JP6490760B2 - 車両運用業務支援システム - Google Patents
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Description
本発明の実施形態は、車両運用業務支援システムに関する。
例えば鉄道などにおいては、一般に、各路線で運用される複数の車両について運用計画を定めている(例えば、特許文献1参照)。
このような車両運用計画の作成に当っては、各車両について、それぞれ1日毎の運用スケジュールを定め、これを、一定期間(例えば、数週間)にわたって規定した車両運用計画を作成することが考えられている。この場合、作成された車両運用計画は、図11に示すように、縦軸に車両の編成名(編成番号)、横軸に一定期間の日付を時系列に表記し、この縦軸と横軸とを辺として形成される矩形領域にマトリックス状に配置される各セルに車両運用番号と作業項目を表記した表形式で表している。
図11において、車両の編成名(H01,H02,・・・)は、どの車両個体を何両連結して編成したかを表すもので、編成単位で設定される。車両運用番号(U01,U02,・・・)は、運用開始駅と運用終了駅をもった1日の車両のスケジュールであり、スケジュールの中には、検査や清掃などの作業項目予定も含まれている。図11に示す車両運用計画表では、作業項目名の1文字目だけを表記しており、「列」(e1)は列車検査、「機」(e2)は機能検査、「清」(e3)は全般清掃を示している。
車両運用計画表のセルの中には、車両運用番号が、U01やU04などと1つのみ表記されているものと、U02/U02やU03/U03などと2つ表記されているものがあるが、これは、例えば、運用U01や運用U04は、途中に車両基地が介在しないスケジュールであり、運用U02や運用U03は、途中に車両基地が介在するスケジュールであることを示している。車両基地が介在する場合、その前後で車両(編成)を変更することが可能である。換言すると、車両基地が介在しない場合、車両の変更は終日不可能である。例えば、10月1日の車両運用計画を見ると、編成名H01の車両(以下、編成名Hxxの車両を編成Hxxと称する)は、運用U01に終日従事し、編成H02は、運用U02に終日従事し、編成H03は、運用U03に終日従事し、編成H04は、運用U04に終日従事することとなっている。見方を変えると、運用U02は、車両基地が介在するものの、編成H02のみによって司られ、運用U03も、車両基地が介在するものの、編成H03のみによって司られている。これに対して、例えば、10月4日の車両運用計画を見ると、編成H02は、運用U02の前半部(車両基地まで)と運用U03の後半部(車両基地から)に従事し、編成H04は、運用U03の前半部(車両基地まで)と運用U02の後半部(車両基地から)に従事することとなっている。見方を変えると、運用U02は、編成H02と編成H04とによって司られ、運用U03は、編成H04と編成H02とによって司られている。なお、1つの編成が、3つ以上の運用に従事することも考えられ得る。換言すれば、1つの運用が、3つ以上の編成で司られることも考えられ得る。
セルの前後の車両運用は、同一の駅で開始終了する必要がある。例えば、図11において、編成H01について見ると、10月1日は、E3駅で4時に運用を開始し、27時(翌3時)にE1駅で運用を終了する運用(車両運用番号U01とする)が設定されているものとする。この場合、編成H01の翌日(10月2日)の運用は、前日(10月1日)の運用が終了したE1駅からとなる。図11に示される、編成H01について10月2日に設定されている運用U02は、E1駅から運用が開始される車両運用である。このように、セルの前後の車両運用は、同一の駅で開始終了する必要がある。
