JP6492892B2 - モータ - Google Patents

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JP6492892B2
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Description

本発明は、モータに関する。
例えば、特許文献1には、ゴム材からなるシール部が設けられたブラシホルダを備える電動モータが記載されている。ブラシホルダは、ヨークとブラケットとにシール部を介して保持される。このような電動モータは、車両等の屋外で用いることができるように、シール部によってモータ内部へ水の浸入を防止できるようになっている。
特開2014−110697号公報
上記のような電動モータにおいてシール部は、ブラシホルダ(ブラシカード)とヨーク(ハウジング)とに挟持されるとともに、ヨークとブラケットとに挟持される。ここで、ブラシホルダとヨークとの間の軸方向の寸法と、ヨークとブラケットとの間の軸方向の寸法とは、部品や組立に伴う寸法誤差により、異なりやすい。そのため、シール部の軸方向の寸法が均一な場合、ブラシホルダとヨークとの間およびヨークとブラケットとの間の両方を十分にシールできず、電動モータの防水性が低下する問題があった。
これに対して、例えば、シール部におけるブラシホルダとヨークとに挟持される部分の形状と、ヨークとブラケットとに挟持される部分の形状と、を互いに異ならせれば、ブラシホルダとヨークとの間およびヨークとブラケットとの間の両方を好適にシールしやすい。しかし、その場合のシール部は、例えば、ブラシホルダとヨークとに挟持される部分を薄肉に、ヨークとブラケットとに挟持される部分を厚肉にする等の必要がある。このように、シール部の形状は、軸方向の寸法が一定ではなく複雑化し、シール部を製造する手間およびコストが増加する問題があった。
本発明の一つの態様は、上記問題点に鑑みて、防水性を確保しつつ、シール部材の形状を簡単にできる構造を有するモータを提供することを目的の一つとする。
本発明のモータの一つの態様は、上下方向に延びる中心軸を中心としたシャフトを備えるモータであって、前記シャフトに固定される電機子と、下側に開口する下側開口部を有し前記電機子を収容する筒状のハウジングと、前記下側開口部に位置し前記電機子に電流を供給するブラシカードアセンブリと、前記ブラシカードアセンブリの下側に位置し前記ハウジングと直接的に固定される筒状のブラケットと、前記ハウジングと前記ブラケットとの間に位置する弾性体製のシール部材と、を備え、前記ブラシカードアセンブリは、前記シャフトを周方向に囲む筒状のブラシカード筒部と、前記ブラシカード筒部から径方向外側に延びるブラシカードフランジ部と、を有し、前記シール部材は、前記ブラシカードフランジ部の上面と前記ハウジングとに、または前記ブラシカードフランジ部の下面と前記ブラケットとに、接触した状態で軸方向に挟まれる第1シール部を含み、前記ハウジングの径方向内側の面と前記ブラケットの径方向内側の面とのうちの少なくとも一方は、前記ハウジングと前記ブラケットとの接合面に向かうに従って前記中心軸から離れる傾斜面を有し、前記第1シール部は、前記傾斜面を介して前記ハウジングと前記ブラケットとに接触した状態で挟まれる。
本発明の一つの態様によれば、防水性を確保しつつ、シール部材の形状を簡単にできる構造を有するモータが提供される。
図1は、第1実施形態のモータを示す斜視図である。 図2は、第1実施形態のモータの部分を示す分解斜視図である。 図3は、第1実施形態のモータを示す図であって、図1におけるIII−III断面図である。 図4は、第1実施形態のモータの部分を示す平面図である。 図5は、第1実施形態のモータの部分を示す断面図である。 図6は、第1実施形態の他の一例であるモータの部分を示す断面図である。 図7は、第1実施形態の他の一例であるモータの部分を示す断面図である。 図8は、第2実施形態のブラシカードアセンブリおよびシール部材を示す斜視図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態に係るモータについて説明する。なお、本発明の範囲は、以下の実施の形態に限定されず、本発明の技術的思想の範囲内で任意に変更可能である。また、以下の図面においては、各構成をわかりやすくするために、各構造における縮尺および数等を、実際の構造における縮尺および数等と異ならせる場合がある。
また、図面においては、適宜3次元直交座標系としてXYZ座標系を示す。XYZ座標系において、Z軸方向は、図1に示す中心軸Jの軸方向と平行な方向とする。X軸方向は、Z軸方向と直交する方向であってコネクタ部53の突出する方向とする。Y軸方向は、X軸方向とZ軸方向との両方と直交する方向とする。
また、以下の説明においては、中心軸Jの延びる方向(Z軸方向)を上下方向とする。Z軸方向の正の側(+Z側)を「上側」と呼び、Z軸方向の負の側(−Z側)を「下側」と呼ぶ。なお、上下方向、上側および下側とは、単に説明のために用いられる名称であって、実際の位置関係や方向を限定しない。また、特に断りのない限り、中心軸Jに平行な方向(Z軸方向)を単に「軸方向」と呼び、中心軸Jを中心とする径方向を単に「径方向」と呼び、中心軸Jを中心とする周方向(θ方向)、すなわち、中心軸Jの軸周りを単に「周方向」と呼ぶ。
なお、本明細書において、軸方向に延びる、とは、厳密に軸方向に延びる場合に加えて、軸方向に対して、45°未満の範囲で傾いた方向に延びる場合も含む。また、本明細書において、径方向に延びる、とは、厳密に径方向、すなわち、軸方向に対して垂直な方向に延びる場合に加えて、径方向に対して、45°未満の範囲で傾いた方向に延びる場合も含む。
<第1実施形態>
図1から図4は、本実施形態のモータ10を示す図である。図1は、斜視図である。図2は、分解斜視図である。図3は、図1におけるIII−III断面図である。図4は、平面図である。図2および図4においては、ハウジング20、電機子40等の図示を省略している。
図1から図3に示すように、モータ10は、ハウジング20と、ブラケット30と、シャフト41と、電機子40と、整流子44と、ブラシカードアセンブリ50と、シール部材60と、マグネット70と、上側ベアリング71と、下側ベアリング72と、オイルシール73と、を備える。
