JP6495733B2 - タイヤ - Google Patents

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Description

本発明は、外面にパターンが形成されたタイヤに関する。
従来、タイヤのサイド部に微細な突起を形成して、コントラストを有するパターンを形成することが行われている。例えば特許文献1には、パターンの全域にわたって分布した複数の突起を形成することで、同一の色の表面に大きなコントラストを呈するマーキングを得る技術が開示されている。
国際公開第2012/131089号
上記のようなコントラストを有するパターンは、光の反射をコントロールすることにより、光を反射する周囲とのコントラストが呈されている。しかしながら、特許文献1では、突起に異方性があるため、見る角度を変えた場合に、パターン部分が均一に見えないことがある。パターンに形成される凹凸について、光の反射をコントロールして視認性を向上させるため、さらなる工夫が求められる。
本発明は、上記事実を考慮して、タイヤの外面のパターン領域において、見る角度を変えた場合のパターン部分の見え方の均一性を高めて視認性を向上させると共に、パターン領域に形成された突起の耐久性が確保された、タイヤを提供することを課題とする。
請求項1に係るタイヤは、タイヤの外面に形成され、ベース部を有するパターン領域と、前記パターン領域内に形成され、前記ベース部から0.1mm以上、1.0mm以下の突出高さとされ、平面視で屈曲点から複数方向に延出され、延出方向と直交する断面で見て、両側の側壁面間の距離が頂部側から前記ベース部へ向けて長くなる延出部、を含む複数の単位パターンと、を有し、隣り合う前記単位パターンの前記屈曲点同士の間隔が0.2mm以上1.0mm以下である。
本発明のタイヤの外面には、ベース部を有するパターン領域が形成されている。ここで、タイヤの外面とは、タイヤサイド部、トレッド部、トレッドの溝底、溝壁など、タイヤの外側から視認可能な表面をいう。また、本発明のタイヤは、空気入りタイヤ、非空気入りタイヤの両方を含む。
パターン領域内には、複数の単位パターンが形成されている。当該単位パターンは、ベース部から0.1mm以上、1.0mm以下の突出高さとされ、平面視で屈曲点から複数方向に延出された延出部を含んで形成されている。そして、隣り合う単位パターンの屈曲点同士の間隔は、0.2mm以上1.0mm以下である。このような単位パターンをベース部に形成することにより、パターン領域に入射した光は、反射が抑えられ、パターン領域外とのコントラストを出すことができる。
また、延出部は、の延出方向と直交する断面で見て、両側の側壁面間の距離が頂部側から前記ベース部へ向けて長くなっている。このように、側壁面を構成することにより、延出部の頂部(突出先端)側で延出部同士の間隔を広げ、広い範囲で光を延出部間に入射させることができる。そして、延出部の間に入射した光は、傾斜した側壁面で反射されるので、反射光が延出部の間から外側へ戻ることを抑制することができる。また、延出部が安定して倒れ込みが抑制され、耐久性を向上させることができる。
請求項1に係るタイヤは、隣り合う前記単位パターン同士は、平面視において、一の前記単位パターンの少なくとも一の前記延出部が他の前記単位パターンのすべての前記延出部と異なる向きに延出されている。
このように、隣り合う前記単位パターン同士において、異なる向きの延出部を設けることにより、パターン領域から反射される光の反射方向を異ならせることができ、反射光の集中が抑制される。これにより、見る角度を変えた場合の、パターン部分の見え方の均一性を高めて、タイヤ外面の視認性を向上させることができる。
請求項4に係るタイヤは、前記延出部の前記突出高さは、前記ベース部における前記側壁面の基部間の距離の0.8倍〜6倍である、ことを特徴とする。
延出部の突出高さが側壁面の基部間の距離の0.8倍よりも小さいと、反射光が延出部の間から外側へ戻る割合が多くなり、視認性の向上が少なくなる。一方、延出部の突出高さが側壁面の基部間の距離の6倍よりも大きいと、延出部が倒れやすくなる。したがって、延出部の間に入射した光の反射光が延出部の間から外側へ戻ることを抑制する効果と、延出部の耐久性を考慮し、延出部の突出高さが側壁面の基部間の距離の0.8倍〜6倍である、ことが好ましい。
