JP6501565B2 - 薄膜高分子積層フィルムコンデンサの製造方法 - Google Patents

薄膜高分子積層フィルムコンデンサの製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、薄膜高分子積層フィルムコンデンサの製造方法に関する。
図11は、薄膜高分子積層フィルムコンデンサ1の斜視図である。図12は、積層体の製造装置90の断面図である。図13は、積層体2の断面図である。図14は、シャッター30の開閉動作を説明するために示す図である。図15は、パターニング材料を付着させる領域の切り替え動作を説明するために示す図である。図15(a)〜図15(e)は各工程図である。図12中、符号14aは回転ドラム14の回転方向を示し、符号16は冷却装置を示し、符号18はモノマー蒸着装置を示し、符号20は電子線照射装置を示し、符号22はプラズマ処理装置を示し、符号24はパターニング材料吐出装置を示し、符号28は金属蒸着装置を示し、符号30はシャッターを示し、符号32はシャッター駆動装置を示し、符号34はパターニング材料除去装置を示す。真空チャンバー12には、図示しない真空排気装置及びパージ装置が接続されている。図13中、符号110は下地の樹脂薄膜層を示す。
薄膜高分子積層フィルムコンデンサ1は、図11に示すように、樹脂薄膜層とパターン化された金属薄膜層とが交互に積層された積層体2と、パターン化された金属薄膜層のうち一方の電極となる金属薄膜層に接続された外部電極3と、パターン化された金属薄膜層のうち他方の電極となる金属薄膜層に接続された外部電極4とを備える。積層体2は、モノマーを蒸着してモノマー層を形成するとともに当該モノマー層に電子線を照射してモノマー層を硬化することにより形成された樹脂薄膜層120と、金属材料を蒸着することにより形成された金属薄膜層130とが交互に積層された構造を有する(図13参照。)。
積層体2は、図12に示す積層体の製造装置90を用いて製造することができる。すなわち、積層体2は、真空チャンバー12内で、回転ドラム14に向けてモノマーを蒸着してモノマー層を形成するとともに当該モノマー層に電子線を照射してモノマー層を硬化することにより樹脂薄膜層120を形成する樹脂薄膜層形成工程と、回転ドラム14に向けて金属材料を蒸着して金属薄膜層130を形成する金属薄膜層形成工程とを交互に繰り返して実施することにより、回転ドラム14上に樹脂薄膜層120と金属薄膜層130とが交互に積層された積層体を製造する積層体製造工程により製造することができる。そして、以上の積層体製造工程により製造された積層体2を回転ドラム14から取り外し、所定サイズに切り分けることによりチップ化した後、当該チップ化された積層体2を用いて、薄膜高分子積層フィルムコンデンサ1を製造することができる(例えば、特許文献1参照。)。なお、本明細書中、回転ドラム上に形成された状態の積層体も、回転ドラムから取り外した状態の積層体も、切り分けることによりスティック化したりチップ化したりした積層体も、外部電極を取り付けた状態の積層体も、すべて積層体として説明することとする。
薄膜高分子積層フィルムコンデンサの製造方法においては、樹脂薄膜層形成工程と金属薄膜層形成工程との間に、薄膜高分子積層フィルムコンデンサの電極パターンを形成しない領域にパターニング材料を付着させるパターニング工程を実施する。その結果、金属薄膜層形成工程においては、パターニング材料をマスクとして金属材料が蒸着されることとなり、樹脂薄膜層120と、パターン化された金属薄膜層130とが交互に積層された積層体が製造されることとなる(図13参照。)。
また、薄膜高分子積層フィルムコンデンサの製造方法においては、図14に示すように、最初のk−1周目までは、金属材料の蒸着源(金属蒸着装置28)と回転ドラム14との間にシャッター30を挿入した閉状態としたまま金属蒸着を行い、k周目以降は、金属材料の蒸着源(金属蒸着装置28)と回転ドラム14との間からシャッター30を抜去した開状態で金属蒸着を行う。その結果、最初のk−1周目までは、下地の樹脂薄膜層110が連続して形成され、k週目以降は、樹脂薄膜層120と金属薄膜層130とが交互に形成されることになる(図13参照。)。
