JP6500655B2 - 車両用サンバイザ - Google Patents

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Description

本発明は、車両用サンバイザに関し、さらに詳しくは、支持アームを介して車両天井部に対してサンバイザ本体が回動可能に支持される車両用サンバイザに関する。
従来の車両用サンバイザとして、サンバイザ本体と、サンバイザ本体を車両天井部に対して支持するための支持アームと、を備えるものが一般に知られている(例えば、特許文献1参照)。この車両用サンバイザ101では、例えば、図10(a)に示すように、サンバイザ本体102には、支持アーム103をサンバイザ本体102の長手方向に沿う軸回りに回動可能に支持するための軸受部117が設けられている。そして、軸受部117には、支持アーム103を回動可能に支持する縦断面略円形状の支持孔123が形成されている。
特開2008−37222号公報
しかし、上記従来の車両用サンバイザ101では、軸受部117に形成された縦断面略円形状の支持孔123に支持アーム103が回動可能に支持されるので、車両事故時等に乗員頭部がサンバイザ本体102に不測に衝突した際に、サンバイザ本体102の長手方向と直交する縦幅方向Qに所定値以上の衝撃力が作用すると、図10(b)に示すように、その衝撃力がそのまま支持アーム103に伝達されてしまう。すなわち、衝撃力によるサンバイザ本体102の移動量L1と支持アーム103の変形量L2とが略同じであり、衝突直後から支持アーム103が強制的に変形される。そのため、衝撃力により支持アーム103が折損してエッジEが発生し、乗員が飛散エッジEにより傷害を負うリスクがある(図12(b)参照)。
なお、上記特許文献1には、展開するカーテンエアバッグとサンバイザ本体との干渉による支持アームの折損を抑制するために、車両天井部に対して支持アームを車両幅方向に変位可能に設けてなる技術が開示されている。しかし、上記特許文献1の技術では、サンバイザ本体の長手方向と直交する縦幅方向に衝撃力が作用する場合に、支持アームの折損を抑制できない。
ここで、上記車両用サンバイザでは、通常、サンバイザ本体の表面側にミラー部品が取り付けられており、車両事故時等に乗員頭部がサンバイザ本体に不測に衝突した際に、乗員頭部保護の観点から、頭部への衝撃力が小さく、なおかつ破損によるエッジや有害な飛散物が発生しないことが求められる。そのため、ミラーの割れ、外れによるミラーの飛散や支持アームの折れによるエッジの発生に対して対策が施される。このミラー飛散の対策としては、サンバイザ本体の剛性を上げてミラーを守ることが挙げられる。一方、アーム折損の対策としては、サンバイザ本体の剛性を下げて支持アームを守ることが挙げられる。しかし、これらミラー飛散の対策とアーム折損の対策とは、二律背反の関係にあり、両対策を両立させることが困難な構造であった。これは、例えば、図11(a)(b)に示すように、サンバイザ本体102と支持アーム103とを直列ばねとして扱っており、サンバイザ本体102の剛性と支持アーム103の剛性とのバランスによってしか、ミラー飛散とアーム折損を回避する構造をとることができないためである。
具体的に、サンバイザ本体102の剛性が低い場合には、例えば、図12(a)に示すように、乗員頭部がサンバイザ本体102に衝突した際に、ミラー105がサンバイザ本体102から外れて乗員に向かって飛散し、乗員が飛散ミラー105により傷害を負うリスクがある。一方、サンバイザ本体102の剛性が高い場合には、例えば、図12(b)に示すように、乗員頭部がサンバイザ本体102に衝突した際に、支持アーム103が衝撃力によって折損してエッジEが発生し、乗員が飛散エッジEにより傷害を負うリスクがある。
本発明は、上記現状に鑑みてなされたものであり、サンバイザ本体の長手方向と直交する縦幅方向に衝撃力が作用しても、サンバイザ本体の剛性の高低にかかわらず支持アームの折損を抑制できる車両用サンバイザを提供することを目的とする。
