を行うことが可能となる。したがって、特性及び信頼性に優れたジャイロ素子10を有するセンサ装置を得ることができる。
次に、図11〜図16を参照して、本実施形態におけるセンサ装置の製造方法、具体的にはジャイロ素子の製造方法を説明する。
まず、図11に示すように、下部領域201上に20μm程度の厚さを有する半導体膜202を形成する。下部領域には、半導体領域(例えば、シリコン領域)201a及び絶縁領域(例えばシリコン酸化膜領域)201b等が含まれる。半導体膜202には、シリコン(Si)膜或いはシリコンゲルマニウム(SiGe)膜等が用いられる。続いて、半導体膜202に2〜5μm程度の幅を有する開口203を形成する。
次に、図12に示すように、全面に金属材料膜204をスパッタリングによって形成する。金属材料膜204には、金(Au)、銅(Cu)及びアルミニウム(Al)から選択された金族元素を主成分として含有している金属材料を用いる。本実施形態では、金属材料膜204として金(Au)膜を用いる。スパッタリングによって金属材料膜204を形成することで、開口203の底面及び開口203の内壁の下部分には金属材料膜204は形成されない。言い換えると、金属材料膜204は、半導体膜202の上面及び開口203の内壁の上部分に形成される。
次に、図13に示すように、フォトレジスト膜205を全面に形成する。このフォトレジスト膜205によって開口203が埋められる。なお、フォトレジスト膜205の代わりにシリコン酸化膜等のハードマスク膜を用いてもよい。
次に、図14に示すように、フォトレジスト膜205をパターニングしてフォトレジストパターンを形成する。
次に、図15に示すように、フォトレジストパターン205をマスクとして用いて金属材料膜204をエッチングする。これにより、金属材料膜パターン204a、204b及び204cが形成される。
次に、図16に示すように、フォトレジストパターン205と絶縁領域201bの一部を除去する。その結果、金属材料膜パターン204aによって可動体の接触部(図10の接触部11a2に対応)が得られ、金属材料膜パターン204bによってストッパー部の接触部(図10の接触部14b2に対応)が得られ、金属材料膜パターン204cによってストッパー部のパッド部が得られる。
上述した製造方法により、図10及び図16に示すような構造が得られる。すなわち、ストッパー部14bに接触部14b2が設けられ、且つ可動体11(11a)にも接触部11a2が設けられた構造が得られる。より具体的には、図10及び図16に示すように、ストッパー部14bの本体部14b1は、可動体11aに対向する第1の対向面202bを有し、可動体11aの本体部11a1は、ストッパー部14bに対向する第2の対向面202aを有している。ストッパー部14bの接触部14b2(204b)は、第1の対向面202bの上部分に設けられ且つ第1の対向面202bの下部分には設けられていない。可動体11aの接触部11a2(204a)は、第2の対向面202aの上部分に設けられ且つ第2の対向面202aの下部分には設けられていない。
図17は、本実施形態における捕捉及び解放機構14の第1の変更例の構成を模式的に示した図である。本変更例では、ストッパー部14bには上述した接触部14b2が設けられているが、可動体11には上述した接触部は設けられていない。このように、ストッパー部14b及び可動体11の一方にのみ接触部が設けられていてもよい。
図18は、本実施形態における捕捉及び解放機構14の第2の変更例の構成を模式的に示した図である。本変更例では、上述した接触部11a2及び14b2に加えてさらに、第1の実施形態で説明した弾性部材14cが設けられている。そして、弾性部材14cには、本体部14c1に加えてさらに、接触部14c2が設けられている。このように、本実施形態の構成と第1の実施形態の構成とを組み合わせるようにしてもよい。
図19は、本実施形態における捕捉及び解放機構14の第3の変更例の構成を模式的に示した図である。本変更例では、可動体11側に弾性部材14mを設け、弾性部材14mの本体部14m1の先端にも接触部14m2を設けている。このように、本実施形態の構成と第1の実施形態の構成とを組み合わせるようにしてもよい。
図20は、本実施形態における捕捉及び解放機構14の第4の変更例の構成を模式的に示した図である。本変更例では、ストッパー部14b側に弾性部材14cを設け、可動体11側に弾性部材14mを設けている。そして、弾性部材14cの本体部14c1の先端に接触部14c2を設け、弾性部材14mの本体部14m1の先端に接触部14m2を設けている。このように、本実施形態の構成と第1の実施形態の構成とを組み合わせるようにしてもよい。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10…ジャイロ素子
11…可動体
11a…可動部 11a1…本体部 11a2…接触部
11b…可動部
12…バネ機構 12a…バネ部分 12b…バネ部分
13…アンカー
14…捕捉及び解放機構 14a…電極部
14b…ストッパー部 14b1…本体部 14b2…接触部
14c…弾性部材 14c1…本体部 14c2…接触部
14m…弾性部材 14m1…本体部 14m2…接触部
15…ドライブ及びモニタ機構 15a…電極部 15b…電極部
16…検出機構 16a…電極部 16b…電極部
20…振幅検出回路 30…回転角度取得回路 40…制御回路
100…センサ装置
201…下部領域 202…半導体膜 203…開口
204…金属材料膜 205…フォトレジスト膜
11…可動体
11a…可動部 11a1…本体部 11a2…接触部
11b…可動部
12…バネ機構 12a…バネ部分 12b…バネ部分
13…アンカー
14…捕捉及び解放機構 14a…電極部
14b…ストッパー部 14b1…本体部 14b2…接触部
14c…弾性部材 14c1…本体部 14c2…接触部
14m…弾性部材 14m1…本体部 14m2…接触部
15…ドライブ及びモニタ機構 15a…電極部 15b…電極部
16…検出機構 16a…電極部 16b…電極部
20…振幅検出回路 30…回転角度取得回路 40…制御回路
100…センサ装置
201…下部領域 202…半導体膜 203…開口
204…金属材料膜 205…フォトレジスト膜
Claims (5)
- 振動可能な可動体と、
振動している前記可動体を捕捉し、捕捉された前記可動体を解放することが可能な捕捉及び解放機構と、
を備え、
前記捕捉及び解放機構は、
前記可動体が接触することで前記可動体の振動を停止させることが可能なストッパー部と、
前記ストッパー部によって前記可動体の振動を停止させる際に前記可動体と前記ストッパー部との間に働く力を抑制する弾性部材と、
を含むセンサ装置。 - 前記弾性部材は、前記可動体から離間して設けられている
請求項1に記載のセンサ装置。 - 前記弾性部材の先端は前記ストッパー部の先端よりも前記可動体側に位置しており、前記弾性部材は前記ストッパー部よりも先に前記可動体に接触する
請求項1に記載のセンサ装置。 - 前記可動体は、第1の方向及び第1の方向に対して垂直な第2の方向に振動可能であり、
前記第1の方向に振動している前記可動体に働くコリオリ力に基づく前記可動体の前記第2の方向の振動の振幅による所定物理量を検出可能な検出機構をさらに備える
請求項1に記載のセンサ装置。 - 前記弾性部材は、前記可動体が自由振動している最中は作用しない
請求項1に記載のセンサ装置。
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US15/908,730 US10760910B2 (en) | 2017-09-14 | 2018-02-28 | Sensor device employing MEMS |
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JP2017177060A JP6503032B2 (ja) | 2017-09-14 | 2017-09-14 | センサ装置 |
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Family
ID=61283069
Family Applications (1)
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EP3457082B1 (en) | 2021-07-07 |
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