また、薄膜高分子積層フィルムコンデンサの製造方法においては、1周毎に、パターニング材料を付着させる領域132の切替動作を行う(図15参照。)。その結果、図11及び図13に示すように、1層毎に異なるパターンを有する金属薄膜層が樹脂薄膜層を介して交互に形成された構造の積層体2を形成することが可能となる。
上記した薄膜高分子積層フィルムコンデンサ1は、樹脂フィルム上に金属薄膜層が形成された長尺フィルムを円筒状に巻き取ることにより製造する通常のフィルムコンデンサよりも誘電体層を薄くすることが可能であるため、小型化が容易であるという特徴を有する。また、薄膜高分子積層フィルムコンデンサ1は、熱硬化性樹脂を誘電体として使用しているため、熱可塑性樹脂を誘電体として使用している通常のフィルムコンデンサよりも耐熱性に優れている。また、薄膜高分子積層フィルムコンデンサ1は、積層セラミックコンデンサよりも軽量であり、積層セラミックコンデンサのような圧電特性がない。さらには、オープン故障モードによる発煙、発火リスクが低く、安定した温度特性を有するという特徴を有する。これらのことから、薄膜高分子積層フィルムコンデンサ1は、近年、種々の分野に広く使用されるようになってきている。
特開2000−294449号公報
ところで、コンデンサの技術分野においては、用途によっては高耐圧なコンデンサが求められており、薄膜高分子積層フィルムコンデンサの技術分野においても例外ではない。従来の薄膜高分子積層フィルムコンデンサよりも高耐圧な薄膜高分子積層フィルムコンデンサが実現できると、薄膜高分子積層フィルムコンデンサの用途がさらに拡がることが期待できる。
そこで、樹脂薄膜層の膜厚を厚くして薄膜高分子積層フィルムコンデンサを高耐圧なものとすることが考えられる。しかしながら、従来の薄膜高分子積層フィルムコンデンサの製造方法においては、樹脂薄膜層の膜厚を厚くするほど樹脂薄膜層の膜厚が不均一となり品質が低下すること、樹脂薄膜層の膜厚を厚くするほど樹脂薄膜層の硬化度が不均一となり品質が低下すること、1.5μm以下の樹脂薄膜層を適正に硬化させるための電子線照射装置では1.5μmよりも厚い樹脂薄膜層を適正に硬化させることが困難であることなどのことから、樹脂薄膜層の膜厚を1.5μmよりも厚くすることは困難であり、このため、薄膜高分子積層フィルムコンデンサの耐圧としても100V程度が上限であるというのが実情である。
そこで、本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、従来よりも高耐圧な薄膜高分子積層フィルムコンデンサを製造可能な薄膜高分子積層フィルムコンデンサの製造方法を提供することを目的とする。
[1]本発明の薄膜高分子積層フィルムコンデンサの製造方法は、回転ドラム上に、樹脂薄膜層と金属薄膜層とが積層された積層体を製造する積層体製造工程を含む薄膜高分子積層フィルムコンデンサの製造方法であって、前記積層体製造工程においては、前記樹脂薄膜層としてn層の樹脂薄膜層(但し、nは2以上の整数。)を形成する樹脂薄膜層形成工程と、前記金属薄膜層として1層の金属薄膜層を形成する金属薄膜層形成工程と、を交互に実施することにより前記積層体を製造することを特徴とする
[2]本発明の薄膜高分子積層フィルムコンデンサの製造方法において、前記樹脂薄膜層形成工程においては、回転ドラムをn周回転させる間に、前記回転ドラムに向けてモノマーを蒸着してモノマー層を形成するとともに当該モノマー層を硬化する工程をn回繰り返すことにより、前記n層の樹脂薄膜層を形成し、前記金属薄膜層形成工程においては、前記回転ドラムを1周回転させる間に、前記回転ドラムに向けて金属材料を蒸着することにより、前記1層の金属薄膜層を形成することが好ましい。
[3]本発明の薄膜高分子積層フィルムコンデンサの製造方法において、前記積層体製造工程においては、前記金属薄膜層形成工程を実施する期間のみならず前記金属薄膜層形成工程を実施しない期間においても前記金属材料の蒸着を連続して行うとともに、前記金属薄膜層形成工程を実施しない期間には、前記金属材料の蒸着源と前記回転ドラムとの間にシャッターを挿入した閉状態として前記金属材料の蒸着を行い、前記金属薄膜層形成工程を実施する期間には、前記金属材料の蒸着源と前記回転ドラムとの間からシャッターを抜去した開状態として前記金属材料の蒸着を行うことが好ましい。
