JP6491673B2 - 受注処理装置及び受注処理方法 - Google Patents

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Description

本発明は、受注処理装置、識別情報プレート及び受注処理方法に関し、より詳しくは、部品を基板に実装する実装処理に関する受注処理装置、識別情報プレート及び受注処理方法に関する。
従来、実装システムでは、部品データベースに基づいて対象挿入型電子部品が実装装置への搭載実績がないと判定した場合に、部品データベースの形状情報に基づいて、対象挿入型電子部品に近似する挿入型電子部品があるか判定し、当該近似する挿入型電子部品に搭載実績がある場合、対象挿入型電子部品は搭載可能と判定する管理装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。この管理装置では、搭載可能であること示す情報を通信部によって端末に出力させるとともに、対象挿入型電子部品を仮の搭載実績がある仮部品として記憶部に記憶させる。
特開2014−27064号公報
ところで、一般に、実装装置では、実装する基板や部品の形状などに応じて特殊な装着部材(例えば保持部材としての把持爪など)を要する場合がある。通常は、実装装置の供給者が実装する部品の形状やサイズに応じて専用の装着部材を作製し、ユーザに納品することが行われる。しかしながら、実装装置の供給者が多様な電子部品の種類ごとに、例えば短期間に装着部材を作製することは、困難である場合があった。一方、ユーザ側にも、装着部材を加工製作することができる技術がある場合もあった。
本発明は、このような課題に鑑みなされたものであり、より適した作業分担として実装処理に関する装着部材を提供することができる受注処理装置、識別情報プレート及び受注処理方法を提供することを主目的とする。
本発明は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
即ち、本発明の受注処理装置は、
部品を基板に実装する実装処理に関する処理を実行する実装関連処理装置に関する情報を取り扱う受注処理装置であって、
特定形状の部品の取り扱いに関係し前記実装関連処理装置に装着される装着部材の入手依頼と、前記特定形状の部品に関する情報と前記特定形状の部品を収容又は載置する部品関連部材に関する情報との少なくとも1以上を含む部品関連情報と、を一緒に又は別々に依頼者の情報処理装置からネットワークを介して取得する情報取得部と、
前記取得した部品関連情報に基づいて設計された前記装着部材の設計データを前記依頼者の情報処理装置へネットワークを介して出力する情報出力部と、
を備えたものである。
この装置では、実装関連処理装置に装着される装着部材の入手依頼と、この装着部材が取り扱う特定形状の部品に関する情報やこの部品に関連する部品関連部材の情報を含む部品関連情報とを一緒に又は別々に取得し、取得した部品関連情報に基づいて設計された装着部材の設計データを依頼者の情報処理装置へ出力する。即ち、実装関連処理装置の供給者側では、装着部材の設計を行い設計データとして依頼者へ納入する一方、依頼者側では、依頼者の有する技術を用いて設計データに基づいて装着部材を作製するのである。したがって、より適した作業分担として実装処理に関する装着部材を提供することができる。
ここで、実装関連処理装置は、例えば、部品を基板に実装する実装装置のほか、実装処理に要する、基板に対して所定の塗布剤(例えばはんだペーストや接着剤)を塗布する印刷装置、基板に塗布した塗布剤を硬化させる硬化処理装置(リフロー炉)、基板や部品の状態を検査する検査装置、基板を搬送処理する基板搬送装置としてもよい。また、「実装処理に関する処理」としては、例えば、部品を基板に実装する実装処理のほか、基板に対して所定の塗布剤を塗布する印刷処理、基板に塗布した塗布剤を硬化させる硬化処理、基板や部品の状態を検査する検査処理、基板を搬送する搬送処理などが挙げられる。また、前記装着部材は、部品を把持する把持部材、部品を吸着する吸着ノズル、及び部品を収容する収容部材を取り付けるアダプタのうち1以上であるものとしてもよい。
受注販売システム10及び実装システム30の概略説明図。 実装装置41の構成の概略を示す説明図。 メカニカルチャック50,50Bの構成の概略を示す説明図。 把持部材識別情報プレート60を装着する説明図。 トレイフィーダ62及びアダプタ64の説明図。 記憶装置25に記憶される情報の説明図。 受注処理ルーチンの一例を示すフローチャート。 受付画面80の一例を示す説明図。 設計データ納入処理ルーチンの一例を示すフローチャート。 干渉防止情報を用いた部材の干渉を防止する説明図。 ノズル保持部51C及び吸着ノズル54Cの説明図。