上記問題を解決するために、請求項1に記載の発明は、サンバイザ本体と、前記サンバイザ本体を車両天井部に対して支持するための支持アームと、を備え、前記サンバイザ本体は、前記支持アームを前記サンバイザ本体の長手方向に沿う軸回りに回動可能に支持するための軸受部を備える車両用サンバイザであって、前記軸受部には、前記サンバイザ本体の長手方向と直交する方向に延びる長孔が形成されるとともに、前記長孔の一端側に前記支持アームを回動可能に支持するための保持部が設けられており、前記長孔は、その長手方向が前記サンバイザ本体の長手方向と直交する縦幅方向に対して傾斜しており、前記サンバイザ本体の長手方向と直交する縦幅方向に所定値以上の力が作用したときに、前記保持部が塑性変形及び/又は弾性変形して前記支持アームが前記長孔の一端側から長手方向に移動することで、前記支持アームに対して前記サンバイザ本体が変位されるとともに、前記支持アームの軸回りに前記サンバイザ本体が回転されることを要旨とする。
請求項に記載の発明は、請求項記載の発明において、前記長孔は、その一端側から長手方向に向かうにつれて前記サンバイザ本体の一方の表面に近づくように延びており、前記一方の表面は、前記サンバイザ本体が前記支持アームの軸回りに回動されて前記車両天井部の表面に沿って格納されたときに車室内側を向く側の表面であることを要旨とする。
請求項に記載の発明は、請求項1又は2に記載の発明において、前記長孔は、前記長孔の一端側を構成し且つ前記支持アームを回動可能に支持する支持孔と、前記支持孔に連結された逃し孔と、を備え、前記保持部は、前記軸受部の前記支持孔と前記逃し孔との連結部分に設けられる一対の保持爪により構成され、前記一対の保持爪は、前記支持孔内の前記支持アームを支持するように前記支持アームの直径より小さな間隔で対向配置されていることを要旨とする。
請求項に記載の発明は、請求項1又は2に記載の発明において、前記長孔は、前記長孔の一端側を構成し且つ前記支持アームを回動可能に支持する支持孔と、前記支持孔に連結された逃し孔と、を備え、前記保持部は、前記支持孔内の前記支持アームを支持するように前記逃し孔内に設けられる弾性部材により構成されていることを要旨とする。
本発明の車両用サンバイザによると、軸受部には、サンバイザ本体の長手方向と直交する方向に延びる長孔が形成されるとともに、長孔の一端側に支持アームを回動可能に支持するための保持部が設けられている。そして、サンバイザ本体の長手方向と直交する縦幅方向に所定値以上の力が作用したときに、保持部が塑性変形及び/又は弾性変形して支持アームが長孔の一端側から長手方向に移動することで、支持アームに対してサンバイザ本体が変位される。このように、保持部の塑性変形及び/又は弾性変形により支持アームに対してサンバイザ本体が変位されることで、サンバイザ本体にかかる衝撃力が低減されるとともに、支持アームに伝達される衝撃力が低減される。その結果、サンバイザ本体の長手方向と直交する縦幅方向に衝撃力が作用しても、サンバイザ本体の剛性の高低にかかわらず支持アームの折損を抑制できる。また、サンバイザ本体にミラー部品が取り付けられている場合には、ミラー部品の飛散を抑制できる。さらに、乗員頭部にかかる衝撃力を低減できる。
また、前記長孔が、その長手方向が前記サンバイザ本体の長手方向と直交する縦幅方向に対して傾斜しているので、支持アームが長孔に対して移動することで、サンバイザ本体が支持アームの軸回りに回転されて衝撃力が受け流される。そのため、サンバイザ本体及び支持アームにかかる衝撃力が更に低減される。
また、前記長孔が、その一端側から長手方向に向かうにつれて前記サンバイザ本体の一方の表面に近づくように延びており、前記一方の表面が、前記サンバイザ本体が前記支持アームの軸回りに回動されて前記車両天井部の表面に沿って格納されたときに車室内側を向く側の表面である場合は、支持アームが長孔に対して移動することで、サンバイザ本体が乗員頭部の移動軌跡から離れる方向に回転されて衝撃力が受け流される。そのため、サンバイザ本体及び支持アームにかかる衝撃力が更に低減される。
また、前記長孔が、支持孔と、逃し孔と、を備え、前記保持部が、一対の保持爪により構成され、前記一対の保持爪が、前記支持孔内の前記支持アームを支持するように前記支持アームの直径より小さな間隔で対向配置されている場合は、一対の保持爪により支持孔内に支持アームが保持されるとともに、サンバイザ本体に衝撃力が作用したときに、一対の保持爪が塑性変形及び/又は弾性変形することで支持アームの保持が解除される。