また、開始終了駅がホームなどの駅留めである場合、前後の車両運用は変更することができないという制約がある。例えば、運用U01の終了駅であるE1駅が車両基地を持たず、10月1日に運用U01に従事した編成H01が、運用を終了した番線(1番線とする)に停車したままとする。この場合、翌日の車両運用は、E1駅の1番線から、予め定められた時刻に運用を開始する運用となる(運用U02は、E1駅の1番線から開始される運用である)。すなわち、車両運用を変更する(組み換える)ことはできない。これに対して、駅留めでない場合(運用U03の終了駅を車両基地とする)、例えば、車両運用を終了したE3駅が車両基地を持っており、E3駅で運用を終了した編成H03を車両基地に移動させる場合は、この編成H03を、翌日、必ずしも運用を終了した番線から定められた時刻に運用を開始する必要はなく、同じE3駅であれば他の番線から他の時刻に運用を開始したり、運転を休止して点検を行ったり等、別の運用(U04以外)に組み換えることができる。この場合、E3駅は車両運用の組み換え可能な駅となる。これは駅のインフラによって決まるものであり、運用計画者は、予めどの駅が車両組み換え可能な駅かを把握している。
このような運用の制約を認識可能に1日分の車両運用と作業項目とを表すものとして、図12に示すような車両運用棒ダイヤがある。縦軸に車両運用番号を表記し、横軸には1日分の時刻を表記し、車両運用の1日のスケジュールの元となる列車を横棒で表記している。
図12において、車両運用に編入されている列車(R1,R2・・・)を横棒で表現し、横棒の開始点は列車の開始時刻を、終了点は列車の終了時刻を示している。列車の開始駅・終了駅(E1,E2・・・)を横棒の開始終了に表記し、その駅(主に車両基地)にいる間に作業項目を実施する場合は、作業項目名を表記する。○(f1)は車両基地から開始する列車を、△(f2)は車両基地で終了する列車を表現している。
図11に示した車両運用計画表と併せて、図12に示した車両運用棒ダイヤを見てみると、例えば、図12に示した車両運用棒ダイヤが10月1日に適用されるとした場合、編成H01は、列車R9,R4,R12,R6,R16(運用U01)を担当することになる。また、10月4日に適用されるとした場合、編成H02は、列車R2,R10,R5(運用U02)を担当した後、列車R14,R8(運用U03)を担当することになり、編成H04は、列車R1,R11(運用U03)を担当した後、列車R15(運用U02)を担当することになる。
また、車両運用表や車両運用棒ダイヤで計画している作業項目についても制約がある。列車検査や機能保全など鉄道六法により定められた作業項目の場合、その実施周期が定められており、列車検査であれば前回実施から10日以内に検査する必要がある。鉄道事業者によっては、鉄道六法よりも短い周期としたり、自主的な点検・清掃業務を定めたりしている。作業項目の中には車輪転削や車体検査など数日かけて実施する作業もあり、作業にかかる時間は作業項目や設備によって異なる。
このような車両運用計画は、組み合わせ爆発となるスケジューリング問題に該当する作業であり、計画者にとって計画のし易さは非常に重要な項目である。
車両運用計画の作成は、通常、車両基地に所属する運用計画担当者が行う。一方で、輸送障害により当日のダイヤが乱れる場合がある。その場合、特許文献2にあるような運転整理が行われる。運転整理では、新規列車を定めたり、運転休止を行ったり、列車の折返しを変更したり等により、輸送障害の回復を行う。この回復作業によって、当日の車両のスケジュールは大きく変更となる。このスケジュールの変更を受けて、運用計画担当者は、当日の車両の手配、当日の作業項目の変更、翌日以降の車両運用計画の修正を行う。
運転整理によってダイヤが変更となった状態例として図13を示す。図13では、運転整理によって、(A)の状態から(B)の状態にダイヤが変更となっている。変更内容としては、R2,R10,R4,R12,R3,R11,R8の列車を運休し、R9からR5に折返し変更をし、R1からR13に折返し変更をし、新列車としてR99を追加し、R15と運用接続している。
なお、運転整理は、図13のような運用ダイヤにて実施する。縦軸に駅を表記し、横軸には1日分の時間を表記し、各列車の駅着発時刻を線で結び、駅での折返しを繋いで表示することで、列車および車両運用の1日のスケジュールを表している。
