JP7440276B2 - ダイアフラムバルブ - Google Patents
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Description
また、従来のダイアフラムバルブとしては、弁座を有するバルブボディと、弁体を有するダイアフラムとが樹脂材料によって形成され、ダイアフラムにアクチュエータを接続するためのプラグが一体に成形されたものがある。プラグは、柱状に形成されており、ダイアフラムの中央部から弁体とは反対方向に向けて突出してアクチュエータに連結されている。アクチュエータは、バルブボディの一端部に固定されたボンネットに設けられている。
上流側継手12と下流側継手13は、配管(図示せず)を接続するためのものである。配管には、液体または気体からなる流体が流される。この流体としては、腐食性を有する流体を用いることができる。
アクチュエータ5は、ボンネット4の円筒41の中に挿入される駆動軸42を有し、この駆動軸42がキャビティ21および円筒41と同一軸線上に位置するようにボンネット4に取付けられている。円筒41の内周部には、駆動軸42との間をシールするためにシール部材43が装着されている。
駆動軸42における、キャビティ21の底に近接する先端部には、ダイアフラム33が取付けられている。
ダイアフラム33は、例えばフッ素樹脂などの樹脂材料によって所定の形状に形成されている。この実施の形態によるダイアフラム33は、円板状のダイアフラム本体44と、このダイアフラム本体44の一端部に突設された弁体34と、ダイアフラム本体44の他端部に突設されたプラグ45とを備えている。
プラグ45は、ダイアフラム本体44の中心部から弁体34とは反対方向に所定の長さだけ突出するように形成されており、駆動軸42の先端面に当接する円板部45aと、駆動軸42にねじ込まれて連結されるねじ部45bとを有している。ダイアフラム33は、ねじ部45bが駆動軸42に螺着されることによって、駆動軸42に取付けられている。
バルブボディ2は、ボルト座面16aがバルブボディ2の変形を拘束するように作用することから、ボルト座面16aに対してボンネット4とは反対側に熱膨張によって膨張するようになる。
この実施の形態によるバルブボディ2は、ダイアフラム33が熱膨張を起こして弁体34が弁座32に向けて変位したときの開度変化を最小にするために、熱膨張により弁座32が弁体34と同一方向に変位するように構成されている。詳述すると、弁座32がボルト座面16aより取付面22から離れるように形成されている。すなわち、弁座32に対して弁体34が接離する方向である開閉方向において、図5に示すように、ボルト座面16a(押圧位置)と取付面22との間隔Aが、弁座32と取付面22との間隔Bより短くなっている。
図7の縦軸は弁座32の変位量を示し、横軸はキャビティ21の深さを示す。弁座32の変位量は、0より上側すなわちプラス側となると、弁座32が膨張以前よりも取付面22側に変位することを示している。また、このシミュレーションは、ボルト座面16aの位置を第1位置~第5位置からなる5つの位置においてそれぞれ実施した。第1位置~第5位置のうち、第1位置は、取付面22に最も近い(間隔Aが最も短い)位置で、第2位置~第5位置は、間隔Aが順次大きくなるように第1位置から離れた位置である。
ボルト座面16a位置が破線で示すように第2位置にある場合は、キャビティ21の深さがB1より深いB2であるときに弁座32の変位量が0になり、キャビティ21の深さがB2より大きくなることによって、弁座32が取付面22より離間するように変位する。
ボルト座面16a位置が二点鎖線で示すように第3位置にある場合は、キャビティ21の深さがB2より深いB3であるときに弁座32の変位量が0になり、キャビティ21の深さがB3より大きくなることによって、弁座32が取付面22より離間するように変位する。
このため、バルブボディ2が熱膨張を起こしたときの弁座32の変位量を間隔Aと間隔Bとに基づいて高い精度で求めることができる。
Claims (4)
- 流体通路を有しかつ前記流体通路の一部となる通路孔が開口する弁座を有するバルブボディと、
前記弁座に着座することにより前記通路孔を閉塞する弁体が一端部に設けられるとともに他端部にプラグが設けられたダイアフラムと、
前記ダイアフラムの前記プラグに連結され、前記弁座に対して前記弁体が接離する方向である開閉方向に前記ダイアフラムを駆動するアクチュエータと、
前記バルブボディに固定用ボルトによって固定されて前記アクチュエータを支持するボンネットとを備え、
前記バルブボディの熱膨張により前記弁座が変位する方向と、
前記ダイアフラムの熱膨張により前記弁体が変位する方向とが同一方向であることを特徴とするダイアフラムバルブ。 - 請求項1記載のダイアフラムバルブにおいて、
前記バルブボディは、前記固定用ボルトが締め込まれることにより前記ボンネットが密着する取付面を有し、
前記固定用ボルトは、前記開閉方向に延び、
前記開閉方向において、前記固定用ボルトによって前記バルブボディが前記ボンネットに向けて押される押圧位置と前記取付面との間隔は、前記弁座と前記取付面との間隔より短いことを特徴とするダイアフラムバルブ。 - 請求項1または請求項2記載のダイアフラムバルブにおいて、
前記バルブボディの熱膨張により前記弁座が変位する際の変位量と、
前記ダイアフラムの熱膨張により前記弁体が変位する際の変位量との差が予め定めた許容範囲に入っていることを特徴とするダイアフラムバルブ。 - 請求項1~請求項3のいずれか一つに記載のダイアフラムバルブにおいて、
前記バルブボディと前記ダイアフラムとは、それぞれ樹脂材料によって形成されていることを特徴とするダイアフラムバルブ。
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