JP2001147137A - 回転情報検出装置 - Google Patents

回転情報検出装置

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JP2001147137A
JP2001147137A JP33153399A JP33153399A JP2001147137A JP 2001147137 A JP2001147137 A JP 2001147137A JP 33153399 A JP33153399 A JP 33153399A JP 33153399 A JP33153399 A JP 33153399A JP 2001147137 A JP2001147137 A JP 2001147137A
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rotation
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JP33153399A
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Takashi Naiki
崇 内貴
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Rohm Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コストアップを伴うことなく、より速い回転
体の回転に関する情報を検出することができるようにし
た回転情報検出装置を提供する。 【解決手段】 回転体の回転方向によって異なる順番
で、かつ、回転体の回転速度に応じた周期で、とり得る
全ての値に遷移を繰り返す信号の連続する2つのサンプ
リング値の遷移に基づいて回転体の回転に関する情報を
求めるに際して、連続する2つのサンプリング値の遷移
が上記信号においては直接起こり得ないものである場合
には、上記信号が、当該連続する2つのサンプリング値
のサンプリング点の間において、直前に求めた回転方向
に回転体が回転しているときに、当該連続する2つのサ
ンプリング値の間に遷移する全ての値へ一度ずつ遷移し
たものと見なして動作する(#5及び#6)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばパーソナル
コンピュータへの入力機器であるマウスに内蔵されるボ
ール等の回転体の回転に関する情報を検出する回転情報
検出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】パーソナルコンピュータやワークステー
ション等への入力機器であるマウスのブロック図を図2
に示す。同図において、1はユーザの操作によるマウス
の縦横それぞれの方向への動きに応じた2つの回転運動
を生成するとともに、この2つの回転運動を電気信号に
変換して出力するエンコード部であり、2はエンコード
部1から出力される電気信号に基づいてエンコード部1
で生成される2つの回転運動(すなわち、マウスの動
き)に関する情報を求めるデータ処理部である。
【0003】エンコード部1の一般的な構造を図3に示
す。ゴム性のボール11がスタビライザのバネ12より
互いに直行したX軸シャフト13X、Y軸シャフト13
Yに押しつけられている。これによって、横、縦方向へ
のマウスの動きはボール11の回転としてそれぞれのX
軸シャフト13X、Y軸シャフト13Yに伝えられる。
【0004】X軸シャフト13X、Y軸シャフト13Y
の先端にはそれぞれ円板14X、14Yが取り付けられ
ている。発光ダイオード15Xとフォトトランジスタ1
6X、17Xとは円板14Xを挟んで対向している。発
光ダイオード15Yとフォトトランジスタ16Y、17
Yとは円板14Yを挟んで対向している。
【0005】図4は円板14Xの周辺の斜視図である。
円板14Xの中心から所定の距離の円周上にはスリット
Sが等間隔で刻まれており、その片方には発光ダイオー
ド15Xが設けられており、その反対側には2個のフォ
トトランジスタ16X、17Xが設置されている。尚、
2個のフォトトランジスタ16X、17YはスリットS
のピッチの約4分の1ずれて設置されている。
【0006】また、円板14Yにも円板14Xと同様に
スリットが形成されており、円板14Y、発光ダイオー
ド15Y、及び、フォトトランジスタ16Y、17Yの
位置関係は、上述した円板14X、発光ダイオード15