[4]本発明の薄膜高分子積層フィルムコンデンサの製造方法においては、前記樹脂薄膜層形成工程と前記金属薄膜層形成工程との間に、前記薄膜高分子積層フィルムコンデンサの電極パターンを形成しない領域にパターニング材料を付着させるパターニング工程を実施し、前記金属薄膜層形成工程においては、前記パターニング材料をマスクとして前記金属材料を蒸着することにより、前記薄膜高分子積層フィルムコンデンサの電極パターンを形成する領域に前記1層の金属薄膜層を形成し、前記金属薄膜層形成工程と前記樹脂薄膜層形成工程との間に、前記パターニング材料を除去するパターニング材料除去工程を実施し、前記パターニング材料を付着させる領域の切替動作を、前記シャッターの挿入動作により前記金属材料が不均一に蒸着される第1遷移領域、前記シャッターを挿入した閉状態において前記金属材料が蒸着されない金属材料非蒸着領域、及び、前記シャッターの抜去動作により前記金属材料が不均一に蒸着される第2遷移領域のいずれかの領域が前記パターニング工程を実施する回転位置を通過する期間内に行うことが好ましい。
[5]本発明の薄膜高分子積層フィルムコンデンサの製造方法において、前記樹脂薄膜層形成工程においては、回転ドラムを1周回転させる間に、前記回転ドラムに向けてモノマーを蒸着してモノマー層を形成するとともに当該モノマー層を硬化する工程をn回実施することにより、前記n層の樹脂薄膜層を形成し、前記金属薄膜層形成工程においては、前記回転ドラムを1周回転させる間に、前記回転ドラムに向けて金属材料を蒸着することにより、前記1層の金属薄膜層を形成することが好ましい。
本発明の薄膜高分子積層フィルムコンデンサの製造方法によれば、n層の樹脂薄膜層(但し、nは2以上の整数。)を形成する樹脂薄膜層形成工程と、1層の金属薄膜層を形成する金属薄膜層形成工程とを交互に実施することにより積層体を製造することから、製造される積層体においては、金属薄膜層と金属薄膜層との間には必ず2層以上の樹脂薄膜層が存在することになり、従来よりも高耐圧な薄膜高分子積層フィルムコンデンサを製造できる。
実施形態1に用いる積層体の製造装置10の断面図である。 実施形態1における、積層体100の断面図である。 実施形態1における、シャッター30の開閉動作を説明するために示す図である。 実施形態1における、パターニング材料を付着させる領域の切り替え動作を説明するために示す図である。 変形例における、パターニング材料を付着させる領域の切り替え動作を説明するために示す図である。 実施形態2における、積層体102の断面図である。 実施形態2における、シャッター30の開閉動作を説明するために示す図である。 実施形態2における、パターニング材料を付着させる領域の切り替え動作を説明するために示す図である。 実施形態3に用いる積層体の製造装置11の断面図である。 実施形態3における、シャッター30の開閉動作を説明するために示す図である。 薄膜高分子積層フィルムコンデンサ1の斜視図である。 従来の積層体の製造装置90の断面図である。 積層体2の断面図である。 シャッター30の開閉動作を説明するために示す図である。 パターニング材料を付着させる領域の切り替え動作を説明するために示す図である。
以下、本発明の薄膜高分子積層フィルムコンデンサの製造方法について、図に示す実施形態に基づいて説明する。
[実施形態1]
1.積層体の製造装置
図1は、実施形態1に用いる積層体の製造装置10を示す図である。図2は、実施形態1における、積層体100の断面図である。図3は、実施形態1における、シャッター30の開閉動作を説明するために示す図である。図4は、実施形態1における、パターニング材料を付着させる領域の切り替え動作を説明するために示す図である。
積層体の製造装置10は、図1に示すように、真空チャンバー12と、真空チャンバー12内で回転する回転ドラム14と、回転ドラム14の回転方向14aに沿って回転ドラム14の周囲に配設されたモノマー蒸着装置18と、電子線照射装置20と、プラズマ処理装置22と、パターニング材料吐出装置24と、金属蒸着装置28と、シャッター30と、パターニング材料除去装置34とを備える。シャッター30の動作は、シャッター駆動装置32により制御されている。真空チャンバー12には、図示しない真空排気装置及びパージ装置が接続されている。
