JP6500723B2 - コネクタ - Google Patents

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Description

本発明は、ショート端子を備えたコネクタに関する。
従来、一対の端子金具に接触することでその端子金具間を短絡させるショート端子を備えたコネクタが知られている。このショート端子は、端子金具に弾性的に接触可能な弾性接触片を備えている。そして、相手側コネクタが嵌合されていない状態では、対応する端子金具に弾性接触片が接触して端子金具間を短絡状態にし、相手側コネクタが嵌合されると、相手側コネクタに備えられた短絡解除部によって弾性接触片が端子金具から離され、端子金具の短絡状態が解除される。
例えば下記特許文献1に記載のコネクタにおいては、ショート端子が、ハウジングに設けられたショート端子収容室に前方から収容される。そして、ショート端子のうち横長な板状をなす本体部が、ショート端子収容室の上端両側縁に形成された溝に圧入保持されるようになっている。
特開2004−134259号公報
ところで、上記のようなコネクタにおいて、ショート端子が弾性接触片の変位方向にがたつくことを防ぐべく、ショート端子の本体部のうちショート端子収容室の溝に圧入される部分に突起を設けることが考えられる。その際、突起を前後に一対設けようとすると、ハウジングの溝に先に入る突起によって溝が押し広げられ、後に入る突起においては溝との間に隙間が生じる等して十分にがたつきを抑制できない虞があった。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、一の圧入溝に入る一対の圧入突起がいずれにおいても確実にがたつきを抑制することが可能なコネクタを提供することを目的とする。
本発明のコネクタは、一対の端子金具に弾性接触片が弾性的に接触することで一対の前記端子金具を短絡させるショート端子と、前記端子金具および前記ショート端子が収容されるハウジングと、を備え、前記ショート端子には、前記ハウジングに設けられた一の圧入溝に圧入される圧入突起が、前記圧入溝への圧入方向に前後に離れて一対設けられ、一対の前記圧入突起は、前記圧入方向の前側に位置するものの高さ寸法が、後側に位置するものの高さ寸法より小さく形成されているものである。
本発明によれば、圧入溝に先に入る圧入突起によって圧入溝が押し広げられても、後に入る圧入突起において圧入溝との間に隙間が生じる等することを防ぐことができるので、一の圧入溝に入る一対の圧入突起がいずれにおいても確実にがたつきを抑制することができる。
実施例1におけるコネクタであって、相手側コネクタと嵌合する前の状態を示す断面図 相手側コネクタと嵌合した状態のコネクタを示す断面図 ショート端子を示す正面図 ショート端子を示す平面図 ショート端子を示す側面図 ショート端子を示す断面図であって、図3のA−A位置における断面に相当する断面図 コネクタを示す正面図 コネクタを示す断面図 フロントホルダを取り外した状態のハウジングを示す正面図 ショート端子を収容した状態のハウジングを示す正面図 圧入溝に圧入突起が圧入された状態を示すコネクタの断面図 圧入溝に圧入突起が圧入された状態を示す図11の一部拡大断面図 実施例2におけるコネクタを示す断面図 フロントホルダを取り外した状態のコネクタを示す正面図 ショート端子を示す斜視図 ショート端子をハウジングに収容する様子を示す断面図であって、図14のB−B位置における断面に相当する断面図 正規の収容位置に収容されたショート端子を示すコネクタの一部拡大断面図
本発明の好ましい形態を以下に示す。
本発明1のコネクタは、前記ショート端子が、平板状をなす基板を有し、前記基板の左右両側に設けられた突出片の板面に、前記圧入突起が突設されているものである。このような構成によれば、ハウジングに収容された状態においてショート端子の板厚方向のがたつきを防ぐことができる。
本発明のコネクタは、一対の前記圧入突起のうち前記圧入方向の後側に位置するものが、前記弾性接触片のうち前記端子金具に接触する接点部に近いところに配置されているものとしてもよい。このような構成によれば、圧入方向の後側に位置する圧入突起を高くすることにより、弾性接触片の接点部に近いところで確実にがたつきを防ぐことができるから、ショート端子のがたつきを効果的に抑制することができる。
また、本発明のコネクタは、前記ショート端子が、前記圧入突起を有する平板状をなす基板と、前記基板のうち前記圧入方向の後端から前記圧入方向と交差する方向に立ち上がる立上部と、を備え、前記立上部が、前記弾性接触片の前記端子金具に接触する側とは反対側に位置し、前記弾性接触片の過度撓みを防止するようになっており、前記基板側よりも立ち上り端側が前記圧入方向の前方に位置するように前記基板側の端部から傾いているものである