X、及び、フォトトランジスタ16X、17Xの位置関
係と同じである。
【0007】以上の構成により、フォトトランジスタ1
6Xから出力される信号(以下、「第1信号」と称す
る)X1、及び、フォトトランジスタ17Xから出力さ
れる信号(以下、「第2信号」と称する)X2には、円
板14Xの回転速度に応じた周期でパルスが現れる。そ
して、円板14Xが時計まわりの方向に回転すると、図
5の(a)に示すように、第1信号X1には第2信号X
2よりも90°早い位相でパルスが現れる。一方、円板
14Xが反時計まわりの方向に回転すると、図5の
(b)に示すように、第2信号X2には第1信号X1よ
りも90°早い位相でパルスが現れる。
【0008】尚、円板14Yの回転に伴うフォトトラン
ジスタ16Yから出力される信号(以下、「第3信号」
と称する)とフォトトランジスタ17Yから出力される
信号(以下、「第4信号」と称する)との関係も同一で
ある。このように、円板14X、14Yの回転(すなわ
ち、マウスの横、縦方向への動き)は電気信号に変換さ
れる。
【0009】第1信号X1、第2信号X2、第3信号Y
1、及び、第4信号Y2は直接、または、波形成形回路
などを介してデータ処理部2に入力される。データ処理
部2は、通常マイクロプロセッサで構成されており、入
力される各信号の値をファームウェアの指示に従って取
り込むことにより所定の周期でサンプリングする。
【0010】ここで、第1信号の値X1及び第2信号の
値X2の組み合わせ(X1、X2)は、図6に示すよう
に、円板14Xが時計まわりの方向CWに回転している
ときには、(H、H)、(L、H)、(L、L)、
(H、L)の順に遷移を繰り返し、一方、円板14Xが
反時計まわりの方向CCWに回転しているときには、
(H、H)、(H、L)、(L、L)、(L、H)の順
に遷移を繰り返す。
【0011】このように、第1信号及び第2信号は、円
板14Xの回転方向によって異なる順番で、かつ、円板
14Xの回転速度に応じた周期で、とり得る全ての値の
組み合わせへ遷移を繰り返す。尚、第3信号の値及び第
4信号の値の組み合わせの遷移と円板14Yの回転方向
との関係についても同様である。また、Hはハイレベ
ル、Lはローレベルを表している。
【0012】したがって、上記組み合わせは、例えば
(H、H)から(L、L)に直接遷移することはなく、
(H、H)と(L、L)との間には(H、L)または
(L、H)へ少なくとも1回は必ず遷移するはずであ
る。同様に、(L、L)から(H、H)に、(H、L)
から(L、H)に、(L、H)から(H、L)にそれぞ
れ直接遷移することもあり得ない。
【0013】以上から、データ処理部2では、第1信号
のサンプリング値SX1及び第2信号のサンプリング値
SX2との組み合わせ(SX1、SX2)が、1つ前の
サンプリング点にて(H、H)であったとすると、今回
のサンプリング点にて(L、H)であれば、円板14X
の回転方向は時計まわりの方向であり、今回のサンプリ
ング点にて(H、L)であれば、円板14Xの回転方向
は時計まわりの方向であるというように、第1信号及び
第2信号の1つ前のサンプリング値の組み合わせから今
回のサンプリング値の組み合わせへの遷移に基づいて、
円板14Xの回転方向を求めるようになっている。
【0014】但し、第1信号のサンプリング値SX1及
び第2信号のサンプリング値SX2との組み合わせ(S
X1、SX2)が、1つ前のサンプリング点にて(H、
H)であり、今回のサンプリング点にて(L、L)であ
るというように、第1信号及び第2信号が1つ前のサン
プリング値の組み合わせから今回のサンプリング値の組
み合わせへ直接遷移し得ない場合には、円板14Xの回
転方向を求めることができない。
【0015】尚、データ処理部2では、上述したように
第1信号及び第2信号のサンプリング値に基づいて円板
14Xの回転方向を求める場合と同様に、第3信号及び
第4信号のサンプリング値に基づいて円板14Yの回転
方向を求めるようになっている。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】ここで、理論上では、
データ処理部2に入力される第1信号、第2信号、第3
信号、及び、第4信号のデューティ比は50%であり、
第1信号と第2信号との位相差、及び、第3信号と第4
信号との位相差は90゜であるので、データ処理部2に
は、入力される各信号がとり得る周波数の最大値の4倍
のサンプリング周波数が要求される。
【0017】但し、データ処理部2に入力される各信号