本発明の好適な実施形態を図面を参照しながら以下に説明する。図1は、受注処理装置20を備える受注販売システム10、及び実装関連処理装置を備える実装システム30の概略説明図である。図2は、実装装置41の構成の概略を示す説明図である。図3は、メカニカルチャック50,50Bの構成の概略を示す説明図である。図4は、把持部材識別情報プレート60をメカニカルチャック50に装着する説明図である。図5は、トレイフィーダ62及びアダプタ64の説明図である。図6は、記憶装置25に記憶される部品関連情報70及び納入データ75の説明図である。なお、本実施形態において、左右方向(X軸)、前後方向(Y軸)及び上下方向(Z軸)は、図2に示した通りとする。また、実装処理とは、部品を基板上に配置、装着、挿入、接合、接着する処理などを含む。また、実装関連処理装置には、部品を基板に実装する実装装置41のほか、基板に対して所定の塗布剤(例えばはんだペーストや接着剤)を塗布する印刷装置や、基板に塗布した塗布剤を硬化させる硬化処理装置(リフロー炉)、基板や部品の状態を検査する検査装置、基板を搬送処理する基板搬送装置などが含まれる。本実施形態では、説明の便宜のため、主として本発明の装着部材を把持部材54(図3参照)を用いて説明する。
供給者側が有する受注販売システム10は、図1に示すように、LAN12に接続された複数の設計パソコン(PC)13と、LAN12に接続された受注処理装置20とを備えている。設計PC13は、実装システム30に組み込まれる装置や、実装装置41に装着する装着部材の設計などを行うコンピュータである。受注処理装置20は、部品P(図2参照)を基板Sに実装する実装処理に関する処理を実行する実装関連処理装置に関する情報を取り扱うサーバとして構成されている。受注処理装置20は、例えば、実装装置41の受注を行ったり、実装装置41に装着される装着部材の受注納入を行うものである。この受注処理装置20は、インターネットなどのネットワーク11を介して顧客PC33(情報処理装置)へデータを送信したり、顧客PC33から情報を受信する。この受注処理装置20は、装置全体の制御を司る制御部21と、各種アプリケーションプログラムや各種データファイルを記憶する記憶装置25と、各種情報を表示するディスプレイ26と、作業者が各種指令を入力するキーボード及びマウス等の入力装置27と、設計PC13など外部機器と通信を行う通信部28とを備えている。制御部21は、CPU22を中心とするマイクロプロセッサーとして構成されており、各種処理プログラムなどを記憶したROM23と、一時的にデータを記憶するRAM24と、を備えている。
顧客側のシステムでは、実装システム30と、顧客PC33と、3Dプリンタ34とがそれぞれLAN32に接続されている。顧客PC33は、情報処理装置として構成されており、CPUなどを含む制御部と、ディスプレイと、入力装置と、通信部とを備える。この顧客PC33は、実装システム30の管理PC35などとデータのやりとりを行ったり、ネットワーク11を介して受注処理装置20とデータのやりとりを行う。3Dプリンタ34は、設計データに基づいて例えば樹脂などを用いて立体物を成形するものである。実装システム30は、部品Pを基板S(図2参照)に実装する生産ラインとして構成されており、複数の実装装置41や、図示しない印刷装置、検査装置、リフロー炉などを備えている。また、実装システム30は、実装装置41などで用いる情報を管理する管理PC35を備えている。
実装装置41は、図2に示すように、制御装置40と、基板搬送ユニット42と、実装ユニット43と、部品供給ユニット45とを備える。制御装置40は、CPUを中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、装置全体を制御するものである。この制御装置40は、基板搬送ユニット42、実装ユニット43及び部品供給ユニット45などと双方向通信可能に接続されており、これらのユニットなどと信号をやりとりする。制御装置40は、実装装置41に装着される装着部材に関する部材管理情報を記憶しており、この部材管理情報を用いてどのような装着部材が装着されているかを把握しながら、実装処理を実行する。
基板搬送ユニット42は、コンベアベルトを備えており、このコンベアベルトに載置された基板Sを左から右へと搬送する。実装ユニット43は、部品Pを採取し基板S上へ配置するものであり、XY方向に移動可能な実装ヘッド44と、実装ヘッド44に装着され部品Pを把持部材54で把持するメカニカルチャック50とを備えている。実装ヘッド44は、案内部材であるガイドレールにスライダが案内されて、移動用モータの駆動によりXY方向に移動する。実装ヘッド44には、実装ヘッド44の下方にある各種マークを読み取るマークカメラ49が配設されている。また、メカニカルチャック50は、図示しない上下機構によりZ軸方向に移動する。
ここで、メカニカルチャック50について説明する。メカニカルチャック50は、図3、4に示すように、固定部51と、把持保持部52と、スライダ53と、把持部材54とを備える。固定部51は、円柱形状に形成され、実装ヘッド44に接続される接続部材であり、その下面側に把持保持部52を固定している(図4)。また、図4に示すように、固定部51の上面には、固定部51の識別情報のコードが表示される固定部識別情報表示部61や、把持部材識別情報プレート60を装着する凹部であるプレート装着部58、プレート装着部58の中央に配設されたマグネット59などを備える。把持保持部52は、図3に示すように、長手方向に大きな溝が形成された直方体形状の部材であり、その溝の一端側と他端側にスライダ53がスライド可能に配設されている。スライダ53は、把持部材54をスライド可能に固定する部材である。このスライダ53は、固定部51が実装ヘッド44に接続されると、実装ヘッド44側の駆動部と図示しない駆動機構で接続され、この駆動部により把持部材54が把持保持部52の溝に沿って把持動作をする。
