JP6490268B1 - 防音用パッキン及び防音構造 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】防音用パッキンPは、溝部9の開口を覆うように配置される板状の基部10と、基部10の幅方向中間部の裏側に、該基部10とによって中空部分12を形成するように互いに離間した状態で一体に接続され、溝部9に嵌合されて取り付けられる脚部11と、基部10の表側に設けられ、ドア6との当接により変形して該ドア6との間を遮音状態にシールするシール部13とを備える。基部10には、脚部11が溝部9に押し込まれたときに基部10がシール部13に向かって中凸形状に変形するように誘導する変形誘導部としての凹条10aが設けられている。
【選択図】図3
Description
図1は本発明の実施形態1に係る防音構造Sを示す。図1において、1は建物内に設けられた防音用途空間(例えば防音スタジオや楽器演奏用ルーム、シアタールーム、オーディオルーム等)であって、この防音用途空間1は、それに隣接する他の隣接空間2と壁部3によって仕切られている。この壁部3には、隣接空間2から防音用途空間1に出入り可能な開口部4が形成され、この開口部4の周囲全体には上下の横枠及び左右の縦枠からなる枠部5が施工されている。この枠部5には、例えば防音用途空間1側に移動して開く内開きの防音ドア6が丁番7(ヒンジ)を介して揺動可能に支持されており、この丁番7回りに揺動する防音ドア6によって開口部4(枠部5内)が開閉されるようになっている。防音ドア6は、図示しないが、例えば内部に防音材を収容していて、それ自体で遮音性(防音性)を有している。
図4は本発明の実施形態2を示し、変形誘導部を変更したものである。尚、図4において、図1〜図3と同じ部分については同じ符号を付してその詳細な説明は省略する。
図5は本発明の実施形態3を示し、変形誘導部を実施形態1とは異なる形状の凹条10aに変更したものである。その他の構成は実施形態1及び実施形態2と同じである。
尚、前記各実施形態では、パッキンPの脚部11における各突条片11b,11cを脚部本体11aの突出方向に2つ並設しているが、この数を変更することもできる。
P 防音用パッキン
4 開口部
5 枠部
6 防音ドア
8 戸当たり
9 溝部
10 基部
10a 凹条(変形誘導部)
10b アーチ部(変形誘導部)
11 脚部
11a 脚部本体
11b 第1突条片
11c 第2突条片
12 中空部分
13 シール部
13b 帯状角部
Claims (8)
- 建物の開口部周囲の枠部における戸当たりの溝部に取り付けられ、該戸当たりと戸当たりが受ける閉じ状態のドアとの間を遮音状態に封止するゴム製の防音用パッキンであって、
前記溝部の開口を覆うように配置される板状の基部と、
前記基部の幅方向中間部の裏面に、該基部とによって中空部分を形成するように互いに離間した状態で一体に接続され、前記溝部に嵌合されて取り付けられる脚部と、
前記基部の表面に設けられ、前記ドアとの当接により変形して該ドアとの間を遮音状態にシールするシール部と、
を備え、
前記基部の幅方向中間部には、前記脚部が前記溝部に押し込まれて該脚部の基部との接続部同士が互いに近付いたときに前記基部が前記シール部に向かって中凸形状に変形するように誘導する変形誘導部が設けられている、
ことを特徴とする防音用パッキン。 - 請求項1に記載した防音用パッキンにおいて、
前記変形誘導部は、基部の裏面に凹設された凹条を有する、
ことを特徴とする防音用パッキン。 - 請求項1又は2に記載した防音用パッキンにおいて、
前記変形誘導部は、前記基部の非変形状態でシール部に向かって湾曲したアーチ部を有する、
ことを特徴とする防音用パッキン。 - 請求項1〜3のいずれか1つに記載した防音用パッキンにおいて、
前記脚部は、
互いに離間した1対の基端部が前記基部の裏面に一体に接続されかつ該基部とによって前記中空部分を形成する断面U字状又は断面V字状の脚部本体と、
前記脚部本体の外面に突設され、先端部で前記溝部の側面に圧接するひれ状の複数の突条片と、を有し、
前記変形誘導部は、前記基部において前記脚部本体の前記1対の基端部が接続されている部位の間に設けられている、
ことを特徴とする防音用パッキン。 - 請求項1〜4のいずれか1つに記載した防音用パッキンにおいて、
前記シール部は、前記基部及び前記脚部よりも軟らかいゴムで構成されている、
こと特徴とする防音用パッキン。 - 請求項4又は5に記載した防音用パッキンにおいて、
前記複数の突条片は、前記脚部本体における前記基端部側に互いに対応して設けられた2つの第1突条片と、前記脚部本体における先端部側に互いに対応して設けられた2つの第2突条片とを含み、
前記第1突条片の突出高さが前記第2突条片の突出高さよりも高い、
ことを特徴とする防音用パッキン。 - 請求項1〜6のいずれか1つに記載した防音用パッキンにおいて、
前記シール部は、前記建物の開口部周囲の枠部に当接する帯状角部を有することを特徴とする防音用パッキン。 - 建物の開口部周囲の枠部に、該開口部を開閉する防音ドアが支持され、
前記枠部に前記防音ドアを受ける戸当たりが取付固定され、
前記戸当たりに溝部が形成されていて、該溝部に請求項1〜7のいずれか1つに記載した防音用パッキンが嵌合されて取り付けられている、
ことを特徴とする防音構造。
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JP2018037633A JP6490268B1 (ja) | 2018-03-02 | 2018-03-02 | 防音用パッキン及び防音構造 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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Citations (3)
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JPS5935218U (ja) * | 1982-08-31 | 1984-03-05 | 豊田合成株式会社 | ドア用ウエザストリツプ |
JPH09177427A (ja) * | 1995-12-26 | 1997-07-08 | Matsushita Electric Works Ltd | 戸当たり装置 |
JP2004060381A (ja) * | 2002-07-31 | 2004-02-26 | Tetsuya Kogyo Kk | 扉装置 |
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2018
- 2018-03-02 JP JP2018037633A patent/JP6490268B1/ja active Active
Patent Citations (3)
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JPH09177427A (ja) * | 1995-12-26 | 1997-07-08 | Matsushita Electric Works Ltd | 戸当たり装置 |
JP2004060381A (ja) * | 2002-07-31 | 2004-02-26 | Tetsuya Kogyo Kk | 扉装置 |
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