さらに、前記長孔が、支持孔と、逃し孔と、を備え、前記保持部が、弾性部材により構成されている場合は、弾性部材により支持孔内に支持アームが保持されるとともに、サンバイザ本体に衝撃力が作用したときに、弾性部材が弾性変形することで支持アームの保持が解除される。
本発明について、本発明による典型的な実施形態の非限定的な例を挙げ、言及された複数の図面を参照しつつ以下の詳細な記述にて更に説明するが、同様の参照符号は図面のいくつかの図を通して同様の部品を示す。
実施例1に係る車両用サンバイザを備える車両天井部を車室内から見上げた状態を示す斜視図である。 上記車両用サンバイザ(ミラーの露出状態)の斜視図である。 実施例1に係る軸受部の斜視図である。 図3のIV−IV線断面図であり、(a)はサンバイザ本体に衝撃力が作用する前の状態を示し、(b)はサンバイザ本体に衝撃力が作用した後の状態を示す。 上記車両用サンバイザの作用説明図である。 上記車両用サンバイザの作用説明図である。 実施例2に係る車両用サンバイザの要部縦断面図であり、(a)はサンバイザ本体に衝撃力が作用する前の状態を示し、(b)はサンバイザ本体に衝撃力が作用した後の状態を示す。 他の形態に係る車両用サンバイザの要部縦断面図であり、(a)はサンバイザ本体に衝撃力が作用する前の状態を示し、(b)はサンバイザ本体に衝撃力が作用した後の状態を示す。 参考形態に係る車両用サンバイザの要部縦断面図であり、(a)はサンバイザ本体に衝撃力が作用する前の状態を示し、(b)はサンバイザ本体に衝撃力が作用した後の状態を示す。 従来の車両用サンバイザの要部縦断面図であり、(a)はサンバイザ本体に衝撃力が作用する前の状態を示し、(b)はサンバイザ本体に衝撃力が作用した後の状態を示す。 従来の車両用サンバイザを説明するための説明図であり、(a)はサンバイザ本体に乗員頭部が衝突した状態を示し、(b)はサンバイザ本体と支持アームとを直列ばねとして扱う模式図を示す。 従来の車両用サンバイザを説明するための説明図であり、(a)はミラー部品が飛散した状態を示し、(b)は支持アームが折損した状態を示す。
ここで示される事項は例示的なものおよび本発明の実施形態を例示的に説明するためのものであり、本発明の原理と概念的な特徴とを最も有効に且つ難なく理解できる説明であると思われるものを提供する目的で述べたものである。この点で、本発明の根本的な理解のために必要である程度以上に本発明の構造的な詳細を示すことを意図してはおらず、図面と合わせた説明によって本発明の幾つかの形態が実際にどのように具現化されるかを当業者に明らかにするものである。
<車両用サンバイザ>
本実施形態に係る車両用サンバイザは、サンバイザ本体(2)と、サンバイザ本体を車両天井部(4)に対して支持するための支持アーム(3)と、を備え、サンバイザ本体は、支持アームをサンバイザ本体の長手方向(P)に沿う軸回りに回動可能に支持するための軸受部(17)を備える車両用サンバイザ(1、31)である(例えば、図1〜図3等参照)。そして、軸受部(17)には、サンバイザ本体(2)の長手方向(P)と直交する方向に延びる長孔(23、23’、23"、33)が形成されるとともに、長孔の一端側に支持アーム(3)を回動可能に支持するための保持部(24、34)が設けられている(例えば、図4及び図7〜図9等参照)。さらに、サンバイザ本体(2)の長手方向(P)と直交する縦幅方向(Q)に所定値以上の力が作用したときに、保持部(24、34)が塑性変形及び/又は弾性変形して支持アーム(3)が長孔(23、23’、23"、33)の一端側から長手方向に移動することで、支持アーム(3)に対してサンバイザ本体(2)が変位される。
なお、上記サンバイザ本体(2)は、通常、支持アーム(3)を介して車両天井部(4)に対して、車両天井部の表面に沿って格納される格納位置(A)と、格納位置から引き出されてウィンドウ(9)に沿う使用位置(B)と、の間で回動可能に支持される(例えば、図1等参照)。さらに、上記「直交する」とは、第1方向が第2方向に対して垂直である形態の他に、第1方向が第2方向に対して±5度程度傾斜する形態も含むものとする。この点は、以下の実施形態においても同様に適用される。