回転ドラム14は、図示しない回転駆動装置により回転方向14a方向に回転駆動される。回転ドラム14の回転速度は、自由に設定できるが、通常15rpm〜70rpm程度である。回転ドラム14の外周面(基板面)は平滑に、好ましくは鏡面状に仕上げられており、冷却装置16により、好ましくは0℃〜20℃の範囲内、より好ましくは5℃〜15℃の範囲内の所定温度に冷却されている。
モノマー蒸着装置18は、樹脂薄膜層を形成するためのモノマーを加熱して蒸発・気化させ、回転ドラム14上に蒸着・堆積させる。
電子線照射装置20は、モノマー樹脂を重合又は架橋させ、モノマー層を樹脂薄膜層とする。
プラズマ処理装置22は、樹脂薄膜層の表面を酸素プラズマ処理により活性化させて、樹脂薄膜層と金属薄膜層との接着性を向上させるための酸素プラズマ装置である。実施形態1に係る薄膜高分子積層フィルムコンデンサの製造方法においては、プラズマの熱により樹脂薄膜層の重合反応を促進して樹脂薄膜層の硬化度を十分に高くする働きもする。なお、プラズマ処理装置22は、酸素プラズマ処理装置に限定されず、窒素プラズマ処理装置、アルゴンプラズマ処理装置その他のプラズマ処理装置であってもよい。
パターニング材料吐出装置24は、例えばオイルであるパターニング材料を蒸発・気化させたものをノズル26(図15参照。)から噴射し樹脂薄膜層表面に帯状に堆積させる。なお、実施形態1においては、図4に示すように、「後述するシャッター30の挿入動作により金属材料が不均一に蒸着される第1遷移領域R3が、パターニング工程を実施する回転位置(パターニング材料吐出装置24の配設位置)を通過する」期間内にパターニング材料を付着させる領域の切替動作を行う。
金属蒸着装置28は、抵抗加熱蒸着法により、回転ドラム14上の樹脂薄膜層120の表面に金属材料を蒸着して金属薄膜層130を形成する。具体的には、坩堝(金属蒸着源)に収容された金属材料を抵抗加熱により加熱することにより当該金属材料が蒸発・気化して回転ドラム14上に堆積する。なお、金属蒸着装置28は、抵抗加熱蒸着法によるものに限定されず、電子ビーム加熱蒸着法等の他の真空蒸着法又はスパッタリング法等によるものであってもよい。なお、金属蒸着装置28は、金属薄膜層形成工程を実施する期間のみならず金属薄膜層形成工程を実施しない期間においても金属材料の蒸着を連続して行う。
シャッター30は、金属薄膜層形成工程を実施しない期間には、金属材料の蒸着源(金属蒸着装置28)と回転ドラム14との間にシャッターを挿入した閉状態とし、金属薄膜層形成工程を実施する期間には、金属材料の蒸着源(金属蒸着装置28)と回転ドラム14との間からシャッターを抜去した開状態とする(図3参照。)。シャッター30はシャッター駆動装置32により駆動される。
パターニング材料除去装置34は、パターニング材料吐出装置24により堆積されたパターニング材料を除去するとともに、金属薄膜層の表面を酸素プラズマ処理により活性化させて、金属薄膜層と樹脂薄膜層との接着性を向上させるための酸素プラズマ処理装置である。なお、パターニング材料除去装置34は、酸素プラズマ処理装置に限定されず、窒素プラズマ処理装置、アルゴンプラズマ処理装置その他のプラズマ処理装置であってもよい。
制御装置(図1で図示せず。)は、モノマー蒸着装置18、電子線照射装置20、プラズマ処理装置22、パターニング材料吐出装置24、金属蒸着装置28、シャッター30、シャッター駆動装置32及びパターニング材料除去装置34並びに図示しない真空排気装置及びパージ装置の動作を制御する。
2.薄膜高分子積層フィルムコンデンサの製造方法
実施形態1に係る薄膜高分子積層フィルムコンデンサの製造方法は、回転ドラム14上に、n層の樹脂薄膜層120(但し、nは2以上の整数。)と、パターン化された1層の金属薄膜層130とが交互に積層された積層体100を製造する積層体製造工程を含む薄膜高分子積層フィルムコンデンサの製造方法である。そして、積層体製造工程においては、回転ドラム14をn周回転させる間に、回転ドラム14に向けてモノマーを蒸着してモノマー層を形成するとともに当該モノマー層に電子線を照射してモノマー層を硬化する工程をn回繰り返すことにより、n層の樹脂薄膜層120を形成する樹脂薄膜層形成工程と、回転ドラム14を1周回転させる間に、回転ドラム14に向けて金属材料を蒸着することにより、パターン化された1層の金属薄膜層130を形成する金属薄膜層形成工程とを交互に実施することにより積層体100を製造する。以下、実施形態1に係る薄膜高分子積層フィルムコンデンサの製造方法を詳細に説明する。