把持部材54は、部品Pを把持する交換可能な装着部材である。把持部材54は、スライダ53に固定される基部55と、部品Pの形状に応じた形状に、基部55から突出して形成され、部品Pの表面に当接して部品Pを把持する爪部56とを有している。この把持部材は、部品Pの種別や形状に応じて様々な形状を有しており、例えば、1つの爪部56が形成された基部55を一対有する把持部材54や、2つの爪部56Bが形成された基部55Bを一対有する把持部材54Bなどがある。また、把持部材には、1つの爪部を有する基部と2つの爪部を有する基部とが一対になったものなどもある。メカニカルチャック50は、スライダ53に把持部材54を固定したものであり、メカニカルチャック50Bは、スライダ53に把持部材54Bを固定したものである。図4に示すように、把持部材54には、その部材の識別情報がその表面に形成された把持部材識別情報プレート60が用意されている。把持部材識別情報プレート60は、ステンレス製のプレートである。作業者は、把持部材を交換した際には、プレート装着部58にあるプレートを取り外し、新たに取り付けた把持部材に対応する把持部材識別情報プレート60をプレート装着部58に装着する。実装装置41は、この把持部材識別情報プレート60をマークカメラ49で読み取ることにより、現在装着されている把持部材54を認識することができる。
部品供給ユニット45は、図2に示すように、複数の部品Pを収容したトレイ46(収容部材)と、トレイ46を所定の初期位置と採取位置との間で移動させるトレイフィーダ62とを備えている。トレイ46は、実装装置41の正面側に配設された図示しないマガジンカセットに、複数枚収容されており、部品Pがなくなると、トレイフィーダ62により交換される。トレイ46は、樹脂を用いて外形が平板状に形成され、部品Pを収容する収容部47が複数形成されている。収容部47は、前後左右に配列した多数の空間である。トレイ46では、収容する部品Pの外形に応じた形状になるように収容部47が形成されている。トレイフィーダ62は、図5に示すように、所定の初期位置と採取位置との間で移動するトレイシャトル63と、トレイシャトル63上に載置される装着部材としてのアダプタ64とを備えている。アダプタ64は、部品Pを収容するトレイ46に応じた形状に形成された、トレイ46を配置する板状部材である。このトレイ46がマガジンカセットから引き出され、トレイフィーダ62により所定の採取位置に配置されると、トレイ46に収容された部品Pが実装ヘッド44により採取可能となる。
実装装置41の構成を説明したところで、次に、供給者側が有する受注処理装置20の記憶装置25に記憶される情報について説明する。記憶装置25には、例えば、図6に示すように、顧客から取得する情報である部品関連情報70や、顧客へ納入する情報である納入データ75が記憶される。なお、図6では、部品関連情報70と納入データ75が一緒に記憶されているが、部品関連情報70を受けた時点では納入データ75はまだ記憶されない。また、図6では、理解の容易のため模式図を付している。部品関連情報70は、顧客が有する把持部材で採取できない部品(特定形状の部品、特定部品ともいう)を新たに実装処理する場合に、顧客から送られてくるデータである。この部品関連情報70を用いて、特定部品に適応する把持部材(特殊形状を有する把持部材、特殊把持部材とも称する)を供給者側が設計するのである。
部品関連情報70には、特定部品に関する情報である依頼部品情報71や、この特定部品を収容するトレイ46などの収容部材(部品関連部材)の情報である収容部材情報72などが含まれる。依頼部品情報71には、部品全体のサイズや特定部位のサイズなどを含む部品サイズ情報のほか、部品全体の形状や特定部位の形状などを表す部品形状情報などが含まれる。この依頼部品情報71は、CADデータとしてもよい。この依頼部品情報71によって、供給者側では、特定部品の形状、大きさなどを特定することができる。収容部材情報72には、収容部材の全体のサイズなどを含む収容部材サイズ情報や、特定部品を収容する収容部の形状の情報を含む収容部材形状情報などが含まれる。この収容部材情報72は、CADデータとしてもよい。そして、この収容部材情報72により特定部品が収容される部材の形状が把握できるので、供給者側は、収容部材と干渉せず、且つ特定部品をより確実に把持することができる把持部材を設計することができる。