本実施形態に係る車両用サンバイザとしては、例えば、上記長孔(23、23’、33)は、その長手方向(R)がサンバイザ本体(2)の長手方向(P)と直交する縦幅方向(Q)に対して傾斜している形態(例えば、図4、図7及び図8等参照)を挙げることができる。なお、上記長孔(23、23’、33)の長手方向(R)とサンバイザ本体(2)の縦幅方向(Q)とのなす角度(θ1)としては、例えば、10〜60度(特に20〜40度)等を挙げることができる(例えば、図4及び図7等参照)。
上述の形態の場合、例えば、上記長孔(23、33)は、その一端側から長手方向(R)に向かうにつれてサンバイザ本体(2)の一方の表面に近づくように延びており、一方の表面は、サンバイザ本体が支持アーム(3)の軸回りに回動されて車両天井部(4)の表面に沿って格納されたときに車室内側を向く側の表面(S)であることができる(例えば、図4及び図7等参照)。
本実施形態に係る車両用サンバイザとしては、例えば、上記長孔(23)は、長孔の一端側を構成し且つ支持アーム(3)を回動可能に支持する支持孔(23a)と、支持孔に連結された逃し孔(23b)と、を備え、保持部(24)は、軸受部(17)の支持孔と逃し孔との連結部分に設けられる一対の保持爪(25)により構成され、一対の保持爪(25)は、支持孔(23a)内の支持アーム(3)を支持するように支持アーム(3)の直径より小さな間隔で対向配置されている形態(例えば、図4等参照)を挙げることができる。
本実施形態に係る車両用サンバイザとしては、例えば、上記長孔(33)は、長孔の一端側を構成し且つ支持アーム(3)を回動可能に支持する支持孔(33a)と、支持孔に連結された逃し孔(33b)と、を備え、保持部(34)は、支持孔(33a)内の支持アーム(3)を支持するように逃し孔(33b)内に設けられる弾性部材(35)により構成されている形態(例えば、図7等参照)を挙げることができる。
本実施形態に係る車両用サンバイザとしては、例えば、上記サンバイザ本体(2)の表面側に取り付けられるミラー部品(5)を備える形態(例えば、図1及び図2等参照)を挙げることができる。
なお、上記実施形態で記載した各構成の括弧内の符号は、後述する実施例に記載の具体的構成との対応関係を示すものである。
以下、図面を用いて実施例により本発明を具体的に説明する。なお、本実施例では、運手席(右ハンドル車)側の車両用サンバイザを主に例示する。
<実施例1>
(1)車両用サンバイザの構成
本実施例に係る車両用サンバイザ1は、図1及び図2に示すように、平面略矩形状のサンバイザ本体2と、サンバイザ本体2を車両天井部4に対して支持するための略L字状の支持アーム3と、を備えている。この車両用サンバイザ1は、サンバイザ本体2の表面側に取り付けられるミラー部品5を備えている。このミラー部品5は、ミラー5aと、ミラー5aの外周部を保持するミラーホルダー5bと、を備えている。
上記支持アーム3は、水平方向に延びる横軸部3aと、横軸部3aの一端側から屈曲して延びる縦軸部3bと、を備えている(図3参照)。この縦軸部3bの上端部は、車室天井部4(具体的に、ルーフパネル4a;図6参照)に取り付けられるベース部7に回動可能に支持されている。また、横軸部3aは、サンバイザ本体2の上縁側に設けられる後述の軸受部17に回動可能に支持されている。さらに、サンバイザ本体2の上縁側には、車両天井部4に設けられたフック(図示省略)に回動可能で且つ着脱可能に掛け止めされるホルダー8が設けられている。そして、サンバイザ本体2は、支持アーム3及びホルダー8により両持ち支持された状態で、車両天井部4の表面に沿って格納される格納位置Aと、格納位置Aから引き出されてフロントウィンドウ9に沿って日光等を遮る使用位置Bと、の間で回動操作可能とされる。
なお、上記サンバイザ本体2は、ホルダー8の掛け止めを解除した状態で、フロントウィンドウ9に沿ったフロント使用位置と、サイドウィンドウに沿ったサイド使用位置と、の間で回動操作可能とされる。
