JP6497281B2 - 回転検出装置 - Google Patents

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Description

本発明は、回転操作される操作部の回転方向、および回転位置を検出する回転検出装置に関するものである。
従来の回転検出装置として、例えば、特許文献1に記載されたものが知られている。特許文献1の回転検出装置(操作装置)では、回転自在に支持された操作部(ダイヤルノブ)と、スリット部および遮光部を有し、ダイヤルノブと共に回転する回転体と、一対のフォトインタラプタとを備えている。
一対のフォトインタラプタのそれぞれは、発光部および受光部を有しており、発光部と受光部との間には、回転体のスリット部および遮光部が通過するようになっている。そして、各受光部における受光状態(受光の組み合わせパターン)に応じて、ダイヤルノブの回転方向が検出されるようになっている。
特許第5291520号公報
しかしながら、操作部が高速で操作される場合では、スリット部および遮光部が、発光部と受光部との間を通過する速度が大きくなって、受光部における信号を読み飛ばしてしまう場合がある。すると、例えば、操作部が所定の回転方向に操作されているのにもかかわらず、最悪、逆方向に操作されていると検出してしまう等の場合があり、不安定な出力を伴ってしまう。
本発明の目的は、上記問題に鑑み、操作部が高速で操作される場合であっても、不安定な出力の抑制を可能とする回転検出装置を提供することにある。
本発明は上記目的を達成するために、以下の技術的手段を採用する。
本発明では、操作者によって回転操作される操作部(140)と、
操作部(140)と共に回転する回転体(150)と、
回転体(150)の周方向に交互に連続して設けられ、光を通過させるスリット部(161)および光を遮断する遮光部(162)と、
光を発生する発光部(171)および発光部(171)からの光を受けて受光信号を発生する2つの受光部(172A、172B)を有し、発光部(171)および2つの受光部(172A、172B)の間にスリット部(161)および遮光部(162)が配置され、2つの受光部(172A、172B)が回転体(150)の周方向に並ぶように配置されたフォトインタラプタ(170)と、
スリット部(161)および遮光部(162)の位置に応じて変化する2つの受光部(172A、172B)の受光信号(Hi、Lo)の組み合わせパターンに基づいて、操作部(140)の回転方向および回転量を検出する検出部(180)と、を備える回転検出装置であって、
検出部(180)は、
操作部(140)の回転量に基づく回転速度が、予め定めた閾値以上となると、
操作部(140)の回転停止を含む回転方向の変化を検出するまでの間は、
回転方向および回転量の検出を停止することを特徴としている。
この発明によれば、操作部(140)の回転速度が、閾値以上となると、検出部(180)は操作部(140)の回転停止を含む回転方向の変化を検出するまでの間は、回転方向および回転量の検出を停止するよって、操作部(140)が高速で操作される場合であっても、受光信号を読み飛ばしてしまうような条件をなくして、不安定な出力をしてしまうことを抑制することが可能となる。
尚、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
回転検出装置を示す断面図である。 図1におけるII−II部を示す断面図である。 フォトインタラプタを示す回路図である。 図2にけるIV方向から見た矢視図である(1ステップの定義)。 2つの受光部における受光信号の組み合わせパターンを示す表である。 左回転を検出するための受光信号の変化順を示す表である。 右回転を検出するための受光信号の変化順を示す表である。 操作部の操作速度に対する閾値を示すグラフである。 高速回転時に誤検出を招く場合の例を示す表である。 高速回転時の制御内容を示すフローチャートである。 高速回転時のステップの判断方法を示す表である。 他の1ステップの定義を示す説明図である。
以下に、図面を参照しながら本発明を実施するための複数の形態を説明する。各形態において先行する形態で説明した事項に対応する部分には同一の参照符号を付して重複する説明を省略する場合がある。各形態において構成の一部のみを説明している場合は、構成の他の部分については先行して説明した他の形態を適用することができる。各実施形態で具体的に組み合わせが可能であることを明示している部分同士の組み合わせばかりではなく、特に組み合わせに支障が生じなければ、明示していなくても実施形態同士を部分的に組み合せることも可能である。