このような構成によれば、立上部のうち基板側の端部を治具で押圧して、ショート端子をハウジングに収容することができる。立上部の基板側の端部は治具に押圧されても変形しにくいから、ショート端子の押し込み量を容易に管理することができる。加えて、治具の押圧力が基板に効率よく作用するから、基板に設けられた圧入突起を効率よく圧入することができる。また、従来、治具で押圧する箱部を、弾性接触片の周囲を囲うように設けたショート端子が知られているけれども、上記のような構成によれば、ショート端子に箱部を設けなくてもよいから、材料コストを低減することができる。
また、本発明のコネクタは、前記立上部が、前記弾性接触片の前記端子金具に接触する側とは反対側に位置し、前記弾性接触片の過度撓みを防止するようになっている。このような構成によれば、立上部が過度撓み防止機能を有するから、ショート端子に過度撓み防止部を別途設ける場合に比して、ショート端子の形状を簡素化することができる。
また、本発明のコネクタは、前記ショート端子が、前記圧入突起を有する平板状をなす基板と、前記基板のうち前記圧入方向の後端から前記圧入方向と交差する方向に立ち上がる立上部と、を備え、前記立上部が、前記基板側よりも立ち上り端側が前記圧入方向の前方に位置するように傾いており、前記ハウジングに、前記ショート端子が収容されるショート端子収容室が設けられ、前記ショート端子収容室の前記圧入方向の後端部に、前記立上部の前記基板側の端部に対応して凹部が設けられているものである
ここで、ショート端子収容室の圧入方向の後端部に凹部が形成されていない場合には、ショート端子収容室の壁面に治具の先端部が接触しやすいので、立上部の基板側の端部に治具を当てにくい。しかしながら、上記のような構成によれば、治具の先端部が凹部に入り込むことができるから、立上部の基板側の端部を確実に押圧することができる。
本発明のコネクタは、前記ショート端子が、前記圧入突起を有する平板状をなす基板と、前記基板に突設されて前記圧入溝に入り込む突出片と、を有し、前記突出片の周縁のうち前記圧入方向の前側の縁が前記圧入溝の奥端に当接して前記ショート端子が位置決めされるようになっており、前記ハウジングに、前記ショート端子が収容されるショート端子収容室が設けられ、前記突出片の前側の縁が、前記基板側の端よりも突出端側の端が前記圧入方向の前側に位置するように傾斜し、前記圧入溝の奥端が、前記ショート端子収容室の幅方向における内側の端よりも外側の端が前記圧入方向の前側に位置するように傾斜しているものである
このような構成によれば、突出片の前側の縁が圧入溝の奥端に点で当接してショート端子が位置決めされるから、例えば突出片の前側の縁の全体が圧入溝の奥端に当接する場合に比べて当接点が明確化されるので、ショート端子の位置決めを精度良く行うことができる。
また、前記ショート端子が、前記基板に突設されて前記圧入溝に入り込む突出片を有し、前記圧入溝の奥端が、前記ショート端子収容室の幅方向における内側の端よりも外側の端が前記圧入方向の前側に位置するように傾斜しているから、突出片が圧入溝の奥端から外れにくいので、ショート端子が正規の収容位置を超える(ショート端子の押し込み量が超過する)ことを防ぐことができる。
<実施例1>
以下、本発明を具体化した実施例1について、図1〜図12を参照しつつ詳細に説明する。
本実施例1におけるコネクタCは、相手側コネクタ40との嵌合によりエアバックのECU等と接続されるようになっている。以下、各構成部材において、両コネクタC,40における嵌合面側をそれぞれ前方とし、また、図1の上側を上方、下側を下方として説明する。
相手側コネクタ40は、合成樹脂製のハウジング(以後、相手側ハウジング41と称する)と、複数の雄側の端子金具(以後、相手側端子金具42と称する)とを備えている。相手側ハウジング41は、前方に開口したフード部44を備え、このフード部44の内側にコネクタCが嵌合される。相手側ハウジング41には、相手側端子金具42が、その先端部を嵌合側へ突出させた状態で取り付けられている。また、相手側ハウジング41には、コネクタCを嵌合する過程で、コネクタCに保持された雌側の端子金具Tとショート端子10との短絡状態を解除する短絡解除部45が、嵌合側へ突出して設けられている。
コネクタCは、複数の端子金具Tと、隣り合う一対の端子金具Tを短絡させるショート端子10と、端子金具Tおよびショート端子10が収容されるハウジング30とを備えている。
ショート端子10は、導電性金属板をプレス加工することで形成され、図4および図5に示すように、ほぼ平板状をなす基板12と、この基板12の後端から折り返されて前方に延出される一対の弾性接触片11とを備えている。ショート端子10は、一対の弾性接触片11が一対の端子金具Tに弾性的に接触することで、一対の端子金具Tを短絡させるものである。
基板12は、全体として前後方向に若干長い長方形状をなし、その前端には、一対の弾性接触片11の過度の撓み変形を防止する過度撓み防止壁13が立ち上げられている。また、基板12の中央部には、ハウジング30に係止する係止片14が、前方に向かう片持ち状をなして斜め下方に切り起こして形成されている。
基板12の左右両側には、図4に示すように、複数の突出片15が設けられている。突出片15は、基板12の前後両端部および中間部に設けられている。突出片15は、ショート端子10を図9に示すショート端子収容室35に収容する際に、ハウジング30の圧入溝36に入り込むものとされている。基板12の前後両端部に設けられた突出片15は、中間部に設けられた突出片15よりも突出寸法(左右方向の寸法)および前後方向の寸法が大きくされている。基板12の前後両端部に設けられた突出片15には、ハウジング30の圧入溝36に圧入される圧入突起20が設けられている。圧入突起20については、後ほど詳しく説明する。
弾性接触片11は、基板12との連結部位となる折り返し部16を支点として上下方向に弾性撓み可能となっている。弾性接触片11と基板12との間には、弾性接触片11の撓み変形動作を許容する撓み空間が形成されている。
弾性接触片11の前端部は、図5に示すように、略山形状に屈曲して形成されており、その頂点が端子金具Tの下面に接触可能な接点部17とされている。なお、接点部17の前方は前下がりの下り部18、後方は前上がりの上り部19とされている。
弾性接触片11は、図4に示すように、接点部17側よりも折り返し部16側の幅寸法が大きくされ、上り部19の後側において次第に幅寸法が増すように内側に拡幅されている。
ハウジング30は、図7に示すように、端子金具Tおよびショート端子10が収容される端子収容部31と、レバーLが収容されるレバー収容部32とを有し、全体として、相手側ハウジング41のフード部44内に嵌合可能な略方形のブロック状をなしている。
端子収容部31には、端子金具Tが個別に収容される端子収容室33とショート端子10が収容されるショート端子収容室35とが複数室ずつ設けられている。
複数の端子収容室33は、上下方向に複数段(本実施例では3段)に分けられるとともに、各段に左右方向に並べて配されている。各段には同数の端子収容室33が、左右方向に略同一ピッチで配されている。
各端子収容室33には、図示しない電線の端末部に接続された端子金具Tが後方から挿入されて収容される。端子収容室33に正規の位置まで挿入された端子金具Tは、端子収容室33に設けられたランス34が係止することにより抜け止めされる。
ショート端子収容室35は、最上段の端子収容室33の下側に複数室設けられている。各ショート端子収容室35は前後両側に開放された形態をなし、前方からショート端子10が収容可能とされている。なお、ショート端子収容室35の後端は、後述するリテーナ装着部39に連通している。
ショート端子収容室35の上面側には、図8および図10に示すように、一対の端子収容室33に連通するように開口部35Hが設けられている。この開口部35Hを介してショート端子10の弾性接触片11の接点部17が端子収容室33内に突出して配される。また、ショート端子収容室35の下面側には相手側コネクタ40との嵌合時に、一対の弾性接触片11の下り部18を逃がすための逃し凹部35Rが形成されている。
そして、ショート端子収容室35の左右両側面には、図9に示すように、ショート端子10の圧入突起20が圧入される圧入溝36が凹設されている。圧入溝36は、ショート端子収容室35の下面に沿って左方または右方に凹み形成されている。圧入溝36は、図12に示すように、端子収容部31の前方に開放されるとともに、後端が所定の位置で閉鎖されている。
圧入溝36の奥側の部分(後述する第1圧入突起20Fおよび第2圧入突起20Sが圧入されて保持される部分)の高さ寸法(上下方向の寸法)は前後方向に略一定とされている。圧入溝36の前側(図12の左側)の高さ寸法は、奥側(同右側)よりも大きくされている。
圧入溝36の幅寸法(左右方向の寸法)は、図10に示すように、ショート端子10の前後両端部に設けられた突出片15の幅寸法(突出寸法)と同等とされている。
端子収容部31の前面側には、フロントホルダ37が取り付けられている。このフロントホルダ37により、端子収容室33およびショート端子収容室35の前壁が構成される。