請求項5に係るタイヤは、前記ベース部に対する仮想垂直面と前記側壁面の間の角度は、5°〜30°である、ことを特徴とする。
ベース部に対する仮想垂直面と側壁面の間の角度が30°よりも大きいと、反射光が延出部の間から外側へ戻る割合が多くなり、視認性の向上が少なくなる。一方、ベース部に対する仮想垂直面と側壁面の間の角度が5°よりも小さいと、延出部が倒れやすくなる。したがって、延出部の間に入射した光の反射光が延出部の間から外側へ戻ることを抑制する効果と、延出部の耐久性を考慮し、ベース部に対する仮想垂直面と側壁面の間の角度は、5°〜30°であることが好ましい。なお、側壁面の角度が一定でない場合には、前記側壁面の角度は、その平均角度を意味する。
請求項2に係るタイヤは、前記延出部は3本以上であり、隣り合う前記延出部同士が成す角度は等角度とされている。
このように、単位パターンの延出部を配置することにより、延出部同士でバランス良く支持し合える。したがって、延出部同士の成す角度が等角度でないものよりも間隔が単位パターンが倒れにくくなり、単位パターンの耐久性を向上させることができる。
請求項6に係るタイヤは、前記パターン領域が、タイヤサイド部に形成されている、ことを特徴とする。
タイヤサイド部は、タイヤを車両に装着した後でも視認可能であることから、コントラストを高めるパターン領域を形成することにより、より外観性を向上させることができる。
請求項3に係るタイヤは、前記パターン領域が、トレッドの溝に形成されている、ことを特徴とする。
ここで、トレッドの溝は、溝底、溝壁の両方を含んでいる。トレッド溝にパターン領域を形成することにより、トレッド踏面とトレッド溝とのコントラストが高くなり、溝が深く見えることにより、トレッド部の外観性を向上させることができる。
本発明によれば、タイヤの外面のパターン領域において、見る角度を変えた場合のパターン部分の見え方の均一性を高めて視認性を向上させると共に、パターン領域に形成された突起の耐久性を確保することができる。
第1実施形態に係るタイヤの側面図である。 第1実施形態に係るタイヤのパターン領域の一部である。 第1実施形態に係るタイヤのパターン領域の一部拡大図である。 (A)は図3のA−A線の断面図であり、(B)は図3のB−B線の断面図である。 第1実施形態に係るタイヤの標章部の一部拡大図である。 第1実施形態の変形例に係るタイヤの図4(A)(B)に対応する部分の断面図である。 第1実施形態の変形例に係るタイヤの第1延出部の断面図である。 第2実施形態に係るタイヤのパターン領域の一部拡大図である。 第2実施形態に係るタイヤのパターン領域の一部である。 第4実施形態に係るタイヤのトレッドの一部斜視断面である。 試験例の結果を示す表1である。
[第1実施形態]
以下、図面を参照して、本発明の第1実施形態について説明する。図1には、本実施形態に係るタイヤ10の側面図が示されている。本実施形態では、タイヤ周方向をC、タイヤ径方向をRで示す 。
タイヤ10のタイヤサイド部12には、標章部14が形成されている。標章部14は、帯状の円弧状とされ、タイヤ中心軸CE(図1参照)を挟んで対称位置の2カ所に形成されている。標章部14には、パターン領域20と、文字領域16が配置されている。文字領域16は、平滑面で表示された例えば「ABCDEFGH」の文字で表示されている。図1の紙面上側の標章部14Aでは、パターン領域20は、標章部14Aの文字領域16以外の部分で一種の装飾帯であり、文字領域16を囲むように形成されている。一方、図1の紙面下側の標章部14Bでは、パターン領域20は、標章部14Bの文字領域16と同一領域であり、標章部14Bの文字領域16以外の部分は、タイヤサイド部12の標章部14以外の外面と同様とされている。本実施形態では、標章部14Aについて説明する。なお、パターン領域20を含む標章部14は、レーザー加工によってタイヤのモールド内に対応する凹凸を設けることによって、形成することができる。また、パターン領域20は、タイヤ最大幅部(タイヤサイド部間の直線距離の最大部分)よりもタイヤ径方向Rの外側に配置されることが好ましい。