図13に示したような運転整理が行われた結果を、車両運用計画表上で表記すると、図14に示した通りとなる。この例では、まだ当日の作業項目変更と翌日以降の車両運用計画修正を行っていないため、制約を満たさない計画となっている。なお、当日の運転整理により運用番号が移り変わった場合には、それを「/」(g1)で繋げて表記している。すなわち、編成H01が予定していた運用(元はU01)は、運用U01の列車R9から(運用U01の列車R4でなく)運用U02の列車R5に移り変わることとなったため、U01/U02と表記している。また、運用の移り変わりはないものの、当初の運用の一部分だけとなった場合には、「*」(g2)を付与して表記している。前述したように、車両基地の介在によっても「/」が表記されるが、例えば「U02/U02」や「U03/U03」などの車両基地の介在を意味する「/」は、計画時(翌日以降)に役立てるために、より具体的には、組み合わせ爆発となるスケジュール作業の制約を緩和させることを意図して表記されるものであり、一方、ここでの「/」、つまり、当日時点での例えば「U01/U02」などの「/」は、編成にとって運用が移り変わっていくことを示すことを意図して表記されるものである。
本例の変更により制約を満たしていない編成は、編成H02と編成H04とであり、編成H02は10月1日の終了駅がE3駅からE1駅に変更となったため、翌日の運用開始駅と不一致となり制約を満たしていない。編成H03は、10月1日に予定していた列車検査と全般清掃が行えない。
運用計画担当者は、この運転整理内容から新たな当日の計画と翌日以降の計画とを実施することになる。
ダイヤ乱れ時における運用計画担当者を支援する技術として、特許文献3の装置がある。この装置により、車両運用計画の制約を明確にし、作業効率を上げることができる。一方で、当日の再計画作業は支援できていない課題がある。例えば、図14の表示を特許文献3の装置で表現しても、編成H03が、予定していた当日(10月1日)の作業項目を実施できるのか、再計画が必要なのか、が可視化できていない。
当日の作業項目の再計画では、車両運用棒ダイヤを使用して検討することとなるが、編成の情報がまとまっていないため、多数の運転整理が発生すると編成を可視化できない課題がある。図15に、車両運用棒ダイヤで運転整理後のダイヤを表示した例を示す。本例では、運転休止となった部分を塗り潰し(h1)、折返し変更となった部分を矢印(h2)で繋いでいる。
この車両運用棒ダイヤでは、どの編成が、どの運用を担当しているのかは、車両運用表と照らし合わせて確認する必要があり、運用を追跡するのも、矢印を追いかけていく必要がある。
また、当日の再計画と翌日以降の再計画とは密接に関係があるため同時に行っていく必要がある。これは、当日に予定していた検査項目が実施できないのであれば翌日以降に実施することになるし、翌日計画していた検査項目であっても、当日実施可能であれば実施するよう変更するためである。現在の技術では、当日再計画を支援する機能と、翌日以降の再計画を支援する機能とが分かれているため、機能を切り換えて実施する必要があり、まとめて処理することができない課題があった。
本発明が解決しようとする課題は、輸送障害によるダイヤ乱れ時において、当日の検査清掃等の作業項目を再計画し、翌日以降の検査清掃等の作業項目および運用の再計画を行う運用計画担当者の業務について、当日の再計画を支援する表示と翌日の再計画を支援する表示とを同時に行う車両運用業務支援システムを提供し、本業務の作業効率を向上させることである。
実施形態によれば、車両運用業務支援システムは、表示情報作成処理手段を具備する。前記表示情報作成処理手段は、1以上の車両で構成される編成に関する情報であって、編成名を示す情報を含む編成情報と、前記編成の1日の運用を規定する車両運用に関する情報であって、車両運用番号と、前記車両運用に編入される列車の列車順序、列車番号、列車開始駅、列車開始時刻、列車終了駅および列車終了時刻とを示す情報を含む車両運用情報と、計画対象の路線上に存在する駅に関する情報であって、駅名、前記路線上での位置、車両基地か否かおよび前記車両運用の組み替え可否を示す情報を含む駅情報と、前記編成に対する一定期間における前記車両運用の割り当てを示す情報を含む車両運用計画情報と、前記編成に対して周期的に実施すべき作業項目およびその周期を