JP6494353B2 - マグネトロン - Google Patents
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Description
まず、第1の実施の形態について説明する。図1は、本実施の形態のマグネトロン1の概略を示す縦断面図である。このマグネトロン1は、2450MHz帯のマイクロ波を発生する電子レンジ用のマグネトロンである。マグネトロン1は、2450MHz帯のマイクロ波を発生する発振部2、発振部2の中心に位置するカソード3に電力を供給する入力部4、発振部2から発振されたマイクロ波を管外(マグネトロン1外)に取り出す出力部5を有している。発振部2、入力部4及び出力部5は、マグネトロン1の中心軸である管軸mに沿って設けられている。つまり、発振部2の管軸方向の一端側(図中下側)に入力部4が設けられ、他端側(図中上側)に出力部5が設けられている。
次に、冷却フィン26とインプットヨーク25Aの構成についてさらに詳しく説明する。まず、図2を用いて、冷却フィン26の構成から説明する。尚、図2(A)は、ラジエータ27を構成する複数の冷却フィン26のうちの1枚を出力側から見た平面図であり、図2(B)は側面図である。尚、図2(A)、(B)に示す冷却フィン26は、プレス成形直後のものである。また、図2(B)は、図1とは上下逆であり、上側が入力側、下側が出力側となっている。
ここまで説明したように、本実施の形態のマグネトロン1は、冷却フィン26のインプットヨーク25A側の先端部41Aに、インプットヨーク25Aのスリット61からインプットヨーク25Aの外側に突出し、インプットヨーク25Aの外面に沿って例えば外面と平行になるよう折り曲げられて外面と接触する外面接触部50と、インプットヨーク25Aの内側に位置し、インプットヨーク25Aの内面に沿って例えば内面と平行になるよう折れ曲がっていて内面と接触する内面接触部51とを設け、外面接触部50と内面接触部51とでインプットヨーク25Aを厚さ方向に挟み込むようにして、冷却フィン26の先端部41Aがインプットヨーク25Aと接触するようにした。
[4−1.他の実施の形態1]
尚、上述した実施の形態では、インプットヨーク25Aの両側壁部60A、60Bにスリット61を設け、このスリット61に、冷却フィン26の先端部41Aの外面接触部50を挿入することで、外面接触部50をインプットヨーク25Aの外側に突出させるようにした。これに限らず、例えば、図6に示すように、インプットヨーク25Aにはスリット61を設けず、インプットヨーク25Aの両側壁部60A、60Bの両脇から、外面接触部50をインプットヨーク25Aの外面側に突出させるようにしてもよい。
さらに、上述した実施の形態では、先端部41Aの他部51はそのまま内面接触部51とする一方で、先端部41Aの一部50は、冷却フィン26の中心軸nと直交するように折り曲げ、その後、90度ねじることで外面接触部50とした。これに限らず、例えば、先端部41Aの一部50については、プレス成形時に、あらかじめ冷却フィン26の中心軸nと直交するように成形するようにしてもよい。このようにすれば、先端部41Aの一部50を90度ねじるだけで外面接触部50とすることができるので、外面接触部50の加工工程を簡略化することができる。
さらに、上述した実施の形態では、冷却フィン26の突出板部41の先端側に位置する2個の先端部41Aのうちの内側の先端部41Aの一部を外面接触部50とした。これに限らず、たとえば、突出板部41の2個の先端部41Aのうちの一方の全部分を、外面接触部50としてもよい。また、これに限らず、たとえば、突出板部42の先端側に位置する3個の先端部42Aのうちの1個の一部もしくは全部分を外面接触部50とするなどしてもよい。要は、冷却フィン26全体として、先端部41A及び先端部42Aの一部が外面接触部50となっていればよい。
Claims (6)
- 入力側から出力側に向かう中心軸に沿って延びる円筒状の陽極円筒と、
前記陽極円筒の入力側の端部と出力側の端部にそれぞれ設けられた磁石と、
前記陽極円筒と前記磁石とを囲い、前記磁石とともに磁気回路を形成するヨークと、
前記陽極円筒と前記ヨークとの間に、前記中心軸を横切る方向に広がる冷却フィンと、
を有し、
前記冷却フィンは、
前記ヨーク側に位置する先端部の一部が前記ヨークの外側に位置するとともに、前記ヨークの外面に沿うように折り曲げられ、前記先端部の他部が前記ヨークの内側に位置するとともに、前記ヨークの内面に沿うように折り曲げられ、前記先端部の一部と他部が、前記ヨークを挟み込むようにして前記ヨークと接触する
ことを特徴とするマグネトロン。 - 前記ヨークは、
前記中心軸と平行な板状の側壁部を有し、
前記冷却フィンは、前記先端部の一部が、前記側壁部の外側に位置するとともに、前記側壁部の外面に沿うように折り曲げられ、前記先端部の他部が前記側壁部の内面に位置するとともに、前記側壁部の内面に沿うように折り曲げられ、前記先端部の一部と他部が、前記側壁部を厚さ方向に挟み込むようにして前記側壁部と接触する
ことを特徴とする請求項1に記載のマグネトロン。 - 前記ヨークの前記側壁部には、前記中心軸と同一方向に延びるスリットが形成され、
前記冷却フィンは、前記先端部の一部が前記スリットから前記側壁部の外側に突出して前記側壁部の外面に沿うように折り曲げられている
ことを特徴とする請求項2に記載のマグネトロン。 - 前記冷却フィンは、板状でなり、前記ヨークの側壁部に沿うように折り曲げられている前記先端部の一部が、厚さ方向が前記中心軸と同一方向となり前記側壁部と直交するように折り曲げられ、さらに厚さ方向が前記中心軸と直交するようにねじられた後、前記スリットに挿入される
ことを特徴とする請求項3に記載のマグネトロン。 - 前記ヨークは、入力側のインプットヨークと出力側のアウトプットヨークとでなり、前記インプットヨークの側壁部に、出力側の端から延びる前記スリットが形成され、
前記冷却フィンの先端部の一部は、厚さ方向が前記中心軸と直交するようにねじられた状態で、前記インプットヨークが前記磁石及び前記冷却フィンが取り付けられた前記陽極円筒に対して入力側から出力側へと向かう方向に取り付けられる際に、前記スリットの出力側の端から挿入される
ことを特徴とする請求項4に記載のマグネトロン。 - 前記冷却フィンは、前記先端部の一部が、前記ヨークの側壁部の脇から前記側壁部の外側に突出して前記側壁部の外面に沿うように折り曲げられている
ことを特徴とする請求項1又は2に記載のマグネトロン。
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