は、実際には、なまった波形であり、波形整形回路やデ
ータ処理部2の入力回路を経ることにより、これらの各
信号のデューティ比は50%にはならず、また、自身の
周波数や部品の個体ばらつき等によっても変化すること
がある。さらに、位相差についても、上記要因や部品の
取り付け精度などの要因によって、理論値(90゜)通
りにはならない。
【0018】これらの事項を考慮して、従来は、データ
処理部2のサンプリング周波数は、データ処理部2に入
力される各信号がとり得る周波数の最大値の4倍よりも
大きな値に設定していたので、データ処理部2を処理速
度が速いマイクロプロセッサで構成しなければならず、
コスト上昇を招いていた。
【0019】そこで、本発明は、コストアップを伴うこ
となく、より高速での回転体の回転に関する情報を検出
することができるようにした回転情報検出装置を提供す
ることを目的とする。
【0020】また、本発明は、回転体の回転に関する情
報を検出することができる回転体の回転速度の上限を維
持する場合には、コストダウンを実現することができる
ようにした回転情報検出装置を提供することを目的とす
る。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明では、回転体の回転方向によって異なる順番
で、かつ、前記回転体の回転速度に応じた周期で、とり
得る全ての値に遷移を繰り返す信号を出力するエンコー
ド手段と、該エンコード手段から出力される信号の値を
所定の周期でサンプリングし、連続する2つのサンプリ
ング値の遷移に基づいて、少なくとも前記回転体の回転
方向を含む、前記回転体の回転に関する情報を順次求め
るデータ処理手段と、を有する回転情報検出装置におい
て、前記データ処理手段は、連続する2つのサンプリン
グ値の遷移が前記エンコード手段から出力される信号に
おいては直接起こり得ないものである場合には、前記エ
ンコード手段から出力される信号が、当該連続する2つ
のサンプリング値のサンプリング点の間において、直前
に求めた回転方向に前記回転体が回転しているときに、
当該連続する2つのサンプリング値の間に遷移する全て
の値へ遷移したものと見なして動作する。
【0022】この構成により、データ処理手段では、実
際のサンプリング周波数よりも大きなサンプリング周波
数を実現したときに行われる処理と同等の処理が擬似的
に行われる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施形態を図面
を参照しながら説明する。本発明の一実施形態である回
転情報検出装置を搭載したマウスについて説明する。ブ
ロック図としては図2に示した従来のものと同一である
が、データ処理部2での動作が異なっているので、その
部分についてのみ説明する。
【0024】データ処理部2では、第1信号及び第2信
号の値をサンプリングする毎に以下に述べる処理が行わ
れる。図1のフローチャートに示すように、まず、前述
したように、1つ前のサンプリング値の組み合わせから
今回のサンプリング値の組み合わせへの遷移に基づい
て、1つ前のサンプリング点と今回のサンプリング点と
の間における円板14Xの回転方向を求める(#1)。
【0025】#1で回転方向を求めることができれば
(#2のY)、今まで記憶していた回転方向に換えて、
#1で求めた回転方向を直前の回転方向として記憶する
(#3)。そして、第1信号及び第2信号が1つ前のサ
ンプリング値の組み合わせから今回のサンプリング値の
組み合わせへ一度だけ遷移したものと見なして、1つ前
のサンプリング点と今回のサンプリング点との間におけ
る円板14Xの回転に関するその他の情報(回転速度や
回転量など)を求める(#4)。
【0026】一方、#1で回転方向を求めることができ
なければ、すなわち、第1信号及び第2信号が1つ前の
サンプリング値の組み合わせから今回のサンプリング値
の組み合わせへ直接遷移し得ない場合には(#2の
N)、直前の回転方向として記憶されている回転方向
を、1つ前のサンプリング点と今回のサンプリング点と
の間における円板14Xの回転方向と見なす(#5)。
【0027】そして、#5で見なした回転方向に円板1
4Xが回転しているときに、第1信号及び第2信号が1
つ前のサンプリング値の組み合わせと今回のサンプリン
グ値の組み合わせとの間に遷移する全ての値へ一度ずつ
遷移したものと見なして、1つ前のサンプリング点と今
回のサンプリング点との間における円板14Xの回転に