(第1実施形態)
第1実施形態における回転検出装置100について、図1〜図11を用いて説明する。回転検出装置100は、例えば、所定の機器としての車両用空調装置における温度設定部に適用されており、ユーザ(操作者)が操作する操作部140の回転方向、および回転量を検出するようになっている。検出された回転方向、および回転量は、車両用空調装置に出力される。車両用空調装置では、回転方向、および回転量の信号から空調の設定温度条件を決定して、その設定温度に応じた空調制御(温度制御)が行われることになる。
まず、回転検出装置100の構成について説明する。回転検出装置100は、図1〜図4に示すように、操作パネル110、基板120、回転支持部130、操作部140、回転体150、スリット部161、遮光部162、フォトインタラプタ170、および検出部180等を備えている。
操作パネル110は、車用のインストルメントパネルの車両左右方向の中央部でユーザと対向する部位に設けられて、車両用空調装置の作動条件を入力するための各種スイッチ類、および設定された作動条件等を表示するための表示部等が設けられた板状の部材となっている。上記各種スイッチ類の中の1つが、後述する操作部140となっている。操作パネル110には、操作部140を装着するための円形状の開口部111が設けられている。開口部111の内径は、操作部140の外径よりも多少大きく設定されている。
基板120は、後述する検出部180が実装される板状の部材であり、操作パネル110(インストルメントパネル)の内側で、操作パネル110に平行となるように設けられている。
回転支持部130は、開口部111と同心となるように筒状を成して、基板120の操作パネル110側の面に一体的に形成されている。回転支持部130は、基板120から操作パネル110側に向けて突出している。回転支持部130の外径は、操作部140の内径よりも多少小さく設定されている。
操作部140は、ユーザが回転操作するための扁平な筒状の部材であり、いわゆるダイヤルスイッチを形成している。操作部140のユーザ側の面は、平坦な天壁141となっており、天壁141の外周部には、基板120側に延びる筒状の周壁142が形成されている。操作部140は、開口部111に挿入されて、更に、周壁142の内側の面が、回転支持部130の外周面に支持されて、操作パネル110に対して回転可能となっている。
回転体150は、操作部140と共に回転する部材であり、周壁142の基板120側の端部に一体的に設けられている。回転体150は、周壁142よりも厚さが薄く設定された筒状の部材となっている。
スリット部161は、回転体150に設けられており、回転体150の肉部が部分的に除去されることで、光が通過可能となる部位となっている。スリット部161は、ここでは、四角形を成すように除肉された部位となっている。
遮光部162は、スリット部161と同様に回転体150に設けられており、回転体150の肉部によって光を遮断する部位となっている。遮光部162は、スリット部161に対して、ここでは、四角形を成す凸部のように張出す部位となっている。
スリット部161、および遮光部162は、回転体150の周方向に交互に連続するように全周にわたって設けられている。スリット部161の周方向の寸法と、遮光部162の周方向の寸法は、同一となるように設定されている。また、図4に示すように、スリット部161の周方向の寸法(遮光部162の周方向の寸法)は、回転体150、即ち、操作部140が回転される際の回転量の一単位(1ステップ)分として定義されている。
フォトインタラプタ170は、光を発生する発光部171と、発光部171からの光を受けて受光信号を発生する2つの受光部172A、172Bとを有するセンサである。図3に示すように、発光部171は、例えば、赤外タイプの発光ダイオードが使用されている。また、2つの受光部172A、172Bは、例えば、フォトトランジスタ、あるいはフォトICが使用されている。両受光部172A、172Bにおける受光信号は、後述する検出部180に出力されるようになっている。
フォトインタラプタ170は、回転体150の周方向の所定位置に対応するように設けられている。発光部171は、回転体150の外側に配置されている。また、2つの受光部172A、172Bは、発光部171と対応するようにして、回転体150の内側に配置されている。そして、2つの受光部172A、172Bは、回転体150の周方向に並ぶように配置されている。2つの受光部172A、172Bは、隣接配置されており、両受光部172A、172B間の距離(ピッチP)は、図4に示すように、例えば0.8mm程度となっている。ピッチPは、本発明の所定距離に対応する。両受光部172A、172B間の距離は、スリット部161、および遮光部162の周方向寸法よりも小さい。
そして、発光部171と、2つの受光部172A、172Bとの間に、回転体150のスリット部161および遮光部162が配置されている。つまり、回転体150が操作部140と共に回転されると、スリット部161および遮光部162は、発光部171と、2つの受光部172A、172Bとの間を交互に通過するようになっている。発光部171からの光がスリット部161を通過して両受光部172A、172Bで受光される場合と、発光部171からの光が遮光部162によって遮断され、両受光部172A、172Bでの受光が行われない場合とが、繰り返し発生するようになっている。
検出部180は、2つの受光部172A、172Bからの受光信号を読み込んで、受光信号(後述するHi、Lo)の組み合わせパターンに基づいて、操作部140の回転方向および回転量を検出する装置(回路部)となっている。また、操作部140の操作速度(回転速度)が所定の閾値よりも高い場合に、通常とは異なる検出を行うようになっている。検出部180が行う回転方向および回転量の検出要領の詳細については、後述する。
回転検出装置100の構成は、以上のようになっており、以下、回転検出装置100の作動(回転数および回転量の検出)について、図5〜図11を加えて説明する。
1.通常検出
図4に示すように、ユーザによって操作部140が回転操作されると、操作部140と共に回転体150が回転し、各受光部172A、172Bに対して、スリット部161、および遮光部162の位置が移動していく。
スリット部161の位置が各受光部172A、172Bの両者の位置に対応すると、発光部171からの光が各受光部172A、172Bに至り、各受光部172A、172Bは、図5の1に示すように、HiとHiの組み合わせパターンとなる受光信号1を発生させ、検出部180に出力する。検出部180は、各受光部172A、172Bから、Hi−Hiとなる受光信号1を読み込む。
また、スリット部161の位置が受光部172Aの位置に対応し、遮光部162の位置が受光部172Bの位置に対応すると、発光部171からの光は、受光部172Aには至るが、受光部172Bに対しては遮断される。よって、各受光部172A、172Bは、図5の2に示すように、HiとLoの組み合わせパターンとなる受光信号2を発生させ、検出部180に出力する。検出部180は、各受光部172A、172Bから、Hi−Loとなる受光信号2を読み込む。
また、遮光部162の位置が各受光部172A、172Bの両者の位置に対応すると、発光部171からの光は、各受光部172A、172Bに対して遮断される。よって、各受光部172A、172Bは、図5の3に示すように、LoとLoの組み合わせパターンとなる受光信号3を発生させ、検出部180に出力する。検出部180は、各受光部172A、172Bから、Lo−Loとなる受光信号3を読み込む。
また、遮光部162の位置が受光部172Aの位置に対応し、スリット部161の位置が受光部172Bの位置に対応すると、発光部171からの光は、受光部172Bには至るが、受光部172Aに対しては遮断される。よって、各受光部172A、172Bは、図5の4に示すように、LoとHiの組み合わせパターンとなる受光信号4を発生させ、検出部180に出力する。検出部180は、各受光部172A、172Bから、Lo−Hiとなる受光信号4を読み込む。
検出部180は、予め定めた所定の読み込み時間間隔で、各受光部172A、172Bにおける受光信号を読み込んでいき、受光信号が上記のいずれの受光信号(1〜4)であるかを把握していく。所定の読込み時間は、例えば、1〜2ms程度の時間である。
そして、回転体150が例えば図4中の矢印のように左側に移動していくときに、読み込みを行った2回前、1回前、そして今回の順に、読み込んだ受光信号の変化するパターンが、図6に示すように、3→4→1となるパターン1、または1→2→3となるパターン2の時に、操作部140は左回転されていると検出する。
同様に、回転体150が例えば図4中の矢印とは逆に右側に移動していくときに、読み込みを行った2回前、1回前、そして今回の順に、読み込んだ受光信号の変化するパターンが、図7に示すように、1→4→3となるパターン1、または3→2→1となるパターン2の時に、操作部140は右回転されていると検出する。