上記サンバイザ本体2は、図4に示すように、樹脂製でシェル状の表側半割体11と裏側半割体12とを表裏方向に接合してなされている。これら各半割体11、12の表面には、接着等により布製又は合皮製の表皮材13が被覆されている。また、表側半割体11の表面側に形成された凹部にミラー部品5が取り付けられている。なお、上記表側半割体11は、サンバイザ本体2の格納位置Aで車両天井部4を向く半割体であり、裏側半割体12は、サンバイザ本体2の格納位置Aで車室内側を向く半割体である。
上記サンバイザ本体2は、図3に示すように、支持アーム3をサンバイザ本体2の長手方向Pに沿う軸回りに回動可能に支持するための軸受部17を備えている。この軸受部17は、表側半割体11の裏面側に一体形成された基部18から一対が立ち上げられている。これら各軸受部17は、所定間隔で対向している。
なお、上記基部18には、各軸受部17の間の位置で保持孔19が上下方向に貫通して形成されている。この保持孔19には、支持アーム3の横軸部3aに装着された金属製のばねクリップ20の脚部が挿着されている。そして、横軸部3aとばねクリップ20との係合及びばね反力によって、サンバイザ本体2は、格納位置Aに保持されるとともに、格納位置Aから引き出されて回動されたときに所望の回動位置に保持される。
上記軸受部17には、図4に示すように、サンバイザ本体2の長手方向Pに直交する方向に延びる長孔23が形成されている。この長孔23は、支持アーム3の横軸部3aを回動可能に支持する縦断面略円形の支持孔23aと、支持孔23aの下側に連結された縦断面略円形の逃し孔23bと、を備えている。また、長孔23は、その長手方向R(即ち、延設方向R)がサンバイザ本体2の長手方向Pと直交する縦幅方向Qに対して傾斜している。この長孔23の長手方向Rとサンバイザ本体2の縦幅方向Qとのなす角度θ1は、約30度とされている。さらに、長孔23は、一端側から長手方向(すなわち、サンバイザ本体2の内側)に向かうにつれて、格納位置Aのサンバイザ本体2の車室内側を向く側の表面S(即ち、裏側半割体12の表面S)に近づくように延びている。
上記軸受部17には、図4に示すように、支持孔23aに支持アーム3の横軸部3aを保持するための保持部24が設けられている。この保持部24は、軸受部17の支持孔23aと逃し孔23bとの連結部分に設けられる一対の保持爪25により構成されている。これら各保持爪25は、支持孔23aに位置する支持アーム3を下方から支持するように、支持アーム3の横軸部3aの直径より小さな間隔で対向配置されている。さらに、これら各保持爪25は、サンバイザ本体2の長手方向Pと直交する縦幅方向Qに所定値以上の力が作用したときに、支持アーム3の横軸部3aの押し力により塑性変形(例えば、破損、破断等)して支持孔23aでの支持アーム3の横軸部3aの保持を解除する。すなわち、本実施例では、サンバイザ本体2と支持アーム3との間に塑性ヒンジ構造が設けられている。
(2)車両用サンバイザの作用
次に、上記構成の車両用サンバイザ1の作用について説明する。この車両用サンバイザ1では、図5及び図6に示すように、車両事故時等に乗員頭部が半開き状態等のサンバイザ本体2に不測に衝突した際に、サンバイザ本体2の長手方向Pと直交する縦幅方向Qに所定値以上の衝撃力が作用すると、一対の保持爪25が塑性変形して支持アーム3が長孔23の支持孔23aから逃し孔23bに移動する(図4(b)参照)。この支持アーム3と長孔23との相対移動によって、サンバイザ本体2が乗員頭部の移動軌跡から離れる方向に回転される(図6中の仮想線参照)。
なお、上記サンバイザ本体2に衝撃力がかかり始めてからサンバイザ本体2が車両天井部に向かって所定量L変位するまで、支持アーム3に対して衝撃力が殆ど伝達されない(図4参照)。
(3)実施例の効果
本実施例の車両用サンバイザ1によると、軸受部17には、サンバイザ本体2の長手方向Pと直交する方向に延びる長孔23が形成されるとともに、長孔23の一端側に支持アーム3を回動可能に支持するための保持部24が設けられている。そして、サンバイザ本体2の長手方向Pと直交する縦幅方向Qに所定値以上の力が作用したときに、保持部24が塑性変形して支持アーム3が長孔23の一端側から長手方向に移動することで、支持アーム3に対してサンバイザ本体2が変位される。このように、保持部24の塑性変形により支持アーム3に対してサンバイザ本体2が変位されることで、サンバイザ本体2にかかる衝撃力が低減されるとともに、支持アーム3に伝達される衝撃力が低減される。その結果、サンバイザ本体2の長手方向Pと直交する縦幅方向Qに衝撃力が作用しても、サンバイザ本体2の剛性の高低にかかわらず支持アーム3の折損を抑制できる。さらに、ミラー部品5の飛散を抑制できるとともに、乗員頭部にかかる衝撃力を低減できる。