図2に示されるように、パターン領域20は、ベース部22を有している。ベース部22は、パターン領域20内での底面を形成するものであり、このベース部22から単位パターンとしての、第1アスタリスク突起24及び第2アスタリスク突起26が突出形成されている。
図3に示されるように、第1アスタリスク突起24は、屈曲点としての中心O1から各々異なる方向へ直線状に延出された同一形状の第1延出部25A−1、25A−2、第2延出部25B−1、25B−2、第3延出部25C−1、25C−2で構成されている。以下、これらの6本の延出部を、まとめて「延出部24E」と称する。1の延出部24Eと他の延出部24E(中心O1から互いに逆向きに延出されているもの同士を除く)とで、中心O1において屈曲された線形状が構成されている。第1延出部25A−1と第1延出部25A−2とは、中心O1から互いに逆方向に延出され、第1延出部25A−1と第1延出部25A−2とで直線状に連続した形状が構成されている。以下、第1延出部25A−1と第1延出部25A−2を、まとめて「第1延出部25A」と称する。第2延出部25B−1と第2延出部25B−2とについても、中心O1から互いに逆方向に延出され、第2延出部25B−1と第2延出部25B−2とで直線状に連続した形状が構成されている。以下、第2延出部25B−1と第2延出部25B−2を、まとめて「第2延出部25B」と称する。第3延出部25C−1と第3延出部25C−2とについても、中心O1から互いに逆方向に延出され、第3延出部25C−1と第3延出部25C−2とで直線状に連続した形状が構成されている。以下、第3延出部25C−1と第3延出部25C−2を、まとめて「第3延出部25C」と称する。
6本の延出部24Eは、隣り合う延出部24Eと、各々60°の角度を成している。第1アスタリスク突起24は、言い換えると、中心O1から6本の延出部24Eが放射状に延出された形状となっている。第1アスタリスク突起24では、第1延出部25A−1、25A−2は、略タイヤ径方向Rに沿って延出されている。
図4に示されるように、第1アスタリスク突起24において、延出部24Eの各々の延出方向と直交する方向の断面は、平坦な頂部を有する略二等辺三角形状とされている。以下、第1延出部25Aの頂部を第1頂部23A、第2延出部25Bの頂部を第2頂部23B、第3延出部25Cの頂部を第3頂部23Cと称する。ベース部22から第1頂部23A、第2頂部23B、第3頂部23Cの各々までの高さ(以下「突出高さH1」という)は、0.1mm以上、1.0mm以下とされている。以下、第1頂部23A、第2頂部23B、第3頂部23Cを、まとめて第1頂部23A〜第3頂部23Cと表す。なお、突出高さH1は、0.2mm以上、0.8mm以下の範囲内に設定することが、より好ましい。
図4(A)に示されるように、第1アスタリスク突起24において、第1延出部25Aと第2延出部25Bの間のベース部22は、平坦状とされ、第1延出部25Aと第3延出部25Cの間のベース部22は、曲面状とされている。また、図4(B)に示されるように、後述する第2アスタリスク突起26において、第1延出部27Aと第2延出部27Bの間のベース部22は、平坦状とされ、第1延出部27Aと第3延出部27Cの間のベース部22は、曲面状とされている。ベース部22を曲面状にすることにより、入射光の反射が抑制され、パターン領域20外とのコントラストが大きくなり、視認性が向上する。