[シャフト]
図3に示すように、シャフト41は、上下方向(Z軸方向)に延びる中心軸Jを中心とする。シャフト41は、中心軸J周り(±θ方向)に回転可能に支持される。シャフト41の下端は、後述する出力軸孔31gを介してブラケット30の外部に露出する。
[電機子および整流子]
電機子40は、シャフト41に固定される。電機子40は、シャフト41とともに中心軸J周り(±θ方向)に回転可能である。電機子40は、コア42と、コイル43と、を有する。コア42は、シャフト41の外周面に固定される。コイル43は、コア42に巻き回される。
整流子44は、電機子40の下側に位置し、シャフト41に固定される。整流子44は、コイル43と電気的に接続される。整流子44は、後述するブラシ54と接触する。コイル43には、ブラシ54を通じて整流子44から電流が供給される。これにより、電機子40が励磁される。
[上側ベアリングおよび下側ベアリング]
上側ベアリング71と下側ベアリング72とは、シャフト41を回転可能に支持する。上側ベアリング71は、電機子40よりも上側に位置する。上側ベアリング71は、ハウジング20の後述する上側ベアリング保持部24に保持される。下側ベアリング72は、整流子44よりも下側に位置する。下側ベアリング72は、ブラケット30の後述する下側ベアリング保持部31dに保持される。
[マグネット]
マグネット70は、ハウジング20の内周面に固定される。マグネット70は、電機子40と径方向に対向する。マグネット70の磁極は、周方向に沿ってN極とS極とが交互に配置される。マグネット70は、単一の部材であってもよいし、周方向に沿って複数に分割されてもよい。
[オイルシール]
オイルシール73は、後述するオイルシール保持部31eに保持される。オイルシール73は、モータ10の外部のオイルが下側ベアリング72を通じてモータ10の内部へ浸入するのを防止するために用いられる。
[ハウジング]
ハウジング20は、電機子40を収容する有蓋の筒状である。ハウジング20は、例えば、金属製である。ハウジング20は、例えば、鉄製である。ハウジング20は、鉄製であるため、マグネット70のヨークとして機能する。
ハウジング20は、ハウジング筒部21と、ハウジングフランジ部22と、を有する。ハウジング筒部21は、下側に開口する下側開口部21aを有する有蓋の筒状である。すなわち、ハウジング20は、下側に開口する下側開口部21aを有する。ハウジング筒部21は、上側の端部に上側ベアリング保持部24を有する。上側ベアリング保持部24の径方向内側には、上側ベアリング71が保持される。
ハウジング筒部21の直径は、上側ベアリング保持部24、上側ベアリング保持部24の下側の筒状の部位、下側開口部21aの順で階段状に大きくなる。すなわち、本実施形態においてハウジング筒部21は、有蓋で、かつ、中心軸Jと同心の多段の円筒状である。
ハウジングフランジ部22は、ハウジング筒部21の下側の端部から、径方向外側に延びる。図1に示すように、ハウジングフランジ部22は、ハウジングフランジ部22を軸方向に貫通する孔部である取付孔部25および固定孔部26を有する。
取付孔部25には、モータ10を例えば車体等に取り付けるネジが通される。固定孔部26には、ハウジング20とブラケット30とを固定するネジ74が通される。取付孔部25の数および固定孔部26の数は、特に限定されない。本実施形態においてハウジングフランジ部22は、取付孔部25を例えば3つ有する。本実施形態においてハウジングフランジ部22は、固定孔部26を例えば2つ有する。
[ブラケット]
図2および図3に示すように、ブラケット30は、ブラシカードアセンブリ50の下側に位置する。ブラケット30は、ハウジング20と直接的に固定される。ブラケット30は、筒状である。ブラケット30は、例えば、金属製である。ブラケット30は、例えば、アルミニウム製である。図2に示すように、ブラケット30は、ブラケット本体部31と、固定壁部32と、を有する。
図3に示すように、ブラケット本体部31は、ブラケット底部31aと、ブラケット筒部31bと、ブラケットフランジ部31cと、下側ベアリング保持部31dと、オイルシール保持部31eと、補強壁31hと、を有する。
ブラケット底部31aは、後述するブラシカード筒部51の下側を覆う。ブラケット底部31aは、中央にブラケット底部31aを軸方向に貫通する出力軸孔31gを有する。出力軸孔31gには、シャフト41が通される。
ブラケット筒部31bは、ブラケット底部31aの径方向外縁から上側に延びる。ブラケットフランジ部31cは、ブラケット筒部31bの上側の端部から径方向外側に延びる。
下側ベアリング保持部31dは、ブラケット底部31aから上側に延びる。下側ベアリング保持部31dは、出力軸孔31gよりも径方向外側に位置する。下側ベアリング保持部31dは、シャフト41を周方向に囲む筒状である。下側ベアリング保持部31dの内側には、下側ベアリング72が保持される。
オイルシール保持部31eは、ブラケット底部31aから下側に延びる。オイルシール保持部31eは、出力軸孔31gよりも径方向外側に位置する。オイルシール保持部31eは、シャフト41を周方向に囲む筒状である。オイルシール保持部31eの内側には、オイルシール73が保持される。
図2に示すように、補強壁31hは、下側ベアリング保持部31dの外周面からブラケット筒部31bの内周面の手前まで径方向外側に延びる。すなわち、補強壁31hの径方向外側の端部は、ブラケット筒部31bの内周面から径方向内側に離れた位置にある。図2の例では、補強壁31hは、例えば、6つ設けられる。6つの補強壁31hは、周方向に等間隔に配置される。補強壁31hによって、下側ベアリング72を中心にブラケット30の全体に荷重が掛かる場合であっても、ブラケット30が撓むことを抑制できる。
固定壁部32は、ブラケット本体部31の径方向外縁に位置する。固定壁部32は、ブラケットフランジ部31cよりも軸方向上側に延びる。図2および図4に示すように、固定壁部32は、周方向に延びる。本実施形態において固定壁部32は、後述する径方向開口部11を除いた周方向の全体に亘って設けられる。