まず、回転ドラム14上に下地の樹脂薄膜層110を形成する。下地の樹脂薄膜層110の形成は、回転ドラム14をk周回転させる間に、モノマー蒸着装置18により回転ドラム14の外周にモノマー層を形成するとともに当該モノマー層を電子線照射装置20により硬化することにより、k層(例えば数層〜数十層)の下地の樹脂薄膜層を形成することにより行う。
次に、下地の樹脂薄膜層110上に、n層(但し、nは2以上の整数。)の樹脂薄膜層120と、パターン化された1層の金属薄膜層130とが交互に積層された積層体を形成する。積層体の形成は以下のようにして行う。すなわち、回転ドラム14をn周回転させる間に、モノマー蒸着装置18から回転ドラム14に向けてモノマーを蒸着してモノマー層を形成するとともに電子線照射装置18からモノマー層に電子線を照射してモノマー層を硬化する工程をn回繰り返すことにより、n層の樹脂薄膜層120を形成する樹脂薄膜層形成工程と、回転ドラム14を1周回転させる間に、金属蒸着装置28から回転ドラム14に向けて金属材料を蒸着することにより、パターン化された1層の金属薄膜層130を形成する金属薄膜層形成工程と、を交互に実施する(例えば、交互に数百回〜数千回実施する)ことにより積層体を形成する。これにより、下地の樹脂薄膜層上に上記した積層体が積層された構造(例えば数百層〜数千層積層された構造)の積層体100(図2参照。)を製造することができる。
なお、実施形態1においては、樹脂薄膜層形成工程と金属薄膜層形成工程との間に、プラズマ処理装置22により樹脂薄膜層の表面を酸素プラズマ処理により活性化するプラズマ処理工程と、パターニング材料吐出装置24により樹脂薄膜層上にパターニング材料を帯状に堆積させるパターニング材料堆積工程とを実施する(図4参照。)。また、金属薄膜層形成工程と樹脂薄膜層形成工程との間に、酸素プラズマ処理によりパターニング材料132を除去するパターニング材料除去工程を実施する。
樹脂薄膜層120の膜厚は、1層当たり例えば100nm〜1500nmであり、金属薄膜層130の層厚は、例えば10nm〜40nmである。樹脂薄膜層120上に金属薄膜層130を形成する際、パターニング材料が堆積された箇所には金属薄膜層は形成されず、この箇所が積層体100の電気的絶縁部分となる。
樹脂薄膜層形成工程においては、モノマーとして、例えば、脂環式炭化水素骨格を有するジアクリレート化合物又はジメタクリレート化合物(トリシクロデカンジメタノールジアクリレート、トリシクロデカンジメタノールジメタクリレートなど)を好適に用いることができる。
金属薄膜層形成工程においては、抵抗加熱蒸着法により、回転ドラム14の表面に金属材料を蒸着して金属薄膜層を形成する。具体的には、坩堝(金属蒸着源)に収容された金属材料を抵抗加熱により加熱することにより当該金属材料を蒸発・気化させて回転ドラム14上に堆積する。金属材料としては、例えば、Al、Cu、Zn、Sn、Au、Ag及びPtから選択した少なくとも一種類の金属材料を使用することができる。
以上の工程を実施することにより、回転ドラム14の外周面上に円筒状の積層体100が形成される。その後、この円筒状の積層体100を分割して、回転ドラム14から取り外し、図示しない扉を介して真空チャンバー12の外に取り出す。真空チャンバー12から取り出した積層体100は、回転ドラム14の外周面とほぼ同じ曲率の円弧状に湾曲している。次に、この湾曲した積層体100を加熱下でプレスして平坦化する。その後、平坦化した積層体100をスティック状に切断した後、外部電極を形成し、これをさらにチップ状に切断すれば、薄膜高分子積層フィルムコンデンサ1が得られる。
3.薄膜高分子積層フィルムコンデンサの製造方法の効果
