JP6488914B2 - トレイユニット、収容容器の梱包方法 - Google Patents
トレイユニット、収容容器の梱包方法 Download PDFInfo
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Description
上記課題を解決するトレイユニットは、可撓性を有して消耗品を収容する収容部と、該収容部に収容された前記消耗品を印刷装置に供給する供給部とを有する収容容器を梱包するトレイユニットであって、前記収容容器を介して第1方向において互いに対向することで前記収容容器を覆う第1トレイ及び第2トレイを備え、前記第1トレイ及び前記第2トレイは、前記収容部を格納する第1凹部と、前記供給部を格納可能な第2凹部と、前記第2凹部が設けられる凸部と、をそれぞれ有し、第1量の前記消耗品を収容した前記収容容器を、それぞれの前記第1凹部同士及び前記凸部同士が対向する第1状態で覆い、前記第1量よりも少ない第2量の前記消耗品を収容した前記収容容器を、一方のトレイの前記第1凹部に対して他方のトレイにおける前記第1凹部の一部と前記凸部とが対向する第2状態で覆う。
上記収容容器の梱包方法は、前記収容部にまちを有する前記収容容器を可撓性を有する包容体で包容する包容ステップと、前記収容容器を包容した前記包容体の内部を減圧する減圧ステップとをさらに備え、前記被覆ステップは、前記消耗品を収容した前記収容容器を包容して内部が減圧された前記包容体を前記第2状態の前記トレイユニットで覆うのが好ましい。
以下、消耗品を収容した収容容器を梱包するためのトレイユニットの一実施形態について、図を参照して説明する。
図4に示すように、第1トレイ12と第2トレイ13は、収容容器31を介して重なり方向Zにおいて互いに対向することで収容容器31を覆うようにしてこの収容容器31を格納する。すなわち、まず収容容器31の収容部32が第1凹部15に格納されると共に、供給部33が第2凹部25に格納され、さらに各記録チップ36が各第3凹部(図2参照)26に格納されるように、収容容器31を第1トレイ12に載置する。
図7に示すように、この場合は、第2量の消耗品を収容した収容容器31を、可撓性を有する包容体38で包容する(包容ステップ)。すなわち、まず収容容器31は、包容体38の開口部39から包容体38の内部に納められる。
(1)第1状態のとき、第1トレイ12と第2トレイ13は、互いの第1凹部15同士及び凸部24同士が対向した状態で第1量の消耗品を収容した収容容器31を格納する。すなわち、収容容器31において第1量の消耗品が収容された可撓性を有する収容部32は、第1トレイ12における第1凹部15の全体と第2トレイ13における第1凹部15の全体とが互いに対向して形成する空間内に格納される。一方、第2状態のとき、第1トレイ12と第2トレイ13は、第1トレイ12の第1凹部15に対して第2トレイ13における第1凹部15の一部と凸部24とが対向し、さらに第2トレイ13の第1凹部15に対して第1トレイ12における第1凹部15の一部と凸部24とが対向する。そして、第1トレイ12と第2トレイ13は、第2状態で第1量よりも少ない第2量の消耗品を収容した収容容器31を格納する。すなわち、収容容器31において第2量の消耗品が収容された可撓性を有する収容部32は、第1トレイ12における第1凹部15の一部と第2トレイ13における第1凹部15の一部とが互いに対向して形成する空間内に格納される。このように、第1状態と第2状態では、第1トレイ12と第2トレイ13が重なり方向Zにおいて対向したときに収容容器31を覆う部分の形状を変化させることができる。したがって、収容容器31に収容された消耗品の量に応じて収容容器31を格納する空間の形状を第1状態と第2状態とで変化させることができるため、収容された消耗品の量が異なる何れの収容容器31を梱包するときも、それらの収容容器31に加わる衝撃を十分に吸収することができる。
・上記実施形態において、第1トレイ12及び第2トレイ13は、ポリスチレン以外の合成樹脂、紙、発泡スチロールなどで形成してもよい。
・上記実施形態において、収容容器31を包容する包容体38と、第1トレイ12及び第2トレイ13を包容する包容体38は、別のものとしてもよい。また、第1トレイ12及び第2トレイ13は、包容体38で包容しなくてもよい。