端子収容部31には、端子金具Tに係止して二次的にその抜け止めをするリテーナ38が装着されている。リテーナ38は、端子収容部31の前後方向の略中央部に設けられたリテーナ装着部39に装着されている。リテーナ装着部39は、端子収容部31の下面側に開口するとともに、最上段の端子収容室33まで上下方向に連通している。リテーナ装着部39に装着されたリテーナ38は、端子金具Tに係止する部分が端子収容室33から下側に退避する仮係止位置と、端子金具Tに係止する部分が端子収容室33に進入する本係止位置との間を上下方向に移動可能とされている。
さて、ショート端子10には、ハウジング30に設けられた圧入溝36に圧入される圧入突起20が設けられている。圧入突起20は、図4に示すように、ショート端子10の突出片15に一ずつ設けられて、ショート端子10の前後左右に配置されている。各圧入突起20は、各突出片15の前後方向の中心部に、幅方向のほぼ全域にわたって突設されている。各圧入突起20は、平面視においては方形状をなしている。
圧入突起20は突出片15の上面側に突設され、突出片15のうち圧入突起20が形成された部位の下面側には凹みが形成されている(図5参照)。圧入突起20は、側方から見ると、前後方向における中央部が最も高いドーム状をなしている。
圧入突起20は、係止片14よりも前側と後側とに離れて設けられている。そして、前後に位置する一対の圧入突起20は、同じ圧入溝36に圧入される。以後、ショート端子10の後側(圧入溝36への圧入方向の前側)に位置するものを第1圧入突起20F、ショート端子10の前側(圧入溝36への圧入方向の後側)に位置するものを第2圧入突起20Sと称する。
ショート端子10の左右両側の第1圧入突起20F同士および第2圧入突起20S同士は、それぞれ前後方向においては同じ位置に設けられている。第2圧入突起20Sは、弾性接触片11の接点部17に近いところに配置され、ショート端子10を側方から見ると、図5に示すように、上り部19の真下に位置している。
そして、前後一対の圧入突起20F,20Sは、第1圧入突起20Fの高さ寸法が、第2圧入突起20Sの高さ寸法より小さく形成されている。
次に、コネクタCの組み立て作業および相手側コネクタ40との嵌合作業の一例を説明する。
まず、コネクタCを組み付ける。
最初に、ハウジング30のショート端子収容室35に前方からショート端子10を装着する。この際、第1圧入突起20Fが先に圧入溝36に入り込む。そして、第1圧入突起20Fおよび第1圧入突起20Fが設けられた突出片15が圧入溝36に圧入し、ショート端子10がショート端子収容室35の奥方へ挿入案内される。ショート端子10が正規の収容位置に近づくと、第2圧入突起20Sおよび第2圧入突起20Sが設けられた突出片15が圧入溝36に入り込む。このとき、第2圧入突起20Sの高さ寸法が第1圧入突起20Fの高さ寸法よりも大きいから、第1圧入突起20Fによって圧入溝36が押し広げられていても、第2圧入突起20Sの圧入代は確保されることになる。
そして、ショート端子10が正規の収容位置に至ると、図12に示すように、後側の突出片15が圧入溝36の後端に至り、ショート端子10の後方への後止めがなされる。また、一対の弾性接触片11の接点部17は、開口部35Hから対応する端子収容室33に突出して配される。そして、ショート端子10の前後左右のすべての圧入突起20が十分な圧入代で圧入溝36に圧入され、すべての圧入突起20において上下方向のがたつきが抑制された状態になる。なお、ショート端子10の係止片14は、図10に示すように、前面側に臨んで配される。
こうしてショート端子10をショート端子収容室35に収容した後、フロントホルダ37を装着する。すると、フロントホルダ37の後面に設けられた図示しない係止受け部がショート端子10の係止片14に前方から係止し、ショート端子10の前方への抜け止めがなされる。
次いで、ハウジング30のリテーナ装着部39にリテーナ38を組み付けて仮係止位置に保持させ、ハウジング30の各端子収容室33に端子金具Tを挿入する。各端子金具Tは、正規の挿入深さに達すると、ランス34が係止して抜け止めされる。また、ショート端子10の弾性接触片11が一対の端子金具Tに接触することでそれらを短絡させる。その後、リテーナ38を本係止位置に押し込み、各端子金具Tを二次係止する。
こうして、コネクタCの組み立て作業が完了する。
次に、コネクタCを相手側コネクタ40に嵌合する。
相手側コネクタ40のフード部44にハウジング30を浅く嵌合してからレバーLを回動操作する。すると、図2に示すように、両コネクタC,40が正規の嵌合状態に至り、両端子金具T,42を導通接続させる。また、両コネクタC,40の嵌合動作に連動して、各弾性接触片11は、相手側ハウジング41の短絡解除部45に押倒されて端子金具Tから解離され、短絡状態を解除する。