示す情報を含む作業項目周期情報と、前記編成に対する前記一定期間における前記作業項目の割り当てを示す情報を含む作業計画情報と、輸送障害に伴う運転整理に関する情報であって、当日走行予定の列車の列車番号、前記列車に後続する後列車の後列車番号、前記列車が経由する駅の順序、駅名、着時刻および発時刻を示す情報を含む運転整理後列車ダイヤ情報と、列車の走行実績に関する情報であって、列車別および駅別の着発時刻を示す情報を含む実績情報と、を用いて、輸送障害当日の車両運用の状態と、輸送障害翌日以降の車両運用計画とを同時に表示するための表示情報を作成して出力する。前記表示情報作成処理手段は、前記輸送障害当日の車両運用の状態を、第1軸に前記編成名が配置され、前記第1軸に直交する第2軸に前記輸送障害当日の時刻が配置され、前記第1軸と前記第2軸とを辺として形成される矩形領域に、前記輸送障害当日の前記編成が担当する列車の列車開始時刻から列車終了時刻までを示す線分が表記され、前記線分の近傍に、列車番号、列車開始駅、列車終了駅および車両運用番号が表記される編成棒ダイヤとして表示し、前記輸送障害翌日以降の車両運用計画を、前記第1軸に前記編成名が配置され、前記第2軸に日付が配置され、前記第1軸と前記第2軸とを辺として形成される矩形領域に、前記輸送障害翌日以降の前記編成に割り当てられる前記車両運用の車両運用番号が表記される車両運用表として表示し、前記編成棒ダイヤの前記第1軸と前記車両運用表の前記第1軸とを一体化し、前記編成棒ダイヤの前記第2軸の終端と前記車両運用表の前記第2軸の始端とを繋げて、前記編成棒ダイヤと前記車両運用表とを前記第2軸方向において時系列に並べる。
以下、実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態の車両運用業務支援システム100の構成を示すブロック図である。
車両運用業務支援システム100は、例えば、コンピュータと、その周辺機器とにより構成されるものであり、図1に示すように、処理装置1、記憶装置2、表示装置3および入力装置4を有している。
なお、車両運用業務支援システム100は、様々な形態で構成し得る。例えば、複数台のコンピュータをネットワークで接続することにより構成してもよい。例えば、サーバとして動作するコンピュータと、サーバが提供するサービスを受けるクライアントとして動作するコンピュータとにより構成してもよい。この場合、典型的には、処理装置1と記憶装置2とは、サーバとして動作するコンピュータ側に存在し、表示装置3と入力装置4とは、クライアントとして動作するコンピュータ側に存在する。また、ファイルサーバなどと称されるコンピュータを設け、処理装置1と記憶装置2とを異なるコンピュータ上に構築してもよい。さらには、処理装置1および記憶装置2の一方または両方を、例えば負荷分散などのために複数台のコンピュータで構築してもよい。
まず、本実施形態の車両運用業務支援システム100が、輸送障害によるダイヤ乱れ時において、当日の検査清掃等の作業項目を再計画し、翌日以降の検査清掃等の作業項目および運用の再計画を行う運用計画担当者の業務を支援するために表示装置3に表示する画面群の一例について説明する。
図2は、車両運用業務支援システム100が表示する第1画面の一例を示す図である。図2に示す第1画面は、例えば、車両運用業務支援システム100の基本画面であって、車両運用計画が表形式で表された車両運用計画表を表示する画面である。ここでは、図11乃至図14を参照して説明した、前述したような輸送障害に伴う運転整理が行われた状況下にあり、図14に示した車両運用計画表と同様の車両運用計画表が基本画面として表示されているものと想定する。
前述したように、運用計画担当者は、この運転整理内容から新たな当日の計画と翌日以降の計画とを実施することになる。車両運用業務支援システム100が表示する第1画面上の車両運用計画表の当日日付の表示領域は、操作ボタンを兼ねており、この操作ボタンが入力装置4により操作されると(a1)、車両運用業務支援システム100は、この第1画面から、図3に示す第2画面へと画面を移行させる。