また、本実施例では、長孔23は、その長手方向Rがサンバイザ本体2の長手方向Pと直交する縦幅方向Qに対して傾斜している。これにより、支持アーム3が長孔23に対して移動することで、サンバイザ本体2が支持アーム3の軸回りに回転されて衝撃力が受け流される。そのため、サンバイザ本体2及び支持アーム3にかかる衝撃力が更に低減される。
また、本実施例では、長孔23は、その一端側から長手方向Rに向かうにつれてサンバイザ本体2の一方の表面に近づくように延びており、一方の表面は、サンバイザ本体2が支持アーム3の軸回りに回動されて車両天井部4の表面に沿って格納されたときに車室内側を向く側の表面Sである。これにより、支持アーム3が長孔23に対して移動することで、サンバイザ本体2が乗員頭部の移動軌跡から離れる方向に回転されて衝撃力が受け流される。そのため、サンバイザ本体2及び支持アーム3にかかる衝撃力が更に低減される。
さらに、本実施例では、長孔23は、支持孔23aと、逃し孔23bと、を備え、保持部24は、一対の保持爪25により構成され、一対の保持爪25は、支持孔23a内の支持アーム3を支持するように支持アーム3の直径より小さな間隔で対向配置されている。これにより、一対の保持爪25により支持孔23a内に支持アーム3が保持されるとともに、サンバイザ本体2に衝撃力が作用したときに、一対の保持爪25が塑性変形することで支持アーム3の保持が解除される。
<実施例2>
次に、本実施例2に係る車両用サンバイザについて説明する。なお、本実施例2に係る車両用サンバイザにおいて、上記実施例1に係る車両用サンバイザ1と略同じ構成部位には同じ符号を付けて詳説を省略する。
(1)車両用サンバイザの構成
本実施例に係る車両用サンバイザ31では、図7に示すように、サンバイザ本体2に設けられた軸受部17には、サンバイザ本体2の長手方向Pに直交する方向に延びる長孔33が形成されている。この長孔33は、支持アーム3の横軸部3aを回動可能に支持する縦断面略半円形の支持孔33aと、支持孔33aの下側に連結された縦断面略矩形の逃し孔33bと、を備えている。また、長孔33は、その長手方向R(即ち、延設方向R)がサンバイザ本体2の長手方向Pと直交する縦幅方向Qに対して傾斜している。この長孔33の方向Rとサンバイザ本体2の縦幅方向Qとのなす角度θ1は、約30度とされている。さらに、長孔33は、一端側から長手方向(すなわち、サンバイザ本体2の内側)に向かうにつれて、格納位置Aのサンバイザ本体2の車室内側を向く側の表面S(すなわち、裏側半割体12の表面S)に近づくように延びている。
上記軸受部17には、支持孔33aに支持アーム3の横軸部3aを保持するための保持部34が設けられている。この保持部34は、支持孔33aに位置する支持アーム3を下方から支持するように、逃し孔33b内に設けられる弾性部材35により構成されている。この弾性部材35は、板バネであり、逃し孔33bに装着される縦断面略U字状の本体35aと、本体35aの各先端側に連なる曲折片35bと、を備えている。これら各曲折片35bが、支持孔33a内の支持アーム3に接している。さらに、弾性部材35は、サンバイザ本体2の長手方向Pと直交する縦幅方向Qに所定値以上の力が作用したときに、支持アーム3の横軸部3aの押し力により弾性変性して支持孔33aでの支持アーム3の横軸部3aの保持を解除する。すなわち、本実施例では、サンバイザ本体2と支持アーム3との間に塑性ヒンジ構造が設けられている。
(2)車両用サンバイザの作用
次に、上記構成の車両用サンバイザ31の作用について説明する。この車両用サンバイザ31では、図5及び図6に示すように、車両事故時等に乗員頭部が半開き状態等のサンバイザ本体2に不測に衝突した際に、サンバイザ本体2の長手方向Pと直交する縦幅方向Qに所定値以上の衝撃力が作用すると、弾性部材35が弾性変形して支持アーム3が長孔33の支持孔33aから逃し孔33bに移動する(図7(b)参照)。この支持アーム3と長孔33との相対移動によって、サンバイザ本体2が乗員頭部の移動軌跡から離れる方向に回転される(図6中の仮想線参照)。