こうして、相手側コネクタ40との嵌合作業が完了する。
次に、上記のように構成された実施例の作用および効果について説明する。
本実施例のコネクタCは、一対の端子金具Tに弾性接触片11が弾性的に接触することで一対の端子金具Tを短絡させるショート端子10と、端子金具Tおよびショート端子10が収容されるハウジング30と、を備えている。ショート端子10には、ハウジング30に設けられた一の圧入溝36に圧入される圧入突起20が、圧入溝36への圧入方向に離れて一対設けられている。そして、一対の圧入突起20は、圧入方向の前側に位置する第1圧入突起20Fの高さ寸法が、後側に位置する第2圧入突起20Sの高さ寸法より小さくされている。
この構成によれば、圧入溝36に先に入る第1圧入突起20Fによって圧入溝36が押し広げられても、後に入る第2圧入突起20Sにおいて圧入溝36との間に隙間が生じたりすることを防ぐことができるので、一の圧入溝36に入る一対の圧入突起20F,20Sがいずれにおいても確実にがたつきを抑制することができる。
また、圧入方向の後側に位置する第2圧入突起20Sが、弾性接触片11のうち端子金具Tに接触する接点部17に近いところに配置されている。この構成によれば、後側に位置する第2圧入突起20Sにより、弾性接触片11の接点部17に近いところで確実にがたつきを防ぐことができるから、ショート端子10のがたつきを効果的に抑制することができる。
<実施例2>
次に、本発明を具体化した実施例2に係るコネクタ50を図13〜図17を参照しつつ詳細に説明する。
本実施例2のコネクタ50は、ショート端子51が、基板12の前端(圧入方向の後端)から後方に傾いて立ち上がる立上部52を備えている点で、実施例1とは相違する。なお、実施例1と同様の構成には同一符号を付して重複する説明を省略する。
本実施例2におけるコネクタ50は、実施例1と同様に、一対の端子金具Tを短絡させるショート端子51と、端子金具Tおよびショート端子51が収容されるハウジング53と、を備えている。
ショート端子51には、実施例1と同様に、ハウジング53に設けられた圧入溝36に圧入される一対の圧入突起20F,20Sが設けられ、圧入方向の前側に位置する第1圧入突起20Fの高さ寸法が、後側に位置する第2圧入突起20Sの高さ寸法より小さく形成されている。
ショート端子51は、実施例1と同様に、ほぼ平板状をなす基板12と、この基板12の後端から折り返されて前方に延出される一対の弾性接触片11とを備え、基板12の中央部には、ハウジング53に係止する係止片14が形成されている。弾性接触片11は、実施例1と同様、折り返し部16を支点として上下方向に弾性撓み可能とされ、接点部17側よりも折り返し部16側の幅寸法が大きくされている。
基板12の左右両側には、実施例1と同様、ハウジング53の圧入溝36に入り込む突出片15が突設されている。突出片15は、実施例1と同様、基板12の前後両端部および中間部に設けられ、基板12の前後両端部に設けられた突出片15に、圧入突起20F,20Sが突設されている。
ハウジング53は、実施例1と同様、端子金具Tおよびショート端子51が収容される端子収容部31と、レバーLが収容されるレバー収容部32とを有している。端子収容部31には、実施例1と同様、端子収容室33とショート端子収容室35とが複数室ずつ設けられ、端子収容部31の前面側には、フロントホルダ37が取り付けられている。
ショート端子収容室35の左右両側面には、実施例1と同様、ショート端子51の圧入突起20F,20Sが圧入される圧入溝36が凹設されている。圧入溝36は、実施例1と同様、ショート端子収容室35の下面に沿って左方または右方に凹み形成され、端子収容部31の前方に開放されるとともに、後端(以後、奥端54と称する)が所定の位置で閉鎖されている(図17参照)。
さて、本実施例2のショート端子51は、図15に示すように、基板12の前端から上方(圧入方向と交差する方向)に立ち上がる立上部52を備えている。立上部52は、幅方向および高さ方向における全体が、わずかに後方に傾いている。立上部52は、下側(基板12側)よりも上側(立ち上り端側)がわずかに後方(圧入方向の前方)に位置している。
立上部52は、実施例1の過度撓み防止壁13と似た形状をなしている。立上部52は、基板12の全幅にわたって上側に屈曲された形態をなしている。立上部52は、弾性接触片11の下側(端子金具Tに接触する側とは反対側)に位置し、実施例1と同様、弾性接触片11の過度撓みを防止するようになっている。