納入データ75には、把持部材の設計データである把持部材設計データ76や、実装システム30の管理PC35で管理する把持部材の情報を含む把持部材管理データ77、把持部材識別情報プレート画像データ78などが含まれる。把持部材設計データ76には、把持部材を特定する識別情報(ID)や、基部のサイズを含む基部サイズ情報、基部形状の情報、爪部の位置や数の情報、爪部のサイズの情報、爪部形状の情報などが含まれる。この把持部材設計データ76は、CADデータとしてもよい。この把持部材設計データ76によって、顧客側では、把持部材の形状、大きさなどを特定することができる。把持部材管理データ77には、把持部材を特定する識別情報(ID)や、把持部材のサイズの情報、実装装置41の実装処理時に用いる干渉防止情報などが含まれる。干渉防止情報は、例えば、実装ヘッド44に装着された際の可動範囲などを含む把持部材が占有する空間の情報である。実装装置41は、この干渉防止情報を用いることにより、把持部材を装着して実装処理を行う際に把持部材が他の部材(例えば配置済みの部品や指定外の収容部材)と干渉(接触)するのを防止する。把持部材識別情報プレート画像データ78は、把持部材の識別情報を表す画像であり、把持部材識別情報プレート60の表面に形成する画像である。顧客は、ステンレス製のプレートにこの画像を印刷すれば、新たに設計された把持部材に対応する把持部材識別情報プレート60を入手することができる。
次に、本実施形態の受注販売システム10の動作、まず、顧客から受注を受け付ける動作について説明する。ここでは、主として、受注処理装置20と顧客PC33との情報のやりとりについて説明する。例えば、顧客側の依頼者は、顧客が有する把持部材で採取できない特定部品を新たに実装処理する場合に、顧客PC33から受注処理装置20にアクセスし、装着部品の入手依頼を行う。図7は、受注処理装置20のCPU22が実行する受注処理ルーチンの一例を示すフローチャートである。このルーチンは、記憶装置25に記憶され、供給者側の作業者による開始指示により繰り返し実行される。このルーチンを開始すると、制御部21のCPU22は、受付画面80を顧客PC33へ出力する(ステップS100)。
図8は、顧客PC33のディスプレイに表示される受付画面80の一例を示す説明図である。受付画面80には、実装システムの受注を行う実装システム情報提供欄82と、その導入申込キー83と、装着部材の受注を行う装着部材情報提供欄84と、その入手依頼キー85とが配置されている。実装システム情報提供欄82には、実装関連処理装置については装置自体を納入する旨の情報が表示される。また、装着部材情報提供欄84には、実装関連処理装置に装着される装着部材については設計データを納入する場合がある旨の情報が表示される。依頼者は、顧客PC33を操作して、例えば、顧客PC33のディスプレイ上に表示された受付画面80の導入申込キー83や入手依頼キー85などをカーソル81により押下する。
次に、CPU22は、実装システムの導入が入力されたか否かを、導入申込キー83が押下されたか否かに基づいて判定する(ステップS110)。実装システムの導入が入力されていないときには、CPU22は、装着部材の入手依頼が入力されたか否かを、入手依頼キー85が押下されたか否かに基づいて判定する(ステップS120)。装着部材の入手依頼が入力されていないときには、CPU22は、ステップS100以降の処理を繰り返す。一方、ステップS110で実装システムの入手依頼が入力されたときには、CPU22は、実装システムの納品に関する入力フォームを顧客PC33へ出力する(ステップS130)。この入力フォームには、例えば、資料請求欄や顧客の連絡先などの記入欄などが含まれるものとしてもよい。依頼者は、この入力フォームに必要な事項を記入して送信キーを押下する。次に、CPU22は、記入済みの入力フォームのデータを取得したか否かを判定し(ステップS140)、記入済みの入力フォームのデータを取得していないときにはそのまま待機する。一方、記入済みの入力フォームのデータを取得したときには、CPU22は、実装システムの導入依頼が入力された旨の情報を含む受任画面をディスプレイ26に表示出力し(ステップS150)、受付済み情報を顧客PC33へ出力し(ステップS190)、そのままこのルーチンを終了する。受任画面を確認した供給者側の作業者は、顧客の依頼者と連絡を取り、実装関連処理装置の納入などを行う。
一方、ステップS120で装着部材の入手が入力されたときには、CPU22は、装着部材の納入に関する入力フォームを顧客PC33へ出力する(ステップS160)。この入力フォームには、例えば、顧客の連絡先などの記入欄のほか、設計データでの納入を希望するか否かを入力する欄や、依頼部品情報71を添付する欄、収容部材情報72を添付する欄などが含まれるものとしてもよい。顧客によっては、装着部材の設計データがあれば、自社でそれを作製することができる場合があることから、ここではその選択を入力可能とする。続いて、CPU22は、記入済みの入力フォームのデータを取得したか否かを判定し(ステップS170)、記入済みの入力フォームのデータを取得していないときにはそのまま待機する。一方、記入済みの入力フォームのデータを取得したときには、CPU22は、装着部材の入手依頼が入力された旨の情報を含む受任画面をディスプレイ26に表示出力する(ステップS180)。このとき、設計データでの納入を希望するか否かの情報や、依頼部品情報71、収容部材情報72が添付されている情報なども画面表示する。