図3に示すように、車両運用業務支援システム100は、この第2画面において、輸送障害当日の(車両運用棒ダイヤではなく)編成棒ダイヤ(b1)と、翌日以降の運用計画表(b2)とを同時に表示する。より詳細には、縦軸に編成名が配置され、横軸に当日の時刻が配置され、各編成が担当する列車が横棒で表記される編成棒ダイヤ(b1)と、縦軸に編成名が配置され、横軸に日付が配置され、各編成に割り当てられる車両運用がマトリックス状に表記される翌日以降の運用計画表(b2)とを、編成名が配置される縦軸を一体化して並べて表示する(車両運用棒ダイヤの場合は、縦軸は車両運用番号となり、このような一体化は行えない)。
また、車両運用業務支援システム100は、編成棒ダイヤ(b1)の横軸の終端と、翌日以降の運用計画表(b2)の横棒の始端とを繋げて、編成棒ダイヤ(b1)と翌日以降の運用計画表(b2)とが、横軸方向において時系列に並ぶようにする。さらに、車両運用業務支援システム100は、編成棒ダイヤ(b1)に関し、(車両運用棒ダイヤと同様)列車を表記する横棒の近傍に、列車番号、列車開始駅、列車終了駅および車両運用番号を表記する。
つまり、本実施形態の車両運用業務支援システム100は、当日については、各編成が走行した列車または走行する列車を横線で表示し、横線の上に列車番号を、横線の下に運用番号を表示する。これにより、運転整理によって変更されたダイヤにおいて、どのように走行したか、どのように走行する予定かが分かる。例えば、編成H01は、列車R9と列車R5との間で運用がU01からU02に変更となっていること、列車R5と列車R15との間で車両基地に入区したタイミングにおいて列車検査を実施すること、最終的にはE1駅で10月1日の走行を終えること、もわかる。
なお、ここでは、走行済みの列車と走行予定の列車を区別していないが、線の色を変更することや、実績の線を重ねて表示することなどで区別してもよい。
このように、当日分だけを細かく表示し、さらに編成単位の情報を集約して表示することで、当日の状況把握と、明日以降の運用計画への影響把握とを同時にすることができる。
図3の第2画面においては、編成H01がE3駅で終了しており、翌日の運用U02と繋がっておらず、また、編成H04がE1駅で終了しており、翌日の運用U01と繋がっていないため、翌日以降の運用計画を再作成する必要があることが分かる(運用計画担当者は、運用U02の開始駅がE3駅ではなくE1駅であり、運用U01の開始駅がE1駅ではなくE3駅であることを熟知している)。
また、編成H01は、10月1日および10月2日に列車検査を実施する予定となり、どちらか一方を中止することができることが分かる。さらに、編成H03は、予定していた作業項目を実施しなくなっているので、当日追加で実施するか、翌日以降に作業項目を設定する必要があることがわかる。
これらの情報を、運用計画担当者の知識に頼らずに済むように視覚化するために、本実施形態の車両運用業務支援システム100は、詳細情報の表示を指示するための操作ボタン(b3)を第2画面上に設ける。この操作ボタンが入力装置4により操作されると、車両運用業務支援システム100は、この第2画面から、図4に示す第3画面(詳細情報提示画面)へと画面をさらに移行させる。なお、例えば、第2画面上の編成棒ダイヤの(操作ボタンb3に対応する領域以外の)当日日付の表示領域が操作された場合、第2画面から基本画面である第1画面へと画面を復帰させてもよい。第3画面から第1画面への復帰も同様としてもよい。
図4に示す第3画面では、編成棒ダイヤの終了駅と、運用の開始駅および終了駅を表示することで、当日の終了駅が不一致となることを識別可能にする(c1)。また、編成H03の10月3日に記載されている「列」(列車検査)と「清」(全般清掃)とは10月1日に実施しなかったことで、定められた周期で実施すべきリミットの日付に表示している(c2)。これにより、当該作業項目をその日までに実施する必要があることが認識できる。なお、符号c1で示される表記と符号c2で示される表記とのうち、一方のみを表記するだけでも有効である。また、例えば操作ボタンの操作に応じて、これらを選択的に表記させるようにしてもよい。