第1延出部25Aの前記二等辺三角形の斜辺を構成する第1側壁面23WA、第2延出部25Bの前記二等辺三角形の斜辺を構成する第2側壁面23WB、及び、第3延出部25Cの前記二等辺三角形の斜辺を構成する第3側壁面23WCは、延出方向と直交する断面で見て、両側の側壁面間の距離Sが頂部側からベース部22へ向けて長くなっている。第1側壁面23WA、第2側壁面23WB、第3側壁面23WCは、ベース部22に対する仮想の垂直面Fに対して、角度θをなしている。角度θは、5°〜30°の範囲内とされていることが好ましく、15°〜25°の範囲内であることがより好ましい。角度θが角度30°よりも大きいと、第1側壁面23WA〜第3側壁面23WCでの反射光が、延出部24E同士の間から外側へ戻る割合が多くなり、視認性の向上が少なくなる。すなわち、光が反射して、パターン領域20外とのコントラストの差異が小さくなり、視認性の向上が少なくなる。一方、角度θが5°よりも小さいと、延出部24Eが倒れやすくなる。したがって、延出部24Eの間に入射した光の反射光が延出部24Eの間から外側へ戻ることを抑制する効果と、延出部24Eの耐久性を考慮し、角度θは、5°〜30°であることが好ましい。
また、延出部24Eにおいて、突出高さH1は、前記二等辺三角形の底辺長さB1(ベース部22における側壁面の基部間の距離)の0.8倍〜6倍で有ることが好ましい。突出高さH1が底辺長さB1の0.8倍よりも小さいと、第1側壁面23WA〜第3側壁面23WCでの反射光が延出部24Eの間から外側へ戻る割合が多くなり、視認性の向上が少なくなる。すなわち、光が反射して、パターン領域20外とのコントラストの差異が小さくなり、視認性の向上が少なくなる。一方、突出高さH1が底辺長さB1の6倍よりも大きいと、第1側壁面23WA〜第3側壁面23WCがベース部22に対して垂直に近い角度になるため、延出部24Eが倒れやすくなる。したがって、延出部24Eの間に入射した光の反射光が延出部24Eの間から外側へ戻ることを抑制する効果と、延出部24Eの耐久性を考慮し、突出高さH1が底辺長さB1の0.8倍〜6倍である、ことが好ましい。
第2アスタリスク突起26は、第1アスタリスク突起24と同一形状で、平面視において第1アスタリスク突起24の配置から中心O1を中心にして90°回転した配置とされている。第2アスタリスク突起26において、第1アスタリスク突起24の第1延出部25A−1、25A−2、第2延出部25B−1、25B−2、及び第3延出部25C−1、25C−2、中心O1に対応する部分を、第1延出部27A−1、27A−2、第2延出部27B−1、27B−2、及び第3延出部27C−1、27C−2、中心O2と称する。以下、前述の6本の延出部を、まとめて「延出部26E」称する。また、第1頂部23A、第2頂部23B、第3頂部23Cに対応する部分を、第1頂部28A、第2頂部28B、第3頂部28Cと称する。以下、第1頂部28A、第2頂部28B、第3頂部28Cを、まとめて第1頂部28A〜第3頂部28Cと表す。さらに、第1側壁面23WA、第2側壁面23WB、第3側壁面23WCに対応する部分を第1側壁面28WA、第2側壁面28WB、第3側壁面28WCと称する。以下、第1側壁面23WA、第2側壁面23WB、第3側壁面23WCを、まとめて第1側壁面23WA〜第3側壁面23WCと表し、第1側壁面28WA、第2側壁面28WB、第3側壁面28WCを、まとめて第1側壁面28WA〜第3側壁面28WCと表す。上記のように、第2アスタリスク突起26を配置することにより、延出部24Eと、延出部26Eは、各々延出方向が異なる。
第1アスタリスク突起24と第2アスタリスク突起26は、パターン領域20の全体を埋めるように、タイヤ径方向R及びタイヤ周方向Cに交互に並べられている。第1アスタリスク突起24の第1延出部25A−1、25A−2の各々の先端は、タイヤ径方向Rで隣り合う第2アスタリスク突起26の第2延出部27B−2と第3延出部27C−1の間、第2延出部27B−1と第3延出部27C−2の間に各々挿入されている。第2アスタリスク突起26の第1延出部27A−1、27A−2の各々の先端は、タイヤ周方向Cに隣り合う第1アスタリスク突起24の第2延出部25B−1と第3延出部25C−2の間、第2延出部25B−2と第3延出部25C−1の間に挿入されている。