そして、CPU22は、受付け済情報を顧客PC33へ出力し(ステップS190)、そのままこのルーチンを終了する。受任画面を確認した供給者側の作業者は、依頼部品情報71や収容部材情報72を確認し、標準の把持部材で部品を取り扱い可能か否か、特殊形状の装着部材を設計データで納入するか、特殊形状の装着部材を作製して納入するかなどを判断する。また、その判断結果を、依頼者の連絡先に基づいて依頼者へ連絡する。例えば、取得した依頼部品情報71に基づいて判断した結果、標準装着部材により取り扱い可能な部品であるときには、この標準装着部材を納入する情報を依頼者の顧客PC33へネットワーク11を介して出力するものとしてもよい。また、標準装着部材により取り扱い不能な特定形状の部品であるときには、取得した部品関連情報70に基づいて設計した特殊形状の装着部材の設計データを含む納入データ75を依頼者の顧客PC33へネットワークを介して出力するものとしてもよい。なお、設計データでの納入を希望する旨、入力されているときには、作業者は、設計データを納入する。そして、作業者は、設計PC13により装着部材の設計作業を開始する。
続いて、装着部材の設計データの納入処理について説明する。ここでは、把持部材54Bの設計データを納入する場合を具体例として説明する(図3,図6参照)。図9は、制御部21のCPU22が実行する設計データ納入処理ルーチンの一例を示すフローチャートである。このルーチンは、記憶装置25に記憶され、供給者側の作業者による開始指示により実行される。このルーチンを開始すると、制御部21のCPU22は、装着部材の設計データが入力されたか否かを判定する(ステップS200)。設計データが入力されていないときには、CPU22は、そのまま待機し、設計データが入力されたときには、装着部材の設計データのサイズ情報に基づいて干渉防止情報を作成する(ステップS210)。ここでは、作業者は、把持部材設計データ76を入力(記憶装置25に記憶)し、CPU22は、把持部材管理データ77の干渉防止情報を作成する。また、把持部材設計データ76には、設計PC13が有する設計開発システム又は作業者が付与した、装着部材の識別情報(把持部材ID)が含まれるものとする(図6参照)。
次に、CPU22は、装着部材の識別情報に干渉防止情報を対応づけ、装着部材のサイズ情報を含めた装着部材管理データを作成する(ステップS220)。ここでは、CPU22は、把持部材管理データ77を作成する。続いて、CPU22は、装着部材の識別情報に対応する識別情報画像データを作成する(ステップS230)。ここでは、CPU22は、把持部材識別情報プレート画像データ78を作成する。そして、CPU22は、装着部材の設計データ、管理データ及び識別情報プレート画像データを含む納入データを顧客PC33へ出力し(ステップS240)、そのままこのルーチンを終了する。ここでは、CPU22は、納入データ75を顧客PC33へ出力する。なお、上述したステップS210〜S230の処理は、通常の実装装置41の製造工程で行う処理をそのまま用いることができる。
納入データ75を取得した顧客側の依頼者は、新たに設計された装着部材の設計データ(把持部材設計データ76)を用いて3Dプリンタ34により、新たに設計された装着部材(把持部材54B)を作製する。また、管理データ(把持部材管理データ77)を管理PC35の管理データベースに登録する作業を行う。把持部材管理データ77を登録する作業でよいので、依頼者は、より少ない作業量で、新たな把持部材54Bを管理PC35でデータ管理することができる。また、この管理データ(干渉防止情報)を実装装置41が用いることができる。また、ステンレス製のプレートに識別情報プレート画像を印刷することにより、識別情報プレート(把持部材識別情報プレート60)を作製する。続いて、依頼者は、作製した把持部材54Bをスライダ53に装着してメカニカルチャック50Bを準備すると共に、把持部材識別情報プレート60をプレート装着部58に装着させる。そして、依頼者は、特定部品を含む実装処理を実装装置41に実行させる。実装装置41の制御装置40は、メカニカルチャック50Bを実装ヘッド44へ装着する前に、マークカメラ49により把持部材識別情報プレート60を読み取る。制御装置40は、読み取った識別情報に対応する把持部材の干渉防止情報を把持部材管理データ77から取得し、この情報を用いながら実装処理を実行する。
図10は、実装処理での、干渉防止情報を用いた部材の干渉を防止する説明図であり、図10(a)が側方からの図、図10(b)が正面からの図である。干渉防止情報には、把持部材54Bが占有する空間の情報(図10の一点鎖線参照)が含まれるため、制御装置40は、固定部51の先端に存在する物体の領域がどの範囲であるかを認識することができる。例えば、XY方向に移動しながら把持部材54Bを下降する場合などには斜め下方向に把持部材54Bが移動するが、制御装置40は、実装済みの部品Pに把持部材54Bが接触するか否かや、基板Sの段差に把持部材54Bが接触するか否かなどを事前に把握することができる。そして接触を避けた軌跡で把持部材54Bを下降させたり、接触のおそれがある場合に把持部材54Bの下降を停止するなどの処理を行うことができる。このような処理は、供給者が直接提供した装着部材では通常実行可能であるが、顧客が独自に作製したものでは適用することは困難である。この受注販売システム10では、供給者が装着部材を提供する場合と同じ処理を、設計データを提供した装着部材に対しても、適用することができる。