実施形態1に係る薄膜高分子積層フィルムコンデンサの製造方法によれば、n層の樹脂薄膜層(但し、nは2以上の整数。)を形成する樹脂薄膜層形成工程と、1層の金属薄膜層を形成する金属薄膜層形成工程とを交互に実施することにより積層体を製造することから、製造される積層体においては、金属薄膜層と金属薄膜層との間には必ず2層以上の樹脂薄膜層(この場合2層の樹脂薄膜層)が存在することになり、従来よりも高耐圧な薄膜高分子積層フィルムコンデンサを構成できる。
また、実施形態1に係る薄膜高分子積層フィルムコンデンサの製造方法によれば、回転ドラムをn周(この場合2周)回転させる間に、回転ドラムに向けてモノマーを蒸着してモノマー層を形成するとともに当該モノマー層を硬化する工程をn回繰り返すことにより、n層の樹脂薄膜層を形成する樹脂薄膜層形成工程と、回転ドラムを1周回転させる間に、回転ドラムに向けて金属材料を蒸着することにより、1層の金属薄膜層を形成する金属薄膜層形成工程と、を交互に実施することにより積層体を製造することから、基本的には従来の積層体の製造装置90と同様の構成の積層体の製造装置10を用いて、従来よりも高耐圧な薄膜高分子積層フィルムコンデンサを構成できる。
また、実施形態1に係る薄膜高分子積層フィルムコンデンサの製造方法によれば、金属薄膜層形成工程を実施する期間のみならず金属薄膜層形成工程を実施しない期間においても金属材料の蒸着を連続して行うとともに、金属薄膜層形成工程を実施しない期間には、金属材料の蒸着源と回転ドラムとの間にシャッターを挿入した閉状態として金属材料の蒸着を行い、金属薄膜層形成工程を実施する期間には、金属材料の蒸着源と回転ドラムとの間からシャッターを抜去した開状態として金属材料の蒸着を行うことから、シャッターの挿入・抜去動作を行うだけの簡単な動作により、回転ドラム上に、n層の樹脂薄膜層と、1層の金属薄膜層とが交互に積層された積層体を製造することができる。また、金属薄膜層形成工程を実施する期間のみならず金属薄膜層形成工程を実施しない期間においても金属材料の蒸着を連続して行うことから、金属材料の蒸着を均一な条件で行うことが可能となる。
また、実施形態1に係る薄膜高分子積層フィルムコンデンサの製造方法によれば、「シャッターの挿入動作により金属材料が不均一に蒸着される第1遷移領域が、パターニング工程を実施する回転位置を通過する」期間内にパターニング材料を付着させる領域の切替動作を行うこととしている。このことから、パターニング工程においては、一の金属薄膜層形成工程を実施した後、次の金属薄膜層形成工程を実施する前の期間内にパターニング材料を付着させる領域の切替動作を行うこととなり、シャッターの挿入・抜去動作により金属材料が不均一に蒸着されコンデンサとして使用できない領域が、パターニング材料を付着させる領域の切替動作によりパターニング材料が所望の位置に吐出されずやはりコンデンサとして使用できない領域と同じ領域内に形成されることとなる。その結果、実施形態1に係る薄膜高分子積層フィルムコンデンサの製造方法は、従来の薄膜高分子積層フィルムコンデンサの製造方法と同等の生産性を有する。
[変形例]
上記実施形態1においては、パターニング材料を付着させる領域の切替動作を、「シャッター30の挿入動作により金属材料が不均一に蒸着される第1遷移領域R3が、パターニング工程を実施する回転位置を通過する」期間内に行っているが、本発明はこれに限定されるものでない。図5は、変形例における、パターニング材料を付着させる領域の切り替え動作を説明するために示す図である。図5に示すように、本発明は、パターニング材料を付着させる領域の切替動作を、「シャッター30を挿入した閉状態において金属材料が蒸着されない金属材料非蒸着領域R2が、パターニング工程を実施する回転位置を通過する」期間内に行ってもよい。また、「シャッター30の抜去動作により金属材料が不均一に蒸着される第2遷移領域R4が、パターニング工程を実施する回転位置を通過する」期間内に行ってもよい。さらにまた、第1遷移領域R3、金属材料非蒸着領域R2及び第2遷移領域R4を跨る領域が工程を実施する回転位置を通過する期間内に行ってもよい。
[実施形態2]
図6は、実施形態2における、積層体102の断面図である。図7は、実施形態2における、シャッター30の開閉動作を説明するために示す図である。図8は、実施形態2における、パターニング材料を付着させる領域の切り替え動作を説明するために示す図である。