タイヤ径方向R及びタイヤ周方向Cで隣り合う第1アスタリスク突起24と第2アスタリスク突起26は、中心O1と中心O2の間隔(以下「間隔P」と称する)が、0.2mm以上1.0mm以下とされている。また、第1延出部25A−1の先端から第1延出部25A−2の先端までの延出方向長さ、第2延出部25B−1の先端から第2延出部25B−2の先端までの延出方向長さ、及び、第3延出部25C−1の先端から第3延出部25C−2の先端までの延出方向長さは等しく、平面視における第1アスタリスク突起24の最長の長さとされている。この長さを、以下「延出長さL」と称する。延出長さLは、間隔Pよりも長く設定されている。なお、第1延出部27A−1の先端から第1延出部27A−2の先端までの延出方向長さ、第2延出部27B−1の先端から第2延出部27B−2の先端までの延出方向長さ、及び、第3延出部27C−1の先端から第3延出部27C−2の先端までの延出方向長さは、平面視における第2アスタリスク突起26の最長の長さとされており、延出長さLと同じ長さである。間隔Pが0.2mm未満の場合、延出部24E、26Eの長さが短くなり、製造時における成形性の確保が難しい。一方、間隔Pが1.0mmを超えると、第1アスタリスク突起24及び第2アスタリスク突起26が密に配置されておらず、ベース部22での反射光により、パターン領域20の視認性の向上が少なくなる。したがって、間隔Pは、0.2mm以上、1.0mm以下としている。なお、間隔Pは、0.2mm以上、0.8mm以下の範囲内に設定することが、より好ましい。隣り合う第1アスタリスク突起24と第2アスタリスク突起26は、離間配置されている。
次に、本実施形態に係るタイヤの作用効果について説明する。
上記のような、タイヤサイド部12のパターン領域20では、パターン領域20内に形成された第1アスタリスク突起24及び第2アスタリスク突起26へ入射する光は、隣り合う第1側壁面23WA〜第3側壁面23WC、第1側壁面28WA〜第3側壁面28WCに当たる。そして、第1側壁面23WA〜第3側壁面23WC、第1側壁面28WA〜第3側壁面28WCの間で反射を繰り返しながら減衰する。これにより、パターン領域20の外側へ反射される光が少なくなり、図5に示すように、パターン領域20が黒く見え、他の領域(文字領域16や他のタイヤサイド部12)が相対的に白く見える。したがって、パターン領域20と他の領域とのコントラストを出すことができる。本実施形態のように、パターン領域20と、パターン領域20に囲まれた文字領域16とのコントラストが大きくなることにより、文字領域16が明瞭に見え、視認性を向上させることができる。
また、本実施形態のパターン領域20は、第1アスタリスク突起24と第2アスタリスク突起26がタイヤ径方向Rとタイヤ周方向Cに交互に並べられており、延出部24Eと延出部26Eとは、各々延出方向が異なっている。したがって、パターン領域20で反射される光の反射方向を異ならせることができ、反射光の集中が抑制される。これにより、見る角度を変えた場合の、パターン部分の見え方の均一性を高めて、視認性を向上させることができる。
また、本実施形態では、延出方向長さLは、隣り合う第1アスタリスク突起24と第2アスタリスク突起26の間隔Pよりも長い。したがって、単位パターンとしての第1アスタリスク突起24、第2アスタリスク突起26を接近させて配置しやすくなり、パターン領域20における単位パターンを密に配置することができる。単位パターンを密に配置することにより、パターン領域20における光の反射がより抑えられ、視認性を向上させることができる。
また、本実施形態では、第1アスタリスク突起24は、各々異なる方向に延出されると共に6本が中心O1で連結された延出部24Eで構成され、第2アスタリスク突起26は、各々異なる方向に延出されると共に6本が中心O2で連結された延出部26Eで構成されている。したがって、第1アスタリスク突起24、第2アスタリスク突起26の各々は、倒れにくくなり、個々の第1アスタリスク突起24、第2アスタリスク突起26の耐久性を向上させることができる。また、同一の単位パターン(第1アスタリスク突起24、第2アスタリスク突起26)内で延出部24E、26Eが異なる方向に延出されているので、反射される光の反射角度を異ならせることができ、反射光の集中が抑制される。これにより、見る角度を変えた場合の、パターン部分の見え方の均一性を高めて、視認性を向上させることができる。
また、第1アスタリスク突起24、及び第2アスタリスク突起26は、独立して(各々離間して)配置されているので、パターン領域20にクラックが発生した場合でも、当該クラックの進展を抑制することができる。
さらに、第1アスタリスク突起24、第2アスタリスク突起26は、延出部24E同士、延出部26E同士が成す角度が等角度(60°)とされている。したがって、延出部24E同士、延出部26E同士でバランス良く支持し合えることから、第1アスタリスク突起24、第2アスタリスク突起26の各々は、延出部24E同士、延出部26E同士が成す角度が等角度でないものより倒れにくくなり、耐久性を向上させることができる。
また、延出部24E、延出部26Eは、断面が、略二等辺三角形状とされており、第1〜第3側壁面23WA〜23WC、28WA〜28WCが延出方向と直交する断面で見て、両側の側壁面間の距離Sが頂部側からベース部22へ向けて長くなっている。したがって、隣り合う頂部23A〜23C、28A〜28Cの間隔がベース部22側の間隔よりも広くなり、広い範囲で光を延出部24E間、延出部26E間に入射させることができる。そして、延出部24E間、延出部26E間に入射した光は、側壁面で反射が繰り返されるので、反射光が延出部の間から外側へ戻ることを抑制することができる。
また、延出部24E、延出部26Eの延出方向と直交する方向の断面を上記のようにすることで、製造時に型抜きしやすくなり、成形性を向上させることができる。その結果、第1アスタリスク突起24、第2アスタリスク突起26の倒れ込みが少なくなり、耐久性を向上させることができる。
なお、本実施形態では、延出部24E、延出部26Eの各々の延出方向と直交する方向の断面を略二等辺三角形状としたが、他の形状、例えば、図6に示すように、第1頂部23A〜第3頂部23C、第1頂部28A〜第3頂部28の近傍を曲面状として、第1頂部23AR〜第3頂部23CR、第1頂部28AR〜第3頂部28CRとしてもよい。
また、図7(A)に示すように、延出部24E、延出部26Eの断面形状について、頂部23A〜23Cが尖った二等辺三角形状にすることもできる。尖った二等辺三角形にすることにより、平坦形状の頂部での反射を抑制することができ、視認性を向上させることができる。また、図7(B)に示すように、ベース部22側の第1側壁面23WALの角度θ1が頂部側の第1側壁面23WAHの角度θ2よりも小さくてもよい。角度θ1を角度θ2よりも小さくすることにより、延出部24E、延出部26Eが倒れにくくなり耐久性を向上させることができる。また、図7(C)に示すように、一方の第1側壁面23WA−1の角度θ3と他方の第1側壁面23WA−2の角度θ4が異なっていてもよい。角度θ3と角度θ4を異ならせることにより、反射光の集中が抑制される。これにより、見る角度を変えた場合の、パターン部分の見え方の均一性を高めて、視認性を向上させることができる。これらこの場合にも、ベース部22から第1頂部23A〜第3頂部23C、第1頂部28A〜第3頂部28の各々までの突出高さH1は、0.1mm以上とされている。なお、図7(A)〜(C)では、第1延出部25Aのみを図示している。
また、本実施形態では、6方向に延出された延出部24E、延出部26Eで単位パターン(第1アスタリスク突起24、第2アスタリスク突起26)を構成したが、異なる2方向に延出される延出部で単位パターンを形成してもよいし、異なる3方向以上に延出部を延出させてで単位パターンを形成してもよい。また、異なる3方向以上に延出部を延出させる場合には、隣り合う延出部同士のなす角度は、等角度でもよいし、異なる角度でもよい。本実施形態のように、等角度とすることにより、延出部同士がバランスよく支持し合うことができる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態について説明する。本実施形態では、第1実施形態と同様の部分については同一の符号を付し、その詳細な説明を省略する。