ここで、本実施形態の構成要素と本発明の構成要素との対応関係を明らかにする。本実施形態の制御部21及び通信部28が本発明の情報取得部及び情報出力部に相当し、把持部材54,54Bが装着部材に相当し、把持部材識別情報プレート60が識別情報プレートに相当する。なお、本実施形態では、受注処理装置20の動作を説明することにより本発明の受注処理方法の一例も明らかにしている。
以上説明した受注処理装置20では、実装関連処理装置(例えば実装装置41)に装着される装着部材(例えば把持部材54)の入手依頼と、この装着部材が取り扱う特定形状の部品に関する依頼部品情報71や、この部品に関連する部品関連部材の情報(収容部材情報72)を含む部品関連情報70とを一緒に又は別々に取得する。次に、受注処理装置20は、取得した部品関連情報70に基づいて設計された装着部材の設計データ(把持部材設計データ76)を依頼者の顧客PC33へ出力する。即ち、実装関連処理装置の供給者側では、装着部材の設計を行い設計データとして依頼者へ納入する一方、依頼者側では、依頼者の有する技術を用いて設計データに基づいて装着部材を作製するのである。特に、依頼者側で加工技術がある場合などには、依頼者側で消耗品である装着部材を作製した方が都合がよい場合がある。このように、受注処理装置20では、より適した作業分担として実装処理に関する装着部材を提供することができる。
また、受注処理装置20では、装着部材のうち特定部品を採取するのに適した採取部材の入手依頼と、この採取部材に関する情報を含む部品関連情報70とを取得し、特定形状の部品を採取するのに適した採取部材の設計データを出力する。この装置では、部品の採取部材をより適した作業分担として提供することができる。更に、受注処理装置20は、特定形状の部品の形状情報と、この特定形状の部品を収容する収容部材の形状情報とを含む部品関連情報70を取得するため、部品の形状に応じた採取部材であって、且つ収容部材から取り出す際の部材同士の干渉を未然に防いだ採取部材を提供することができる。更にまた、受注処理装置20は、実装関連処理装置については装置自体を納入する情報を依頼者の顧客PC33へネットワーク11を介して出力する一方、実装関連処理装置に装着される装着部材については設計データを納入する情報を依頼者の顧客PC33へネットワーク11を介して出力する。この装置では、実装関連処理装置については、装置自体を提供することができる一方、実装関連処理装置に装着される装着部材については、設計データで提供することができる。
また、受注処理装置20は、標準装着部材により取り扱い可能な部品であるときには標準装着部材を納入する情報を依頼者の顧客PC33へネットワークを介して出力する一方、標準装着部材により取り扱い不能な特定形状の部品であるときには取得した部品関連情報70に基づいて設計された特殊形状の装着部材の設計データを納入する情報を依頼者の顧客PC33へネットワークを介して出力する。この装置では、標準的な装着部材は、装着部材自体を提供することができる一方、特殊な装着部材については、設計データで提供することができる。更に、実装関連処理装置である実装装置41は、装着される装着部材に関する部材管理情報を記憶し、部材管理情報を用いて実装処理を実行する。このとき、受注処理装置20は、設計データの装着部材に関する部材管理情報(把持部材管理データ77)をも依頼者の顧客PC33へ出力するものとしてもよい。この装置では、装着部材を作製した作製者によらずに、同一の基準で装着部材を管理することができる。また、この装置では、部管理情報を用いて新たな装着部材をより容易に管理することができる。
また、受注処理装置20は、設計された装着部材の装着先の部材(固定部51)に付される文字及び記号となる識別情報の画像データをも依頼者の顧客PC33へ出力する。この装置では、例えば、作製した装着部材などに識別情報の画像データを付すことができる。このため、装着部材を作製した供給者によらずに、同一の基準で装着部材を識別することができる。また、この装置では、識別情報の画像データを用いることにより、新たな装着部材をより容易に識別することができる。更に、実装装置41は、装着部材の装着先の部材(固定部51)に付された識別情報を読み取ることにより、装着部材を識別する処理を実行する。この装置では、現在装着中の装着部材がこれから作業する処理に適合するかを確認可能であるため、より確実に実装処理を実行することができる。また、把持部材識別情報プレート60では、例えば、メカニカルチャック50に識別情報プレートを付すことができる。このため、装着部材を作製した供給者によらずに、同一の基準で装着部材を識別することができる。また、この識別情報プレートを用いると、新たな装着部材をより容易に識別することができる。更に、この識別情報プレートを用いると、現在装着中の装着部材がこれから作業する処理に適合するかを確認可能であるため、より確実に実装処理に関する処理を実行することができる。
なお、本発明は上述した実施形態に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の態様で実施し得ることはいうまでもない。
