JP6494350B2 - 減圧用弁 - Google Patents
減圧用弁 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6494350B2 JP6494350B2 JP2015055471A JP2015055471A JP6494350B2 JP 6494350 B2 JP6494350 B2 JP 6494350B2 JP 2015055471 A JP2015055471 A JP 2015055471A JP 2015055471 A JP2015055471 A JP 2015055471A JP 6494350 B2 JP6494350 B2 JP 6494350B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- orifice plate
- orifice
- inner cylinder
- pressure reducing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Valve Housings (AREA)
- Lift Valve (AREA)
Description
これによると、高温の排ガス116が、スライド弁115を通って、減圧用弁114の流入口101からボディ103内に流れ込み、オリフィス板106の流通孔108と可変オリフィス107を通過して、流出口102から流出する。これにより、排ガス116が減圧される。
流入口と流出口とを備えた筒状のボディと、ボディ内に設けられたオリフィス装置および内筒と、ボディの内面に設けられた断熱材とを有し、
オリフィス装置はオリフィス板を有し、
内筒の入口側端部がボディの流入口側端部に取り付けられ、
オリフィス板が内筒の出口側端部に取り付けられ、
内筒は、出口側が入口側よりも縮径した円錐台状であり、断熱材に埋め込まれており、ボディと同じ材質の接合用筒部と、接合用筒部よりも耐熱性に優れた異なる材質の本体筒部とを有し、
接合用筒部の一端がボディの流入口側端部に溶接され、
接合用筒部の他端と本体筒部の一端とが溶接され、
本体筒部の他端にオリフィス板が取り付けられているものである。
流入口と流出口とを備えた筒状のボディと、ボディ内に設けられたオリフィス装置および内筒と、ボディの内面に設けられた断熱材とを有し、
オリフィス装置はオリフィス板と可変オリフィスを有し、
内筒の入口側端部がボディの流入口側端部に取り付けられ、
オリフィス板が内筒の出口側端部に取り付けられ、
内筒は、出口側が入口側よりも縮径した円錐台状であり、断熱材に埋め込まれており、
可変オリフィスは、オリフィス板の下流側に設けられた弁箱と、弁箱内に設けられた回動自在な弁体と、弁体に設けられた弁棒とを有し、
弁箱は流れ方向における両端部が開口し、
弁箱に第1弁棒挿通穴が貫通して形成され、
ボディに第2弁棒挿通穴が貫通して形成され、
弁棒は流れ方向に直交する方向から第1および第2弁棒挿通穴に挿通され、
弁棒と第1弁棒挿通穴の周縁との間に、ボディの流路軸心方向における弁箱とボディとの熱膨張量の差を吸収する熱膨張吸収代が形成されているものである。
図1,図2に示すように、1はガソリンの製造設備の流動接触分解装置の再生塔排ガスライン等に設けられる減圧用弁であり、この減圧用弁1の上流側には、適切な長さの配管2を介して高温用のスライド弁(図示省略)が接続されている。これら減圧用弁1とスライド弁とには、高温の流体の一例として、摩耗性触媒を含有する約800℃の高温で且つ高流速の排ガス3が流れる。
内筒9の入口側端部E1がボディ7の流入口14側の端部内周に取り付けられ、オリフィス板17が内筒9の出口側端部E2に取り付けられている。内筒9は、出口側が入口側よりも縮径した円錐台状であり、断熱ライニング材10に埋め込まれている。
図1,図3に示すように、内筒9は、ボディ7と同じ材質である炭素鋼からなる接合用筒部9aと、接合用筒部9aよりも耐熱性に優れた材質であるステンレス鋼からなる本体筒部9bとを有している。接合用筒部9aの一端はボディ7の流入口14側の端部内周に全周溶接されている。また、接合用筒部9aの他端と本体筒部9bの一端とは、両側突き合せ溶接により、内周側と外周側との両側から全周溶接されている。
図1,図4,図5に示すように、弁棒23は流れ方向Aに直交する方向からボディ7と弁箱21とに貫通している。すなわち、弁箱21は弁棒23の軸心方向において相対向する一対の円筒状の第1ボス部28を有している。これら両第1ボス部28はそれぞれ、弁箱21の内外両側に貫通する第1弁棒挿通穴29と、内周面に設けられた耐摩耗用ライニング材41とを有している。
以下、上記構成における作用を説明する。
また、減圧用弁1を製作する際、図3に示すように、接合用筒部9aの材質(炭素鋼)と本体筒部9bの材質(ステンレス鋼)とは異なっているが、内筒9の内周面側と外周面側との両面側から接合用筒部9aと本体筒部9bとを完全溶け込み溶接することが可能であるため、溶接部分の強度を高く保つことができる。
3 排ガス(流体)
7 ボディ
8 オリフィス装置
9 内筒
9a 接合用筒部
9b 本体筒部
10 断熱ライニング材(断熱材)
14 流入口
15 流出口
16a 流路軸心
17 オリフィス板
18 可変オリフィス
21 弁箱
22 弁体
23 弁棒
29 第1弁棒挿通穴
32 第2弁棒挿通穴
33 熱膨張吸収代
36〜38 領域
A 流れ方向
C 流路軸心の方向
E1 内筒の入口側端部
E2 内筒の出口側端部
Claims (3)
- 高温の流体が流れる減圧用弁であって、
流入口と流出口とを備えた筒状のボディと、ボディ内に設けられたオリフィス装置および内筒と、ボディの内面に設けられた断熱材とを有し、
オリフィス装置はオリフィス板を有し、
内筒の入口側端部がボディの流入口側端部に取り付けられ、
オリフィス板が内筒の出口側端部に取り付けられ、
内筒は、出口側が入口側よりも縮径した円錐台状であり、断熱材に埋め込まれており、ボディと同じ材質の接合用筒部と、接合用筒部よりも耐熱性に優れた異なる材質の本体筒部とを有し、
接合用筒部の一端がボディの流入口側端部に溶接され、
接合用筒部の他端と本体筒部の一端とが溶接され、
本体筒部の他端にオリフィス板が取り付けられていることを特徴とする減圧用弁。 - 高温の流体が流れる減圧用弁であって、
流入口と流出口とを備えた筒状のボディと、ボディ内に設けられたオリフィス装置および内筒と、ボディの内面に設けられた断熱材とを有し、
オリフィス装置はオリフィス板と可変オリフィスを有し、
内筒の入口側端部がボディの流入口側端部に取り付けられ、
オリフィス板が内筒の出口側端部に取り付けられ、
内筒は、出口側が入口側よりも縮径した円錐台状であり、断熱材に埋め込まれており、
可変オリフィスは、オリフィス板の下流側に設けられた弁箱と、弁箱内に設けられた回動自在な弁体と、弁体に設けられた弁棒とを有し、
弁箱は流れ方向における両端部が開口し、
