JP6488300B2 - レース編地 - Google Patents

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Description

本発明は、伸縮性を有する女性用下着の生地またはフリルなどとして好適に用いることができるレース編地に関する。
典型的な従来技術のレース編地は、たとえば特許文献1,2に記載されている。このレース編地は、芯糸に被覆糸が巻付けられたカバーリング糸から成り、鎖編組織を構成する鎖編糸と、鎖編組織に伸縮糸としてコース方向に編込まれた挿入糸とを接触部で熱融着によって接着させ、切断部でのほつれなどを防ぐ技術が提案されている。
特開2008−280627号公報 特開2011−219876号公報
上記の従来技術では、鎖編糸と挿入糸とを接触部で接着させて、ほつれなどを防止するように構成されるが、コース方向に垂直なウエール方向の引張り力に対しては接着強度が低く、充分なほつれ防止効果を得ることができないという問題がある。
したがって本発明の目的は、美観が良好であり、かつ風合いが良好であるレース編地を提供することである。
本発明は、
複数のループ状部分がコース方向に連なり、ウエール方向に複数列を成す鎖編組織を構成する鎖編糸21と、
弾発的に伸縮する伸縮性を有する第1挿入糸23であって、鎖編糸21の各ループ状部分をコース方向に挿通して鎖編組織に編込まれ、鎖編組織にコース方向の伸縮性を与える第1挿入糸23と、
弾発的に伸縮する伸縮性を有する第2挿入糸22であって、1つの鎖編組織を構成する鎖編糸21の各ループ状部分と、該1つの鎖編組織にウエール方向に隣接する鎖編組織の鎖編糸21の各ループ状部分とに巻掛けられ、各鎖編組織にウエール方向の伸縮性を与える第2挿入糸22と、を含み、
鎖編糸21および第2挿入糸22は、芯糸と、芯糸に螺旋状に巻付けた被覆糸とを有する複合糸から成り、
鎖編糸21の芯糸30は、第1挿入糸23よりも溶融温度が低く、かつ第2挿入糸22よりも溶融温度が低い熱溶融性合成樹脂繊維から成り、
第1挿入糸23は、被覆糸によって被覆されていない裸糸であり、
鎖編糸21と第1挿入糸23とが接触する位置で、鎖編糸21の芯糸30と第1挿入糸23とが接着され、
鎖編糸21同士が接触する位置で、各鎖編糸21の芯糸30同士が接着され、
鎖編糸21と第2挿入糸22とが接触する位置で、鎖編糸21の芯糸30と第2挿入糸22の芯糸とが接着されていることを特徴とするレース編地である。
本発明は、
鎖編糸21の芯糸30および第2挿入糸22の芯糸は、熱溶融性合成樹脂製の単繊維糸から成り、鎖編糸21の被覆糸および第2挿入糸22の被覆糸は、各芯糸よりも溶融温度の高い熱溶融性合成樹脂製の長繊維糸から成ることを特徴とする。
本発明は、
第1挿入糸23は、鎖編糸21の芯糸30よりも溶融温度が高い熱溶融性合成樹脂繊維糸から成り、繊度が40デニール以上、420デニール以下の弾性糸であることを特徴とする。
本発明は、
鎖編糸21および第2挿入糸22の各芯糸は、繊度が10デニール以上、280デニール以下の弾性糸であることを特徴とする。
本発明によれば、第1挿入糸と鎖編糸の芯糸とが複数の第1接触部で接着され、第2挿入糸の芯糸と鎖編糸の芯糸とが複数の第2接触部で接着され、さらに鎖編糸同士が接触する位置で、各鎖編糸の芯糸同士が接着されるので、コース方向およびウエール方向のいずれの方向に対しても、高い引張強度を得ることができるとともに、レース編地の裁断方向に拘らず、ほつれの発生を防止することができる。これによって、鎖編糸と第1挿入糸との位置ずれおよび鎖編糸と第2挿入糸との位置ずれが防がれ、これらの位置ずれに起因する格子の歪みが防がれる。