実施形態2に係る薄膜高分子積層フィルムコンデンサの製造方法は、基本的には実施形態1に係る薄膜高分子積層フィルムコンデンサの製造方法と同様の工程を含むが、製造する積層体の構造が実施形態1に係る薄膜高分子積層フィルムコンデンサの製造方法の場合と異なる。すなわち、図6に示すように、実施形態2に係る薄膜高分子積層フィルムコンデンサの製造方法においては、3層の樹脂薄膜層と1層の金属薄膜層とが交互に積層された積層体102を製造することとしている。また、これに伴って、回転ドラムを3周回転させる間に3層の樹脂薄膜層を形成する樹脂薄膜層形成工程と、回転ドラムを1周回転させる間に1層の金属薄膜層を形成する金属薄膜層形成工程と、を交互に実施することにより積層体102を製造することとしている。
このように、実施形態2に係る薄膜高分子積層フィルムコンデンサの製造方法は、製造する積層体の構造が実施形態1に係る薄膜高分子積層フィルムコンデンサの製造方法の場合と異なるが、実施形態1に係る薄膜高分子積層フィルムコンデンサの製造方法の場合と同様に、回転ドラムをn周(この場合3周)回転させる間に、n層の樹脂薄膜層を形成する樹脂薄膜層形成工程と、回転ドラムを1周回転させる間に、パターン化された1層の金属薄膜層を形成する金属薄膜層形成工程と、を交互に実施することにより積層体を製造することから、製造される積層体においては、金属薄膜層と金属薄膜層との間には必ず2層以上の樹脂薄膜層(この場合3層の樹脂薄膜層)が存在することになり、従来よりも高耐圧な薄膜高分子積層フィルムコンデンサを構成できる。
なお、実施形態2に係る薄膜高分子積層フィルムコンデンサの製造方法においては、図7に示すように、シャッターの挿入・抜去動作を行い、図8に示すように、パターニング材料を付着させる領域の切替動作を行うこととしている。
[実施形態3]
図9は、実施形態3に用いる積層体の製造装置11の断面図である。図10は、実施形態3における、シャッター30の開閉動作を説明するために示す図である。図9中、符号18a及び18bはモノマー蒸着装置を示し、符号20a及び20bは電子線照射装置を示す。
実施形態3に係る薄膜高分子積層フィルムコンデンサの製造方法は、基本的には実施形態1に係る薄膜高分子積層フィルムコンデンサの製造方法と同様の工程を含むが、樹脂薄膜層形成工程の内容が実施形態1に係る薄膜高分子積層フィルムコンデンサの製造方法の場合と異なる。すなわち、図9及び図10に示すように、実施形態3に係る薄膜高分子積層フィルムコンデンサの製造方法においては、回転ドラムを1周回転させる間に、回転ドラムに向けてモノマーを蒸着してモノマー層を形成するとともに当該モノマー層に電子線を照射してモノマー層を硬化する工程をn回実施することにより、n層の樹脂薄膜層を形成することとしている。
このように、実施形態3に係る薄膜高分子積層フィルムコンデンサの製造方法は、樹脂薄膜層形成工程の内容が実施形態1に係る薄膜高分子積層フィルムコンデンサの製造方法の場合と異なるが、実施形態1に係る薄膜高分子積層フィルムコンデンサの製造方法の場合と同様に、n層の樹脂薄膜層を形成する樹脂薄膜層形成工程と、1層の金属薄膜層を形成する金属薄膜層形成工程とを交互に実施することにより積層体を製造することから、製造される積層体においては、金属薄膜層と金属薄膜層との間には必ず2層以上の樹脂薄膜層が存在することになり、従来よりも高耐圧な薄膜高分子積層フィルムコンデンサを構成できる。
なお、実施形態3に係る薄膜高分子積層フィルムコンデンサの製造方法によれば、図10に示すように、従来の薄膜高分子積層フィルムコンデンサの製造方法の場合と同様にシャッターを動作させればよいことから、シャッターの制御が単純になるという効果も得られる。
以上、本発明の薄膜高分子積層フィルムコンデンサの製造方法を上記各実施形態に基づいて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において実施することが可能であり、例えば、次のような変形も可能である。