固定壁部32は、固定壁部32を軸方向に貫通する孔部である取付孔部36および固定孔部37を有する。取付孔部36は、ハウジング20の取付孔部25と軸方向に重なる。すなわち、モータ10を例えば車体等に取り付けるネジは、ハウジング20の取付孔部25とブラケットの取付孔部36とに通される。本実施形態において固定壁部32は、取付孔部36を例えば3つ有する。
固定孔部37は、例えば、内側にネジ山を有するネジ孔である。固定孔部37は、ハウジング20の固定孔部26と軸方向に重なる。図1に示すネジ74は、ハウジング20の固定孔部26を介して、ネジ孔である固定孔部37に締め込まれる。これにより、ハウジング20とブラケット30とが固定される。図4に示すように、本実施形態において固定壁部32は、固定孔部37を例えば2つ有する。2つの固定孔部37は、中心軸Jを基準として互いに反対側に位置する。
図1に示すように、ハウジングフランジ部22の下面であるハウジングフランジ部下面(接合面)23と、固定壁部32の上面である固定壁部上面(接合面)32aと、は互いに接触する。すなわち、ハウジングフランジ部下面23と固定壁部上面32aとは、ハウジング20とブラケット30との接合面である。ハウジングフランジ部下面23は、ハウジング20の下端面である。固定壁部上面32aは、ブラケット30の上端面である。
図5は、モータ10の部分を示す図であって、固定壁部32とシール部材60とが接触する部分を示す断面図である。図5に示すように、固定壁部32における径方向内側の面である固定壁部内側面32bは、内壁面32cと、傾斜面32dと、を有する。すなわち、ブラケット30の径方向内側の面は、傾斜面32dを有する。内壁面32cは、ブラケットフランジ部31cの上面であるブラケットフランジ部上面31fから上側に延びる面である。
傾斜面32dは、内壁面32cの上側の端部と固定壁部上面32aとに接続される。傾斜面32dは、下側から上側に向かうに従って中心軸Jから離れる。すなわち、傾斜面32dは、ハウジング20とブラケット30との接合面である固定壁部上面32aに向かうに従って中心軸Jから離れる。傾斜面32dは、固定壁部32の上側の端部における径方向内縁が面取りされた面取り面である。
図4に示すように、傾斜面32dは、周方向に延びる。本実施形態において傾斜面32dの周方向一端と中心軸Jとを結ぶ線分と、傾斜面32dの周方向他端と中心軸Jとを結ぶ線分との成す角度θは、180°以上である。すなわち、本実施形態において傾斜面32dは、周方向において180°以上の範囲に亘って設けられる。
本実施形態において、傾斜面32dは、固定壁部内側面32bの周方向の全体に亘って設けられる。本実施形態において固定壁部32は、後述する径方向開口部11を除いた周方向の全体に亘って設けられるため、傾斜面32dは、径方向開口部11を除いた周方向の全体に亘って設けられる。
図2および図3に示すように、モータ10には、径方向開口部11が設けられる。径方向開口部11は、ハウジングフランジ部下面23とブラケットフランジ部上面31fとの間に位置する。すなわち、径方向開口部11は、ハウジング20とブラケット30との軸方向の間に位置する。径方向開口部11は、径方向に開口する。
図3および図4に示すように、径方向開口部11は、固定壁部32と、ハウジングフランジ部下面23と、ブラケットフランジ部上面31fと、によって囲まれる。径方向開口部11は、ハウジング20およびブラケット30を径方向に貫通する。径方向開口部11は、ハウジング20とブラケット30とが接合される領域に位置し、ハウジング20およびブラケット30の内部の空間と、ハウジング20およびブラケット30の外部の空間とを連通する。
[ブラシカードアセンブリ]
図3に示すように、ブラシカードアセンブリ50は、ハウジング20の下側開口部21aに位置する。図2および図4に示すように、ブラシカードアセンブリ50は、ブラシカード50aと、ブラシ54と、チョークコイル55と、接続端子56と、スプリング57と、を有する。
図2に示すように、ブラシカード50aは、ブラシカード筒部51と、ブラシカードフランジ部52と、コネクタ部53と、を有する。すなわち、ブラシカードアセンブリ50は、ブラシカード筒部51と、ブラシカードフランジ部52と、コネクタ部53と、を有する。
図2および図3に示すように、ブラシカード筒部51は、シャフト41を周方向に囲む筒状である。本実施形態においてブラシカード筒部51は、例えば、中心軸Jと同心の円筒状である。ブラシカード筒部51は、円環部51aと、上側壁部51bと、下側壁部51cと、を有する。ブラシカード50aは、例えば、合成樹脂製である。
円環部51aは、シャフト41を囲む円環状である。円環部51aは、径方向に広がる板状である。円環部51aは、ブラシ54、チョークコイル55、接続端子56、およびスプリング57等を保持する保持部を有する。上側壁部51bは、円環部51aの径方向外縁から上側に延びる。図3に示すように、上側壁部51bは、ハウジング20の下側開口部21aに嵌め合わされる。下側壁部51cは、ブラシカードフランジ部52から下側に延びる。下側壁部51cは、ブラケット30のブラケット筒部31bの内側に嵌め合わされる。
図2に示すように、上側突出部51b1は、上側壁部51bの外周面に位置する。複数の上側突出部51b1は、周方向に所定の間隔を空けて配置される。上側突出部51b1は、軸方向に延びる。上側突出部51b1は、上側壁部51bが下側開口部21aに嵌め合わされるときに変形する。これにより、上側壁部51bと下側開口部21aとの嵌め合い状態を良好にできる。
下側突出部51c1は、下側壁部51cの外周面に位置する。複数の下側突出部51c1は、周方向に所定の間隔を空けて配置される。下側突出部51c1は、軸方向に延びる。下側突出部51c1は、下側壁部51cがブラケット筒部31bの内側に嵌め合わされるときに変形する。これにより、下側壁部51cとブラケット筒部31bとの嵌め合い状態を良好にできる。
ブラシカードフランジ部52は、上側壁部51bから径方向外側に延び、かつ一定の径方向幅で上側壁部51bを周方向に囲む円環状である。すなわち、ブラシカードフランジ部52は、ブラシカード筒部51から径方向に延びる。ブラシカードフランジ部52は、ハウジング筒部21よりも径方向外側に延びる。ブラシカードフランジ部52は、ハウジングフランジ部22とブラケットフランジ部31cとの軸方向の間に位置する。