なお、上記サンバイザ本体2に衝撃力がかかり始めてからサンバイザ本体2が車両天井部4に向かって所定量L変位するまで、支持アーム3に対して衝撃力が殆ど伝達されない(図7参照)。
(3)実施例の効果
本実施例の車両用サンバイザ31によると、軸受部17には、サンバイザ本体2の長手方向Pと直交する方向に延びる長孔33が形成されるとともに、長孔33の一端側に支持アーム3を回動可能に支持するための保持部34が設けられている。そして、サンバイザ本体2の長手方向Pと直交する縦幅方向Qに所定値以上の力が作用したときに、保持部34が弾性変形して支持アーム3が長孔33の一端側から長手方向に移動することで、支持アーム3に対してサンバイザ本体2が変位される。このように、保持部34の弾性変形により支持アーム3に対してサンバイザ本体2が変位されることで、サンバイザ本体2にかかる衝撃力が低減されるとともに、支持アーム3に伝達される衝撃力が低減される。その結果、サンバイザ本体2の長手方向Pと直交する縦幅方向Qに衝撃力が作用しても、サンバイザ本体2の剛性の高低にかかわらず支持アーム3の折損を抑制できる。さらに、ミラー部品5の飛散を抑制できるとともに、乗員頭部にかかる衝撃力を低減できる。
また、本実施例では、長孔33は、その長手方向がサンバイザ本体2の長手方向Pと直交する縦幅方向Qに対して傾斜している。これにより、支持アーム3が長孔33に対して移動することで、サンバイザ本体2が支持アーム3の軸回りに回転されて衝撃力が受け流される。そのため、サンバイザ本体2及び支持アーム3にかかる衝撃力が更に低減される。
また、本実施例では、長孔33は、その一端側から長手方向Rに向かうにつれてサンバイザ本体2の一方の表面に近づくように延びており、一方の表面は、サンバイザ本体2が支持アーム3の軸回りに回動されて車両天井部4の表面に沿って格納されたときに車室内側を向く側の表面Sである。これにより、支持アーム3が長孔33に対して移動することで、サンバイザ本体2が乗員頭部の移動軌跡から離れる方向に回転されて衝撃力が受け流される。そのため、サンバイザ本体2及び支持アーム3にかかる衝撃力が更に低減される。
さらに、本実施例では、長孔33は、支持孔33aと、逃し孔33bと、を備え、保持部34は、弾性部材35により構成されている。これにより、弾性部材35により支持孔33a内に支持アーム3が保持されるとともに、サンバイザ本体2に衝撃力が作用したときに、弾性部材35が弾性変形することで支持アーム3の保持が解除される。
尚、本発明においては、上記実施例に限られず、目的、用途に応じて本発明の範囲内で種々変更した実施例とすることができる。すなわち、上記実施例1、2では、長孔として、サンバイザ本体2の内側に向かうにつれて格納位置Aのサンバイザ本体2の車室内側を向く側の表面Sに近づくように延びる長孔23、33を例示したが、これに限定されず、例えば、図8に示すように、長孔として、サンバイザ本体2の内側に向かうにつれて格納位置Aのサンバイザ本体2の車室内側を向く側の表面Sから離れるように延びる長孔23’を採用してもよい。この場合、支持アーム3が長孔23’に対して移動することで、サンバイザ本体2が乗員頭部の移動方向に向かって回転されて衝撃力が受け流される(図6中の破線参照)。
また、上記実施例1、2では、その長手方向Rがサンバイザ本体2の縦幅方向Qに対して傾斜する長孔23、33を例示した。参考形態として、例えば、図9に示すように、その長手方向Rがサンバイザ本体2の縦幅方向Qに沿う長孔23"が挙げられる
また、上記実施例1、2では、下端側(即ち、逃し穴23b、33bの下端側)が閉じられた長孔23、33を例示したが、これに限定されず、例えば、下端側を開放した長孔を採用してもよい。
また、上記実施例1、2では、表側半割体11に軸受部17を設けるようにしたが、これに限定されず、例えば、表側半割体11に換えて又は加えて、裏側半割体12に軸受部を設けるようにしてもよい。