立上部52の左右両端部は、中央部よりも高さ寸法(立上り寸法)が大きくされている。以後、立上部52の左右両端部を高部52A、中央部を低部52Bと称する。低部52Bの高さ寸法は、高部52Aの高さ寸法の略半分の寸法とされている。高部52Aは、一対の弾性接触片11の真下に位置し、低部52Bは、一対の弾性接触片11の間に位置している。高部52Aの幅寸法は、図14に示すように、弾性接触片11の接点部17の幅寸法よりも大きく、折り返し部16の幅寸法よりも小さくされている。
また、突出片15のうち後側の突出片15Aの後側の縁(突出片の周縁のうち圧入方向の前側の縁であって、以後、後縁55と称する)は、図17に示すように、ショート端子51の幅方向における内側(基板12側)の端よりも外側(突出端側)の端が、後側(圧入方向の前側)に位置するように傾斜した逆テーパ状をなしている。後側の突出片15Aの後縁55は、全幅(突出片15Aの突出方向における全幅)にわたり略一定の勾配で傾斜している。なお、前端部および中間部に設けられた突出片15の前後両縁および後側の突出片15Aの前側の縁は、前後方向に対して略直角をなしている。
後側の突出片15Aの後縁55は、ショート端子51がショート端子収容室35の正規の収容位置に至ると、圧入溝36の奥端54に当接するものとされている。
圧入溝36の奥端54は、図17に示すように、ショート端子収容室35の幅方向における内側(中心側)の端よりも外側の端が、後側(圧入方向の前側)に位置するように傾斜した逆テーパ状をなしている。圧入溝36の奥端54は、後側の突出片15Aの後縁55と同程度の勾配とされている。
ショート端子収容室35の前端部(圧入方向の後端部)には、立上部52の基板12側の端部(以後、基端部56と称する)に対応して凹部58が設けられている。凹部58は、逃し凹部35Rの後側に設けられ、ショート端子収容室35の壁面(下面)に凹み形成されている。
凹部58は、逃し凹部35Rの後端から略水平に広がる平坦面58Aと、平坦面58Aの後端から後方に向かって次第に上る傾斜をなす傾斜面58Bとを有している。ショート端子51がショート端子収容室35に正規の収容位置に収容された状態では、凹部58の傾斜面58Bの前端は、ショート端子51の前端よりも前方に位置し、凹部58の後端は、立上部52の上端(立上り端)よりも後方に位置している。なお、凹部58の平坦面58Aにおける深さ寸法は、係止溝59の深さ寸法と同等の寸法とされている。
係止溝59は、ショート端子51の係止片14が係止可能な溝であり、リテーナ装着部39から前方に延びて形成されている。係止片14は、係止溝59の前端に形成された係止面59Aに後方から係止可能とされている。係止溝59は、一定の深さ寸法で形成されている。
凹部58は、ショート端子収容室35の幅方向における中央部に設けられている(図14参照)。凹部58の幅寸法は、一対の弾性接触片11の間の幅方向の間隔と同等の寸法とされている。また、凹部58の幅寸法は、立上部52の低部52Bの幅寸法よりも大きくされている。
次に、本実施例2のショート端子51をハウジング53のショート端子収容室35に収容する作業の一例を説明する。
ショート端子51は、組み立て設備の治具57に押圧されてショート端子収容室35に収容される(図16参照)。治具57は、立上部52の基端部56を押圧する。ショート端子51がハウジング53に押し入れられると、実施例1と同様、第1圧入突起20Fおよび第2圧入突起20Sが順に圧入溝36に入り込む。また、ショート端子51の係止片14が、凹部58の傾斜面58Bによって次第に上方に弾性撓みする。
ショート端子51が正規の収容位置に近づくと、治具57の先端部がショート端子収容室35の前端部に至る。ショート端子収容室35の前端部には凹部58が設けられているから、治具57の先端部は、ショート端子収容室35の壁面に接触して上側に位置ずれすることなく、立上部52の基端部56を一押しする。
ショート端子51が正規の収容位置に至ると、図17に示すように、後側の突出片15Aの後縁55が圧入溝36の奥端54に前方から当接して位置決めされる。また、図16に示すように、係止片14が係止溝59に至って弾性復帰し、係止面59Aに後方から係止した状態になる。これにより、ショート端子51は、ショート端子収容室35の正規の収容位置に収容された状態で保持される。こうして、ショート端子51の収容作業が完了する。
以上のように本実施例2においては、実施例1と同様、圧入方向の前側に位置する第1圧入突起20Fの高さ寸法が、後側に位置する第2圧入突起20Sの高さ寸法より小さく形成されているから、一の圧入溝36に入る一対の圧入突起20F,20Sがいずれにおいても確実にがたつきを抑制することができる。
さらに、ショート端子51が、圧入突起20F,20Sを有する平板状をなす基板12と、基板12の前端から上方に立ち上がる立上部52と、を備え、立上部52は、下側よりも上側が後方に位置するように傾いている。この構成によれば、立上部52の基端部56を治具57で押圧して、ショート端子51をハウジング53に収容することができる。