したがって、レース編地の縫製または裁断などの製造過程に起因する外力、着用または洗濯などの使用状態に起因する外力が作用しても、格子の歪みが防がれ、優れた美観を長期にわたって保つことができる。しかもレース編地全体に編込まれる鎖編糸と第1挿入糸とが接着しかつ鎖編糸と第2挿入糸とが接着しているので、視覚的および触覚的に統一性が得られ、美観および風合いが損なわれることがなく、伸縮性が維持されかつ風合いの良好なレース編地が得られる。ここで、「風合い」とは、手触りを意味しており、良好な風合いとは、柔軟性を有する手触りを意味する。このように美観が良好でかつ風合いが良好な伸縮性の高いレース編地を得ることができる。
また本発明によれば、接着により堅くなった熱溶融性合成樹脂の接着部分が直接肌に触れることを防止し、肌への負担が軽くなり皮膚障害等を軽減することができる。
また本発明によれば、第1挿入糸の太さを選択することにより、使用用途に応じた着圧(フィット感やパワー感)を得ることができる。
また本発明によれば、芯糸と被覆糸の組み合わせ、または鎖編糸と第2挿入糸の太さの組み合わせにより、各糸の接着率の向上や、レースの生地感を変えることができる。
本発明の一実施形態であるレース編地20の一部を示す編成組織図である。 鎖編糸21および第1、第2挿入糸22,23以外の糸を省略してレース編地20を示す編成組織図である。 編成前の鎖編糸21の一部を示す正面図である。 レース編地20を編成している鎖編糸21の一部を示す正面図である。 本実施形態のレース編地20の製造工程を示すフローチャートである。
図1は、本発明の一実施形態であるレース編地20の一部を示す編成組織図であり、図2は鎖編糸21および第1、第2挿入糸22,23以外の糸を省略してレース編地20を示す編成組織図である。これらの図1、図2は、理解を容易にするために編成組織を模式的に示したものであって、レース編地20の実物の編組織は、第1ループ状部分24および第2ループ状部分25の曲率半径が小さく、各糸21,22,23が極めて近接または接触した状態となる。図1には、理解を容易にするために、鎖編糸21に左下がりの斜線のハッチングを付し、第1挿入糸23に右下がりの斜線のハッチングを付して示す。図2は、各糸21,23の厚みを省略して示す。
なお、本実施形態において、各糸21〜23によって編成された編地を前駆体編地と称する。レース編地20は、前駆体編地が加熱されたものである。さらにレース編地20を用いて製造される製品を編レース製品と称する。
本実施形態のレース編地20は、経編地であって、ラッセル編みされたラッセル編地であり、かつ伸縮性を有するストレッチ編地である。レース編地20は、鎖編糸21と、第2挿入糸22と、第1挿入糸23とを含む糸によって編成され、これらの糸21〜23によって複数の格子が形成され、各格子にそれぞれ囲まれた複数の透孔が形成される。
このようなレース編地20は、格子の形状および配置によって、レース模様が形成される。また、レース編地20は、単位面積あたりに配置される糸の量が密な柄部と、単位面積あたりに配置される糸の量が疎な下地部とを有し、これらの柄部および下地部の形状および配置によって柄模様が形成される。このような柄模様入りのレース編地20は、たとえば女性用肌着などの編レース製品を製造するために用いられる。
図1に示すようにレース編地20は、複数のループ状部分24,25を有するラッセル編の鎖編組織19を形成する鎖編糸21と、弾発的に伸縮する伸縮性を有し、鎖編組織19にコース方向Cに編込まれて鎖編組織19にコース方向Cの伸縮性を与えるための第1挿入糸23と、弾発的に伸縮し、1つの鎖編組織19を形成する鎖編糸21の各第2ループ状部分25と、ウエール方向Wに隣接する鎖編組織19を形成する鎖編糸21とに巻掛けられ、各鎖編組織19にウエール方向Wの伸縮性を与える第2挿入糸22とを備えている。鎖編糸21は、経糸または地編編成糸と称される場合もある。また第1挿入糸23は、伸縮糸とも称され、第2挿入糸22は、緯糸とも称される。
さらにレース編地20では、鎖編糸21と第1挿入糸23とが、それらの複数の第1接触部50で、互いの熱融着性を利用して接着されている。鎖編糸21と第1挿入糸23とはほぼ全ての第1接触部50で接着されている。また、レース編地20では、鎖編糸21と第2挿入糸22との複数の第2接触部55で、互いの熱融着性を利用して接着されている。鎖編糸21と第2挿入糸22のほぼ全ての第2接触部55が接着されている。
図2に示すように、鎖編糸21は、鎖編みされることによって、第1ループ状部分24と第2ループ状部分25とが形成される。第1ループ状部分24と第2ループ状部分25とは、交互に連なってコース方向Cに複数段並んで形成される。ここで、第1ループ状部分24は、ニードルループと称され、第2ループ状部分25は、シンカーループと称される場合がある。第1ループ状部分24と第2ループ状部分25とが交互に連なってコース方向Cに延びることで、ウエールが形成される。ウエールは、ウエール方向Wに並んで複数形成され、それらが互いに連結されることで、鎖編組織、言い換えるとチェーンステッチ組織を形成する。また鎖編糸21が適宜横振りして、ウエール方向Wに隣接する鎖編みを連結することで、ほつれ防止機能を有する鎖編組織を形成する。鎖編糸21が横振りする部分をラン止め部分42と称する。
各第1ループ状部分24は、大略的にU字状に形成されて、予め定めるコース方向Cおよびコース方向Cに直交するウエール方向Wに大略的に並んで配置される。また各第1ループ状部分24は、コース方向Cの一方となるコース方向前段C1に開く。第1ループ状部分24がウエール方向Wに一列に並んでコースを形成し、第1ループ状部分24がコース方向Cに一列に並んでウエールを形成する。
第2ループ状部分25は、コース方向Cに並ぶ第1ループ状部分24を連結する。たとえば1つの第2ループ状部分25に注目する。注目する第2ループ状部分25は、その一端部が、第2ループ状部分25と同一段の第1ループ状部分24の端部に連なる。第2ループ状部分25は、一端部から他端部に向かうにつれて、第2ループ状部分25のコース方向前段C1の第1ループ状部分24を一方側から他方側に挿通してコース方向後段C2に延びて、第2ループ状部分25と同一段の第1ループ状部分24を他方側から一方側に挿通して、コース方向後段C2に延びて、第2ループ状部分25のコース方向後段C2の第1ループ状部分24の端部に連なる。
このようにして各ループ状部分24,25が連鎖状に連結されて、コース方向Cに延びるウエールが形成される。第2挿入糸22および第1挿入糸23などの各挿入糸は、第1ループ状部分24と第2ループ状部分25との間に挟まれることによって、ウエールに編込まれる。
本実施形態において、コース方向Cは、編地のたて方向であり、レース編み立て方向を意味する。またウエール方向Wは、編地の横方向であり、レース編立て方向に対して、交差する方向を意味する。第1ループ状部分24は、コース方向Cおよびウエール方向Wに複数並んで配置される。またコース方向Cおよびウエール方向Wに並ぶ複数の第1ループ状部分24は、予め定める仮想平面に大略的に接して並ぶ。この場合、第2挿入糸22および第1挿入糸23などの鎖編組織に編込まれる各編込み糸は、その仮想平面に対して一方に配置される。
第1ループ状部分24に沿って延びる仮想平面に対して各挿入糸22,23が配置される方向を表方向Z1と称し、各挿入糸22,23に対して前記仮想平面が配置される方向を裏方向Z2と称する。図1および図2では、紙面に垂直な厚み方向Zのうち紙面から手前に遠ざかる方向を表方向Z1とし、紙面に垂直な方向のうち紙面から奥に遠ざかる方向を裏方向Z2とする。
レース編地20の表方向Z1の面は、第2挿入糸22および第1挿入糸23などの編込糸によって、第1ループ状部分24が隠れる。したがってレース編地20の表方向Z1の面は、裏方向Z2の面に比べて、レース編地20に形成される柄模様およびレース模様が明確となる。
たとえば第2ループ状部分25は、その第2ループ状部分25のコース方向前段C1の第1ループ状部分24を表方向Z1に挿通して、その第2ループ状部分25のコース方向同段の第1ループ状部分24を裏方向Z2に挿通して、コース方向後段C2の第1ループ状部分24に連なる。
第2挿入糸22は、鎖編組織にレース模様を形成するための糸である。第2挿入糸22は、ウエール方向Wに隣接するウエールにそれぞれ編込まれることで、ウエール方向Wに隣接する2つのウエールを連結する。図1に示すように、第2挿入糸22は、ウエール方向Wに隣接する一方のウエールから他方のウエールにわたって延びる横振り部分と、ウエールに編込まれる第2挿入糸編込部分とを有する。
コース方向Cに並ぶ2つの横振り部分と、横振り部分が連結するウエールとによって囲まれる空間には、編地の厚み方向に挿通する透孔が形成される。第2挿入糸22の横振り部分が選択的に配置されることで、透孔の形状および配置が調整される。これによってレース編地20には、透孔の配置および形状によって表わされるレース模様を形成することができる。ここで横振り部分とウエールとによって囲まれる透孔は、後述する柄糸によって埋められて、柄模様を形成する場合もある。
第2挿入糸22は、第1ループ状部分24よりも表方向Z1の領域を延びる。第2挿入糸22は、予め設定される第1ループ状部分24と第2ループ状部分25との間を挿通して、ウエール方向Wに延びる。また本実施形態では、鎖編組織には、複数の第2挿入糸22が編込まれ、各第2挿入糸22は、ウエール方向Wに並んで編込まれる。各第2挿入糸22が編込まれる位置は、レース編地20に形成されるレース模様によって適宜選択される。
第1挿入糸23は、鎖編糸21および第2挿入糸22よりも高い融点温度を有する糸によって実現される。本実施の形態では、レース編地編成後に行われる加熱工程での加熱状態で、部分的に溶融する糸が用いられる。第1挿入糸23は、レース編地20に伸度を与える他、構成する鎖編糸21および第2挿入糸22のほつれを防止するためにも、用いられる。本実施形態では、第1挿入糸23は、非被覆糸、すなわち被覆糸によって被覆されていない裸糸、いわゆるベアヤーンによって実現され、その溶融温度が約200℃以上250℃以下のポリウレタン弾性糸によって実現される。第1挿入糸23は、自然状態に対して伸張した状態で、鎖編組織に編込まれる。鎖編糸21に使用するポリウレタン芯糸30は、第1挿入糸23に使用するポリウレタン糸より融点が低いので、その芯糸30が溶融し、第1挿入糸23と融着することで、ほつれを防止することができる。
第1挿入糸23は、ウエールに沿って延び、ウエールを構成する全てのループ状部分に編込まれる。したがって鎖編組織のうちで、単位面積あたりの糸の量が疎な下地部分と、単位面積あたりの糸の量が、下地部分よりも密な柄部分との両方に、第1挿入糸23が編込まれる。また本実施の形態では、レース編地20は、複数の第1挿入糸23を有し、各第1挿入糸23は、ウエール毎にそれぞれ編込まれる。このように鎖編組織の全領域にわたって、第1挿入糸23が編込まれる。
第1挿入糸23は、第1ループ状部分24よりも表方向Z1の領域を延び、第2ループ状部分25よりも裏方向Z2の領域を延びる。第1挿入糸23は、対応するウエールに沿ってコース方向Cに進むにつれてジグザクに進む。たとえば第1挿入糸23は、注目する第1ループ状部分24と第2ループ状部分25との間を、ウエール方向一方W1からウエール方向他方W2に通過すると、注目する第1ループ状部分24のコース方向後段C2の第1ループ状部分24と第2ループ状部分25との間を、ウエール方向他方W2からウエール方向一方W1に通過する。このような第1挿入糸23の毎コース掛けは、上記の組織とは異なる組織によって実現されてもよい。
編成直後には、第1挿入糸23は、第1ループ状部分24よりも表方向Z1の領域を延び、第2挿入糸22よりもレース編地20の裏方向Z2の領域を延びる。したがって第1挿入糸23と第2挿入糸22とが同じ第1ループ状部分24と第2ループ状部分25との間を挿通する領域では、第1挿入糸23は、第1ループ状部分24と第2挿入糸22との間を挿通する。また第2挿入糸22は、第1挿入糸23と第2ループ状部分25との間を挿通する。この場合、鎖編糸21がコース方向Cに張られることによって、第1ループ状部分24と第2ループ状部分25との曲率半径が小さくなり、第1挿入糸23は、第2挿入糸22と第1ループ状部分24との間に配置されて、第2挿入糸22および第1ループ状部分24に接触する。
本実施の形態では、第1挿入糸23と第2挿入糸22とが同じ第1ループ状部分24と第2ループ状部分25との間を挿通する領域では、第1挿入糸23と第2挿入糸22とは、互いに交差して、第1ループ状部分24と第2ループ状部分25とを通過する。具体的には、第1挿入糸23は、注目する第1ループ状部分24がコース方向前段C1の第2ループ状部分25と連なる側から、注目する第1ループ状部分24とコース方向同段の第2ループ状部分25を通過する。
図3は編成前の鎖編糸21の一部を示す正面図であり、図4はレース編地20を編成している鎖編糸21の一部を示す正面図である。鎖編糸21は、レース編地20を編成している状態では、図1、図2に示すような形状であるが、図4には、理解を容易にするために直線状に延ばした状態で示す。鎖編糸21は、伸縮性を有する芯糸30に、被覆糸31を螺旋状に巻付けた糸である。芯糸30は、熱可塑性合成樹脂から成る単繊維糸(フィラメント糸)であり、たとえばポリエステル系ポリウレタンから成る。被覆糸31は、合成樹脂から成る複数の長繊維によって構成される長繊維糸(フィラメントヤーン)であり、たとえばポリアミド(商標名:ナイロン)から成る。
鎖編糸21は、編成前の状態では、図3に示すように被覆糸31同士が互いに接触し、芯糸30が露出しないように、被覆糸31によって覆われている。鎖編糸21は、芯糸30の伸縮性を利用し、図4に示すように伸張させた状態で編成されている。鎖編糸21は、伸張された状態では、被覆糸31間に螺旋状の隙間が形成され、この隙間から芯糸30が露出する状態となる。
第2挿入糸22は、熱溶融性合成樹脂製の単繊維糸から成る芯糸と、合成樹脂から成る複数の長繊維によって構成される長繊維糸(フィラメントヤーン)であり、たとえばポリアミド(商標名:ナイロン)、レーヨン、ポリエステルなどから成る被覆糸とによって構成される。第1挿入糸23は、スパンデックスとも呼ばれる糸であり、伸縮性を有する材料から成る長繊維糸(フィラメントヤーン)であり、たとえばポリエステル系ポリウレタンから成る。
鎖編糸21の芯糸30と、第1挿入糸23とは、共にポリエステル系ポリウレタンから成るが、互いに異なる種類のポリエステル系ポリウレタンから成っており、第1挿入糸23の溶融温度(約200〜250℃)よりも芯糸30の溶融温度が低い。芯糸30の溶融温度は、約140〜190℃と被覆糸31、第2挿入糸22、第1挿入糸23の各溶融温度よりも低く、熱可塑性を有する。このように鎖編糸21は、溶融温度の低い材料から成る芯糸30を含む糸である。
図5は、本実施形態のレース編地20の製造工程の一例を示すフローチャートである。まずステップa0で、レース編地20の編成に用いる各糸の選択、レース編地20に形成すべき柄模様の決定および所望の編成組織を形成するための編地の設計が完了するなどして編地編成の準備が完了すると、ステップa1に進み、レース編地20の製造を開始する。
編地編成工程であるステップa1では、ラッセル編機である編機を用いて、レース編地20の前駆体となる前駆体編地を編成する。編機は、ステップa0で設計される編立て順序に従って、鎖編糸21に第1挿入糸23、第2挿入糸22などの各糸21,22,23を編込んで、図1に示すレース編地20と同様の編成組織の前駆体編地を編成する。
前駆体編地においては、鎖編糸21および第1挿入糸23は、伸縮性を有している。編機は、伸縮性を有する糸を伸長させた状態で、編成動作を実行する。前駆体編地は、伸長状態で編込まれた糸の復元力によって、編成後に縮むこととなり、この伸縮性がレース編地20まで維持されると、レース編地20が伸縮性を有するストレッチレース編地となる。このように前駆体編地の編成が完了すると、ステップa2に進む。
染色工程であるステップa2では、ステップa1で編成された前駆体編地を染色し、染色が完了すると、ステップa3に移る。ステップa3では、染色された前駆体編地を、鎖編糸21の芯糸30の溶融温度以上であり、かつ芯糸30以外の糸22,23,31の溶融温度未満の温度まで加熱する。ステップa3で前駆体編地を加熱するにあたっては、前駆体編地を伸張させ、鎖編糸21が、図4に示すように伸長された状態で加熱される。これによって鎖編糸21の芯糸30が部分的に露出される状態で加熱されて溶融することになる。また、第2挿入糸22の芯糸も鎖編糸21の芯糸30と溶融温度が同程度であってもよい。
したがって鎖編糸21と第1挿入糸23との第1接触部50のうち、第1挿入糸23が芯糸30の露出する部分に接触している第1接触部50において、鎖編糸21と第1挿入糸23とが接着される。また鎖編糸21同士の第2接触部55のうち、芯糸30の露出する部分同士が接触している第2接触部55において、鎖編糸21同士が接着される。このような接触部50,55は、被覆糸の特性状、屈曲部の一番中心側に溶融芯糸が通る形となり、接着する確率の一番高い所であるが、これらの接触部50,55以外の場所でも溶融芯糸が露出し、他の繊維との接触状態でセットされると接着部分が形成される場合がある。
鎖編糸21の芯糸30と第1挿入糸23とは、種類は異なるが、共にポリエステル系ポリウレタンから成るので、芯糸30が溶融されることによって容易に熱融着して接着される。また鎖編糸21の被覆糸31は、ポリアミドから成り、芯糸30とは接着されにくいが、前述のような第1接触部50のほとんどが接着されるように、セット温度およびセット時間を調整することによって、鎖編糸21の芯糸30と第1挿入糸23を第1接触部50において、溶融芯糸と伸縮用ポリウレタン糸の場合、約60〜90%の接着率で接着することができる。さらに鎖編糸21と第2挿入糸22との第2接触部55は、芯糸30が露出する部分同士が接触し、約50〜80%の接着率で接着されている。
このように前駆体編地を加熱して、鎖編糸21と第1挿入糸23との第1接触部50の一部を接着させるとともに、鎖編糸21同士の第2接触部55の一部を接着させて、レース編地20を形成し、ステップa4に進む。ステップa4では、形成したレース編地20をカッティングし(広巾の場合はそのまま)、ステップa5でレース編地20の製造作業を終了する。ステップa2で前駆体編地を加熱することによって、鎖編糸21の芯糸30は溶融するので、伸縮性が損なわれるが、第1挿入糸23は、溶融温度未満までしか加熱されないので、伸縮性を維持することができる。したがってレース編地20は、伸縮性を有している。
このような本実施の形態のレース編地20によれば、伸縮性を有する第1挿入糸23が、鎖編組織19に編込まれて鎖編組織に伸縮性が与えられており、伸縮性を有するレース編地を実現することができる。また鎖編糸21と第1挿入糸23との第1接触部50の一部が接着され、鎖編糸21同士または鎖編糸21と第2入糸22との第2接触部55の一部が互いに接着されている。これによって鎖編糸21と第1挿入糸23との位置ずれ、および鎖編糸21同士または鎖編糸21と第2入糸22との位置ずれが防がれ、格子の歪みが防がれる。たとえばレース編地の縫製または裁断などの製造過程に起因する外力、着用または洗濯などの使用状態に起因する外力が作用しても、格子の歪みが防がれて格子の形状が維持され、美観の良好なレース編地が得られ、しかもその優れた美観を長期にわたって保つことができる。
レース編地20全体に編込まれる鎖編糸21、第1挿入糸23および第2挿入糸22の熱融着性を利用して、鎖編糸21と第1挿入糸23とを接着し、鎖編糸21と第2挿入糸22とが接着されるので、部分的に異なる糸が用いられる構成ではなく、視覚的および触覚的に統一性が得られ、美観および風合いが損なわれることはない。さらに芯糸30を被覆糸31で覆った鎖編糸21を伸長させ、芯糸30の露出する部分で接着しているので、芯糸30の溶融物で被覆糸31の表面が覆われてしまうことがなく、レース編地20およびこれを用いて製造される編レース製品を肌に接触させたとき、芯糸30の溶融物が肌に接触せずに、被覆糸31が肌に接触する。被覆糸31は、複数の単繊維の集まりであるので、柔らかいソフトな感触が得られ、良好な風合いが保たれる。ここで風合いとは、手触りを意味しており、良好な風合いとは、柔軟性を有しかつソフト感を有する手触りを意味する。
また鎖編糸21と第1挿入糸23との第1接触部50および鎖編糸21と第2挿入糸22との第2接触部55のほぼ全てが接着されるので、コース方向Cおよびウエール方向Wのいずれの方向に対しても、格子の歪みに影響しやすい鎖編糸21と第1挿入糸23との位置ずれおよび鎖編糸21と第2挿入糸22との位置ずれをできるだけ防ぎ、伸縮性および柔軟性が損なわれてしまうことなく、高い引張強度でほつれが生じにくく、美観が良好で風合いに優れた伸縮性のレース編地が得られる。
前述の熱セット工程であるステップa3における加熱条件は、鎖編糸21の芯糸30が溶融するとともに、芯糸30以外の糸の脆性化を含めて特性変化が防がれる加熱条件に設定される。また加熱工程における加熱条件は、芯糸30が糸としての形態を保てる程度の温度に加熱する加熱条件に設定されることが好ましい。これによって芯糸30の溶融物が編地の表面に表れないようして、肌に接触しにくくすることができる。
加熱条件は、たとえば加熱温度と、加熱時間とが設定される。芯糸30が溶融する最低溶融温度をB1とし、最低溶融温度で加熱したときに軟化するまでの時間をD1とする。また芯糸30以外の糸の特性が変化する最低特性変化温度をB2とし、最低特性変化温度で加熱したときに特性が変化するまでの時間をD2とする。この場合、本実施形態では、加熱工程での加熱温度をB3とし、加熱時間をD3とすると、B1<B3<B2、D1<D3<D2に設定される。さらにB3をできるだけB1に近い値とし、D3をできるだけD1に近い値とすることによって、芯糸30の糸としての形態を保ちやすくすることができる。
本実施形態では、鎖編糸21の芯糸30として10デニール以上280デニール以下、好ましくは10デニール以上70デニール以下のポリエステル系熱可塑性ポリウレタン弾性糸を用いる。また170℃以上、195℃以下の加熱温度で、30sec以上、90sec以下の加熱時間、熱処理する。これによって芯糸30を溶融させるとともに、残余の糸が特性変化することを防ぐことができる。また、第1挿入糸23の繊度は、たとえば40デニール以上420デニール以下に選ばれる。第2挿入糸22の芯糸の繊度は、鎖編糸21の芯糸30と同様のものが用いられてもよい。
たとえば、加熱時間を一定にした場合、加熱温度を170℃未満とすると、溶融した芯糸30による接着力が小さくなる。また加熱温度が195℃を超えると、芯糸30の糸としての形態を保持しにくくなるうえ、芯糸30以外の糸の特性が変化してしまうおそれがある。これに対して本実施形態では、上述したように加熱温度を170℃以上、195℃以下とすることで、上述した問題が生じることを防ぐことができる。
芯糸30は、細いほど接着部が点接点に近くなって小さくなり、風合いが良くなり、太くなるほど接着部が大きくなって風合いが損なわれる。芯糸30を太くしてかつ良好な風合いを保つために、被覆糸31を太くすることが考えられるが、鎖編糸21が太くなり、レース編地の透け感が損なわれてしまう。また芯糸30は、細いほど、接着強度が小さくなり、太いほど、接着強度が大きくなる。また芯糸30と被覆糸の組み合わせにより、用途に応じた生地感を作ることができる。さらに各々の糸自体を太く設定することや組み合わせで、破裂強度の向上も図ることができる。