このように、図3および図4に示すように、輸送障害時に再計画すべき範囲を一体的に表示することで、計画担当者の業務効率を著しく向上できることが分かる。
なお、図5に示す第3画面(詳細情報提示画面)においては、例えば、当日の編成棒ダイヤと翌日以降の運用計画表との境界線上をポイントし(d1)、左右にスライドさせると、当日の編成棒ダイヤの表示幅を伸縮できるようにしてもよい。表示装置3の画面サイズに依存するが、当日の編成棒ダイヤの表示幅を縮めることにより、例えば10月5日までの運用計画が表記されている運用計画表を、10月6日や10月7日までの運用計画が表記される状態に移行させることができるようにしてもよい。また、当日の編成棒ダイヤの表示幅を縮めたことに伴い、編成棒ダイヤ上で列車の表記する横棒の長さが閾値未満となった場合、その近傍での列車番号、列車開始駅、列車終了駅および車両運用番号の表記を省略するようにしてもよい。
また、これらの画面では、当日部分については、走行終了時や走行途中において、新たに作業項目の予定を追加したり、既に立てた作業計画の予定を解除したり、といった操作を行い、翌日部分については、編成に対して割り当てる運用を変更したり、作業項目の予定を変更したり、といった操作を行うことができる。
以上を踏まえて、本実施形態の車両運用業務支援システム100の詳細について説明する。
処理装置1は、編成棒ダイヤ作成処理部11、車両運用表作成処理部12、表示情報作成処理部13および入力情報判定処理部14を有する。これらは、例えば、コンピュータのメインメモリにロードされたプログラムが、当該コンピュータのプロセッサによって実行されることにより実現される。これらの詳細については後述する。
記憶装置2は、駅情報21、編成情報22、作業計画情報23、作業項目周期情報24、車両運用情報25、車両運用計画情報26、運転整理後列車ダイヤ情報27および実績情報28を記憶する。
駅情報21は、計画対象となる駅の情報であり、駅名(E1,E2,・・・)、車両運用組替可能な駅か否か、車両基地であるか否か、計画対象となる路線上のどの位置にあるか、などを示す情報を含んでいる。図6に、駅情報21の一例を示す。
編成情報22は、複数の車両が連結して構成される編成(1つの車両でも構成され得る)に対して設定された編成名(H01,H02,・・・)を示す情報である。
作業項目周期情報24は、編成が営業走行するにあたって、周期的に実施する作業項目の情報と、その作業項目を実施すべき周期について規定した情報である。図7に、作業項目周期情報24の一例を示す。
車両運用情報25は、1日の運用を規定するために設定される運用(U01,U02,・・・)に関する情報である。車両運用情報25は、運用を構成する列車について、列車番号、列車の順序、開始時刻、開始駅名、終了時刻および終了駅名を示す情報を含んでいる。図8に、車両運用情報25の一例を示す。
車両運用計画情報26は、編成情報22で示される編成に対して一定期間にわたって車両運用を割り当てた結果を示す情報である。作業計画情報23は、編成情報22で示される編成に対して一定期間にわたって作業項目を割り当てた結果を示す情報である。
運転整理後列車ダイヤ情報27は、輸送障害により指令にて手配作業を行ったダイヤデータに関する情報である。特に手配作業を行っていない場合は、計画時点と同じ内容である。本情報には、当日走行する予定の列車と駅との情報が存在し、列車の情報には、列車を識別するための列車番号と、後列車の情報とが含まれ、駅の情報には、駅名と、着時刻・発時刻の情報とが含まれる。図9に、運転整理後列車ダイヤ情報27の一例を示す。
実績情報28は列車が走行した実績を示すものであり、列車駅別の着発時刻情報を含む。本情報は、本車両業務支援システムの画面表示で実績情報を識別表示するために使用する。
続いて、処理装置1の各処理部の詳細について説明する。
表示情報作成処理部13は、図3または図4で示したような表示を行うべく表示データを作成する。表示情報作成処理部13は、編成棒ダイヤ作成処理部11により作成された編成棒ダイヤ情報と、車両運用表作成処理部12により作成された車両運用表情報とを合成した表示データを作成する。この表示データは、表示装置3により表示される。