ここで、例えば、立上部の上側の部分を治具で押圧する場合には、立上部が後方へ倒れるように変形しやすいので、ショート端子の押し込み量を精度良く管理することが難しい。しかしながら、本実施例2の立上部52の基端部56は治具57に押圧されても変形しにくいから、ショート端子51の押し込み量を容易に管理することができる。
加えて、治具57が、立上部52のうち基板12に近い基端部56を押圧するから、治具57の押圧力が基板12に効率よく作用する。したがって、基板12の両側の突出片15に設けられた圧入突起20F,20Sを効率よく圧入することができる。
また、従来、治具で押圧する箱部を、弾性接触片の周囲を囲うように設けたショート端子が知られている。しかしながら、上記のような構成によれば、ショート端子51に箱部を設けなくてもよいから、材料コストを低減することができる。
また、ショート端子収容室35の前端部に、立上部52の基端部56に対応して凹部58が設けられている。ここで、ショート端子収容室の前端部に凹部が形成されていない場合には、ショート端子収容室の壁面に治具57の先端部が接触しやすく、立上部52の基端部56に治具57を当てにくい。しかしながら、本実施例2の構成によれば、治具57の先端部が凹部58に入り込むことができるから、立上部52の基端部56を確実に押圧することができる。
また、立上部52が、弾性接触片11の下側に位置し、弾性接触片11の過度撓みを防止するようになっている。この構成によれば、立上部52が過度撓み防止機能を有するから、ショート端子51に過度撓み防止部を別途設ける場合に比して、ショート端子51の形状を簡素化することができる。
また、後側の突出片15Aの後縁55が圧入溝36の奥端54に当接してショート端子51が位置決めされるようになっており、後側の突出片15Aの後縁55が、ショート端子51の幅方向における内側の端よりも外側の端が、後側に位置するように傾斜している。この構成によれば、後側の突出片15Aの後縁55が圧入溝36の奥端54に点で当接してショート端子51が位置決めされるから、例えば後側の突出片の後縁の全体が圧入溝の奥端に当接する場合に比べて当接点が明確化されるので、ショート端子51の位置決めを精度良く行うことができる。
また、圧入溝36の奥端54が、ショート端子収容室35の幅方向における内側の端よりも外側の端が後側に位置するように傾斜している。この構成によれば、後側の突出片15Aが圧入溝36の奥端54から外れにくいので、ショート端子51が正規の収容位置を超える(ショート端子51の押し込み量が超過する)ことを防ぐことができる。
<他の実施例>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施例1,2に限定されるものではなく、例えば次のような実施例も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施例1では、本発明を、ハウジング30に対してショート端子10が前方から収容される場合に適用した例を示したが、これに限らず、本発明は、ハウジングに対して例えば側方からショート端子が挿入される場合にも適用することができる。
(2)上記実施例1では、ショート端子10が片持ち状の弾性接触片11を備える例を示したが、本発明においては、例えばショート端子が両持ち状の弾性接触片を備えるものでもよい。
(3)上記実施例1では、雌側の端子金具Tが収容された雌コネクタCにショート端子10が備えられている場合を例示したが、これに限らず、本発明は、雄側の端子金具が収容された雄コネクタにショート端子が備えられる場合にも適用することができる。
(4)上記実施例1では、圧入突起20が、ショート端子10の前後に離れて設けられた突出片15に突設されているが、これに限らず、圧入突起は、前後方向に連なって設けられた突出片の前端部と後端部とに突設しても良い。
(5)上記実施例2では、ショート端子収容室35の前端部に凹部58が形成されているが、必ずしも凹部は設けなくても良い。
(6)上記実施例2では、立上部52が弾性接触片11の下側に位置して弾性接触片11の過度撓みを防止するようになっているが、これに限らず、例えば立上部は、弾性接触片よりも前方に位置して過度撓み防止機能を有さないものであってもよい。
(7)上記実施例2では、後側の突出片15Aの後縁55が逆テーパ状をなしているが、必ずしも逆テーパ状でなくてもよい。
(8)上記実施例2では、圧入溝36の奥端54が逆テーパ状をなしているが、必ずしも逆テーパ状でなくてもよい。
C,50…コネクタ
T…端子金具
10,51…ショート端子