図2に示すように、コネクタ部53は、ブラシカードフランジ部52から径方向外側に突出する。すなわち、コネクタ部53は、ブラシカードフランジ部52よりも径方向外側に位置する。コネクタ部53は、コネクタ連結部53aと、コネクタ筒部53bと、を有する。コネクタ連結部53aは、ブラシカードフランジ部52とコネクタ筒部53bとを連結する。図2および図3に示すように、ブラシカードフランジ部52とコネクタ連結部53aとは、上面および下面とが同一平面で繋がる。図3に示すように、コネクタ連結部53aは、径方向開口部11に位置する。すなわち、コネクタ部53の一部は、径方向開口部11に位置する。
コネクタ筒部53bは、コネクタ連結部53aの径方向外側の端部から上側に延びる筒状である。コネクタ筒部53bは、上側に開口するコネクタ開口部53cを有する。コネクタ筒部53bは、ハウジング20およびブラケット30の外部に露出する。コネクタ筒部53bには、図示しない外部電源が接続される。
図4に示すように、ブラシ54は、円環部51aの上面に設けられた箱状の収容部内に径方向に摺動自在に位置する。ブラシ54は、スプリング57によってブラシ54の径方向外側の端部を径方向内側に向かって押圧される。図3に示すように、ブラシ54の径方向内側の端部は、整流子44と接触する。図4の例において、ブラシカードアセンブリ50は、ブラシ54を例えば2つ有する。
チョークコイル55は、円環部51aの上面に位置する。チョークコイル55の一端は、ブラシ54と電気的に接続される。チョークコイル55の他端は、接続端子56と電気的に接続される。
接続端子56は、ブラシカード50aに保持される。接続端子56は、コネクタ開口部53cの底部から上側に突出する。接続端子56は、コネクタ部53に接続される図示しない外部電源と電気的に接続される。これにより、外部電源から、接続端子56、チョークコイル55、ブラシ54を介して、整流子44に電流が供給される。すなわち、ブラシカードアセンブリ50は、電機子40に電流を供給する。電機子40は、整流子44から電流が供給されると励磁される。これにより、電機子40とマグネット70との磁気的相互作用により、電機子40を含む回転体が回転する。
[シール部材]
図1および図3に示すように、シール部材60は、ハウジング20とブラケット30との間に位置する。シール部材60は、弾性体製である。本実施形態においてシール部材60の材質は、例えば、熱硬化性エラストマー(ゴム)であってもよいし、熱可塑性エラストマーであってもよい。図2に示すように、シール部材60は、上側シール部(第1シール部)61と、下側シール部(第2シール部)62と、を有する。本実施形態において上側シール部61と下側シール部62とは、例えば、別部材である。
図3に示すように、上側シール部61は、ブラシカードフランジ部52の上側に位置する。上側シール部61は、ブラシカードフランジ部52とハウジング20との間をシールする。図2および図3に示すように、上側シール部61は、シャフト41を周方向に囲む円環状である。そのため、ブラシカードフランジ部52とハウジング20との間を周方向の全体に亘ってシールできる。これにより、モータ10の防水性を向上できる。
上側シール部61の軸方向の寸法は、例えば、均一である。図2に示すように、上側シール部61は、上側リング部63と、上側介在部64と、を有する。図2および図3に示すように、上側リング部63は、上側壁部51bを周方向に囲む円環状である。本実施形態において上側リング部63は、例えば、上側壁部51bの径方向外側に嵌め合わされる。
図5に示すように、上側リング部63は、ブラシカードフランジ部52の上面であるブラシカードフランジ部上面52aとハウジング20との間に位置する。上側リング部63は、ブラシカードフランジ部上面52aおよびハウジングフランジ部下面23と接触する。すなわち、第1シール部である上側シール部61は、ブラシカードフランジ部上面52aとハウジング20とに、接触した状態で挟まれる。
ブラシカードフランジ部上面52aとハウジングフランジ部下面23との間の軸方向寸法は、平常時(外力を受けない状態)の上側リング部63の軸方向寸法よりも小さい。そのため、ブラシカードフランジ部上面52aとハウジングフランジ部下面23と挟まれると上側リング部63には圧縮力が加わる。これにより、上側リング部63は、軸方向に収縮しつつ、径方向に膨張する。
上側リング部63の径方向外側の端部は、ハウジングフランジ部下面23および傾斜面32dと接触する。すなわち、第1シール部である上側シール部61は、傾斜面32dを介してハウジング20とブラケット30とに接触した状態で挟まれる。特に、上側リング部63は径方向外側に膨張するため、固定壁部内側面32bに対する上側リング部63の密着性がより増加する。これにより、高いシール性能が実現される。
例えば、特許文献1のように、固定壁部内側面32bを径方向外側に切り欠くことで、軸方向と直交し、かつ、ハウジングフランジ部下面23と対向する対向面を作り、その対向面とハウジングフランジ部下面23とによって上側シール部61を挟む構成が考えられる。この場合、対向面とハウジングフランジ部下面23との間の軸方向の寸法と、ブラシカードフランジ部上面52aとハウジングフランジ部下面23との間の軸方向の寸法と、を同じとすれば、本実施形態のように上側シール部61の軸方向の寸法が均一である場合であっても、上側シール部61をブラシカードフランジ部52とハウジング20とで挟みつつ、ハウジング20とブラケット30とで挟むことができる。
しかし、ブラシカード50aとブラケット30とは、別部材であり、材質も異なる場合が多い。そのため、各部品自体の寸法誤差および組み立てに伴う組み付け誤差が生じやすい。これにより、各寸法を厳しく管理しなければ、対向面とハウジングフランジ部下面23との間の軸方向の寸法と、ブラシカードフランジ部上面52aとハウジングフランジ部下面23との間の軸方向の寸法と、を同じとするのは困難である。したがって、この構成では、上側シール部61をブラシカードフランジ部52とハウジング20との間、およびハウジング20とブラケット30との間で適切に挟持することが難しく、防水性が低下する虞がある。