(1)上記実施形態1においては、2層の樹脂薄膜層と1層の金属薄膜層とが交互に積層された積層体を製造する場合を例にとって本発明を説明し、上記実施形態2においては、3層の樹脂薄膜層と1層の金属薄膜層とが交互に積層された積層体を製造する場合を例にとって本発明を説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。本発明は、3層以上の樹脂薄膜層と1層の金属薄膜層とが交互に積層された積層体を製造する場合にも適用可能である。
1…薄膜高分子積層フィルムコンデンサ、2,100,101…積層体、3,4…外部電極、10,11,90…積層体の製造装置、12…真空チャンバー、14…回転ドラム、14a…回転ドラム14の回転方向、16…冷却装置、18,18a,18b…モノマー蒸着装置、20,20a,20b…電子線照射装置、22…プラズマ処理装置、24…パターニング材料吐出装置、26…ノズル、28…金属蒸着装置、30…シャッター、32…シャッター駆動装置、34…パターニング材料除去装置、110…下地樹脂薄膜層、120…樹脂薄膜層、130…金属薄膜層、132…パターニング材料、134…切り替え領域、R1…金属材料蒸着領域、R2…金属材料非蒸着領域、R3…第1遷移領域、R4…第2遷移領域

Claims (3)

  1. 回転ドラム上に、樹脂薄膜層と金属薄膜層とが積層された積層体を製造する積層体製造工程を含む薄膜高分子積層フィルムコンデンサの製造方法であって、
    前記薄膜高分子積層フィルムコンデンサの製造方法は、
    前記積層体製造工程においては、
    前記樹脂薄膜層としてn層の樹脂薄膜層(但し、nは2以上の整数。)を形成する樹脂薄膜層形成工程と、
    前記金属薄膜層として1層の金属薄膜層を形成する金属薄膜層形成工程と、
    を交互に実施することにより前記積層体を製造する薄膜高分子積層フィルムコンデンサの製造方法であり、
    前記樹脂薄膜層形成工程においては、回転ドラムをn周回転させる間に、前記回転ドラムに向けてモノマーを蒸着してモノマー層を形成するとともに当該モノマー層を硬化する工程をn回繰り返すことにより、前記n層の樹脂薄膜層を形成し、
    前記金属薄膜層形成工程においては、前記回転ドラムを1周回転させる間に、前記回転ドラムに向けて金属材料を蒸着することにより、前記1層の金属薄膜層を形成することを特徴とする薄膜高分子積層フィルムコンデンサの製造方法。
  2. 請求項1に記載の薄膜高分子積層フィルムコンデンサの製造方法において、
    前記積層体製造工程においては、
    前記金属薄膜層形成工程を実施する期間のみならず前記金属薄膜層形成工程を実施しない期間においても前記金属材料の蒸着を連続して行うとともに、
    前記金属薄膜層形成工程を実施しない期間には、前記金属材料の蒸着源と前記回転ドラムとの間にシャッターを挿入した閉状態として前記金属材料の蒸着を行い、
    前記金属薄膜層形成工程を実施する期間には、前記金属材料の蒸着源と前記回転ドラムとの間からシャッターを抜去した開状態として前記金属材料の蒸着を行うことを特徴とする薄膜高分子積層フィルムコンデンサの製造方法。
  3. 請求項2に記載の薄膜高分子積層フィルムコンデンサの製造方法において、
    前記樹脂薄膜層形成工程と前記金属薄膜層形成工程との間に、前記薄膜高分子積層フィルムコンデンサの電極パターンを形成しない領域にパターニング材料を付着させるパターニング工程を実施し、
    前記金属薄膜層形成工程においては、前記パターニング材料をマスクとして前記金属材料を蒸着することにより、前記薄膜高分子積層フィルムコンデンサの電極パターンを形成する領域に前記1層の金属薄膜層を形成し、
    前記金属薄膜層形成工程と前記樹脂薄膜層形成工程との間に、前記パターニング材料を除去するパターニング材料除去工程を実施し、
    前記パターニング材料を付着させる領域の切替動作を、前記シャッターの挿入動作により前記金属材料が不均一に蒸着される第1遷移領域、前記シャッターを挿入した閉状態において前記金属材料が蒸着されない金属材料非蒸着領域、及び、前記シャッターの抜去動作により前記金属材料が不均一に蒸着される第2遷移領域のいずれかの領域が前記パターニング工程を実施する回転位置を通過する期間内に行うことを特徴とする薄膜高分子積層フィルムコンデンサの製造方法。
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