例えば、上述した実施形態では、設計データとして顧客に提供する装着部材は、採取部材である把持部材54(メカニカルチャック50)であるものとして説明したが、特にこれに限定されず、図11に示す、部品を吸着して採取する採取部材である吸着ノズル54Cとしてもよい。図11は、ノズル保持部51C及び吸着ノズル54Cの説明図である。上述した実施形態では説明を省略したが、実装ヘッド44は、吸着ノズル54Cを装着するノズル保持部51Cを接続可能である。受注処理装置20は、装着部材として吸着ノズル54Cの設計データを顧客に提供するものとしてもよい。
上述した実施形態では、設計データとして顧客に提供する装着部材は、採取部材であるものとして説明したが、部品を取り扱う部材であれば特にこれに限定されない。例えば、装着部材は、図5に示す、部品を収容する収容部材を取り付けるアダプタ64としてもよい。受注処理装置20は、装着部材としてアダプタ64の設計データを顧客に提供するものとしてもよい。このとき、部品関連情報70には、収容部材情報72が含まれていればよい。
上述した実施形態では、部品関連情報70は、特定形状の部品に関する依頼部品情報71と特定形状の部品を収容又は載置する部品関連部材(トレイ46)に関する収容部材情報72とを含むものとして説明したが、依頼部品情報71及び収容部材情報72のいずれか一方を省略してもよい。
上述した実施形態では、制御部21は、実装関連処理装置については装置自体を納入する情報を依頼者へ出力する一方、装着部材については設計データを納入する情報を依頼者へ出力するものとしたが、特にこれに限定されない。例えば、制御部21は、装置自体を納入する情報の出力を省略してもよい。また、制御部21は、標準装着部材により取り扱い可能な部品であるときには標準装着部材を納入する情報を依頼者へ出力する一方、標準装着部材により取り扱い不能であるときには特殊形状の装着部材の設計データを納入する情報を依頼者へ出力するものとしたが、特にこれに限定されない。例えば、制御部21は、標準装着部材を納入する情報の出力を省略してもよい。
上述した実施形態では、依頼者から取得した部品が、標準装着部材により取り扱い可能であるか否かを作業者が判断するものとしたが、制御部21が判定するものとしてもよい。例えば、制御部21は、依頼部品情報や収容部材情報により、特定部品の形状や収容部の形状などを把握し、実装システムに用意された把持部材のいずれかを用いたときに、特定部品を把持可能であるか、収容部材に干渉(接触)することはないかの検証をすべての把持部材に対して行う。そして、制御部21は、特定部品を把持可能であり且つ収容部材に干渉しないものがあるときには標準装着部材により取り扱い可能であると判定し、そのようなものがないときには標準装着部材により取り扱い不能である判定する。こうすれば、作業者の負担を低減しつつ、より適した作業分担として実装処理に関する装着部材を提供することができる。なお、制御部21は、把持部材以外の装着部材(吸着ノズル54Cやアダプタ64)においても上記を同様に標準装着部材により取り扱い可能であるか否かを判定することができる。
上述した実施形態では、依頼者に納入する納入データには、設計データ、部材管理データ及び識別情報プレート画像データを含むものとしたが、少なくとも設計データが含まれるものとすれば、部材管理データや識別情報部レート画像データのうちいずれかを省略するものとしてもよい。こうしても、より適した作業分担として実装処理に関する装着部材をデータとして依頼者へ提供することができる。
上述した実施形態では、把持部材識別情報プレート60は、把持部材54が装着される固定部51に装着されるものとして説明したが、特にこれに限定されず、他の部材、例えば、把持部材54に装着されるものとしてもよい。あるいは、識別情報プレート自体を省略してもよい。
上述した実施形態では、把持部材設計データ76に基づき、3Dプリンタ34で把持部材54を形成するものとしたが、装着部材を立体化する方法は、特に3Dプリンタ34に限られない。装着部材は、どのような方法で立体化してもよい。
上述した実施形態では、本発明の受注処理装置20について説明したが、特にこれに限定されず、受注処理方法やそのプログラムの形態としてもよい。
本発明は、電子部品の実装分野に利用可能である。
10 受注販売システム、11 ネットワーク、12 LAN、13 設計PC、20 受注処理装置、21 制御部、22 CPU、23 ROM、24 RAM、25 記憶装置、26 ディスプレイ、27 入力装置、28 通信部、30 実装システム、32 LAN、33 顧客PC、34 3Dプリンタ、35 管理PC、40 制御装置、41 実装装置、42 基板搬送ユニット、43 実装ユニット、44 実装ヘッド、45 部品供給ユニット、46 トレイ、47 収容部、49 マークカメラ、50,50B メカニカルチャック、51 固定部、51C ノズル保持部、52 把持保持部、53 スライダ、54,54B 把持部材、54C 吸着ノズル、55,55B 基部、56 爪部、58 プレート装着部、59 マグネット、60 把持部材識別情報プレート、61 固定部識別情報表示部、62 トレイフィーダ、63 トレイシャトル、64 アダプタ、70 部品関連情報、71 依頼部品情報、72 収容部材情報、75 納入データ、76 把持部材設計データ、77 把持部材管理データ、78 把持部材識別情報プレート画像データ、80 受付画面、81 カーソル、82 実装システム情報提供欄、83 導入申込キー、84 装着部材情報提供欄、85 入手依頼キー、P 部品、S 基板。

Claims (10)

  1. 部品を基板に実装する実装処理に関する処理を実行する実装関連処理装置に関する情報を取り扱う受注処理装置であって、
    特定形状の部品の取り扱いに関係し前記実装関連処理装置に装着される装着部材の入手依頼と、前記特定形状の部品に関する情報と前記特定形状の部品を収容又は載置する部品関連部材に関する情報との少なくとも1以上を含む部品関連情報と、を一緒に又は別々に依頼者の情報処理装置からネットワークを介して取得する情報取得部と、
    前記取得した部品関連情報に基づいて設計された前記装着部材の設計データと前記実装関連処理装置に装着された際の可動範囲を含む前記装着部材が占有する空間に関する情報である干渉防止情報とを前記依頼者の情報処理装置へネットワークを介して出力する情報出力部と、
    を備えた受注処理装置。
  2. 前記干渉防止情報は、実装済みの前記部品及び/又は前記基板の段差に前記装着部材が接触するか否かを把握し、接触を避けた軌跡で該装着部材を移動する処理又は移動時に接触する際には停止する処理に用いられる情報である、請求項1に記載の受注処理装置。
  3. 前記情報取得部は、前記実装関連処理装置に装着され前記特定形状の部品を採取するのに適した採取部材の前記入手依頼と、前記特定形状の部品の形状情報と、該特定形状の部品を収容する収容部材の形状情報とを含む前記部品関連情報とを取得し、
    前記情報出力部は、前記収容部材と干渉せず前記特定形状の部品を採取するのに適した採取部材の設計データを出力する、請求項1又は2に記載の受注処理装置。
  4. 前記装着部材は、部品を把持する把持部材、部品を吸着する吸着ノズル及び部品を収容する収容部材を取り付けるアダプタのうち1以上である、請求項1〜3のいずれか1項に記載の受注処理装置。
  5. 前記情報出力部は、前記実装関連処理装置については装置自体を納入する情報を前記依頼者の情報処理装置へネットワークを介して出力する一方、前記実装関連処理装置に装着される装着部材については設計データを納入する情報を前記依頼者の情報処理装置へネットワークを介して出力する、請求項1〜4のいずれか1項に記載の受注処理装置。
  6. 前記情報出力部は、標準装着部材により取り扱い可能な部品であるときには該標準装着部材を納入する情報を前記依頼者の情報処理装置へネットワークを介して出力する一方、前記標準装着部材により取り扱い不能な前記特定形状の部品であるときには前記取得した部品関連情報に基づいて設計された特殊形状の前記装着部材の設計データを納入する情報を前記依頼者の情報処理装置へネットワークを介して出力する、請求項1〜5のいずれか1項に記載の受注処理装置。
  7. 前記実装関連処理装置は、該実装関連処理装置に装着される装着部材に関する部材管理情報を記憶し、該部材管理情報を用いて前記実装処理に関する処理を実行し、
    前記情報出力部は、前記設計データの前記装着部材に関する前記部管理情報をも前記依頼者の情報処理装置へ出力する、請求項1〜6のいずれか1項に記載の受注処理装置。
  8. 前記情報出力部は、前記設計された装着部材及び/又は該装着部材の装着先の部材に付される文字及び記号となる識別情報の画像データをも出力する、請求項1〜7のいずれか1項に記載の受注処理装置。
  9. 前記実装関連処理装置は、接続部材を介して前記装着部材を装着し、
    前記接続部材は、該接続部材の識別情報表示部を有すると共に、前記装着部材の識別情報プレートを取り外し可能に装着し、
    前記情報出力部は、前記識別情報プレートに形成する前記装着部材の識別情報の画像データをも前記依頼者の情報処理装置へネットワークを介して出力する、請求項1〜8のいずれか1項に記載の受注処理装置。
  10. 部品を基板に実装する実装処理に関する処理を実行する実装関連処理装置に関する情報を取り扱うコンピュータにより実行される受注処理方法であって、
    (a)特定形状の部品の取り扱いに関係し前記実装関連処理装置に装着される装着部材の入手依頼と、前記特定形状の部品に関する情報と前記特定形状の部品を収容又は載置する部品関連部材に関する情報との少なくとも1以上を含む部品関連情報と、を一緒に又は別々に依頼者の情報処理装置からネットワークを介して取得するステップと、
    (b)前記取得した部品関連情報に基づいて設計された前記装着部材の設計データと前記実装関連処理装置に装着された際の可動範囲を含む前記装着部材が占有する空間に関する情報である干渉防止情報とを前記依頼者の情報処理装置へネットワークを介して出力するステップと、
    を含む受注処理方法。
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