11…弾性接触片
12…基板
15…突出片
17…接点部
20…圧入突起
20F…第1圧入突起(圧入方向の前側に位置する圧入突起)
20S…第2圧入突起(圧入方向の後側に位置する圧入突起)
30,53…ハウジング
35…ショート端子収容室
36…圧入溝
52…立上部
54…圧入溝の奥端
55…後縁(突出片の周縁のうち圧入方向の前側の縁)
56…基端部(基板側の端部)
58…凹部

Claims (5)

  1. 一対の端子金具に弾性接触片が弾性的に接触することで一対の前記端子金具を短絡させるショート端子と、
    前記端子金具および前記ショート端子が収容されるハウジングと、を備え、
    前記ショート端子には、前記ハウジングに設けられた一の圧入溝に圧入される圧入突起が、前記圧入溝への圧入方向に前後に離れて一対設けられ、
    一対の前記圧入突起は、前記圧入方向の前側に位置するものの高さ寸法が、後側に位置するものの高さ寸法より小さく形成されており、
    前記ショート端子は、平板状をなす基板を有し、前記基板の左右両側に設けられた突出片の板面に、前記圧入突起が突設されているコネクタ。
  2. 一対の前記圧入突起のうち前記圧入方向の後側に位置するものが、前記弾性接触片のうち前記端子金具に接触する接点部に近いところに配置されている請求項1に記載のコネクタ。
  3. 一対の端子金具に弾性接触片が弾性的に接触することで一対の前記端子金具を短絡させるショート端子と、
    前記端子金具および前記ショート端子が収容されるハウジングと、を備え、
    前記ショート端子には、前記ハウジングに設けられた一の圧入溝に圧入される圧入突起が、前記圧入溝への圧入方向に前後に離れて一対設けられ、
    一対の前記圧入突起は、前記圧入方向の前側に位置するものの高さ寸法が、後側に位置するものの高さ寸法より小さく形成されており、
    前記ショート端子が、前記圧入突起を有する平板状をなす基板と、前記基板のうち前記圧入方向の後端から前記圧入方向と交差する方向に立ち上がる立上部と、を備え、
    前記立上部が、前記弾性接触片の前記端子金具に接触する側とは反対側に位置し、前記弾性接触片の過度撓みを防止するようになっており、前記基板側よりも立ち上り端側が前記圧入方向の前方に位置するように前記基板側の端部から傾いているコネクタ。
  4. 一対の端子金具に弾性接触片が弾性的に接触することで一対の前記端子金具を短絡させるショート端子と、
    前記端子金具および前記ショート端子が収容されるハウジングと、を備え、
    前記ショート端子には、前記ハウジングに設けられた一の圧入溝に圧入される圧入突起が、前記圧入溝への圧入方向に前後に離れて一対設けられ、
    一対の前記圧入突起は、前記圧入方向の前側に位置するものの高さ寸法が、後側に位置するものの高さ寸法より小さく形成されており、
    前記ショート端子が、前記圧入突起を有する平板状をなす基板と、前記基板のうち前記圧入方向の後端から前記圧入方向と交差する方向に立ち上がる立上部と、を備え、
    前記立上部が、前記基板側よりも立ち上り端側が前記圧入方向の前方に位置するように傾いており、
    前記ハウジングに、前記ショート端子が収容されるショート端子収容室が設けられ、
    前記ショート端子収容室の前記圧入方向の後端部に、前記立上部の前記基板側の端部に対応して凹部が設けられているコネクタ。
  5. 一対の端子金具に弾性接触片が弾性的に接触することで一対の前記端子金具を短絡させるショート端子と、
    前記端子金具および前記ショート端子が収容されるハウジングと、を備え、
    前記ショート端子には、前記ハウジングに設けられた一の圧入溝に圧入される圧入突起が、前記圧入溝への圧入方向に前後に離れて一対設けられ、
    一対の前記圧入突起は、前記圧入方向の前側に位置するものの高さ寸法が、後側に位置するものの高さ寸法より小さく形成されており、
    前記ショート端子が、前記圧入突起を有する平板状をなす基板と、前記基板に突設されて前記圧入溝に入り込む突出片と、を有し、
    前記突出片の周縁のうち前記圧入方向の前側の縁が前記圧入溝の奥端に当接して前記ショート端子が位置決めされるようになっており、
    前記ハウジングに、前記ショート端子が収容されるショート端子収容室が設けられ、
    前記突出片の前側の縁が、前記基板側の端よりも突出端側の端が前記圧入方向の前側に位置するように傾斜し、前記圧入溝の奥端が、前記ショート端子収容室の幅方向における内側の端よりも外側の端が前記圧入方向の前側に位置するように傾斜しているコネクタ。
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