また、上記実施例1では、塑性変形する保持爪25を例示したが、これに限定されず、例えば、塑性変形せずに弾性変形する保持爪や塑性変形とともに弾性変形する保持爪を採用してもよい。この弾性変形する保持爪を採用する場合、軸受部の保持爪の近傍に弾性変形を促す空洞部を設けることが好ましい。さらに、上記実施例2では、板バネからなる弾性部材35を例示したが、これに限定されず、例えば、ゴムや発泡体からなる弾性部材を採用してもよい。
さらに、上記実施例1の保持爪25と実施例2の弾性部材35とを併用してもよい。例えば、上記実施例1において、ばねクリップ20を実施例2の弾性部材35に置き換えることができる。
前述の例は単に説明を目的とするものでしかなく、本発明を限定するものと解釈されるものではない。本発明を典型的な実施形態の例を挙げて説明したが、本発明の記述および図示において使用された文言は、限定的な文言ではなく説明的および例示的なものであると理解される。ここで詳述したように、その形態において本発明の範囲または精神から逸脱することなく、添付の特許請求の範囲内で変更が可能である。ここでは、本発明の詳述に特定の構造、材料および実施例を参照したが、本発明をここにおける開示事項に限定することを意図するものではなく、むしろ、本発明は添付の特許請求の範囲内における、機能的に同等の構造、方法、使用の全てに及ぶものとする。
本発明は上記で詳述した実施形態に限定されず、本発明の請求項に示した範囲で様々な変形または変更が可能である。
本発明は、乗用車、バス、トラック等の他、汽車、電車等の鉄道車両、建設車両、農業車両、産業車両等の車両用サンバイザに関する技術として広く利用される。
1,31;車両用サンバイザ、2;サンバイザ本体、3;支持アーム、4;車両天井部、17;軸受部、23,23’,23",33;長孔、23a,33a;支持孔、23b,33b;逃し穴、24,34;保持部、25;保持爪、35;弾性部材、P;サンバイザ本体の長手方向、Q;サンバイザ本体の縦幅方向、R;長孔の長手方向。

Claims (4)

  1. サンバイザ本体と、前記サンバイザ本体を車両天井部に対して支持するための支持アームと、を備え、前記サンバイザ本体は、前記支持アームを前記サンバイザ本体の長手方向に沿う軸回りに回動可能に支持するための軸受部を備える車両用サンバイザであって、
    前記軸受部には、前記サンバイザ本体の長手方向と直交する方向に延びる長孔が形成されるとともに、前記長孔の一端側に前記支持アームを回動可能に支持するための保持部が設けられており、
    前記長孔は、その長手方向が前記サンバイザ本体の長手方向と直交する縦幅方向に対して傾斜しており、
    前記サンバイザ本体の長手方向と直交する縦幅方向に所定値以上の力が作用したときに、前記保持部が塑性変形及び/又は弾性変形して前記支持アームが前記長孔の一端側から長手方向に移動することで、前記支持アームに対して前記サンバイザ本体が変位されるとともに、前記支持アームの軸回りに前記サンバイザ本体が回転されることを特徴とする車両用サンバイザ。
  2. 前記長孔は、その一端側から長手方向に向かうにつれて前記サンバイザ本体の一方の表面に近づくように延びており、
    前記一方の表面は、前記サンバイザ本体が前記支持アームの軸回りに回動されて前記車両天井部の表面に沿って格納されたときに車室内側を向く側の表面である請求項記載の車両用サンバイザ。
  3. 前記長孔は、前記長孔の一端側を構成し且つ前記支持アームを回動可能に支持する支持孔と、前記支持孔に連結された逃し孔と、を備え、
    前記保持部は、前記軸受部の前記支持孔と前記逃し孔との連結部分に設けられる一対の保持爪により構成され、前記一対の保持爪は、前記支持孔内の前記支持アームを支持するように前記支持アームの直径より小さな間隔で対向配置されている請求項1又は2に記載の車両用サンバイザ。
  4. 前記長孔は、前記長孔の一端側を構成し且つ前記支持アームを回動可能に支持する支持孔と、前記支持孔に連結された逃し孔と、を備え、
    前記保持部は、前記支持孔内の前記支持アームを支持するように前記逃し孔内に設けられる弾性部材により構成されている請求項1又は2に記載の車両用サンバイザ。
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