そして、検出部180は、回転体150の左側移動の場合、右側移動の場合のそれぞれに対して、パターン1、またはパターン2を1回分読み込んだときに、回転体150(即ち、操作部140)の移動量として1ステップ分をカウントする。そして、予め定めた所定の検出時間内において、カウントしたステップ数を積算して、その積算値を回転量として検出する。所定の検出時間は、例えば、80ms程度の時間である。
そして、検出部180は、所定の検出時間ごとに、上記の回転方向、および回転量の検出を繰り返し実施していく。
2.高速回転操作時の検出
ここで、図8に示すように、ユーザが操作部140をいずれかの回転方向に回転操作させる場合に、操作経過時間と共に、操作スピード(回転速度)が大きくなる場合がある。操作部140の回転速度が予め定めた所定の閾値を超えると、スリット部161、および遮光部162の移動速度が大きくなって、検出部180は、各受光部172A、172Bからの受光信号を正確に読み込めなくなる場合がある。
これは、2つの受光部172A、172BがピッチP(0.8mm程度)で、隣接配置されていることによる部分が大きく、特に、図5で説明したHi−Loとなる受光信号2、およびLo−Hiとなる受光信号4の読み込みが困難となる場合がある。
このような読み込みができない場合(読み飛ばし)があると、例えば、図9に示すように、左回転時において、本来であれば上段のように、3→4→1→2→3→4→1→2・・・というように、受光信号の変化を読み込んでいくべきところを、下段のように、例えば、3→2→1といった変化パターンであると読み込んでしまう。この場合、検出部180は、図7で説明した右回転時のパターン2と認識して、左回転に関わらず、右回転であると誤検出してしまう。
このような不具合の発生を抑制するために、本実施形態では、図10に示すフローチャートに基づいて、検出部180は、回転方向、および回転量の検出を行う。
即ち、検出部180は、ステップS100では、上記1項の「通常検出」で説明したように、各受光部172A、172Bの受光信号に基づいて、回転方向、および回転量を検出する。
そして、通常検出を行う中で、ステップS110で、操作部140の回転速度が、予め定めた閾値以上となったか否かを判定する。尚、回転速度は、ステップS100における回転量から、単位時間当たりの回転量として算出される。検出部180は、ステップS110で、否定判定すると、本フローを終了する。
しかしながら、ステップS110で、肯定判定すると、即ち、操作部140の回転速度が閾値以上になったと判定すると、検出部180は、ステップS120で、各受光部172A、172Bからの受光信号の読み込みは行いつつも、回転方向、および回転量の検出を停止する。あるいは、回転方向は、それまでの回転方向と同一であると見なして、所定時間内において、読み込みのできた受光信号に基づく回転量の検出を行う。例えば、所定時間内に本来であれば、10ステップ分の回転量が検出されるべきところ、5ステップ分の受信信号しか読み込めなかったとすると、この5ステップ分を回転量として検出する。
そして、ステップS120では、検出部180は、回転量の検出にあたっては、本来の検出条件を緩和するようにしている。即ち、図11に示すように、例えば、左回転である場合に、回転方向を認識する受光信号の変化パターンとして、パターン1、2に対して、パターン3、4を追加する。
パターン3、4は、パターン1、2に対して、高速操作時に読み込みの難しいHi−Loとなる受光信号2と、Lo−Hiとなる受光信号4の条件を省略し、読み込みした1回前の受光信号3あるいは1と、今回の受光信号1あるいは3から回転方向を検出するようにしたものである。
尚、受光信号1あるいは3を用いる場合に、図11に示すように、受光信号の変化するパターンが3→3となるパターン5、あるいは受光信号の変化するパターンが1→1となるパターン6では、回転しているのか停止しているのか判断できないため、このパターン5、6は当然のことながら採用されない。
そして、ステップS120の後に、検出部180は、ステップS130で、ステップS120の実行開始から予め定めた所定時間が経過したか、あるいは、停止を含む回転方向の変化を検出したか否かを判定する。ステップS120で、否定判定をするとステップS120に戻り、ステップS120を繰り返し、肯定判定をするとステップS140に進む。尚、「停止を含む回転方向の変化を検出した場合」というのは、操作部140の回転速度が閾値を下回って、通常検出が可能となる状態に戻ったことを想定した条件としている。