・上記実施形態において、印刷装置は、媒体に画像や文字を平面的に印刷する平面プリンターや、断面形状を積層して印刷することで立体物を作成する3次元プリンターとしてもよい。なお、平面プリンターとしては、シリアルプリンター、ラテラル式プリンター、ラインプリンター、ページプリンター、オフセット印刷装置、捺染印刷装置などがある。また、印刷装置は、少なくとも媒体に印刷する印刷機能を有していればよく、印刷機能以外の機能も併せ持つ複合機としてもよい。また、消耗品は、これらの印刷装置で消耗されるものであり、例えばインクや樹脂などの印刷に用いられる液体や、印刷装置の洗浄などのメンテナンスに用いられる液体が含まれる。なお、インクは、顔料や金属粒子などの固形物からなる機能材料の粒子が溶媒に溶解、分散又は混合されたものなども含み、水性インク、油性インク、ジェルインク、ホットメルトインク等の各種組成物を包含するものとする。
Claims (6)
- 可撓性を有して消耗品を収容する収容部と、
該収容部に収容された前記消耗品を印刷装置に供給する供給部と
を有する収容容器を梱包するトレイユニットであって、
前記収容容器を介して第1方向において互いに対向することで前記収容容器を覆う第1トレイ及び第2トレイを備え、
前記第1トレイ及び前記第2トレイは、
前記収容部を格納する第1凹部と、
前記供給部を格納可能な第2凹部と、
前記第2凹部が設けられる凸部と、をそれぞれ有し、
第1量の前記消耗品を収容した前記収容容器を、それぞれの前記第1凹部同士及び前記凸部同士が対向する第1状態で覆い、
前記第1量よりも少ない第2量の前記消耗品を収容した前記収容容器を、一方のトレイの前記第1凹部に対して他方のトレイにおける前記第1凹部の一部と前記凸部とが対向する第2状態で覆うことを特徴とするトレイユニット。 - 前記第1凹部は、
前記第1方向と交差する第2方向における一端から第1間隔だけ内側に位置して前記第1方向及び前記第2方向の双方と交差する第3方向に沿う第1壁部と、
前記第2方向における他端から前記第1間隔よりも小さい第2間隔だけ内側に位置して前記第3方向に沿う第2壁部と、
をそれぞれ有することを特徴とする請求項1に記載のトレイユニット。 - 可撓性を有して前記収容容器を包容する包容体をさらに備え、
該包容体は、前記第2量の前記消耗品を収容した前記収容容器を包容して折り曲げられた状態で前記第2状態の前記第1トレイと前記第2トレイに覆われることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のトレイユニット。 - 前記収容部は、まちを有し、
前記包容体は、前記収容容器を包容して内部を減圧された状態で前記第2状態の前記第1トレイと前記第2トレイに覆われることを特徴とする請求項3に記載のトレイユニット。 - 可撓性を有して消耗品を収容する収容部と、
該収容部に収容された前記消耗品を印刷装置に供給する供給部と
を有する収容容器を、
該収容容器を介して第1方向において互いに対向することで前記収容容器を覆う第1トレイ及び第2トレイを備え、
前記第1トレイ及び前記第2トレイは、
前記収容部を格納する第1凹部と、
前記供給部を格納可能な第2凹部と、
前記第2凹部が設けられる凸部と、をそれぞれ有するトレイユニットを用いた前記収容容器の梱包方法であって、
前記収容部に前記消耗品を収容した前記収容容器を前記第1トレイと前記第2トレイで覆う被覆ステップを備え、
前記被覆ステップでは、
第1量の前記消耗品を収容した前記収容容器を、それぞれの前記第1凹部同士及び前記凸部同士が対向する第1状態の前記トレイユニットで覆い、
前記第1量よりも少ない第2量の前記消耗品を収容した前記収容容器を、一方のトレイの前記第1凹部に対して他方のトレイにおける前記第1凹部の一部と前記凸部とが対向する第2状態の前記トレイユニットで覆うことを特徴とする収容容器の梱包方法。 - 前記収容部にまちを有する前記収容容器を可撓性を有する包容体で包容する包容ステップと、
前記収容容器を包容した前記包容体の内部を減圧する減圧ステップと
をさらに備え、
前記被覆ステップは、前記消耗品を収容した前記収容容器を包容して内部が減圧された前記包容体を前記第2状態の前記トレイユニットで覆うことを特徴とする請求項5に記載の収容容器の梱包方法。
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JP2015128466A JP6488914B2 (ja) | 2015-06-26 | 2015-06-26 | トレイユニット、収容容器の梱包方法 |
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JP2015128466A Active JP6488914B2 (ja) | 2015-06-26 | 2015-06-26 | トレイユニット、収容容器の梱包方法 |
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