したがって芯糸30が、10デニール未満の細い糸である場合、強度が小さくなりすぎる問題を有し、140デニールを超える太い糸である場合、風合いが損なわれる問題を有する。芯糸30を、10デニール以上140デニール以下にすることによって、強度的に不足がなくかつ良好な風合いが得られる。同様の観点で、芯糸30を、10デニール以上50デニール以下にすることが好ましい。
またレース編地20は、前述のように第1および第2接触部50,55が接着されているので、糸のほつれの進展を防ぐ効果がある。したがってたとえばレース編地20を、モチーフカットおよびフリーカットなどと呼ばれるように、任意の形状の裁断することができるようになる。したがって、ウエール方向Wおよびコース方向Cのいずれの方向にも高い伸縮性と形態安定性とを有し、モールド加工などによって立体成形することができる。
こうして製造されたレース編地20は、裁断工程a4において、女性用下着などの所要の立体形状とするため、たとえば180℃でモールド成型加工され、個別の加工品に裁断し、ステップa5で製造作業を終了する。
本発明のレース編地20は、前述のように第1および第2接触部50,55が接着されており、糸のほつれを防ぐことができるので、ラン止め部42を形成しない、または少ない構成とすることが可能である。ラン止め部42のない、または少ない構成とすれば、鎖編糸21の横渡りを無くしまたは少なくし、美観を向上して品質を向上することができる。
前述の実施形態は、本発明の例示に過ぎず、構成を変更することができる。たとえば各糸21〜23の材質などは、適宜変更することができる。
19 鎖編組織
20 レース編地
21 鎖編糸
22 第2挿入糸
23 第1挿入糸
24 第1ループ状部分
25 第2ループ状部分
30 芯糸
31 被覆糸
50 第1接触部
55 第2接触部
C コース方向
W ウエール方向

Claims (4)

  1. 複数のループ状部分がコース方向に連なり、ウエール方向に複数列を成す鎖編組織を構成する鎖編糸と、
    弾発的に伸縮する伸縮性を有する第1挿入糸であって、鎖編糸の各ループ状部分をコース方向に挿通して鎖編組織に編込まれ、鎖編組織にコース方向の伸縮性を与える第1挿入糸と、
    弾発的に伸縮する伸縮性を有する第2挿入糸であって、1つの鎖編組織を構成する鎖編糸の各ループ状部分と、該1つの鎖編組織にウエール方向に隣接する鎖編組織の鎖編糸の各ループ状部分とに巻掛けられ、各鎖編組織にウエール方向の伸縮性を与える第2挿入糸と、を含み、
    鎖編糸および第2挿入糸は、芯糸と、芯糸に螺旋状に巻付けた被覆糸とを有する複合糸から成り、
    鎖編糸の芯糸は、第1挿入糸よりも溶融温度が低く、かつ第2挿入糸よりも溶融温度が低い熱溶融性合成樹脂繊維から成り、
    第1挿入糸は、被覆糸によって被覆されていない裸糸であり、
    鎖編糸と第1挿入糸とが接触する位置で、鎖編糸の芯糸と第1挿入糸とが接着され、
    鎖編糸同士が接触する位置で、各鎖編糸の芯糸同士が接着され、
    鎖編糸と第2挿入糸とが接触する位置で、鎖編糸の芯糸と第2挿入糸の芯糸とが接着されていることを特徴とするレース編地。
  2. 鎖編糸の芯糸および第2挿入糸の芯糸は、熱溶融性合成樹脂製の単繊維糸から成り、鎖編糸の被覆糸および第2挿入糸の被覆糸は、各芯糸よりも溶融温度の高い熱溶融性合成樹脂製の長繊維糸から成ることを特徴とする請求項1に記載のレース編地。
  3. 第1挿入糸は、鎖編糸の芯糸よりも溶融温度が高い熱溶融性合成樹脂繊維糸から成り、繊度が40デニール以上、420デニール以下の弾性糸であることを特徴とする請求項1または2に記載のレース編地。
  4. 鎖編糸および第2挿入糸の各芯糸は、繊度が10デニール以上、280デニール以下の弾性糸であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載のレース編地。
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