本実施形態のタイヤ10は、第1実施形態の第1アスタリスク突起24、第2アスタリスク突起26において、図8に示されるように、第1延出部25A−1の先端から第1延出部25A−2の先端までの延出長さL1、第1延出部27A−1の先端から第1延出部27A−2の先端までの延出長さL1よりも、第2延出部25B−1の先端から第2延出部25B−2の先端までの延出長さL2、第2延出部27B−1の先端から第2延出部27B−2の先端までの延出長さL2、第3延出部25C−1の先端から第3延出部25C−2の先端までの延出長さL2、第3延出部27C−1の先端から第3延出部27C−2の先端までの延出長さL2の方が長い点が主に異なっている。本実施形態では、第2延出部25B、27B、第3延出部25C、26Cの符号の末尾に「L」を付し、第2延出部25BL、27BL、第3延出部25CL、27CLとする。
図9にも示されるように、第1アスタリスク突起24の第2延出部25BLは、隣り合う第2アスタリスク突起26の第1延出部27Aと第2延出部27BLの間に挿入されている。第1アスタリスク突起24の第3延出部25CLは、隣り合う第2アスタリスク突起26の第1延出部27Aと第3延出部27CLの間に挿入されている。第2アスタリスク突起26の第2延出部27BLは、隣り合う第1アスタリスク突起24の第1延出部25Aと第2延出部25BLの間に挿入されている。第2アスタリスク突起26の第3延出部27CLは、隣り合う第1アスタリスク突起24の第1延出部25Aと第3延出部25CLの間に挿入されている。
本実施形態のパターン領域20では、第2延出部25BL、27BL、第3延出部25CL、26CLの延出長さL2を延出部25A、27Aの延出方向の長さL1よりも長くして、ベース部22の平坦部分の面積を小さくしている。したがって、パターン領域20に入射する光の反射方向を異ならせることができ、反射光の集中が抑制される。これにより、見る角度を変えた場合の、パターン部分の見え方の均一性を高めて、視認性を向上させることができる。
[第3実施形態]
次に、本発明の第3実施形態について説明する。本実施形態では、第1〜第2実施形態と同様の部分については同一の符号を付し、その詳細な説明を省略する。
本実施形態のタイヤ10は、パターン領域20がトレッド30に形成されている点が、第1〜第2実施形態と異なり、パターン領域20の構成については第1〜第2実施形態と同様である。
図10に示されるように、タイヤ10は、タイヤ径方向の外側にトレッド30を備えている。トレッド30には、複数の周方向溝32が形成されている。1本の周方向溝32の溝底32Aには、文字領域16とパターン領域20を備えた標章部14が形成されている。パターン領域20は、第1〜第4実施形態と構成が同様のものを形成することができる。
本実施形態では、トレッド30の溝底32Aに形成された標章部14の文字領域16とパターン領域20のコントラストを大きくすることができ、トレッド30の視認性を向上させることができる。
なお、第1〜第3実施形態のタイヤ10は、空気入りタイヤであってもよいし、非空気入りタイヤであってもよい。
<試験例>
本発明の効果を立証するために、本発明を適用した実施例1〜7のタイヤと、比較例1〜比較例5のタイヤを準備し、以下の試験1及び試験2を実施した。
(試験条件)
供試タイヤとしては、いずれもサイズが205/55R16でタイヤ断面高さSHが114mmのタイヤを用いた。
実施例1〜7、比較例1〜5のタイヤは、本発明の第1実施形態に係るタイヤと同様の構造のタイヤであり、標章部14Aのパターン領域20に形成された第1アスタリスク突起24、第2アスタリスク突起26の、間隔P、突出高さH1、角度θ、がそれぞれ、図11の表1に示すように異なっている。
(試験1)
試験1では、パターン領域を各方向から見たときの視認性について評価した。
まず、それぞれの供試タイヤを適用リムに組み付け、その後、20人の看者が観察して、通常のタイヤよりもパターン領域が黒く見えるかのアンケート調査を行った。その結果を「視認性」として表1に示す。なお、表1では、パターン領域が通常のタイヤよりも黒く見えたと回答した看者の数が18人以上の場合をA、10〜17人の場合をB、9人以下の場合をCとして評価した。なお表1には、パターン部が黒く見えたと回答した看者の人数も併記した。
(試験2)
試験2では、パターン部の成形性について評価した。
まず、それぞれの供試タイヤを製造し、各供試タイヤのパターン領域を構成する第1アスタリスク突起24及び第2アスタリスク突起26の倒れ込みの発生を目視で評価し、パターン領域における当該倒れ込みの発生率を指標にパターン領域の成形性を評価した。その結果を「成形性」として表1に示す。なお、表1では、倒れ込みの発生率が0.1%未満の場合にパターン領域の成形性を○で表し、倒れ込みの発生率が0.1〜0.3%未満の場合にパターン領域の成形性を△で表し、倒れ込みの発生率が0.3%以上の場合にパターン領域の成形性を×で表した。
表1に示されるように、本発明を適用した実施例1〜7のタイヤは、比較例1〜5のタイヤと比べて、視認性及び成形性の両方が向上していることが分かる。
10 タイヤ、 12 タイヤサイド部、 20 パターン領域、 22 ベース部
23WA 第1側壁面(側壁面)
23WB 第2側壁面(側壁面)
23WC 第3側壁面(側壁面)
24 第1アスタリスク突起(単位パターン)
25A、27A 第1延出部(延出部)
25B、25BL、27B、27BL 第2延出部(延出部)
25C、25CL、27C、27CL 第3延出部(延出部)
26 第2アスタリスク突起(単位パターン)
27WA 第1側壁面(側壁面)
27WB 第2側壁面(側壁面)
27WC 第3側壁面(側壁面)
30 トレッド、 32 周方向溝(溝)、 P 間隔、H1 突出高さ

Claims (6)

  1. タイヤの外面に形成され、ベース部を有するパターン領域と、
    前記パターン領域内に形成され、前記ベース部から0.1mm以上、1.0mm以下の突出高さとされ、平面視で屈曲点から複数方向に延出され、延出方向と直交する断面で見て、両側の側壁面間の距離が頂部側から前記ベース部へ向けて長くなる延出部、を含む複数の単位パターンと、
    を有し、
    隣り合う前記単位パターンの前記屈曲点同士の間隔が0.2mm以上1.0mm以下であ
    隣り合う前記単位パターン同士は、平面視において、一の前記単位パターンの少なくとも一の前記延出部が他の前記単位パターンのすべての前記延出部と異なる向きに延出されている、
    タイヤ。
  2. タイヤの外面に形成され、ベース部を有するパターン領域と、
    前記パターン領域内に形成され、前記ベース部から0.1mm以上、1.0mm以下の突出高さとされ、平面視で屈曲点から複数方向に延出され、延出方向と直交する断面で見て、両側の側壁面間の距離が頂部側から前記ベース部へ向けて長くなる延出部、を含む複数の単位パターンと、
    を有し、
    隣り合う前記単位パターンの前記屈曲点同士の間隔が0.2mm以上1.0mm以下であり、
    前記延出部は3本以上であり、隣り合う前記延出部同士が成す角度は等角度とされている、
    タイヤ。
  3. タイヤの外面に形成され、ベース部を有するパターン領域と、
    前記パターン領域内に形成され、前記ベース部から0.1mm以上、1.0mm以下の突出高さとされ、平面視で屈曲点から複数方向に延出され、延出方向と直交する断面で見て、両側の側壁面間の距離が頂部側から前記ベース部へ向けて長くなる延出部、を含む複数の単位パターンと、
    を有し、
    隣り合う前記単位パターンの前記屈曲点同士の間隔が0.2mm以上1.0mm以下であり、
    前記パターン領域は、トレッドの溝に形成されている、
    タイヤ。
  4. 前記延出部の前記突出高さは、前記ベース部における前記側壁面の基部間の距離の0.8倍〜6倍である、ことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載のタイヤ。
  5. 前記ベース部に対する仮想垂直面と前記側壁面との間の角度は、5°〜30°である、ことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載のタイヤ。
  6. 前記パターン領域は、タイヤサイド部に形成されている、ことを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載のタイヤ。
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