車両運用表作成処理部12は、縦軸に編成名を配置し、横軸に明日以降の一定期間の日付を時系列に配置した車両運用表を作成する。車両運用表作成処理部12は、この縦軸と横軸とを辺として形成される矩形領域に、車両運用計画情報26として保持される車両運用番号と、作業計画情報23として保持される作業項目名とを表記する。左右の日付の車両運用番号と開始終了駅とが一致していない場合、車両運用表作成処理部12は、駅不一致として赤字で2つの駅名を表記し、一致している場合には、中間に駅名を表示する。また、作業計画の周期を超えている作業項目が存在する場合、車両運用表作成処理部12は、その作業項目名を例えば赤字で表示する。車両運用表作成処理部12が作成した車両運用表は、車両運用表情報として表示情報作成処理部13に供給される。
編成棒ダイヤ作成処理部11は、縦軸に編成名を配置し、横軸に当日一日分の時刻を配置した編成棒ダイヤを作成する。編成棒ダイヤの編成名は、車両運用表作成処理部12が作成する車両運用表と共通に扱う。編成棒ダイヤ作成処理部11は、編成別の編成棒ダイヤ情報に基づき、列車の開始時刻および終了時刻に合わせて横線を引く。編成棒ダイヤ作成処理部11は、横線の上に列車番号、横線の下に運用番号を表記し、また、横線の左に列車の開始時刻、横線の右に列車の終了時刻を表記する。駅が車両基地であれば、開始記号や終了記号等を表示する。作業計画情報23に基づき、作業予定があれば作業項目名を表示する。編成棒ダイヤ作成処理部11は、編成棒ダイヤの終了駅が翌日運用の開始駅と一致していない場合、駅不一致として例えば赤字で2つの駅名を表示し、一致している場合には、中間に駅名を表示する。編成棒ダイヤ作成処理部11が作成した編成棒ダイヤは、編成棒ダイヤ情報として表示情報作成処理部13に供給される。
図10を参照して、本実施形態の車両運用業務支援システム100独自の編成棒ダイヤ作成処理部11による編成棒ダイヤ情報の作成処理について説明する。
全編成の編成棒ダイヤ情報を作成するため、編成棒ダイヤ作成処理部11は、ステップS1〜ステップS5を1編成単位に行う。編成棒ダイヤ作成処理部11は、まず、対象編成に割当てられている車両運用を車両運用計画より取得する(ステップS1)。次に、編成棒ダイヤ作成処理部11は、車両運用より先頭の列車を取得する(ステップS2)。
先頭の列車を取得したら、編成棒ダイヤ作成処理部11は、ステップS3〜ステップS5の繰り返し処理により、先頭の列車から後列車、さらに次の後列車へと、運転整理後の列車ダイヤにおける編成の走行実績列車および走行予定列車が取得でき、また、各列車から車両運用および作業計画を参照することで、移り変わった車両運用番号と作業予定を取得することができ、その情報を編成棒ダイヤ上に表記することができる。
このように、本実施形態の車両運用業務支援システム100は、縦軸に編成名を表記し、横軸には日時を表記するが、当日の日時は時刻単位に細かく表示し、翌日以降の日時は日単位に表示する。この縦軸と横軸とを辺として形成される矩形領域の内、編成名と当日日付とが交差する部分には、各編成が当日にこれまで走行してきた列車とこれから走行する予定の列車とを棒線で表現する編成棒ダイヤを表記し、編成名と翌日以降の日付とが交差する部分には、各編成の車両運用番号と作業項目とがマトリックス状に配置される車両運用表を表記することで、輸送障害時に計画担当が実施する当日部分の表示と翌日以降の表示とを一体化する。
これにより、本実施形態の車両運用業務支援システム100は、輸送障害によるダイヤ乱れ時において、当日の検査清掃等の作業項目を再計画し、翌日以降の検査清掃等の作業項目および運用の再計画を行う運用計画担当者の業務について、当日の再計画を支援する表示と翌日の再計画を支援する表示とを同時に行い、本業務の作業効率を向上させることができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…処理装置、2…記憶装置、3…表示装置、4…入力装置、11…編成棒ダイヤ作成処理部、12…車両運用表作成処理部、13…表示情報作成処理部、14…入力情報判定処理部、21…駅情報、22…編成情報、23…作業計画情報、24…作業項目周期情報、25…車両運用情報、26…車両運用計画情報、27…運転整理後列車ダイヤ情報、28…実績情報、100…車両運用業務支援システム。