弁箱に第1弁棒挿通穴が貫通して形成され、
ボディに第2弁棒挿通穴が貫通して形成され、
弁棒は流れ方向に直交する方向から第1および第2弁棒挿通穴に挿通され、
弁棒と第1弁棒挿通穴の周縁との間に、ボディの流路軸心方向における弁箱とボディとの熱膨張量の差を吸収する熱膨張吸収代が形成されていることを特徴とする減圧用弁。 - 断熱材は、オリフィス板よりも流入口側の領域から、オリフィス板の外周とボディの内周との間の領域を介し、オリフィス板よりも流出口側の領域にわたって、流れ方向に連続して設けられていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の減圧用弁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015055471A JP6494350B2 (ja) | 2015-03-19 | 2015-03-19 | 減圧用弁 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015055471A JP6494350B2 (ja) | 2015-03-19 | 2015-03-19 | 減圧用弁 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016176490A JP2016176490A (ja) | 2016-10-06 |
JP6494350B2 true JP6494350B2 (ja) | 2019-04-03 |
Family
ID=57068995
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015055471A Active JP6494350B2 (ja) | 2015-03-19 | 2015-03-19 | 減圧用弁 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6494350B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7440276B2 (ja) | 2020-01-28 | 2024-02-28 | アズビル株式会社 | ダイアフラムバルブ |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS587865B2 (ja) * | 1972-08-26 | 1983-02-12 | エツソ リサ−チ アンド エンジニアリング カンパニ− | シユウドウベン |
JPH0536168U (ja) * | 1991-10-22 | 1993-05-18 | 株式会社クボタ | バタフライ弁 |
JP2967694B2 (ja) * | 1994-11-14 | 1999-10-25 | 株式会社クボタ | 高温用スライド弁 |
JP4024125B2 (ja) * | 2002-10-18 | 2007-12-19 | 株式会社栗本鐵工所 | 高温用バタフライ弁 |
-
2015
- 2015-03-19 JP JP2015055471A patent/JP6494350B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2016176490A (ja) | 2016-10-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20180010553A1 (en) | Rocket engine | |
JP5524534B2 (ja) | 分解管と冷却管との間の連結部材及び連結方法 | |
US10648746B2 (en) | Exhaust waste heat recovery device | |
JP2005509125A (ja) | 熱交換器 | |
JP6931666B2 (ja) | バルブ組立体 | |
JP6725204B2 (ja) | 排気熱回収装置 | |
JP7043484B2 (ja) | フィード・エフルエント熱交換器 | |
EP3349927B1 (en) | Turbomachine component and method of manufacturing of such component with an incorporated fluid channel | |
CN103512046A (zh) | 用于燃气涡轮机的过渡管道 | |
JP6494350B2 (ja) | 減圧用弁 | |
JP6828658B2 (ja) | 排気マニホールド | |
CN105874255A (zh) | 用于管路单元的减振组件 | |
JP4421076B2 (ja) | 流体混合装置 | |
JP2015140757A (ja) | 排気熱回収器 | |
JP2017015043A (ja) | 排気熱回収器 | |
CN102720915A (zh) | 变径接管隔温型膨胀节 | |
JP2022539391A (ja) | 組立可能なチェックバルブ | |
JP6170858B2 (ja) | タービンハウジング | |
KR101744411B1 (ko) | 가스터빈의 냉각장치 | |
JP2015140756A (ja) | 排気熱回収器 | |
US20220333769A1 (en) | Steam boiler liquid separator and method for the production thereof | |
JP5455573B2 (ja) | 多管式ボイラ | |
JP6021786B2 (ja) | 過熱低減器 | |
JP3794968B2 (ja) | 熱風弁の弁体補修方法と弁体補修用シートリング | |
JP2019183675A (ja) | 排熱回収器構造 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20171215 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20181024 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20181106 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20181212 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20190205 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20190305 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6494350 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |