JP6490489B2 - タイヤ加硫用金型およびタイヤ加硫方法 - Google Patents
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Description
上下一対のサイドプレートと、トレッドセグメントが取付けられたセクターシューとを有し、閉動作において、前記サイドプレートと前記トレッドセグメントとを当接させるように構成されたタイヤ加硫用金型であって、
前記上下一対のサイドプレートのそれぞれには、
外周縁から径方向外側に向かって突出した突出部と、
前記突出部の軸方向内側に形成され、軸方向内側に向かって突出した凸状の係止部と、
前記突出部の径方向外側の先端から径方向内側に向かって前記係止部まで軸方向内側に傾斜した傾斜面と
が設けられており、
前記セクターシューには、前記セクターシューの径方向内側端面の軸方向外側の先端から径方向外側および軸方向外側に向けて、前記サイドプレートの傾斜面と同じ傾斜角を有する傾斜面が設けられており、
閉動作において、前記サイドプレートの傾斜面と前記セクターシューの傾斜面とが擦り合わされながら前記セクターシューが縮径して、前記凸状の係止部が前記セクターシューの径方向内側端面に当接すると共に、前記サイドプレートと前記トレッドセグメントとが当接するように構成されている
ことを特徴とするタイヤ加硫用金型である。
前記トレッドセグメントがアルミニウムから構成されており、前記セクターシューおよび前記サイドプレートが鉄から構成されていることを特徴とする請求項1に記載のタイヤ加硫用金型である。
前記サイドプレートの傾斜面の傾斜角度が、15〜45°であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のタイヤ加硫用金型である。
閉状態において、前記サイドプレートの傾斜面と、前記セクターシューの傾斜面との接触する長さが、20〜50mmであることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載のタイヤ加硫用金型である。
請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載のタイヤ加硫用金型を用いて、未加硫タイヤを加硫成形するタイヤ加硫方法であって、
前記タイヤ加硫用金型の閉動作において、前記サイドプレートの傾斜面と前記セクターシューの傾斜面とを擦り合わせながら前記セクターシューを縮径させて、前記凸状の係止部を前記セクターシューの径方向内側端面に当接させると共に、前記サイドプレートと前記トレッドセグメントとを当接させる
ことを特徴とするタイヤ加硫方法である。
図1は本実施の形態に係るタイヤ加硫用金型の開状態を模式的に示す断面図であり、図2は閉状態を模式的に示す断面図である。また、図3は本実施の形態に係るタイヤ加硫用金型の閉動作を模式的に示す断面図である。なお、タイヤ加硫用金型は、全体として略円筒形状を有しており、図1〜図3中のトレッドセグメント7およびセクターシュー3は、周方向に沿って複数配置されている。
次に、本実施の形態に係るタイヤ加硫用金型を用いたタイヤ加硫方法について説明する。
なお、本実施の形態の形態においては、以下の態様を採ることがより好ましい。
2 アクチュエータ
2b アクチュエータの斜面
2c ジャケット
3 セクターシュー
3d、3e セクターシューの径方向内側の端面
3f、3g セクターシューの傾斜面
4、5 プラテン板
6、10 プレート
7 トレッドセグメント
7a トレッドセグメントの上端部
7b トレッドセグメントの下端部
8、9 サイドプレート
8a、9a サイドプレートの係止部
8b、9b サイドプレートの傾斜面
8c、9c サイドプレートの突出部
B ブラダー
T 未加硫タイヤ
l オーバーラップ量
θ1 サイドプレートの傾斜面の傾斜角度
θ2 セクターシューの傾斜面の傾斜角度
Claims (5)
- 上下一対のサイドプレートと、トレッドセグメントが取付けられたセクターシューとを有し、閉動作において、前記サイドプレートと前記トレッドセグメントとを当接させるように構成されたタイヤ加硫用金型であって、
前記上下一対のサイドプレートのそれぞれには、
外周縁から径方向外側に向かって突出した突出部と、
前記突出部の軸方向内側に形成され、軸方向内側に向かって突出した凸状の係止部と、
前記突出部の径方向外側の先端から径方向内側に向かって前記係止部まで軸方向内側に傾斜した傾斜面と
が設けられており、
前記セクターシューには、前記セクターシューの径方向内側端面の軸方向外側の先端から径方向外側および軸方向外側に向けて、前記サイドプレートの傾斜面と同じ傾斜角を有する傾斜面が設けられており、
閉動作において、前記サイドプレートの傾斜面と前記セクターシューの傾斜面とが擦り合わされながら前記セクターシューが縮径して、前記凸状の係止部が前記セクターシューの径方向内側端面に当接すると共に、前記サイドプレートと前記トレッドセグメントとが当接するように構成されている
ことを特徴とするタイヤ加硫用金型。 - 前記トレッドセグメントがアルミニウムから構成されており、前記セクターシューおよび前記サイドプレートが鉄から構成されていることを特徴とする請求項1に記載のタイヤ加硫用金型。
- 前記サイドプレートの傾斜面の傾斜角度が、15〜45°であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のタイヤ加硫用金型。
- 閉状態において、前記サイドプレートの傾斜面と、前記セクターシューの傾斜面との接触する長さが、20〜50mmであることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載のタイヤ加硫用金型。
- 請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載のタイヤ加硫用金型を用いて、未加硫タイヤを加硫成形するタイヤ加硫方法であって、
前記タイヤ加硫用金型の閉動作において、前記サイドプレートの傾斜面と前記セクターシューの傾斜面とを擦り合わせながら前記セクターシューを縮径させて、前記凸状の係止部を前記セクターシューの径方向内側端面に当接させると共に、前記サイドプレートと前記トレッドセグメントとを当接させる
ことを特徴とするタイヤ加硫方法。
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JP2015095860A JP6490489B2 (ja) | 2015-05-08 | 2015-05-08 | タイヤ加硫用金型およびタイヤ加硫方法 |
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JP2015095860A JP6490489B2 (ja) | 2015-05-08 | 2015-05-08 | タイヤ加硫用金型およびタイヤ加硫方法 |
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JP2016210090A JP2016210090A (ja) | 2016-12-15 |
JP6490489B2 true JP6490489B2 (ja) | 2019-03-27 |
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Family Applications (1)
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JP2015095860A Active JP6490489B2 (ja) | 2015-05-08 | 2015-05-08 | タイヤ加硫用金型およびタイヤ加硫方法 |
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2015
- 2015-05-08 JP JP2015095860A patent/JP6490489B2/ja active Active
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