一方、例えば、特許文献1の図5等に示される第1シール本体のように、上側シール部におけるハウジングフランジ部下面23と対向面とに挟まれる部分をOリング状とすれば、対向面とハウジングフランジ部下面23との間の軸方向の寸法誤差を、Oリング状の部分によって吸収しやすい。そのため、上側シール部を適切に挟持しやすい。しかし、その場合、上側シール部におけるブラシカードフランジ部52とハウジング20とに挟持される部分を薄肉とし、ハウジング20とブラケット30とに挟持される部分を厚肉とする必要がある。したがって、上側シール部の形状は軸方向の寸法が一定ではなく複雑化し、シール部材を製造する手間およびコストが増加する問題があった。
また、固定壁部内側面32bを径方向外側に切り欠く構成では、対向面が設けられることで、固定壁部32における取付孔部36および固定孔部37を設けるスペースが小さくなる。そのため、取付孔部36および固定孔部37を設けるスペースを確保する場合、ブラケット30の径方向の寸法が大型化しやすい問題があった。
これらの問題に対して、本実施形態によれば、上側シール部61は、傾斜面32dを介してハウジング20とブラケット30とに接触した状態で挟まれる。そのため、上側シール部61等の各部品に寸法誤差および組み付け誤差が生じても、上側シール部61を、傾斜面32dのいずれかの位置に接触させ、ハウジング20とブラケット30とで挟持することができる。これにより、上側シール部61の軸方向の寸法を均一とした場合であっても、傾斜面32dとハウジングフランジ部下面23との間のうち、軸方向の寸法がブラシカードフランジ部上面52aとハウジングフランジ部下面23との間の軸方向の寸法と同じとなる箇所において、上側シール部61を挟持することができる。
したがって、本実施形態によれば、上述した固定壁部内側面32bを径方向外側に切り欠いて対向面を設ける構成に比べて、上側シール部61の構成を簡単にしつつ、上側シール部61をブラシカードフランジ部52とハウジング20との間、およびハウジング20とブラケット30との間で適切に挟持しやすい。以上のように、本実施形態によれば、防水性を確保しつつ、シール部材60の形状を簡単にできる構造を有するモータ10が得られる。
また、傾斜面32dは、ハウジング20とブラケット30との接合面に向かうに従って中心軸Jから離れる斜面であるため、上述した特許文献1のような軸方向と直交する対向面に比べて、径方向の寸法が小さい。これにより、固定壁部32における取付孔部36および固定孔部37を設けるスペースを確保しやすい。その結果、ブラケット30の径方向の寸法が大型化することを抑制できる。
図示は省略するが、上側シール部61は、傾斜面32dの周方向の全体において、傾斜面32dを介してハウジング20とブラケット30とに接触した状態で挟まれる。そして、上述したように、傾斜面32dは、周方向において180°以上の範囲に亘って設けられる。そのため、周方向の広い範囲において、上側シール部61をブラシカードフランジ部52とハウジング20とで挟みつつ、ハウジング20とブラケット30とで挟むことができる。これにより、モータ10の防水性をより向上できる。
また、本実施形態によれば、上述したように、傾斜面32dは、ブラケット30の径方向内側の面における、径方向開口部11を除いた周方向の全体に亘って設けられる。そのため、周方向のより広い範囲において、上側シール部61をブラシカードフランジ部52とハウジング20とで挟みつつ、ハウジング20とブラケット30とで挟むことができる。これにより、モータ10の防水性をさらに向上できる。
図2に示すように、上側介在部64は、上側リング部63から径方向外側に延びる。図3に示すように、上側介在部64は、径方向開口部11に位置する。上側介在部64の上面は、ハウジングフランジ部下面23と接触する。上側介在部64の下面は、コネクタ連結部53aの上面と接触する。
下側シール部62は、ブラシカードフランジ部52の下側に位置する。下側シール部62は、ブラシカードフランジ部52とブラケット30との間をシールする。下側シール部62は、シャフト41を周方向に囲む円環状である。そのため、ブラシカードフランジ部52とブラケット30との間を周方向の全体に亘ってシールできる。これにより、モータ10の防水性を向上できる。
下側シール部62も、上側シール部61と同様に、軸方向に収縮し、かつ径方向に膨張して位置するため、ブラシカードフランジ部52の下面、ブラケットフランジ部31cの上面、および内壁面32cとの密着性が良好となる。
図2に示すように、下側シール部62は、下側リング部65と、下側介在部66cと、介在突出部66a,66bと、を有する。図2および図3に示すように、下側リング部65は、下側壁部51cを周方向に囲む円環状である。本実施形態において下側リング部65は、例えば、下側壁部51cの径方向外側に嵌め合わされる。
図5に示すように、下側リング部65は、ブラシカードフランジ部52の下面であるブラシカードフランジ部下面52bとブラケット30との間に位置する。下側リング部65は、ブラシカードフランジ部下面52bおよびブラケットフランジ部上面31fと接触する。すなわち、第2シール部である下側シール部62は、ブラシカードフランジ部下面52bとブラケット30とに、接触した状態で挟まれる。
そのため、本実施形態によれば、第1シール部である上側シール部61と、第2シール部である下側シール部62とによって、ブラシカードフランジ部52とハウジング20との間、およびブラシカードフランジ部52とブラケット30との間の両方をシールできる。これにより、モータ10の防水性をより向上できる。
下側リング部65における径方向外側の端部は、固定壁部内側面32bと接触する。本実施形態において下側リング部65は、内壁面32cと接触する。図2および図3に示すように、本実施形態において下側リング部65の軸方向の寸法は、例えば、均一である。
図2に示すように、下側介在部66cは、下側リング部65から径方向外側に延びる。図3に示すように、下側介在部66cは、径方向開口部11に位置する。下側介在部66cの上面は、コネクタ連結部53aの下面と接触する。下側介在部66cの下面は、ブラケットフランジ部上面31fと接触する。
図2に示すように、介在突出部66a,66bは、軸方向に突出する。より詳細には、本実施形態において介在突出部66a,66bは、下側介在部66cから上側に突出する。介在突出部66a,66bは、径方向開口部11に位置する。
図4に示すように、介在突出部66a,66bは、コネクタ部53と固定壁部32との周方向の間、かつハウジングフランジ部22とブラケットフランジ部31cの軸方向の間に位置する。すなわち、介在突出部66a,66bは、径方向開口部11におけるコネクタ部53の周方向の両側に位置する。そのため、径方向開口部11におけるコネクタ部53と固定壁部32との周方向の間から水が浸入することを抑制できる。
介在突出部66aは、固定壁部32とコネクタ連結部53aとに接触する。平常時(外力を受けない状態)の介在突出部66aの周方向寸法は、例えば、コネクタ連結部53aと固定壁部32との周方向の間の寸法よりも大きい。そのため、介在突出部66aが径方向開口部11に位置すると、介在突出部66aに周方向の圧縮力が加わる。これにより、介在突出部66aが周方向に収縮し、介在突出部66aとコネクタ連結部53aとの密着性、および介在突出部66aと固定壁部32との密着性が良好となる。したがって、径方向開口部11におけるコネクタ部53と固定壁部32との周方向の間から水が浸入することをより抑制できる。介在突出部66bについても同様である。
本実施形態において介在突出部66a,66bは、周方向両側の側面にリブ66dを有する。介在突出部66aのリブ66dの一方は、固定壁部32に接触する。介在突出部66aのリブ66dの一方は、コネクタ連結部53aに接触する。リブ66dは、径方向開口部11に位置することで介在突出部66aに加えられる圧縮力によって変形する。これにより、介在突出部66aとコネクタ連結部53aとの密着性、および介在突出部66aと固定壁部32との密着性をより向上できる。したがって、径方向開口部11におけるコネクタ部53と固定壁部32,34との周方向の間から水が浸入することをより抑制できる。介在突出部66bについても同様である。
なお、図4においては、リブ66dが変形する前の状態、すなわちリブ66dに外力が加えられない状態を点線で示している。
図示は省略するが、介在突出部66aの上側の端部は、上側介在部64と接触する。平常時(外力を受けない状態)の介在突出部66aの軸方向寸法と、平常時の上側介在部64の軸方向寸法を足し合わせた寸法は、例えば、ハウジングフランジ部22とブラケットフランジ部31cとの軸方向の間の寸法よりも大きい。そのため、ハウジング20とブラケット30とが固定されることで、介在突出部66aおよび上側介在部64に軸方向の圧縮力が加わる。これにより、介在突出部66aおよび上側介在部64が軸方向に収縮し、介在突出部66aとブラケットフランジ部31cとの密着性、および上側介在部64とハウジングフランジ部22との密着性が良好となる。したがって、径方向開口部11におけるコネクタ部53と固定壁部32,34との周方向の間から水が浸入することをより抑制できる。介在突出部66bについても同様である。
なお、本実施形態においては、以下の構成を採用することもできる。以下の説明において上記説明と同様の構成については、適宜同一の符号を付す等により説明を省略する場合がある。
本実施形態においては、シール部材60が、ブラシカードフランジ部上面52aとハウジング20とに、またはブラシカードフランジ部下面52bとブラケット30とに、接触した状態で軸方向に挟まれる第1シール部を有する構成を採用できる。すなわち、本実施形態においては、下側シール部62が第1シール部であってもよい。
この構成においては、例えば、図6に示すように、ハウジング20が、固定壁部32を有する。図6は、本実施形態の他の一例の部分を示す断面図である。ハウジング20の固定壁部32は、例えば、ハウジングフランジ部22から下側に延びる。そして、ハウジング20の固定壁部32の傾斜面32dとブラケットフランジ部上面31fとに、下側シール部62が接触した状態で挟まれる。
また、本実施形態においては、ハウジング20の径方向内側の面とブラケット30の径方向内側の面とのうちの少なくとも一方が、傾斜面32dを有する構成を採用できる。すなわち、本実施形態においては、ハウジング20の径方向内側の面のみが傾斜面32dを有してもよいし、ハウジング20の径方向内側の面とブラケット30の径方向内側の面との両方が、傾斜面32dを有してもよい。なお、ハウジング20の径方向内側の面が有する傾斜面32dは、上側から下側に向かうに従って中心軸Jから離れる。
ハウジング20の径方向内側の面とブラケット30の径方向内側の面との両方が、傾斜面32dを有する場合、例えば、ハウジング20とブラケット30との両方が固定壁部32を有し、各固定壁部32の先端同士が対向して接触する。この構成においては、各固定壁部32の先端における径方向内側の面が面取りされることで、ハウジング20とブラケット30とが傾斜面32dを有する。そして、例えば、上側シール部61または下側シール部62が、ハウジング20の傾斜面32dとブラケット30の傾斜面32dとに、接触した状態で挟まれる。
また、この構成においては、傾斜面32dが、ハウジング20の径方向内側の面とブラケット30の径方向内側の面とのうちの少なくとも一方における、径方向開口部11を除いた周方向の全体に亘って設けられる構成を採用できる。
また、本実施形態においては、第1シール部である上側シール部61と第2シール部である下側シール部62とのうちの少なくとも一方が、介在突出部66a,66bを有する構成を採用できる。すなわち、本実施形態においては、上側シール部61のみが介在突出部66a,66bを有してもよいし、上側シール部61と下側シール部62との両方が介在突出部66a,66bを有してもよい。介在突出部66a,66bが上側シール部61に設けられる場合、介在突出部66a,66bは、例えば、上側介在部64から下側に延びる。
また、本実施形態においては、介在突出部66a,66bが、径方向開口部11におけるコネクタ部53の周方向の少なくとも一方側に位置する構成を採用できる。すなわち、本実施形態において介在突出部66a,66bは、いずれか一方のみが設けられてもよい。
また、本実施形態において介在突出部66a,66bの上側の端部は、上側シール部61と接触しなくてもよい。また、介在突出部66a,66bの数は、特に限定されず、1つであってもよいし、3つ以上であってもよい。
また、本実施形態においては、図7に示す構成のように、シール部材60が側壁部164を有してもよい。図7は、本実施形態の他の一例であるモータ110の部分を示す断面図である。
図7に示すように、モータ110は、シール部材160を有する。シール部材160は、例えば、単一の部材である。シール部材160は、上側シール部61と、下側シール部62と、側壁部164と、を有する。
側壁部164は、ブラシカードフランジ部52の径方向外側の少なくとも一部を覆う。側壁部164は、固定壁部32の径方向内側に位置する。図7の例では、側壁部164は、ブラシカードフランジ部52の径方向外側の面と、内壁面32cと、に接触する。側壁部164の上側の端部は、上側シール部61と接続される。側壁部164の下側の端部は、下側シール部62と接続される。すなわち、第1シール部である上側シール部61と第2シール部である下側シール部62とは、側壁部164を介して連結される。
この構成によれば、側壁部164がブラシカードフランジ部52の径方向外側の少なくとも一部を覆うため、ブラシカードアセンブリ50に水が浸入することを抑制できる。また、側壁部164によって上側シール部61と下側シール部62とが連結されるため、上側シール部61と下側シール部62との隙間から水が浸入することを抑制できる。
また、この構成によれば、シール部材160が単一の部材であるため、シール部材160を管理しやすい。また、モータ110の部品点数を低減できるため、組み立て工数および製造コストを低減できる。また、シール部材160がブラシカードフランジ部52を取り囲んで装着されるため、例えば、ブラシカード50aにシール部材160を取り付けてからブラシカードアセンブリ50をブラケット30に配置する組立方法を採用する場合、ブラシカードアセンブリ50を配置するまでの間にシール部材160が外れることがない。そのため、本実施形態によれば、モータ110の組み立てを容易にできる。
また、上側シール部61および下側シール部62と、側壁部164との間に隙間が生じないため、ブラシカードアセンブリ50に水が浸入することをより抑制できる。
なお、この構成においてシール部材160は、単一の部材でなくてもよい。この場合、側壁部164は、上側シール部61および下側シール部62と別部材であってもよいし、上側シール部61と下側シール部62とのうちのいずれか一方と単一の部材であってもよい。
また、本実施形態においては、上側シール部61の材質と下側シール部62の材質とが、互いに異なってもよい。
また、本実施形態においてシール部材60は、第2シール部である下側シール部62を有しなくてもよい。また、本実施形態においてシール部材60は、下側シール部62が第1シール部である場合、第2シール部となる上側シール部61を有しなくてもよい。
また、本実施形態においては、コネクタ部53の少なくとも一部が、径方向開口部11に位置する構成を採用できる。すなわち、本実施形態においてコネクタ部53の全体は、径方向開口部11に位置してもよい。また、本実施形態においてコネクタ部53は、ブラシカード筒部51から径方向外側に突出してもよい。
また、本実施形態においては、ハウジング20がハウジングフランジ部22を有していなくてもよい。また、本実施形態においては、ブラケット30がブラケットフランジ部31cを有していなくてもよい。また、本実施形態においてハウジング20およびブラケット30は、金属製でなくてもよい。本実施形態においてハウジング20およびブラケット30は、例えば、樹脂製であってもよい。
<第2実施形態>
第2実施形態は、第1実施形態に対して、上側シール部261と下側シール部262とがヒンジ部267で連結される点において異なる。なお、第1実施形態と同様の構成については、適宜同一の符号を付す等により説明を省略する場合がある。
図8は、本実施形態のモータ210の部分を示す斜視図である。図8に示すように、モータ210は、ブラシカードアセンブリ250と、シール部材260と、を備える。ブラシカードアセンブリ250は、ブラシカード250aを有する。ブラシカード250aは、ブラシカード筒部51と、ブラシカードフランジ部52と、ブラシカード突出部254a,254bと、を有する。すなわち、ブラシカードアセンブリ250は、ブラシカード突出部254a,254bを有する。
ブラシカード突出部254a,254bは、ブラシカードフランジ部52から径方向外側に突出する。ブラシカード突出部254aとブラシカード突出部254bとは、周方向において異なる位置にある。ブラシカード突出部254a,254bの形状は、特に限定されず、例えば、四角柱状である。
シール部材260は、上側シール部261と、下側シール部262と、ヒンジ部267と、を有する。シール部材260は、単一の部材である。ヒンジ部267は、上側シール部261と下側シール部262とを連結する。
そのため、シール部材260は単一の部材でありつつ、上側シール部261と下側シール部262との相対位置を、ヒンジ部267を折り曲げまたは開くことによって、変化させることができる。これにより、シール部材260の管理を容易にしつつ、上側シール部261と下側シール部262とを別々に組みつけることができる。したがって、モータ210の組み立て性が低下することを抑制できる。
また、本実施形態によれば、例えば、上側シール部261と下側シール部262との相対位置が固定された状態でシール部材260を単一の部材として成形する場合に比べて、シール部材260の成形が容易である。
上側シール部261は、上側リング部63と、上側シール取付部268aと、を有する。上側シール取付部268aは、上側リング部63の径方向外側の面から下側に延びる。上側シール取付部268aは、環状である。本実施形態において上側シール取付部268aは、例えば、矩形環状である。上側シール取付部268aは、ブラシカード突出部254aに引っ掛けられる。すなわち、シール部材260は、ブラシカード突出部254a,254bに引っ掛けられる。
そのため、ブラシカード250aに対して、シール部材260を安定して取り付けることができる。また、例えば、ブラシカード250aにシール部材260を取り付けてからブラシカードアセンブリ250をブラケット30に配置する組立方法を採用する場合、ブラシカードアセンブリ250を配置するまでの間にシール部材260が外れることを抑制できる。そのため、本実施形態によれば、モータ210の組み立てを容易にできる。
下側シール部262は、下側リング部65と、下側シール取付部268bと、を有する。下側シール取付部268bは、下側リング部65の径方向外側の面から上側に延びる。下側シール取付部268bは、環状である。本実施形態において下側シール取付部268bは、例えば、矩形環状である。下側シール取付部268bは、ブラシカード突出部254bに引っ掛けられる。
すなわち、本実施形態においては、上側シール部261と下側シール部262との両方が、ブラシカード突出部254a,254bに引っ掛けられる。そのため、ブラシカード250aに対して、シール部材260をより安定して取り付けることができる。
なお、本実施形態においては、以下の構成を採用することもできる。
本実施形態においては、上側シール部261と下側シール部262とのうちの少なくとも一方が、ブラシカード突出部254a,254bに引っ掛けられる構成を採用できる。すなわち、本実施形態においては、上側シール部261と下側シール部262とのうちのいずれか一方のみが、ブラシカード突出部254a,254bに引っ掛けられる構成であってもよい。この場合、ブラシカード250aは、ブラシカード突出部254a,254bのいずれか一方のみを有する。また、上側シール部261と下側シール部262とのうちの引っ掛けられる側のシール部のみが、上側シール取付部268aあるいは下側シール取付部268bを有する。
また、本実施形態においては、シール部材260は、単一の部材でなくてもよい。この場合、ヒンジ部267の材質は、例えば、上側シール部261の材質および下側シール部262の材質と異なってもよい。
なお、上記説明した第1実施形態および第2実施形態の各構成は、相互に矛盾しない範囲内において、適宜組み合わせることができる。
10,110,210…モータ、11…径方向開口部、20…ハウジング、21a…下側開口部、23…ハウジングフランジ部下面(接合面)、30…ブラケット、32a…固定壁部上面(接合面)、32d…傾斜面、40…電機子、41…シャフト、50,250…ブラシカードアセンブリ、51…ブラシカード筒部、52…ブラシカードフランジ部、53…コネクタ部、60,160,260…シール部材、61…上側シール部(第1シール部)、62…下側シール部(第2シール部)、66a…介在突出部、164…側壁部、254a,254b…ブラシカード突出部、267…ヒンジ部、J…中心軸

Claims (8)

  1. 上下方向に延びる中心軸を中心としたシャフトを備えるモータであって、
    前記シャフトに固定される電機子と、
    下側に開口する下側開口部を有し前記電機子を収容する筒状のハウジングと、
    前記下側開口部に位置し前記電機子に電流を供給するブラシカードアセンブリと、
    前記ブラシカードアセンブリの下側に位置し前記ハウジングと直接的に固定される筒状のブラケットと、
    前記ハウジングと前記ブラケットとの間に位置する弾性体製のシール部材と、
    を備え、
    前記ブラシカードアセンブリは、前記シャフトを周方向に囲む筒状のブラシカード筒部と、前記ブラシカード筒部から径方向外側に延びるブラシカードフランジ部と、を有し、
    前記シール部材は、前記ブラシカードフランジ部の上面と前記ハウジングとに、または前記ブラシカードフランジ部の下面と前記ブラケットとに、接触した状態で軸方向に挟まれる第1シール部を有し、
    前記ハウジングの径方向内側の面と前記ブラケットの径方向内側の面とのうちの少なくとも一方は、前記ハウジングと前記ブラケットとの接合面に向かうに従って前記中心軸から離れる傾斜面を有し、
    前記第1シール部は、前記傾斜面を介して前記ハウジングと前記ブラケットとに接触した状態で挟まれるモータ。
  2. 前記第1シール部は、前記ブラシカードフランジ部の上面と前記ハウジングとに接触した状態で挟まれ、
    前記シール部材は、前記ブラシカードフランジ部の下面と前記ブラケットとに接触した状態で挟まれる第2シール部を有する、請求項1に記載のモータ。
  3. 前記ブラシカードアセンブリは、前記ブラシカードフランジ部よりも径方向外側に位置するコネクタ部を有し、
    前記モータには、前記ハウジングと前記ブラケットとの軸方向の間に位置し径方向に開口する径方向開口部が設けられ、
    前記コネクタ部の少なくとも一部は、前記径方向開口部に位置し、
    前記第1シール部と前記第2シール部とのうちの少なくとも一方は、前記径方向開口部における前記コネクタ部の周方向の少なくとも一方側に位置し軸方向に突出する介在突出部を有する、請求項2に記載のモータ。
  4. 前記シール部材は、単一の部材であり、前記ブラシカードフランジ部の径方向外側の少なくとも一部を覆う側壁部を有し、
    前記第1シール部と前記第2シール部とは、前記側壁部を介して連結される、請求項2または3に記載のモータ。
  5. 前記シール部材は、単一の部材であり、前記第1シール部と前記第2シール部とを連結するヒンジ部を有する、請求項2または3に記載のモータ。
  6. 前記傾斜面は、周方向において180°以上の範囲に亘って設けられ、
    前記第1シール部は、前記傾斜面の周方向の全体において、前記傾斜面を介して前記ハウジングと前記ブラケットとに接触した状態で挟まれる、請求項1から5のいずれか一項に記載のモータ。
  7. 前記ブラシカードアセンブリは、前記ブラシカードフランジ部よりも径方向外側に位置するコネクタ部を有し、
    前記モータには、前記ハウジングと前記ブラケットとの軸方向の間に位置し径方向に開口する径方向開口部が設けられ、
    前記コネクタ部の少なくとも一部は、前記径方向開口部に位置し、
    前記傾斜面は、前記ハウジングの径方向内側の面と前記ブラケットの径方向内側の面とのうちの少なくとも一方における、前記径方向開口部を除いた周方向の全体に亘って設けられ、
    前記第1シール部は、前記傾斜面の周方向の全体において、前記傾斜面を介して前記ハウジングと前記ブラケットとに接触した状態で挟まれる、請求項6に記載のモータ。
  8. 前記ブラシカードアセンブリは、前記ブラシカードフランジ部から径方向外側に突出するブラシカード突出部を有し、
    前記シール部材は、前記ブラシカード突出部に引っ掛けられる、請求項1から7のいずれか一項に記載のモータ。
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