そして、ステップS140で、検出部180は、ステップS120で、実施した検出停止、あるいは、回転方向を同一として回転量を出力する制御を解除する。
以上のように、本実施形態では、操作部140の回転速度が、閾値以上となると(ステップS110)、検出部180は、予め定めた所定時間、あるいは操作部140の回転停止を含む回転方向の変化を検出するまでの間は、回転方向および回転量の検出を停止する。あるいは、検出部180は、操作部140の回転方向が同一と見なして、読み込みできた分の受光信号を用いて回転量を検出する(ステップS120、S130)。よって、操作部140が高速で操作される場合であっても、受光信号を読み飛ばしてしまうような条件をなくして、不安定な出力をしてしまうことを抑制することが可能となる。
また、検出部180は、ステップS120で、読み込みできた受光信号を用いて回転量を検出する際の検出条件を、本来の検出条件に対して緩和するようにしている。これにより、受光信号の読み飛ばしの発生をより効果的に抑えることができる。
また、2つの受光部172A、172Bが、上記の説明のように、短い距離で隣接配置されるものに適用して好適である。よって、フォトインタラプタ170の設定領域を小さくして、回転検出装置100を小型化することが可能である。
(第2実施形態)
上記第1実施形態では、回転量の1ステップ分を図4で説明したように、スリット部161、あるいは遮光部162の周方向の寸法となるように定義したが、図12に示すように、スリット部161と遮光部162の周方向の寸法を合わせたものとして定義してもよい。この場合も、上記第1実施形態と同様の作動および効果を奏することができる。
(その他の実施形態)
上記各実施形態では、ステップS120において、回転量の検出にあたって、検出条件を緩和するようにしたが、受光信号の検出レベルに応じて、条件緩和を廃止したものとしてもよい。
また、上記各実施形態では、フォトインタラプタ170として、発光部171が1つ、受光部172A、172Bが2つ設けられるものを使用したが、これに限らず、発光部および受光部を1つずつ有したものを、2つ(1対)設けたものとしてもよい。
また、上記各実施形態では、回転検出装置100を、車両用空調装置の温度設定部(温度設定用ダイヤルスイッチ)に適用したものとして説明したが、これに限らず種々の回転体の回転方向、回転量を検出するものに適用可能である。例えば、車両用空調装置の風量設定部(風量設定用ダイヤルスイッチ)、吹出しモード設定部(吹出しモード設定用ダイヤルスイッチ)、また、車両の車輪、車両のステアリングホイール等への適用、更には、パソコン操作用のマウスに設けられるスクロール用のホイールスイッチ等への適用が可能である。
100 回転検出装置
140 操作部
150 回転体
161 スリット部
162 遮光部
170 フォトインタラプタ
171 発光部
172A、172B 受光部(2つの受光部)
180 検出部

Claims (2)

  1. 操作者によって回転操作される操作部(140)と、
    前記操作部(140)と共に回転する回転体(150)と、
    前記回転体(150)の周方向に交互に連続して設けられ、光を通過させるスリット部(161)および光を遮断する遮光部(162)と、
    光を発生する発光部(171)および前記発光部(171)からの光を受けて受光信号を発生する2つの受光部(172A、172B)を有し、前記発光部(171)および2つの前記受光部(172A、172B)の間に前記スリット部(161)および前記遮光部(162)が配置され、2つの前記受光部(172A、172B)が前記回転体(150)の周方向に並ぶように配置されたフォトインタラプタ(170)と、
    前記スリット部(161)および前記遮光部(162)の位置に応じて変化する2つの前記受光部(172A、172B)の受光信号(Hi、Lo)の組み合わせパターンに基づいて、前記操作部(140)の回転方向および回転量を検出する検出部(180)と、を備える回転検出装置であって、
    前記検出部(180)は、
    前記操作部(140)の前記回転量に基づく回転速度が、予め定めた閾値以上となると、
    前記操作部(140)の回転停止を含む回転方向の変化を検出するまでの間は、
    前記回転方向および前記回転量の検出を停止することを特徴とする回転検出装置。
  2. 2つの前記受光部(172A、172B)は、所定距離(P)内に隣接配置されていることを特徴とする請求項1に記載の回転検出装置。
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