関するその他の情報を求める(#6)
【0028】#5及び#6により、例えば、第1信号の
サンプリング値SX1と第2信号のサンプリング値SX
2との組み合わせ(SX1、SX2)に関して、1つ前
のサンプリング点にて(SX1、SX2)=(H、H)
であり、今回のサンプリング点にて(SX1、SX2)
=(L、L)であって、直前の回転方向として記憶され
ている回転方向が時計まわりの方向である場合には、第
1信号の値X1と第2信号の値X2との組み合わせ(X
1、X2)に関して、1つ前のサンプリング点と今回の
サンプリング点との間に、(X1、X2)=(L、H)
の状態に一度だけ遷移したものと見なして、円板14X
の回転に関するその他の情報が求められる。
【0029】但し、1つ前のサンプリング値の組み合わ
せと今回のサンプリング値の組み合わせとが同じである
場合も、第1信号及び第2信号が1つ前のサンプリング
値の組み合わせから今回のサンプリング値の組み合わせ
へ直接遷移し得ない場合に該当するが、この場合は1つ
前のサンプリング点と今回のサンプリング点との間には
円板14Xが回転していないものと見なす。尚、この場
合、直前の回転方向として記憶されている回転方向はリ
セットされずにそのまま保存される。
【0030】尚、データ処理部2では、上述したように
第1信号及び第2信号に基づいて円板14Xの回転に関
する情報を求めるのと同様にして、第3信号及び第4信
号に基づいて円板14Yの回転に関する情報を求める。
【0031】まとめると、データ処理部2は、エンコー
ド部1から出力される第1信号及び第2信号(第3信号
及び第4信号)が、1つ前のサンプリング値の組み合わ
せから今回のサンプリング値の組み合わせへ直接遷移し
得ない場合、すなわち、1つ前のサンプリング値の組み
合わせから今回のサンプリング値の組み合わせへの遷移
に基づいて円板14X(14Y)の回転方向を求めるこ
とができない場合には、エンコード部1から出力される
第1信号及び第2信号(第3信号及び第4信号)が、1
つ前のサンプリング点と今回のサンプリング点との間に
おいて、直前に求めた回転方向に円板14X(14Y)
が回転しているときに、1つ前のサンプリング値の組み
合わせと今回のサンプリング値の組み合わせとの間に遷
移する全ての値の組み合わせへ一度ずつ遷移したものと
見なして動作する。
【0032】以上の構成により、データ処理部2では、
実際のサンプリング周波数の2倍のサンプリング周波数
を実現したときに行われる処理と同等の処理が擬似的に
行われる。したがって、従来と処理速度が同じマイクロ
プロセッサでデータ処理部2を構成しておけば、回転情
報を正しく検出することができる回転体の回転速度の上
限がほぼ2倍となり、コストアップを伴うことなく、よ
り高速での回転体の回転に関する情報を検出することが
できる、すなわち、より高速なマウスの移動にも追従す
ることができることになる。
【0033】また、回転体の回転に関する情報を検出す
ることができる回転体の回転速度の上限を維持する場合
には、データ処理部2でのサンプリング周波数をほぼ1
/2にすることができ、これにより、データ処理部2を
より処理速度が低いマイクロプロセッサで構成すること
ができるので、追従可能なマウスの移動速度を維持した
上で、コストダウンを実現することができる。
【0034】ここで、例えば、第1信号の信号線と第2
信号の信号線とが短絡して第1信号と第2信号とが同じ
位相でデータ処理部2に入力されたり、部品の取り付け
精度があまりにも悪すぎて第1信号と第2信号とが位相
差が確保されていない状態でデータ処理部2に入力され
たり、…というように、本来は不適切な入力であるとし
て排除すべきものを上記実施形態では救済してしまうこ
とになる。
【0035】このような不具合を解決するために、回転
体(円板14X、14Y)の回転速度が高速になったた
め、データ処理部2でのサンプリング値が1つ前のサン
プリング値から直接遷移し得ないものとなったと推測で
きる場合に限って、図1の#5及び#6の処理を行うよ
うにすることが望ましい。
【0036】具体的には、回転体が高速回転に至る前に
は、高速に準じる少しだけ速い速度で回転している状態
が存在し、また、加速を行っている状態が存在すること
から、前回導き出した回転速度が所定値よりも大きい
(すなわち、回転速度が高速に準じた状態である)場
合、あるいは、最後の数回に導き出した回転速度が後に
導き出したものほど高い(すなわち、回転速度が加速状
態にある)場合に限って、図1の#5及び#6の処理を