Claims (5)
- 1以上の車両で構成される編成に関する情報であって、編成名を示す情報を含む編成情報と、
前記編成の1日の運用を規定する車両運用に関する情報であって、車両運用番号と、前記車両運用に編入される列車の列車順序、列車番号、列車開始駅、列車開始時刻、列車終了駅および列車終了時刻とを示す情報を含む車両運用情報と、
計画対象の路線上に存在する駅に関する情報であって、駅名、前記路線上での位置、車両基地か否かおよび前記車両運用の組み替え可否を示す情報を含む駅情報と、
前記編成に対する一定期間における前記車両運用の割り当てを示す情報を含む車両運用計画情報と、
前記編成に対して周期的に実施すべき作業項目およびその周期を示す情報を含む作業項目周期情報と、
前記編成に対する前記一定期間における前記作業項目の割り当てを示す情報を含む作業計画情報と、
輸送障害に伴う運転整理に関する情報であって、当日走行予定の列車の列車番号、前記列車に後続する後列車の後列車番号、前記列車が経由する駅の順序、駅名、着時刻および発時刻を示す情報を含む運転整理後列車ダイヤ情報と、
列車の走行実績に関する情報であって、列車別および駅別の着発時刻を示す情報を含む実績情報と、
を用いて、輸送障害当日の車両運用の状態と、輸送障害翌日以降の車両運用計画とを同時に表示するための表示情報を作成して出力する表示情報作成処理手段を具備し、
前記表示情報作成処理手段は、
前記輸送障害当日の車両運用の状態を、第1軸に前記編成名が配置され、前記第1軸に直交する第2軸に前記輸送障害当日の時刻が配置され、前記第1軸と前記第2軸とを辺として形成される矩形領域に、前記輸送障害当日の前記編成が担当する列車の列車開始時刻から列車終了時刻までを示す線分が表記され、前記線分の近傍に、列車番号、列車開始駅、列車終了駅および車両運用番号が表記される編成棒ダイヤとして表示し、
前記輸送障害翌日以降の車両運用計画を、前記第1軸に前記編成名が配置され、前記第2軸に日付が配置され、前記第1軸と前記第2軸とを辺として形成される矩形領域に、前記輸送障害翌日以降の前記編成に割り当てられる前記車両運用の車両運用番号が表記される車両運用表として表示し、
前記編成棒ダイヤの前記第1軸と前記車両運用表の前記第1軸とを一体化し、前記編成棒ダイヤの前記第2軸の終端と前記車両運用表の前記第2軸の始端とを繋げて、前記編成棒ダイヤと前記車両運用表とを前記第2軸方向において時系列に並べる、
車両運用業務支援システム。 - 前記表示情報作成処理手段は、前記輸送障害当日の車両運用の列車終了駅と前記輸送障害翌日の車両運用の列車開始駅とが一致していない編成が存在する場合、その列車終了駅名と列車開始駅名とを、前記編成棒ダイヤと前記車両運用表との境界を挟んで隣接させて、前記編成棒ダイヤ上と前記車両運用表上とにおいて、不一致の状態にあることを識別可能に表記する請求項1に記載の車両運用業務支援システム。
- 前記表示情報作成処理手段は、前記輸送障害に伴う運転整理により前記輸送障害当日に予定されていた作業項目が中止となった編成が存在する場合、その作業項目名を、その作業項目の周期を超えた後に最初に担当予定の車両運用を示す前記車両運用表上の車両運用番号の近傍に、その作業項目の期限であることを識別可能に表記する請求項1または2に記載の車両運用業務支援システム。
- 前記表示情報作成処理手段は、前記編成棒ダイヤ上に表す線分の長さが閾値未満となる列車については、その線分の近傍での列車番号、列車開始駅、列車終了駅および車両運用番号の表記を省略する請求項1乃至3のいずれか1項に記載の車両運用業務支援システム。
- 前記表示情報作成処理手段は、前記輸送障害当日の車両運用の列車終了駅と前記輸送障害翌日の車両運用の列車開始駅とが一致している編成については、その駅名を、前記編成棒ダイヤと前記車両運用表との境界上に表記する請求項1乃至4のいずれか1項に記載の車両運用業務支援システム。
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