行うようにすればよい。
【0037】また、マイクロプロセッサでは、他の処理
が忙しいときには、入力信号のサンプリング周期が延び
ることがしばしばあるので、他の処理の実行状況に応じ
てサンプリング周期が通常よりも長くなったと推測され
る場合に限って、図1の#5及び#6処理を行うように
してもよい。
【0038】尚、上記実施形態では、回転体の回転運動
を2ビットの電気信号に変換するものであったが、本発
明はこれに限定されるものではなく、回転体の回転方向
を3ビット以上の電気信号に変換するものであってもよ
い。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の回転情報
検出装置によれば、データ処理手段では、実際のサンプ
リング周波数よりも大きなサンプリング周波数を実現し
たときに行われる処理と同等の処理が擬似的に行われる
ので、従来と処理速度が同じマイクロプロセッサでデー
タ処理手段を構成しておけば、回転体の回転に関する情
報を検出することができる回転体の回転速度の上限が高
くなり、コストアップを伴うことなく、より高速での回
転体の回転に関する情報を検出することができるように
なる。
【0040】また、回転体の回転に関する情報を検出す
ることができる回転体の回転速度の上限を維持する場合
には、データ処理手段でのサンプリング周波数を小さく
することができ、これにより、従来よりも処理速度が低
いマイクロプロセッサでデータ処理手段を構成すること
ができるので、消費電流の低減やコストダウンを実現す
ることができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態である回転情報検出装置
におけるデータ処理部が行う動作を説明するためのフロ
ーチャートである。
【図2】 マウスのブロック図である。
【図3】 エンコード部の構造を示す図である。
【図4】 エンコード部の円板周辺の斜視図である。
【図5】 エンコード部から出力される各信号のタイミ
ングチャートである。
【図6】 エンコード部から出力される信号の値の組み
合わせの遷移とエンコード部の円板の回転方向との関係
を示す図である。
【符号の説明】
1 エンコード部 2 データ処理部 11 ボール 12 バネ 13X、13Y シャフト 14X、14Y 円板 15X、15Y 発光ダイオード 16X、16Y、17X、17Y フォトトランジス

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転体の回転方向によって異なる順番
    で、かつ、前記回転体の回転速度に応じた周期で、とり
    得る全ての値に遷移を繰り返す信号を出力するエンコー
    ド手段と、該エンコード手段から出力される信号の値を
    所定の周期でサンプリングし、連続する2つのサンプリ
    ング値の遷移に基づいて、少なくとも前記回転体の回転
    方向を含む、前記回転体の回転に関する情報を順次求め
    るデータ処理手段と、を有する回転情報検出装置におい
    て、 前記データ処理手段は、連続する2つのサンプリング値
    の遷移が前記エンコード手段から出力される信号におい
    ては直接起こり得ないものである場合には、前記エンコ
    ード手段から出力される信号が、当該連続する2つのサ
    ンプリング値のサンプリング点の間において、直前に求
    めた回転方向に前記回転体が回転しているときに、当該
    連続する2つのサンプリング値の間に遷移する全ての値
    へ遷移したものと見なして動作することを特徴とする回
    転情報検出装置。
JP33153399A 1999-11-22 1999-11-22 回転情報検出装置 Pending JP2001147137A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008236546A (ja) * 2007-03-22 2008-10-02 Clarion Co Ltd 回転量判断装置およびその装置に用いられるコンピュータプログラム
JP2017053720A (ja) * 2015-09-09 2017-03-16 株式会社デンソー 回転検出装置
JP2017227457A (ja) * 2016-06-20 2017-12-28 アズビル株式会社 検出装置及び検出方法

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